記事一覧
-
1−5 SalesforceとAccount Engagementのデータの同期を開始する
ヘルプ/ナレッジ記事ヘルプ記事|Salesforce コネクター (v2) の設定と再開ナレッジ記事|Salesforce-Account Engagement コネクターが「Verification in Progress (検証が進行中)」で停止するかエラーが発生するナレッジ記事|Account Engagementが同期するセールスフォースオブジェクト設定概要Account Engagementのプロスペクト(見込み客)とSalesforceのリード・取引先責任者は異なるアプリケーションとデータベースに存在しているため、マーケティングから営業まで一気通貫でデータを活用するには同期が必要です。SalesforceのデータとAccount Engagementのデータを常に整合性の取れたものにするため、データの同期を行います。同期されるSalesforceのオブジェクトは、リード・取引先責任者・取引先・商談・キャンペーンメンバー・カスタムオブジェクトです。SalesforceとAccount Engagementコネクターのバージョン2は、一時停止状態で作成されます。データの同期を開始するには、Account Engagement管理者が一時停止を解除する必要があります。設定手順1.[Account Engagement設定]>[コネクター]をクリック2.[Salesforce.com]コネクターの状況が[一時停止中]になっていることを確認状況が[一時停止中]になっていない場合は以下の記事をご参照ください。ナレッジ記事|Salesforce-Pardot コネクターが「Verification in Progress (検証が進行中)」で停止するかエラーが発生する[警告: Salesforce コネクターユーザーに、Pardot で想定されるすべての権限がありません]と表示される場合は以下の記事をご参照ください。ナレッジ記事|Salesforce コネクター権限の警告3. 右側の歯車アイコン>[同期を再開]をクリック4. 続いて表示される確認のポップアップで[OK]をクリック5.[Salesforce.com]コネクターの状況にチェックが入っていることを確認状況が「Verification in Progress(検証が進行中)」となり一時停止を解除できない場合は以下の記事をご参照ください。ナレッジ記事|Salesforce-Account Engagement コネクターが「Verification in Progress (検証が進行中)」で停止するかエラーが発生するご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ前のステップ:1−4 アカウントの情報を入力する次のステップ:1−6 Account Engagementの言語設定を日本語にする「サクセスナビ|初期設定を完了しましょう|①プロビジョニング」の記事に戻る
-
ヘルプ/ナレッジ記事ヘルプ記事|Salesforce で Account Engagement を有効にするヘルプ記事|複数のビジネスユニットの管理設定概要Account Engagement Lightningアプリケーションを有効化したら、管理者自身がAccount Engagementにログインし、アカウントの情報を入力します。設定手順Account Engagement Lightningをはじめて有効化すると、アカウント情報の入力画面へ遷移します。会社名やURLなど、アカウントの情報を入力したら、最後に「アカウントを保存して使用開始!」をクリックします。画面が遷移しない場合上部のメニューで[Account Engagement設定]>[編集]をクリックご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ前のステップ:1−3 Account Engagement Lightningアプリケーションを有効化する次のステップ:1−5 SalesforceとAccount Engagementのデータの同期を開始する「サクセスナビ|初期設定を完了しましょう|①プロビジョニング」の記事に戻る
-
1−3 Account Engagement Lightningアプリケーションを有効化する
ヘルプ/ナレッジ記事ヘルプ記事|Lightning ExperienceのAccount Engagementヘルプ記事|b2bma_canvas接続アプリケーションがないヘルプ記事|ユーザーへの Account Engagement Lightning アプリケーションへのアクセス権の付与ヘルプ記事|専用の権限セットライセンスおよび権限セットを使用した Account Engagement に対するアクセス権のユーザへの付与ヘルプ記事|Account Engagementユーザ移行のFAQヘルプ記事|Account Engagement Lightning アプリケーションの使用時に上部のナビゲーションバーに一部のタブが表示されない設定概要Account Engagementアカウントを有効化したら、続いてAccount Engagement Lightningアプリケーションの有効化を行います。Account Engagement Lightningアプリケーションのアクセス権をユーザに付与します。Account Engagement Lightning アプリケーションを使用することで、SalesforceとAccount Engagement を1 つのプラットフォーム上で操作できます。設定手順ユーザにアクセス権を付与するユーザにAccount Engagement Lightningアプリケーションへのアクセス権を付与します1. 画面左部のクイック検索に「アプリケーションを管理」と入力し、[アプリケーション]セクション>[接続アプリケーションを管理する]をクリック。画面遷移後、接続アプリケーションのリストから[b2bma_canvas]をクリック[b2bma_canvas]接続アプリケーションが表示されない場合は、以下のヘルプ記事を参照してください。▶ナレッジ記事|b2bma_canvas接続アプリケーションがない2. 画面遷移後、下にスクロールして[プロファイルを管理する]をクリック[プロファイル] 関連リストが表示されない場合は、同ページ内上部のOAuthポリシーのセクション内 [許可されているユーザ] のオプションが [管理者が承認したユーザは事前承認済み] になっていることを確認します。変更が必要な場合は、最上部の[ポリシーを編集]ボタンから設定を変更します。