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  • (2024年3月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせイメージ

    (2024年3月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ

    この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート​動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/BQVRWwNJ7Vz2sq8v3Qj55u​全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら​記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 3 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。​2024 年 3 月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。​まずは、製品イノベーションに関する情報です。​サクセスナビに「Spring '24リリース 注目の新機能」ページが公開されています。お役立ち情報から、リリースの概要をまとめた資料である「Release Overview Deck」をダウンロードできるようになっていますので、是非ご確認ください。​​関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Spring '24リリース注目の新機能オンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSpring '24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Spring'24 Release SiteSpring '24 Release HighlightsRelease Overview DeckRelease in a BoxRelease Feature Matrix​続いて、Spring ’24 のリリースノートの更新情報です。今回は2月19日以降の更新のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。​​No. 25  Update Your Content Security Policy (CSP) for Upcoming Changes  コンテンツセキュリティポリシー(CSP)に準拠するための信頼済み URL の適用時期が、Winter ’24 から Winter ’25 へ延期されました。​No. 26 Create From Lookup ChangesNo. 27 Return to the Record Page with Record Create on Custom Quick Actions  Spring ’24 から参照関係項目からレコードを作成する際に「保存 & 新規」ボタンが表示されたり、クイックアクションにおける保存後のナビゲーションが変更されておりますが、この変更のロールアウトは 2024 年 6 月に終了する予定である旨がリリースノートに追記されました。​No. 28 Make Callouts After Rolling Back DML and Releasing Savepoints Apex で DML をロールバックするセーブポイントの設定の制限に関する情報が追加されました。Database.rollback(Savepoint) および Database.setSavepoint() について、Spring ’24 から DML 行数の制限にはカウントされませんが、DML 文数の制限にはカウントされます。以前のバージョンでは、どちらの呼び出しも DML 行の使用制限としてカウントされていましたので Apex でこちらのメソッドをご利用の場合はご確認ください。​No. 29 Einstein for Feedback Management Feedback Management を契約している組織では、フィードバックを得るためのアンケートを自動生成したり、作成したアンケートを多言語に自動で翻訳できる生成 AI が利用できます。それらの生成 AI の機能の情報が、リリースノートに追加されました。​No. 30 View and Set Forecasts with Forecast Groups Spring '24から、売上予測種別のグループ化単位としてカスタム選択リスト項目を設定できるようになりましたが、今回のリリースノートの更新で、売上予測に含める選択リスト値は最大 50 である事が追加されました。​No. 31 Wait for Engagement Events in Segment-Triggered Flows with the Wait Until Event Element Flow Builder の新しい要素 Wait Until Event(イベントまで待機)についての情報です。Wait Until Event(イベントまで待機)要素を使用すると、メールや SMS のエンゲージメントに基づいてフローを再開できます。例えば、ユーザーがメールや SMS を開いたり、特定のリンクをクリックしたときにフローを再開できます。​No. 32 Supercharge Your Visualizations with Images, Rich Text, and Dashboard Widgets in All Salesforce Editions ダッシュボードの機能が強化され、ダッシュボードウィジェットに追加できる画像ウィジェットが 2 個から 3 個に変更されました。​No. 33 Upgrade to Identity Connect 7.1.6 セキュリティ機能が強化された Identity Connect 7.1.6 の使用を推奨するリリースノートが追加されました。​No. 34 Identify Speakers on Mono CallsEinstein 会話インサイトのモノラル通話における話者識別の機能向上に関するリリースノートが追加されました。​No. 35 Use Einstein Conversation Insights with Microsoft Teams and Google MeetEinstein 会話インサイトのビデオプロバイダーについてのリリースノートについて、Google Meet が利用可能になるのは2024 年 3 月以降と更新されました。​No. 36 Get 10 Einstein Conversation Insights Licenses with Enterprise Edition Sales Cloud の Enterprise Edition を使用している場合に Einstein 会話インサイト を 10 ライセンス分利用できるようになる予定ですが、Einstein 会話インサイトのライセンスへアクセスできるようになるのは 2024 年 3 月以降とリリースノートが更新されました。​No. 37 Simplify Daily Tasks with Prompt Builder (Generally Available)プロンプトビルダーの正式リリースに関するリリースノートが追加されました。​No. 38 Editions Support for Einstein Generative AI Einstein 生成 AI の使用において、追加でサポートされるエディションに関するリリースノートが追加されました​​No. 39 Provide Data to Einstein with Template-Triggered Prompt Flowsフロービルダーにプロンプトビルダーから呼び出せる新しい種別である「テンプレートトリガープロンプトフロー」が追加されました。​No. 40 Provide Data to Einstein with Invocable ActionsPrompt Builder のプロンプトテンプレートと統合する呼び出し可能なアクションが Apex で作成できる InvocableMethod アノテーションについてのリリースノートが追加されました。​No41, 42 Allow the New Setup Domain to Ensure Access to Salesforce Setup PagesSalesforce 設定ページへのアクセスを確実にするための新しい設定ドメインの許可について、Lightning Experience にのみ適用されるため、Salesforce Classic への参照が削除されました。また、この変更を適用するタイムラインが更新され日付についての記載が削除されました。​No. 43 Get Fewer User Connection Notifications Einstein 活動キャプチャの接続状況通知を利用している場合、以前は 24 時間ごとに通知が送信されていましたが、7 日ごとに通知を受け取るようになる事がアナウンスされました。​No. 44 Deploy and Retrieve More Metadata via REST and SOAP Metadata API SOAP retrieve および REST デプロイメントにおける、以前の最大非圧縮フォルダサイズは 400 MBでした。この制限が 600  MB に引き上げられた旨のリリースノートが追加されました。​No. 45 Salesforce Relaunches Four Previously Enforced Release Updates 以前のリリースで 4 つのリリース更新を実施しましたが、一部の組織では、関連する環境設定が意図せずに元に戻されたため、リリース更新を再適用する必要があります。こちらについては、影響を受ける組織に対してメール送信される予定です。また、[設定] - [リリース更新]画面で、リリース更新の状況を確認できます。​​No. 46 Get Your Mobile Workers Up to Speed with Pre-Work BriefField Service モバイルアプリで利用可能な、 作業員の効率アップにつながる AI 機能の設定方法が更新されました。​No. 47 Get Started with Einstein Features for the Field Service Mobile AppField Service モバイルアプリで Einstein 機能を利用するための、Einstein for Field Service Mobile 権限セットについてリリースノートに追加されました。​以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。​​続いてMFA(多要素認証)に関する更新情報です。​MFA の FAQに関する公開ナレッジが 2 月22 日 に更新されました。以降の 2 枚のスライドを使用して更新内容を解説いたします。​関連情報オンラインコミュニティSalesforce 多要素認証に関する FAQ 多要素認証 (MFA) 適用ロードマップサクセスナビ:MFA(多要素認証)設定設定マニュアルサクセスナビ:MFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)​Sales Cloud や Service Cloud などの Salesforce Platform 上に構築された製品について、2024 年 4 月 8 日以降に組織が新規作成された場合、その組織は MFA がデフォルトで有効化された状態となります。また、Summer ’24 では MFA が無効化されている組織については、アプリケーション内で MFA 適用を促すための通知メッセージを表示する方式が適用されますので、ご承知おきください。​関連情報Spring '24 リリースノート : 2024 年 4 月から MFA がデフォルトでオンにSpring '24 リリースノート : Summer ’24 より Salesforce 製品への MFA の適用がアプリケーション内通知に移行多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ​また、Salesforce Platform 上に構築された製品について、2024 年 4 月 8 日以降に作成された組織は、MFA がデフォルトで有効化された状態となりますが、MFA の準備が整っていない場合、組織の管理者様は MFA を無効化することができます。ただし、Salesforce では MFA は利用規約上必須となっており、またセキュリティレベルが低下することにも繋がってしまうため、できるだけ早めに有効化することを推奨しています。​続いてインフラ強化についてです。​まずは、インスタンスリフレッシュです。2024 年 3 月 17 日に本番組織と Sandbox でインスタンスリフレッシュが行われました。また今後の予定として本スライドに記載されているように、本番組織と Sandbox の両方のインスタンスにおいて多数のインスタンスリフレッシュが予定されています。日本のお客様にご利用いただいているインスタンスについてもメンテナンスが予定されていますので、お手元に Trust から通知メールが届いている管理者様もいらっしゃると思います。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。​関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備​続いて、許可すべきドメインと IP アドレスについてです。本スライドでは3つの公開ナレッジをご紹介しておりますが、今月は一番下にございますSalesforceからのメール受信に関するナレッジに更新情報がありますのでご紹介します。​こちらのナレッジは 2024 年 3 月 5 日に更新が行われており、APNIC のリージョンで使用している IP アドレスについて、以下の2つの IP アドレス範囲が追加されております。104.161.170.224 - 104.161.170.239104.161.174.224 - 104.161.174.239​Salesforce プラットフォームからのメール受信において、IP アドレスで許可リストを構成されているお客様は内容のご確認をお願いします。​関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする​続きまして、リリース更新です。​次期バージョンであるSummer ’24 で適用予定だった「メール-to-ケースのメールコンポーザー向けの Lightning エディターへの移行」について、Winter ’25 に適用予定が延期されました。内容としては、メールアクションをクリックして表示されるエディターが最新版に切り替わるという更新です。​関連リンク:Spring '24 リリースノートの「Release Updates」続いて、その他の更新です。​Salesforce モバイルアプリケーションを使用するための OS(オペレーティングシステム)の要件が変更されました。新しい要件は、Android のスマートフォンをご利用の場合は10.0以降、iOS のスマートフォンをご利用の場合は16.0以降となりました。新しい要件より古いバージョンの OS をご利用の場合には、早めにアップグレードをしていただけますよう、お願いします。​関連リンク:リリースノート:Salesforce Mobile App Requirements Have Changed ヘルプ:Requirements for the Salesforce Mobile App​続いて、[リリースノートの更新]の再掲となりますが、先月もご紹介しました「新しい設定ドメインの許可」についてです。内容としては、Lightning Experience 利用時における設定ページの URL が変更されるため、お客様のネットワーク環境においてアクセスできるサイトをドメインで制御している場合、引き続き Lightning Experience の「設定」ページにアクセスできるようにするため、該当ドメインを許可する必要があるというものです。​今回は、その適用順序の情報が更新されています。本更新は段階的に適用される予定ですが、先行して Sandbox と無償組織(トライアル組織や Developer Edition )が適用されます。その後、本番組織が適用される予定となっています。日程は現時点で未定となっておりますが、決まりましたらリリースノートが更新される予定です。​関連リンク:リリースノート:新しい設定ドメインの許可ヘルプ:必要なドメインを許可ナレッジ:Understand How Google's Privacy Sandbox Initiative Impacts Salesforce​続きまして、フローへの移行に関する情報です。ワークフロールールとプロセスビルダーのサポートは、2025 年 12 月 31 日で終了します。既存の設定は動作しますが、ワークフロールールやプロセスビルダーに関するお問い合わせの対応や不具合の修正は行われません。ワークフロールールやプロセスビルダーをご利用の場合は、「フローへの移行学習マップ」やサクセスナビを参考に、早めにフローへの移行の準備を進めていただけますよう、お願いします。​関連リンク:リリースノート:Migrate Even More Processes with the Updated Migrate to Flow Tool​続いて、機能の廃止に関する情報です。​新しく4件情報が追加されています。​ケイデンスビルダーバージョン 1.0 の廃止ケイデンスビルダーは、 Sales Engagement の機能です。営業担当チームはケイデンスビルダーを使用して、販売担当者をガイドするセールスプレイブックを作成して有効化できるというものです。こちらのケイデンスビルダーバージョン 1.0(クラシック)は、Summer '25 リリースで廃止予定です。Salesforce では、よりすばやく効率的に、そして簡単にケイデンスを構築できる新しいケイデンスビルダー  2.0 を提供しています。既存のケイデンスを新しいビルダーで再構築することをご検討お願いします。​ワークフロールール & プロセスビルダーのサポートの廃止[その他の更新]の再掲となりますが、ワークフロールールとプロセスビルダーのサポートは 2025 年 12 月 31 日で終了する予定です。ワークフロールールやプロセスビルダーをご利用の場合は、早めにフローへの移行の準備をお願いします。​Chatter アンサーの廃止明示的な廃止時期はなく、既存契約の終了日までは Chatter アンサーをご利用いただけますChatter アンサーに置き換わる機能として、「 Chatter の質問」が提供されてますので、Chatter アンサーをご利用の場合は、ナレッジを参考に移行の準備をお願いします。参考情報となりますが、今回の廃止は、Summer '16 リリース( 2016 年 6 月)以降に作成された組織をご利用の場合は対応不要です。​Elastic サービスの廃止Salesforce は、お客様の Java および JavaScript コードを実行するための主要なプラットフォームを Heroku とすることを決定しました。そのため、Salesforce Elastic サービス(Salesforce Functions)は既存契約終了日以降はご利用いただけません。ナレッジに Functions を Heroku に移行する方法の記載がございますので、ご確認をお願いします。​最後に、その他の情報です。​本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。​3月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

  • Salesforce Lightning のメリットと準備状況を評価するイメージ

    Salesforce Lightning のメリットと準備状況を評価する

    Lightning Experience への移行によるメリットの概要を理解したので、次に、その効果(コスト削減、効率UP、ビジネスの成長)を定量化します。そして、Lightning Experience への組織の準備状況を評価します。Lightning Experience の準備状況をチェックする準備状況チェックを実行すると、推奨アクションを含むカスタムの準備状況レポートが作成されます。Lightning Experience へ移行する際に、既存の機能やカスタマイズに対して注意が必要かどうかを確認します。https://play.vidyard.com/k1sPeWQpuG3n1vVToHjiP8※Salesforceの設定画面から[Lightning Experience 切り替えアシスタント]を起動できるのは、標準のシステム管理者プロファイルのユーザーのみですLightning Experience をロールアウトするための取り組みのレベルを決定する準備状況レポートの [Your Rollout Effort (ロールアウトの取り組み)] セクションを参照し、Lightning Experienceへの移行プロジェクトの推定作業量(Lightning への切り替えに伴う組織およびユーザの準備に必要な推定時間)を確認します。»手順はこちらLightning Experience をプレビューするユーザーに対して Lightning Experience を有効化せずに、Lightning Experience で組織のカスタマイズがどのように表示されるかを確認します。»詳細はこちら​​​

