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1. Welcome To Account Engagement
この記事はAccount Engagementを契約後、1ヶ月目のお客様にお送りするメールの内容になります
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Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成する
この記事で学べることAccount Engagement と Data Cloud を連携する方法Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成する方法はじめに本記事では、Summer ’23 リリースで追加された、Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成する方法についてご紹介します。AWS s3 や Google Cloud Storage などの外部ストレージや取り込み API、B2C Commerce などあらゆる外部データソースから取り込んだ顧客やエンゲージメントデータを基に作成した Data Cloud セグメントを利用することで、Salesforce や Account Engagement のデータを超えた条件でダイナミックリストを作成できるようになります。Data Cloud を併用するメリットには以下の様なものがあります。販売管理や EC のデータなど外部から Data Cloud へ取り込んだ顧客関連データを検索条件に利用できるData Cloud の計算済みインサイト機能を併用し、「◯◯製品を 3 回購入した」など柔軟な集計条件を利用できる検索条件に使用するオブジェクトを、起点のオブジェクトを含めて最大 5 階層まで辿れる*最大 7,500 個のオブジェクトを基にセグメントの検索条件を定義できる** 参考情報【Data Cloud の制限とガイドライン】上記のメリットにより、さらに柔軟なターゲティングができるようになります。イメージ図 (画像のダブルクリックで拡大可)前提当機能を利用するためには、Data Cloud の有償契約、または、Enterprise Edition 以上にて提供される無償の Data Cloud Provisioning の有効化が必要です。また、Data Cloud セグメントを利用するには、別途有償のセグメンテーションと有効化機能オプションが必要です。また、Data Cloud での請求は処理するデータ数・量など使用量に応じて計算されます。(旧 Customer Data Platform にご契約の場合はこちらの請求方法となります)【Data Cloud の請求可能な利用状況の種別】重要:セグメンテーションと有効化オプションの購入方法や使用量の確認・請求方法などについての詳細は、契約書を参照いただくか、弊社営業担当者にお問い合わせください。設定方法1. 組織で Data Cloud を有効化する現在 Data Cloud を契約していない Enterprise Edition 以上の Salesforce 組織においては、組織の Your Account 機能経由で無償版 Data Cloud Provisioning にサインアップできます。Data Cloud の初期設定は多岐のステップに渡りますが、有効化から初期設定まで一連の設定はクイックスタートガイドが参考になります。下記では、クイックスタートガイドをベースに、Account Engatement 連携で必要な追加設定を補足しながら解説します。まずは Salesforce 組織設定の [Data Cloud] メニューより、[Data Cloud の設定と接続] の章まで設定します。【Data Cloud クイックスタートガイド】2. Data Cloud のデータストリームを設定するData Cloud では、データストリームレコードを介して各種ソースから取り込んだデータを、データレイクオブジェクト (以降 DLO と表記) に格納します。そこから、データモデルオブジェクト (以降 DMO と表記) という Data Cloud 内で構造的に統一されたオブジェクトにまとめる (正規化) ことで、多様なソースから取り込んだデータを基にセグメント作成に利用できるようになります (参考)*詳細については、トレイル【Trailhead : Data Cloud の詳細を知る】の Data Cloud での取得とモデリング モジュールを参照【Data Cloud クイックスタートガイド】の [Data Cloud の設定と接続] セクションの設定を進める[追加設定] 途中、ヘルプ 【権限セットとプロファイルでの項目権限の設定】の手順を参考に、Data Cloud Salesforce Connector 権限セットに対して、リードおよび取引先責任者オブジェクトの各種 Account Engagement 関連項目 (項目名 「Account Engagement ~」) および、その他 Data Cloud へ同期したいオブジェクトや項目に対して参照権限を付与【Data Cloud クイックスタートガイド】に戻り、 [データの取り込みと対応づけ] セクションで、Sales Cloud バンドルでデータストリームを作成注意:この際、取り込む対象項目に各種 Account Engagement 関連項目 (項目名 「Account Engagement ~」) を含める[追加設定] Sales Cloud