3. [システム管理者]およびその他アクセス権が必要なユーザのプロファイルにチェックを入れ、最後に[保存]をクリック4. 画面左部のクイック検索に「権限」と入力し、[ユーザ]>[権限セット]をクリック。リストから [Account Engagement ユーザ][Sales Cloudユーザ][Service Cloudユーザ]または[CRMユーザ]のいずれかを選択Identityライセンスのユーザには、権限セット[Account Engagement ユーザ]を付与することが可能です。▶ヘルプ記事|専用の権限セットライセンスおよび権限セットを使用した Account Engagement に対するアクセス権のユーザへの付与identityライセンスは、Sales Cloud または Service Cloud のライセンスを必要としない Account Engagement 専用ユーザにご利用いただけるライセンスです。詳細は以下ヘルプ記事内の[ライセンス]を参照ください。▶ヘルプ記事|Account Engagementユーザ移行のFAQ5. [割り当ての管理]をクリック。6. 続いて[割り当てを追加]を選択7. Account Engagement Lightningアプリケーションにアクセスが必要なすべてのユーザのチェックボックスを選択した後、[次へ]をクリック。8. [有効期限なし]を選択し、選択済みユーザを再度確認の上、[割り当て]をクリック。アプリケーションにプロファイルを割り当てるAccount Engagement Lightningアプリケーションにプロファイルを割り当てます9.クイック検索に「アプリケーション」と入力し、[アプリケーション]>[アプリケーションマネージャ]をクリック。[アプリケーション種別]がLightningの[Account Engagement]を探し、一番右側にある[▼]を押して[編集]をクリック10. 左側のメニューで[ユーザプロファイル]を選び、Account Engagement Lightningアプリケーションにアクセス権が必要なすべてのプロファイルを選択。11. [▶]をクリックして[選択済みプロファイル]に移動させる。最後に[保存]をクリックAccount Engagement Lightningアプリケーションが表示されない場合、Salesforceプロファイルに表示のための権限が割り当てられていない可能性があります。詳しくは以下のナレッジ記事をご確認ください。▶ヘルプ記事|Account Engagement Lightning アプリケーションの使用時に上部のナビゲーションバーに一部のタブが表示されないご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ前のステップ:1−2 Account Engagementアカウントを有効化する次のステップ:1−4 アカウントの情報を入力する「サクセスナビ|初期設定を完了しましょう|①プロビジョニング」の記事に戻る
-
1−2 Account Engagementアカウントを有効化する
ヘルプ/ナレッジ記事ヘルプ記事|Salesforce で Account Engagement を有効にするヘルプ記事|複数のビジネスユニットの管理設定概要Salesforce環境にパッケージをインストールしたら、続いてAccount Engagementアカウントの有効化を行います。設定手順Advanced, Premium Editionをご契約で複数のビジネスユニットをご利用の場合は以下ヘルプ記事をご確認ください。▶ヘルプ記事|複数のビジネスユニットの管理1. Salesforce設定のホームから[Account Engagement]セクション >[ビジネスユニット設定]をクリッククイック検索ボックス[Account Engagement]と入力するとスムーズに見つけられます。2. [ビジネスユニット設定]の画面で「ビジネスユニット名」「設定管理者」を設定し、[保存]をクリックビジネスユニット名は任意の値を入力設定管理者はプルダウンからユーザを選択有効化が完了すると、Account Engagement管理者宛にメールが届きます。3.有効化後に遷移する[マーケティング設定のホーム]画面で[使用開始]をクリック4. [最初のメールを送信]を展開し、[Account Engagement Lightning アプリケーションの有効化]がオンになっていることを確認ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ前のステップ:1−1 Account Engagementをインストールする次のステップ:1−3 Account Engagement Lightningアプリケーションを有効化する「サクセスナビ|初期設定を完了しましょう|①プロビジョニング」の記事に戻る
-
1−1 Account Engagementをインストールする
当記事に掲載されている画面イメージには一部旧名称(Pardot)の表記があり、実際の画面と異なる場合があります。設定方法は作成時点のものです。最新の情報はヘルプ/ナレッジ記事をご参照ください。ヘルプ/ナレッジ記事ヘルプ記事|Account Engagement の AppExchange アプリケーションのインストール設定概要はじめにSalesforce環境にログインしたらPardot App ExchangeパッケージをSalesforce組織にインストールします。設定手順1. Webブラウザで以下のURLにアクセスダウンロードサイトリンク2. [Production Environments]をクリック(Salesforceにログインしていない場合はここでログイン)3.インストール画面で[管理者のみのインストール]>[インストール]をクリック4.続いて[サードパーティアクセスの承認]が表示されるので、[はい、これらのサードパーティWebサイトにアクセスを許可します]にチェックを入れ、[次へ]をクリック5. 最後に[完了]をクリックインストールには時間がかかる場合があります。インストールが完了するとSalesforceからメールが届きます。ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ次のステップ:1−2 Account Engagementアカウントを有効化する「サクセスナビ|初期設定を完了しましょう|①プロビジョニング」の記事に戻る
-
