Salesforce Platform API バージョン 7.0 ~ 20.0 の廃止
特に重要な情報
2022.03.25
この記事で学べること
- Summer '22に廃止されるAPIバージョンと種類を知ることができます
- APIバージョンの廃止スケジュールを知ることができます
- お客様にて必要な対応を知ることができます
ご存知ですか?Summer '22で古いAPIバージョンが廃止されます
〜本記事は、Trailblazer Community にて皆様に共有させていただいた、こちらの投稿の内容です〜
Salesforceでは、API の品質およびパフォーマンスを充実させ、改善するために、(最初のリリース日から
そのため、定期的にAPIバージョンを更新いただくことを推奨しています。
今回廃止対象のAPIの種類とバージョンは以下のとおりです。
- SOAP: 7.0、8.0、9.0、10.0、11.0、11.1、12.0、13.0、14.0、15.0、16.0、17.0、18.0、19.0、20.0
- REST: 20.0
- Bulk: 16.0、17.0、18.0、19.0、20.0
ただし、この廃止には、カスタム Apex REST & SOAP Web Services、Apex クラス、Apex トリガ、Visualforce ページ(※)は含まれません。
※ VisualforceページでAJAX Toolkitを使用しており、そのAPIバージョンが20以下の場合は廃止対象です
AJAX Toolkitは、JavaScriptボタンやSコントロールで使用されることもあります。
APIバージョンが20以下の場合は更新が必要です。
廃止スケジュール
バージョン20以下に続き、

お客様にて必要な対応
「そんな急に廃止と言われても・・・」と戸惑っているシステム管理者の方もいらっしゃるかもしれません。
Salesforceでは、システム管理者様宛に、月次で、機能廃止ダイジェストメール等でお知らせしています。
メール本文の[廃止名]に「Salesforce Platform API バージョン 7.0 ~ 20.0」が含まれている場合は、APIバージョンの更新が必要です。メールがお手元に届いている場合は、以下を参考にご対応をお願いします。
推奨する対応順序
- 例えば、設計書や実際にデータ連携している箇所を調査する。
- 外部システムやツール(データローダ等)を使って Salesforce へ接続するアプリケーションの有無とバージョンを確認
- 組織内の開発で AJAX Toolkit等を使用した実装有無とバージョンを確認
- 手順1で確認した箇所のAPIバージョンを更新
学習ツール
- Salesforce Platform API バージョン 7.0 ~ 20.0 の廃止(ナレッジ)
- イベントモニタリング(Trailhead)
- API合計使用量(開発者ガイド)
まとめ
- SalesforceのAPIは、最初のリリース日から3年経過すると廃止になる場合があるので、定期的にバージョンを更新する必要があります
- 機能廃止に関するダイジェストメールが月次で配信されていますので、システム管理者様は必ず確認して下さい
2022.03.25
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