CRM Analytics「CRM Analyticsを学ぶ」の記事一覧

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    CRM Analytics の活用リソースまとめ

    こちらはCRM Analyticsをより学びたい方向けに、トピック別に活用いただけるリソース情報をおまとめしております。CRM Analyticsを活用してデータを業務に活かしていきましょう。初期設定・基本のダッシュボード作成の流れを理解するこれから利用を始める場合、まずは、CRM Analytics の利用開始の設定とダッシュボード作成手順を把握しましょう。▼利用開始・初期設定時におすすめCRM Analyticsはじめてガイド4つのステップでCRM Analyticsを導入してから活用するまでのステップを、おすすめ順に学びましょう。【動画で学ぶ】エキスパートコーチング:はじめよう:設定クイックスタート動画は誰でも視聴可能です。*Premier Success PlanおよびSignature Success Planのお客様は、個別のフォローアップセッションのリクエストが可能です。▼基本のダッシュボード作成手順を理解する自社のダッシュボードの作成を始める前に、練習としてダッシュボード作成手順を理解しましょう。【動画で解説】CRM Analytics 初心者向けハンズオンエキスパートコーチング:ダッシュボード作成入門定められた手順書に従ったサンプルのダッシュボード作成を通じて、ダッシュボード作成の一連の流れを実践、把握いただきます。*Premier Success PlanおよびSignature Success Planのお客様にご利用いただけます。レシピでのデータ作成をマスターするCRM Analyticsをより活用する上で重要な機能が、データを作成する「レシピ」です。レシピを使いこなし、ダッシュボードの表現幅を広げましょう。 エキスパートコーチング:「レシピを使ったデータ準備」(個別セッション)エキスパートとの1 対 1 のセッションにてレシピでのデータ作成方法の基礎を学ぶ事ができます。*Premier Success PlanおよびSignature Success Planのお客様にご利用いただけます。作るとわかる!CRM Analytics レシピレシピの「基本」から、実践的なユースケースに沿った設定方法が詰まっております。ぜひ参照いただきレシピをマスターしましょう。ダッシュボード 作成で役立つ 逆引き設定方法こういう場合どう設定すれば?そんな時がありませんか。実施したい内容から設定方法を確認することができる便利なリソースをご紹介します。CRM Analyticsドリル初期設定から、レシピ、ダッシュボード作成の各種機能をトピック別に設定方法をご確認いただけます。​ダッシュボード作成Tips〜こんなときはどこさわる?〜ダッシュボード作成時の表現に特化したトピック別に設定方法をご確認いただけます。​