  • インスタンスリフレッシュの概要と準備イメージ

    インスタンスリフレッシュの概要と準備

    「インスタンスリフレッシュ」メンテナンスについて、以下動画で説明していますので、ぜひご視聴ください。(イネーブルメントサイトとイベントモニタリングの情報は動画および資料に含まれておりません)​[動画] インスタンスリフレッシュの概要と準備 (1.約17分+ 2.約14分)https://play.vidyard.com/aJQhixFTpdgNBzaSCFvEtb投影資料のダウンロードはこちら画面右下の歯車マークより再生スピードが変更可能です上記2つの動画の構成は、以下のとおりです。必要な箇所の確認をお願いします。インスタンスリフレッシュの概要と事前準備の概要(約17分)※インスタンスリフレッシュの概要インスタンスリフレッシュメンテナンス(ナレッジ)の内容を、見やすくリスト化した資料の説明インスタンスリフレッシュの事前準備(詳細)(約14分)システムメンテナンスのベストプラクティスの解説 ※お客様の実装により、インスタンスリフレッシュの前後で必要な準備・ご対応の解説ハードコード化された参照(4:13~)Salesforce内の設定や、Salesforceと連携している外部システムの設定に、ハードコード化された参照(例:https://ap3.salesforce.com )がある場合、ご視聴くださいSalesforce Mobile SDK(8:26~)独自開発したモバイルアプリケーションをご利用の場合、ご視聴くださいメールログ(8:54~)以前は、インスタンスリフレッシュ後に、インスタンスリフレッシュ前のメールログをダウンロードする必要がある場合、インスタンスリフレッシュ前にメールログをリクエストいただく必要がありましたが、現在はその必要性は無くなりました。(そのため、このパートは割愛いただいて構いません)Live Agent(チャット)または SOS(9:45~)Live Agent(チャット)または SOS をご利用中の場合、ご視聴くださいスケジュールされたアクティビティ(11:40~)インスタンスリフレッシュ中やその前後にスケジュールされたアクティビティ(Job)がある場合、ご視聴ください。※インスタンスリフレッシュメンテナンスが予定されている組織の、すべてのシステム管理者様にご確認いただきたい内容です。動画ではなく、「読んで理解したい!」という場合は、動画で解説している内容を以下に纏めていますので、ご確認ください。​インスタンスリフレッシュの概要と目的​関連リンクサクセスナビ:インスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?ナレッジ記事:インスタンスリフレッシュメンテナンス​Salesforce のシステムメンテナンスの概要​上記スライドでは、インスタンスリフレッシュを含めた Salesforce で定期的に実施している システムメンテナンス の種類と概要を纏めています。その中で、本記事では、インスタンスリフレッシュの内容を説明します。​インスタンスリフレッシュの目的は、インフラストラクチャーのアップグレードを実施し、お客様が期待するパフォーマンスレベルを維持することです。インスタンスリフレッシュメンテナンスが予定されているインスタンスにある、すべての組織が対象になり、強化された新しいインフラのデータセンターにインスタンスを移行します。現状の所要時間は約90分(※)で、本番環境が対象のインスタンスリフレッシュメンテナンス実施中は、対象組織は原則リードオンリーモードになります。※:2023年4月時点の実績情報であり今後変更される可能性があります​IPアドレスおよびインスタンス名はインスタンスリフレッシュ後に、変更になります。お客様への事前通知は、「製品およびサービスに関するお知らせ」と併せて、Trust 通知がございます。Trust通知の登録は、インスタンスリフレッシュ後も維持されます。また、実施日の変更はできません。​関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンス組織の移行への準備方法サイト切り替えの概要と FAQ最適化されたサイト切り替えの概要と FAQ​Salesforce のシステムメンテナンスの中で、インスタンスが変更になる場合のイメージです。インスタンスリフレッシュと組織移行は、組織が別のインスタンスに移行されます。​インスタンスリフレッシュインスタンスリフレッシュは、従来の基盤間での移行(apX → apXX)です。インスタンスリフレッシュは、元のインスタン上のすべての組織が新しいインスタンスに移行されますので、完了後に元のインスタンスは破棄されます。​組織移行インスタンスリフレッシュ以外にも、インスタンス名が変更になるシステムメンテナンスとして、組織移行があります。組織移行には従来の基盤間での移行(apX → apXX)と、次世代基盤であるHyperforceへの移行(apX → JPNx)の2つのパターンがあります。組織移行では一部の組織がまとめて別のインスタンスに移行されますが、元インスタンスはそのまま継続して稼働を続けます。インスタンスリフレッシュと組織移行では、My Domain名や各ドメインに変更はありませんが、サーバーのIPアドレスは変更されます。​関連リンクサクセスナビ:インスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?上記は、インスタンスリフレッシュの全体プロセスについて、タイムラインをまとめたものです。​対象組織に1回目の通知が約2ヶ月に送信され、2回目の通知が約15日前に送信されます。(事前通知の送信時期については、現時点の実績情報であり、将来変更される可能性があります)​移行当日にメンテナンス開始時間になったら、移行の準備が開始され、優先システムメンテナス枠(4時間)内で、インスタンスリフレッシュ作業が実施されます。インスタンスリフレッシュの所要時間は約90分です。Salesforce にて、移行が完了・成功したことを確認した後は、お客様の組織は、新しいインスタンス上で稼働します。つまり、Salesforceの新しいインフラストラクチャが利用できるようになります!素晴らしいですね!​関連リンク製品およびサービスに関するお知らせTrustサイト優先システムメンテナスのスケジュール​上記はインスタンスリフレッシュの当日のタイムラインです。​インスタンスリフレッシュ開始後、対象組織はリードオンリーモードになり、その後インスタンスリフレッシュが始まります。リードオンリーモードの時間帯は参照のみとなり、外部データをSalesforceに取り込むような更新作業は実施いただけないため、メンテナンス開始前の準備作業とメンテナンス終了後の事後作業について、確認していきます。※Sandboxが対象のインスタンスリフレッシュメンテナンス実施中は、利用不可です​[2024/3/19追記]イベントモニタリングは毎晩のバッチ・プロセスにて処理されるため、インスタンスリフレッシュ前に処理されなかったイベントログデータは存在せず、インスタンスリフレッシュ中に新しいインスタンスの組織に追加されません。​​[2023/10/16追記]イネーブルメントサイト (旧称 myTrailhead サブドメイン)をご利用のお客様は、インスタンスリフレッシュや組織移行の実施前と実施後に追加作業が必要です。詳細は、組織移行またはインスタンスリフレッシュ後のイネーブルメントサイト (myTrailhead) へのアクセスに関する問題と対処方法(ナレッジ)のご確認をお願いします。メンテナンス開始前の準備作業(左側のオレンジ)メールログのリクエストインテグレーションの再起動、およびDNSキャッシュ更新の準備ローカルキャッシュ用の最新証明書を入手長時間実行ジョブのスケジュールの変更を検討外部サービスへのApexコールアウトで、System.getApplicationReadWriteMode()を使用していない場合、コールアウト処理を止める​メンテナンス完了・終了後の確認作業(右側の緑)Salesforce for Outlook(SFO)の再ログインLiveAgent(チャット)エンドポイントの確認・更新長時間実行ジョブがエラーの場合、再起動Trust通知 の登録確認Einsteinボットの再有効化​なお、上記に記載の作業は代表的な確認事項です。対象の機能を利用していたり、その実装がある場合は確認をお願いします。​インスタンスリフレッシュ に備えた準備(概要)この章では、インスタンスリフレッシュに備えた事前準備の概要を説明します。​​インスタンスリフレッシュメンテナンス のナレッジに、インスタンスリフレッシュに関する各種情報や、その準備、そして影響を受ける機能について網羅されています。ご利用いただいている機能によっては、事前/事後の作業が必要なものがあったり、また移行中は制限のある機能があります。ここからは、このインスタンスリフレッシュメンテナンス のナレッジに記載されている内容に沿って、お客様で必要な準備や対処があるのか、またどのような作業が必要なのかについて説明します。上記リストには、[分類]、[No.]、[質問]、[回答]、[参考資料]があります。[分類]で、”情報”、”準備”、”機能への影響”のいずれかに分類しています。そして、[対象機能]でどの機能に関するものか明記されていますので、ご利用になっている機能の質問と回答内容がひと目で分かるようになっています!便利ですね!上記は、インスタンスリフレッシュに関連する一般情報(よくいただくご質問)です。ほとんどの内容は、本記事の上部で既に説明した内容ですが、復習も兼ねて、上記リストの内容を今一度ご確認いただくことをお勧めします。​関連リンク「インスタンスリフレッシュ」ページ(投影資料のP.4をご参照ください)ナレッジ記事:リードオンリーモードの概要ナレッジ記事:優先システムメンテナンスのスケジュールサクセスナビ:Salesforceのメンテナンスを知ろうナレッジ記事:FAQ - ハードコード化された参照の更新ナレッジ記事:Salesforce のメンテナンス中、組織にどのような影響がありますか?ナレッジ記事:SalesforceのIP範囲 / 許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメイン​上記も、インスタンスリフレッシュに関連してよくいただくご質問です。内容の確認をお願いします。​​関連リンク:製品およびサービスに関するお知らせService Delivery (inc Hyperforce)「タイムライン」ページ(投影資料のP.8をご参照ください)ナレッジ記事:製品およびサービスに関するお知らせSalesforce アーキテクチャについてMultitenant Architecture (マルチテナントアーキテクチャ)Trust 通知​次に、インスタンスリフレッシュの準備についてです。具体的な情報は、「インスタンスリフレッシュに備えた準備(詳細)」の章で説明します。ここでは、どのような準備が必要かの概要と参考資料を纏めています。​関連リンク:Certificates Changes グループSalesforce のシステムメンテナンスのベストプラクティス」ページナレッジ記事:ハードコード化された参照の更新ナレッジ記事:許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインここからは、インスタンスリフレッシュによる個別の機能への影響についてです。スライドの内容を確認しましょう。​関連リンク:Outlook/Teams, Gmail, and Inboxグループナレッジ記事:Salesforce for Outlook OAuth 再認証「メールログ」ページ(投影資料のP.25をご参照ください)ナレッジ記事:メールログのリクエスト​こちらも、インスタンスリフレッシュによる個別の機能への影響についてです。スライドの内容を確認しましょう。​関連リンク:「LiveAgent (チャット) または SOS」ページ(投影資料のP.26をご参照ください)「スケジュールされたアクティビティ」ページ(投影資料のP.27をご参照ください)ヘルプ : What do I need to do about my upcoming Salesforce instance refresh?こちらも、インスタンスリフレッシュによる個別の機能への影響についてです。スライドの内容を確認しましょう。関連リンク:大量のプラットフォームイベント変更データのキャプチャ開発者ガイド:イベントバスReplayIDEinstein.AI(Salesforce AI)こちらは、インスタンスリフレッシュによる影響はございませんが、よくお問合せ頂く内容です。念のため、内容の確認をお願いします。​インスタンスリフレッシュ に備えた準備(詳細)これ以降は、インスタンスリフレッシュに備えた準備の詳細を説明します。まずは、Salesforce のシステムメンテナンスにおけるベストプラクティスのご紹介です。これらは、インスタンスリフレッシュだけでなく、組織移行やサイトスイッチのメンテナンスにも当てはまるものです。​ハードコード化された参照の更新ハードコード化とは、URLに固有のインスタンス名(例えばap3など)を含むURLをコード内に直書きしていることを指します。メンテナンスが完了すると、インスタンス名が変わりますので、そのコードを含む処理が正常に動かなくなる場合があります。こちらの確認方法などは後半で説明します。ここでは、ハードコード化された参照とはどういうものを意味するのかを理解しておいてください。​許可すべきSalesforce のIPアドレスとドメインインスタンスリフレッシュが完了すると、IPアドレスが変わります。SalesforceのIPアドレスが変わることによる一般的な影響は以下のとおりです。皆様のオフィスからのSalesforceへのアクセスを、以前のインスタンスのIPアドレスを使用してフィルタリングしている場合に、Salesforceにアクセスができなくなります。Salesforceと連携しているシステム側で以前のインスタンスのIPアドレスを使用したフィルタリングを行っている場合に、そのシステムからSalesforceへの連携が停止します。​最低限実施いただきたいこと:メンテナンス前に、Salesforceへアクセスする端末およびSalesforceと連携しているシステムで、最新のIPアドレス範囲を許可リストに追加してください。追加すべきIPアドレス情報については、許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインのナレッジをご確認ください。​推奨事項:Salesforce サーバへのアクセスには、 IP アドレス許可リストではなく必要なドメインを許可する事を推奨しています。これを機に、IPアドレスではなく、ドメインを使用したフィルタリングに変更ができないかをぜひご検討ください。​Salesforceアプリケーションからのメールを受信できるようにするWebアクセスだけでなく、Salesforceから、みなさまの会社の社員に届くメールに対しても、IPアドレスでフィルタリングをしている場合は、TLS、SPF、DKIM、DMARCと言った標準メールセキュリティプロトコルを使用することをご検討ください。どうしてもそれらで代用ができない場合は、Webアクセスと同様、メンテナンス前に、最新のIPアドレス範囲が追加されていることをご確認ください。​優先システムメンテナンスのスケジュールSalesforceのシステムメンテナンスは、あらかじめ決められた優先システムメンテナンスのスケジュール枠内で実施されます。そのため、(みなさまの会社における)Salesforceのメンテナンスを計画する際は、優先システムメンテナンスの枠外で計画するようにしてください。優先システムメンテナンス枠は、お客様の組織のインスタンスによって変わりますが、主に日本のお客様の場合、第一、第三日曜日の未明です。詳細は、優先システムメンテナンスのスケジュールのナレッジをご確認ください。​それでは、ハードコード化された参照について、詳しく説明します。​ハードコード化された参照があるとインテグレーションや数式項目等の設定が壊れたり、メールテンプレートやナレッジ記事の画像が表示されなくなることがあります。対応方法としては、注釈1のように相対URLに変更いただく、注釈2のように、インスタンス名を含まない、汎用エンドポイントのURLや私のドメインのURLに変更いただくことになります。じゃあ、一体どこにハードコード化された参照があるのか。「検討がつかない・・・」とお困りのお客様はどうしたらいいでしょうか。​​関連リンク:ヘルプ:私のドメイン​​Salesforce内のハードコード化された参照の確認には、Lightning Experience 準備状況チェックをご利用いただけます。すべてのハードコード化された参照を検出できるわけではありませんが、設定画面から起動できるので、とても簡単です!ハードコード化された参照の箇所を確認したら、開発者の方へ共有し、更新を依頼します。また、ご自身が開発者である場合には、VSC(Visual Studio Code)を利用して、ハードコード化された参照を見つけて、更新することができます。​関連リンク:Lightning Experience 準備状況チェックで評価する項目Lightning Experience 準備状況チェックの開始Salesforce Extensions for Visual Studio CodeVisual Studio Code で Salesforce プロジェクトを作成して、ハードコード化された参照を検索​ここまでは、メンテナンス後に意図しないサービス中断等が発生しないために、事前に確認・対応をいただきたい内容でしたが、対応できなかった場合の動作について、説明します。​ハードコード化されている参照の中には、Salesforceサーバにより、メンテナンス後の新しいインスタンスにリダイレクトされるものがあります。例えば、ブラウザリンクやブックマーク、カスタムボタンやChatter投稿などが該当します。​ただし、リダイレクトによりパフォーマンスが低下する可能性があったり、永遠にリダイレクトされるわけではないこと、必ずしもすべての参照がリダイレクトされることを保証していないため、リダイレクトに依存するのは非推奨です。ハードコード化された参照は、可能な限り、メンテナンス開始前に、すべて削除・更新しておくことを強く推奨します。​先程、Lightning Experience 準備状況チェックで、Salesforce内でハードコード化された参照をある程度確認ができることをお伝えしました。こちらは、Salesforceと外部システムのインテグレーションをしている場合についてです。結論から申し上げると、必要な対応は、Salesforce内にハードコード化された参照がある場合と一緒です。​外部システムの設定において、ハードコード化された参照の有無を確認し、ある場合は、私のドメインのURLもしくは汎用エンドポイントのURLに変更をお願いします。​なお、上記では、現時点でApex WSDLを作成した画面を載せていますが、昔のApex WSDLでは、インスタンスが含まれたURLが記載されていました。そのため、その当時のWSDLを今も使用し続けている古いインテグレーションがある場合には、必ず確認するようにお願いします。​​こちらは、Salesforce Mobile SDKを使って、会社独自のモバイルアプリケーションを使用中のお客様に必要な対応について説明します。(Salesforce モバイルアプリケーションのことではありません)​最新バージョンのSalesforce Mobile SDKは、メンテナンスの影響を受けません。旧バージョンをご利用の場合は、メンテナンス前にアプリケーションを更新し、ユーザへ転送することを推奨します。​インスタンスリフレッシュ後にメールログを表示する必要がある場合、以前は、メンテナンス開始前にメールログをリクエストする必要がありましたが、現在はその必要性はなくなりましたのでご安心ください。​関連リンク:メールログをリクエスト​こちらはLive Agent(チャット)やSOSをご利用中のお客様が必要な対応についてです。​チャットを埋め込んでいるWebページやクライアントに、Salesforceが標準で提供しているリリースコートが使われているかを確認してください。​リリースコードの場合リリースコードをご利用の場合、メンテナンス後に以前のチャットサーバーに届いたチャット要求は、自動的に正しいチャットサーバに転送されます。そのため、すぐにチャットをご利用いただけなくなるわけではございません。しかし、インスタンスリフレッシュが完了した後に、古いデータセンターでインスタンスをホストしていたハードウェアは廃止されます。その後は、転送はされなくなりますので、メンテナンス完了後のできるだけ早いタイミングで、Webページのコードを、メンテナンス完了後の新しいリリースコードに更新するようにしてください。​チャットAPIエンドポイントの場合リリースコードを使わずに、カスタムRESTクライアント等で直接チャットAPIエンドポイントに要求を投げている場合には、メンテナンス後にはチャットAPIエンドポイントが変更となるため、メンテナンス直後に新しいチャットAPIエンドポイントを参照するようにクライアントに変更を加える必要があります。​最後に、SOSについてですが、SOS 製品群は廃止され、注文終了日以降、引き続きSOSをご利用いただくことはできません。そのため、現在もご利用中のお客様は少ないと思いますが、もし、「使っている!」という場合には、チャットと同様の対応が必要です。​​関連リンク:サーバエンドポイント URL が更新された後にチャットが動作しないスケジュールされたJob等のアクティビティやサーバープロセスに対するインスタンスリフレッシュの影響についてご説明致します。​インスタンスリフレッシュ実施前から継続していたアクティビティにつきましては、一旦停止されますが、インスタンスリフレッシュ後に再開されます。インスタンスリフレッシュの実施中にスケジュールされていたアクティビティにつきましましては、メンテナンス終了後にただちに開始されます。注意点になりますが、インスタンスリフレッシュ前に開始された一部の、Apex処理やBatch Apexジョブ、そしてREST APIやSOAP API、Bulk APIといったAPI処理は、メンテナンス期間後にエラーになる可能性があります。エラー発生時の対処方法としまして、インスタンスリフレッシュ実施後に再起動をして頂く事が可能ですが、長時間実行するような大きなジョブのスケジュールはインスタンスリフレッシュ実施後に(スケジュールを)変更して頂く事をお勧めします。​​関連リンク:Apex Callouts in Read-Only Mode (リードオンリーモードでの Apex コールアウト)​参考リソースサクセスナビ:インスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?ナレッジ:インスタンスリフレッシュメンテナンスナレッジ:リードオンリーモードの概要ナレッジ:Salesforce のメンテナンス中、組織にどのような影響がありますか?ナレッジ:ハードコード化された参照の更新ナレッジ:許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインナレッジ:優先システムメンテナンスのスケジュールナレッジ:製品およびサービスに関するお知らせナレッジ:組織移行またはインスタンスリフレッシュ後のイネーブルメントサイト (myTrailhead) へのアクセスに関する問題と対処方法​​

