“������������������������������������������������������������������������������������������������������������”の検索結果
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「レコードを更新」要素の設定内容指定した設定内容に従って、単一もしくは複数のレコードを作成します。表示ラベル/API参照名「表示ラベル」にフローのキャンパス上で表示する名称、「API参照名」にこの要素の処理名称を指定します。更新するレコードを検索してその値を設定する方法更新するレコードを検索する方法をいずれかから決定します。「フローをトリガしたレコードを使用」を指定する場合「フローをトリガしたレコードを使用」はレコードトリガーフローの場合のみ使用できます。フローをトリガさせたレコードを更新します。レコードを更新する条件を指定し、どの「項目」を何の「値」に更新するかを個別に指定します。「フローをトリガしたレコードに関連するレコードを更新」を指定する場合「フローをトリガしたレコードに関連するレコードを更新」はレコードトリガーフローの場合のみ使用できます。フローをトリガさせたレコードと参照関係などで関連があるオブジェクトを更新します。レコードを更新する条件を指定し、どの「項目」を何の「値」に更新するかを個別に指定します。「レコードまたはレコードコレクションからの ID およびすべての項目値を使用」を指定する場合フロー内に存在している変数の「レコード」もしくは「レコードコレクション」を用いてレコードを更新します。この場合、指定されたレコードにIDが含まれている必要があります。また、変数が持つ項目・値をすべて用いて更新します。「レコードを識別する条件を指定し、項目を個別に設定」を指定する場合更新するオブジェクト、レコードを指定し更新します。「レコードを絞り込み」でどのレコードを更新するかを決定し、どの「項目」を何の「値」に更新するかを個別に指定します。レコードの絞り込み条件を満たすレコードが複数ある場合は、該当するレコードを全て更新します。※レコード更新時に必須項目や入力規則のチェックがかかります。エラーにならないよう値をセットしてください。※「変数」に関しては、「変数について」の記事をご参考としてください。設定方法パターン1 :フローをトリガしたレコードを無条件に更新する場合更新するレコードを検索してその値を設定する方法を「フローをトリガしたレコードを使用」を指定します。レコードを更新する条件の要件を「ない」を指定します。更新するレコードの「項目」ごとに「値」を指定します。適宜、「項目を追加」のボタンから指定する項目を追加します。パターン2 :フローをトリガしたレコードに関連する、特定オブジェクトのレコードを無条件に更新する場合更新するレコードを検索してその値を設定する方法を「フローをトリガしたレコードに関連するレコードを更新」を指定します。関連するレコードを選択セクションの「objectNameに関連するレコード」で更新したい関連レコードのオブジェクトを選択します(画像では取引先)。レコードを更新する条件の要件を「ない」を指定します。更新するレコードの「項目」ごとに「値」を指定します。適宜、「項目を追加」のボタンから指定する項目を追加します。パターン3 :フローをトリガしたレコードを特定の条件を満たした時のみ更新する場合更新するレコードを検索してその値を設定する方法を「フローをトリガしたレコードを使用」を指定します。レコードを更新する条件の要件を「すべての条件に一致(AND)」「いずれかの条件に一致(OR)」「カスタム条件ロジックに一致」のいずれかを指定します。検索条件を設定セクションで「項目」「演算子」「値」をそれぞれ指定し、更新したいレコードを絞り込みます次に、更新するレコードの「項目」ごとに「値」を指定します。適宜、「項目を追加」のボタンから指定する項目を追加します。パターン4 :データ型が「レコード」の変数またはコレクション変数でレコードを更新する場合更新するレコードを検索してその値を設定する方法を「レコードまたはレコードコレクションからの ID およびすべての項目値を使用」を指定します。更新するレコードを選択セクションの「レコードまたはレコードコレクション」部分に、更新したいレコードの値を事前にセットしたレコード変数またはコレクション変数を選択します。パターン5 :レコードを検索・指定して更新する場合更新するレコードを検索してその値を設定する方法を「レコードを識別する条件を指定し、項目を個別に設定」を指定します。このオブジェクト種別のレコードを更新で更新したいオブジェクトを指定します。レコードを絞り込みセクションで「すべての条件に一致(AND)」「いずれかの条件に一致(OR)」「カスタム条件ロジックに一致」のいずれかを指定します。次に、更新するレコードの「項目」ごとに「値」を指定します。適宜、「項目を追加」のボタンから指定する項目を追加します。参考事項・フロー要素: レコードを更新 - ヘルプ
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「レコードを作成」要素の設定内容指定した設定内容に従って、単一もしくは複数のレコードを作成します。表示ラベル/API参照名「表示ラベル」にフローのキャンパス上で表示する名称、「API参照名」にこの要素の処理名称を指定します。作成するレコード数作成するレコード数が1レコードか複数か指定します。指定した内容によって、下部の設定項目が変わります。レコード項目の設定方法※「作成するレコード数」が「1」の場合のみ表示されます。「レコードからすべての値を使用」を指定する場合下部に表示される「これらの値からレコードを作成」のセクションの「レコード」項目に、作成したいデータを事前に格納した単一レコード変数を指定します。「個別のリソースおよびリテラル値を使用」を指定する場合下部に表示される「このオブジェクトのレコードを作成」セクションに、作成したいレコードの「オブジェクト」を指定し、どの「項目」に何の「値」を格納するかを、個別に指定します。値を選択して、複数のレコードを作成※「作成するレコード数」が「複数」の場合のみ表示されます。作成したいレコードデータを複数格納した、レコードコレクション変数を事前に作成し、「レコードコレクション」項目に指定します。※レコード作成時の必須項目や入力規則のチェックがかかります。エラーにならないよう値をセットしてください。※「変数」に関しては、「変数について」の記事をご参考としてください。設定方法パターン1 :項目を個別に設定して、1レコードを作成する場合作成するレコード数に「1」を指定します。レコード項目の設定方法を「個別のリソースおよびリテラル値を使用」を指定します。すると、下のエリアに作成レコードの指定ができるセクションが出力します。まず、「オブジェクト」部分で作成するレコードのオブジェクトを指定します。次に、作成するレコードの「項目」ごとに「値」を指定します。適宜「項目を追加」のボタンから指定する項目を追加します。パターン2 :単一レコード変数のデータを使って、1レコードを作成する場合作成するレコード数に「1」を指定します。レコード項目の設定方法を「レコードからのすべての値を使用」を指定します。これらの値からレコードを作成のセクションの「レコード」部分に、作成したいレコードの値を事前にセットした単一レコード変数を選択します。