  • レシピでデータセットを作成してみようイメージ

    レシピでデータセットを作成してみよう

    この記事で学べることデータセット作成の手順この記事のゴールデータセットの作成完了データセットとはCRM Analyticsではダッシュボードを作成する場合に、まずはダッシュボードに表示するデータが必要です。この元となるデータの塊を 「データセット」と呼びます。データセットは行と列を持つデータで、ダッシュボードで見たいデータに応じて、必要なレコードと項目を選別してデータセットを作成します。データセットは以下2つの方法で作成が可能です。・レシピを利用してデータセットを作成する・csvデータをアップロードして作成する今回はレシピを利用して、Salesforceのデータを使ったデータセットの作成方法をご紹介します。csvをアップロードしてデータセットを作成する方法はCRM Analytics ドリル:CSVファイルの取り込み方法を参照ください。データセットの作成手順では、Salesforceのデータを使ってデータセットを作ってみましょう。手順は以下の2つのステップです。データを接続するレシピを利用して、データセットを作成する手順を追って設定しましょうデータを接続するまず、Salesforceの環境のデータをAnalytics環境へ持ってくる接続の設定です。Analytics Studioを開き、左のタブにある [ データマネージャ ] を開きます。 [ 接続 ] を選択し、 [ SFDC_LOCAL ] の▼をクリックし、 [ オブジェクトを編集 ] をクリックします。ダッシュボードで利用したいオブジェクトと項目をチェックし、 [ 保存 ] します。必要なオブジェクトの保存が完了したら、 [ SFDC_LOCAL ] の▼をクリックし、 [ 今すぐ実行 ] をクリックします。これにより接続したオブジェクトのデータをAnalyticsの環境に同期します。このままでは、 [ 今すぐ実行 ] を押した時点のデータを同期し、その後データ更新されません。今後も定期的にデータをSalesforce環境からAnalytics環境に同期される様にするため、データ接続の同期スケジュールを設定します。 [ SFDC_LOCAL ] の▼をクリックし、 [ スケジュール ] をクリックします。以下の画面が表示されるため、データを同期する感覚をスケジュール指定します。例)画像は月〜金のAM7:00にデータ同期を行う設定です。これでSalesforceの環境からデータをAnalytics環境へ持ってくることができました。レシピを利用して、データセットを作成する続いてAnalytics環境に接続したデータから、ダッシュボードで使うためのデータセットを作成します。今回は取引先情報を付与した商談データセットを作成してみましょう。補足:レシピとはレシピは、データに対して様々な加工を指定し、最終的にデータを出力できる機能です。レシピ上で、入力データを指定し、そのデータに対して、どの順番でどの様に加工を行うという一連の流れを指定できます。レシピにデータを追加Analytics Studioを開き、左に表示される [ データマネージャ ] ボタンをクリックします。 [ レシピ ] をクリックし、 [ 新規レシピ ] をクリックします。画面中央の [ 入力データを追加 ] から、 [ Opportunity(商談) ] をチェックし、必要な項目を指定します。ポイント:今回は取引先情報を含む商談のデータを作成します。そのため、商談1行がデータセットの1行にあたりるため、 [ Account(取引先) ] ではなく、 [ Opportunity(商談) ] をチェックします。 [ 関連オブジェクト ] のタブを選択し、 [ Account(取引先) ] の右の [ +結合 ] を選択して [ 次へ ] を選択します。取引先データを付与した商談データの設定がレシピ上に出力されました。レシピの [ 結合 ] の機能を使い、商談データのAccountIDに対して、取引先データのIDでマッチングをかけ、商談に対して取引先名などの取引先情報を項目として追加している設定が自動で設定されました。データに取引先のデータが含まれているかはプレビューで確認できます。レシピからデータセットを出力ではデータの加工が終わったので、データをデータセットで出力する設定を追加します。 [ 結合0 ] の [ + ] をクリックし、 [ 出力 ] をクリックします。​出力の設定画面が出力されるため、以下を指定し、 [ 適用 ] をクリックします。 [ データセットの表示ラベル ]  :データセットの表示名称を指定します。データセットAPI参照名 :データセットの一意の名前です。既存のデータセットの名称と重複すると既存のデータが上書きされるので注意ください。アプリケーションの場所 :データセットをどのアプリケーションに出力するかを指定ください。 [ 保存して実行 ] をクリックし、レシピの名称を指定して [ 保存 ] をクリックします。レシピのデータ加工内容が保存され、データセット作成処理が実行されます。データマネージャ画面にもどり、 [ ジョブ監視 ] をクリックして、データセット作成の進捗を確認します。作成時にエラーがある発生した場合、エラー等が出力されます。レシピをスケジューリングレシピを使って作ったデータセットはレシピを実行した時点のデータでデータが作られています。データ接続と同じ様にレシピもスケジュール設定をすることで、データが自動的に更新されるよう設定します。 [ データマネージャ ] の [ レシピ ] をクリックし、スケジューリングするレシピの▼をクリックします。 [ スケジュール ] をクリックします。スケジュールを曜日と時間ベースに設定することもできますが、今回は [ イベントベース ] のタブをクリックします。 [ Salesforce ローカル接続が同期されます。 ] を選択します。イベントベースは指定のイベントが実施されたら連動して実行するという設定が可能です。表記の設定にすることで、Salesforceローカル接続とデータが同期されたら、指定のレシピも再実行されるという設定となります。これが、基本的なデータセット作成の手順となります。同様に所有者のユーザ情報を紐づける方法は、CRM Analytics ドリル:ユーザ情報を紐付けるを参照ください。より詳しい設定の内容は以下の参考情報から学習を進めていきましょう。学習ツールレシピの操作やより詳しい設定方法を知りたい方には、以下のコンテンツがおすすめです。レシピの「基本」から、実践的なユースケースに沿った設定方法が詰まっております。ぜひ参照いただきレシピをマスターしましょう。CRM Analytics ドリル作るとわかる!CRM Analytics レシピ エキスパートコーチング「レシピを使ったデータ準備」(個別セッション)PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様はSalesforceエキスパートとの1 対 1 のセッションにてレシピでのデータ作成方法の基礎を学ぶ事ができます。セッションの詳細はリンク先の概要をご確認ください。まとめこちらの記事ではデータセット作成の以下の基本的な操作方法をご理解いただきました。データを接続するレシピを利用して、データセットを作成するデータセットを作成することで、データセットは何かというイメージがついたのではないでしょうか。では続いてデータセット作成時のポイントをご紹介します。活用ステップ全体に戻る場合は、こちら