  • (2024年2月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせイメージ

    (2024年2月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ

    この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート​動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/qJJatinQTvnMpK2a6b2ZWk​全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら​記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の2月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。​2024年2月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。​まずは、製品イノベーションに関する情報です。​日本のお客様向けのインスタンス(APx、JPNx)が2月11日にSpring ‘24になりました。サクセスナビに「Spring '24リリース 注目の新機能」ページが公開されています。既に、注目機能のななめ読みを参照いただけますが、来月には各製品のエキスパートが注目機能を紹介する動画が追加される予定なので、ぜひブックマークをして楽しみにお待ちください。​関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Spring '24リリース注目の新機能オンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSpring '24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Spring'24 Release SiteSpring '24 Release HighlightsRelease Overview DeckRelease in a BoxRelease Feature Matrix​続いて、リリースノートの更新情報です。Spring ‘24のリリースノートの更新情報のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。今月は、1月9日以降の更新の抜粋になります。​No.4 Create From Lookup Changes参照項目の動作に関する内容です。参照項目からレコードを作成する際に「保存 & 新規」ボタンが表示されなくなります。参照項目以外からのレコード作成画面では引き続き「保存 & 新規」ボタンは表示されます。​No.5 Control Your Data Prep Concurrency AllocationCRM Analyticsに関する情報です。Spring '24からAnalyticsの設定画面に、[データフローとレシピ間での同時実行制限の共有を有効にします]オプションが追加されました。今回のリリースノートの更新では、それを設定するためにはCRM Analytics Plusのライセンスが必要である旨が追加されました。​No.6 Address Your Users’ Connection Issues Quickly by Seeing Org ID and Username in NotificationsEinstein 活動キャプチャに関する情報です。Einstein活動キャプチャの[接続状況通知]をONにしている場合、状況通知メールの本文に、組織IDとユーザー名が表示されるようになりました(以前のメール本文に含まれていたのは組織名のみでした)。なお、この変更はアプリケーション内通知には適用されません。​No.7 Unify Your Organizational Knowledge Across Sources in Salesforce (Beta)ナレッジに関する情報です。Spring '24から、SharePoint等のサードパーティシステムのナレッジをSalesforceに統合するUnified Knowledgeのベータ版がリリースされる予定でしたが、2024年2月23日から本番およびプレビュー対象のインスタンスのSandboxで有効にできる旨がリリースノートに追加されました。​No.8 Encrypt Fields Used to Train Generative AI Models生成AI関連の情報です。プラットフォーム暗号化の機能について、自然処理言語トレーニング モデルに入力されたデータを暗号化できる旨がリリースノートに追加されました。​No.9 Return to the Record Page with Record Create on Custom Quick Actionsクイックアクションにおける保存後のナビゲーションの変更に関する情報です。以前は、カスタムクイックアクションからスタックモーダル経由でレコードを作成すると、新しく作成されたレコードページにリダイレクトされていましたが、Spring'24では、保存後のナビゲーションが発生しなくなりました。レコードを保存すると、クイックアクションのトリガーとなったレコードページにリダイレクトされます。​No.10 Removed: Help Partners Streamline Communication with Personalized Sales Emails生成AIに関する情報です。Spring ‘24より、Einstein Sales Emails(取引先責任者とリード向けのパーソナライズされたメールをAIが生成してくれる機能) をExperience Cloudサイトでの利用可能になる予定でしたが、削除されました。​No.11 The Cloud Security Website Is Being Retired弊社のセキュリティに関するサイトの情報です。Cloud Securityサイト(https://security.my.salesforce-sites.com/)を公開してましたが、当社のコンテンツライブラリの質を向上させる取り組みの一環として、2024年2月初旬に閉鎖されました。上記サイトに掲載されていた情報の代替リソースはリリースノートに纏められておりますので、ご確認ください。​No.12 Resolve and Deflect Issues with Einstein Search Answers (Generally Available)生成AIに関する情報です。リリースノートに、Search Answerは英語の記事のみをサポートすることが明記されました。また、Search Answerは2024年2月末から順次利用可能になる予定です。​No.13 Use Work Summaries in More Languagesこちらも、生成AIに関する情報です。複数言語で作業要約を利用できるチャネルはチャットのみであることが明記されました。​No.14 Update Sharing Settings for the Operating Hours Object営業時間オブジェクトの共有設定に関する情報です。Spring '24で、営業時間オブジェクトの共有設定ができるようになりました。認証されていない (ゲスト) ユーザーが営業時間オブジェクトのデータにアクセスをする要件がある場合には、共有ルールを手動で作成する必要があります。また、 Salesforce Scheduler 経由で 営業時間オブジェクト にアクセスする場合、enableDepriveSoqlAccessGuestUserOrgPrefというメタデータAPIのフィールドをTrueに設定する必要があります。​No.15 Unlock the Power of AI with Einstein Studio生成AIに関する情報です。Einstein Studioの使い方を明確にしました。Einstein Studio タブでは、予測および生成 AI を強化する AI モデルを管理することができます。​No.16 Salesforce Ant Migration Tool End of Life開発者様向けの情報です。SalesforceのAnt移行ツールは、Spring '24で廃止される予定です。廃止後も、Ant移行ツールを利用することはできますが、新しい機能は更新されず、サポートされません。メタデータの変更を管理するには、Salesforce CLIに切り替えてください。​No.17 Record Access Is Secure by Default after Enabling Digital Experiencesロールを利用可能なコミュニティユーザライセンスをご利用中のお客様向けの情報です。2024年2月8日以降に作成された Salesforce 組織でデジタルエクスペリエンスを有効にした後のロールの変更に関するリリースノートを追加しました。2024年2月8日以降に作成されたSalesforce組織では、デジタルエクスペリエンスを有効にした後も、共有ルールやその他の機能によってロールおよび内部下位グループと共有されたレコードは、その内部ユーザのみがアクセスできます。2024年2月8日以前に作成された組織では、内部ユーザーと共有されたレコードは外部サイトユーザーにも自動的に公開されるため、外部ユーザーアクセスの変換ウィザードを使用してアクセスを確保する必要があります。​(No.18~20は、Salesforce Back Upに関する情報です)No.18  Back Up New Data On DemandSalesforce Backupアプリケーションのバージョン2.13では、自動バックアップだけでなく、任意のタイミングで増分バックアップを取得できるようになります。​No.19 Control Formula Field Data Backups at the Object Levelオブジェクト毎に数式項目のバックアップを取得することができるようになりました。​No.20 Back Up Files and Attachmentsファイルと添付ファイルをバックアップに含めることができるようになりました。​No.21 Allow the New Setup Domain to Ensure Access to Salesforce Setup Pages設定画面用の新しいドメインが追加される予定です。後述の[その他の更新]セクションで詳細を解説します。​No.22 Use Dynamic Forms on Pinned Region Pagesアプリケーションビルダーに関する情報です。ヘッダー等が固定されたテンプレートを使用するLightningレコードページで動的フォームが使用できる旨のリリースノートが追加されました。​No.23 Use Einstein Conversation Insights with Microsoft Teams and Google MeetEinstein会話インサイトに関する情報です。Spring ’24から、ビデオプロバイダーとしてMicrosoft TeamsとGoogle Meetを使用可能になる予定でしたが、Google Meetとのインテグレーションは2024年2月下旬に可能になることが明記されました。​No.24 Enforce Rollbacks for Apex Action Exceptions in REST API (Release Update)リリース更新に関する情報です。「REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用」というリリース更新の強制適用時期が、Spring ’24 から Spring '25に修正されました。​以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。​続いて、多要素認証(MFA)に関する情報です。​Spring’24が適用されたことにより、これまで MFA の自動有効化が実施されていなかった組織に対して、MFA が自動有効化されました。この自動有効化は30日の猶予期間があり、MFAの準備ができていない場合、管理者様は組織のMFAを無効化することができます。しかしMFA適用は利用規約上必須なので、早めの対応をお願い致します。​関連リンク残りのすべての組織での MFA 自動有効化の完了 (リリース更新)2024 年 4 月から MFA がデフォルトでオンにSummer ’24 より Salesforce 製品への MFA の適用がアプリケーション内通知に移行​続いて、インフラ強化です。​インスタンスリフレッシュですが、今回は多くの更新がございます。まず、2月18日に計画されていたインスタンスリフレッシュは実施されましたが、EU16インスタンスについてはキャンセルとなり、別日程で実施される予定です。​次に、新たにインスタンスリフレッシュの計画が追加されているのでご案内します。上記スライドに記載されている日程にて本番組織、Sandbox組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されており、日本のお客様にご利用いただいている「AP」で始まるインスタンスも計画の対象に含まれています。​お手元にTrustサイトから通知が届いているお客様もいらっしゃると思います。メンテナンス情報はTrust通知にて把握することができますので、Trust通知の登録をされていない管理者様はサクセスナビをご覧いただき、事前登録をお願いします。​また、インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。​関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備​続いて、許可すべきIPアドレスとドメインに関する情報です。「SalesforceのIPアドレスとドメインで許可する」のナレッジが1月15日と2月6日に更新されています。ARINとRIPEのそれぞれのリージョンでIPアドレス範囲が追加されていますのでご確認ください。​Hyperforceに関するナレッジ「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」も1月16日と2月9日に更新され、ストリーミングAPIの要件が削除、また、W3School の HTML URL エンコーディングリファレンスへのリンクが追加されています。​そして、「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」のナレッジも1月24日に更新され、一部IPアドレスが除外されています。詳細は、対象ナレッジの英語版の改版履歴をご確認ください。​次にシステムメンテナンスについてです。​Hyperforce以外の優先システムメンテナンススケジュールについてです。こちらは英語版の公開ナレッジを基に、対象インスタンスを最新に更新しております。日本のお客様がご利用のインスタンスについても古いインスタンスを削除し、新しいインスタンスが追加されていますので、ご確認をお願い致します。​関連リンク優先システムメンテナンスのスケジュールSalesforce のメンテナンス中、組織にどのような影響がありますか?Trustサイト​続いて、リリース更新に関する情報です。​こちらのスライドは2月にリリースされた Spring’24 において適用されたリリース更新と、Spring'24以降に段階的に適用されるリリース更新の一覧です。リリース更新の適用によって以前と動作が変わっている機能もございますので、今回適用されたリリース更新の内容を改めてご確認ください。​関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (リリース更新)​こちらのスライドは次期バージョンである Summer’24 で適用予定のリリース更新です。リリース更新の中には重要な更新が含まれています。一部ご紹介させていただきますと、例えば、別のSalesforce組織へのリダイレクトを制御するものや、組織のメールアドレスで許可されたプロファイルを設定しないとメールが送信できなくなるもの、複数のSAMLフレームワークを適用するための更新など、Summer’24 リリースの前に管理者様にご確認いただきたい更新がございます。Summer’24 は6月にリリースされますので、それぞれの更新に関するヘルプ記事をご確認いただき、適用のご準備をお願い致します。​関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報信頼済みの組織間リダイレクトのみを許可 (リリース更新)組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)複数設定 SAML フレームワークへの移行 (リリース更新)フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡し (リリース更新)ボットユーザーコンテキストでフローの実行 (リリース更新)メール-to-ケースのメールコンポーザー向けの Lightning エディターへの移行 (正式リリース) (リリース更新)​続きまして、その他の更新です。​こちらでは、Salesforce組織で使用されているURLの一部が更新されることをご案内いたします。URLが更新されるのは、Salesforceの画面の右上からアクセスする「設定」ページのURLで、「設定」ページのURLが「*.salesforce-setup.com」のURLに更新されます。この更新はすべての組織に一括で適用されるのではなく、段階的に適用を進めていく予定となっております。お客様のネットワーク環境において、アクセスできるサイトをドメインで制御している場合、「設定」ページにアクセスできるようにするため、該当ドメインを許可するように設定をお願い致します。​関連リンク新しい設定ドメインの許可必要なドメインを許可Understand How Google's Privacy Sandbox Initiative Impacts Salesforce​続いて、機能の廃止についてです。​機能廃止についての更新情報はないのですが、廃止時期が近づいている機能がございますのでご紹介します。Salesfore for Outlook の機能廃止が 2024年6月で予定されています。該当機能をご利用のお客様は、Outlook インテグレーションやEinstein 活動キャプチャへの移行をご検討ください。​関連リンクSalesforce 製品 & 機能の廃止​最後にその他の情報のお知らせです。​こちらでは、サクセスナビにAI特設ページが開設されたことをご紹介しております。こちらの特設ページでは、AI は Salesforce でどのように実現されるのか、AI を導入していくためにはどのようなステップを踏めばいいのかといった、AI に関する解説情報をご案内していますので是非ご一読いただければと思います。​本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。​2月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