バンドルでリードおよび取引先責任者のデータストリームが追加されたら、【Account Engagement から Data Cloud へのプロスペクトデータのインポート】の [データモデルオブジェクトへの Account Engagement データのマッピング] の手順に従い、それぞれの DLO <=> DMO のマッピングを設定注意:マッピング設定にて、Individual DMO の鉛筆アイコンより [Account Engagement Integration ID] モデル項目を作成し、リード (取引先責任者) ID 項目をマッピングContact Point Phone DMO の [Formatted E164 Phone Number] 項目には、リードや取引先責任者の電話番号を紐付けリード DSO の [Account Engagement Integration ID] モデル項目のマッピング例要件に応じて、セグメントの検索条件で利用する、その他データソースを Data Cloud へ接続します。利用可能なデータソースは多岐に渡りますが、代表的な AWS s3 を題材にデータ取り込みの基本操作を解説した弊社サポートの Youtube 動画をご覧ください。【【Salesforce サポート】Data Cloud | はじめてのデータストリーム設定手順 〜AmazonS3からのデータ取り込み編〜】3. ID 解決で重複レコードを統合するData Cloud は多種多様なデータソースから顧客データを取り込むことができますが、それにより重複レコードも取り込まれる可能性があります。余計なデータを取り込まないようにデータソース側 (本件では Salesforce) であらかじめ不要なレコードを整理することが推奨されますが、Data Cloud 内でも一致ルールを定義することで取り込んだ重複した顧客レコードを一つの統合個人 (Unified Individual) に統合することが可能です。まずは [ID 解決] タブの新規作成画面で [プライマリデータモデルオブジェクト] で「Individual」を選択します (ルールセット ID は省略可)。次に [一致ルール] を定義します。[プライマリデータモデルオブジェクト] で「Individual」を選択した場合、条件には個人 (Individual)、連絡先メール (Contact Point Email) などの連絡先 DMOの項目値を利用できますが、ここでは例として氏名およびメールアドレスが完全一致する重複レコードを統合するルールを指定します。氏名などのあいまい一致は英数字のみで利用でき、日本語の値に対しては完全一致のみ利用可能です。一致ルールを定義したら、次に [調整ルール] を定義します。 [調整ルール] では、統合されたレコードのうち、どのレコードの項目値を正として統合レコードで利用するかを選択します。[最終更新] : 最後に更新されたレコードの値を使用[最も頻繁] : 統合されたレコードの中で最も多く入力されている値を使用[ソースの優先度] : 統合されたレコードのオブジェクトの優先順位で値を使用[Individual ID] 項目では、[ソースの優先度] を利用します。保存後、[ルールセットを実行] より実行すると、処理結果画面に統合されたレコード数など以下のように表示されます。各項目の意味についてはこちらに記載されています。4. Data Cloud セグメントを作成するID 解決まで設定が完了したら、各種 DMO を基に Data Cloud セグメントを作成します。【Data Cloud でのセグメントの作成】💡ヒント💡 DMO 同士の関連性を確認するには、オブジェクト同士の関連性をビジュアルで表現する [データモデル] タブの [グラフ] ビューがおすすめです。例えば以下の赤枠からは、Salesforce から取り込んだ取引先責任者 (Account Contact) は直接 Data Cloud の Individual (個人) に紐づいており、リードは取引先責任者 (Account Contact) を介して間接的に Individual (個人) と紐づいていることがわかります。この DMO 同士の関係性は、後ほどセグメントで検索条件を定義する際に必要となるため、控えておくと便利です。セグメントの作成は方法は【 Trailhead : セグメンテーションと有効化 】が参考になりますので、一読をおすすめします。最初に [セグメント対象] を選択しますが、重複排除のため、前の ID 解決ステップで作成した統合個人 (Unified Individual) DMO を選択することが推奨されています。次に、セグメントの公開 (更新) 頻度を選択します。高速公開は Marketing Cloud に対してデータを連携する選択肢のため、それ以外は標準公開を選択します。検索条件の設定画面で、左側パネルから項目を右側の [Include] エリアにドラッグ&ドロップして条件を指定します。除外条件を定義したい場合は [Exclude] タブに切り替えて追加します。例として、以下の条件で設定の流れをご紹介します。顧客 (リードまたは取引先責任者) の会社名が「Highlanders」である2023/03/01 以降、少なくとも 1 回のメールアクティビティがあるまずは、「顧客 (リードまたは取引先責任者) の会社名が「Highlanders」である」の条件から設定します。