パターン3 :複数レコードを作成する場合作成するレコード数に「複数」を指定します。値を選択して複数のレコードを作成セクションの「レコードコレクション」部分に、作成したい複数レコードの値を事前にセットしたレコードコレクション変数を選択します。「レコードを作成」要素を使ったフローの例取引先レコードが作成された時に「担当者のご挨拶」のToDoレコードを1件作成するフロー新規フローから、「レコードトリガフロー」を選択し、「作成」を押します。「開始を設定」の画面で、フローをトリガする条件を指定します。今回は、オブジェクトに「取引先」、フローをトリガする条件に「レコードが作成された」時を指定し、「完了」を押します。※この時、”○○項目が△△な取引先が作成された時”のように、ある条件に当てはまったレコードが作成された時だけフローを動かしたい場合は、「エントリ条件を設定」部分に条件を指定できます。次に「+」から「レコードを作成」を選択します。「レコード作成を編集」画面で、作成するToDoの内容を指定し、「完了」を押します。表示ラベル、API参照名を指定します。作成するレコード数を「1」、レコード項目の設定方法を「個別のリソースおよびリテラル値を使用」を指定します。オブジェクトにToDoを指定し、各項目を指定します。(画像の設定例は以下)件名(Subject) :担当者のご挨拶優先度(Priority) :High(高)状況(Status) :Not Started(未着手)期日(ActivityDate) :Flowの実行日を指定Flowの実行日はグローバル変数の$Flowから取得できます({!$Flow.CurrentDate})割り当て先(OwnerId) :フローのトリガになったレコード(作成した取引先)の所有者を指定グローバル変数の$Recordからフローのトリガレコードの項目情報が取得できます{!$Record.OwnerId}関連先ID(WhatId) :フローのトリガになったレコード(作成した取引先)を指定グローバル変数の$Recordからフローのトリガレコードの項目情報が取得できます{!$Record.Id}全体として以下のようなフローが完成しました。「保存」からフローを保存します。「デバッグ」から、テスト実行するレコードを選択し、処理がエラーなく実行されるか確認を行います。「有効化」ボタンでフローの処理を有効がすることができます。参考事項・フロー要素: レコードを作成 - ヘルプ
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「ワークフロールールのフローへの移行について」はこちらワークフロールールの処理の概要商談のフェーズに『提案書/見積書の作成』を指定して更新してから、1週間を過ぎてもフェーズの更新が行われていない時に、商談の所有者へメールアラートを送ります。サンプル)ワークフロールールの例サンプル)メールアラートの例フローで作成した場合の全体像作成するフローは以下です。作成するフローでは、次のことを指定します。フローの種類は、レコードトリガフロー になります。メールアラートアクションを使ってメールアラートを実行するように指定します。 フローの作成手順設定画面から「フロー」を検索し、「フロー」の画面に遷移、「新規フロー」をクリックします。「レコードトリガフロー」を選択します。フローの開始条件を指定します。今回は「商談が作成、更新された時に、フェーズに『提案書/見積書の作成』を指定された時」に処理が実行されるように、以下の様に設定します。※挙げられていない項目はデフォルトのままにします。オブジェクトを選択: 商談フローをトリガする条件: レコードが作成または更新されたエントリ条件を設定: 次の様に設定します。条件の要件: すべての条件に一致 (AND)項目: StageName *フェーズ演算子: 次の文字列と一致する値: 提案書/見積書の作成更新されたレコードでフローを実行するタイミング: 条件の要件に一致するようにレコードを更新したときのみ最後に「完了」を押します。これで開始条件の設定は完了です。次に、商談の状況を変更してから1週間が経った時にアクション(後述するメールアラート)を実行する設定を行います。上の「開始を設定」にて [完了] を押した後、次の様にページが現れます。こちらにて「スケジュール済みパスを追加」を選びます。「スケジュール済みパスを設定」にて、次の様にアクションを実行する条件を設定します。パスの表示ラベル: 商談の更新から1週間を経過API 参照名: SevenDays_Passsed_FromLastUpdate時間取得元: Opportunity が作成または更新されたときオフセット数: 7オフセットオプション: 日後最後に「完了」を押します。これでアクションの実行条件の設定は完了です。次に、メールアラートを設定します。上の「スケジュール済みパスを設定」にて [完了] を押した後、次の様にページが現れます。上にて指定しました、「商談の更新から1週間を経過」のスケジュールパスに現れている、「+」(要素を追加)を選びます。「要素を追加」にて「メールアラートを送信」アクションを選びます。「新規アクション」にて、ポップアップの左側にて「メールアラート」を選び、「アクション」の検索ボックスにてメールアラート名を選びます。※今回の場合、既に作成済みのメールアラートを使います。「新規アクション」にて、次の様に設定します。表示ラベル: 状況確認のメール送信API 参照名: Sending_Request_StatusUpdateカスタムオブジェクト ID: {!$Record.Id} ※こちらは処理をしている商談のレコードIDを指しています。最後に「完了」を押します。これでメールアラートの設定は完了です。フローの設定を終えましたので、フローを保存します。右上部に現れている、[保存] ボタンを押して、「フローを保存」にて次の様に指定して、[保存] ボタンを押します。フローの表示ラベル: 商談の状況確認フローの API 参照名: Request_For_StatusUpdate次に、動作の確認をします。確認にはフロービルダーのデバッグ機能を使います。動作の確認に先だって、商談を1件作成します。作成した商談名を控えておきます。デバッグ機能を呼び出すため、右上部に現れている [デバッグ] ボタンを押します。「フローをデバッグ」にて、フローを実行する条件を指定します。デバッグ実行のパス: 商談更新から1週間を経過 ※上にて設定したスケジュール済みパスを指定します。開始条件の要件をスキップ: チェックを付けるレコードが次の場合にフローを実行: 更新済みトリガレコード: 上にて作成した商談を指定 ※商談名にてルックアップ検索できます。※現在のフローのデバッグ機能では、開始条件の「更新されたレコードでフローを実行するタイミング」に「条件の要件に一致するようにレコードを更新したときのみ」を指定した際の動作は確認することができません。そのため、開始条件の要件をスキップにチェックを付けます。指定を終えたら、[実行] ボタンを押します。スケジュール済みパスの設定は評価されず、指定したアクションが実行されます。なお、デバックの際、メールアラートのメールは送信されません。メールアラートにて送信されるメールの確認が行いたい場合には、メールテンプレートの設定ページにて「テストの送信と差し込み項目の検証」を使います。デバッグ機能を使って、期待通りの結果が得られることが確認できましたら、右上部の [有効化] ボタンを押してフローを有効とすることで、以降に商談レコードが作成、更新されるたびにフローが実行されます。フローの移行ツール、もしくは、手動にて既存のワークフロールールを移行されている場合には、必ず、既存のワークフロールールを無効化することを忘れないでください。