  • 活用してブラッシュアップしようイメージ

    活用してブラッシュアップしよう

    この記事で学べること作成したダッシュボードを改善する際に必要な点この記事のゴールダッシュボードの改善に必要なポイントを理解するダッシュボードの改善に必要なポイントとはこれまでのステップでデータセットの作成方法やダッシュボードの作成方法を学んでいただきました。ダッシュボードは「現在の状況を把握し、次のアクションにつなげる」ためのものです。“データの可視化“をするだけでなく、次のアクションに繋げられる「気付き」を得ることが大切です。​ダッシュボードを作成したら…作成したダッシュボードを利用者へ展開しましょう利用者からの声や課題を収集し、新たな気付きを得られるようなダッシュボードにブラッシュアップしましょうブラッシュアップ時のポイントダッシュボードではゴール(目標)とそのゴールを達成する指標は明確化されていますか?以下のポイントを押さえたダッシュボードになっているかぜひ確認をしてみてください。推奨グラフダッシュボードでは様々なグラフや表を配置することができますが、どういった用途にどのグラフを利用すれば良いか迷うこともあるかもしれません。推奨グラフとして以下をご紹介していますので、是非参考にしてみてください。ダッシュボード改善の例ここではダッシュボード改善に取り組んでみましょう。以下のダッシュボードを確認し、ぜひ改善点を挙げてみてください。どういったブラッシュアップをすることで、新たな気付きを得られるダッシュボードになるでしょうか。​なお、「営業所別の予実管理ダッシュボード」を作成しようとしています。改善点としてどんな点が挙げられましたか?一例になりますが、以下の点が改善として上がるのではないでしょうか。どういったグラフを意味しているのかがひと目でわかりにくいので、グラフタイトルの設定やテキストウィジェットの配置を行う切り替えボタンや検索フィルターが用意されていないため、営業所別の切り替えボタンを用意する概要を把握できるグラフがないので、数値ウィジェットや営業部別の予実グラフを作成する詳細情報を表示しているテーブルウィジェットが画面上部に表示されていて概要を掴みにくいので、最下部に配置を変えるそれでは改善点を踏まえブラッシュアップしたダッシュボードを確認してみましょう。先程のダッシュボードからブラッシュアップされ、次のアクションに繋げられる新たな気付きを得ることができるダッシュボードになっていますね。達成状況や営業所別情報が左上に配置され、ひと目で現在の状況を把握ができるように切り替えボタンや検索フィルターが準備され、多角的な探索ができるように左から右へ、上から下へと読み進めるシナリオが見えるような構成にグラフにタイトルが付与され、グラフの意味合いを把握できるようにぜひ皆さんもダッシュボードを作成したら終わりではなく、利用者が使いやすいダッシュボードになるようブラッシュアップを重ねていってください。学習ツールヘルプサイトやTrailheadでも学習を進めていただくとができます。ぜひ併せてご活用ください。 Salesforce Trailhead:CRM Analytics ダッシュボードの作成の基本 なお、PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様はSalesforceエキスパートとの1 対 1 のセッションにお申し込みいただくことも可能です。以下のリンクをご確認の上、ぜひお申し込みください。エキスパートコーチング▶CRM Analytics 高度なカスタマイズまとめこちらの記事ではダッシュボードの改善に必要なポイントを学んでいただきました。最初にも述べた通り、ダッシュボードは「現在の状況を把握し、次のアクションにつなげる」ためのものです。ぜひ作成いただいたダッシュボードをもとに利用者の方々と次のアクションへ繋げていってください。​活用ステップ全体に戻る場合は、こちら