左側パネルの [関連属性] より [Account Contact] > [Account] と辿り、[Account Name] 項目を右側にドラッグアンドドロップ[メジャメント] に利用する 集計タイプ (例 : 件数|以上|1) を選択[Account Name] 項目の値の検索条件 (例 : 次の値を等しい|Highlanders) を指定リードレコードも含められたい場合は、一度左側パネルの [関連属性] の家アイコンにてトップに戻り、 [Lead] に入り、[Company Name] 項目で同様にフィルターを指定次は「2023/03/01 以降、少なくとも 1 回のメールアクティビティがある」の条件です。左側パネルの [関連属性] より [Email Engagement] を開き、[Engagement Date Time] 項目を右側にドラッグアンドドロップ[メジャメント] に利用する 集計タイプ (例 : 件数|以上|1) を選択[Engagement Data Time] 項目の値の検索条件 (例 : 次の日の後|2023/03/01) を指定最後に右側の AND / OR 条件にて、内側の [Account Contact] および [Lead] 条件を OR で、Email Engagement を外側の AND で指定条件を指定したら、[今すぐ公開] よりセグメントを公開します。下記のメッセージが表示されますが、Account Engagement のダイナミックリストで利用する分には対応は不要です。セグメントの公開が完了すると、[公開履歴] に抽出されたレコードが確認できます。これで、Data Cloud セグメントの作成は完了です。5. 組織で Data Cloud と Account Engagement を接続する次に、Data Cloud と Account Engagement を接続します。[設定] の [クイック検索] ボックスに「Data Cloud」と入力します。[設定] で [Account Engagement] を選択します。[はじめよう] をクリックします。接続する Account Engagement ビジネスユニットを [選択されたビジネスユニット] 列に追加し、[完了] をクリックします。* Data Cloud Salesforce 組織に関連付けられているビジネスユニットのみを接続できます。ビジネスユニットは後で追加、削除できます。6. Account Engagement で Data Cloud セグメントを使いダイナミックリストを作成する最後に Account Engagement にてダイナミックリストを作成します。ビジネスユニットごとに最大 5 つのダイナミックリスト、リストごとに最大 100 万のプロスペクトを含めることができます。作成する際、[ダイナミックリスト種別] に「Data Cloud セグメント」を選択し、作成した Data Cloud セグメントを選択します。ダイナミックリストの抽出処理の完了を待ち、Data Cloud セグメントと同じ件数がリスト化されていることを確認できます。これで、Data Cloud セグメントを基に作成した Account Engagement ダイナミックリストに対して、メール送信等を実施できるようになりました。Data Cloud セグメントと Account Engagement ダイナミックリストでレコード件数が合わない場合は、以下の点を確認ください。基となるリードや取引先責任者レコードが、Data Cloud と直接つながる Salesforce に存在するかData Cloud は他の Salesforce 組織のリードや取引先責任者なども取り込めるが、Account Engagement のダイナミックリストで利用できるのは、Data Cloud と直接つながる Salesforce にあるリードや取引先責任者のみSalesforce と Account Engagement 間で、リードや取引先責任者とプロスペクトレコードが同期しているかData Cloud セグメントに含まれるリードや取引先責任者が同期するプロスペクトレコードのみが対象参考Account Engagement: Data Cloud インテグレーション実装ガイドまとめ本記事では、Summer ’23 にリリースされた、Data Cloud で作成したセグメントを基に Account Engagement のダイナミックリストを作成する機能について解説しました。運用方法や他社事例などについては、質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 グループまたは Account Engagement(旧Pardot) 日本 グループにてご質問ください。個別の技術質問につきましては、ヘルプ & トレーニングより弊社サポートへお問合せください。
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(2024年4月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/FsuCyGuh3ieVWutpG1V7mE全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 4 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 4 月のトピックはこちらになります。本記事では前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは、製品イノベーションに関する情報です。Summer ’24 のリリーススケジュールが公開されましたのでご紹介します。