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(2022年9月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/DrAUyeTH7SDVFPNesGYh68全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関する重要なお知らせ」の9月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2022年9月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分と、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずはWinter '23リリースノートの更新情報です。こちらではリリースノートの更新情報のうち、管理者様に特にご認識いただきたいものを4点ピックアップしてご紹介します。1つ目は、Field Serviceをご利用のお客様向けの情報です。サービス予定オブジェクトにあるスケジュールモードという項目の選択リストオプションが変更されるという内容です。もしスケジュールモード項目の値を条件にしたレポートや自動化処理をしている場合は、今までに無い値が入ることによって動作が変わる可能性がありますので、事前に確認をしていただくことを推奨します。2つ目は、Winter '23で適用される予定だった「Visualforce式言語の解析でのgetterおよびsetterアクセス修飾子の検証」というリリース更新が無期限延期になったという情報です。既に有効化しているお客様への影響はございませんので、ご安心ください。3つ目は、Financial Service Cloudに興味をお持ちのお客様へのご案内です。Financial Service Cloudのトライアル組織のサインアップURLがリリースノートに追加されました。今サインアップすると、Winter '23の新機能を試せる状態のFSCの組織が作成されます。4つ目は、Experience Cloudサイトをご利用のお客様向けの情報です。Experience Builderで、サイト上でのクリックジャック保護用の信頼済みサイトを指定できるのですが、拡張されたLWRのサイトには適用されない旨が追記されました。各ご案内の詳細につきましては、リリースノートをご覧いただければ幸いです。関連リンク新しいオブジェクトと変更されたオブジェクトVisualforce 式言語の解析での getter および setter アクセス修飾子の検証 (リリース更新)Create a Financial Services Cloud Pre-Release Trial Orgサイト上でのクリックジャック保護用の信頼済みサイトの指定続いてWinter'23リリースに関するご案内です。8/15時点のリリースノートの翻訳が終わり公開されています。英語版のリリースノートは随時更新されているため、最新情報の確認をされる場合には、引き続き英語版をご参照ください。そして、すべて英語版となりますが、Release in a Box、Release Overview Deck、Feature MatrixのURLを追加しました。こちらで、Winter '23 リリースの注目機能の概要が纏められた動画等を視聴できるようになっていますので、ぜひお時間あるときにご確認ください。続いて、日本語の情報です。新機能ウェブセミナーの申し込みページへのリンクを追加しました。また、Winter '23でワークフロールールの新規作成ができなくなる予定です。これは、将来的なワークフロールールの廃止に向けたステップの1つであり、将来的にフローへの移行が必要となります。サクセスナビには、Winter '23リリースで追加されるフローの便利機能も載っていますので、ぜひ確認をしてみてください。関連リンクWinter'23プレリリース環境のサインアップサイトWinter’23 リリースノート(日本語)Salesforce Sandbox プレビュー手順リリースサイトRelease in a BoxリリースモジュールRelease Overview DeckFeature MatrixThe 360 Blogバージョンアップに備えましょうWinter '23 新機能リリース次は、IE11のサポート終了に関するお知らせです。こちらはこれまでのご案内と変更はありませんが、重要な内容なので再掲載しています。Microsoft社がIE11のサポートを終了したことを受けて、Salesforceも今年一杯でIE11のサポートを終了します。IE11をご利用中のお客様は、サポートされているブラウザへの移行をお願いします。関連リンクLightning Experience でサポートされるブラウザおよびデバイスすべてのブラウザに関する推奨事項と要件Lightning Platform における IE11 サポート終了について続いてはLightning Syncに関する情報です。こちらも新たな情報はありませんが、重要な内容のため再掲載となります。Microsoft社は2022年10月から、Exchange Onlineの基本認証の廃止をアナウンスしています。そのため、Lightning Syncの接続方法として、サービスアカウントを使用している場合には、今月中に接続方法の移行が必要です。対応方法など詳細につきましては、関連リンクをご確認ください。関連リンクReview Microsoft Announcements on Basic Authentication Retirement for Exchange OnlineMicrosoft Office 365 での Lightning Sync サービスアカウント接続方法についてこちらは、新しい情報になります。Winter '24(2023年10月)に、一部の日本語(カタカナ)の表示ラベルが変更されます。お客様のデータ自体への影響はありませんが、例えば、RPA等で表示ラベル名を元にした判定処理を実装されていたり、お客様にて作成された手順書がある場合には、その修正対応が必要になる場合があります。関連リンクを早めにご確認いただき、自組織への影響有無を確認するようにしてください。関連リンクPrepare for the Japanese Katakana Style ChangeWinter '24 日本語(カタカナ)の表示ラベル変更[日本語(カタカナ)の表示ラベル変更]の準備についてここからは、MFAの自動有効化と強制適用のロードマップに関する情報で、2つの更新があります。1点目は、Herokuの強制適用が来年1/9 ~ 1/31の間に実施される予定となりました。2点目は、Marketing CloudのIntelligenc(Datorama)の強制適用が9/29に実施されました。関連リンク多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ続いて、Winter'23におけるMFAの更新情報です。