  • ダッシュボードを作成してみようイメージ

    ダッシュボードを作成してみよう

    この記事で学べることダッシュボードの基本的な作成手順この記事のゴールダッシュボードの作成方法ダッシュボードとはCRM AnalyticsではレシピやCSVファイルから作成したデータセット等を使用し、確認したい指標を数値ウィジェットやグラフウィジェット、テーブルウィジェットを組み合わせてダッシュボードを作成することができます。ダッシュボードは最初(まっさらな状態)から最後までをご自身で作成する方法と、定められたグラフ等のウィジェットを利用するテンプレートを選ぶことが可能です。なお、テンプレートは日本語対応がなされておらず英語のみで使用可能な場合がありますのでご注意ください。作成手順ダッシュボードの元データとしたいデータセット等を準備します空白のダッシュボードから作成するか、テンプレートを利用するか選択します見たい指標をどのような形で表現したいか決定し、ウィジェットをダッシュボードに配置します以下では取引先と商談情報を含むデータセットを準備した状態から、ダッシュボード作成の流れをご紹介します。空白のダッシュボードを準備Analytics Studioを開き、右上に表示される [ 作成 ] ボタンをクリックしますなお、[ 作成 ] ボタンクリック後に表示されるボタンは権限によって表示内容が変わる可能性があります表示されるボタンの一覧より [ ダッシュボード ] を選択しますAnalyticsダッシュボードを作成画面で [ 空白のダッシュボード ] を選択します空白のダッシュボードの準備ができたら、ダッシュボードに各種ウィジェットを配置していきます。ダッシュボードにウィジェットを配置ダッシュボードに配置可能なウィジェットは画面左に縦にアイコンが表示されています。グラフや表形式等選んでいただくことができますので、任意のウィジェットをマス目状のダッシュボードキャンバスへドラック&ドロップさせることで配置が可能です。なお、新規にダッシュボードを作成時点ではダッシュボードの名前は「新規ダッシュボード」が設定されます。任意の名前へ変更したい場合は「新規ダッシュボード」横のペンアイコンをクリックし、編集可能です。データソースからクエリを作成配置したウィジェットの中央をクリックすると、データソースを選択する画面が開きます。任意のデータセットを選択し、クエリを作成します。今回は取引先毎の商談数を把握するグラフのクエリを作成します。ダッシュボード左上のグラフアイコンを任意の場所へドラック&ドロップします表示されたウィジェット中央のグラフをクリックします任意のデータソースを選択しますデフォルトで表示される横棒グラフから確認したい指標を表現可能な任意のグラフへ形を変更します横棒グラフでは横棒にはディメンション項目(文字列項目)や日付項目など、棒の長さにはメジャー項目(数値項目)を設定が可能ですグラフの形を横棒グラフ以外に変更したい場合は、右端最上部のグラフアイコンをクリックします作成を終えたら、画面下部の[ 完了 ] ボタンをクリックします作成したグラフウィジェットの体裁を整えたい場合はウィジェットタブ内のプロパティを編集しますダッシュボードの保存ダッシュボードが完成したら [ 保存 ] ボタンをクリックします。ダッシュボード名、ダッシュボードの保存先アプリケーションを設定の上、再度 [ 保存 ] ボタンをクリックします。作成したダッシュボードを組織内の他ユーザ様と共有したい場合は「私の非公開アプリケーション」以外を選択ください。学習ツールさらにダッシュボードの学習を進めていきたい方には以下のコンテンツがおすすめです。CRM Analytics ドリル本記事でご紹介した内容の他に色々なグラフが作成可能です。CRM Analytics ドリルを参照して色々なグラフを作成してみましょう【手順に沿って構築】The Model ダッシュボードヘルプサイトやTrailheadでも学習を進めていただくとができます。ぜひ併せてご活用ください。ヘルプ:CRM Analytics ダッシュボードの作成 Salesforce Trailhead:CRM Analytics ダッシュボードの作成の基本なお、PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様はSalesforceエキスパートとの1 対 1 のセッションにお申し込みいただくことも可能です。以下のリンクをご確認の上、ぜひお申し込みください。エキスパートコーチング▶CRM Analytics ダッシュボード作成入門まとめこちらの記事ではダッシュボード作成の基本的な操作方法をご理解いただきました。ダッシュボードには様々な形でグラフや表を配置することができます。ぜひ今回ご紹介したグラフだけでなく、様々なグラフや表の作成にチャレンジしていただけたら嬉しく思います。活用ステップ全体に戻る場合は、こちら