この記事で学べることファーストパーティクッキーとサードパーティクッキーの違いを理解するファーストパーティトラッキング機能とその考慮事項を理解するはじめにAccount Engagementでは、WEBサイトにトラッキングコードを設置することで、WEBサイトを訪問されたことをトラッキングすることが可能です。このトラッキングの記録には、ユーザーが利用するブラウザー上に保持されるクッキー情報が利用されます。トラッキング用のクッキーにはファーストパーティーとサードパーティーの2種類ありますが、近年ChromeやFirefoxなどブラウザ提供各社によるプライバシー対策強化によって、サードパーティクッキーに対する規制が強化される流れがあり、Webマーケティングを行う側も対応が求められています。そこで本記事では、ファーストパーティクッキーとサードパーティクッキーの違い、Account Engagementにおけるそれらの扱い方について解説します。クッキー(Cookie)とはクッキーとは、WEBサイトへアクセスを行った際に一時的なデータを記録する仕組みです。クッキーは大きく分けて2種類あり、それぞれ「ファーストパーティクッキー(1st Party Cookie)」「サードパーティクッキー(3rd Party Cookie)」と呼ばれています。ファーストパーティクッキーとはファーストパーティクッキーとは、ユーザーが実際に訪問したWEBサイトのドメインから発行されるクッキーであり、ユーザーやブラウザーからブロックされる可能性は低くなっています。たとえば、WEBサイトのドメインが「aaa.com」の場合、「aaa.com」から発行されるクッキーがファーストパーティクッキーとなります。ファーストパーティクッキーは、実際に訪問しているサイトのドメインから発行されるため、ユーザーやブラウザーからクッキーの利用がブロックされる可能性は低くなります。サードパーティクッキーとは一方、サードパーティクッキーとは、ユーザーが実際に訪問していないドメインから発行されるクッキーです。たとえば、WEBサイトのドメインが「aaa.com」の場合、Webサイト上に設置された広告媒体などを経由して「zzz.net」というドメインで発行されるのが、サードパーティクッキーとなります。このように、ドメインを横断したユーザの行動履歴を保持するため、マーケティング分野ではリターゲティング広告などで広くサードパーティクッキーが利用されています。ファーストパーティトラッキング機能についてAccount Engagementでは、従来よりファーストパーティクッキーとサードパーティクッキーを併用してトラッキングを行ってきました。しかし近年は、プライバシー保護の観点によりブラウザー側の規制などが進み、サードパーティクッキーの利用が制限される場面が多くなっています。そこで、Account Engagementでも任意のドメインでファーストパーティクッキーによるトラッキングを可能とする機能が提供されました。ファーストパーティクッキーによるトラッキングを行うことで、WEBサイト上のアクティビティをより確実に追跡し、アクティブな見込み客の発掘・育成に活用しましょう。設定方法ファーストパーティトラッキング機能を有効化する方法、トラッキングコードの実装方法については、初期設定ガイドにて詳細な手順をご確認ください。ファーストパーティトラッキング機能に関する考慮事項2023 年 2 月 13 日以降にAccount Engagementのアカウントを作成された場合、デフォルトでファーストパーティトラッキング機能が有効になっています。WEBサイトのルートドメインとトラッカードメインのルートドメインが一致している場合に限り、ファーストパーティクッキーによるトラッキングが可能になります。ファーストパーティクッキーのトラッキングが可能なパターンWEBサイトのドメイン: aaa.com (ルートドメイン aaa.com )トラッカードメイン: go.aaa.com (ルートドメイン aaa.com )ファーストパーティクッキーのトラッキングが不可のパターンWEBサイトのドメイン: aaa.com (ルートドメイン aaa.com )トラッカードメイン: go.bbb.com (ルートドメイン bbb.com )ファーストパーティトラッキング機能を有効にした場合でも、サードパーティクッキーを併用することは可能です。ドメインを横断したトラッキングを目的とし、サードパーティクッキーを併用されたい場合は、ファーストパーティトラッキング機能有効化の際に下記2つのオプションのチェックを有効にします。サードパーティクッキーをファーストパーティトラッキングと併用サードパーティトラッキングを使用学習ツールヘルプ:クッキーとアクティビティトラッキングヘルプ:ファーストパーティトラッキングへのアップグレードヘルプ:ファーストパーティトラッキングに関する考慮事項サクセスナビ:初期設定を完了しましょうサクセスナビ:アクティブ化を理解しましょうまとめ本記事では、クッキーの種類やAccount Engagementにおけるファーストパーティトラッキング機能について解説しました。運用方法や他社事例などについてご質問がございましたら、 Account Engagement(旧Pardot) 日本 グループまたは質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 グループにてご質問ください。個別の技術的なご質問がございましたら、ヘルプ & トレーニングより弊社サポートへお問合せください
-
メール内トラッキングリンクとフォームの事前入力の仕組みについて
この記事で学べることマーケティングメールのリンククリックトラッキングの仕組みを知るフォームの事前入力機能について知る意図せぬトラッキングを防ぐ方法を知るはじめにAccount Engagement から送信するメールには、宛先のプロスペクトの開封やメール内のリンククリックをアクティビティとして検知する仕組みがあります。この機能によって、メールの開封やリンクのクリックを起点として、自動で追客メールを送信したり、営業にアプローチを促す通知を送信したり、さまざまなマーケティングオートメーション機能を実行させることができます。さらに、Account Engagement のフォームには、プロスペクトがメールリンクからフォームを開いた際にプロスペクト情報を項目に値として予め呼び出す機能があり、この機能により入力の手間を省き、コンバージョン率の向上に繋げることができます。この様に便利な機能である一方で、安全、効果的に活用するためには、その仕組みを理解する必要があります。本記事では、Account Engagement におけるメールのリンククリックのトラッキングと、フォーム項目の事前入力の機能、またその考慮事項について解説します。