設定クイックスタート
2021.11.08
※2022年4月より、Tableau CRMはCRM Analyticsに製品名が変更になりました。
この記事で学べること
- CRM Analyticsのデータ環境とアーキテクチャ
- CRM Analyticsでのダッシュボード構築の流れ
はじめに
主要用語
ヘルプ「Analytics の用語集」
アプリケーション
データセット、レンズ、ダッシュボードのグルー プを含む動的な「フォルダ」のことで、同僚との共有が可能(アプリケーションごとに共有範囲の 設定が可能)
ダッシュボード
グラフや指標、テーブルをまとめたもので、デー タを対話型で表示可能
レンズ
元となるデータ セットを条件設定や集計機能を使用し、”ある切り口“で表現したもの
データセット
ソースデータのセットで、対話型の探索を効率よ く実行できる形式になっているもの
データフロー・レシピ
CRM Analytics上にデータセットを取り込むた めの一連の処理
アーキテクチャ
CRM AnalyticsとSalesforceの環境は個別に用意されています。CRM Analyticsを使いはじめるために有効化した時点では、まだ何もデータは入っていません。
分析をはじめるには、分析の元となるデータを取り込む必要があります。SalesforceやCSV、外部データなどを取り込むと、データセットが作られます。
データセットを様々な切り口で集計や分析したレンズを作ります。このレンズを一つにまとめて表示するように配置したものがダッシュボードとなります。

アプリケーション
アプリケーションは複数作成することができます。データセット、レンズ、ダッシュボードといった、CRM Analyticsのアセットを保存するための「フォルダ」を指します。業務別や目的別にアプリケーションを分けることで管理を容易にすることができます。

データフロー
例として、SalesforceからAnalyticsにデータを取り込む場合、取引先や商談や所有者の情報を呼び出します。しかし呼び出しているだけでは、単なる情報の一覧でしかありません。それぞれの情報を内部的に紐付ける必要があります。それぞれのデータを紐付けて最終的にデータセットを作成します。呼び出したデータを結合して最終的にデータセットを作る流れを定義したものがデータフローとなります。
データフローのイメージ

レンズ
データセットの一覧の画面より、レンズを作成する対象のデータセットをクリックして選ぶと、新規レンズが作成され、デフォルトの横棒グラフが表示されます。画面左にある各設定にて、グラフの表示オプションや条件などを設定することができます。

学習ツール
1 . エキスパートコーチング「設定クイックスタート」
CRM Analyticsをご利用いただくために必要な基本的な操作(権限設定や有効化方法)についてご紹介しています。
動画はどなたでもご視聴いただくことができ、PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様はSalesforceエキスパートとの1 対 1 のフォローアップセッションを受けることができます。
- お申し込みはこちら
2. ヘルプ「CRM Analytics を使用したデータの探索とアクションの実行」
CRM Analyticsを学習するためのTrailhead、動画、リファレンスガイドなどの関連ドキュメント
上記関連ドキュメントの中からまずはこちらを御覧ください。
3. 有償トレーニング
2種類の有償トレーニングと1種類の資格を提供しています。短期間で体系的な知識を身につけたい方にお勧めします。
トレーニング

資格
Salesforce 認定 Tableau CRM and Einstein Discovery コンサルタント
資料詳細
まとめ
- CRM Analytics の基本的なアーキテクチャとアプリケーションの定義を知ることができました。学習ツールで紹介したエキスパートコーチング「設定クイックスタート」の動画を視聴いただくと、デモ環境を使って、演習を行っていただくことができます。PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様はSalesforceエキスパートとの1 対 1 のフォローアップセッションを受けることができます。
2021.11.08
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進め方に沿って理解する
-
STEP1. Welcome CRM Analytics
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STEP2. 初期設定
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STEP3. CRM Analyticsの機能を理解する
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STEP4. ダッシュボードの要件定義・構築