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    アカウントの設定

    👤この文章の対象者👤Marketing Cloud Engagementをご利用開始されるお客様、利用部門やブランドの拡張などでMarketing Cloud Engagementの環境改変をお考えの方向けの情報となります。それ以外の方は、ご利用の環境の理解を深めるためのご参考までにご参照ください。​前回までの設定で、環境(ビジネスユニット)とドメイン周りの理解を深めることができました。続いて、利用開始に必要なその他の設定についてご紹介します。なお、以下の内容は、Hyperforce版Marketing Cloud Engagementでは一部異なる可能性があります。ビジネスユニット環境設定Marketing Cloud Engagementにアクセスするユーザーとそのロール、セキュリティについて🧭 確認場所:セットアップ>管理>ユーザーユーザー ユーザーを作成して、アクセスできるビジネスユニットやロールを指定しますロールで指定した権限から個別ユーザーに対して例外の変更を加える場合もこちらの「権限」から行いますあまりに多くの例外をユーザーごとに設定すると管理が煩雑になりますロールいくつかのデフォルトロールと、カスタムで作成できるロールがあります全ての機能を利用するには、「管理者」および「Marketing Cloud管理者」が必要です原則として、必要なツールや項目だけへのアクセスに制限した状態から、必要に応じてアクセスを解放していく方法を推奨しています多要素認証 (MFA) もしくは SSOユーザー名とパスワードの他に、2つ目の認証を必要とする多要素認証(MFA)、または貴社システムの認証と統合するシングルサインオン(SSO)が必須ですMFAには、認証コードをモバイルアプリで取得する方法やセキュリティキーを利用するなど、様々な方法があります。モバイルアプリを使用する場合は、会社携帯に該当アプリをインストールすることが貴社のセキュリティ上問題ないかなど、事前確認が必要ですSalesforce Authenticatorアプリを使った場合の例データ連携の準備Marketing Cloud Engagement SFTP  (*2024年4月現在、Hyperforce版には提供されておりません)データをSFTPでファイル連携する場合、SFTPのユーザー作成が必要です。SFTPは、ビジネスユニットと一緒に提供されています。🧭 確認場所:セットアップ>管理>データ管理>FTPアカウントSFTP ユーザーアカウント作成方法Salesforce提供のSFTP以外を利用する場合 SFTPについてさらに詳しく理解したい方は、以下のリソースがおすすめです。Marketing Cloud Engagement ポケットガイド (1) - セットアップ編クロスクラウド連携Marketing Cloud Connect (通称 MC Connect)Sales CloudやService Cloudなどと連携して、データをクラウド間でシンクすることができます。Salesforce IDがMarketing Cloud Engagementでのコンタクトキー(連絡先キーとも呼ばれます)となり、クラウドを跨いで個人を特定することができます。例えば、Service Cloudで作成された新しいリードや取引先責任者が自動的にMarketing Cloud Engagementに連携されて、メール送信などが可能となります。逆に、Marketing Cloud Engagementから送信したメールに対しての開封やクリックなどの情報をService Cloudなどに返すこともできます。これにより、カスタマーサポートでエージェントが見ている画面にそのお客様への過去のマーケティング履歴とそれに対する反応を表示することができます。(連携するデータ粒度は設定が可能です)その他にも、いろいろな機能があります。MCConnectについてさらに詳しく理解したい方は以下のリソースがおすすめです。Salesforce Trailhead: 「Marketing Cloud Connect の設定」Marketing Cloud Connect実装ガイドDistributed MarketingSales Cloud やService Cloudから、Marketing Cloud EngagementのJourney Builderを起動して、パーソナライズされたメッセージを送ることができます。例えば、あらかじめJourney Builderで新規顧客へのウェルカムジャーニー(1日おきに合計3通送信など)を実装しておくと、担当営業がSales Cloudから、そのお客様への個別メッセージなどを追加して有効化することで、そのジャーニーが起動し、そのお客様へパーソナライズされたウェルカムジャーニーを提供することができます。担当営業は、Sales Cloudの画面のみを操作すれば良いので業務負荷も軽減します。Distributed Marketingについてさらに詳しく理解したい方は以下のリソースがおすすめです。Salesforce Trailhead: 「Distributed Marketing の機能」Salesforce Trailhead: 「Distributed Marketing の管理」API連携データ連携を行うためのAPIを用意しており、REST 又は SOAP でアクセスします。APIについてさらに詳しく理解したい方は以下のリソースがおすすめです。Salesforce Trailhead: 「Marketing Cloud Engagement API」Salesforce Developers: 「Marketing Cloud Engagement APIs and SDKs」メール送信関連の設定Marketing Cloud Engagementはアメリカで開発された製品ですが、日本を含め世界中のお客様に安心してご利用いただけるよう各国の商習慣や言語の違い、技術的、システム的な特性を考慮して様々なカスタマイズをご用意しています。一般的な設定を含め、日本のお客様に推奨する設定についてご紹介します。​日本向けのメール配信で有効化が望ましい設定  (いずれもテクニカル サポート ケース経由で有効化)メール本文に対する BASE64 / Quoted-Printable 有効化 (ビジネスユニット単位) 一部のキャリアドメインへの送信をする際に、メッセージが長すぎることによるソフトバウンスを軽減する仕組みです。特定ドメインに対するスロットリング (ビジネスユニット単位)携帯キャリアドメインなど、特に日本に多い特徴として、受け入れ側のサーバーで一定の時間内に受け取る通数を制限しているケースがあります。これを上回って送信した場合、Marketing Cloud Engagementでは、受け入れられなかった分をリトライをして届けようと試みます。このリトライにより、受け入れ側からスパム扱いを受けてしまうことがあるため、ドメインごとに時間ごとの送信上限数を設けておき、リトライが極力起こらないように調整をかけることを「ドメインスロットリング」と言います。バウンスリトライ時時間 (IP アドレス単位)上述の通りリトライを行うとき、デフォルト設定では72時間の間リトライを続けます。これにより、例えば朝10時に送信したメールに対してリトライを続けて12時間後に受け入れた場合、同日22時にメールが届くことになります。夜間にメールが届くことを回避するために、このリトライの時間を4-6時間へ短縮をする設定をすることができます。専用IPアドレスのみに適用が可能です。共有 IP アドレスを選択されている場合は適用できません。その他の設定ウェブ解析ツール (例: Google Analytics UTMパラメータ) を使って、メールからの流入で発生したコンバージョンの計測などを行う場合は、パラメーターマネージャーの Web Analytics コネクタ上でトラッキングパラメーターを設定します。 (ビジネスユニット単位) 🧭 確認場所:セットアップ>管理>データ管理>パラメータ管理Einstein各種有効化🧭 確認場所:セットアップ>プラットフォームツール>EinsteinMarketing Cloud Engagementでも、いくつかのEinstein機能をご提供しております。これらの多くは送信データを必要とします。そのため、なるべく早い段階で有効化を行い、貴社独自のデータ蓄積を行い良質なデータでEinsteinをご利用いただけるようご準備いただくことを推奨します。多くの場合、上記の確認場所から各種Einsteinへの有効化を行い、データの分析が開始されます。​通知管理Marketing Cloud Engagementでは、様々な場面で指定された方に通知を送信します。​エラー発生時の通知Automation Studio のオートメーションのスキップ/エラー/完了の通知🧭 確認場所:Journey Builder>Automation Studio>各オートメーションの「アクティビティ」タブ データのインポートやエクスポート、SQLやフィルター、メール送信など様々なアクティビティを自動化する機能であるAutomation Studioでエラーなどが起こった際にメール通知を受け取る仕組みです。アラートマネージャー の通知🧭 確認場所:セットアップ>設定>会社の設定>アラートマネージャーAutomation Studioのみでなく、Journey BuilderやEmail Studioから送信したメールに対してエラーが発生した際にメール通知を受け取る仕組みです。製品に関するお知らせ製品コミュニケーションメール仕様変更、メンテナンス、製品の廃止など影響の大きい情報をメールでお送りしています。お客様側でご対応いただく必要のある項目が含まれることもあるため、非常に重要なお知らせです。こちらは、「管理者」 / 「Marketing Cloud 管理者」のロールをお持ちの方にお送りしています。このような情報を受け取る必要がある方は、ロールのご確認を今一度お願いいたします。Trust - Status Marketing Cloud Engageサービスの可用性とパフォーマンスを確認することができます。ご利用中のビジネスユニットに付けられた固有の識別番号をMIDと呼び、Marketing Cloud Engagement画面な右上のビジネスユニットの名前の横に表示されています。 MIDはお客様の環境に関する通知を受け取るときに必要となります。メモしておくことをおすすめします。Marketing Cloud Engagementの構成として、複数のDB(データベース)が各スタックに存在しています。スタックとは、データセンターに相当します。ご利用中のDBの検索方法は、以下のドキュメントを参考にしてください。Salesforce Trailhead: 「Marketing Cloud Engagement ステータスを確認する」Salesforce Help: 「Marketing Cloud アカウントのスタックの場所の検索」次の流れで予めメールアドレスの登録をすることで、影響がある可能性がある時に通知をメールで受信することができます。https://status.salesforce.com/ にアクセスをする検索ボックスにMIDを入力してエンターをクリックする(下図)My MIDとして MID/DB#の形で表示されるのでそちらをクリックする右上に表示される「Subscribe」をクリックし受信するメールアドレスを入力する​​​​●   ●   ●​​​「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら​

