基本用語を理解しよう
公開日: 2021.11.08
この記事で学べること
- CRM Analyticsの基本用語
- CRM Analyticsのデータ環境とアーキテクチャ
この記事のゴール
- CRM Analytics の基本用語を把握する
はじめに
主要用語
ヘルプ「Analytics の用語集」
アプリケーション
データセット、レンズ、ダッシュボードのグルー プを含む動的な「フォルダ」のことで、同僚との共有が可能(アプリケーションごとに共有範囲の 設定が可能)
ダッシュボード
グラフや指標、テーブルをまとめたもので、デー タを対話型で表示可能
レンズ
元となるデータ セットを条件設定や集計機能を使用し、”ある切り口“で表現したもの
データセット
ソースデータのセットで、対話型の探索を効率よ く実行できる形式になっているもの
レシピ・データフロー
CRM Analytics上にデータセットを取り込むた めの一連の処理を定義したもの
アーキテクチャ
CRM AnalyticsとSalesforceの環境は個別に用意されています。CRM Analyticsを使いはじめるために有効化した時点では、まだ何もデータは入っていません。
分析をはじめるには、分析の元となるデータを取り込む必要があります。SalesforceやCSV、外部データなどを取り込むと、データセットが作られます。
データセットを様々な切り口で集計や分析したレンズを作ります。このレンズを一つにまとめて表示するように配置したものがダッシュボードとなります。
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アプリケーション
アプリケーションは複数作成することができます。データセット、レンズ、ダッシュボードといった、CRM Analyticsのアセットを保存するための「フォルダ」を指します。業務別や目的別にアプリケーションを分けることで管理を容易にすることができます。
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レシピ
データ加工を行いデータセットを作成することができます。例として、SalesforceからAnalyticsにデータを取り込む場合、取引先や商談や所有者の情報を呼び出します。しかし呼び出しているだけでは、単なる別々の情報の一覧でしかありません。それぞれの情報を内部的に紐付ける必要があります。それぞれのデータを紐付けて最終的にデータセットを作成します。呼び出したデータを結合して最終的にデータセットを作る流れを定義したものがレシピとなります。
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レンズ
データセットの一覧の画面より、レンズを作成する対象のデータセットをクリックして選ぶと、新規レンズが作成され、デフォルトの横棒グラフが表示されます。画面左にある各設定にて、グラフの表示オプションや条件などを設定することができます。
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学習ツール
- エキスパートコーチング「設定と構成」
CRM Analyticsの初期設定についてご紹介しています。
PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様はSalesforceエキスパートとの1 対 1 のフォローアップセッションを受けることができます。 - ヘルプ:CRM Analytics を使用したデータの探索とアクションの実行
CRM Analyticsを学習するためのTrailhead、動画、リファレンスガイドなどの関連ドキュメントです。
上記関連ドキュメントの中からまずはこちらを御覧ください。 - 有償トレーニング
2種類の有償トレーニングと1種類の資格を提供しています。短期間で体系的な知識を身につけたい方にお勧めします。
トレーニング
資格:Salesforce 認定 Tableau CRM and Einstein Discovery コンサルタント
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認定資格についてはこちらも参照ください。
まとめ
CRM Analytics の基本的な用語やアーキテクチャとアプリケーションの定義を知ることができました。
聞き慣れない用語もあるかと思いますが、今後多く出てくる用語なので、しっかりチェックしておきましょう。それではダッシュボードを作成するために次の記事で要件定義についてご紹介します。
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公開日: 2021.11.08
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活用5ステップ
-
STEP1. 初期設定
-
STEP2. 要件定義
-
STEP3. データ準備
-
STEP4. DB作成
-
STEP5. 活用