メールのリンククリックトラッキングの仕組みAccount Engagement では、メールを送信する際、メール作成時に記載された URL を、宛先のプロスペクト固有のトラッキングリンクに書き換えて送信します。例えば、メール内の URL をトラッキングリンクに変換するか否かを制御する一つの方法として、URL の頭に http:// や https:// のプロトコルを記載する・しない、があります。プロトコルを記載した場合、受信したメール内のリンクは、以下の様にトラッキングリンクに変換されますが、クリックすると実際のページが表示されます。トラッキングリンクは各プロスペクトに対して一意で発行され、プロスペクトがリンクをクリックすると、プロスペクトには実際のページを表示させ、Account Engagement では「プロスペクト◯◯がこのリンクをクリックした」ということをアクティビティとして検知します。こちらが実際のプロスペクトレコードのアクティビティとして記録された様子です。この機能を利用して、例えばリストメールを送信する際の完了アクション設定で、リンクがクリックされた際に、追客メールを自動で送信したり、営業に対して Salesforce の ToDo を発行してアプローチを促すなど、自動の後処理を実行することができます。メール内のトラッキングリンクは、プロスペクトごとに固有の識別子を付与しており、リンクがクリックされるとプロスペクトが使用しているブラウザにトラッキング用の Cookie を払い出します。これにより、以降そのブラウザで Account Engagement フォームを開くと、プロスペクトの情報が呼び出され、入力済みのフォーム項目は値が事前入力されたかたちで表示されます。プロスペクトも入力の手間が省け、よりフォームを送信しやすくなり、コンバージョン率の向上に繋がります。この様に便利である一方でいくつか考慮が必要な点があります。考慮事項メール内のトラッキングリンクは、プロスペクトに対して一意のものです。また、トラッキング用の Cookie はあくまでブラウザに対して付与されるもであり、人物を識別するものではありません。つまり、あるプロスペクトに送信されたメール内のリンクが、メール転送や直接の共有によって他人に共有され、他人のブラウザでリンクをクリックした場合、以下の事象につながります。他人がクリックしたことが、プロスペクトのアクティビティとして記録される他人のブラウザでフォームを表示すると、プロスペクトの項目値が事前入力されて表示されるメール内のトラッキングリンクが共有されることを完全に防ぐことは難しいですが、以下の様な対策方法が考えられます。(画像はクリックで拡大表示できます)それぞれの内容について、詳細は以下ナレッジに記載されています。メールリンクのトラッキングAccount Engagement でメールリンクが書き直されるフォームに他人の情報が入力されているのはなぜですか?フォームのトラブルシューティングと FAQ学習ツールTrailhead : Pardot Lightning アプリケーションを使用したエンゲージメントの向上とリードの育成サクセスナビ : メールを配信しましょうまとめ本記事では、Account Engagement におけるメールトラッキングとフォームの事前入力機能について解説しました。運用方法や他社事例などについてご質問がございましたら、 Account Engagement(旧Pardot) 日本 グループまたは質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 グループにてご質問いただけます。個別の技術的なご質問がございましたら、ヘルプ & トレーニングより弊社サポートへお問合せください。
-
Account Engagement マーケティングデータ共有機能について
この記事で学べることAccount Engagement Advanced エディション以上で利用可能な「マーケティングデータ共有」機能について理解する「マーケティングデータ共有」機能を利用して、Account Engagement アカウントに同期する Salesforce レコードの選択・制御方法を理解するはじめにAccount Engagement を利用するにあたり、CRM としての Salesforce にあるリードまたは取引先責任者レコードを、プロスペクトレコードとして MA ツールである Account Engagemen へ同期させることで、マーケティング活動から営業活動まで一気通貫で業務を遂行したり、リード獲得から商談成立までのマーケティング ROI 分析が可能となります。Salesforce で作成されたリードまたは取引先責任者レコードを Account Engagement へプロスペクトとして同期させるには、以下の条件を満たす必要があります。Account Engagement 側のコネクターが接続済みであることAccount Engagement 側のコネクター設定にて「Salesforce でプロスペクトがリードまたは取引先責任者として作成されている場合は、Account Engagement にプロスペクトを自動的に作成する」オプションが有効化であることSalesforce リードや取引先責任者レコードにメールアドレスが入力されていることデフォルトでは、上記条件を満たす全てのリードや取引先責任者レコードが、コネクター接続中の Account Engagement ビジネスユニット(複数の場合はいずれか)へ同期されますが、B2B/B2C ビジネスモデル別、商品・サービスのブランド別などの理由から、マーケティング活動を行う対象のレコードのみを適切なビジネスユニットへ同期させたい場合もあります。そこで活用できるのが、Advanced エディション以上で利用可能な マーケティングデータ共有 機能です。マーケティングデータ共有の仕組みマーケティングデータ共有機能は、Salesforceに作成したリードと取引先責任者レコードを、Account Engagement へ同期させるか否か、また、複数のビジネスユニット を利用する環境においてはどのビジネスユニットに同期させるかを制御する機能です。具体的には、各ビジネスユニットのコネクター設定における定義と、作成する Salesforce レコード側のマーケティングデータ共有制御用の項目の値によって、同期の有無や同期先ビジネスユニットを制御します。イメージ図:また当機能は、Account Engagement の Advanced エディション以上で利用可能です。設定の流れは以下の通りです。*注意設定後、ルール定義や制御用のレコードの項目値に応じて、各ビジネスユニットの既存プロスペクトがごみ箱にアーカイブされたり、別ビジネスユニットに新規作成されるなど広く同期処理が実行されますため、作業は業務影響の少ないタイミング(休日夜間など)での実施をお勧めします。