日本のお客様向けのインスタンスにおける Summer ’24 のリリースは 6月 16 日に予定されています。また、Sandbox プレビューに参加予定のお客様でプレビュー対象のインスタンスに既存の Sandbox がない場合は、日本時間の 5 月 10 日午前 10 時までに Sandbox のリフレッシュが完了するよう、余裕を持って Sandbox のリフレッシュをお願いします。なお、サクセスナビではバージョンアップに備えるための情報もご用意しておりますのでぜひご参照いただき、6 月の Summer ’24 リリースに向けてご準備を進めていただければと思います。関連情報Salesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Summer ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSalesforce Sandbox プレビュー手順続いて Hyperforce に関する情報です。Summer '24より、Hyperforce 上の組織(JPNで始まるインスタンス)をご利用の場合は、メジャーリリースにおけるアップグレード中のサービスダウンタイムは無くなります。アップグレード中にログインしたユーザーがいる場合は再ログインを促され、再ログインが必要となります。もし、現在ご利用中のインスタンスが不明である場合には、Salesforceの設定画面にある組織情報ページで確認することができますのでご参照ください。続いて、Spring ’24 のリリースノートの更新情報です。今回は 3 月 25 日以降の更新情報の中から、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。#48 : Wrap Up Call and Enhanced Messaging Sessions Faster with Einstein Work Summaries生成 AI の機能である作業概要が拡張メッセージングと Voice でもご利用いただけますが、それぞれの機能においてサポートされる言語(日本語含む)が追加されました。#49 : Say Goodbye to Standard WhatsApp Channels標準の WhatsApp チャネルに関する更新で、2024 年 7 月 1 日以降は標準の WhatsApp チャネルの追加はできなくなります。また、2025 年 7 月 30 日までに標準の WhatsApp チャネルは拡張チャンネルに更新しないとメッセージを送受信できなくなりますので、ご利用中のお客様はご注意ください。#50 : Save a Transcript of Your Messaging for Web ConversationWeb のメッセージングに関する更新で、ユーザーは Web のメッセージングでの会話終了後、PDF にて会話のトランスクリプトがダウンロードできるようになったことがリリースノートに追加されました。#51 : Salesforce for Outlook (Retiring)Salesforce for Outlook の機能廃止時期が 2027 年 12 月に延期されたことがリリースノートに追加されています。Salesforce for Outlook をご利用中のお客様は、この期間に次世代製品である Outlook インテグレーションや Einstein 活動キャプチャへの移行をご検討ください。#52 : See Password Resets in the Login History and New and Changed Objectsログイン履歴に関する更新で、ユーザーがパスワードリセットしたことをログイン履歴から追跡できるようになったことが、リリースノートに追加されました。以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いてMFA(多要素認証)に関する更新情報です。MFA の参考リソースに関する情報ですが、FAQ の公開ナレッジの英語版が 3 月 28 日に更新されています。詳細は後述いたします。関連情報オンラインコミュニティSalesforce 多要素認証に関する FAQ 多要素認証 (MFA) 適用ロードマップサクセスナビ:MFA(多要素認証)設定マニュアルサクセスナビ:MFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)続いて、MFA のロードマップです。一部のお客様では 4 月 8 日から MFA の自動有効化が開始されています。また自動有効化の対象となっているお客様には Salesforce からメール通知も行われております。まだ MFA の適用準備がお済みでないお客様は、MFA の自動有効化後であっても管理者様にて MFA を無効化することができますが、Salesforce では MFA 適用は利用規約上必須となっており、またセキュリティレベルが低下することにも繋がってしまうため、できるだけ早めに有効化することを推奨しています。関連情報Spring '24 リリースノート : 2024 年 4 月から MFA がデフォルトでオンにSpring '24 リリースノート : Summer ’24 より Salesforce 製品への MFA の適用がアプリケーション内通知に移行多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ続いて MFA の FAQ に関する更新情報で、3つの更新がありますのでご紹介します。まず 1 つ目の更新は、Summer’24 にて導入される通知モデルに関する情報です。