  • Salesforceのメンテナンスを知ろうイメージ

    Salesforceのメンテナンスを知ろう

    この記事で学べることSalesforceが実施しているコア製品(Sales CloudやService Cloudなど)のメンテナンスについて知ることができますメンテナンス通知を受け取るための方法を知ることができますシステムメンテナンス目的システムメンテナンスは、Salesforce サービスをサポートするインフラストラクチャのセキュリティ、可用性、およびパフォーマンスを維持するために実施されます。実施日時Salesforceでは、「優先システムメンテナンス実施時間」(暦月の第 1 週末と第 3 週末)を設けており、可能な限り、その時間内にシステムメンテナンスをスケジュールします。必ずしも月2回メンテナンスを行うわけではなく必要な場合にのみ実施します。​日本のお客様の「優先システムメンテナンス実施時間」は、以下の通りです。​お客様組織のインスタンスシステムメンテナンス日時(日本時間)​AP13、AP16、AP20、AP21、AP26、AP43、A47第1、第3日曜日 午前1時〜5時(ネットワーク機器など、同じ地域内の他のインスタンスと共有のインフラストラクチャのメンテナンスの場合、第1、第3日曜日 午前0時〜4時)​AP9、AP10、AP11、AP12、AP14、AP17、AP18、AP19、AP22、AP24、AP25、AP27、AP28、AP44、AP45、AP46、AP48、 AP49、AP50CS6、CS58、CS73、CS111、CS112、CS113、CS114、CS115、CS116、CS117、CS137、CS151、CS152、CS291、CS293、CS294、CS295、CS311、CS312、CS313第1、第3日曜日 午前0時〜4時​Hyperforceリージョンシステムメンテナンス日時(日本時間)​Japan [JPNx]第1、第3日曜日 午前0時〜4時優先システムメンテナンス実施時間については変更されることがございます。最新の情報は、優先システムメンテナンスのスケジュール(ナレッジ)をご確認ください。月初日が日曜日の月のメンテナンス時間は、第2、第4日曜となります。インスタンスとは、お客様の組織が稼働している場所です。お客様の組織が稼働しているインスタンスはTrust サイトのシステム状況(※)で確認することができます。(※)Salesforceでは、Salesforce製品のシステムパフォーマンスやセキュリティ、メンテナンス計画に関する最新情報をTrust.salesforce.comでリアルタイムに公開しています。​お客様組織のインスタンスを確認する方法は、以下の通りです。[私のドメイン]でインスタンスを検索します。[私のドメイン]のURLは、Salesforceにログイン後のブラウザのURLに表示されます。例えば、https://winter21-20201209.lightning.force.com の場合、(.lightningの前の)「winter21-20201209」が[私のドメイン]です。​2. 検索結果より、インスタンスは「AP25」だと分かります​通知を受け取る方法メール通知メンテナンスがスケジュールされると、Trustサイトのシステム状況ページのメンテナンスカレンダーにメンテナンス実施日時やメンテナンス中のお客様組織の可用性が公開され、 Trust Notification 登録者に Trust Notification メールが送信されます。​Trust Notification の登録方法は以下の通りです。​先程の検索結果で表示されたインスタンスをクリックします[Subscribe]をクリックします3.メールアドレスを入力し、[Send me a link to sign in/sign up]をクリックします​Trust Notification通知は、メンテナンスがスケジュールされたタイミングのみでなく、メンテナンスの 10 日前とメンテナンスの作業開始/終了時にも送信されます。Salesforceを運用する上で、とても重要な通知になりますので、普段頻繁に確認するメールアドレスを登録するようにしてください。アプリケーション内通知スケジュールされたメンテナンスの約 1 週間前にSalesforce へログインすると、メンテナンス日時をお知らせするポップアップが表示されます。その他通知に関する留意事項お客様にて事前作業が必要なメンテナンス(※1)の場合、メンテナンスの数か月前にシステム管理者様宛(※2)に「Salesforce の製品およびサービスに関するお知らせ」メールで通知します。​(※1)インスタンスリフレッシュに備えたネットワーク設定やハードコード化された参照の更新などがあります。(※2)Trust Notificationと異なり、製品コミュニケーションメールはSalesforceのユーザー宛に送信されます。対象となるユーザーは、システム管理者プロファイルのユーザー、もしくは、「ユーザーの管理」および「すべてのデータの編集」権限を持つユーザーです(図A)。宛先アドレスは、Salesforceのユーザー画面に表示される[メール]項目のアドレスです。(図B)​(図A)[設定][ユーザー][プロファイル]​​​(図B)[設定][ユーザー]​​​社内に管理者が複数いる場合は、その全員がシステム管理者プロファイルであるか、製品コミュニケーションメールを受け取るための権限が付与されているかを確認しておきましょう。​なお、緊急システムメンテナンスは、お客様への通知が 1 週間前より後になることがあります。組織が受ける影響メンテナンス中のお客様組織の可用性は、Trustサイトのシステム状況ページで確認することができます。​1.Trust サイトのシステム状況ページで自分の組織があるインスタンスを検索してクリックし、[メンテナンス]タブをクリックします。​​2.[メンテナンスのID]をクリックします3.[可用性]を確認します​メンテナンスの内容によっては停止を伴うこともありますので、お客様の Salesforce 組織のメンテナンス作業 (ソフトウェアのアップグレード、インテグレーションの変更など) は、お客様のインスタンスが対象となる 優先システムメンテナンス実施時間以外にスケジュールするようにしてください。リリースメンテナンスリリースメンテナンスは、以下3つの種類があります。メジャーリリースパッチリリース日次リリース目的いずれも、Salesforce サービスを最新の製品バージョンにアップグレードし、拡張された機能を提供するために実施されます。メジャーリリース新機能の追加や既存機能の拡張、ベータ機能やパイロットプログラムなどを配信します。パッチリリーススケジュールされたアプリケーション修正を配信します。日次リリース臨時のアプリケーション修正を配信します。お客様組織の現在のバージョンは、Trustサイトのシステム状況ページで確認することができます。現在のバージョン Spring’21 Patch 19.14 メジャーリリース Spring'21パッチリリース Patch 19日次リリース 14実施日時1.メジャーリリースメジャーリリースメンテナンスは、1 年に 3 回実施されますメジャーリリースメンテナンスは、実施時期によってSpring’21、Summer’21、Winter’22 のような名前になります(2021年夏のメジャーリリースはSummer'21で、2021年冬のメジャーリリースはWinter'22となります)本番インスタンスがバージョンアップする前に、プレビュー対象のSandboxインスタンスが先にバージョンアップします​インスタンス毎のメジャーリリースメンテナンスの実施時期は以下の通りです。(インスタンスごとに特定の5 分間の実施時間が Trust サイトのシステム状況ページに掲載されます)​組織の種類お客様組織のインスタンスリリース月(Spring/Summer/Winter)メジャーリリース実施予定時間枠(JST)​Sandbox(プレビュー対象)CS5、CS31、CS57、CS72、CS74、CS75、CS76、CS111、 CS112、CS113、CS116、CS137、CS152、JPN2S、JPN6S、JPN10S、JPN12S、JPN18S、JPN20S、JPN22S、JPN28S1月/5月/9月日曜日 午前1時〜6時​Sandbox(プレビュー対象外)CS6、CS58、CS73、CS114、CS115、CS117、CS151、JPN4S、JPN8S、JPN24S2月/6月/10月日曜日 午前1時〜6時​本番APx、JPNx2月/6月/10月日曜日 午前1時〜6時2.パッチリリース週次でスケジュールされ、通常は金曜日(日本時間)にリリースされます。可能な限りピーク時間以外にダウンタイムなしでリリースされます。3.日次リリース必要に応じて実施され、どの曜日にも発生する可能性があります。可能な限り、ピーク時間以外にダウンタイムなしでリリースされます。メジャーリリースの通知を受け取る方法システムメンテナンスの通知と同様で、Trust Notification通知と製品コミュニケーションの2種類の方法でお知らせします。メージャーリリースの事前通知の内容製品コミュニケーションメールプレビュー対象のSandbox のアップグレードの約 1 か月前(※)に送信されます。 スケジュールだけでなく、Sandboxプレビューに参加するための手順も含まれます。アプリケーション内通知アップグレードの約 1 週間前にSalesforceへログインすると、リリースの最終のお知らせがポップアップで表示されます。(※)メジャーリリースのスケジュールについては、約1年前からTrust サイトのシステム状況ページ に公開されます。通知はありませんが、Trust サイトのシステム状況ページ でいつでも最新のスケジュールを確認できるようになっています。メジャーリリース当日の通知を受け取るタイミングメジャーリリースの当日、Trust サイトのシステム状況ページ への情報掲載およびリリースプロセスの次の 3 場面にて、Trust Notification 登録者にメールが送信されます。スケジュールされたリリース実施時間の開始 10 分前インスタンスでリリースが稼働した直後すべての新機能が使用可能になった後(通常は、2の数時間後)Salesforce では、メジャーリリース実施後 24 時間以内に、バージョンアップにて段階的に使えるようになるすべての新機能の有効化を完了するように努めております。​パッチリリースと日次リリースは、通知はありません組織が受ける影響メジャーリリースリリース実施時間中は、インスタンスが最大 5 分程度使用できなくなります。パッチリリース通常はお客様の操作に影響を与えません。日次リリース通常はお客様の操作に影響を与えません。学習ツール2019-04-24 Salesforce から配信される各種通知に関するウェブセミナーhttps://play.vidyard.com/i3deHYfv4N5wnUbFkLdCG12019-05-30 意外と知らない?!Salesforce の計画メンテナンススケジュールウェブセミナーhttps://play.vidyard.com/W4BKvZco8GQmv3NAYbzeGa製品およびサービスに関するお知らせ(ナレッジ)Salesforce のメンテナンス中、組織にどのような影響がありますか?(ナレッジ)Salesforce Trust ユーザーガイドまとめ(チェックリスト)自社のメンテナンスをスケジュールしてはいけない時間枠(優先メンテナンススケジュール)を理解しました。メンテナンスに関する通知を受け取る準備ができていることを確認しました製品コミュニケーションを受け取るための権限が自分に付与されていることを確認しましたTrust サイト で、自分の組織のインスタンスをSubscribeしました​

  • Youtubeチャンネル Salesforce Support のご紹介イメージ

    Youtubeチャンネル Salesforce Support のご紹介

    Salesforce Supportではテクニカルサポートにお客様から寄せられたお問い合わせや、今後の新機能のリリース情報をもとにYoutubeコンテンツを作成し公開しています。現在、約785本の動画を公開中。総再生数は900万以上と世界中のSalesforceユーザーにご活用いただいております。​​おすすめ動画をPick Up!自動化処理はSalesforceの大きな魅力の1つです。人の手を介さずに処理することで入力ミスを防止し、正確かつ迅速なデータを反映することで組織の情報価値を高めます。動画を参考に、項目の入力をトリガーにした関連するレコード入力の自動化をお試しください。​自動化処理で快適に!~レコードトリガフロー編~(5:31)​​​日本語のプレイリスト英語コンテンツに加え日本語の動画も順次追加されており、現在21本の動画を公開中です。一般的なハウツーからトラブルシューティングまで、さまざまなコンテンツを1本約5分でご用意しています。その中からまずご覧いただきたい2本をピックアップしてご紹介します。MFA (多要素認証) | SalesforceのMFAについて(5:59)​Data Cloud はじめてのデータストリーム設定手順(5:36)​その他の動画につきましては、こちらの日本語プレイリストからご覧ください。​まとめテキストだけでは分かりづらい内容も、実際の画面を表示して分かりやすく情報をお届けしてまいります。ぜひチャンネルをご登録いただきご活用いただけますと幸いです。​Youtubeチャンネル Salesforce Support日本語プレイリスト日本語ウェブセミナープレイリスト(一部過去のウェブセミナーの動画も公開しております)​​

