定着化のための指標を可視化する
公開日: 2021.04.26
※記事非公開のお知らせ
Sales Cloudはじめてガイドが刷新されました。そのためこちらの記事は2023年10月1日以降、順次非公開と致します。今後はより充実した新しい“Sales Cloudはじめてガイド”をご活用ください。
この記事で学べること
- サクセスダッシュボードとは何か
- サクセスダッシュボードの使い方
定着化を測るサクセスダッシュボード
前章では、定着化を進めるための第一歩として、現状を理解し定着プランとの差異を把握する大切さを説明いたしました。こちらの章では、定着状況を可視化するための“サクセスダッシュボード”についてご紹介します。
サクセスダッシュボードはこちらのAppExchangeから無償で取得することができます。
サクセスダッシュボードを自社のSalesforce組織にインストールし、簡単な設定を行うだけで、定着化を測るための3つの指標が取得できます。
3つの指標とは
1.ログイン状況:利用ユーザーの何%がSalesforceにログインしているか
2.データの入力状況:入力されるべきオブジェクトに入力されるべき件数が入っているか
3.異常データの確認:正しくデータが入力・更新されているか
です。
1. ログイン状況:利用ユーザーの何%がSalesforceにログインしているか
営業部門で活用管理や商談管理で利用していた場合、2週間以内のログイン率は90%以上を目指しましょう。
1ユーザーが何回ログインしても1とカウントされます。
また、導入直後はログイン回数が0回のユーザがいるロールをゼロにすることが重要です。
2. データの入力状況:入力されるべきオブジェクトに入力されるべき件数が入っているか
自社の利用するオブジェクトを表示させましょう。また、自社の利用だと毎週、何件のデータが蓄積されるべきかを推定し
一定の期間にその件数がしっかり入っているか、を確認しましょう。
例)営業が5人、1人あたり週に10件くらいの顧客訪問を実施→1週間に活動が5人x10件=50件登録されていればOK
3. データの異常値確認:正しくデータが入力・更新されているか
運用ルールに沿って正しく、データが入力・更新されているかを確認するために、データが正しくない条件を設定した、異常値ダッシュボードを使います。
例えば、関連先のない活動データは、せっかくデータを登録しても周りから見えませんし、完了日が過去なのに進行中の商談などは、受注率など正しいデータが取れなくなってしまう原因となります。
学習ツール
1. サクセスダッシュボード
こちらのAppExchangeからサクセスダッシュボードをインストールし、自身の組織の定着化度合いを把握しましょう
インストールおよび自社向け設定マニュアル
- こちらのP.14-17を参考に自社の利用ユーザー数や商談の受注目標を変更ください
まとめ
サクセスダッシュボードは問題なく御社の環境にインストールできましたか?
サクセスダッシュボードは、Salesforceの定着化を測るために作成されたダッシュボードで、どなたでも利用することができます。サクセスダッシュボードを使って、ぜひ自社の定着度合いを定期的に測定し、改善のアクションにつなげましょう。
公開日: 2021.04.26
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進め方に沿って理解する
-
STEP1. Salesforceを理解する
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STEP2. やるべきことを明確にする
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STEP3. 運用のルールを決める
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STEP4. 最低限の設定をしてデータを投入する
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STEP5. ユーザートレーニングを実施する