  • データセット作成のポイントイメージ

    データセット作成のポイント

    この記事で学べることデータセットを作成する時のポイント3点この記事のゴールデータセットの型を理解するデータセットの行と列の考え方を理解するデータセット作成時のポイント3点データ作成を実践いただきました皆様に、データ作成時のポイント3つをご紹介していきます。データセット項目のデータ型とグラフの関係性を理解しようデータセットの行と列の考え方をマスターしようデータセット1行の粒度を意識しようデータセット項目とデータ型の関係性を理解しようデータセットの項目には大きく以下の「型」があります。ディメンション:テキスト型やカテゴリの項目日付 :日付形式の項目基準 :数値の項目上記「型」によって、グラフでのデータの使い方が変わってきます。ディメンションと日付項目:グラフの「軸」に利用ができます。基準項目:値の集計結果などをグラフの「本体(Body)」に利用ができます。そのためグラフの「軸」として利用したい項目は「ディメンション」または「日付」で項目を持つようにしましょう。例:各時間ごとの問い合わせ数をグラフで分析したいという場合 この場合、営業時間が9時〜17時とすると、問い合わせがあった時間の9~17をグラフの軸にして、時間ごとに件数を積み上げてグラフを出力したいことが想定できます。問い合わせの時間項目に9~17の数字が入っている場合、自動で「基準」として判断されるため、グラフの「軸」として利用したい場合、取り合わせの時間項目は「ディメンション」項目としてデータを持つ必要があります。補足:項目の値をディメンションに変更する方法レシピで、「変換」のノードを追加します。型を変換したい列を選び、数値から「テキスト」を指定し「適用」することで、データの型を変換することができます。データセットの行と列の考え方をマスターしようCRM Analyticsの基本的な考え方として、基準項目(数値項目)の集計は「列」単位で行います。つまり縦方向に集計します。この集計は、ディメンションの「列」を利用し、グルーピングや分割が可能です。(グラフの軸として集計を分割できるイメージです。)そのため、下記図のデータセットAのように横に各月の売上項目を持つのではなく、データセットBのように売上は1つの項目にまとめたほうが、グラフを作成しやすくなります。このように同じ括りのデータ値は同じ列でまとめ、列の値が変わる場合は行を変えてデータを作成しましょう。わかりやすい考え方としては、作りたいグラフを「〇〇〇ごとの△△△」と言語化して列を考える方法です。〇〇〇ごとの :〇〇〇を格納するディメンションまたは日付の列を作成します。また、〇〇〇の値が変わるごとに行を分けます。△△△ :△△△を格納する基準の列を作成します。例えば、担当ごと、年月ごと、予実ごとに金額のグラフを出したい場合、「担当」列、「年月」列、「予実」列、「金額」列を作るといった形で考えると、項目と行の考え方がわかりやすくなります。​データセット1行の粒度を意識しようここまでで、CRM Analyticsの基本のグラフの表現としてデータセットの「列」を指定し、行ごとに集計・絞り込みを行うイメージを持っていただけたのではないでしょうか。このように、行ごとにデータを表示・集計するため、見たい値は行で値を持つか、行を集計して算出できる必要があることがわかります。データセットの一行はダッシュボードで見たい「一番細かい粒度」で持つようにしましょう。まとめこちらの記事では、データセット作成のポイントをご紹介しました。グラフでは、列の型がディメンション・日付はグラフの「軸」に、基準は「集計結果」に使われる。CRM Analyticsの基本は、基準列を指定し縦方向に行が集計される。グラフの軸にしたい(グルーピング・分割したい)値は1つの列にまとめる。データセットの1行の粒感はダッシュボードで一番細かく見たい単位で作成する。それではダッシュボードの作成へ進みましょう。活用ステップ全体に戻る場合は、こちら