Salesforce の リード と 取引先責任者、商談オブジェクトおよび任意でカスタムオブジェクトそれぞれに対して、マーケティングデータ共有の条件指定用項目を作成する(ヘルプ)(既に同期先ビジネスユニットや非同期を指定可能な値を持つ項目(例:レコードタイプや担当部署など)がある場合はその利用も可能)リードと取引先責任者オブジェクトの両方に同じ名前(ラベル名およびAPI参照名)で作成する意図しない値の入力を防ぐため [値セットで定義された値に選択リストを制限します] オプションを有効にした選択リスト型の利用を検討する(例:値1=BU1、値2=BU2、値3=DoNotSync)必要に応じて、デフォルト値の定義 (レコード作成後に同期先を選択する運用の場合は、デフォルト値を未同期用の値(例:DoNotSync)にする、など)を検討する(ヘルプ)インテグレーション(コネクター)ユーザーに対し、当該項目への編集権限を付与する(ヘルプ)AccountEngagementと同期設定されている項目はMDS条件に利用できないため、Account Engagement 側には項目は作成しないSalesforce 各レコードのマーケティングデータ共有用の項目に、希望する同期先ビジネスユニットや未同期を指定する値を正確に入力する一括更新を行う場合は インポートウィザード または データローダ などの一括更新機能を利用する値は、同期させたい対象ビジネスユニットを示すもの(非同期を指定するための値がある場合はその値)で、正確に入力するビジネスユニット(複数ある場合は全て)でコネクターを一時停止するヘルプを参考に、各ビジネスユニットの Salesforce コネクター設定にて、マーケティングデータ共有を設定する定義できるルール形式は、カスタム項目|一致する|<値> のみ定義できるルールは、オブジェクトごとに 1 ルールのみ1-e に記載の通り、マッピング済みの項目は選択不可ビジネスユニット(複数ある場合は全て)でコネクターを再開する設定例:考慮事項(詳細はこちら)*画像クリックで拡大可能学習ツールTrailhead:Pardot ビジネスユニットを設定するヘルプ:マーケティングデータ共有---抜粋---使用可能なエディション: 2019 年 2 月 12 日より後に購入またはアップグレードされた Account Engagement Premium Edition および Account Engagement Advanced Edition の Account Engagement Lightning アプリケーション-------------サクセスナビ:初期設定を完了しましょうまとめ本記事では、どの Account Engagement ビジネスユニットにどの Salesforce レコードを同期させる、あるいはさせない制御を可能とするマーケティングデータ共有機能について解説しました。運用方法や他社事例などについてご質問がございましたら、 Account Engagement(旧Pardot) 日本 グループまたは質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 グループにてご質問ください。なお、当機能は Advanced エディション以上向けとなりますため、ライセンスのアップグレードなどご検討の際は弊社担当営業までお問い合わせください。個別の技術的なご質問がございましたら、ヘルプ & トレーニングより弊社サポートへお問合せください。
-
この記事で学べることSalesforceではさまざまな事例講演のイベントを開催しており、数多くのAccount Engagement(旧Pardot)に関する活用ノウハウやご経験をユーザの皆さまにご共有いただいています。本記事では、以下の事例関連の情報を解説しています。Account Engagementの活用事例事例講演・イベントの概要や最新情報の取得方法1. Account Engagement活用事例各イベントの詳細は「2. 事例関連イベントの概要・最新情報」をご確認ください。Account Engagement Trailblazer Party2021年、同イベント内の企画「Pardot活用甲子園」出場の決勝3社によるプレゼン動画をこちらでご確認いただけます。資料は下記よりご覧いただけます。 プルーヴ株式会社事例 株式会社ROBOT PAYMENT事例 コニカミノルタジャパン株式会社事例SFUG Trailblazer ウェブセミナー 住宅販売の営業マンがSalesforce導入リーダーになったら。定着化までの奮闘記:株式会社アイダ設計事例 「業務改善」から「業績向上」の原動力に。利益を生むためのSalesforce活用術:株式会社ロゴスホーム事例 脱メルマガ配信ツール! Pardot活用のはじめの一歩:株式会社エコテック事例 アドミンが結果を出すために欠かせないインサイドセールス視点のSFA活用術:株式会社日本財託事例SFUG CUP 全国活用チャンピオン大会 Salesforceのデータで幹部を動かし、社内の組織変革を実現:三菱電機株式会社事例 営業プロセスや新人育成を体系化し、営業の脱・属人化を推進:株式会社ROBOT PAYMENT事例その他のイベント・コンテンツ つながる営業・マーケティング〜富士通株式会社 新規事業「UVANCE」グローバル B to Bマーケティング変革における取り組みAccount Engagement(旧Pardot)ユーザ分科会Trailblazer Community *SFUG - Account Engagement(旧Pardot)ユーザ分科会* にて数多くの事例がご紹介されています。詳しくは、上記よりご確認ください。参考) コミュニティ参加方法:コミュニティを通じてSalesforce活用のヒントを得る(Trailblazer Community編)2. 事例関連イベントの概要・最新情報Account Engagement Trailblazer Party弊社からすべてのAccount Engagementユーザの皆さまへ向けてお贈りするオンラインイベント。マーケティングノウハウ講演やユーザ様の事例発表、コミュニティへ貢献いただいたユーザ様の表彰式などが行われます。(年に1回、秋頃に開催)最新情報を取得するには直近の開催告知につきましては、Trailblazer Community *カスタマーサクセス日本* をご確認ください。SFUG Trailblazer ウェブセミナーNTTテクノクロス株式会社 鈴木様が司会を務めるウェブセミナーです。