  • Marketing Cloud Engagement の環境についてイメージ

    Marketing Cloud Engagement の環境について

    👤この文章の対象者👤Marketing Cloud Engagementをご利用開始されるお客様、利用部門やブランドの拡張などでMarketing Cloud Engagementの環境改変をお考えの方向けの情報となります。それ以外の方は、ご利用の環境の理解を深めるためのご参考までにご参照ください。エディション、ビジネスユニット構成の確認ご利用中のMarketing Cloud Engagementエディションで、どのような機能がご利用いただけるかご確認ください。なお、各機能、用語についての解説はこちらのヘルプページでもご確認いただけます。Marketing Cloud Engagementエディション一覧(英語)Marketing Cloud Engagementでは、「ビジネスユニット」(BU)という環境でデータやアクセス権限を管理し、マーケティング活動を行うことができます。​(上図)「Northern Trail Outfitters」と「myNTO Rewards」「NTO Kids」3つのビジネスユニットが表示されています。アクセス権のないビジネスユニットは表示されません。​​例えば、複数のブランドを持つ企業では、ブランドごとにビジネスユニットを作成して、Aというブランドが持つ顧客データとそこにアクセスをするマーケター、Bというブランドが持つ顧客データとマーケターのアクセスをコントロールします。各ビジネスユニットは独立しており、「親」のビジネスユニットの下に連なる形で構成されます。親は「エンタープライズ」と呼ばれることもあります。また、テスト環境として別のビジネスユニットを持つこともあります。​もちろん、ビジネスユニットを1つのみ使って運用されるケースもあります。​ビジネスユニットとその構成についてもう少し深く理解したい方は、以下のリソースがおすすめです。​Salesforce Help: 「Marketing Cloud のビジネスユニット」Salesforce Trailhead:「ビジネスユニットの管理」Marketing Cloud Engagement ポケットガイド (1) - セットアップ編Salesforce Help: 「Adopting Marketing Cloud Business Unit」(英語)ドメイン戦略の決定Marketing Cloud Engagementを利用開始するまでに、その他にも重要な設定項目があります。例えば、メールを送信する際に、送信元のメールアドレス(ドメイン)は何とするか、Marketing Cloud Engagementの機能の一つであるCloudPagesを使ってランディングページを公開する場合、どんなドメインを使用するか、などです。これらは、追加購入いただく必要がある可能性があります。​まず、どんな設定項目があるのかを見てみましょう。​Sender Authentication Package (SAP)以下のドメインを設定し、ブランディングを行います。この設定を行わないと、Salesforceのデフォルトのドメインが使用されるため、例えばメールを受信した人がランディングページを開いたときに表示されるURLを見て「違う会社のサイトに移動した?」と思われてしまう可能性もあります送信元のメールアドレスドメインCloudPagesで公開したランディングページのドメインメール内に使用する画像のドメインクリック数をトラッキングするためのドメイン「Webページとして表示」に使うドメインメール送信元に使用するドメインに対して、SPF, DKIM, DMARCなどの必要な認証も行います。これにより信用を高め、到達率の向上をはかります返信メール管理を設定し、貴社から送信したメールに対して顧客から返信をされた際の挙動を設定します1つの専用IPアドレスの提供SSL以下においてSSLを設定して、セキュアな通信を行いますCloudPagesで公開したランディングページのドメインメール内に使用する画像のドメインクリック数をトラッキングするためのドメイン「Webページとして表示」に使うドメインプライベートドメインSAPで設定したドメインに追加して、別のドメインでメール送信やCloudPagesを利用したいときに追加設定します。例えば、SAPで設定した通常利用するドメインに追加して、あるキャンペーンのみで使う特別なドメインを追加設定することができます。追加の専用IPアドレス主に、日本国内の携帯キャリアドメインなどへの送信において、送信できる時間あたりの通数が制限されているため、複数のIPアドレスを使ってタイムリーな送信を行う場合に設定します。ドメイン戦略やSSLの詳しい情報は、以下のリソースがおすすめです。Marketing Cloud Engagement ポケットガイド (1) - セットアップ編Salesforce Help: 「Marketing Cloud メール用の Sender Authentication Package」●   ●   ●「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら​​