  • Revenue Intelligence 設定ガイドイメージ

    Revenue Intelligence 設定ガイド

    *以下目次中、パイプラインインスペクションのみ利用予定の場合、★部分のみ確認、設定ください。I. 収益インサイトダッシュボード・パイプラインインスペクション設定手順1. 設定する前の考慮事項​こちらのヘルプ資料をご参考にしてください。2. 収益インサイトの有効化と設定2-1. 有効化[設定] から、[クイック検索] ボックスに「収益インサイト」と入力し、[収益インサイト設定] を選択します。[収益インサイト使用開始]を押すと、 下記の画面のようになります。​ガイダンスより、必須の収益インサイト機能を有効化します。2-2.  商談の履歴トレンドを設定 [商談] オブジェクトの履歴トレンドを設定します。設定方法の参考資料: 履歴トレンドレポートの設定左から「商談」を選択し、「履歴トレンドの有効化」にチェックを入れて「保存」ボタンを押す2-3.「Revenue Intelligence管理者」権限セットへのアクセス権を取得収益インサイトの設定を完了するには、「Revenue Intelligence管理者」権限セットが必要です。自分に割り当てられていることを確認します。「割り当ての管理」をクリックしてください。「割り当てを追加」をクリックしてください。Revenue Intelligenceの管理者権限を付与したいメンバーにチェックを入れて「割り当て」をクリックしてください。※通常システム管理者のみで大丈夫です。(ユーザ用の閲覧権限は後述で設定します)2-4. CRM Analytics有効化収益インサイトダッシュボードと分析を使用可能にするには、CRM Analytics を有効にします。「設定」→「Analytics」を検索します→「設定」でCRM Analytics を有効にします。2-5. ロール階層を設定営業チームがアクセスできるデータを指定するには、ロール階層を作成します。作成方法の参考資料:階層を使用したアクセス権の制御2-6. コラボレーション売上予測を設定コラボレーション売上予測の設定設定方法の参考資料:コラボレーション売上予測の有効化と売上予測設定の定義売上予測データの履歴トレンドを設定[売上予測データ] および [商談] オブジェクトの履歴トレンドを設定します。設定方法の参考資料: 履歴トレンドレポートの設定b. 左から「売上予測データ」を選択し、「履歴トレンドの有効化」にチェックを入れて「保存」ボタンを押します。2-7. 収益インサイトを有効化すべての必須手順を完了したら、収益インサイトを有効にします。アプリケーションのインストールプロセスには最大 24 時間かかります。インストール状況は [収益インサイト設定] ページに表示されます。設定方法の参考資料:収益インサイトの有効化と設定2-8. 収益インサイトへのアクセス権をユーザに付与ユーザ権限を割り当てます。収益インサイトダッシュボードを管理するユーザには、「Revenue Intelligence管理者」権限セットを割り当てます。ダッシュボードへの「参照のみ」アクセス権が必要なユーザには、「Revenue Intelligenceユーザ」権限セットを割り当てます。​3. パイプラインインスペクションの有効化★3-1. パイプラインインスペクション有効化「収益インサイトの使用開始」画面の下部にある「パイプラインインスペクションを設定」の「設定」ボタンを押します。※もしくはクイック検索から「パイプラインインスペクション設定」を入力し、「機能設定> セールス > 商談 > パイプラインインスペクション設定」を選択します。「パイプラインインスペクションを有効化」を押します。下記のような画面が表示されます。3-2.  履歴トレンドを設定履歴トレンドを未設定の場合、上部の「I-2-2. 商談の履歴トレンドを設定」をご参考にしてください。​3-3. [パイプラインインスペクション] ボタンを追加「パイプラインインスペクション」にチェックが付いていることを確認して「保存」ボタンを押します。これで商談のリストビューで、「パイプラインインスペクション」ボタンが表示されるようになります。3-4. パイプラインインスペクションへのアクセス権をユーザに付与注意:収益インサイトの設定でrevenue intelligence管理者・ユーザを設定した場合、こちらの手順をスキップします。権限セットの画面で「R」をクリックし、「Revenue Intelligenceユーザ」「Revenue Intelligence管理者」の権限セットが出現します。権限セット設定手順は「I-2-8. 収益インサイトへのアクセス権をユーザに付与」をご参照ください。3-5. Einstein商談スコアリングを設定「設定」を押すと、Einstein商談スコアリングの設定画面に遷移します。「設定」を押して、詳細設定ステップに入ります。表示された内容を確認して、「次へ」を押します。スコアリング対象の選択:スコアリング対象の商談は、「すべての商談(推奨)」もしくは「特定の条件を満たす商談(詳細)」のいずれかを選択します。「特定の条件を満たす商談(詳細)」を選択した場合、次の画面で条件を設定します。(「すべての商談(推奨)」を選択した場合、次の画面はスキップされます。)スコアを計算する時、すべての商談項目を利用する場合、「はい」を選択します。除外したい項目がある場合、「いいえ、特定の商談カスタム項目を除外します」を選択します。「いいえ、特定の商談カスタム項目を除外します」を選択した場合、以下の画面で除外したい項目のチェックを外します。(「はい」を選択した場合、以下の画面はスキップされます)スコアを計算する時、Einstein活動キャプチャの活動データを利用するかどうかを決定します。(Einstein活動キャプチャについて、こちらのヘルプ資料をご参照ください。)「開始」を押すと、スコアの計算を開始します。商談スコアが表示するまでに最大48時間かかる可能性があります。3-6. Einstein案件インサイトを有効化Einstein案件インサイトにチェックを入れて、AIによる学習機能を有効化します。現在、日本語のEinstein会話インサイト及びメールインサイトに対応していないため、「通話記録」及び「メール」を分析対象にすることができません。(インサイトが利用できるようになるまで約 48 時間かかる場合があります。)表示される同意事項を確認頂き、問題がなければチェックを入れて「Einsteinを試す」を押します。​3-7. パイプラインインスペクションフローチャートを有効化続いて、「パイプラインインスペクションフローチャートを有効化」にチェックを入れます。