テクニカル設定を行いましょう

Account Engagement(旧 Pardot)を学ぶ

2021.06.01

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2022年4月7日より、PardotはMarketing Cloud Account Engagementに製品名が変更になります。

この記事で学べること

  • なぜPardotのテクニカル設定が必要なのか
  • テクニカル設定をするために使える学習ツール

Pardotのテクニカル設定とは

Pardotは誰もが直感的に操作できるツールですが、利用する前にシステム管理者の方がいくつかの初期設定を行っておく必要があります。

前の章では、初期設定の一環としてコネクタを用いてSalesforceとPardotを接続しました。

その他に、Pardot利用の前提となる技術的な3つの設定があり、それらをまとめて「テクニカル設定」と呼びます。

本章ではPardotのテクニカル設定について、それぞれの概要と学習ツールをご紹介します。

トラッキングコードを実装する

自社のWebサイトにトラッキングコードを実装することで、サイトを訪れたビジターとプロスペクトのアクティビティを追跡できるようになります。

Pardotで発行したトラッキングコードを、WebサイトのHTMLコードに追記することで実装されます。

トラッカードメインを追加する

Pardotで作成されるページやフォームのドメインは、何も設定しないと「go.pardot.com」になります。

トラッカードメインを追加し、独自のドメイン(自社名・ブランド名)に書き換えることで、自社のWebサイトとブランドの統一をはかります。

スクリーンショット 2021-04-30 13.42.38.png

DKIMとSPFメール認証を実装する

自社のDNSサーバにSPFレコード、もしくはDomainkeysレコードを登録することで、配信するメールの到達性が高まります(メール認証設定)。

主要なISPや企業のスパムフィルターの多くは、このメール認証設定を確認することでメールを受信箱に到達させるか否かを判断しています。

この設定が実装されていないと「なりすまし」扱いになり、メールの到達率が下がってしまう可能性があります。

*注意

DNSサーバはお客様が利用するプロバイダに応じて仕様が異なるため、Salesforce.comのPardotサポートではDNS設定に関する具体的な指示を提供することはできません。詳細な設定は、お客様のIT部門や契約ベンダーにご確認ください。

学習ツール

1. . <動画> 一緒に進める「かんたんPardot初期設定」(1:34:47〜)

本動画はマニュアル(ver.3)対応です。動画内で解説している設定画面と現在提供されている実際の設定画面で見た目が一部異なる箇所がございます。

動画の1:34:47から、Pardotのテクニカル設定の一連の流れを、講師がデモ形式で説明しています。

まとめ

「テクニカル設定」と聞くと少し複雑そうな気がしますが、かんたんPardot初期設定マニュアルで手順を分かりやすく説明しています。マニュアルだけだとピンとこない場合は、動画で一緒に設定もできますので、ぜひチャレンジしてみてください。

Account Engagement(旧 Pardot)を学ぶ

2021.06.01

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