記事一覧

  • Account Engagement APIを利用するイメージ

    Account Engagement APIを利用する

    この記事で学べることAccount Engagement APIを利用する方法Account Engagement API利用に関する注意点はじめに本記事では、Account Engagement APIを利用する方法についてご紹介します。​まず、Account Engagement APIを使用するためには、Account Engagementへのアクセス権を持つSSO対応済みのSalesforceユーザーにより、Salesforceのユーザー認証を成功させる必要があります。​Salesforceのユーザー認証が完了すると、アクセストークンが発行されますので、そのアクセストークンを利用してAccount Engagement APIを実行します。​事前に必要な設定内容、実際にAccount Engagement APIを実行する方法について、以下に手順をご紹介します。​※APIの呼び出し元となるプログラムの実装については開発範囲となるため、具体的な実装方法や開発物のトラブルシューティングに関してはサポート対象外となります。設定方法1. 接続アプリケーションの作成手順Account Engagement APIを使用する事前準備として、SalesforceユーザーによるOAuth認証を行うために、Account Engagement API用の「接続アプリケーション」の設定を作成します。​設定手順は以下のステップになります。1. Salesforceの画面右上の[設定]をクリックします。​2.クイック検索で「アプリケーションマネージャー」と検索し、[アプリケーションマネージャー]メニューを開きます。 3.[新規接続アプリケーション]ボタンをクリックします。4.接続アプリケーション名・API参照名・連絡先のメールアドレスを設定します。5.APIセクションで[OAuth 設定の有効化]にチェックを入れます。6.[コールバック URL]を設定します。たとえば、https://my.example.com/myapp のようなURLを設定しますが、ブラウザーベースの認証フローを使用しない場合、入力されたURLは使用されません。7.[選択した OAuth 範囲]セクションで、[Pardot サービスを管理(pardot_api)]を選択して[追加]します。リフレッシュトークンの使用など、より複雑なシナリオとなる場合は、他のスコープも選択します。※[サポートされる認証フローに Proof Key for Code Exchange (PKCE) 拡張を要求]が有効な場合は、認証の際にcode_challengeパラメータが必要となります。上記対応が特に必要ではない場合は、[サポートされる認証フローに Proof Key for Code Exchange (PKCE) 拡張を要求]を無効にしてお試しください。8.設定を保存します。​2. OAuth認証実行に必要な情報の取得SalesforceユーザーによるOAuth認証を実行する際に必要となる以下の情報を取得します。コンシューマー鍵コンシューマーの秘密Account EngagementビジネスユニットIDSalesforceユーザーのログイン情報​<コンシューマー鍵とコンシューマーの秘密の確認手順>1.Salesforceの画面右上の[設定]をクリックします。2.クイック検索で「アプリケーションマネージャー」と検索し、[アプリケーションマネージャー]メニューを開きます。3.先程作成したAPI用の接続アプリケーションの行へ移動し、右端の逆三角アイコンより[参照]を選択します。4.API (OAuth 設定の有効化)セクションの[コンシューマーの詳細を管理]ボタンをクリックします。5.[コンシューマー鍵]の値をコピーして記録します。6.[コンシューマーの秘密]の値をコピーして記録します。​<Account Engagement ビジネスユニットIDの確認手順>1.Salesforceの画面右上の[マーケティング設定]をクリックします。2.クイック検索で[ビジネスユニット]と検索し、[ビジネスユニット設定]メニューを選択します。3.APIを利用するAccount Engagementアカウントの[ビジネスユニットID]の値をコピーします。​<Salesforceのログイン認証を実行するユーザーの確認>1.Account Engagement Lightning Appを使用してAccount Engagementにアクセスできるユーザー、または「Salesforceでログイン」を使用してpi.pardot.comにログインできるユーザーを用意します。2.1のユーザーについて、Salesforceへのログイン情報を確認します。​3. Salesforce OAuth認証の実行ステップ2で取得した情報を元にSalesforceユーザーの認証を行い、アクセストークンを取得します。以下のステップでは、参考までにAPI開発ツールの「Postman」を利用してサンプルをご紹介します。​POST URL:https://login.salesforce.com/services/oauth2/token?format=jsongrant_type:passwordclient_id:<コンシューマー鍵>client_secret:<コンシューマーの秘密>username:<SalesforceユーザーのUsername>password:<Salesforceユーザーのパスワード>​4. Account Engagement APIの実行OAuth認証に成功すると、レスポンスとしてアクセストークンの値が返却されます。​そのアクセストークンの値を[Authorization]ヘッダに設定し、併せてAccount EngagementビジネスユニットIDの値を[Pardot-Business-Unit-Id ]ヘッダにそれぞれ設定することで、Account Engagement APIの実行が可能となります。※[Authorization]の設定値としては、「Bearer」と「アクセストークンの値」の間に半角スペースが必要であり、「Bearer xxxxxxxxxxx」のような形式となります。​こちらは、API バージョン5のVisitor Activity Queryを実行した際のイメージ画面となります。※参考ドキュメントhttps://developer.salesforce.com/docs/marketing/pardot/guide/visitor-activity-v5.html#visitor-activity-queryAccount Engagement API利用に関する注意点APIの呼び出し元となるプログラムでは、APIドキュメントに定義されているエラーコードを考慮したハンドリングが必要です。APIバージョンの違いについてAPI バージョン 3[1 つのメールアドレスに対して複数のプロスペクトを有効化]が無効であり、同一のメールアドレスを持つプロスペクトの複数作成が許可されていないアカウントの場合、バージョン3をご利用ください。API バージョン 4[1 つのメールアドレスに対して複数のプロスペクトを有効化]が有効であり、同一のメールアドレスを持つプロスペクトを複数作成できるアカウントの場合、バージョン4をご利用ください。API バージョン 5バージョン5では、利用対象のオブジェクトやオブジェクトに対する操作が追加されており、[1 つのメールアドレスに対して複数のプロスペクトを有効化]が有効になっているかどうかに関わらず、ご利用いただけます。ご契約のAccount Engagementエディション毎にAPIの日次コール制限数が設けられている点にご注意ください。リリース情報に関しましては、最新のリリースノートや開発者ドキュメントをご確認ください。参考Account Engagement API Quick Start(開発者ドキュメント)Marketing Cloud Account Engagement API: クイックルック(Trailhead)まとめ本記事では、Account Engagement APIを利用する方法を解説しました。​運用方法や他社事例などについては、質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 グループまたは Account Engagement(旧Pardot) 日本 グループにてご質問ください。