こちらも、前回と内容に差異はありませんが、重要な情報のため再掲載です。Winter '23では、ユーザ数100名未満の組織で、直接Salesforceにログインするユーザに対してMFAを自動で有効化するリリース更新が利用可能になります。ユーザ数100名未満の組織の管理者様は、Winter '23のリリース日以降にリリース更新画面をご確認いただき、既にMFAを適用する準備が整っている場合には、リリース更新の画面から適用いただけますよう、お願いします。関連リンクBe Ready for Multi-Factor Authentication Auto-EnablementMFA To Be Auto-Enabled for Some Customers in Spring ’23 続いてはインフラ強化です。「SalesforceのIPアドレスとドメインで許可する」の記事が9月10日に更新されました。変更点としては、記載内容自体(IPアドレス範囲やドメイン)に変更はなく、この記事の序文に記載されている Hyperforce に関する注意事項が太字表記されたものとなります。関連リンク許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、10月にリリースが予定されているWinter’23に関するリリース更新情報です。リリース更新はお客様組織への影響を及ぼすものもございますので、管理者や開発者の皆様は必ずご確認をお願いいたします。前回からの変更としましては、赤字で記載されている通り適用時期が延期となったものが2点あることです。Visualforce 式言語の解析での getter および setter アクセス修飾子の検証適用時期が無期限延期となりました。ユーザの個人情報のより強力な保護の有効化についてSpring’23へ適用時期が延期されました。関連リンク権限セットの期限切れと拡張 UI の有効化Visualforce JavaScript Remoting の適用を有効化Salesforce CPQ のブラウザパフォーマンスの改善の準備制限されたオブジェクト権限を含む権限セットライセンスに関連付けられた権限セットからゲストユーザの割り当てを削除Visualforce 式言語の解析での getter および setter アクセス修飾子の検証ユーザの個人情報のより強力な保護の有効化について続いて、機能の廃止についてです。新たな情報ではございませんが、赤枠に記載の Salesforce Platform APIバージョン 21.0~30.0 の廃止について、影響度の大きい更新の一つですので改めてご紹介させていただきます。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止API バージョン21.0~30.0は、既にSummer’22 でサポート終了となっておりましたが、今後は来年2023年6月をもちまして利用不可とすることを予定しております。お客様の利用状況や開発内容によっては、対応に時間がかかる場合もございますので早めの対応を推奨しております。確認方法や対応方法につきまして、ナレッジなどのコンテンツをご用意しておりますのでご確認ください。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止Salesforce Event Log File BrowserEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別最後に、機能廃止リストに新たに追加された2点をご紹介いたします。いずれも、Marketing Cloud 製品に関するもので、契約期間に応じて廃止終了日は異なります。MC Social StudioGoogle Analytics 3609月度分の更新情報は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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※本番環境に変更を適用する際は事前にSandboxで動作を確認してくださいフローの概要 画面を設置したレコード情報と画面入力した値をもとに複数レコードを一括作成するフローですサンプルでは「商談」から起動し、カスタム「売上」オブジェクトに画面で指定した金額・月数分の売上レコードを作成しますフローの全体像下図が完成したフローです入力画面から、初回計上日、毎月の計上金額、何か月分の売上を作成するかを指定し、初回計上日から画面で指定した月数分の売上レコードを作成しますフローの作成手順このサンプルでは、任意のカスタムオブジェクト「売上」オブジェクトが必要です<売上オブジェクトには以下の項目が必要です>売上名(Name)(自動採番設定)金額(通貨)計上日(日付)商談(商談への参照項目)設定画面か「フロー」を検索し、「フロー」の画面に遷移、「新規フロー」をクリックします「画面フロー」を選択しますまずは、入力で使用可能な変数としてrcordIdを作成しますrecordIdには画面フローを起動した画面の情報を格納できますツールボックスから「新規リソース」を選択します新規リソース画面で、以下情報を入力しますリソース種別:変数API参照名:recordIdデータ型:レコードオブジェクト:商談(サンプルは商談画面に設置するため商談を指定)フロー外部での可用性:入力で使用可能にチェック次に画面を作成します開始後の「+」から「画面」を選択します画面のプロパティで表示ラベルやAPI参照名を設定します[前へ]ボタン、[一時停止]ボタンは非表示を選択しますコンポーネントを追加します「表示テキスト」コンポーネントをクリックして画面に追加し、右の設定部分に画面に表示する文言を入力します「日付」コンポーネントをクリックして画面に追加し、表示ラベルに「初回計上日」、API参照名を「sc01_date」として、必須にチェックをします「通貨」コンポーネントをクリックして画面に追加し、表示ラベルに「金額」、API参照名に「sc01_amount」として、必須にチェックをしますデフォルト値(初期値)に商談の金額を指定するため、recordIdのAmount項目{!recordId.Amount}を指定します「数値」コンポーネントをクリックして画面に追加し、表示ラベルに「売上作成月数(か月)」、API参照名に「sc01_monthCount」として、必須にチェックをします「完了」をクリックして、入力画面作成は完了です続けて、確認画面を作成するため、入力画面の下の「+」から「画面」を再度選択します画面のプロパティで表示ラベルやAPI参照名を設定します[一時停止]ボタンは非表示を選択しますコンポーネントを追加します「表示テキスト」コンポーネントをクリックして画面に追加し、右の設定部分に表示する文言を入力します入力画面で入力した内容を、テキストに利用して、入力内容を確認するテキストにします表示テキストの「リソースを挿入」を利用して、リソースのAPI参照名を指定します入力画面で設定したコンポーネントのAPI参照名を指定することで入力内容をテキストで出力できます「完了」をクリックして、確認画面作成は完了です次に「決定」を選択します「決定」で売上レコードのデータを月数分作成する繰り返し処理を作成します表示ラベルに「月数分作成したか?」