  • Spring '24 リリースノート斜め読みイメージ

    Spring '24 リリースノート斜め読み

    Foward-Looking Statements本記事の内容は新機能情報の中から一部抜粋して記載しております。英語版と日本語版の差異があれば英語版を優先するものといたします。また、その他の更新情報などは必ずリリースノートを参照ください。​​重要な更新残りのすべての組織での MFA 自動有効化の完了 (リリース更新)Salesforce では、2022 年 2 月 1 日より、Salesforce 製品にアクセスするすべてのお客様に多要素認証 (MFA) の使用を義務付けています。お客様がこの要件を満たすことができるように、MFA の自動有効化リリース更新で本番組織の MFA を自動的に有効にしています。このプロセスの第 1 フェーズは Spring '23 に開始されました。第 4 フェーズと最終フェーズは、Spring '24 のロールアウト時に適用されます。最終フェーズには、まだ自動有効化されていない組織がすべて含まれます。Summer ’24 より Salesforce 製品への MFA の適用がアプリケーション内通知に移行以前にお伝えしたとおり、Salesforce 製品での多要素認証 (MFA) の使用が 2022 年 2 月 1 日より契約上の必須要件となりました。お客様がこの要件を満たすことができるように、既存の本番組織への直接ログインに対する MFA は自動的に有効化されています。また、2024 年 4 月から、新規の本番組織では MFA がデフォルトでオンになります。Salesforce Platform 上で構築されている製品への MFA 導入率が高いことを鑑み、Summer ’24 からは MFA の適用をお知らせする新しい通知モデルに切り替えます。Sales Cloudに関するリリースSales Cloud EinsteinEinstein 生成 AI で、営業担当の受信箱からセールスメールのドラフトを作成して、関連情報を含めることができます。Google Workspace Marketplace アプリケーションを使用して Google に接続し、追加の評価指標やユーザーの問題を解決する方法を利用して Einstein 活動キャプチャのトラブルシューティングを行います。Salesforce MeetingsSalesforce Meetings を使用して、見込み客や顧客とのインタラクションを強化します。ミーティングのダイジェストを使用して重要なミーティング情報を表示することで、ミーティングが開始される前に全員で意見を擦り合わせます。またMeeting Studio は Spring '24 で廃止されます。Sales Cloud のその他の変更Account Engagementに関するリリースAccount Engagement での Einstein を使用したコンテンツの生成生成 AI を安全に使用して、コンテンツ作成プロセスを合理化します。Account Engagement の Einstein アシスタントを使用して、フォーム、ランディングページ、メールの件名、メール本文をすばやく作成します。セキュリティに関するリリースMFA 登録環境の UI テキストの改善多要素認証 (MFA) の検証方法を登録するときのユーザーエクスペリエンスを改善するために、ユーザーインターフェースの一部のテキストが更新されました。Salesforce Authenticator で ID 検証をワンタイムパスコードにシームレスに戻すユーザーが Salesforce Authenticator モバイルアプリケーションでプッシュ通知を受信できない場合は、同アプリケーションの時間ベースのワンタイムパスワード (TOTP) 機能を使用して ID 検証を行うことができます。多要素認証 (MFA) でログインするユーザーへの遅延を最小限に抑えるために、TOTP 検証のユーザーエクスペリエンスもさらに合理化されています。サービスの問題でプッシュ通知が利用できないことを Salesforce が検出すると、ユーザーは自動的に TOTP の検証画面にリダイレクトされます。さらに、ユーザーが [お困りですか?] のリンクをクリックすると、追加の手順なしに TOTP の検証画面に直接移動します。Summer ’24 での Salesforce Authenticator アプリケーションバージョン 4.1 への更新Salesforce は、Summer ’24 に Salesforce Authenticator のサポート対象最小アプリケーションバージョンを引き上げます。この更新により、バージョン 4.1 以降でのみ、ID 検証のためのプッシュ通知を受け取ることができます。アプリケーションのバージョンが 4.1 未満のユーザーは、同アプリケーションの時間ベースのワンタイムパスワード (TOTP) 機能で本人確認を継続できます。Salesforce Authenticator バージョン 4.1 のリリースは 2024 年 3 月を予定しています。ユーザーを Apple App Store (iOS) または Google Play (Android) に誘導して、Salesforce Authenticator アプリケーションの更新を促してください。Salesforce Authenticator でのメール検証を使用した接続済みアカウントのバックアップと復元Salesforce Authenticator バージョン 4.0 では、バックアップおよび復元機能に新しい設定プロセスが追加されました。ユーザーが接続済みアカウントをバックアップしたり復元したりする際、アプリケーションは携帯電話番号ではなくメールアドレスを検証します。検証を完了するには、メールで受け取った 6 桁のコードを入力します。この方法は SMS による認証よりも安全性が高いです。メールアドレスがまだ検証されていない場合でも、ユーザーは携帯電話番号を使用して既存のバックアップを復元できます。以前の Salesforce ドメインへの参照の更新従来の Salesforce ドメインの一時的なリダイレクトが 2024 年に終了するときに、顧客とエンドユーザーのサービスの中断を防ぎます。ユーザーが古いリンクとブックマークを更新できるように、更新された URL を提供する簡単なメッセージをリダイレクト中に表示します。その後、以前の Salesforce URL への参照を更新します (サイト URL と、Salesforce インスタンスを含むが [私のドメイン] の名前を含まない URL を含む)。開発者(Developer)向けSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止 (リリース更新)Salesforce Platform API のバージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止は、Summer '23 で最初に予定されていました。この廃止は Summer '25 に延期されました。これらの API バージョンは引き続き使用できますが、サポートされておらず、Summer '25 以降は使用できません。それらを使用しているアプリケーションは中断されます。要求は失敗し、エンドポイントが無効化されていることを示すエラーメッセージが表示されます。この重大な変更が実行される前に、従来の API バージョンを使用するすべてのアプリケーションを最新バージョンにアップグレードしてください。ストリーミング API バージョン 23.0 ~ 36.0 の廃止ストリーミング API バージョン 23.0 ~ 36.0 は Winter ’25 で廃止される予定です。これらのバージョンは非推奨であり、サポートは終了しています。最新のストリーミング API バージョン、または永続ストリーミングに対応しているバージョン 37.0 以降を使用することを強くお勧めします。新しいストリーミング API バージョンは、製品の機能強化とバグ修正で維持されます。​​

  • (2024年1月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせイメージ

    (2024年1月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ

    この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート​動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/QhFEEZndAsmqyqqsnZHse2​全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら​記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の1月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。​2024年1月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。​最初は製品イノベーションに関する情報です。​まずは次期バーションである Spring’24 のリリースに関する情報です。1月7日より Spring’24 の Sandbox プレビューが開始しております。本番組織に Spring’24 がリリースされる前に、プレビュー Sandbox にて動作確認や新機能の検証等を実施することを推奨しています。また Spring’24 に関する関連リソースとして、Release Site や Release Overview Deck 等が公開されています。これらの情報もご確認いただき、Spring’24 のリリースに向けたご準備をお願いします。​関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Spring'24 Release SiteSpring '24 Release HighlightsRelease Overview DeckRelease in a BoxRelease Feature Matrix​続いて、リリースノートの更新情報です。リリースノートの更新情報のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。​現行バージョンであるWinter ’24 のリリースノートの中から、12月18日以降の更新を抜粋してご紹介します。​項番59 : Sandbox へのアクセス権を持つユーザーの選択Sandboxにアクセス可能なユーザを制限する機能が Winter’24 から利用可能となる予定でしたが、機能のリリースが延期されたことがリリースノートに記載されました。​​続いて次期バージョンであるSpring ’24のリリースノートの更新情報です。​項番1 : Experience Improved Performance on More Record Home Pages多くのオブジェクトがLightning Web コンポーネントに対応していますが、Spring’24 では Field Service で使用される作業指示等のオブジェクトについては Lightning Web コンポーネントに対応しなくなり、それは Field Service Mobile アプリケーションには適用されないことが明記されました。​項番2 : Einstein Conversation InsightsEinstein会話インサイトに関する情報で、言語サポートに関するリリースノートが追加されたことをお知らせしております。Call Summariesは日本語をサポートしており、Einstein会話インサイトは現時点では日本語をサポートしていません。またEinstein会話インサイトのダッシュボードのフィルタ機能が強化された旨のリリースノートも追加されました。​項番3 : Auto-End Enhanced Messaging Sessions After No Response"拡張メッセージングチャネル" または "アプリ内および Web のメッセージング"でメッセージングセッションを開始したあと、顧客からの応答がないまま24時間が経過すると、セッションが"終了"に切り替わる動作になる旨がリリースノートに記載されています。​以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。​​続いて、Spring '24リリースでのMFAに関する情報です。​MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (Release Update)MFAの自動有効化に関する概要とリソースの情報が纏まっています。​MFA Is Turned On by Default Starting April 20242024 年 4 月 8 日以降に作成される新規組織については MFA が自動で有効化された状態となります。また、既存の本番環境で、過去の自動有効化に含まれなかったすべての組織に対して、Spring ‘24で自動有効化が実施される予定です。(Sandbox 組織は対象外です)この自動有効化には 約 30 日間の猶予期間があり、準備ができていない場合は管理者にて MFA 機能の無効化をすることができますが、MFA の使用は利用規約上必須のため、可能な限り早めに MFA の利用を開始いただくようお願いします。​MFA Enforcement for Salesforce Orgs Is Shifting to In-App Notifications Starting in Summer ’24当初予定されていた強制適用に代わり、新しく導入される通知モデルに関する情報です。新しい通知モデルでは Summer'24 以降、組織で MFA 機能が有効となっていない場合、組織の管理者に対して MFA を有効にするよう通知を表示する予定です。詳細は Summer'24 のリリースノートをお待ちください。​UI Text Improvements for the MFA Registration ExperienceMFAの認証方法を登録する際の画面内の内容が一部更新される予定です。​Salesforce Authenticator Is Disabled for External Users in Newly Created OrgsSpring '24 以降に作成された新しい組織では、外部ユーザーはデフォルトでは Salesforce Authenticator を使用できなくなる予定です。有効化にするには、Salesforce カスタマ サポートにご依頼をお願いします。なお、既存の組織(Spring'24 以前に作成された組織)は影響を受けません。​以下は、すべてSalesforce Authenticatorに関する内容です。​Revert Seamlessly to One-Time Passcodes for Identity Verification in Salesforce AuthenticatorSalesforce Authenticator では通常プッシュ通知を利用できますが、サービスの問題でプッシュ通知が利用できないことを検知した場合は、自動的にTOTP認証画面にリダイレクトされるようになる予定です。また、「問題が発生しました」リンクをクリックすると、追加のステップなしにTOTP認証画面に遷移するようになる予定です。​Update the Salesforce Authenticator App to Version 4.1 in Summer ’24Summer'24 リリースからサポート対象の Salesforce Authenticator の version は 4.1 以上となる予定です。Salesforce Authenticator version 4.1 のリリースは、2024 年 3 月を予定しています。ユーザー様には、Summer ‘24リリースの前(今年6月)までにApple App Store (iOS) または Google Play (Android) で Salesforce Authenticator アプリを最新版に更新するよう周知をお願いします。​Use Email Verifications to Back Up and Restore Connected Accounts in Salesforce AuthenticatorSalesforce Authenticator version 4.0 では、従来 SMS のみだったバックアップについて電子メールアドレスでのバックアップも可能となる予定です​続いて、インフラ強化です。主に海外のお客様にご利用いただいているインスタンスになりますが、NA100, EU16, UM8のインスタンスで、2月18日(日本時間)にインスタンスリフレッシュが実施される予定です。また、同じ日程で、CS4等のスライドに記載されているSandboxのインスタンスリフレッシュも実施予定です。​インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。​関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備​続いて、次期バージョンであるSpring ‘24で適用予定のリリース更新のご紹介です。​今月からSpring '24のリリースノートをベースにご紹介しています。まず、MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (Release Update) について更新名が変更となっております。リリース更新自体の内容に変更はございません。​その他、それぞれのリリース更新の詳細については割愛させていただきますが、2月のリリースで適用されるリリース更新なので、公開情報をご確認の上で、適用のご準備をお願いします。​関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (リリース更新)​こちらについては変更が二点あります。ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)、ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化、いずれも強制適用時期がSpring ‘24からWinter ’25へ変更となっております。​関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)​続いて、その他の更新です。​​こちらは、以前からご紹介している「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてです。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン(SSO)をご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。SSOを利用している、メール送信を行う必要がある、メールアドレスが検証されていない、この3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に対する対応をご検討ください。本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。​​続いて「Google Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性」についてです。こちらも以前からご紹介している内容となりますが、重要な内容なので再掲載しております。Google Chromeが サードパーティー Cookie の廃止を予定しており、その廃止が Open CTI の実装に影響を与える可能性がございます。そのため Open CTI を実装しているお客様は開発元にお問い合わせいただき、影響範囲をご確認ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性​こちらも以前からご紹介している「Google Chrome のサードパーティー Cookieの廃止がService Cloud Voiceに影響を与える可能性」についてです。Google Chromeのサードパーティー Cookie の廃止が、「Service Cloud Voice with Amazon Connect」 と 「Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect」に影響を与える可能性がございます。本機能をご利用のお客様は、上記にございますとおり、Googleへオプトアウトを依頼するか、ユーザがサードパーティCookie利用に同意する方法を社内に展開するか、どちらかをご検討ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティークッキーの廃止が、Service Cloud Voice with Amazon Connect および Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect に影響を及ぼす可能性​続いて、フローへの移行に関する情報です。こちらは前回までは、Summer '23までのタイムラインを載せていましたが、今回、最新情報に更新しタイトルも変更となっております。​現在ワークフロールールとプロセスビルダーは新規作成することができません。それに伴いワークフロールールとプロセスビルダーからフローへの移行ツールが提供されています。Spring ‘24では、フローへの移行ツールがアップデートされ、呼び出し可能なアクション以外のほとんどのアクションで部分的なフロー移行がサポートされるようになりました。詳細は、本スライドのリンクをご覧下さい。関連リンクMigrate Even More Processes with the Updated Migrate to Flow Toolフローへの移行​最後にその他の情報です。​本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。​1月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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    (2023年12月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ

    この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート​動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/Kzo85c7QWkdA3QcWHd8qKa​全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら​記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の12月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。​「Salesforcce の運用に関する重要なお知らせ」は、Sales CloudやService Cloud、Experience Cloud等に関する重要なお知らせを掲載している旨のスライドを12月号より追加しました。​※お客様からいただいた『「Salesforcce の運用に関する重要なお知らせ」でカバーしている製品を分かりやすくして欲しい』というリクエストを反映した形です。​2023年12月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。​まずは、製品イノベーションです​サクセスナビの「Winter '24リリース 注目の新機能」ページに、各製品の新機能動画および資料が追加されました。各製品のエキスパートが注目の新機能についてわかりやすく解説してますので、ご利用中の製品の動画と資料をぜひご確認ください。​関連リンクThe 360 Blogオンラインコミュニティ:Release Readiness Trailblazersサクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Winter '24リリース注目の新機能リリースノート:リリースの準備Winter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Release SiteWinter '24 Release HighlightsRelease in a BoxRelease Overview DeckTrustサイト(リリーススケジュール)​​Spring '24のリリーススケジュールが公開されました。既に、プレリリースサイトも公開されていますので、Sandboxプレビュー前に、いち早く新機能を試してみたいとお考えのお客様は、プレリリースサイトからサインアップをしてみてください。​また、Sandboxプレビューに参加予定のお客様で、プレビュー対象のインスタンスに既存のSandboxがない場合は、2024年1月5日(金)午前11時(日本時間)までにSandboxのリフレッシュが完了するように、余裕を持ってSandboxのリフレッシュをお願いします。​英語版のリリースノートも既に公開されています。いち早く新機能について知りたいお客様はぜひご覧ください。なお、日本のお客様の本番環境のSpring '24のリリースは、2024年2月11日の予定です。​関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)​続いて、現在のバージョンである、Winter '24のリリースノートの更新情報です。​今月は、11月20日以降の更新の中から、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。​Sandbox ライセンスコンプライアンスの変更の理解Sandboxの契約数より多くのSandboxをご利用中の組織に対して通知する機能になりますが、この機能は12月中旬からロールアウトされる旨が追記されました。​新しい Data Cloud 権限セットへの移行Data Cloud 標準権限セットの今後の変更に関するリリースノートがあったのですが、そこに、管理者ユーザーの 標準権限セットは変更されなず、対応が不要であることが追記されました。​組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)本リリース更新の強制適用時期は、Spring ‘24からSummer '24に延期されました。​Google Chrome のサードパーティ Cookie の廃止への準備本記事の後半にある「その他の更新」セクションの説明をご確認ください。​Salesforce Scheduler を使用したより多くの予定とアセットの管理Health CloudでSalesforce Schedulerを使用している場合に適用される、新しい使用制限に関するリリースノートを追加しました。​Use Service Replies for Chat in More LanguagesEinstein サービス返信という機能(チャットやメッセージングで来たお客様からの質問に対して、Einsteinが返信のドラフトを生成してくれる機能)について、日本語を含めて、利用可能な言語が増えたことがリリースノートに追記されました。​See the Knowledge Article Einstein Used to Draft Grounded Service RepliesEinsteinサービス返信でナレッジを加味したドラフトを作成する機能に関するリリースノートが追加されました。​Migrate to New Data Cloud Permission Sets既存のData Cloudのユーザー標準権限セットの変更は順次ロールアウトされ、12月中旬〜2024年1月で完了する予定である旨が追加されました。​Refine Access with Data Spaces Feature PermissionsData Cloud のデータスペースのセキュリティ強化ののリリース予定日が追加されました。Data Cloud の組織には、2023 年 12 月から新しい権限セットと更新されたドキュメントが提供される予定です。​以上が、11月20日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋です。関連機能をご利用のお客様は上記リンクより詳細をご確認ください。また、すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧のリリースノート(英語版)をご覧ください。​続いて、MFAに関する情報です。​更新情報はないのですが、Spring '24のリリースでMFAの自動有効化が行われる予定です。メールがお手元に届いている場合、自動有効化の対象組織となりますので、早めにご準備をお願いします。​続いて、インフラ強化に関する更新情報です。​まずはインスタンスリフレッシュについてです。主に海外のお客様にご利用いただいている「NA」で始まるインスタンスで12月3日に計画されていたインスタンスリフレッシュは実施済です。2024年1月21日にも「NA」で始まるインスタスでインスタンスリフレッシュが計画されています。同日 2024年1月21日には、こちらも海外のお客様にご利用頂いている環境のSandboxである「CS24」でもインスタンスリフレッシュが予定されています。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非、ご確認ください。​関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備​続いて、許可すべきIPアドレスとドメインに関する情報について2点ほど変更点があります。​1点目ですが、12月7日にHyperforceに関するナレッジ「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」の記事(英語版のみ)が更新されました。更新内容は、High Scale Orders, Service Cloud Voice, Event Relay, Salesforce Payments に関する一時的な制限が削除されています。​2点目は12月13日に「Salesforceアプリケーションからのメールを受信できるようにする」の記事(英語版のみ)が更新されました。RIPEにおけるIP許可リストに、以下のIP範囲が追加されていますのでご確認ください。160.8.26.224 - 160.8.26.239160.8.30.224 - 160.8.30.239関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする​次にシステムメンテナンスについてです。​関連リンクシステムメンテナンス時間 こちらは新しく追加されたHyperforceの優先システムメンテナンスのスケジュール一覧となります。Hyperforceのリージョンごとにメンテナンス時間が記載されています。日本は一覧の一番下のリージョンになり、システムメンテンスが行われる場合は、下記の時間帯に実施されます。太平洋時間: 日曜 午前7時から11時組織に対してリリースやメンテナンス、バッチ実行や外部連携などを上記時間帯で予定されている場合は、この時間帯は避けて実施いただけるようお願い致します。また、メンテナンス予定や状況をご確認頂く為、関連のリソースのリンクは是非、ブックマークいただけますようお願いします。​関連リンク優先システムメンテナンススケジュールメンテナンス中、組織にどのような影響があるか Trust Site ​続いて、次期バージョンであるSpring ‘24で適用予定のリリース更新のご紹介です。​リリース更新の変更箇所は1点です。「組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)」の強制適用時期が、Spring24からSumer24に延期となりました。​関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)​こちらのリリース更新は変更点はございません。Spring’24のリリースノートで更新情報がある場合は、来月号でお知らせ致します。​関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)​続いて、その他の更新です。​こちらは、以前からご紹介している「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてです。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン(SSO)をご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。SSOを利用している、メール送信を行う必要がある、メールアドレスが検証されていない、この3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に対する対応をご検討ください。本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。​続いて「Google Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性」についてです。こちらも先月ご紹介した内容ですが、重要な内容なので再掲載しております。Google Chromeが サードパーティー Cookie の廃止を予定しており、その廃止が Open CTI の実装に影響を与える可能性がございます。そのため Open CTI を実装しているお客様は開発元にお問い合わせいただき、影響範囲をご確認ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性​続いて、「Google Chrome のサードパーティー Cookieの廃止がService Cloud Voiceに影響を与える可能性」についてです。Google Chromeのサードパーティー Cookie の廃止が、「Service Cloud Voice with Amazon Connect」 と 「Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect」に影響を与える可能性がございます。本機能をご利用のお客様は、上記にございますとおり、Googleへオプトアウトを依頼するか、ユーザがサードパーティCookie利用に同意する方法を社内に展開するか、どちらかをご検討ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティークッキーの廃止が、Service Cloud Voice with Amazon Connect および Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect に影響を及ぼす可能性​続いて、機能の廃止です。​廃止される機能に関する更新情報はないのですが、本資料に記載する情報についてのお知らせがございます。本資料で取り扱う製品はSales CloudやService CloudなどのSalesforce Core Platform上に構築されている製品を対象としています。そのため本リストには、Salesforce Core Platform上に構築されている製品以外の製品に関する廃止予定は記載してません。すべての製品に関する機能廃止予定をご確認頂く場合は、「Salesforce 製品 & 機能の廃止予定」という公開ナレッジをご覧ください。​最後にその他の情報です。​本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。​12月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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    Salesforce の運用に関する重要なお知らせ

    この記事で学べることシステム管理者様にとって重要なお知らせを効率的に確認する方法を知ることができます「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」の概要を知ることができます資料のダウンロードはこちらから​「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」って?​「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」では、Salesforce Platform に関するメンテナンス情報、技術情報、セキュリティ関連情報などの中から、システム管理者様にご認識いただきたい重要な情報を抜粋してご紹介しており、オンラインコミュニティのカスタマーサクセス日本で最新版を毎月共有しています(サンプル)。今後の更新に関連して必要なアクションをお客様にいち早く気付いていただくことを目的としてお知らせしていますので、毎回ご確認いただくことをお薦めしています。​「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」の確認方法は、以下3種類ございます。確認方法1:動画を視聴して、重要なお知らせの抜粋を確認する(サンプル)確認方法2:サクセスナビの記事を読んで、重要なお知らせの抜粋を確認する(サンプル)確認方法3:PDF資料をダウンロードして、重要なお知らせの全てを確認する(サンプル)​※サクセスナビの記事やPDF資料には参考リソースを記載していますが、そのリソースを確認しても不明点がある場合には、弊社テクニカルサポートへお問い合わせください。「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」を提供している背景システム管理者様であるみなさまは、Salesforceに年3回のメジャーリリース(バージョンアップ)があることはご存知かと思います。以下は、メジャーリリースの流れを図にしたものです。本番環境のメジャーリリースの前に、プレビュー対象のSandboxが先にバージョンアップします。​※プレビュー対象のSandboxについて疑問をお持ちの場合は、Sandbox プレビューによる早期アクセス(Trailhead)をご参照ください。​Sandboxのプレビュー期間は約1ヶ月です。その間に以下のことができます。新バージョンにおける既存動作やカスタマイズへの影響確認新機能の動作確認​※Salesforceメジャーリリースやプレビューについて、より詳細をご確認いただく場合は、バージョンアップに備えましょう(サクセスナビ)をご参照ください。​システム管理者様は、メジャーリリースで追加される新機能のご確認に併せて、メジャーリリースのタイミングで適用されリリース更新も是非ご確認をお願いします。​関連リソースTrustサイト​​リリース更新は、パフォーマンスやセキュリティ、ビジネスロジック等の改善を目的としたものなど、いくつかの種類があります。重要なことは、リリース更新を適用すると、既存のカスタマイズに影響を与える場合があるということです。そのため、リリース更新は早めに内容を確認し、Sandboxで有効化をしてテストをしていただきたいのですが、検証やテストの期間が短いと感じることがあるかもしれません。​リリース更新の中には、次のリリースではなく、数年先のリリースで適用される予定のものもあります。例えば、Summer '23 リリースノートには、Winter ’24 やそのずっと先の Summer ’25 (2025年6月)に適用予定のリリース更新の情報も載っています。このようなリリース更新は、影響範囲が広い可能性があり、お客様の事前準備に時間がかかることが予想されるため、早めにリリースノートに追加してお客様にお知らせし、十分な準備期間を設けられるようにしています。​しかし、システム管理者様の中は以下のよう感じることがあるかもしれません。リリースノートの情報量は膨大で、すべて確認は難しい・・・リリースノートだけ確認していれば十分なのか?​そんなシステム管理者様に必要な情報を届けることを目的に「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」を作成しています。​関連リソースリリース更新の管理​以下は、システム管理者様にご認識いただきたい情報の所在をまとめたものです。​​左側の水色の枠には、システム管理者様にとって重要な情報を記載しています。新機能以外にも、以下のような様々な情報がありますね!リリース更新メンテナンス情報製品の廃止情報Salesforce のIPアドレス範囲(非推奨ですが、IPアドレス許可リストの運用をされているお客様には重要な情報です)​中央のオレンジの枠は、上記情報を確認する際に参照するリソースです。リリースノートTrustサイト製品およびサービスに関するお知らせ(製品コミュニケーションメール)各種ナレッジ(製品 & 機能の廃止、Salesforce のIPアドレス範囲、MFA、拡張ドメインなど・・・)システム管理者様は、上記のような多くのリソースを参照する必要がありますが、これら全てを確認するのは大変かと思います。​「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」では、上図の通り、システム管理者様が確認する必要のある各種リソースを元に、特に重要な情報を抜粋しご提供しています。​確認方法は前述の通り3種類ありますが、お忙しいシステム管理者様も多いと思いますので、まずは、特に必須となるトピックを抜粋しているサクセスナビや動画の視聴をお勧めします。手軽に確認できるようになっておりますので、(将来のトラブルを未然に防ぐためにも)毎月ご確認いただくようにお願いします。​「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」の取得方法「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」は、以下2つの方法で情報を取得することができますオンラインコミュニティ(カスタマーサクセス日本)の投稿をチェックオンラインコミュニティには、自分がメンバーになっているグループへの投稿を通知してくれる機能があります。カスタマーサクセス日本のメンバーになった後、お好みの通知タイミングを選択します。サクセスナビをチェック(おすすめ!)毎月公開している「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」は、サクセスナビに記事として公開されます。このページをブックマークしておき、毎月月末にアクセスして、最新月の「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」を確認します。​学習ツールリリースノートSalesforce Trust サイトの利用(ナレッジ)製品およびサービスに関するお知らせ(ナレッジ)Salesforce 製品 & 機能の廃止(ナレッジ)まとめ「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」には、システム管理者様にとって重要な情報が盛りだくさんです月次で確認をすることで、今後の重要な更新に対応する早めの確認や準備をすることができます

