[日本語(カタカナ)の表示ラベル変更]の準備について

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公開日: 2022.09.07

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この記事で学べること

  • Winter '24で実施予定の[日本語(カタカナ)の表示ラベル変更]の準備について知ることができます。

日本語(カタカナ)の表示ラベル変更とは?(どこが変わりますか?)

Sales Cloud、Service Cloud、Platform等のSalesforce Platformを利用する製品において、ユーザーインターフェースの日本語表示ラベルに使用されているカタカナ表記の一部が、従来のJIS規格に準じた表記からより発音に近い表記変更されます。(全126語)

*変更対象の完全なリストは、Winter '24 日本語(カタカナ)の表示ラベル変更(ナレッジ)からダウンロードできます。

これらのラベルが使用されている場所は以下の通りです。

これらのラベルの使用箇所の例

例1) ユーザーが業務で使用する画面

  • (変更前)フォルダ → (変更後)フォルダ

例2) システム管理者が利用する設定画面

  • (変更前)ユーザ → (変更後)ユーザ

  • (変更前)マネージャ →(変更後)マネージャ

例3) Salesforceのログイン画面

背景(この変更を行う理由)は?

外来語の表記に関する内閣告示に従い、Salesforceの全ての製品やドキュメントでスタイルの一貫性を保つことが目的です。ソフトウェアの画面と技術製品のカタカナ語(外来語)については、Salesforceが日本語の画面を提供し始めた当初は、JIS規格に準拠した表記を使用するのが一般的でしたが、現在はより発音に近い表記が一般的となっています。*TableauやSlackといった買収製品では既に新しい表記が用いられています。

影響範囲と対応について教えてください

影響範囲は、画面上の表示ラベルの変更のみのため、お客様のデータ自体への影響はありません。ただし、例として以下のような点については、運用によっては手順書等の修正対応が必要になる場合があります。事前に、お客様組織においての影響有無をご確認いただくことを推奨します。

  • お客様が自組織のエンドユーザー用に準備した手順書内表記と実際の画面表記との差異(スクリーンショット、動画含む)が生じる可能性があります。
  • お客様のRPA等で、表示ラベル名を元にした判定処理を実装している場合、正常に動作しない可能性があります
    • 注)表示ラベル名をもとにした判定は一般的に推奨されません。
  • Salesforceのドキュメント(ヘルプ、Trailhead、開発者ガイド等)内の表記の更新は、Winter '24以降に段階的に実施します。変更が完了するまでは、画面表記とドキュメントとの差異が生じます。
  • 表示ラベルの文字数が増えることで、画面によっては表示ラベルの折り返し表示、あるいは表示しきれない文字の省略(切り落とし)が発生する可能性があります。

実施スケジュール

*Sandboxプレビュー環境でのリリースタイミングは異なります

(リリースの正式なスケジュールについては、Trustサイトをご確認ください)

学習ツール

 まとめ

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公開日: 2022.09.07

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