、API参照名に「check_monthCount」を指定します次に分岐を設定します「月数分作成したか」のYesの道を作るため、表示ラベル、API参照名に「Yes」を指定します条件に、「データ作成した売上レコード数」=>「入力画面で指定した「売上作成月数(か月)」の項目値」を指定していきますまず、「リソース」で「新規リソース」を指定します新規リソース画面で以下の設定をしますリソース種別:変数API参照名:counterデータ型:数値小数点の位置:0デフォルト値:0新規リソースを作成「完了」すると、リソースに作成したリソースが設定されます演算子を「以上」、値に入力画面の「売上作成月数(か月)」のAPI名称(sc01_monthCount)を選択します次に「デフォルトの結果」を選択して、表示ラベルを「No」に書き換えます「完了」をクリックします以下のような見た目になりましたcounterが「売上作成月数(か月)」で入力された数以上(イコール含む)の時Yesのルートに入りますそれ以外の場合Noのルートに入りますNoの場合の処理として、レコード作成する売上レコードのデータを作っていきますNoの下の「+」から「割り当て」を選択します表示ラベルに「1レコード分データ作成」、API参照名に「Set_CreateRecordData」を指定します「変数」は作成する「売上」データを入れる箱を「新規リソース」から作成して指定します「新規リソース」を以下内容で作成しますリソース種別:変数API参照名:TargetSalesRecordデータ型:レコードオブジェクト:売上(レコードを作成する先のオブジェクトの名称を指定します)リソース作成後、「変数」にTargetSalesRecord が選べるようになりますTargetSalesRecordの各項目に値をセットしていきますTargetSalesRecordの「金額」項目に、入力画面の金額項目を値として代入します次に「割り当てを追加」ボタンを押して設定行を追加します追加された「変数」項目にTargetSalesRecordの「計上日」を選択します「計上日」には入力画面の「初回計上日」から1か月づつカウントアップした日付をいれますそのため、動的に計算した値を入れるために「新規リソース」を選択します新規リソースで以下の設定で「数式」のリソースを作成しますリソース種別:数式API参照名:F_SalesCloseDateデータ型:日付 ※数式の計算結果の型を設定します数式:ADDMONTHS({!sc01_date},{!counter})※ADDMONTHS(日付,数値)で「日付」の月を「数値」分足した日付を計算します※入力画面の初回計上日からcounter(初期値0)分月をプラスします最後に「割り当てを追加」ボタンを押し、「変数」項目にTargetSalesRecordの「商談」(商談の参照項目)を選択します値にはrecordIdの「商談ID」をセットします作成レコードの値の代入は完了です続けて、「割り当て」を選択します値をセットした「TargetSalesRecord」のデータをレコード一括作成用のリソース(データの箱)に移していきます割り当ての表示ラベルに「一括作成用コレクションにデータセット」、API参照名に「Set_CreateRecords」と指定します「変数」で「新規リソース」を選択します以下の内容で新規リソースを作成しますリソース種別:変数API参照名:CreateRecordsデータ型:レコード複数の値を許可(コレクション):チェック有オブジェクト:売上(レコードを作成する先のオブジェクトの名称を指定します)作成したリソースを変数に指定し、演算子を「追加」に設定します値はTargetSalesRecordを指定します(項目は指定しない)これで「TargetSalesRecord」のデータレコードが「CreateRecords」に追加されます1レコード(1か月分)のデータ作成が完了したので、counterをカウントアップさせます「割り当てを追加」ボタンを押して、変数に「counter」を選択し、演算子を「追加」、値に「1」を指定します「完了」で割り当ての設定が完了ですレコードデータ作成が完了したので、再度決定に接続し、レコード作成上限の判定をします「+」から「要素に接続」を選択します決定のに接続するため、決定の「+」を選択します接続すると「No」のルートは「終了」がなくなり決定に接続されます次に「Yes」のルートの処理を設定しますYesの時は、月数分「売上」レコードデータが「CreateRecords」に蓄積されているため、「CreateRecords」のデータを利用して、レコードを一括作成(データ登録)します「Yes」の「+」から「レコード作成」を選択します新規のレコードの作成画面で、表示ラベルに「一括売上登録」、API参照名に「Create_SakesRecords」と指定し、作成するレコード数を「複数」、レコードコレクションに「CreateRecords」を指定します上記処理で作成処理は完了です最後に完了画面を出力します一括売上登録の下の「+」から画面を選択します画面のプロパティで表示ラベルやAPI参照名を設定します[前へ]ボタン、[一時停止]ボタンは非表示を選択しますコンポーネントを追加します「表示テキスト」をクリックして画面に追加し、右の設定部分に表示する完了文言を入力します全体像はこちらになります「保存」ボタンから保存します「デバック」でテスト実行を行います(実際に登録されますのでSandboxで実施ください)画面右上の「有効化」をクリックします完成したフローの使い方商談画面に設置します商談画面から設定 > 編集ページ を選択します「フロー」コンポーネントを任意の場所に追加しますフローの項目に作成したフロー名を指定します(有効化していないと選択肢に出力されません)recordIdの「レコードのすべての項目値をフロー変数に渡します」にチェックして「保存」します作成したフローが画面に追加されます
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※2022年4月7日より、DatoramaはMarketing Cloud Intelligenceに製品名が変更になりました。当面は移行期間として旧名称の使用や併記がある旨ご了承ください。この記事で学べることIntelligenceのアカウント構造ユーザーロールと権限ユーザーのアクセス権限概要Intelligenceのアカウント構造とユーザ―ロールについてご説明します。Intelligenceの要件定義を進めるには、上記について理解することが必要です。各ユーザーロールの権限の詳細については、学習ツールの関連記事からご確認ください。https://play.vidyard.com/pFQS1p2P75jXc6ANdEX7Fh.html※動画のサイズが小さい場合は、以下どちらかの方法をご検討ください。動画右下の「Fullscreen(全画面)」ボタンより、全画面で動画を再生できます。動画のサイズを調整するには、ブラウザのピクチャ・イン・ピクチャ機能をご検討ください。例:Chrome をご利用される場合、拡張機能 Picture-in-Picture Extension をインストールしていただくと、独立したウィンドウで動画を再生することが可能となり、サイズの調整や視聴しながら作業することも可能です。学習ツール関連記事:Salesforceヘルプ|ユーザーロールと権限
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Salesforce Order Management 実装ガイド
