使えるデータを収集し整理する
公開日: 2023.06.29
目次
連絡先キーを決める
- 連絡先キーとは? (1)
- 連絡先キーとは? (2) (バッドプラクティスはメールアドレスをキーにすること)
📌同一コンタクトとして紐付けできる “顧客ID” は存在しているか?

Data-In から Data-Out までの流れを把握
- エンドカスタマーの属性/行動/購入を理解した上で、年齢や製品の好みなど簡易に活用できるセグメントデータを準備し、それに相対するメッセージやコンテンツをセットし、適切なタイミングで配信し、行動変容に至ったかをトラッキングで確認
📌 MC での大まかなプロセス

取り込むデータを決める (Data-In)
- データ管理のベストプラクティス
- データ インポートには4つの選択肢
- データの収集と整理
- MC で必要なデータは、基本的に「セグメントデータ」と「パーソナライズデータ」。それらの項目でフィルタリングするだけで、シナリオに沿った施策を実施できることが理想。これによりさまざまな施策をスピーディーに展開することが可能に。
📌各データソースからはアクティブなレコード、且つ鮮度の高いデータのみが望ましい

- 生の正規化データを、施策のシナリオに利用しやすい形式に整理する (非正規化データへ)。
- 各システムからのバラバラのデータを MC にすべて取り込み連携させる場合、転送〜インポートの時間の含め、手間と時間がかかる。過去数年分の履歴データすべてが必要な訳ではなく、アクティブなレコード且つ鮮度の高いデータが望ましい。 (+ さらに3日分の差分レコードだと、ファイルの転送から MC へのインポートにおいても、処理時間が高速となり、且つ問題発生時のリカバリーしやすくなる)
MC 上で生成されるデータを把握する
- データビューを把握し、各レコードとのリレーションからデータモデルを理解する
📌Data Views in Salesforce Marketing Cloud (by sfmarketing.cloud)

外部に渡すデータを決める (Data-Out)
- 何のレコードがどのような方法で収集できるのかを把握する
- アウトプット例:
- 外部の分析サービス > 送信/開封結果
- CRM 基盤 > アンケート結果 / エンドカスタマー (顧客ID) 毎の配信ステータス
- ISP やエンドカスタマー側から戻されるバウンスレコード (Held) や購読取り消しにも重要
- “購読取り消し“ などは CRM 側へそのステータスを伝える必要もある
- メールの “購読取り消し (Unsubscribe)“ には複数がある (無視して継続配信だとブラックリスト入りに)
- 配信解除用のアドレス “List-Unsubscribe” (iOS メールや Gmail 経由)
- ISP からのフィードバックループ
- 購読取り消しリンク (ワンクリック購読取り消し)
- プロファイルセンターと購読センター
- 返信メール (キーワードによる購読取り消しが有効な場合)
- MC UI 上からの手動での処理
- セグメンテーション

⛰ 参考情報
公開日: 2023.06.29
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活用7ステップ
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STEP1. 体制
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STEP2. 目的
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STEP3. 設定
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STEP4. 運用
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STEP5. 育成
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STEP6. 施策
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STEP7. 効果測定