最終的に下記のように各項目に緑色のチェックアイコンがついていれば完了です。商談のリストビューからパイプラインインスペクションを表示できます。3-8. パイプライン総計値を集計する方法を定義商談の標準金額以外の数値や通貨項目でパイプラインインスペクションやパイプラインフローを集計する場合は、この設定をご利用ください。「編集」を押します。利用したい項目を選択して、「選択済みの項目」へ移動します。最後に「保存」を押してください。パイプラインインスペクション画面の設定マークを押して、「総計値設定」を押してください。追加された項目は、総計値の集計基準の選択リストで表示されます。利用したい総計値を選択して、「保存」を押してください。3-9. 総計値をグループ化する方法を定義総計値をグループ化する方法が2つあります。詳細について、こちらのヘルプ資料をご参照ください。単一売上予測分類積み上げ集計単一分類積み上げ集計とは、各売上予測分類ごとに数字を集計する方法になります。累積売上予測分類積み上げ集計累積積み上げ集計とは、各売上予測分類ごとの数字を累積で集計する方法になります。「編集」を押してください。いづれか、適切なグループ化する方法をお選びください。最後に「保存」を押してください。​​4. 収益インサイト(ダッシュボード)のインストールAnalytics Studioに入ります。「作成」から「アプリケーション」を選択します。「Revenue」を検索し、「Revenue Insights」を選択し、「次へ」をクリックします。以下の流れを従って、RIダッシュボードを作成します。最後にアプリケーションに名前を付けます。インストールが完了すると、Revenue Insightを作成することができます。​5. 収益インサイトのインストール後の手順​Revenue Insightダッシュボードが作成されると、自動的にレシピ4つを作成されています。下記の通りにレシピのスケジュールを設定してください。データ同期のスケジュールレシピのデータ同期を設定します。CRM Analytics Studio で、右上の車輪アイコンをクリックし、[データマネージャ] を選択します。あるいは、左側の列の [データマネージャ] をクリックします。左にある [接続] タブを選択します。[SFDC_LOCAL] の右端にある矢印をクリックします。SFDC_LOCAL は、アプリケーションで使用される接続の名前です。表示されるメニューから、[スケジュール] を選択します。データ同期を実行する時間を設定します。同期とレシピによって業務が妨げられないように、通常の勤務時間外を選択するのが最善です。変更内容を保存します。レシピのスケジュールレシピを順番に実行するようにスケジュールします。レシピを実行する前にデータが同期されていることを確認し、最初のレシピを実行するトリガとしてデータ同期を使用します。次に、それ以降の各レシピを前のレシピからトリガするようにスケジュールします。CRM Analytics Studio で、右上の車輪アイコンをクリックし、[データマネージャ] を選択します。あるいは、左側の列の [データマネージャ] をクリックします。左にある [データフローとレシピ] タブを選択します。[レシピ] タブを選択します。最初のレシピをスケジュールします。[Revenue Insights User Recipe (収益インサイトユーザレシピ)] を選択し、右端の三角形をクリックします。[スケジュール] を選択し、[イベントベース] をクリックします。[Salesforce ローカル接続の同期] を選択します。設定を保存します。2 番目のレシピをスケジュールします。[Revenue Insights Opportunity Recipe (収益インサイト商談レシピ)] を選択し、右端の三角形をクリックします。[スケジュール] を選択し、[イベントベース] をクリックします。[Salesforce ローカル接続の同期および選択したレシピまたはデータフローの実行] を選択します。[Revenue Insights User Recipe (収益インサイトユーザレシピ)] を選択します。設定を保存します。3 番目のレシピをスケジュールします。[Revenue Insights Activity Recipe (収益インサイト活動レシピ)] を選択し、右端の三角形をクリックします。[スケジュール] を選択し、[イベントベース] をクリックします。[Salesforce ローカル接続の同期および選択したレシピまたはデータフローの実行] を選択します。[Revenue Insights Opportunity Recipe (収益インサイト商談レシピ)] を選択します。設定を保存します。4 番目のレシピをスケジュールします。[Revenue Insights Main Recipe (収益インサイトメインレシピ)] を選択し、右端の三角形をクリックします。[スケジュール] を選択し、[イベントベース] をクリックします。[Salesforce ローカル接続の同期および選択したレシピまたはデータフローの実行] を選択します。[Revenue Insights Activity Recipe (収益インサイト活動レシピ)] を選択します。設定を保存します。6. Revenue InsightダッシュボードをSalesCloudの画面へ埋め込む埋め込みたい画面の右上の「設定」アイコンをクリックし、「編集ページ」をクリックします。「編集ページ」のコンポーネントの「CRM Analyticsダッシュボード」をドラッグし、任意の場所に置いてください。「ダッシュボード」に作成されたRevenue Insightダッシュボードを選んでください。その後、「保存」を押下します。Sales Cloud画面にRevenue Insightのダッシュボードが表示されます。​​II. Revenue Intelligenceが含んでいるEinstein製品の設定情報Einstein商談スコアリング​Einstein 商談スコアリングの有効化Einstein 商談スコアリングの設定に関する考慮事項Einstein によって商談にスコアが付けられる方法Einstein売上予測Einstein 売上予測Einstein 売上予測の有効化Einstein 売上予測の設定に関する考慮事項Einstein によって売上予測の予測が作成される方法Einstein活動キャプチャEinstein 活動キャプチャの基本Einstein 活動キャプチャに関する考慮事項Einstein 活動キャプチャの設定​(最終更新日:2022.12.01)