  • Data Cloud に Account Engagement リストメールエンゲージメントデータを連携するイメージ

    Data Cloud に Account Engagement リストメールエンゲージメントデータを連携する

    この記事で学べることAccount Engagement と Data Cloud を連携する方法Data Cloud に Account Engagement のリストメールエンゲージメントデータを連携する方法はじめに本記事では、Spring ’24 リリースで追加された、Data Cloud に Account Engagement リストメールエンゲージメントデータを連携する設定方法についてご紹介します。​Summer ’23 リリースで追加された、Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成する方法については、【サクセスナビ : Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成する】をご覧ください。​Account Engagement のリストメールに対するエンゲージメントデータを Data Cloud に取り込むことで、例えば以下のようなメリットがあります。​Account Engagement リストメールのアクティビティデータと、その他 Data Cloud に連携された外部顧客データを掛け合わせて後続処理に利用できるAccount Engagement リストメールのアクティビティに基づくセグメント作成ができるData Cloud 計算済みインサイト機能を併用することで、顧客 (リード・取引先責任者) ごとのリストメールの開封率・クリック率をデータとして Salesforce 内で活用できる*SQL 開発が必要 (具体的な記述方法は弊社サポート外ですが、こちらに各種サンプルがあります)​イメージ図 (画像のダブルクリックで拡大可)前提当機能を利用するためには、Account Engagement と Salesforce の Enterprise Edition 以上に加えて、Data Cloud の有償契約、または、Enterprise Edition 以上にて提供される無償の Data Cloud Provisioning の有効化が必要です。Data Cloud での請求は処理するデータ数・量など使用量に応じて計算されます (旧 Customer Data Platform にご契約の場合はこちらの請求方法となります)。重要:使用量の確認・請求方法などについての詳細は、契約書を参照いただくか、弊社営業担当者にお問い合わせください。当機能は、Data Cloud テナント、Account Engagement ビジネスユニットの両方が接続される Salesforce 組織でのみ利用可能です。利用する Account Engagement ビジネスユニットと Salesforce 組織において、キャンペーン接続が有効・設定済みである必要があります。連携されるデータは、Salesforce リードまたは取引先責任者と同期中のプロスペクトによる、接続されたキャンペーンに紐づくリストメールに対するエンゲージメントデータです。設定方法1. Data Cloud の初期設定を完了させる設定を開始する前に、まずは Account Engagement ビジネスユニットが接続されている Salesforce 組織で Data Cloud を有効化します。Data Cloud の初期設定方法については、【サクセスナビ : Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成する】 のステップ 1 ~ 2 までを設定します。​2. Data Cloud 設定で Account Engagement ビジネスユニットを接続するData Cloud の初期設定が完了したら、次に [Data Cloud] メニューの [Account Engagement] 設定で、対象の Account Engagement ビジネスユニットを Data Cloud に接続します。​3. Data Cloud にリストメールデータを接続するビジネスユニットを接続したら、次にリストメールデータを Data Cloud に連携するためのデータストリームを設定します。リストメールデータは、Account Engagement のリストメールデータが、接続済みキャンペーンを介して Salesforce へ同期され、そのデータが Data Cloud に連携されます。[Salesforce 組織] には、Account Engagement ビジネスユニットと Data Cloud テナントが直接接続された Salesforce 組織のみが利用可能です[すべてのオブジェクト] を選択し、リストメールを選択して [次へ] 進みます次の画面でデフォルト Data Space およびカテゴリーに「Other」を選択し、データストリームを作成します​データストリームが作成されたら、データストリームレコードを開き [データマッピング] の [確認] ボタンより、Bulk Email Message DMO との項目マッピングを行います。​[オブジェクトの選択] ボタンより、オブジェクト選択画面を開き、[Bulk Email Message] を選択します。項目名が一致するものは自動でマッピングされます (変更不可) 。以下の項目は手動でマッピングを行い、[保存して閉じる] をクリックして閉じます。[キャンペーン ID] から [Campaign] へ[リストメール ID] から [Bulk Email Message Id (一括メールメッセージ ID)] へ以上で、リストメールデータの連携設定は完了です。次に、リストメールエンゲージメントデータを接続します。​4. Data Cloud にリストメールエンゲージメントデータを接続する基本的な流れは上記のステップと同じですが、ソースに「Account Engagement」を選択し、接続対象のビジネスユニットを選択します。ステップ 1 で接続したビジネスユニットのみがこの選択肢に表示されます。メールエンゲージメントの場合、データストリームが作成されたら、Email Engagement DMO との項目マッピングはすでに完了した状態となります (変更不可)。​Data Cloud の初期設定、Account Engagement ビジネスユニットの接続、リストメールとメールエンゲージメントデータのデータストリームとデータモデルへのマッピング、すべての設定が完了したら、最後に Account Engagement 設定にて Data Cloud コネクターを再開します。​5. Account Engagement 設定で Data Cloud コネクターを再開する設定にて、連携するエンゲージメントデータの開始日を、今日の日付から最大 2 年前まで指定できます。[コネクタを保存] ボタンで開始日指定を保存したら、[同期を再開] をクリックしてコネクターを再開します。​以上で設定は完了です。​データストリームのリストビューでデータが連携されていることを確認します。​Account Engagement から Data Cloud にのメールエンゲージメントデータのインポートを開始すると、対象となるアクティビティ数に応じて、最初のインポートが完了するまで数日または数週間かかる可能性があります。初回同期以降 Data Cloud は、インポートの準備ができた新しいアクティビティの接続を 1 時間ごとにチェックします。参考ヘルプ : Account Engagement から Data Cloud にメールエンゲージメントデータをインポートする場合の考慮事項ヘルプ : Data Cloud にの Account Engagement データのインポートサクセスナビ : Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成するまとめ本記事では、Spring ’24 リリースで追加された、Data Cloud に Account Engagement リストメールエンゲージメントデータを連携する設定方法を解説しました。​運用方法や他社事例などについては、質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 グループまたは Account Engagement(旧Pardot) 日本 グループにてご質問ください。​個別の技術質問につきましては、ヘルプ & トレーニングより弊社サポートへお問合せください。