  • 使い始める前の明確化チェック項目イメージ

    使い始める前の明確化チェック項目

    👤この文章の対象者👤主に、Marketing Cloud Engagementを使って施策を企画、実行、運用、改善を行なわれる方向けの情報となります。​​設定を始める前に、改めて確認をしましょう​ここまでは、Marketing Cloud Engagementをご利用開始いただくにあたり、重要な検討事項のご紹介をしました。​これらの決定は、以降の設定や運用に大きく関わる可能性があるため、今一度ここで明確化しておきましょう。できれば、後で見返すことができるように何かしらの形で保存をしておいてください。​Marketing Cloud Engagementを使って達成したいこと(サクセスマップより)例えば、既存顧客へのエンゲージの質を高め、満足度向上、XX経由のコンバージョン率及び平均購買額への貢献、新規顧客のリピート率向上、工数削減 など具体的な数値目標と期間を設定してください。運用体制サクセスマップ作成有無カスタマージャーニー作成有無現在の貴社マーケティング習熟度現在行っている主なマーケティング施策目的別、対象者別、チャネル別などに整理してください今後重視するマーケティング施策上記を通して、今後追加や改善が必要な施策を整理してください。また、可能な限り期限を設定してください。​埋まらないポイントがある場合は、各項目リンク先のコンテンツや、以下もご参考にしてください。​​●   ●   ●​現在の貴社マーケティング習熟度以下のような表を参考に、まずは現状を把握しましょう。​例えば、購買フォローの施策はレベル4、バースデー施策はレベル1のように異なるレベルに存在することも考えられます。重要な施策において、現状と目指すべきレベルを確認してください。また、チーム内で異なる意見があるかもしれませんが、その場合はそれぞれの理由も含めて現状の認識としてください。​レベルチャネルエンゲージメント目標1レベルチャネルエンゲージメント目標21単一1 つのチャネル (例: メール) でメッセージを送信する。セグメント化基本的なオーディエンスセグメンテーションを使用して送信される一対多のメッセージ。メッセージを迅速かつ正確に送信する。32マルチチャネル2 つのチャネル (例: モバイルとメール) でメッセージを送信する。ライフサイクル各チャネルで送信される一対多のメッセージ。チャネルごとにメッセージを調整する。43クロスチャネル複数のチャネルでメッセージを送信する。リアルタイムパーソナライズされたリアルタイムメッセージ。パーソナライズされた大規模な自動化ジャーニーを作成する。54オムニチャネルメッセージ種別とお客様の好みに応じて、適切なチャネルでカスタマイズされたメッセージを送信する。コネクテッドチャネルごとに送信される一対一の固有のリアルタイムメッセージング。複数の部門 (営業、サービス、マーケティング、IT プラットフォーム) が連携して固有のカスタマーエクスペリエンスを創出する。出典:Salesforce Trailhead: 「デジタル成熟度を評価する」より ​​​参考:Salesforce Trailhead: 「カスタマーエクスペリエンスライフサイクルを理解する」Salesforce Trailhead:「顧客を中心にする」​​​​​今後重視するマーケティング施策カスタマージャーニーとサクセスマップで、顧客視点および自社の優先事項を整理できたら、改めて以下の観点で現在の施策の改訂、および新しい施策の検討を行ってみてください。それぞれの施策に、以下の各項目において1-5点の点数をつけて、総合評価する方法もおすすめします。​その施策は売上 (または離反阻止、もしくは社内コストの削減など) に大きく貢献するかその施策にかかるコスト(人的、システム的、運用負荷など)は適切であるか顧客の視点に立ち返り、顧客にとっても有益な施策であるか最適な相手に、最適なタイミングで、最適な内容を、最適なチャネル/場所で届ける施策であるか​​受信する側 / 配信する側それぞれのニーズのバランスはとれているか (配信過多、過少ではないか)​​その他の確認ポイント顧客が受信するメッセージ件数が結果的に莫大に増えないか。件数の増加は購読取り消しへつながる可能性をはらんでいます。大胆なアイディアを検討してみてください。例:全員に送信している現行のメールマガジンを読まない顧客への配信をやめるとどのような影響があるか検討する、などチャネル毎に特性が異なるため、必ずしもマルチ・クロス・オムニチャネルにする必要はない例::SMS は即時性を重視 など)、実際にはクロスチャネルを1つの施策に落とすのは困難な場合があります。複数のチャネル対応はターゲットやタイミングを限定した上での一部分的な利用が現実的な場合もあります。すべての顧客をカバーする必要はない例:全員ではなく、例えば休眠中の顧客にのみ絞って効果的にクーポンの配布をする。また、費用対効果を追求するためにパレートの法則 (80:20) のような考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか。​​​​🌵Tips: 成功の秘訣は “Think Big, Start Small, Scale Fast”数年先を見越しつつ、小さいながらも効果的なところから開始し、早期に価値 (導入効果) を得ることが重要です。​​​​​●   ●   ●​​「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら​​​

  • 運用ルールを決めましょうイメージ

    運用ルールを決めましょう

    この記事で学べること運用するルール普段どうやって実施していくかこの記事のゴールこの記事のゴールは普段の運用をどんなサイクルで実施していくか理解することです。この記事では運用例をフォローいたします。運用するために必要なこと運用を回すために事前にいくつか決めておく必要があります。活用STEPのはじめにも案内しましたが、体制と役割を明確にしておくこと(以下図1)。目標と戦略、施策を明確(以下図2)。にしKPI(以下図3)。を定めることになります。ここを決めておくことで、実施した後に振り返り(以下図4)。、改善をしていけます(以下図5)。​​運用方法必要なことを理解したら次は実際の運用の順番になります。進め方はシンプルです。施策の計画を立て実行する。実行した後に格にし、数字を見て改善していく。となりますが、重要なのはKPIに対してどれくらい影響しているか。になります。色々な施策を考えてもKPIに影響していなければ意味がありません。どんなKPIにどれくらい影響しているかを把握し改善を実施していくことです。例になりますが、以下図の”確認”にあるKPIが達成か未達成で表記し、”改善”にて継続するか、施策を見直すか、停止するかを決めております。やった施策をどうするか判断するのが重要で、判断するためのKPIを正しく持っておくのが非常に重要なポイントとなります。​運用サイクルこちらでは、運用サイクルの例をご紹介いたします。普段運用していく施策はおおよそ1ー3ヶ月のサイクルで実施と検証を繰り返していくことが多いですが、戦略やKPIそのものも3−6ヶ月単位で見直すことを推奨しております。実際に運用していくと当然結果が出ますが、その結果からKPIが現実的なものなのかを推測できるからとなり、達成不可能なものを追ってしまうと正しい運用サイクルで回すことができなくなってしまうからになります。​​まとめ運用するには事前に戦略やKPIを定めておき、そのKPIを達成するために普段に施策を運用します。運用する上では施策単位で継続するか改善するか停止するかをKPIを基準に判断していきます。運用方法がわかったら次は実現方法になります。リソースが多くありますが、こちらにリソースをまとめておりますので参考にしてください。特にこちらから確認いただけるエキスパートコーチングはおすすめです