MFA が有効化されていない組織に管理者様がログインして設定メニューを開くと、警告プロンプトが表示され、MFA が有効化されるまで、定期的に警告プロンプトが表示されることが FAQ に記載されています。続いて 2 つ目の更新は、Experience Cloud ユーザーに関する情報です。Experience Cloud ユーザーについて SMS テキストメッセージを利用した ID 検証を実現することができますが、これには「外部ユーザーはテキスト (SMS) で ID を検証する」という権限を付与する必要があります。この権限は権限セットではなく、プロファイルで設定する必要がある旨が記載されています。3 つの目の更新情報ですが、こちらも Experience Cloud ユーザーに関する情報です。[ユーザーインターフェースログインの多要素認証]の権限をユーザーに付与することで、MFA を有効にすることができますが、Experience Cloud ユーザーについてはこの権限を権限セットではなく、プロファイルで割り当てる旨が FAQ に追記されました。更新情報の 2 つ目と 3 つ目は、ともに Experience Cloud ユーザーに関する更新情報であり、Experience Cloud ユーザーは MFA 必須化の対象外ではございますが、これらのユーザーに対して ID 検証や MFA の利用をご検討いただく場合にはご留意ください。続いてインフラ強化についてです。まずは、インスタンスリフレッシュです。日本のお客様がご利用中のインスタンスであるAP系のインスタンスリフレッシュの新しいスケジュール(日本時間で 5 月 19 日)が追加されました。また、6 月 16 日(日本時間)には、日本のお客様がご利用中のSandboxのインスタンスについてもインスタンスリフレッシュが実施される予定です。そして、既存のスケジュールに新たなインスタンス(UM系、EU系、NA系)が追加されています。こちらは主に海外のお客様がご利用中のインスタンスになります。「インスタンスリフレッシュの情報は 1 ヶ月前にしか知ることはできないのか?(直前すぎる・・・)」と不安を感じたお客様もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。リフレッシュ対象のインスタンスをご利用中の組織のシステム管理者様には、既に Salesforce からメールが送信されております。また、事前に登録済みの場合、Trust 通知メールもお手元に届いていると思いますので、速報はそちらにてご確認いただけるようになっています。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビで解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべきドメインと IP アドレスについてです。一番上の「SalesforceのIPアドレスとドメインで許可する」のナレッジに 3 月 21 日付で更新がありました。更新内容としては、RIPE の既存の IP アドレス範囲に IP アドレスが追加されています。IP アドレス許可リストを使われているお客様は、新しい IP アドレスの追加作業をお願いします。関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、その他の更新です。こちらは先月に引き続いて再度のお知らせとなります。Salesforce モバイルアプリケーションを使用するための OS(オペレーティングシステム)の要件が変更されました。新しい要件はAndroid のスマートフォンをご利用の場合は 10.0 以降、iOS のスマートフォンをご利用の場合は16.0 以降となりました。こちらの要件より古いバージョンの OS をご利用の場合には、早めにアップグレードをしていただけますようお願いします。関連リンク:リリースノート:Salesforce Mobile App Requirements Have Changed ヘルプ:Requirements for the Salesforce Mobile App続いてこちらも再掲となりますが、先月もご紹介しました「新しい設定ドメインの許可」についてです。内容としては、Lightning Experience 利用時における設定ページの URL が変更されるため、お客様のネットワーク環境においてアクセスできるサイトをドメインで制御している場合、引き続き Lightning Experience の「設定」ページにアクセスできるようにするため、該当ドメインを許可する必要があるというものです。こちらの更新は段階的に適用される予定ですが、先行して Sandbox と無償組織(トライアル組織や Developer Edition )が適用されます。その後、本番組織が適用される予定となっています。日程は現時点で未定となっておりますが、決まりましたらリリースノートが更新される予定です。関連リンク:リリースノート:新しい設定ドメインの許可ヘルプ:必要なドメインを許可ナレッジ:Understand How Google's Privacy Sandbox Initiative Impacts Salesforce続いて拡張ドメイン適用までの今後のロードマップです。こちらのロードマップについて変更はございませんが、旧 URL にアクセスしたときのリダイレクトが Winter ’25 で停止となることをお知らせする製品コミュニケーションが 4 月 1 日に管理者様に送信されておりますので、詳細はメールの内容をご確認ください。続いて、機能の廃止に関する情報です。