毎回、テーマに応じたTrailblazerの方をゲストスピーカーとしてお迎えし、Salesforceの活用経験談や、困難を乗り越えた秘訣などをお話いただきます。(不定期での開催) 最新情報を取得するには直近の開催告知につきましては、Trailblazer Community *カスタマーサクセス日本* をご確認ください。SFUG CUP 全国活用チャンピオン大会Salesforce導入企業の担当者が自社の活用事例のプレゼンテーションを行い、「技術」「業務改善」「定着化」の3つの観点で競う大会です。(年に1回、秋頃に開催) 最新情報を取得するには開催が近づくと、同年の「イベント特設ページ」が開設されます。出場方法や出場企業、視聴方法など、すべての情報をご確認いただけます。特設ページの開設告知につきましては、Trailblazer Community *カスタマーサクセス日本* をご確認ください。参考) 2022年の特設ページ:SFUG CUP 2022 第10回Salesforce全国活用チャンピオン大会参考) コミュニティ参加方法:コミュニティを通じてSalesforce活用のヒントを得る(Trailblazer Community編)Account Engagement(旧Pardot)ユーザ分科会ユーザ様が運営するユーザ様のためのオフライン/オンラインコミュニティ。新機能紹介、ベストプラクティスから活用事例紹介まで、Account Engagementユーザ様なら “全員参加必須” のノウハウ交換や交流の場です。(隔月での開催)最新情報を取得するには直近のイベント開催告知につきましては、Trailblazer Community *SFUG - Account Engagement(旧Pardot)ユーザ分科会* をご確認ください。(※当グループはSalesforceユーザー様限定のグループにつき「承認制」となります。プロフィールにお名前(姓名)とご本人のお写真をご設定の上、ご参加申請をお願いいたします)その他のイベント・コンテンツ各種イベントにて、Account Engagementユーザ様より数多くの「活用事例」をご紹介いただいております。最新情報を取得するには直近開催のイベントにつきましては、イベントカレンダーをご確認ください。まとめぜひ、他のユーザ様のお取り組みをご参考ください。みなさまのご登壇も、心よりお待ち申し上げております。
-
Account Engagement for Slack 初期設定ガイド
この記事で学べること2022年4月7日より、Pardot は Marketing Cloud Account Engagement に製品名が変更になりました。Account Engagement for Slack ご利用の際の考慮事項Account Engagement for Slack の初期設定手順完了アクション「Slack チャンネルを通知」の設定例完了アクション「Slack チャンネルを通知」の使用状況の確認方法Pardot と Slack 連携の解除方法はじめにAccount Engagement(旧 Pardot。以降は Pardot と表記)上の、メール、フォーム、ページアクション等で利用可能な完了アクションの 1 つとして、Slack チャンネルにプロスペクトの行動を投稿する「Slack チャンネルを通知」アクションが新たにリリースされました。例えば、Pardot フォームの完了アクションに「Slack チャンネルを通知」アクションを追加することで、とあるプロスペクトの山田さんがフォームを送信した際、連携先の Slack チャンネル上に “山田さんがフォームを送信した” ことを知らせる通知メッセージが投稿されます。この機能により、Slack チャンネルに参加しているユーザーはリアルタイムに山田さんのフォーム送信の行動をキャッチすることができるようになります。本記事では、この完了アクション「Slack チャンネルを通知」をご利用いただくために必要な事前設定「Account Engagement for Slack アプリケーションと Pardot の連携」の手順をご紹介いたします。*完了アクション「Slack チャンネルを通知」は、Pardot 上のメール(拡張メール含む)、フォーム、フォームハンドラー、ファイルダウンロード、カスタムリダイレクト、ページアクション機能上で使用できます。前提条件・ヘルプ記事:Enable Salesforce for Slack Integrations(手順 2, 3 の内容)1.Pardot 上で、[Salesforce.com] コネクターが “検証済み” である必要がございます。2.Slack コネクターの設定は、Pardot Lightning アプリケーションでのみ可能です。必要な権限※ 以下よりご案内の設定をするユーザーには、Salesforce および Slack それぞれにおいて、以下の権限が必要です。Salesforce 側で必要な権限・Pardot「システム管理者」プロファイル・Salesforce「システム管理者」プロファイル・Step2 で付与する「Salesforce を Slack に接続」システム権限Slack 側で必要な権限・Pardot と接続する Slack ワークスペースの「管理者」権限手順*各画像は、ダブルクリックで拡大表示できますStep1. Slack for Salesforce の有効化に同意する・ヘルプ記事:Enable Salesforce for Slack Integrations(手順 2, 3 の内容)Salesforce 管理者ユーザにて、右上の歯車アイコンより [設定] に入り、[ホーム] タブ> [Slack] メニュー> [Slack の初期設定] メニューを開きます「①ドキュメントとリソースを確認」にて、[ヘルプで詳細を参照] より事前にヘルプ資料をご覧いただけます「② 契約条件に同意」にて、[使用条件に同意] の内容をご一読の上、右手の [未同意] のトグルをクリックします*以下スクリーンショットでは、同意後の画面となっておりますが、同意いただきますと [同意済み] に切り替わります。Step2. 権限セットを作成する・ヘルプ記事:Enable Salesforce for Slack Integrations(手順 4 の内容)1.Salesforce 設定の [ユーザ] > [権限セット] メニューに入り、[新規] をクリックします2.[新規] をクリックし、[表示ラベル] と [API 参照名] (半角英数字を入力し、[保存] をクリックします3.[システム権限]、[編集] の順にクリックし、[Salesforce を Slack に接続] にチェックを入れて [保存] > [保存] の順にクリックします4.