  • 4. いよいよメールの配信。 準備はできていますかイメージ

    4. いよいよメールの配信。 準備はできていますか

    この記事はAccount Engagementを契約後、3ヶ月目のお客様にお送りするメールの内容になります。 本記事では、Account Engagementでメール配信するためのヒントやコツをご案内しています。

  • 3. Account Engagementで効率よくデータを活用するためのヒントイメージ

    3. Account Engagementで効率よくデータを活用するためのヒント

    この記事はAccount Engagementを契約後、2ヶ月目のお客様にお送りするメールの内容になります。 本記事では、ご契約2ヶ月の皆様に今すぐお役立ていただける、注目記事を掲載しています。

  • 2. ご契約2ヶ月目のお客様必見:今さら聞けない導入知っ得ポイントイメージ

    2. ご契約2ヶ月目のお客様必見:今さら聞けない導入知っ得ポイント

    この記事はAccount Engagementを契約後、2ヶ月目のお客様にお送りするメールの内容になります。 本記事では、ご契約2ヶ月目のお客様に見て頂きたい、導入の知っ得ポイントをご案内します。

  • Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成するイメージ

    Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成する

    この記事で学べることAccount Engagement と Data Cloud を連携する方法Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成する方法はじめに本記事では、Summer ’23 リリースで追加された、Data Cloud セグメントを基に Account Engagement ダイナミックリストを作成する方法についてご紹介します。​AWS S3 や Google Cloud Storage などの外部ストレージや取り込み API、B2C Commerce などあらゆる外部データソースから取り込んだ顧客やエンゲージメントデータを基に作成した Data Cloud セグメントを利用することで、Salesforce や Account Engagement のデータを超えた条件でダイナミックリストを作成できるようになります。​Data Cloud を併用するメリットには以下の様なものがあります。​販売管理や EC のデータなど外部から Data Cloud へ取り込んだ顧客関連データを検索条件に利用できるData Cloud の計算済みインサイト機能を併用し、「◯◯製品を 3 回購入した」など柔軟な集計条件を利用できる検索条件に使用するオブジェクトを、起点のオブジェクトを含めて最大 5 階層まで辿れる*最大 7,500 個のオブジェクトを基にセグメントの検索条件を定義できる** 参考情報【Data Cloud の制限とガイドライン】​上記のメリットにより、さらに柔軟なターゲティングができるようになります。​イメージ図 (画像のダブルクリックで拡大可)前提当機能を利用するためには、Data Cloud の有償契約、または、Enterprise Edition 以上にて提供される無償の Data Cloud Provisioning の有効化が必要です。また、Data Cloud セグメントを利用するには、別途有償のセグメンテーションと有効化機能オプションが必要です。​また、Data Cloud での請求は処理するデータ数・量など使用量に応じて計算されます。(旧 Customer Data Platform にご契約の場合はこちらの請求方法となります)​【Data Cloud の請求可能な利用状況の種別】​重要:セグメンテーションと有効化オプションの購入方法や使用量の確認・請求方法などについての詳細は、契約書を参照いただくか、弊社営業担当者にお問い合わせください。設定方法1. 組織で Data Cloud を有効化する現在 Data Cloud を契約していない Enterprise Edition 以上の Salesforce 組織においては、組織の Your Account 機能経由で無償版 Data Cloud Provisioning にサインアップできます。​Data Cloud の初期設定は多岐のステップに渡りますが、有効化から初期設定まで一連の設定はクイックスタートガイドが参考になります。​下記では、クイックスタートガイドをベースに、Account Engatement 連携で必要な追加設定を補足しながら解説します。​まずは Salesforce 組織設定の [Data Cloud] メニューより、[Data Cloud の設定と接続] の章まで設定します。​【Data Cloud クイックスタートガイド】​2. Data Cloud のデータストリームを設定するData Cloud では、データストリームレコードを介して各種ソースから取り込んだデータを、データレイクオブジェクト (以降 DLO と表記) に格納します。