Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止
特に重要な情報
2022.03.25
Summer '25 で廃止される Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の概要と影響有無の確認方法についての解説動画です。お客様での調査にお役立てください。
投影資料のダウンロードはこちらから
この記事で学べること
- Summer '25に廃止されるAPIバージョンと種類を知ることができます
- APIバージョンの廃止スケジュールを知ることができます
- お客様にて必要な対応を知ることができます
ご存知ですか?Summer '25で古いAPIバージョンが廃止されます
Salesforceでは、API の品質およびパフォーマンスを充実させ、改善するために、(最初のリリース日から
そのため、定期的にAPIバージョンを更新いただくことを推奨しています。
※APIバージョンを定期的に更新しましょう(サクセスナビ)も是非ご覧ください
今回廃止対象のAPIの種類とバージョンは以下のとおりです。
- SOAP: 21.0、22.0、23.0、24.0、25.0、26.0、27.0、28.0、29.0、30.0
- REST: v21.0、v22.0、v23.0、v24.0、v25.0、v26.0、v27.0、v28.0、v29.0、v30.0
- Bulk: 21.0、22.0、23.0、24.0、25.0、26.0、27.0、28.0、29.0、30.0
注意事項
この廃止には、以下は含まれません
- カスタム Apex REST &
SOAP Web Services 、Apex クラス、Apex トリガ、Visualforce ページ - バージョン 30.0 以前のメタデータコンテンツを参照している管理パッケージ
- 標準の Salesforce B2B Commerce for Visualforce 製品
- お客様の実装にこの変更の影響を受けるカスタマイズが含まれているか確認するには、記事を参照してください。
この廃止は以下のものに影響します。
- データローダ
- Web Services Connector
- AJAX Toolkit を介して行われる従来のAPIコール
- SForceOfficeToolkit COM インターフェースを介して行われる従来のAPIコール
- Force.com Toolkit for PHP
- アウトバウンドメッセージによって生成されたペイロードから呼び出されたSOAP API
廃止スケジュール
お客様にて必要な対応
「そんな急に廃止と言われても・・・」と戸惑っているシステム管理者の方もいらっしゃるかもしれません。
Salesforceでは、システム管理者様宛に、月次で、以下のような 機能廃止ダイジェストメール等でお知らせしています。

※終了日は2023年6月1日となっていますが、最新情報はSummer '25リリース日となります。
(リリース日はTrustサイトにてご確認いただけます)
推奨する対応順序
学習ツール
- Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止(ナレッジ)
- APIバージョンを定期的に更新しましょう(サクセスナビ)
- イベントモニタリング(Trailhead)
- API合計使用量(開発者ガイド)
まとめ
- SalesforceのAPIは、最初のリリース日から3年経過すると廃止になる場合があるので、定期的にバージョンを更新する必要があります
- 機能廃止に関するダイジェストメールが月次で配信されていますので、システム管理者様は必ず確認して下さい
- 廃止対象の API バージョンを使用しているかどうか、使用箇所や実装された詳細については、Salesforce では確認ができないため、利用有無および対応方法については、開発会社や開発ご担当者へご確認をお願いします。
2022.03.25
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