こちらでは 1 点、更新がございます。Salesforce for Outlook の廃止について、終了時期が 2024 年 6 月から 2027 年 12 月へ変更となっております。現在も Salesforce for Outlook をご利用の場合は、ご利用用途に応じて Einstein 活動キャプチャや Outlook インテグレーションへの移行計画を立てていただけますよう、お願いします。最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。4 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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改めて基本機能の使い方に関するハンズオンセッション(エキスパートコーチング)を受講することで、ツールの使い方に慣れたり、Eコマースにおけるベストプラクティスについて学ぶことができます。この記事のゴール目的サイトがローンチしてから運用フェーズに入る段階でツールの使い方を学習しましょう。学習ツール機能の使い方について学びます。必要な時にいつでもコマースのエキスパートコーチングのリクエストが可能です。PremierおよびSignature Success Planのお客様にご利用いただけます。機能の概要、使い方及びベストプラクティスについてトレーニングセッションを実施します。はじめよう:指標と分析B2B Commerceの成功測定、成功指標の定義、指標監視ツール、ストアフロントの改善と成長方法に焦点を当てたコースです。商品とカタログの設定カタログ、カテゴリー、商品を理解し、ストアフロントを整理するための専門家の指導を受けることができます。検索と並べ替えサイト内検索と並べ替えを利用して収益を伸ばし、購買体験を向上させる方法を学びましょう。プロモーションプロモーションやクーポンを活用して収益を伸ばす方法を学びましょう。検索エンジンの最適化SEO の標準機能に関する専門家のガイダンスをご覧ください。一般公開されているサイト向けエキスパートコーチングセッションの申し込み方法: リクエスト方法
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Trustサイトやセルフラーニングを学び、指定連絡先の作成及び管理、ヘルプポータルへのアクセス設定も学びます。この記事のゴール構築期間中、サイトローンチに向けてB2BまたはD2C Commerceのご利用に必要な事前準備およびテクニカルサポートのアクセス方法等について学びましょう。学習ツールセルフラーニングTrailhead: Commerce Cloud無料でSalesforceについて学ぶコンテンツを入手できるオンラインライブラリです。モジュールの絞り込み画面でロールを「コマース」に指定して、B2B及びD2Cに関するコンテンツを学びます。サポートについてSalesforce ヘルプの指定連絡先の作成と管理下記の機能にアクセスができるように必要な権限について学びます。参照、編集、テクニカルサポートマネージャーへのケースのエスカレーションエキスパートコーチング個別セッションのリクエスト方法他の指定連絡先のアクセス権の作成および管理 (主指定連絡先のみ)Salesforce ヘルプポータルのご案内テクニカル・サポートへの問い合わせ方法について学びます。B2B及びD2C Commerceヘルプ ドキュメントB2BまたはD2Cのストアの作成または設定について学びます。商品、価格設定、チェックアウト、Commerce Einstein、プロモーションやストアのカスタマイズなどの製品機能に関する詳細情報を確認で来ます。B2B及びD2C Commerce リリースノート製品に関する最新リリースに関する情報を確認できます。Salesforce Trust: B2B及びD2C Commerceシステムのパフォーマンスとセキュリティに関するリアルタイムの情報を提供する Salesforce コミュニティのホームです。お客様の組織インスタンス番号でステータスの確認が可能です。自分の Salesforce 組織のインスタンス情報の表示開発者向けのリソースB2B Commerce および D2C Commerce 開発者ガイドLightning Experience の機能を活用する B2B コマースまたは D2C コマースソリューションを設計します。コマースエクスペリエンスビルダーのテンプレートを基盤にプラットフォームをカスタマイズして、小売業者、卸売業者、流通業者、消費者が購入できるようにします。ビジネス要件を満たすプラットフォームを設計し、すべてのサードパーティアプリケーションに接続します。開発者サポートについて開発者サポートは、Premier、Premier Plus、および Signature Support のお客様に対してクラウドごとに提供されます。オンラインコミュニティCommerce Cloud Trailblazer CommunitySalesforceに関連したトピックを共有、情報交換するためのオンラインコミュニティに参加できます。AppExchangeサイト: AppExchangeAppExchange は Salesforce が提供する世界最高水準のビジネスアプリケーションのマーケットプレイスです。すぐにインストールできるエンタープライズソリューションにより、営業、マーケティング、カスタマーサービスなど、あらゆる部署と業種向けに Salesforce をビジネスアプリケーションおよびコンポーネントで拡張できます。