​そこから、データモデルオブジェクト (以降 DMO と表記) という Data Cloud 内で構造的に統一されたオブジェクトにまとめる (正規化) ことで、多様なソースから取り込んだデータを基にセグメント作成に利用できるようになります (参考)​*詳細については、トレイル【Trailhead : Data Cloud の詳細を知る】の Data Cloud での取得とモデリング モジュールを参照​【Data Cloud クイックスタートガイド】の [Data Cloud の設定と接続] セクションの設定を進める[追加設定] 途中、ヘルプ 【権限セットとプロファイルでの項目権限の設定】の手順を参考に、Data Cloud Salesforce Connector 権限セットに対して、リードおよび取引先責任者オブジェクトの各種 Account Engagement 関連項目 (項目名 「Account Engagement ~」) および、その他 Data Cloud へ同期したいオブジェクトや項目に対して参照権限を付与【Data Cloud クイックスタートガイド】に戻り、 [データの取り込みと対応づけ] セクションで、Sales Cloud バンドルでデータストリームを作成注意:この際、取り込む対象項目に各種 Account Engagement 関連項目 (項目名 「Account Engagement ~」) を含める[追加設定] Sales Cloud バンドルでリードおよび取引先責任者のデータストリームが追加されたら、【Account Engagement から Data Cloud へのプロスペクトデータのインポート】の [データモデルオブジェクトへの Account Engagement データのマッピング] の手順に従い、それぞれの DLO <=> DMO のマッピングを設定注意:マッピング設定にて、Individual DMO の鉛筆アイコンより [Account Engagement Integration ID] モデル項目を作成し、リード (取引先責任者) ID 項目をマッピングContact Point Phone DMO の [Formatted E164 Phone Number] 項目には、リードや取引先責任者の電話番号を紐付け​リード DSO の [Account Engagement Integration ID] モデル項目のマッピング例​要件に応じて、セグメントの検索条件で利用する、その他データソースを Data Cloud へ接続します。​利用可能なデータソースは多岐に渡りますが、代表的な AWS S3 を題材にデータ取り込みの基本操作を解説した弊社サポートの Youtube 動画をご覧ください。​【【Salesforce サポート】Data Cloud | はじめてのデータストリーム設定手順 〜AmazonS3からのデータ取り込み編〜】​3. ID 解決で重複レコードを統合するData Cloud は多種多様なデータソースから顧客データを取り込むことができますが、それにより重複レコードも取り込まれる可能性があります。​余計なデータを取り込まないようにデータソース側 (本件では Salesforce) であらかじめ不要なレコードを整理することが推奨されますが、Data Cloud 内でも一致ルールを定義することで取り込んだ重複した顧客レコードを一つの統合個人 (Unified Individual) に統合することが可能です。​まずは [ID 解決] タブの新規作成画面で [プライマリデータモデルオブジェクト] で「Individual」を選択します (ルールセット ID は省略可)。​次に [一致ルール] を定義します。​[プライマリデータモデルオブジェクト] で「Individual」を選択した場合、条件には個人 (Individual)、連絡先メール (Contact Point Email) などの連絡先 DMOの項目値を利用できますが、ここでは例として氏名およびメールアドレスが完全一致する重複レコードを統合するルールを指定します。​氏名などのあいまい一致は英数字のみで利用でき、日本語の値に対しては完全一致のみ利用可能です。​一致ルールを定義したら、次に [調整ルール] を定義します。​ [調整ルール] では、統合されたレコードのうち、どのレコードの項目値を正として統合レコードで利用するかを選択します。[最終更新] : 最後に更新されたレコードの値を使用[最も頻繁] : 統合されたレコードの中で最も多く入力されている値を使用[ソースの優先度] : 統合されたレコードのオブジェクトの優先順位で値を使用[Individual ID] 項目では、[ソースの優先度] を利用します。​​保存後、[ルールセットを実行] より実行すると、処理結果画面に統合されたレコード数など以下のように表示されます。​各項目の意味についてはこちらに記載されています。​4. Data Cloud セグメントを作成するID 解決まで設定が完了したら、各種 DMO を基に Data Cloud セグメントを作成します。​【Data Cloud でのセグメントの作成】​💡ヒント💡  DMO 同士の関連性を確認するには、オブジェクト同士の関連性をビジュアルで表現する [データモデル] タブの [グラフ] ビューがおすすめです。​例えば以下の赤枠からは、Salesforce から取り込んだ取引先責任者 (Account Contact) は直接 Data Cloud の Individual (個人) に紐づいており、リードは取引先責任者 (Account Contact) を介して間接的に Individual (個人) と紐づいていることがわかります。​この DMO 同士の関係性は、後ほどセグメントで検索条件を定義する際に必要となるため、控えておくと便利です。​セグメントの作成は方法は【 Trailhead : セグメンテーションと有効化 】が参考になりますので、一読をおすすめします。​最初に [セグメント対象] を選択しますが、重複排除のため、前の ID 解決ステップで作成した統合個人 (Unified Individual) DMO を選択することが推奨されています。