  • メールの作成と送信についてイメージ

    メールの作成と送信について

    👤この文章の対象者👤主に、Marketing Cloud Engagementを使って施策を企画、実行、運用、改善を行なわれる方向けの情報となります。ただし、データ連携に関連する部分はシステム部門の方と連携していただく必要がある場合があります。​データや配信環境の準備が整ったら、いよいよメールの作成と送信の準備を行いましょう。全体の流れは以下の通りです。全体の流れ送信用、及びテスト用データエクステンションを準備するメールを作成する内容をプレビューしてテスト送信する送信の設定をする送信前の最終確認をする送信状況の確認をする1. 送信用、及びテスト用データエクステンションを準備する送信を行うために、送信用のデータエクステンションを用意します。このデータエクステンションには、少なくとも、送信対象となる顧客のコンタクトキー(≒購読者キー)(*)を格納する必要があります。​送信用データエクステンションが存在しない場合は、空のデータエクステンションを作成してデータを入れるか、既存のデータエクステンションにデータフィルター、またはSQLを使って対象者を作成してください。​🧭 確認場所:Email Studio>Email>購読者>データエクステンション🧭 確認場所:Contact Builder>データエクステンション(どちらからも確認、作成可能です)送信用データエクステンションのチェックポイント送信に使用=はい となっている購読者のリレーションシップ にコンタクトキーとなるべき値が入っているフィールドにコンタクトキーがある。ただし、フィールドの名前自体はただのラベルなので「ContactKey」や「コンタクトキー」と入っていなくても問題ありません。(*)Email StudioやAutomation Studioから送信する場合、デフォルトの設定では、送信時、データエクステンションに格納されたメールアドレスではなく、「すべての購読者」にあるメールアドレスが利用されます。そのコンタクトキーに対して初めて送信する場合は、そのデータエクステンションに格納されたメールアドレスが利用されます。なお、Journey Builderでの送信では、そのジャーニー内で指定したデータエクステンションからメールアドレスを利用して送信します。詳しくは、以下のリソースをご参照ください。​エキスパートコーチング: 「メールの構築と送信クイックスタート」(動画)Salesforce Help: 「データエクステンションへの送信時の [すべての購読者] のメールアドレスの更新動作」テスト送信用データエクステンションを準備する送信を行う際、パーソナライゼーション(顧客固有の情報。名前やポイント数、会員ランクなど)の確認や、レイアウト崩れなどがなく意図したコンテンツが送信できる状態であるかを、テスト向けの宛先を格納したテスト用データエクステンションに送信して確認することを推奨しています。Content Builderには、テスト送信の機能がありますが、ここで利用できるデータエクステンションは、上記画面で「テストに使用=はい」となっているデータエクステンションのみです。​実際に利用するデータエクステンションと全く同じ設定(フィールドの名前やデータの種別など)を持つデータエクステンションに、テスト用のデータを入れてテスト送信をします。本番送信で使用するデータエクステンションをコピーして作成すると簡単です。本番に使用するデータエクステンションは、「テストに使用=いいえ」となっていることが多いため、この設定を編集してください。テスト用と本番用を混同することがないよう、名前付けのルールや保存先のフォルダに留意してください。データエクステンションを作成する新たに空のデータエクステンションを作成する場合は、以下のリソースを参考にして作成してください。Salesforce Help: 「Email Studio でのデータエクステンションの作成 」Salesforce Trailhead: 「データエクステンションについて」既存のデータエクステンションからフィルターする場合は、以下のリソースを参考にしてください。エキスパートコーチング: 「メールのセグメント化の設定と自動化」(動画)Salesforce Help: 「データエクステンションからの Marketing Cloud データフィルターの作成」2. メールを作成するContent Builderを使ってメールを作成します。HTML形式のメールや、パーソナライゼーションを行う場合も、ノーコードで作成可能です。詳しい手順は、以下のリソースを参考にしてください。エキスパートコーチング: 「メールの構築と送信クイックスタート」(動画)Salesforce Help: 「Content Builder の使用開始」Salesforce Trailhead:「Content Builder の基本」Salesforce Trailhead:「Content Builder の機能」​3. 内容をプレビューしてテスト送信するContent Builderにあるプレビューとテスト送信機能を利用して、意図したコンテンツを送信できる準備ができているかを確認します。プレビューのチェックポイント件名、コンテンツなどが正しく表示されているか正しい送信用データエクステンションを指定して、各種属性情報が正しく表示されているかレイアウト崩れが起こらないかモバイルビューでもレイアウト崩れや意図せず非表示となっているものがないかプレーンテキスト版が正しく作成できているかテスト送信のチェックポイント:送信者名やメールアドレス、件名、プリヘッダー、コンテンツが正しく表示されているか送信対象とするデバイスやメールクライアントでレイアウト崩れなどが起こらないか動的なコンテンツが正しく表示されているか4. 送信の設定をするメールを送信するには、いくつかの選択肢があります。最適な送信方法を選択して送信設定を行います。Email Studio主に単発のメール送信を行う場合に利用します。Automation Studio定期配信を行う際に利用するケースが一般的です。大量送信をする場合にも用いられます。Journey Builder主にシナリオベースの送信時に利用されますが、単発送信を簡単に行う機能もあります。トリガー送信顧客の行動に合わせてリアルタイムに自動送信されるメールですAPIAPIを介してメールを送信する仕組みをご用意しています。送信方法に関して、理解を深めたい方は以下のリソースがお勧めです。Marketing Cloud Journey Builder 実装ガイドエキスパートコーチング: 「Journey Builderクイックスタート」Salesforce Trailhead: 「Journey Builder の使用開始」Salesforce Trailhead: 「Journey Builder の基本」5. 送信前の最終確認をするいよいよ本番送信を行う準備です。どの機能を使って送信するかによって確認箇所が変わりますが、以下の観点を参考にしてみてください。​テスト送信で、コンテンツや件名など、対象となるデバイスやメールクライアントで正しく表示できることを確認済み送信に利用するデータエクステンションを正しく選択しているデータエクステンションのレコード数(=送信対象者数)は想定通りである送信に利用されるメールアドレスを理解しているJourney Builder:選択可能Email StudioおよびAutomation Studio:「すべての購読者」のメールアドレスに送信。ただしそのコンタクトキーに対して初送信の場合は、送信用データエクステンションにあるメールアドレスを利用。(設定により、データエクステンションのメールアドレスを常に利用することも可能)スケジュールは正しく設定されている。定期配信の場合は終了のタイミングも確認している。また、それまでに必要なデータの更新もスケジュールされている。万が一、送信を止めなくてはいけない場合、どこから止めるかを理解しているただし、以下のように停止した場合も、すでにメール送信のキューに入ってしまった場合には送信が行われます。Journey Builder:停止が可能ですAutomation Studio:停止が可能ですEmail Studio:停止が可能です万が一、送信後にリンクの差し替えを行う必要がある場合、どこから変更をするか理解しているHTML形式など、一部のメールにおいてリンク先の差し替えを行うことができます。リンク切れや間違いがあった場合に便利です。6. 送信状況の確認をするEmail Studioの「トラッキング」から、リアルタイムに送信状況を確認することができます。これにより、エラーなく送信ができているかを初動確認することができます。ただし、バウンスや購読者ベースのデータについては確定に数時間かかることがあります。​送信結果を、開封やクリックなどを含めて確認したい場合には、レポート機能がお勧めです。「3-4 データの整理と活用について」をご確認ください。​​さらに理解を深めたい方は、以下のリソースがおすすめです。Marketing Cloud Engagement ポケットガイド (2) - 初めてのメール編​●   ●   ●​「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら

  • 購読者管理と配信到達率についてイメージ

    購読者管理と配信到達率について

    👤この文章の対象者👤主に、Marketing Cloud Engagementを使って施策を企画、実行、運用、改善を行なわれる方向けの情報となります。ただし、データ連携に関連する部分はシステム部門の方と連携していただく必要がある場合があります。購読者管理とは顧客データをMarketing Cloud Engagementに入れて準備が整ってきたら、購読者管理について考えていきましょう。ここでの購読者管理とは、各顧客(購読者)が送信許可しているメールなどのメッセージを、正しい送り先に送ることができるようデータを管理していくことです。​例えば、顧客から購読解除のリクエストが行なわれた場合は、それ以降のメールは送信されないようにデータを正しく管理していく必要があります。この購読者管理が正しく行なわれないと、顧客からの信頼が落ちてしまう可能性があるだけでなく、メール受け取り側(ISP)からの評価が下がり、送れるメールの通数が制限されたり、最悪の場合には完全にブロックされてしまい、同じドメインを持つ別の顧客へのメール送信に影響を与える可能性があります。この動きは、昨今、より顕著になってきており、メールを受信する人の権利を保護するためにも正しくデータの管理を行う必要があります。まず初めに:Marketing Cloud Engagementにおいてメール送信は2種類に大別されますメールを送信する際に、以下の2つの送信分類から、いずれかを選択します。環境によっては、カスタムで作成されたその他の送信分類があるかもしれませんが、それらについても以下の2つのいずれかの種別が選択されています。この送信分類を正しく使い分けることが重要です。​送信分類は、以下の場所から作成、確認することができます。🧭 確認場所:セットアップ>プラットフォームツール>機能設定>Email Studio>送信分類コマーシャル製品やサービスに関するマーケティングメール顧客の了解(オプトインやパーミッション等と言われることがあります)を得て、メールを送信Email Studio > 購読者 > すべての購読者のリストや、パブリケーションリストを使って管理トランザクショナル上記以外のお知らせで、購読の意思に関わらず広くお知らせする必要があるメール契約や約款の変更、パスワード変更やフォーム送信などの確認のためなどに使用されることがある(下図)Journey Builderでのメール送信で「Default Commercial」を選択した画面​参考Salesforce Trailhead: 「送信方法の選択」購読者のステータス管理についてコマーシャルメールを送信するためには、前述の通り顧客の同意が必要です。それらを管理するための一般的な方法の一つとして、「すべての購読者」には、ステータスというカラムが用意されています。購読者の各ステータスの定義については、こちらをご参照ください。Salesforce Help: 「Marketing Cloud の拡張された購読者機能を備えた購読者」​​また、送信するメールの種類が複数に及ぶとき、「すべての購読者」では管理しきれないユースケースがあります。例えば、「マンスリーメールマガジン」は購読したくないが、時々来る「新製品のお知らせ」は購読したい、というような複数のメール種別を個別に管理したい場合です。(「すべての購読者」を使うと、コマーシャルメールのすべてに一律でそのステータスが適用されるため)そのような時には、「パブリケーションリスト」を使って、購読管理を行うことができます。また、データエクステンションにメール種別ごとの購読許可状況を含め、送信時にそのデータエクステンションを参照してリスト抽出を行うケースもあります。​このように、購読管理をどのように行うかは、メールの種類やデータ連携の状況により最適解が異なります。一般的には、導入時に将来的な拡張を考慮して購読管理の方法を決めて実装を行います。購読取り消しの方法についてどのような方法で、購読取り消しが行われるのでしょうか。この章では、様々な購読取り消しの方法についてご紹介します。購読者ご本人が解除することももちろん可能ですが、貴社にて代わりに購読解除をすることもできます。​配信解除用のアドレス “List-Unsubscribe”  (iOS メールや Gmail 経由)コマーシャルメールに自動的に使用されるメールのヘッダーに含まれる記述により、メーラーの機能を使って簡単に購読停止ができる機能です。購読取り消しリンク (ワンクリック購読取り消し)Content Builderの「システムのスニペット」にある「購読取り消しセンター」をメール本文に差し込むことにより、購読解除リンクとして機能します。ISP (Internet Service Provider)  からのフィードバックループ購読者からの苦情をMarketing Cloud Engagementにフィードバックする仕組みで、一部のISPのみが対象ですプロファイルセンターと購読センター複数のメール種別について購読管理を行うためにMarketing Cloud Engagementが用意しているシンプルなデフォルトの機能ですが、デザインのカスタマイズ性はあまり高くありません。購読を管理するための「マイページ」をCloudPagesで公開し、管理プロファイルセンターを自社ブランドを反映した柔軟な形で公開するための選択肢です。開発による作り込みが必要です。Salesforce Trailhead:「プリファレンスの識別」返信メール 管理キーワードによる購読取り消しが有効な場合に利用可能です。例えば、貴社から送信したメールに対して、顧客が「Unsub」と入力して返信した際に購読取り消しをすることができます。日本ではあまり浸透していない機能です。Marketing Cloud Engagement画面上「すべての購読者」からの変更(管理者による変更)🧭 確認場所:Email Studio>購読者>すべての購読者画面上からの変更(個別の購読者をすぐに画面上で変更したい場合に便利です)ファイルインポートによる更新(複数の購読者への変更適用時に便利です)Automation Studioで自動更新(貴社保有のCRMなどで管理しているステータスを「すべての購読者」に定期的に反映したい場合に便利です)さらに詳しく知りたい方はこちらのリソースがおすすめです。Salesforce Help: 「購読者のオプトアウト方法」Marketing Cloud Engagement ポケットガイド (1) - セットアップ編Marketing Cloud Engagement ポケットガイド (2) - 初めてのメール編バウンスについて購読者の管理をする上で、購読の取り消しと同じくらい重要なのが、バウンスです。バウンスには様々な種類がありますが、共通しているのはどれも「購読者に届かなかった」という結果です。​例えば、ハードバウンスは、「そのメールアドレスが存在しなかった」というエラーですが、そういったメールアドレスに対してメールを送り続けると、最終的に ISP 側から「迷惑メール配信している」と判断されて評価が下がり、最悪の場合ブロックされてしまいます。ブロックされたドメインの他の顧客に対してメールが届かなくなるだけでなく、送信に共有IPアドレスを使っている場合には、そのIPを使っている別の事業者にも影響が出る可能性があります。​こういったことを防ぐ措置として、Marketing Cloud Engagementでは、購読者に対してバウンスが数が規定に条件に達すると「すべての購読者」のステータスが、「保留」となり、送信不可の購読者となります。​特に、メール送信ツールの載せ替えなどで、顧客データをステータス込みでインポートしてご利用される場合には、うっかり「保留」ステータスを「アクティブ」に書き換えて送ってしまうことのないようご留意ください。​では、どのような種類のバウンスがあり、注意事項があるのかご紹介いたします。​ハードバウンスソフトバウンスブロックバウンステクニカルバウンス不明バウンスそれぞれの具体的な説明や、考えられる対策はこちらのリソースをご覧ください。Salesforce Help:  「Email Studio でのバウンスメール管理」さらに詳しいバウンス理由は、トラッキングのデータからAutomation Studioを使って取得することができます。Salesforce Help:  「Marketing Cloud のメール送信の不達理由と説明」Salesforce Help:  「Automation Studio のトラッキングの抽出構成」Salesforce Help:  「バウンス」購読者管理について、さらに詳しく理解したい方は以下のリソースがおすすめですMarketing Cloud Engagement ポケットガイド (1) - セットアップ編エキスパートコーチング:「メールの構築と送信クイックスタート」エキスパートコーチング:「データと連絡先の管理(初級)」配信到達率とは配信到達率とは、送信したメールのうち、どれくらいのメールが実際に購読者(顧客)のメールボックスに届くか、ということを表した言葉です。デリバラビリティ(deliverability)と呼ぶこともあります。下図の青い矢印で示した通り、まずはISPやモバイルキャリアに届いて、そこからエンドユーザーである購読者に届けるという2段階に分けて整理することができます。​配信到達率を確認するには、メール送信時に特定のドメインにおいてソフトバウンスが多く発生していないかを確認する必要があります。特に、送信を開始したばかりの場合には、注意を払う必要があります。配信到達率に関する設定について、より理解を深めたい方はこちらのリソースがおすすめです。Salesforce Help: 「メールの配信到達性の設定」Salesforce Help: 「Email Studio のメールの配信到達性に関するベストプラクティス」Salesforce Help: 「メールのレピュテーションと到達性の用語解説」●   ●   ●​「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら​​​

