要件定義の進め方
2021.11.08
※2022年4月より、Tableau CRMはCRM Analyticsに製品名が変更になりました。
目次
この記事で学べること
- 要件定義の整理方法
誰が、どの状況で、何の示唆を得るためのダッシュボードかを定義する
まずはじめに、これから作成しようとしているダッシュボードの目的を決めましょう。
具体的には、以下の3点について考えます。
- 誰が:そのダッシュボードを見て示唆を得るのは誰なのかを定義します。経営層が見るダッシュボードと、現場が見るダッシュボードは、見るべき指標が変わってくるはずです。
- どの状況で:特定の会議で見るのか、それとも日常的に確認するべきものなのかを定義します。
- 例:月次の経営戦略会議、週次の営業報告会議、など
- 何の示唆を得るための:そのダッシュボードでの分析を通して、どういった示唆を得たいのかを明確にしましょう。たとえば「売上減少のボトルネックになっている箇所を明確にしたい」などです。
どんなグラフを見たいのかを考える
①で定義した目的に対して、どのようなグラフ(指標)があればよいかラフスケッチしてみましょう。
▼ ラフスケッチ サンプル

データから示唆を得るためには、いくつかの切り口でデータを比較をするとよいでしょう。
以下、切り口の例です。
- 時系列
- 部門間
- 製品別
- 顧客セグメント別
- フェーズ別
グラフの作成に必要なSalesforceのオブジェクト・項目を見たいのかを考える
②で作成したラフスケッチを元に、ダッシュボードに含めたいグラフ/チャートを整理しましょう。
その際、作成するために必要となるSalesforceオブジェクト、及びその項目を記載しましょう。
また、必要に応じて、それぞれの項目をグラフ/チャートでどのように使用するのかを記載ください。
▼ 整理方法 サンプル

設定をする
「グラフの作成に必要なSalesforceのオブジェクト・項目を見たいのかを考える」まで整理できたら、設定作業に入ります。
具体的な設定方法については、CRM Analyticsドリルをご確認ください。
完成!

学習ツール
1. ヘルプ「 グラフによるデータの視覚化」
CRM Analyticsで使用できるグラフの種類一覧が記載されております。
2. 記事「CRM Analytics ダッシュボードサンプル集」
サンプルのダッシュボードが掲載されております。
2021.11.08
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進め方に沿って理解する
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STEP1. Welcome CRM Analytics
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STEP2. 初期設定
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STEP3. CRM Analyticsの機能を理解する
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STEP4. ダッシュボードの要件定義・構築