アカウントの設定をする
公開日: 2023.06.29
アカウントの設定
- ビジネスユニット環境設定 (BU 作成毎)
- ユーザー / ロール / 多要素認証 (MFA) もしくは SSO
- データ連携前の準備
- MC SFTP
- MC SFTP ユーザーアカウント (認証: パスワード or SSH 鍵 など)
- 複数 SFTP ユーザーを作成する場合、利用用途の明確な切り分けを (注: アクセスできるユーザーの増加とセキュリティリスクは比例する)
- 🌵Note: “<tenant-specific>.ftp.marketingcloudops.com” 形式のテナント固有のエンドポイント (TSE)となっているか確認
- 🌵Note: デフォルトだとSFTP のパスワード有効期限は 90 日間。セキュリティ設定の [パスワードの有効期限から FTP ユーザーを除外] でこの期限の無効化が可能。
- 外部 SFTP (MC 側を SFTP クライアントとしてファイルを転送する場合)
- クロスクラウド連携
- Marketing Cloud Connect (aka MC Connect)
- Multi-Org 構成にするかどうか
- 🌵Note: MC 連携用の Sales/Service Cloud 側のユーザーアカウント言語は「英語」がベター
- Distributed Marketing
- Core 側からオペレーションにより、Journey 経由でメール or SMS を配信 (要件に注意)
- API (必要に応じて)
- メール関連のコンフィグレーション
- 日本向けメール配信で有効化が望ましい設定 (いずれもテクニカル サポート ケース経由で有効化)
- メール本文に対する BASE64 / Quoted-Printable 有効化 (Docomo 対策) (MID 単位)
- 特定ドメインに対するスロットリング (MID 単位)
- バウンスリトライ時時間 (IP アドレス単位)
- 共有 IP アドレスを選択されている場合、この変更は不可
- Option: ウェブ解析ツール (例: Google Analytics UTMパラメータ) に合わせてパラメーターマネージャーの Web Analytics コネクタ上でトラッキングパラメーターをセット (MID 単位) * 参考: 外部記事
- Option: 専用 MTA プールを持つ場合は MC サービスチーム支援のもと個別の要件に応じて調整可
- 通知管理
- Automation Studio のオートメーションのスキップ/エラー/完了の通知
- アラートマネージャー (Alert Manager) の通知
- 製品コミュニケーションメールの受信条件は、"システム管理者" / "Marketing Cloud 管理者" のロール
- 🌵Note: 仕様変更・メンテナンス・製品の廃止等から、お客様個別で実施が必要な作業も含めて、継続して利用する上で極めて重要な情報が Salesforce 側からメールで通知されることがある。このような重要なお知らせを受け取るべき人はこれらロールを保持しているか、今一度チェックを。
- Trust - Status でメジャーリリースの日程の通知 & 障害を受信 (アカウントがどの Stack かを確認する方法)
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🌵Note: 設定した内容はドキュメントに残しておく
- 設定変更は副作用を伴うこともあるため (例: SFTP への IP ホワイトリストを設定することでアクセス不可に)、早めにチーム間で通知を。
- 例: アカウント構成 / セキュリティ設定 / IP 一覧 etc
- デフォルトからの設定変更箇所 (例: Content Builder の自動保存の無効化) を記録しておくだけでも、MC を将来利用する予定のメンバーとの共通認識にできる。
- クラウドサービスは設定周りが簡単にいじれる分、実装当時の設定の確認を怠っていると、数年後に大きな問題に...ということにも。
公開日: 2023.06.29
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活用7ステップ
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STEP1. 体制
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STEP2. 目的
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STEP3. 設定
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STEP4. 運用
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STEP5. 育成
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STEP6. 施策
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STEP7. 効果測定