  • 【動画で解説】CRM Analytics 初心者向けハンズオンイメージ

    【動画で解説】CRM Analytics 初心者向けハンズオン

    本記事でご紹介するCRM Analytics初心者向けハンズオンは、弊社サクセスエンジニアとカスタマーサクセスがコラボレーションし、導入初期のお客様向けにCRM Analyticsの仕組みやダッシュボードの作成方法をハンズオン形式でご紹介しています。CRM Analyticsを導入直後のお客様に、ぜひ見ていただきたい動画となります。

  • CRM Analytics ダッシュボードサンプル集イメージ

    CRM Analytics ダッシュボードサンプル集

    本ページでは、CRM Analyticsのダッシュボードの例をいくつかご紹介いたします。マーケティング分析、営業の成績比較、活動・商談・問い合わせ分析、地図分析、不動産・中古物件販売分析、顧客ターゲティング

  • 確認したい指標を決めようイメージ

    確認したい指標を決めよう

    要件定義の整理方法誰が、どの状況で、何の示唆を得るためのダッシュボードかを定義するまずはじめに、これから作成しようとしているダッシュボードの目的を決めましょう。具体的には、以下の3点について考えます。

  • CRM Analytics ドリルイメージ

    CRM Analytics ドリル

    CRM Analyticsのダッシュボードを作成するには、機能を理解し、実践あるのみ!ダッシュボードの各種機能をマスターできるドリルをご用意しました。CRM Analyticsの機能を知って、ぜひダッシュボードを構築してみてください。

  • エキスパートから学ぶイメージ

    エキスパートから学ぶ

    エキスパートコーチングとはエキスパートコーチング「ダッシュボード作成入門」についてエキスパートコーチングの申込方法エキスパートコーチングとはエキスパートコーチング・セッションは、お客様がSalesforceの製品からより多くの価値を得られるようにデザインされた専門的なコーチング・プログラムです。

  • <応用編>TheModelダッシュボードを作成してみようイメージ

    <応用編>TheModelダッシュボードを作成してみよう

    本記事で構築手順を公開している「The Model ダッシュボード」とは、各KPI(リード数、商談数、受注数)をリアルタイムに確認し、様々な軸で分析することで、PDCAサイクルを高速に回すことができるダッシュボードです。

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