次に、セグメントの公開 (更新) 頻度を選択します。​高速公開は Marketing Cloud に対してデータを連携する選択肢のため、それ以外は標準公開を選択します。検索条件の設定画面で、左側パネルから項目を右側の [Include] エリアにドラッグ&ドロップして条件を指定します。​除外条件を定義したい場合は [Exclude] タブに切り替えて追加します。例として、以下の条件で設定の流れをご紹介します。顧客 (リードまたは取引先責任者) の会社名が「Highlanders」(架空の会社名)である2023/03/01 以降、少なくとも 1 回のメールアクティビティがあるまずは、「顧客 (リードまたは取引先責任者) の会社名が「Highlanders」である」の条件から設定します。左側パネルの [関連属性] より [Account Contact] > [Account] と辿り、[Account Name] 項目を右側にドラッグアンドドロップ[メジャメント] に利用する 集計タイプ  (例 : 件数|以上|1) を選択[Account Name] 項目の値の検索条件 (例 : 次の値を等しい|Highlanders) を指定リードレコードも含められたい場合は、一度左側パネルの [関連属性] の家アイコンにてトップに戻り、 [Lead] に入り、[Company Name] 項目で同様にフィルターを指定次は「2023/03/01 以降、少なくとも 1 回のメールアクティビティがある」の条件です。左側パネルの [関連属性] より [Email Engagement] を開き、[Engagement Date Time] 項目を右側にドラッグアンドドロップ[メジャメント] に利用する 集計タイプ  (例 : 件数|以上|1) を選択[Engagement Data Time] 項目の値の検索条件 (例 : 次の日の後|2023/03/01) を指定最後に右側の AND / OR 条件にて、内側の [Account Contact] および [Lead] 条件を OR で、Email Engagement を外側の AND で指定条件を指定したら、[今すぐ公開] よりセグメントを公開します。下記のメッセージが表示されますが、Account Engagement のダイナミックリストで利用する分には対応は不要です。セグメントの公開が完了すると、[公開履歴] に抽出されたレコードが確認できます。​これで、Data Cloud セグメントの作成は完了です。​5. 組織で Data Cloud と Account Engagement を接続する次に、Data Cloud と Account Engagement を接続します。[設定] の [クイック検索] ボックスに「Data Cloud」と入力します。[設定] で [Account Engagement] を選択します。[はじめよう] をクリックします。接続する Account Engagement ビジネスユニットを [選択されたビジネスユニット] 列に追加し、[完了] をクリックします。* Data Cloud Salesforce 組織に関連付けられているビジネスユニットのみを接続できます。ビジネスユニットは後で追加、削除できます。​6. Account Engagement で Data Cloud セグメントを使いダイナミックリストを作成する最後に Account Engagement にてダイナミックリストを作成します。ビジネスユニットごとに最大 5 つのダイナミックリスト、リストごとに最大 100 万のプロスペクトを含めることができます。作成する際、[ダイナミックリスト種別] に「Data Cloud セグメント」を選択し、作成した Data Cloud セグメントを選択します。ダイナミックリストの抽出処理の完了を待ち、Data Cloud セグメントと同じ件数がリスト化されていることを確認できます。これで、Data Cloud セグメントを基に作成した Account Engagement ダイナミックリストに対して、メール送信等を実施できるようになりました。​Data Cloud セグメントと Account Engagement ダイナミックリストでレコード件数が合わない場合は、以下の点を確認ください。​基となるリードや取引先責任者レコードが、Data Cloud と直接つながる Salesforce に存在するかData Cloud は他の Salesforce 組織のリードや取引先責任者なども取り込めるが、Account Engagement のダイナミックリストで利用できるのは、Data Cloud と直接つながる Salesforce にあるリードや取引先責任者のみSalesforce と Account Engagement 間で、リードや取引先責任者とプロスペクトレコードが同期しているかData Cloud セグメントに含まれるリードや取引先責任者が同期するプロスペクトレコードのみが対象参考Account Engagement: Data Cloud インテグレーション実装ガイドまとめ本記事では、Summer ’23 にリリースされた、Data Cloud で作成したセグメントを基に Account Engagement のダイナミックリストを作成する機能について解説しました。​運用方法や他社事例などについては、質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 グループまたは Account Engagement(旧Pardot) 日本 グループにてご質問ください。​個別の技術質問につきましては、ヘルプ & トレーニングより弊社サポートへお問合せください。