  • (2023年11月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせイメージ

    (2023年11月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ

    この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート​動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/376fAEBj9VvX8Qxs6i5EXd​全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら​記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の11月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。​2023年11月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。​まずは、Winter '24リリースノートの更新情報です。​今月は10月16日以降の更新情報の抜粋です。先月まで、現行動作に影響を与える可能性がある更新をピックアップしていましたが、今月から資料に「注目」欄を追加しました。こちらに「⚪︎」がついている情報は、Data Cloud や AI と言った 今 Salesforce  が注力して開発を進めている機能です。ぜひご注目ください。​プロンプトビルダーでパーソナライズされたセールスメールの生成 (パイロット)プロンプトビルダーで、パーソナライズされた営業メールを生成する機能のパイロット版に関するリリースノートが追加されました。​プロンプトビルダーで生成 AI を使用して項目値を入力 (パイロット)プロンプトビルダーで、生成AIを使用して項目値を入力する機能のパイロット版に関するリリースノートが追加されました。​REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用 (リリース更新)本リリース更新の強制適用時期が、Spring '24からSpring '25に延期されました。​メールのサービス返信を使用した顧客ケースの迅速な解決 (正式リリース)Service Cloud Einsteinに含まれる機能で、今まではチャットのみ対応していた「サービス返信」の機能を、メールで利用可能になった旨のリリースノートが追加されました。​Develop from Anywhere using Code Builder (Generally Available)コードビルダーの正式リリースに関するリリースノートが追加されました。コードビルダーは、Webブラウザーからアクセスできる 統合開発環境(IDE)です。APIのオプションをお持ちのProfessional Edition、もしくはEnterprise Edition 以上のご契約であれば、管理パッケージをインストールしてご利用いただけますので、ぜひお試しください。​会話マイニングレポートの作成時にメールの会話を含める (正式リリース)日本では未提供ですが、サービスインテリジェンスのアドオンを持つService Cloudのお客様がご利用可能な機能である「Einstein 会話マイニング」で、Winter '24から、メールのやり取りを元にしたレポートの作成が正式リリースされました。今回のリリースノートの変更では、そのレポートの対象となるのはメール to ケースで作成されたケースのみであることが明記されました。​Migrate to New Data Cloud Permission SetsData Cloud をご利用中のお客様向けの情報です。2023年11月6日から、既存の Data Cloud 標準権限セットの名称が変更され、接頭辞 "Legacy"が追加されました。また、それに伴い、2023年11月8日から、新しい標準権限セットが作成されています。両者の違いは、 新しい標準権限セットは、データ スペースを認識する機能のオブジェクトから"すべて表示"と"すべて変更"権限が削除されています。これにより、データ スペース内のデータ セキュリティの強化をサポートすることができます。​Refine Access with Data Spaces Feature PermissionsData Cloud のセキュリティ・データ・スペースの強化に関するリリースノートを追加しました。Data Cloud のデータ スペース内のデータ セキュリティが強化されることで、CRMの アクセス コントロールとの整合性が向上し、すべてのアクセス方法にわたってデータ スペースのセキュリティが実施されます。​Prepare for Google Chrome’s Phasing Out of Third-Party Cookies and Its Potential Impact to Open CTI入電対応をしているコールセンターで影響が出る可能性がある、Google社側の変更についてです。Google社 では、 Privacy Sandbox イニシアチブが進行中です。その影響で、 ご利用中のOpen CTI の実装に3rd Party Cookie が利用されている場合に、2024年1月以降影響が出る可能性がございます。11月16日に、本件に関するメールをシステム管理者様に送信しております。メールがお手元に届いている場合には、CTIベンダーへ影響有無の確認をお願いします。​Use a Session Token Instead of a Cookie for Lightning Apps on Third-Party Sites開発者様向けの情報です。Lightning OutやSalesforceとOutlookのインテグレーションなど、Lightningアプリがサードパーティのコンテキストにある場合に、認証Cookieをセッショントークンに置き換えるための新しいセッション設定に関するリリースノートが追加されました。​Create From Lookup ChangesWinter '24以降、クイックアクションが有効なコンポーネント等からURL遷移するためのファンクションを使用した際、デフォルトではモーダルが閉じられなくなりましたが、本動作は、Sandbox にのみ適用されることを明記しました。​Find Answers to Business Questions with Data Cloud Reports今まで、Data Cloud のオブジェクトのレポートを作成することはできませんでしたが、Winter '24で正式リリースされた旨のリリースノートが追加されました。​Highlight and Share Key Data Cloud Metrics in Dashboards今まで、Data Cloud のオブジェクトのダッシュボードを作成できませんでしたが、Winter '24で正式リリースされた旨のリリース ノートが追加されました。​Connect to Your Data Cloud Instance Automatically During SetupData Cloudの設定に関する変更点です。Salesforce と Data Cloud インスタンス間の接続を手動で作成する必要がなくなったことに関するリリース ノートが追加追加されました。​Find Solutions and Consultants Faster on AppExchange JapanAppExchange(日本版)のサイトで、ビジネスニーズや業種などの新しいフィルターオプションを利用可能になった旨のリリースノートが追加されました。​Einstein を使用して AI が生成した簡潔な販売概要を取得 (ベータ)Einstein for Sales アドオンを持つ Unlimited Edition 以上の Sales Cloud をご契約のお客様で使うことができる「Einstein セールス概要」の機能を利用可能になる新しいタイムラインを記載しました。具体的には、取引先と商談の Einstein セールス概要は現在ベータ版を提供中、取引先責任者とリードのセールス概要は、Winter ’24 の後半で利用可能になる予定です。​Hyperforce インスタンスでの拡張された利用状況総計値の使用プラットフォームイベントと変更イベントの公開や配信に関する拡張された利用状況総計値を、Hyperforce で利用可能であることを示すリリースノートが追加されました。​Discover Hidden Insights on Reports with CRM Analytics2023年9月以前にCRM Analytics を有効にしていた場合、標準の Sales Cloud Einstein 権限セットのいずれかに割り当てられているユーザーは Einstein Discovery for Reports にアクセスできるようになりました。​Enable ICU Locale Formats (Release Update)ICUロケール形式を有効化というリリース更新についてです。本リリース更新は、Spring '24で全ての組織に対してICUロケール形式が有効化される予定でしたが、Spring '24からSpring ’25 にかけて段階的に進められることになりました。(Spring ’25 のリリースを以て、全組織でのICUロケールの有効化は完了となります)ICUロケール形式の自動有効化の30日から60日前に、お客様へメールでアナウンスが送付される予定となっていますので、お手元に届きましたらご確認ください。また、[設定]画面にある[ユーザーインターフェース]から [Enable ICU locale formats as part of the scheduled rollout]の チェックボックスをオフにすることで、Spring ‘25まではICUロケールの適用を延期することが可能です。​以上が、10月16日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋です。関連機能をご利用のお客様は上記リンクより詳細をご確認ください。また、すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧のリリースノート(英語版)をご覧ください。​続いて多要素認証(MFA)に関する更新情報です。​MFAに関する公開情報に「Salesforce 多要素認証に関する FAQ」と「多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ」がございますが、この2つの公開情報について10月20日に更新が行われていますのでご紹介します。​関連情報オンラインコミュニティSalesforce 多要素認証に関する FAQ 多要素認証 (MFA) 適用ロードマップサクセスナビ:MFA(多要素認証)設定設定マニュアルサクセスナビ:MFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)​まずはMFAの自動有効化と強制適用のロードマップに関する更新情報です。Core Platform 製品につきましては、Spring '24のリリースまで自動有効化を実施して、Summer '24のリリースからは強制適用を段階的に実施する予定となっていましたが、非常に多くのお客様に MFA を導入いただいている現状を鑑みて、Core Platform 製品については 強制適用は実施しないこととなりました。今後は MFA を使用していないお客様組織については、組織内に表示されるメッセージ等でお知らせさせて頂く「通知モデル」へと移行する予定です。通知モデルの詳細については Spring'24 のリリースノートにて確認頂ける予定になっていますのでお待ち下さい。​続いて、MFAのFAQに関する更新情報を4つご紹介致します。上記ページの1行目の更新ですが、こちらは Core Platform 製品における MFA 強制適用の予定がなくなった件です。続いて、2行目の更新ですが、MFAの適用免除に関するユースケースが説明されているセクションの名前が変更になったというものです。セクション内の記載自体には更新はございません。次に3行目の更新ですが、MFAの適用準備に関する情報がFAQに記載されていましたが、その情報が「MFA ロールアウトに成功するための変更管理」という別のページに纏められたことをお知らせしております。そして4行目の更新ですが、多要素認証と2要素認証の違いに関する情報が記載されていましたが、該当セクションが削除されたことをお知らせしております。​続いて、インフラ強化に関する更新情報です。​まずはインスタンスリフレッシュに関する更新情報です。11月5日と19日にインスタンスリフレッシュが計画されていましたが、実施済みとなっています。また、主に海外のお客様にご利用いただいているインスタンスですが、上記スライドに記載されている「NA」で始まるインスタンスにおいて、12月3日にインスタンスリフレッシュが予定されています。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備​続いて許可すべきIPアドレスとドメインに関する更新情報です。このスライドでは3つの公開情報をご紹介していますが、2つ目にございますHyperforceに関する公開情報に更新がございますのでご紹介致します。こちらの公開ナレッジは10月20日に2つの更新が行われています。1つ目は、Hyperforce上でStreaming APIを利用する場合は、APIバージョンが37以降でなければならないという要件が追加されたというものになります。2つ目の更新なのですが、「一時的な既知の問題」というセクションにHyperforceでまだ利用できない機能/製品に関する情報が記載されており、いくつかの機能/製品についてHyperforceで利用可能となる時期が最新情報で更新されました。​関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする​続いて、次期バージョンであるSpring ‘24で適用予定のリリース更新のご紹介です。​リリース更新の変更箇所は2点です。ICUロケール形式の有効化について適用時期が変更となり、Spring '24からSpring '25の間に段階的に自動有効化されることとなりました。詳細は、機能の廃止セクションにてご紹介いたします。​関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用 (リリース更新)​こちらのリリース更新は特に変更ございません。それぞれのリリース更新の詳細説明については割愛させていただきますが、Spring'24でも複数のリリース更新が適用されるため、公開情報をご確認の上、適用に向けたご準備をお願い致します。​関連リンクゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)​拡張ドメイン適用までの今後のロードマップについては、変更はございません。旧URLにアクセスした際のリダイレクトがWinter'25で停止となる旨を通知する製品コミュニケーションメールが12月4日に管理者様に送信されます。詳細は製品コミュニケーションメールの内容をご確認ください。関連リンク拡張ドメインの有効化とその準備拡張ドメインのスケジュールチェックリスト​続いて、その他の更新です。​こちらでは、「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてご紹介します。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン、SSOをご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。SSOを利用している、メール送信を行う必要がある、メールアドレスが検証されていない、この3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に関する対応をご計画ください。本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。​リリースノートの更新でもご紹介しましたGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性についての詳細です。お客様の Open CTI ソリューションが AppExchange パートナーによって提供または実装されている場合は、影響範囲について開発元へご相談ください。その他詳細については、リリースノートを併せてご確認ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性​続いて機能の廃止に関する情報です。​JDKロケール形式はSpring '24で全ての組織に対してICUロケール形式が有効化される予定でしたが、Spring'25のリリースまでに段階的に廃止を進める予定に変更となりました。Spring '24からICUロケール形式の有効化が段階的に進められ、Spring ’25 のリリースを以て、全組織でのICUロケールの有効化は完了となります。ICUロケール形式の自動有効化の30日から60日前にお客様へメールでアナウンスが送付されますのでご確認ください。また、[設定]にある[ユーザーインターフェース]から [Enable ICU locale formats as part of the scheduled rollout] チェックボックスをオフにすることで、Spring ‘25まではICUロケールの適用を延期することが可能です。詳細はサクセスナビ「ICUロケール形式の有効化」をご覧ください。​続いてIndustry Cloudの有償オプションであったインテリジェントフォームリーダーの廃止です。現在のご契約が終了すると本機能が利用できなくなりますため、新しい機能であるインテリジェントドキュメントリーダーへの切り替えをご検討ください。次にオンライン寄付のプラットフォームであるElevateの機能廃止についてです。本機能をご利用のお客様向けに、代替ソリューションへの切り替え方法が公開ナレッジに記載されていますのでご確認ください。​最後にその他の情報です。​本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。​11月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