この記事では、Salesforceシステム管理者がSalesforce Order Managementについて理解し、設定、使用するために必要な手順を説明します。
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この記事で学べることWinter '24で実施予定の[日本語(カタカナ)の表示ラベル変更]の準備について知ることができます。日本語(カタカナ)の表示ラベル変更とは?(どこが変わりますか?)Sales Cloud、Service Cloud、Platform等のSalesforce Platformを利用する製品において、ユーザーインターフェースの日本語表示ラベルに使用されているカタカナ表記の一部が、従来のJIS規格に準じた表記からより発音に近い表記に変更されます。(全126語)*変更対象の完全なリストは、Winter '24 日本語(カタカナ)の表示ラベル変更(ナレッジ)からダウンロードできます。これらのラベルが使用されている場所は以下の通りです。これらのラベルの使用箇所の例例1) ユーザーが業務で使用する画面(変更前)フォルダ → (変更後)フォルダー例2) システム管理者が利用する設定画面(変更前)ユーザ → (変更後)ユーザー(変更前)マネージャ →(変更後)マネージャー例3) Salesforceのログイン画面背景(この変更を行う理由)は?外来語の表記に関する内閣告示に従い、Salesforceの全ての製品やドキュメントでスタイルの一貫性を保つことが目的です。ソフトウェアの画面と技術製品のカタカナ語(外来語)については、Salesforceが日本語の画面を提供し始めた当初は、JIS規格に準拠した表記を使用するのが一般的でしたが、現在はより発音に近い表記が一般的となっています。*TableauやSlackといった買収製品では既に新しい表記が用いられています。影響範囲と対応について教えてください影響範囲は、画面上の表示ラベルの変更のみのため、お客様のデータ自体への影響はありません。ただし、例として以下のような点については、運用によっては手順書等の修正対応が必要になる場合があります。事前に、お客様組織においての影響有無をご確認いただくことを推奨します。お客様が自組織のエンドユーザー用に準備した手順書内表記と実際の画面表記との差異(スクリーンショット、動画含む)が生じる可能性があります。お客様のRPA等で、表示ラベル名を元にした判定処理を実装している場合、正常に動作しない可能性があります注)表示ラベル名をもとにした判定は一般的に推奨されません。Salesforceのドキュメント(ヘルプ、Trailhead、開発者ガイド等)内の表記の更新は、Winter '24以降に段階的に実施します。変更が完了するまでは、画面表記とドキュメントとの差異が生じます。表示ラベルの文字数が増えることで、画面によっては表示ラベルの折り返し表示、あるいは表示しきれない文字の省略(切り落とし)が発生する可能性があります。実施スケジュール*Sandboxプレビュー環境でのリリースタイミングは異なります(リリースの正式なスケジュールについては、Trustサイトをご確認ください)学習ツールWinter '24 日本語(カタカナ)の表示ラベル変更(ナレッジ)Prepare for the Japanese Katakana Style Change (Spring '23 リリースノート) まとめWinter '24で、日本語(カタカナ)の表示ラベルの変更が行われますWinter '24 日本語(カタカナ)の表示ラベル変更(ナレッジ)で変更対象を確認することができます自社に影響があるか早めに判断しましょう
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(2022年8月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で学ぶhttps://play.vidyard.com/vkkmFWzkdcBPzGyKmTfkq1全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本動画は「Salesforceの運用に関する重要なお知らせ」の8月号となります。こちらの動画では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。※今月から、技術関連情報とセキュリティ関連情報の区分分けがなくなりました7月分との差分はこちらです。Summer'22のリリースノートやWinter'23のリリースに関する更新情報だけではなく、インフラ面での変更点やMFAに関する更新情報もございますので、最後までご覧いただければ幸いです。前スライドでご紹介した更新内容はこちらのアジェンダの赤字としている箇所となります。それではそれぞれのご紹介をしていきます。まずは製品イノベーションです。こちらではSummer'22リリースノートの更新情報のうち、管理者様に特にご認識いただきたいものを4点ピックアップしてご紹介します。これまでアドオンライセンスだったSales Cloud Einstein等の機能が標準でUnlimited Edition と Performance Editionに追加されます注文商品レコードの更新によってその親の注文レコードにも更新が行われた場合、入力規則やApexトリガ、フローなどのロジックが注文レコードで動作するようになります外部へのリダイレクトを許可するURLを[信頼されたリダイレクトの URL] ページから設定できますが、これはSalesforce Classicのみに適用されます8月12日に既に必須化されているもので、フォームをご利用いただくにあたり、カスタムドメインまたは Pardot ランディングページでフォームを使用することをおすすめしています。各ご案内の詳細につきましては、リリースノートをご参照ください。関連リンクアドオンライセンスなしで Sales Cloud Unlimited Edition および Performance Edition にさらに多くの機能を追加注文の新規保存方式の有効化信頼できる外部 URL に限定したリダイレクトの許可フォームセキュリティ機能が必須化続いてWinter'23リリースに関するご案内です。日本時間で、8/28からWinter'23のSandboxプレビューが開始していますので、本番組織におけるリリースまでにプレビューSandboxにて、Winter’23環境におけるテストを実施いただくことを推奨しています。またWinter'23のリリースノートの英語版も公開されておりますので、プレビューSandboxに併せてリリースノートもご活用いただき、Winter'23の環境をご評価いただければと思います。なお、本番組織におけるWinter'23リリースは10月16日を予定しています。関連リンクThe 360 Blogバージョンアップに備えましょうWinter'23プレリリース環境のサインアップサイトWinter'23 プレビュー開始済みリリースサイトリリースモジュール次は、IE11のサポート終了に関するお知らせです。こちらはこれまでのご案内と変更はありませんが、重要な内容なので再掲載しています。Microsoft社がIE11のサポートを終了したことを受けて、Salesforceも今年一杯でIE11のサポートを終了します。