  • 1. 5分でわかるAccount Engagementのはじめ方イメージ

    1. 5分でわかるAccount Engagementのはじめ方

    この記事はAccount Engagementを契約後、1ヶ月目のお客様にお送りするメールの内容になります。 本記事では、Account Engagement ご利用前にご覧いただきたい2つの動画をご案内いたします。

  • オートメーション機能の期間指定の条件イメージ

    オートメーション機能の期間指定の条件

    この記事で学べることAccount Engagement オートメーション機能の期間条件の違いについて理解する期間条件を使い分けてプロスペクトを抽出するはじめにAccount Engagement では、オートメーション機能(ダイナミックリスト、オートメーションルール、Engagement Studio)のルール条件に期間を指定することが可能です。指定可能な条件の演算子には複数のオプションが用意されていますが、それらが具体的にどの期間を指定しているのか、図式でわかりやすく解説していきます。​期間指定ができる条件Account Engagement のオートメーション機能で日数指定ができる条件は以下の 3 パターンです。プロスペクトのメール開封メールを開封しているメールを開封していないプロスペクトの時間数日前に作成数日前の最新アクティビティプロスペクトのカスタム項目(日付型)前提期間指定時には以下の点に留意する必要があります。期間指定は、時間ではなく、0 時起点の日数でカウントする相対期間の条件の場合は、抽出実行時点の日付(本日)を起点にする期間指定のパターン(1)プロスペクトのメール開封過去を遡る一定期間にメールを開封した / 開封していないプロスペクトを絞り込みます。​設定例過去 1 週間以内にメールを開封したプロスペクトを抽出条件例:[プロスペクトのメール開封]|[メールを開封している]|最後の [1] [週]過去 3 日以内にメールを開封していないプロスペクトを抽出条件例:[プロスペクトのメール開封]|[メールを開封していない]|最後の [3] [日]期間指定のパターン(2)プロスペクトの時間過去を遡る一定期間に作成された / 作成されていない・アクティビティがある / アクティビティがないプロスペクトを絞り込みます。設定例過去 60 日以内にアクティビティがあるプロスペクトを抽出条件例:[プロスペクトの時間]|[数日前の最新アクティビティ]|[次の値より小さい]| [60]過去 30 日より前に作成されたプロスペクトを抽出条件例:[プロスペクトの時間]|[数日前に作成]|[次の値より大きい]| [30]期間指定のパターン(3)プロスペクトのカスタム項目(日付型)日付型のプロスペクトカスタム項目に対して、特定期間や特定日前後の日付値を持つプロスペクトを絞り込みます。指定可能な演算子のうち、以下について紹介していきます。​次の日付より前:指定日より過去の日付(指定日を含まない)次の日付より後 :指定日より未来の日付(指定日を含まない)次の間:指定期間(指定日を含む)設定例項目値が [2024-01-01] より前のプロスペクトを抽出条件例:[プロスペクトのカスタム項目]|[(プロスペクトカスタム項目名)]|[次の日付より前]| [2024-01-01]項目値が [2024-01-01] より後のプロスペクトを抽出条件例:[プロスペクトのカスタム項目]|[(プロスペクトカスタム項目名)]|[次の日付より後]| [2024-01-01]項目値が [2023-12-29] 〜 [2024-01-03] の間のプロスペクトを抽出条件例:[プロスペクトのカスタム項目]|[(プロスペクトカスタム項目名)]|[次の間]| [2023-12-29] および  [2024-01-03]​次の間:指定期間(指定日を含む)次の日数以上前:指定日数以上の過去の日付次の日数以内前:指定日数以内の過去の日付(本日を含む)次の日数以上後:指定日数以上の未来の日付次の日数以内後:指定日数以内の未来の日付(本日を含む)設定例プロスペクト項目(日付型)の値が 3 日前のプロスペクトを抽出条件例:すべて一致[プロスペクトのカスタム項目]|[(プロスペクトカスタム項目名)]|[次の日数以上前]| [3][プロスペクトのカスタム項目]|[(プロスペクトカスタム項目名)]|[次の日数以内前]| [3]​プロスペクト項目(日付型)の値が本日のプロスペクトを抽出      以下パターンどちらかで指定が可能です。条件例 パターン 1:すべて一致[プロスペクトのカスタム項目]|[(プロスペクトカスタム項目名)]|[次の日数以上前]| [0][プロスペクトのカスタム項目]|[(プロスペクトカスタム項目名)]|[次の日数以内前]| [0]条件例  パターン 2:すべて一致[プロスペクトのカスタム項目]|[(プロスペクトカスタム項目名)]|[次の日数以上後]| [0][プロスペクトのカスタム項目]|[(プロスペクトカスタム項目名)]|[次の日数以内後]| [0]​プロスペクト項目(日付型)の値が 3 日後のプロスペクトを抽出条件例:すべて一致[プロスペクトのカスタム項目]|[(プロスペクトカスタム項目名)]|[次の日数以上後]| [3][プロスペクトのカスタム項目]|[(プロスペクトカスタム項目名)]|[次の日数以内後]| [3]学習ツールヘルプ記事:オートメーションルールの条件ヘルプ記事:ダイナミックリストルール条件ヘルプ記事:Engagement プログラムのルールナレッジ記事:Account Engagement (旧Pardot) に関するよくある質問まとめ本記事では、Account Engagement オートメーションルール機能における期間指定の条件について解説しました。運用方法や他社事例などについてご質問がございましたら、 Account Engagement(旧Pardot) 日本 グループまたは質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 グループにてご質問ください。個別の技術的なご質問がございましたら、ヘルプ & トレーニングより弊社サポートへお問合せください

  • 4−3 DKIMとSPFメール認証を実装するイメージ

    4−3 DKIMとSPFメール認証を実装する

    ヘルプ/ナレッジ記事ヘルプ記事|Account Engagement メールの認証設定概要メール認証設定を行うことで 、配信するメールの到達性が高まります。設定手順​1.[Account Engagement設定]>[ドメイン管理]をクリック​2.メール送信ドメインの項目にある「+新しいドメインを追加」をクリック​3.メールの送信元となるドメインを入力し、「ドメインを作成」をクリック※ドメイン名はお客様によって異なります。下記ではサンプルとして「accountengagementtest.com」」としています。​​4.作成したドメインの「想定されるDNSエントリ」をクリックすると、下に「SPF」「検証キー」「DomainKey」の値が表示される​5.表示された「検証キー」「DomainKey」の値を、サーバーの設定でDNSレコードに追加こちらの設定はお使いのDNSサーバーにより画面・設定方法が異なります。DNS設定(貴社ドメインサーバー側の操作方法)につきましてはサポート対象外となりますので、弊社ではご対応いたしかねます。自社のIT部門・システム管理者と連携の上、ご設定ください。SPFは 弊社側で対応済みのため、対応は不要です。【参考】検証キー​【参考】DomainKey​​追加したドメインの「アクション」にある「DNSエントリの確認」をクリック。問題なく設定されていれば、「エラー」が「検証済み」に切り替わる通常、24時間以内にDNSに反映されます。「DNSエントリの確認」をクリックしても正しく検証されない場合はしばらくお待ち頂いてから再度ご設定ください。​ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ前のステップ:4−2 トラッカードメインを追加する次のステップ:完了です!おつかれさまでした「サクセスナビ|初期設定を完了しましょう|④テクニカル設定」の記事に戻る