  • データの整理と活用についてイメージ

    データの整理と活用について

    👤この文章の対象者👤主に、Marketing Cloud Engagementを使って施策を企画、実行、運用、改善を行なわれる方向けの情報となります。ただし、データ連携に関連する部分はシステム部門の方と連携していただく必要がある場合があります。​​必要な設定が環境に適用されたら、データ連携を行いましょう。Marketing Cloud Engagementにデータを連携する上で最も重要なのが、「コンタクトキー(連絡先キーとも呼ばれます)」です。コンタクトキーを決めたら、連携するデータを整理し、全ての顧客データに対してそのコンタクトキーが関連づけられるようにします。​コンタクトキー(連絡先キー)を決めるコンタクトキー(翻訳ブレで連絡先キーと記載されることもあります。)とは、Marketing Cloud Engagementの中で顧客を特定するもので、全ての顧客に対してユニークな値を設定する必要があります。同じ値を違う複数の人に振り分けることはできません。​コンタクトキーとして貴社でどんな値を利用するか、選択することができます。例えば、基盤システムで使っている顧客識別番号であったり、マイページにログインするためのログインIDのような値であることが一般的です。​以下の図は、メール、モバイルアプリプッシュ(MobilePush)、SMSメッセージ(MobileConnect)を送信するにあたり、それぞれのチャネルで固有のデータテーブルを持ち、顧客(レコード)を管理している例です。「ABC002」というコンタクトキーにより、「Yamada Taro」さんのメールアドレスは「taro@sample.net」であり、DeviceIDは「463ADD312CAE」であり、Mobile Phoneは「818012345678」であることが特定できます。つまり、チャネルを跨いで同一人物を特定することができています。このように、ABC00*のようなコンタクトキーの値を決めるには、今後のチャネルやデータの拡張性を考慮する必要があります。(Emailのテーブルである「All subscribers」では「Subscriber Key」と表記されています。厳密には違うものですが、ここでは簡易性を重視して同じものと捉えていただいて問題ありません)​​​メールアドレスをコンタクトキーにした場合、メールアドレス情報がない顧客(例えばLINEキャンペーンで獲得した顧客など)を登録する際にイレギュラーなコンタクトキーを登録することとなり、データが必要以上に複雑になり、運用にも大きな負荷をかける可能性があります。また、メールアドレスは登録後に変わる可能性もあるため、できる限りメールアドレスではなく企業で管理している値をコンタクトキーに選択したほうが良いとされます。​また、MC ConnectでSales CloudやService Cloudなどと接続をしている場合は、CRM側で採番するSalesforce IDがコンタクトキーとして適用されます。これにより、クラウドを跨いで同一人物を特定することができます。​さらに詳しくコンタクトキーへの理解を深めたい方は以下のリソースをご確認ください。​参考:Marketing Cloud Engagement ポケットガイド (1) - セットアップ編エキスパートコーチング:「データと連絡先の管理」Salesforce Help: 「Marketing Cloud の購読者キー」Salesforce Trailhead:  「Marketing Cloud Engagement 連絡先管理」Salesforce Trailhead: 「データモデルの設計」データ取り込みから、送信、結果分析までの流れを把握コンタクトキーが決まったら、データの中心核が決まったも同然です!ここから顧客に関係するデータ(例えば、名前、メールアドレス、住所、会員ランク、保持ポイント、購買情報など)や、製品やサービス(製品カタログ、画像URL、価格表など必ずしも顧客に紐づかないデータも)など、必要なデータをMarketing Cloud Engagementに連携する準備を始めましょう。​以下の図は、大まかなMarketing Cloud Engagementの利用の流れです。取り込むデータを決める (Data-In)Marketing Cloud Engagementを使って、1:1コミュニケーションをしたい!という場合には、多くの場合、上図「リスト抽出」にあるように、条件に当てはまる顧客を取り出して、送信対象となる顧客を抽出する必要があります。このため、データを連携する際には、運用を意識してデータを連携する必要があります。​例えば、顧客の過去の購買データを参照して、Aという製品を1000円以上、1年以内に購入した、関西地方の人で、明日が誕生日の人にだけ、特定のメールを送りたいとします。​この時、購入製品、購入金額、最終購入日、居住エリア、誕生日がコンタクトキーに紐づいて特定できるようになっている必要がありますが、すべてがバラバラのデータエクステンションに入っていたら(実際にはそんなことはないと思いますが!)、SQLを書いてデータを繋ぎ合わせる必要があります。これを毎度行うには、担当者のスキルによっては運用に負荷がかかる可能性があります。​これが、もし3つまでのテーブルであったら、SQLを書かなくてもデータフィルターを使ってデータを取得することができ、SQLを書くことのできない方が運用担当になっても、継続することができます。​このように、セグメントなどに使う重要なデータは利用しやすい状態で連携をすることが非常に重要となります。また、最近ではSalesforce Data Cloudのように、Marketing Cloud Engagement外部で抽出をして、Marketing Cloud Engagementに連携するケースもあります。どこで抽出作業をするのが良いかは、データの持ち方や運用方法によって最適解が異なりますので、運用と将来の拡張性を考慮してご検討ください。​データを取り込む方法として、主要なデータインポート方法 及び Salesforce製品連携の方法を以下にご紹介いたします。MC Connect Sales CloudやService CloudなどからCRMデータを連携します。参考本はじめてガイド:3-2 アカウントの設定Salesforce Help: 「同期データソースの実装のベストプラクティス」インポートウィザード (手動) データエクステンションに直接データを手動インポートします。参考Salesforce Trailhead: 「購読者データのインポート」Salesforce Help: 「Marketing Cloud データエクステンションへのデータインポート」インポートアクティビティ(Automation Studioを使った自動化)SFTPにあるファイルを特定の時刻、またはSFTP上の特定の場所にファイルが置かれたら、指定したデータエクステンションにインポートします。参考Salesforce Help: 「外部ファイルを使用したリストまたはデータエクステンションの更新」Data CloudData Cloudで作成したセグメントを有効化して、データエクステンションに取り込みます参考Salesforce Help: 「Marketing Cloud 有効化対象の作成」PersonalizationPersonalizationのデータをデータエクステンションに取り込みます参考Salesforce Help: 「Integrate Personalization with Automation Studio」(英語)APIデータ連携を行うために、RESTとSOAPの両方を用意しています。参考Salesforce Trailhead: 「Marketing Cloud Engagement API」Salesforce Developers: 「Marketing Cloud Engagement APIs and SDKs」本はじめてガイド:3-2 アカウントの設定リストの抽出について、さらに理解を深めたい方はこちらのリソースがおすすめです。エキスパートコーチング:「メールのセグメント化の設定と自動化」Salesforce Trailhead: 「セグメンテーションツールの概要」Salesforce Help: 「SQL クエリアクティビティを使用したデータの取得とセグメント化」Salesforce Trailhead: 「SQL を使用したデータのクエリ」Marketing Cloud Engagement上で生成されるデータを把握するMarketing Cloud Engagementで生成されるデータとは、なんでしょうか。それは、主にメールなどを送信した結果データです。例えば、送信したメールの開封数やクリック数、または特定の顧客が開封したメールやクリックしたリンクなどです。その他、様々なログも生成、格納されています。Marketing Cloud Engagementの画面上から確認できるものもあれば、SQLを使って呼び出す必要のあるデータもあります。​以下に挙げたポイントは機能の一部であり、すべてを網羅しているわけではありませんが、それぞれの特色を簡単にご紹介します。まずは、配信結果の確認方法5つをご紹介します。​レポート:施策の結果を日々確認し、報告や改善に使うことができます。複数の送信を1画面で確認可能です。Analytics Builder > Intelligence Report予め用意されたダッシュボードを使って、メール、MobilePushなど複数チャネルからの送信に関するデータを確認することができます。ジャーニーごとにバージョンと送信アクティビティの結果を一元管理することもできます。ピボットテーブルを使って、比較的柔軟にレポートを作成することもでき、カスタム指標などにも対応しています。レポートをスケジュール配信するなどしてエクスポートが可能です。Intelligent Report Advanceではクエリなどで、顧客個別のデータを確認することもできます。Analytics Builder > Reports (2024年4月現在Hyperforce版ではご利用いただけません)テンプレート化(「カタログ」と呼ばれています)されたフォーマットのレポートの抽出条件を選択し画面表示、またはファイルへの出力でデータを確認します。トラッキング:シンプルな画面でメール送信の結果を確認することができます。1画面で1送信の結果を確認します。Email Studio > Email > トラッキング送信ジョブごとに、送信数や各バウンス、到達数、開封数、クリック数、クリックされたリンク一覧などを確認することができます一部のデータにおいて、CSVなどで手動エクスポートすることができます標準トラッキングJourney Builder > Automation Studioクエリをかかずに、Automation Studioの機能を使ってトラッキングデータを抽出し、SFTPへのファイル出力を行います。ファイル形式や含む項目などは予め決まっており、その中で少しカスタマイズをすることができます。さらに自由度の高い形式で抽出を希望の場合は、下記の「データビュー」から抽出します。データビューJourney Builder > Automation StudioクエリアクティビティでデータテーブルからSQLでデータを取得し、データエクステンションに格納します。その後、データエクステンションをSFTPにエクスポートすることができます。複数のデータビューから組み合わせて自由にファイルの構成を行うことができます。API​上記機能について、さらに理解を深めたい方は、以下のリソースがおすすめです。エキスパートコーチング:「レポートとトラッキング」Salesforce Help:「Marketing Cloud でのデータ収集のベストプラクティス」Salesforce Help: 「Automation Studio でのデータエクステンションの抽出」Salesforce Trailhead: 「レポートの実行と結果のトラッキング」Salesforce Trailhead: 「Intelligence Reports for Engagement」Salesforce Trailhead: 「SQL を使用したデータのクエリ」続いて、配信した結果からEinsteinが生成したデータや、ログのご紹介です。Einstein Engagement Scoringが生成するデータEinstein(機械学習)が顧客ごとにエンゲージ状況に基づいて各顧客のエンゲージメントスコアを計算し、該当のデータエクステンションに格納します。エクスポートも可能です。Einstein Engagement Scoringについて理解を深めたい方は以下のリソースがおすすめですエキスパートコーチング:「Einstein 機能概要」Salesforce Trailhead: 「Einstein Engagement Scoring in Marketing Cloud Engagement」送信ログメール送信時に生成される動的な情報をデータエクステンションに格納することができます。送信ログについて理解を深めたい方は以下のリソースがおすすめですSalesforce Trailhead: 「Marketing Cloud Engagement の送信ロギング」Salesforce Trailhead: 「送信ログを使用したデータの収集」​●   ●   ●​「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら

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    効果測定・改善をしましょう

    この記事で学べること効果測定をする場合はどこを見るべきかこの記事のゴールこの記事のゴールは効果測定はどこを見ればできるかを理解することです。レポートの種類レポートはAnalytics Builderの中に存在しており、メインの利用にはIntelligence ReportsとReportsの2種類があります​Intelligence Reports:Intelligenceと連携した可視化に優れたレポート。ダッシュボード複数が用意されており、ピヴォット機能があるため必要なデータを出力することが可能​Reports:決められたテンプレートが複数あり、みたい数字に合わせたテンプレートを選択しデータを出力することが可能​​レポートの利用方法MC Tipsの中で資料と動画を用意しておりますので、そちらから確認可能です。※リンク飛び先はMC Tipsのご紹介ページに飛びます。その中にある参加URLより参照可能資料Intelligence Reports:Intelligenceレポートで確認する(NEW!!) を参照Reports:標準レポートで確認する  を参照​動画Intelligence Reports、Reports 共にF列にあるReports入門を参照​​ユーザー講演動画実際に効果測定を共有いただいたユーザー講演動画がございますのでぜひ参照してみてください。https://play.vidyard.com/8qEPCvoxipTxEgR7wEpejn​​まとめ効果測定はどこから確認するか理解できましたか?施策を回していく上で効果測定はあとまわしにしがちですが、忘れずに確認しましょう。

