定着に向けた計画を策定しましょう

公開日: 2023.04.17

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この記事で学べること

  • Sales Cloudを組織で定着させるために何が必要か
  • 定着度合いを測る指標と運用計画のポイント

この記事のゴール

この記事のゴールは「定着に向けた計画の策定方法およびポイントを理解する」ことです。

そのために、以下3ステップで進めていきます。

  • Sales Cloudを組織で定着させるためのポイント
  • 定着度合いを測る指標
  • 運用計画の策定

Sales Cloudを組織で定着させるためのポイント

CRM/SFAにおける運用の課題として多くあがるのが、「利用ユーザーが入力しない」「マネージャーがデータをチェックしない」「二重管理や二重入力が発生している」などです。

早期定着化のためには、Sales Cloudを現場で利用し始めてから3ヶ月の間で、これらの課題を未然に防ぐための適切なアクションを起こすことが重要です。

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定着度合いを測る指標

Sales Cloudの定着度合いをどのような指標で測るのかを整理することで、利用状況を可視化することが可能になります。

目標達成のためにやるべきことを検討しましょうで整理をしたKPIとは区別して、定着度合いを測るKPI(運用KPI)を検討しましょう。

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運用計画の策定

運用KPIを策定するにあたって、3ヶ月後に目指す姿から逆算して、指標を決めるのがおすすめです。

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3ヶ月の計画を立てたら、週単位で具体的にどのようなKPIを追っていくのかを検討しましょう。

複数部門でSales Cloudを活用する場合は、部門ごとにKPIを設定することで、どの部門があまり定着していないのかなども分析できるようになります。

また、目標を決めることで、入力状況がいいのか、どれくらい達成しているのかを明確にすることができます。

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値を時系列で分析するにあたって、Salesforceでは設定の難易度がやや高く設定が難しい場合や、TableauなどのBIツールのご利用が難しい場合は、KPIトラッキングシートを使った記録も可能です。

※トラッキングシートフォーマットはこちらからダウンロードいただけます。

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学習ツール

より詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。

Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。

定着化プランを作成いただくにあたって、ワークシートもご用意しています。

ワークシートは こちら からダウンロードできます。

○サクセスダッシュボード

また、運用KPIを可視化するためのサンプルレポート・ダッシュボード集もご用意しております。

パッケージをインストール後にこれらのダッシュボードを自社向けに少し変更するだけですぐに活用が可能です。

利用方法は下記URLをご参照ください。

注意点

  • インストールにはシステム管理者権限が必要です
  • サポート対象外です

まとめ

Sales Cloud定着に向けた計画の策定方法およびポイントは理解できましたでしょうか?

短期間でSales Cloudを“定着“するためには、運用を開始してから最初の3ヶ月が勝負です。

本記事を参考に、運用計画を策定していきましょう!

ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。
弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。

次は、継続的な改善を実施していくためのポイントを学んでいきましょう!

次の記事:継続的な改善を実施しましょう

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公開日: 2023.04.17

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