  • 4−2 トラッカードメインを追加するイメージ

    4−2 トラッカードメインを追加する

    ヘルプ/ナレッジ記事ヘルプ記事|トラッカードメインの追加設定概要Account Engagementで作成されるページやフォームのドメインを「go.pardot.com」から独自のドメイン(貴社名・ブランド名)に書き換えることで、自社のWebサイトとブランドの統一をはかります。設定手順​1.[Account Engagement設定]>[ドメイン管理]をクリック​2.トラッカードメインの項目にある「+tracker domainを追加」をクリック​3.①Domainの項目にドメインを入力 ②デフォルトのキャンペーンを選択し ③「トラッカードメインを作成」をクリックします※ルートドメインを利用していただくことはできません。※自社・ブランドのWebサイトが「www.会社名.co......」で運用されている場合、「go.会社名」「www2.会社名」が一般的です。​4.Account Engagementで使用するサブドメイン用のCNAMEレコードを設定します。サーバーの設定で、go.pardot.comを参照するようにレコードを設定します。こちらの設定はお使いのDNSサーバーにより画面・設定方法が異なります。DNS設定(貴社ドメインサーバー側の操作方法)につきましてはサポート対象外となりますので、弊社ではご対応いたしかねます。自社のIT部門・システム管理者と連携の上、ご設定ください。​​5.ルートドメイン(サブドメインが属するドメイン)に検証キーを追加します。①トラッカードメインの検証キーを選択してコピーpardot588283=de21491252fb68862741ac9a9f9ca386ae38745f86ad94b165539e8343c0bb35​②サーバーの設定でホストが空のTXTレコードを設定。ドメインの検証キーをTXTレコードに貼り付けます。▼注意事項こちらの設定はお使いのDNSサーバーにより画面・設定方法が異なります。DNS設定(貴社ドメインサーバー側の操作方法)につきましてはサポート対象外となりますので、弊社ではご対応いたしかねます。自社のIT部門・システム管理者と連携の上、ご設定ください。通常、24時間以内にDNSに反映されます。追加したドメインの「検証キーと状況」にある「検証」をクリック問題なく設定されていれば、「検証キーと状況」が「検証済み」に切り替わります。現在、SSLの有効化は自動的に行われますが、万が一有効化が成功しない場合は弊社サポートへご連絡ください。​ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ前のステップ:4−1 トラッキングコードコードを実装する次のステップ:4−3 DKIMとSPFメール認証を実装する「サクセスナビ|初期設定を完了しましょう|④テクニカル設定」の記事に戻る

  • 4−1 トラッキングコードコードを実装するイメージ

    4−1 トラッキングコードコードを実装する

    ヘルプ/ナレッジ記事ヘルプ記事|ファーストパーティトラッキングへのアップグレード設定概要Webサイト上における見込み客(Visitor/Prospect)のアクティビティを追跡するため、Webサイトに設置する「ファーストパーティクッキーでのトラッキングコード」を設定します。設定手順ファーストパーティートラッキングの有効化ビジネスユニットを作成(Account Engagement組織を発行)した時期により設定が異なります。​2023年2月13日以降にビジネスユニット(Account Engagement組織)を作成された場合「ファーストパーティートラッキング」はデフォルトで有効化されています。ここでは確認方法をご紹介します。​1. [Account Engagement] > [アカウント設定] から、「ファーストパーティトラッキングを使用」が「有効」になっていることを確認​2023年2月13日以前にビジネスユニット(Account Engagement組織)を作成された場合昨今のCookie規制を考慮し「ファーストパーティートラッキング」の有効化を推奨します。ここでは有効化の手順をご紹介します。​1.[Account Engagement設定]>[アカウント設定]> [編集] をクリック​2. [ファーストパーティトラッキングを使用] にチェックを入れ、[アカウントを保存]をクリックこれまでサードパーティトラッキングを利用していた場合は、[サードパーティクッキーをファーストパーティトラッキングと併用] [サードパーティトラッキングを使用]を併せて選択することを推奨します。詳しくは下記のヘルプ記事をご参照ください。ヘルプ記事|Account Engagement でのファーストパーティトラッキングの有効化​ファーストパーティートラッキングのためのドメインの更新トラッカードメインにデフォルトのキャンペーンを指定しますヘルプ記事|ファーストパーティトラッキングのためのトラッカードメインの更新1. [ドメイン管理]をクリック​2. 追跡したいドメイン名の右にあるギアアイコンから[編集]をクリック※下記ではサンプルとして「go.demo.pardot.com」を選択しています。自社の該当のドメインをご選択ください。​3. 「デフォルトのキャンペーン」から[選択]をクリック​4. 任意のキャンペーンを選択し、[選択された部分を選択]をクリック※下記ではサンプルとして「Website Tracking」を選択しています。自社の該当のキャンペーンをご選択ください。​5. [トラッカードメインを更新]をクリック​6. 適切な「トラッカードメイン」が選択されており、「Tracking Code」が発行されていることを確認ドメインごとに選択したデフォルトキャンペーン以外のキャンペーンでトラッキングコードを払い出す場合は、[Override Default Campaign] で別のキャンペーンを選択します。​7. 下記のボタンよりTracking Codeをコピーし、WebページのHTMLで、終了bodyタグ(</body>)の前に貼付ける(自社のWebサイト管理者に依頼の上、実施ください)設定における留意点コードを埋め込むWebサイトのドメインとトラッカードメインのルートドメインが一致している必要があります。Webサイト用に複数のドメインを保有しており、それぞれのドメインのページでトラッキングをされたい場合は、それぞれのドメインごとにトラッカードメインを設定し、ファーストパーティートラッキングコードを取得してWebサイトへの貼付けを行います。詳しくは下記のヘルプ記事をご参照ください。ヘルプ記事|ビジタートラッキングに関する考慮事項​(参考) Webサイトへの貼付け方法の例​ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ前のステップ:3−3 カスタム項目を作成して対応付ける次のステップ:4−2 トラッカードメインを追加する「サクセスナビ|初期設定を完了しましょう|④テクニカル設定」の記事に戻る