[割り当ての管理] より、画面右上の [割り当てを追加] をクリックします5.この権限を割り当てするユーザにチェックを入れて、[次へ] をクリックします * Account Engagement for Slack をインストールする Salesforce システム管理者に付与してください。6.[割り当てられたユーザの有効期限オプションを選択] では、[有効期限なし] にチェックを入れて、[割り当て] > [完了] の順にクリックします ※ 有効期限は、権限セットの付与期間を制限する場合に任意でご指定ください。Step3. Account Engagement for Slack アプリケーションをインストールする・ヘルプ:Install Marketing Cloud Account Engagement for Slack1.[Account Engagement for Slack] アプリケーションインストールページへアクセスします2.[Slack に追加] をクリックして、 Slack のワークスペースにアプリケーションを追加します3.[許可する] をクリックします4.[Connect] をクリックします5.Salesforce ユーザ名とパスワードでログインします6.[Slack に Salesforce アカウントへのアクセス権を許可することに同意します] > [許可] の順にクリックします7.Salesforce と Slack が接続できましたら、以下の画面が表示されます*認証に失敗する( [Salesforce を Slack に接続できません] と表示される)場合、ブラウザ上に残っている別のユーザー様のアクセス記録が影響しないように、一度 Salesforce および Slack すべてからログアウトを行い、管理者のユーザーにてログインし直して、改めて接続をお試しください。Step4. Pardot 上に Slack コネクターを追加する・ヘルプ記事:Add the Slack Connector (手順 1, 2 の内容)1.[Pardot 設定] タブより、[コネクター] メニューへアクセスします2.画面右上の [コネクターを追加] をクリックします3.Slack をクリックしますStep5. Slack コネクターに、Slack のワークスペースを追加する・ヘルプ記事:Add the Slack Connector (手順 3, 4 の内容)1.Pardot Slack コネクター画面にて、右上の [ワークスペースを追加 ] をクリックします2.Step3 で接続した Slack のワークスペースを選択して [ワークスペースを追加] をクリックしますStep6. Slack コネクターに、Slack のチャネルを追加する・ヘルプ記事:Add the Slack Connector (手順 5 〜 8 の内容)1.Pardot Slack コネクター画面にて、[チャンネル] タブに移動し [チャンネルを追加 ] をクリックします2.Slack の ワークスペースから、Padot フォームなどの完了アクションを通知するチャンネルの URL をコピーして、[チャンネル URL] に入力します *チャンネルの URL は対象のチャンネル上で右クリックし、[コピー] > [リンクをコピー] からコピーできます3. URL 入力後、[検証] ボタンより対象のチャネルが反映されることを確認し、[チャネルを追加] をクリックします*1 つの Slack ワークスペースに対し、最大 10 個の Slack チャンネルを追加することができます。 *Pardot の Slack コネクターには「非公開」(プライベート)Slack チャンネルは追加できません。「公開」(パブリック)Slack チャンネルのみをサポートしています。以上で、初期設定は完了です。(補足1) Pardot の完了アクションの設定画面で「Slack チャンネルを通知」アクションを確認する・ヘルプ:Slack Integration Completion Action1.任意の Pardot アセット(Pardot フォーム、ページアクション等)の完了アクション設定画面へアクセスします2.完了アクションに「Slack チャンネルを通知」が表示されているか確認します3.表示されている場合、通知先の Slack チャンネルを指定し、投稿メッセージの内容を入力します * Slack チャンネルへの投稿では、カスタムメッセージに加え、デフォルトで以下のプロスペクト項目が含まれています。 こちらの編集はできません。 ・Name(氏名) ・Job Title(役職 ・Company(会社名) ・Email(メールアドレス) ・Phone(電話番号) 下記画面は、フォーム完了アクションのカスタムメッセージの入力例です。 [差し込み項目{}] ボタンから、プロスペクト項目の値を反映することも可能です。*各 Slack チャネル投稿メッセージ(カスタムメッセージ)は、差し込み項目により差し込まれる値も含め、最大 3,000 bitまで入力できます。以上の手順にて「Slack チャンネルを通知」完了アクションの設定も完了です。(補足2)「Slack チャンネルを通知」完了アクションの使用状況を確認、削除する・ヘルプ:Slack Integration Completion Action1.Pardot 上で、Slack コネクター画面にアクセスします2.[使用状況] タブにて、「Slack チャンネルを通知」完了アクションが設定されている Pardot アセット(Pardot フォーム、ページアクション等)の一覧が表示されます3.「Slack チャンネルを通知」完了アクションを削除する場合、こちらの [使用状況] 画面から対象の Pardot アセットの編集画面へアクセスして削除します。(補足3)Slack ワークスペースとの連携を削除、変更する場合・ヘルプ:Disconnect from Slack1.Pardot 上で、Slack コネクター画面にアクセスします2.[使用状況] 画面に表示されている各 Pardot アセットから「Slack チャンネルを通知」完了アクションを削除します3.[チャンネル] 画面に表示されているすべてのチャンネルそれぞれの右横にある [▼] より [削除] をクリックします4.[ワークスペース] 画面に表示されているワークスペース右横の [▼] より [削除] をクリックします5.Pardot のコネクター一覧画面へ戻り、[Slack] コネクター右横の [▼] より [削除] をクリックします6.Salesforce と Slack を完全に切り離すには、Slack ワークスペースから「Account Engagement for Slack」アプリケーションを削除します*再接続または新しい Slack ワークスペースと接続するには、再度本ガイドの初期設定を実施してください。お困りの場合上記手順通りに設定しても、Pardot と Slack の連携ができない場合は、Pardot サポートへお問い合わせください。・ヘルプ記事:Pardot サポートへのお問い合わせ方法