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    運用体制を決定しましょう

    この記事で学べること活用までのステップ何からしておくべきかこの記事のゴールこの記事のゴールは活用までにどんなステップがあるか理解することです。この記事では体制に関してまでをフォローいたします。活用ステップ全体像弊社がご案内している活用までのステップを紹介します。ステップを大きく4つのフェーズに分けており、”ご契約直後(準備期間)”、”構築期間中(準備期間)”、”稼働初期”、”定着化/改善”があります。特に初めのフェーズである”ご契約直後(準備期間)”は重要です。​最初のフェーズである”ご契約直後(準備期間)”にある2つのステップは体制と目的・目標の明確化ですが、実は活用が進みにくい企業の実に7割が課題としてあげるステップとなります。この2つのステップはぜひ決めましょう。​体制を決めるでは、ここでどんな体制が必要かご案内いたします。役割は大きく5つあり、同じ方が複数の役割を担っても構いませんので、人に役割を定めて可視化しましょう。こちらから資料をダウンロードできますので、実際に記入してみてください。​ユーザー講演動画実際に体制などを共有いただいた講演動画がございますのでぜひ参照してみてください。https://play.vidyard.com/XPJj6qb7aW2my89ep3iPto​目的・目標の明確化次のステップでご紹介しておりますのでこちらを参照してください。​まとめ活用するために必要なステップは理解できましたか?活用がうまくできない企業の多くが体制と目的・目標を明確にしていない事が多いので忘れずに決めましょう。​

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    利用にあたって必要な準備

    概要Marketing Cloudを使うために様々な準備や連携などいただいていると思います。こちらの資料ではどんな準備をが必要かまずは3つご案内させていただきます。​ちょっと難しい内容ですが、こちらが整理”できている”か”いない”で”成功する”か”失敗する”くらいの違いがある内容です。また、実装に関する内容であれば、実装を担当されている方に是非ご相談ください。(”実装!”という文字が入っている項目が該当します)体制の確保初めて開始という場合にはできるだけ専念できる体制のご用意をおすすめしております。Marketing  Cloudを利用するあたって要件を洗い出して実装されていると思いますが、実装が終了し利用開始となった後でもやる事がたくさんあります。せっかく実装された後でも他業務があるから初期実装まま上手く使えないなどならないためにも是非専念できる環境をご用意ください。※体制に関してはこちらも参考現状の把握/整理どんな施策をやっているのかをまずは挙げ出してみてください。箇条書きでもいいので、可視化することで現状を整理できることは勿論ですが、今後の施策を考える上でも今何をやっているかを上げ出すことでどんな優先順でやるべきかなど整理できます現状の把握にはどんなデータがあるか。Marketing Cloudにどんなデータを連携予定かも記載してみてください。施策を考える時に、すぐにやりたいけど必要なデータの準備に時間がかかるなら、いまあるデータで実施可能でもっとも効果がありそうな施策を実施するなど有効な優先順位付けが可能ですMarketing Cloudを利用する環境(BU)を整理する(実装!)BUはビジネスユニット(Business Units)というMarketing Cloudの環境を示す言葉になります。複数作成することが可能ですので、複数部門やブランドで環境を分けて使いたい時などに利用いただけます。こちらを初めの段階でどう使うか整理しておかないと、利用がすすんでいくうちに対象者の重複や施策をしたいお客様へ思うように実施できなくなるなどが生まれてきます※BUに関しては詳しくはこちらを参照まずは以上となりますが、他にもドメイン戦略やIPウォームアップなど様々なことを考える必要があります。ここまで記載した情報に加え有用な情報が下記にありますので、是非参考にしてみてください。Marketing Cloud Engagement ポケットガイドNo.1 ー セットアップ編Marketing Cloud Engagement ポケットガイドNo.2 ー 初めてのメール編​​まとめ利用にあたって様々な準備が必要ですが、こちらのポケットガイドを利用してしっかり準備しましょう。​

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    利用する前に知っておく、決めておいた方がいい内容

    基本機能、概要(Onboarding)Marketing Cloudを使いこなすために是非知っておいた方がいい、整理しておいた方がいい事をご紹介こちらの4つを把握、整理しておくと稼働した後からスムーズに施策の実施がしやすくなりますで是非確認しておきましょう​全4回の内容最近のマーケティング事情市場自体はどうなっているか。ユーザーが何を求めているかMarketing cloud Engagement概要市場の中でどんなことができるか。Engagementが持っている主要機能をご紹介サクセスマップ作成達成したいGoalをどういった施策、戦略で達成するかを可視化カスタマージャーニーワークショップ可視化した戦略、施策はユーザーのどの状況に実施するかを可視化。施策の中身や足りない施策などを確認​​​最近のマーケティング事情弊社がまとめたマーケティング関連の情報となっております。すでに知っているよ、そうだよね、などの情報もあると思いますが、改めて現状確認にご覧くださいhttps://play.vidyard.com/316Rke3zWZ77Kmwt1Q9Gvd※録画はWebinarで実施したものとなっております(現時点でWebinar形式は開催しておりません)Marketing cloud Engagement概要マーケティング事情の中でMArketing Cloud Engagementって結局何ができるのを案内しております。知っている機能もあると思いますが、知らない機能があった場合はより使いこなすためにぜひ利用用途を検討くださいhttps://play.vidyard.com/pU6CbLW2Aq7Y8RX1UdZKMm※録画はWebinarで実施したものとなっております(現時点でWebinar形式は開催しておりません)サクセスマップ作成目指すGoalをどんな戦略、施策で実現していくかを可視化します。KPIに関してはも可視化しますので、進捗はもちろんですが、現実的にGoalを達成できるかに関してもわかってきます※入力シートのダウンロードはこちらからhttps://play.vidyard.com/MtModntQtwSqyyzp2EUGnD※録画はWebinarで実施したものとなっております(現時点でWebinar形式は開催しておりません)カスタマージャーニーワークショップユーザーはどんな体験、経験をするとコンバージョンに至るかを可視化します。体験や経験に対して戦略、施策を当てはめるとユーザーの状況が見えてくるので施策をより改善するヒントを得ることができます。また、抜け漏れがないかもチェックすることができます※入力シートのダウンロードはこちらからhttps://play.vidyard.com/2hrn4bskmdK36DofmSLpbv※録画はWebinarで実施したものとなっております(現時点でWebinar形式は開催しておりません)​まとめもっと使い方を知りたいかはMC Tips!や勉強会をへご参加くださいMC Tips!はこちらコミュニティのページが表示されますので”アクセス方法”のリンクを参照くださいコミュニティへ参加がまだの方は参加後に再度クリックください​

  • 機能を知る:Email Studioイメージ

    機能を知る:Email Studio

    基本機能、概要パーソナライズされたメールを作成および管理送信対象のデータ管理すべての購読者、リスト、データエクステンションと いったデータを管理メールコンテンツの作成(Content Builderへのリンク)簡単なドラッグ&ドロップツールにより、動的で パーソナライズされたメールを作成・コンテンツ共有、ロック、承認によって組織全体で コラボレーションメール送信メールテンプレートを使用してすべてのデバイスに 映えるメールを作成メールのトラッキング機能により、テストと最適化を 繰り返しパフォーマンスを向上​​​​​​​まとめもっと使い方を知りたいかはMC Tips!や勉強会をへご参加くださいMC Tips!はこちらコミュニティのページが表示されますので”アクセス方法”のリンクを参照くださいコミュニティへ参加がまだの方は参加後に再度クリックください

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