チェック・入力/更新ルールを決定しましょう
公開日: 2021.04.26
※記事非公開のお知らせ
Sales Cloudはじめてガイドが刷新されました。そのためこちらの記事は2023年10月1日以降、順次非公開と致します。今後はより充実した新しい“Sales Cloudはじめてガイド”をご活用ください。
この記事で学べること
- 運用ルールの策定方法
- Salesforceの定着プランの作成方法
どのように定着させるか?
この記事では定着のベースとなる運用ルールと、実際に定着化するまでの計画(定着プラン)の作成についてご紹介します。
運用ルール
運用ルールは、日々の業務でSalesforceを利用する上で「誰が?」「いつ?」「何を確認/入力するのか?」を定めたものです。
運用ルールがないと、入力、更新されるデータの内容やタイミングがバラバラになり、正しい分析が行えず、結果として使われない仕組みになっていきます。
運用ルールは、下記の2つで構成されます
誰が、いつ、何の目的で入力するかという「運用フロー」
具体的にどの情報を更新するかという「入力・更新ルール」
下記の「運用フロー」のサンプルでは、毎週金曜日の午後にマネージャーが営業会議でデータをみる場合、前日の木曜日中に営業担当者にデータを更新してもらうという運用フローを表しています。
このように、誰が、いつ、何をするかを明確にするのが運用フローです。
下記が商談を更新する際の「入力・更新ルール」のサンプルです。
誰が、いつ、どのように(どこから)、何の項目を、どういう内容で更新するかが明確にされています。
このように、これを見れば、誰もが具体的にどうやって情報を入力・更新すればいいのかがわかるのが「入力・更新ルール」です。
また入力・更新されたデータをマネージャーが何を見てどんなフィードバックを営業担当者に行うのか?
下記のサンプルのようにポイントを明確にすることでマネージャーと営業担当者間でのコミュニケーションが統一されます。
定着プラン
定着プランとは、「運用・定着化の観点から一定期間経過後に達成しておくべき目標値(KPI)と注力ポイントを定めたもの」です。
運用を開始する際には、まず3ヶ月後の定着のゴールを考え、そこから月ごとに逆算した目標をセットしてみましょう。
システムが変わるだけでも現場のユーザーには大きな負担ですので、いきなり100%の情報の入力を求めるのではなく、段階的にハードルをあげていくのが、良い定着プランのポイントです。
下記のサンプルでは、3ヶ月かけて、活動と商談の入力・更新率を100%にするための定着プランを紹介しています。
1ヶ月目は、まずSalesforceに慣れているかを測るためのログイン率と活動登録の元となる名刺情報(取引先責任者)を100%登録を目指すことを、
2ヶ月目は、日々の営業活動を100%活動として入力することを、
3ヶ月目は、営業が進めている商談を100%入力することを、それぞれの段階の目標としておいています。
学習ツール
1. <動画> “成功”の秘訣シリーズ Vol.2:早期に定着化を実現させるポイント
(運用ルール:14:22)
以下の動画では運用ルールとは何か、そしてどのように運用ルールを設定するかを説明しています。
こちらを視聴いただき、まず自社の運用ルールを策定しましょう。
*画面右下の歯車マークより再生スピードが変更可能です
2. <動画> “成功”の秘訣シリーズ Vol.2:早期に定着化を実現させるポイント
(定着化プランニング:12:07)
以下の動画では、定着化プランニングとは何か、どのように作成するのか説明しています。
こちらをご視聴いただき、自社の定着化プランを作成してみましょう。
*画面右下の歯車マークより再生スピードが変更可能です
ワークシートを使って記録しましょう
1. <資料>
以下のリンク先から資料を運用ルール〜定着化プランを設定しましょう。
「はじめてガイド」ワークシートはこちら
・コミュニケーションルール
・Salesforce運用フロー
・入力・更新ルール
・定着プラン
まとめ
御社の運用ルールと定着プランは完成しましたか?
運用ルールと定着プランは自社の定着を進める上で非常に重要ですので、しっかり作成しましょう。
動画で紹介した“成功”の秘訣シリーズは、Salesforceを推進する責任者が“成功”の道筋をたどるために、長年お客様のSalesforce活用を支援しているサクセスマネージャーの経験とノウハウを「”成功”の秘訣」としてご紹介している、ウェブセミナーシリーズです。
以下のページからウェブセミナーに申し込みができるので、こちらもぜひご参加ください。
公開日: 2021.04.26
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進め方に沿って理解する
-
STEP1. Salesforceを理解する
-
STEP2. やるべきことを明確にする
-
STEP3. 運用のルールを決める
-
STEP4. 最低限の設定をしてデータを投入する
-
STEP5. ユーザートレーニングを実施する