  • Hyperforceの概要と移行についてイメージ

    Hyperforceの概要と移行について

    この記事で学べることHyperforceの概要Hyperforceとは何か Hyperforceの利点Hyperforceの構成Hyperforce移行時のアクション移行時に確認が必要な内容SandboxのHyperforce移行についてHyperforceの概要Hyperforceは新しい製品や機能の名前ではありません。Hyperforceは皆様ご存知のパブリッククラウドパートナーが提供しているインフラ上に開発・構築された、新しいプラットフォームアーキテクチャ、皆様のSalesforce組織が動く基盤です。​新しいHyperforceのアーキテクチャを使うことで、Salesforceは、新しい機能の開発や既存機能の拡張という形で製品のイノベーションと、それをお客様に提供することに注力することができるようになると考えています。それに伴い、私達が最も大切にしているカスタマーサクセス、お客様のビジネスの成功を加速させていけると考えています。​上記スライドが、現在皆様の組織が稼働しているファーストパーティのデータセンター(左)とHyperforce(右)の違いのイメージになります。現在は、皆様がご利用のSales CloudやService Cloud、Experience CloudといったCRM製品は、日本のデータセンターで稼働していますが、Marketing CloudやCommerce Cloudといった一部の製品は海外のデータセンターで稼働しており、APIを使用して統合されています。またファーストパーティと Hyperforce の比較時に注目すべき重要な点は、データセンタープロバイダの進化です。物理インフラストラクチャを独自に実行する必要がなくなり、代わりにパブリッククラウドプロバイダのハードウェア上でサービスを実行します。これにより、独自に制御するレイヤ (プラットフォーム、クラウド、機能) に焦点を絞り、それらの準拠と安全性を確保し、お客様のニーズを満たすことが可能となります。​ご参考ナレッジ記事) Salesforce インスタンスの場所Hyperforceの利点は、世界で最も信頼されているパブリッククラウドを使用して、あらゆる場所からビジネスを実行できることです。具体的な利点5点は以下の通りです。データレジデンシーHyperforceでは、ローカルのデータ保存および処理オプションが提供されるため、お客様はローカル規制に準拠することができます。拡張性AWSなどのサービスを利用することで、お客様のビジネスニーズに合わせて、必要な時に拡張性がある状態で最新のハードウェアを利用いただけます。セキュリティHyperforceには、現在のプラットフォームで得たセキュリティに関するベストプラクティスが組み込まれています。また、最小権限による管理、ゼロトラスト原則、Infrastructure-as-Codeなどの業界有数の機能を搭載しており、データは転送時も保管時も暗号化されます。また、Hyperforceには、現在海外のデータセンターで稼働している製品も統合される予定です。これにより全製品に共通して高いセキュリテイを担保できるので、お客様の大切なデータを安全に保護することが可能となります。プライバシーHyperforceは、お客様のデータの透明性と管理を可能にする包括的なプライバシー標準を提供します。最新のプライバシープログラムの認定状況は、「クラウドを対象とするコンプライアンス」のサイトよりご確認いただけます。俊敏性現在、Hyperforceで、ゼロダウンタイムの更新に取り組んでいます。これにより、チームの生産性が向上するだけでなく、競争上の優位性も生まれます。また、AWSとの優れた相互運用性も実現しています。​ご参考ナレッジ記事) Hyperforce について - 一般情報と FAQ​Hyperforceへ移行が決まったお客様については、約3ヶ月前に製品コミュニケーションメールにてシステム管理者様宛に通知致します。通知の中にコンプライアンス認定の状況の記載がありますので、必ずご確認いただけますように、お願いします。​ご参考ページ) クラウドを対象とするコンプライアンス ​上記がシステム管理者様へ届くメールのサンプルになります。​ご参考ナレッジ記事) Salesforce からの組織移行に関する「製品およびサービスに関するお知らせ」​Hyperforceのアーキテクチャを説明するに当たり、まずは、現在のファーストパーティとの違いをご説明します。まず、左側が現在のインスタンスを表し、東京と神戸に、それぞれデータセンターがあります。データセンター内には、インスタンス(例:AP0)があり、お客様の組織はそのいずれかに割り当てられます。このインスタンスは、東京と神戸、両方のデータセンターに存在しており、一方が稼働系(Active)、もう一方が待機系(Ready)の状態になっています。データは、稼働系のデータセンターから待機系のデータセンターへレプリケーション(コピー)されています。​右側がHyperforceを表し、リージョンとAvailability Zone(AZ)という概念があります。リージョンは地域を表し、リージョンの中に、物理的に分離された複数のというものが存在します。そして、Hyperforceはこれら各AZ上に構築されます。また、Hyperforceでは、インスタンス名はJPN1といった名称に変わります。インスタンスはリージョン内の複数AZによってホストされます。AZの中には、それぞれにアプリケーションサーバとデータベースがあります。そして、AZ:Bはアプリケーションサーバが稼働しており、同時にデータベースも稼働しています。(AZ:Bはアプリケーションサーバとデータベース両方が稼働系という状態です)一方、AZ:AとAZ:Cはアプリケーションサーバは稼働していますが、データベースは待機系になります。待機系のデータベースに対しては更新はできませんが、参照はできる仕組みとなり、変更はログレベルで他の AZ の 2 つのデータベースに非同期に複製されます。​上記は3 つの AZ すべてが低遅延ネットワーキングで接続されていることにより、すべてのアプリケーションサーバが最小限の遅延ですべてのデータベースと通信でき、すべてのデータベースがあらゆる変更の最新状態を保持できるため実現可能な構成であり、冗長性と障害回復作業が可能とするために重要な要素になります。例として、AZ:Aが災害で停止した場合、AZ:BとAZ:Cは稼働を継続可能であり、引き続きサービス提供が可能です。AZ:Bが災害等で停止した場合、データベースのノードはAもしくはCが稼働系に切り替わり、引き続きアプリケーションサーバはAZ:AとAZ:Cが動いているので、サービス提供をし続けることが可能です。下記スライドもご確認ください。​ご参考ページ)Hyperforce について - 一般情報と FAQTrust and Compliance Documentation (信頼コンプライアンスに関するドキュメント)こちらの「Reliability, Backup, Business Continuity, and Disaster Recovery」で詳細をご確認いただけます​​Hyperforce移行に向けた準備Hyperforceへの移行に際して お客様にご確認頂きたい内容と推奨事項がございます。必要なアクションは、お客様の設定内容やご利用方法によって異なります。​Hyperforce への移行は組織移行というメンテナンスと同じ手法であり、これまで10年以上の実績のある手法です。また、厳格な対象資格条件があり、条件を満たしていることを社内で確認しています。既知のリスクがある場合、軽度なものであっても合致する可能性がある場合は、その組織の移行時期を延期いたします。このような資格条件とテストのプロセスにより、既に何千もの組織移行を成功させています。さらに、移行中、技術チームは普段と同じようにHyperforce移行前後で、異常がないかを監視し、万が一異常が検出された場合に備えて堅牢なサポートプロセスを構築し迅速に対応できるように技術チームが待機しています。移行に向けたSalesforce側の準備は万全ですので、安心してHyperforceへ移行いただけます。上記スライドは、お客様の組織がHyperforce移行の対象になった後のプロセスを示しています。前述のように、お客様は移行日の約3ヶ月前に最初の通知メールを受け取っていただけます。通知を受信後に準備を始めていただくことも可能ですが、この記事をご覧のお客様におかれましては、すぐに準備を始めていただけますと幸いです。​また、普段メンテナンス情報をTrustサイトにてご確認いただいているお客様もいらっしゃると思いますが、移行対象の組織が、インスタンスのごく一部のお客様のみの場合は、Trustサイトにメンテナンス通知が表示されない場合がございます。反対に、Trustサイトで組織移行のメンテナンスが表示されている場合も、システム管理者様がメールが受信されていない場合は、お客様の組織は移行対象ではないということになります。​なお、たまに「Salesforce製品およびサービスに関するお知らせ」のメールを受け取ったことがないというお客様がいらっしゃいます。ゴミ箱等に振り分けられていないか、合わせてご確認をお願いいたします。​ご参考ナレッジ記事) Trust 通知​​Hyperforceへの移行は、通常の「組織移行」というメンテナンスと同じであるため、組織移行時と同じ準備が必要となります。詳細は以下の参考ページをご参照ください。ハードコード化された参照の更新許可すべきSalesforceのIPアドレスとドメイン優先システムメンテナンスのスケジュール​上記スライドの1〜5に該当している場合、Hyperforce移行後に、不都合が生じる場合がございます。移行対象のお客様については、これら1〜5に合致しているかどうかを後続のスライドを参考の上、必ず確認をお願い致します。※2~4についてはイメージ図がございます。後続の[Hyperforce移行時に注意を必要とするポイント]をご参照ください​Hyperforce で使用できないサービスをご利用中で、Hyperforce移行に関する日程のメールを受け取られている場合、営業担当者もしくはサポートへお知らせください。​Hyperforceでは、WebブラウザやAPIクライアントは、SNI(サーバ名表示)で指定したホスト固有のHTTPS証明書を使って通信を行うことができるようになっています。SNIでホストを指定しない場合には、あらかじめ用意されているデフォルトの証明書を利用し、証明書の形式は、以下となります。<MyDomain>.my.salesforce.com<MyDomain>--<SandboxName>.sandbox.my.salesforce.com最近のWebブラウザでは特に意識する必要はございませんが、APIクライアントでデフォルト以外のHTTPS証明書を使う場合には、TLSハンドシェーク時のClientHelloメッセージにSNIを含める必要があります。そして、下の枠の中ですが、こちらはExperience CloudサイトやSalesforceサイトをご利用、かつ(www.example.comといった)カスタムドメインを利用し、独自のCDNをご利用されているお客様に関する内容です。「ドメインの外部 HTTPS の有効化」より、設定に関する詳細を参照いただけますので、ご確認をお願いします。該当の設定になっている場合、CDN 側の設定に置いて、SNI による証明書の認証を行わないという設定をして頂く必要がございます。また、ご利用のCDNが利用する証明書の SANs リスト内に*.my.salesforce.com が含まれている事を確認いただく必要があります。​CDN側の設定変更ができない場合は、Salesforceの設定オプションを「Salesforce は Salesforce コンテンツ配信ネットワーク(CDN) パートナーを使用してHTTPS を介してドメインを提供します」に変更します。​上記スライドはIPアドレスを使用したフィルタリング(IPアドレス許可リスト)をされているお客様にご確認をいただきたい事項になります。(Salesforce側の設定ではなく、お客様の会社のファイアウォールや企業ネットワーク、メールフィルターの設定をご確認いただく必要があります)​Hyperfroceでは、基本的にIPアドレスは公開されないため、現在IPアドレスを用いたフィルタリングをされている場合は、ナレッジ記事「許可すべきSalesforceのIPアドレスとドメイン」に記載のすべてのIPアドレス範囲に加えて、必須ドメインに含まれるすべてのドメインを許可頂く必要がございます。なお、Hyperforce で IPアドレスを用いたフィルタリングを必須とするビジネス要件もしくはコンプライアンス要件がある場合には、ナレッジ記事「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」をご参照ください。メールに関しても、Salesforceでは、メールセキュリティにIPアドレスを使用することを推奨していないため、ナレッジ記事「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」を参照いただきIPアドレスの代わりにTLS、SPF、DKIM、DMARC等の標準メールセキュリティプロトコルを使用を推奨いたします。※メールリレーのIPアドレスは、Hyperforceでも引き続き公開されますが、IPアドレスを使用したフィルタリングは非推奨です。​​IP アドレスフィルタリングだけに頼ることは、リクエストのソースに基づいて検証するに留まり、実際のリクエストが本物かどうかは検証はできないため、安全性の高いアプローチとは言えません。Salesforce→外部システム方向の連携処理(Apexコールアウトやアウトバウンドメッセージなど)をご利用の際は、IPアドレスフィルタリングではなく、適切な Web サービス認証と承認を行うことを推奨します。外部システム→Salesforce方向の連携処理がある場合は、URL/ドメインを使用したフィルタリングを推奨します。詳細は、ナレッジ記事「Hyperforce の IP 許可リスト登録の望ましい代替案」をご確認ください。​上記スライドはメール送信に関するIPアドレスのフィルタリングについてです。こちらも、前述の内容と同様にSalesforceでは、メールセキュリティにIPアドレスを使用することを推奨していません。メールのフィルタリングをする際は、一般的に使用されているメールセキュリティメカニズム(TSL、SPF、DKIM、DMARC)といった方法を推奨しています。可能であれば、切り替えのご検討をお願いします。なお、メールリレーについてはHyperforceでも引き続き公開されます。しかし、IPアドレスを使用したフィルタリングは非推奨です。​Marketing Cloud Connectをご利用のお客様はナレッジ記事 「Marketing Cloud Connect でテナント固有の OAuth エンドポイントを有効にする」を参照いただき、TSOEの有効化をお願い致します。​​Hyperforceに限った内容ではございませんが、Hyperforceへ移行後に大きなコンテンツファイルのプレビューを表示できない場合がございます。このような事象が発生した場合、コンテンツファイルのプレビューを再作成する手順をナレッジ記事「コンテンツファイルのプレビューの問題」で公開しておりますのでこちらをお試しください。​Hyperforce移行時に注意を必要とするポイント[お客様の状況]に当てはまる場合は、[対応方法]と[参考資料]をご確認の上、早めの対応をお願いします。​​​​※上記図中のリソースは、以下よりダウンロードできますNo.① 参考資料:Hyperforceウェブセミナー資料、Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するNo.②対応方法:証明書と鍵、Salesforce がサポートする SSL 証明書No.③お客様の状況:Office 365 との Salesforce「メールリレー」参考資料:Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにするNo.④ 参考資料:Hyperforce における SNI による HTTPS/SSL 接続エラーの解決No.⑨ 対応方法:Marketing Cloud Connect でテナント固有の OAuth エンドポイントを有効にするNo.⑩ 参考資料:Marketing Cloud エンドポイントからテナント固有エンドポイントへの更新: FAQNo.11 対応方法:Root 証明書(Common CA Database)参考資料:Configure Authentication Server Certificate PinNo.13 参考資料:Streaming API Versions 23.0 through 36.0 Retirementメンテナンス開始時間になったら、移行の準備が開始されます。実際の移行プロセスが始まる約 30 分前に、組織はリードオンリーモードになり、その後実際の移行が始まります。メンテナンス全体の作業時間は約 3 時間となっており、通常はこの時間内に移行が完了します。移行が完了・成功したことが確認されると、再度組織はリードオンリーモードになり、その後Hyperforce上でお客様組織が稼働します​リードオンリーモードの時間帯は参照のみとなります。外部データをSalesforceに取り込むといったような更新作業は実施いただけないため、社内のメンテナンスや作業日程を事前に確認いただくようお願いいたします。また、Hyperforce移行後に、古いインスタンスの Trust Notification の登録を解除し、新しいインスタンスの Trust Notification に再登録をおすすめいたします。​Hyperforceに関する技術的なご質問がございましたら、下記お問い合わせの手順を参考にテクニカルサポートへお問い合わせください。​SandboxのHyperforce移行について さて、ここまで、本番環境をHyperforcceへ移行するまでに必要な準備について説明をしてきました。このセクションでは、本番環境がHyperforceへ移行した後、Sandboxにどのような対応が必要かを説明します。​Sandboxは、本番環境と一緒にHyperforceへ移行されません。Sandboxは、本番環境をHyperforceへ移行した後に、以下いずれかの作業をすることで、HyperforceにSandboxが作成されます。新たにSandboxを作成する既存のSandboxを更新(=リフレッシュ)する既存のSandboxをコピーする​本番組織と同じように Hyperforce インフラストラクチャの利点を享受するために、できるだけ早く既存の Sandbox を更新して、Hyperforceに作成することをお勧めします。​なお、状況によっては、Salesforceがお客様のSandboxをHyperforceへ組織移行することもあります。この場合、本番環境はすでにHyperforceへの移行が完了している組織のSandboxが対象になりますSalesforceによる、SandboxのHyperforce移行は、本番環境の移行と同様、優先システムメンテナンス枠内で実施しますメンテナンスの事前通知は、本番環境のHyperforce移行と異なり、約1ヶ月前に通知を行います *​*通知時期は2023年5月時点の実績であり、今後変更になる場合があります。​学習ツール参考資料(英語原典と相違がある場合は、英語原典を最新情報としてご参照ください) Hyperforceのご紹介Hyperforce について - 一般情報と FAQクラウドを対象とするコンプライアンス信頼コンプライアンスに関するドキュメント信頼性、バックアップ、ビジネス継続性Trustユーザガイド製品およびサービスに関するお知らせSalesforce からの組織移行に関する「製品およびサービスに関するお知らせ優先システムメンテナンスのスケジュール組織の移行への準備方法 ハードコード化された参照の更新許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにするメールセキュリティメカニズムドメインの外部 HTTPS の有効化カスタム HTTPS 証明書を使用するカスタムドメインMarketing Cloud Connect のテナント固有の OAuth エンドポイント (TSOE) を有効化リードオンリーモードの概要自分の Salesforce 組織が使用しているインスタンスを表示するSalesforce インスタンスの場所は?Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するHyperforce の IP 許可リスト登録の望ましい代替案Sandbox の作成Sandbox の更新Sandbox のコピーConfigure Authentication Server Certificate PinStreaming API Versions 23.0 through 36.0 Retirement​[更新・追記履歴] 2023/11/21 [Hyperforce移行時に注意を必要とするポイント(4)]を追加2023/7/10 Hyperforceで使用できないサービスから、Salesforce Private Connect を削除2023/5/9 [SandboxのHyperforce移行について]セクションを追加2023/3/7 Hyperforceで使用できないサービスから、カスタムHTTPS証明書を使用するカスタムドメインを削除2023/3/7 Hyperforceの利点を最新化2022/9/27 Hyperforceで HTTP 1.0 のサポートが開始されたため、HTTP 1.0 に関する内容を削除2022/4/5   Hyperforce移行時に注意を必要とするポイントを追加2022/3/3   HyperforceでもメールリレーのIPアドレスは公開されますが、IPアドレスを使用したフィルタリングは非推奨です​参考:[セミナー動画] Hyperforceの概要と移行の準備  (51:39)Hyperforceについての解説動画(2021/12/14)*画面右下の歯車マークより再生スピードが変更可能ですセミナーの配布資料とよくあるQ&Aこちらから参照ください

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