IE11をご利用中のお客様は、サポートされているブラウザへの移行をお願いします。参考リンクLightning Experience でサポートされるブラウザおよびデバイスすべてのブラウザに関する推奨事項と要件Lightning Platform における IE11 サポート終了について続いて、Lightning Syncに関する情報です。Microsoft社は2022年10月に、Exchange Onlineにおいて基本認証を廃止することをアナウンスしています。そのため、SalesforceにおいてLightning Syncをご利用の場合に、サービスアカウント接続方法を使用していると影響を受けることになります。対応方法など詳細につきましては、参考リソースに情報がございますので、ご確認ください。関連リンクReview Microsoft Announcements on Basic Authentication Retirement for Exchange OnlineMicrosoft Office 365 での Lightning Sync サービスアカウント接続方法についてここからはMFAに関する更新情報です。まずはロードマップです。Tableau Online におけるMFA強制適用日が改定されています。特権ユーザーについては 10月10日 から 28日の間、全ユーザーに対しては10月31日 から11 月18日の間にMFA強制適用が実施されます。関連リンク多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ続いて、Winter'23におけるMFA関連の更新情報です。こちらのスライドではMFAを自動有効化するリリース更新についてご案内しております。ユーザ数100未満の組織に対して適用される更新ですので、該当する組織の管理者様は以下関連リンクをご確認ください。関連リンクBe Ready for Multi-Factor Authentication Auto-EnablementMFA To Be Auto-Enabled for Some Customers in Spring ’23 Winter'23におけるMFA関連の更新情報の続きです。Salesforce Authenticatorのバックアップに関する更新で、SalesforceのアカウントがAuthenticatorに登録されている場合のみ、Authenticatorのバックアップ/リストアができようになりますMFAに関するモジュールがTrailheadに追加されますお客様組織の[多要素認証アシスタント]メニューに表示される情報が更新されます関連リンクThe Back Up and Restore Feature in Salesforce Authenticator Is Limited to Salesforce UsersLearn to Enable Multi-Factor Authentication with TrailheadGet More Guidance from the Multi-Factor Authentication Assistant続いて、インフラ強化です。英語版ではありますが、「SalesforceのIPアドレスとドメインで許可する」と「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」の記事が更新されました。前者の記事では、DescriptionにHyperforce組織と非Hyperforce組織に関してそれぞれの留意事項が記載されました。後者の記事では、Hyperforce メールリレーセクションにGBR、イギリスのIPアドレスが追記されました。続いて、リリース更新についてです。まず、10月に予定しているWinter’23に関するリリース更新情報です。リリース更新はお客様組織への影響を及ぼすものもございますので、管理者や開発者の皆様は必ずご確認をお願いいたします。8月末時点では、下記6点のリリース更新を予定しております。権限セットの期限切れと拡張 UI の有効化権限セット/権限セットグループに有効期限を割り当てることができます。Visualforce JavaScript Remoting の適用を有効化Visualforce Remoting API では、JavaScript を使用して Apex コントローラのメソッドを Visualforce ページから直接コールします。API を適切に保護するために、コールにより厳格な検証が追加されました。Salesforce CPQ のブラウザパフォーマンスの改善の準備CPQをご利用中のお客様には影響の可能性があり、この更新により、既存のカスタマイズのデザインが変わる場合がありますのでご確認ください。制限されたオブジェクト権限を含む権限セットライセンスに関連付けられた権限セットからゲストユーザの割り当てを削除ゲストユーザに権限セットを利用している場合に影響受ける可能性がありますので、対象機能をご利用の場合はご確認ください。Visualforce 式言語の解析での getter および setter アクセス修飾子の検証セキュリティ向上のため、Apex プログラム内のget または set メソッドのアクセス修飾子が検証されるようになりました。Visuaforce およびApexをご利用中のお客様はご確認をお願いいたします。ユーザの個人情報のより強力な保護の有効化についてこちらについては、以下スライドで説明しております。拡張個人情報管理設定は、ポータルやコミュニティのユーザーなどの外部ユーザーが、他のユーザーの個人情報にアクセスするのを防ぎます。有効にすると、今後追加する項目は個人情報として分類され、ポータルユーザやコミュニティユーザなどの外部ユーザには表示されなくなります。項目セットを使用して、どの項目を個人情報として分類して、非表示するかを変更でき、必要に応じて、Winter '23以降に設定を無効にすることもできます。この設定は、従来の「個人情報を非表示」設定に置き換わるものです。当該機能をご利用のお客様は、ページ右側の「お客様への依頼 」の手順をご確認ください。関連リンク外部ユーザへの個人ユーザ情報の表示の管理個人ユーザ情報のポリシーとタイムライン ユーザの個人情報のより強力な保護の有効化 (リリース更新).Prepare for EPIM Enablement Prior to Winter ’23Protect External User PIISecuring Experience Cloud groupまた、その他に更新についてです。今回はWinter’23に関連した2つの更新情報をご紹介いたします。1つ目は、拡張ドメインについてです。赤字部分に記載している通り、Winter’23でSandboxと無償組織、Spring’23で運用組織への強制適用を予定しております。早めの検証と設定を推奨しておりますので、未設定の方はご確認をお願いいたします。関連リンクナレッジ : Salesforce ドメイン (「私のドメイン」 と拡張ドメイン) の変更に備えた準備ヘルプ : 拡張ドメインを使用する理由ヘルプ :My Domain and Enhanced Domains Quick Reference Guideサクセスナビ:拡張ドメインの有効化とその準備 解説動画:拡張ドメインの有効化2つ目は、Spring’22でセキュリティ強化していた「Salesforce メール確認」についてです。