  • 3−3 カスタム項目を作成して対応付けるイメージ

    3−3 カスタム項目を作成して対応付ける

    ヘルプ/ナレッジ記事ヘルプ記事|プロスペクトの項目設定概要Salesforce側の「取引先責任者」「リード」の項目を、Account Engagement側で作成した「プロスペクト項目」と対応付けすることで、項目間のデータ連携が可能になります。設定手順Salesforceでカスタム項目を作成するAccount Engagementでカスタム項目(新規項目を作成)を作成する前に、対応付けを行うSalesforceのカスタム項目を予め作成しておく必要があります。Salesforceのカスタム項目を作成する手順については、下記のヘルプ記事をご参考くださいヘルプ記事|Salesforce側のカスタム項目の作成​Account Engagementのプロスペクトと同期中の Salesforce リード項目と、同一の内容のカスタム項目が取引先責任者にあり、リードの取引開始(取引先責任者への変換)後も同期を継続したい場合、それらの項目のAPI参照名(新規項目作成時にシステム内で発行する一意の項目)が同一である必要があります。(Account Engagement と Salesforce 間の同期は、API 参照名を介して連携を行います。)ヘルプ記事|リードの取引開始後、取引先責任者のカスタム項目がAccount Engagement側の項目と同期されなくなる場合の確認事項​プロスペクト以下と同期しています。リード取引先責任者リードの取引開始後、取引先責任者上にも情報を同期したい場合は、それぞれのカスタム項目のAPI参照名を同一にしておく必要があります。​例) カスタム項目におけるラベル名:興味がある製品API参照名:product_interest​Account Engagementでカスタム項目を作成するSalesforceの項目とAccount Engagementの項目の対応付けを行います​1.[Account Engagement]の環境にログインし、画面上部の[Account Engagement設定]タブをクリック※タブ一覧に表示されていない場合は添付画像の通り[さらに表示]をクリック後、[Account Engagement設定]をクリック​2. 画面左側のメニュー一覧から[オブジェクトと項目の設定]>[プロスペクト項目]>[カスタム項目を追加]をクリック​3. *各種必須項目[名前][カスタム項目ID][種別]に情報を入力し、画面中央の[salesforce.com項目名]からSalesforce側で対応付ける適切な項目を選択​プロスペクト項目は設定によって、Account Engagement の値と Salesforce の値のどちらをプライマリにするのか、またはいずれかの最近更新されたレコードの項目値を優先させるか、を制御できます(Opted Out 項目は最近更新されたレコードは選択不可)。詳細は以下のヘルプ記事をご参照下さい。ヘルプ記事|同期動作の仕組み​4. 3の手順でドロップダウンを選択した場合、画面下にスクロールして必要な項目が[値]に含まれているか確認し、[カスタム項目を作成]をクリック※テキストの場合は[値]の表示はされず3の手順実施後、[カスタム項目を作成]をクリック​5.[プロスペクトを同期]をクリックし、最後に[OK]をクリック※複数項目を作成する場合は全ての項目作成が完了した後、最後に同期ボタンをクリック​​ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ前のステップ:3−2 Account EngagementとSalesforceのキャンペーン接続を行う次のステップ:4−1 トラッキングコードコードを実装する「サクセスナビ|初期設定を完了しましょう|③Account Engagement設定」の記事に戻る

Salesforce活用に役立つメルマガ登録

  • 私は、個人情報保護基本方針プライバシーに関する声明個人情報利用についての通知に同意します。 特に、プライバシーに関する声明で定めるとおり、情報のホスティングと処理を目的として私の個人データをアメリカ合衆国を含む国外に転送することを許可します。詳細私は、海外では日本の法律と同等のデータ保護法が整備されていない可能性があることも理解しています。詳細はこちらでご確認ください

  • はい、Salesforce の製品、サービス、イベントに関するマーケティング情報の受け取りを希望します。受け取りはいつでも停止することができます。

Salesforce ご契約直後の方に朗報! スムーズな導入・活用促進のきっかけに!

詳しくはこちら