赤字部分に記載している2箇所更新しており、未検証のメールアドレスから送信できなくなる変更はWinter’23からSpring’23に延期され、最新のWinter’23のリリースノートが公開されております。関連リンクWinter’23リリースノート:Verify Your Email Address to Send Email Through Salesforce公開ナレッジ : Spring '22 「 Salesforce メール確認 」という件名の認証メールについて 最後に、機能の廃止についてです。赤字部分のJDK ロケール形式の廃止が新たに追加となり、来年2月の廃止を予定しております。Winter '20 より前はデフォルトで、Oracle の Java Development Kit (JDK) によって提供されるロケール形式が Salesforce Platform で使用されていました。Spring '23 で JDK 形式が ICU ロケール形式に置き換えられます。ユーザへのサービスの中断を防止するために、この形式が自動的に有効になる前に採用することをお勧めします。8月度分のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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こちらはCRM Analyticsをより学びたい方向けに、トピック別に活用いただけるリソース情報をおまとめしております。CRM Analyticsを活用してデータを業務に活かしていきましょう。初期設定・基本のダッシュボード作成の流れを理解するこれから利用を始める場合、まずは、CRM Analytics の利用開始の設定とダッシュボード作成手順を把握しましょう。▼利用開始・初期設定時におすすめCRM Analyticsはじめてガイド4つのステップでCRM Analyticsを導入してから活用するまでのステップを、おすすめ順に学びましょう。【動画で学ぶ】エキスパートコーチング:はじめよう:設定クイックスタート動画は誰でも視聴可能です。*Premier Success PlanおよびSignature Success Planのお客様は、個別のフォローアップセッションのリクエストが可能です。▼基本のダッシュボード作成手順を理解する自社のダッシュボードの作成を始める前に、練習としてダッシュボード作成手順を理解しましょう。【動画で解説】CRM Analytics 初心者向けハンズオンエキスパートから学ぶ*Premier Success PlanおよびSignature Success Planのお客様にご利用いただけます。レシピでのデータ作成をマスターするCRM Analyticsをより活用する上で重要な機能が、データを作成する「レシピ」です。レシピを使いこなし、ダッシュボードの表現幅を広げましょう。作るとわかる!CRM Analytics レシピレシピの「基本」から、実践的なユースケースに沿った設定方法が詰まっております。ぜひ参照いただきレシピをマスターしましょう。ダッシュボード 作成で役立つ 逆引き設定方法こういう場合どう設定すれば?そんな時がありませんか。実施したい内容から設定方法を確認することができる便利なリソースをご紹介します。CRM Analyticsドリル初期設定から、レシピ、ダッシュボード作成の各種機能をトピック別に設定方法をご確認いただけます。ダッシュボード作成Tips〜こんなときはどこさわる?〜ダッシュボード作成時の表現に特化したトピック別に設定方法をご確認いただけます。
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※2022年4月7日より、DatoramaはMarketing Cloud Intelligenceに製品名が変更になりました。当面は移行期間として旧名称の使用や併記がある旨ご了承ください。この記事で学べることMarketing Cloud Intelligence 2023年2月リリース新機能 & 拡張機能一覧概要接続 & 統合関連Processing Queue やデータストリーム・コントロールセンターの新機能により、管理者がより効率的にデータを管理できるようになりました。また、今までサポートへ依頼する必要があったディメンションや Orphan Keys の削除を管理者自身で行えるようになりました。さらに、複数の API コネクタの改良があったほか、データレークの名称が「Granular Data Center」へ変更になりました。プラットフォーム & ダッシュボード関連ピボットテーブル一覧やワークスペース設定の UI が一新されたことに加え、ビジュアルピボットで利用可能なチャートの種類が増えました。また、1 つのダッシュボードページで複数のウィジェットを選択して一括操作を行ったり、ダッシュボードページのフィルター付き共有リンクを作成できるようになりました。さらに、レポートの自動無効化機能や、セッションの強制タイムアウト機能が追加されました。新機能 & 拡張機能の詳細については、学習ツールの添付資料からご確認ください。新機能&拡張機能一覧接続 & 統合関連Processing Queue(処理キュー)データストリーム・コントロールセンターAdobe Analytics 2.0 カスタムGoogle Ads Manager カスタムGoogle Analytics | GA4 機能拡張API コネクタの改良API コネクタのバージョンアップデートSalesforce Data Cloud コネクタの改良データレークの改名管理者によるのディメンションと Orphan Keys の削除プラットフォーム & ダッシュボード関連ピボットテーブル一覧のアップデートビジュアルピボット複数ウィジェットの選択ダッシュボードページのフィルター付き共有リンクレポートの自動無効化ワークスペース設定の改良ワークスペースにアクセスするユーザーを招待するセッションの強制タイムアウト学習ツール資料:Intelligence 2023年2月リリース.pdf
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この記事で学べることSalesforce側で設定されているIPアドレス制限のためにセットアップが出来ないことの回避方法IPアドレス制限の確認とホワイトリストへの追加Sales EnablementサイトはSalesforce組織に外部からアクセスします。そのため、Salesforce組織側でIPアドレス制限をかけていると、セットアップやログインが出来ません。IPアドレス制限を行っている場合は、以下のSales Enablementサイト用IPアドレスを追加してSalesforce組織にアクセスできるように設定します。52.6.127.22552.205.38.3852.205.40.3352.205.41.207最新のIPアドレスは、公開ナレッジ「許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメイン」をご確認ください。学習ツールヘルプ「組織の信頼済み IP 範囲の設定」ヘルプ「拡張プロファイルユーザインターフェースのログイン IP アドレスの制限」まとめSalesforce側でIPアドレス制限をかけている場合は、Sales Enablementサイトがアクセスできるように設定を緩和する必要があります。