-
この記事で学べることなぜ施策効果を可視化する必要があるのか効果の可視化のために必要な運用レポートダッシュボードによる可視化の方法この記事のゴール当記事のゴールは「施策効果を可視化するためのダッシュボードを完成させる」ことです。そのために、以下のステップで進めていきます。施策効果を可視化する目的や考え方の理解設定と運用のポイントの理解と実施レポート・ダッシュボードの作成まずは動画をチェックこの記事は、エキスパートコーチング「施策効果の可視化(Salesforceキャンペーンの使用)」の動画の要点をまとめたものです。動画では詳しい設定方法などをデモンストレーションで解説していますので、まずは動画ご視聴ください。https://play.vidyard.com/m5JToKYW6UayEEmzk2GGNeなお、Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。前提事項この記事の内容は以下の設定が完了していることが前提となります。「初期設定を完了しましょう」の記事で詳しい手順を解説しているので、まだお済みでない場合はまずこちらの設定を完了させましょう。 Account EngagementとSalesforceのキャンペーン接続なぜ効果の可視化を行うべきなのか?まずはじめに、Account Engagementを利用する目的を一言でいうと「会社の売上に貢献すること」であると言えます。そのためにマーケティングから営業活動を一気通貫で行い質の高い商談を創出していきます。そしてこの目的を果たすため、なぜ効果の可視化をする必要があるのかについて考えてみましょう。それは、以下の2点になります。会社の売上に貢献していることを示すためAccount Engagementを利用した施策が「売上に貢献していること」を証明する。施策ごとの成果を比較して適切な投資判断を行うため成果が出ている施策と出ていない施策を可視化することで投資対効果を最大化する。施策効果を可視化する目的や意義は理解頂けましたでしょうか?以下で、この2つの目的を果たすために必要なことを解説していきます。施策効果の可視化のステップ施策単位でデータを管理し効果を可視化施策横断での全体の効果の可視化まずは施策単位のデータを管理し、施策単体の効果を可視化できるようになることで、それらを束ねた施策全体の効果の可視化が行えるようになります。このために必要な機能がSalesforceキャンペーンとレポート・ダッシュボードです。Salesforceキャンペーンについて、もう少し詳しく解説します。Salesforceキャンペーンとは?Salesforceにおけるキャンペーンの役割とは、マーケティング活動を施策単位で管理することです。例えば以下のようなことを管理することができます。施策対象の見込み客数や各見込み客がどの状況(例: 申込、出席)にいるのか施策からどのくらいの商談数・商談金額が生まれたのかキャンペーンで管理する施策例としては、メールマガジン、セミナー、展示会、広告など様々です。どのような単位で成果を振り返りたいかという観点で決めていくと良いでしょう。ではどのように施策を管理していくのか、その具体的な方法を見ていきましょう。施策単位でデータを管理し効果を可視化Salesforceキャンペーンを活用して施策管理を行い、効果を可視化するには以下のステップで運用していきます。1.施策管理の準備施策を管理するためのキャンペーンレコードを作成します。あとで全体の管理がしやすいように命名規則と階層構造を意識します。2.見込み客の管理キャンペーンに見込み客を追加して施策の状況を管理します。ここでは、キャンペーンメンバーとキャンペーンメンバーの状況の機能を利用します。キャンペーンメンバーとは?施策(キャンペーン)と人(リード/取引先責任者)の繋がりを持たせるSalesforceのレコード。施策の対象となる見込み客や、それぞれの見込み客がその施策においてどのような状況にあるのかを管理します。例えばセミナーのターゲットとなった見込み客が全体で何名いるのか、そしてそのうち何名が申込みしたのか、出席したのかなどが一覧で確認できるようになります。ヘルプ記事:キャンペーンメンバーの状況ヘルプ記事:キャンペーンメンバーの管理3.見込み客からの商談化キャンペーンメンバーから商談を作成します。これによって、主キャンペーンソースが商談に記録され、その商談がどのキャンペーンによって生み出されたかがわかるようになります。主キャンペーンソースとは?施策(キャンペーン)と商談の繋がりを持たせるSalesforceの商談項目。商談創出のきっかけとなったキャンペーンを記録します。例えば、見込み客があるセミナー参加をきっかけに商談化した場合、その商談の主キャンペーンソースはセミナーとなり、そのセミナーによって生み出された商談としてカウントされます。この主キャンペーンソースによって、それぞれのキャンペーンが創出した商談・受注の件数や金額の集計値が見えるようになります。ヘルプ記事:キャンペーンから発生した商談はどのようにして把握できますか?(主キャンペーンソース)4.施策結果の確認キャンペーンレコードで施策結果の総計値を確認します。施策の対象となった見込み客や、どれだけの見込み客が施策のゴールに辿り着いたか、またどれだけの商談・受注が生まれたかが、キャンペーンレコード上で確認できます。以上が、Salesforceキャンペーン運用のポイントです。これにより、施策単体での効果を可視化することができるようになります。次は、施策横断で効果の可視化をするためのステップです。施策ごとの結果をまとめて全体の効果を可視化マーケティング部門の最終的な目的は、より多くの商談機会を創出して全社の売上に貢献することです。その目的のため、見込み客の獲得から受注に至るまでの結果を様々な切り口で可視化することでマーケティング部門が売上にどれだけ貢献しているかを示していきましょう。そのために3つの視点で効果を可視化するとよいでしょう。この視点で効果を分析すると、①最終的な商談・受注金額、②見込み客獲得や商談化の各プロセスの進捗、③各プロセスにおける個々の施策の成果、という流れで全体から各施策に掘り下げることで、どのプロセスに課題があり、そのプロセスにおけるどの施策で成果が出ているのかが見えるようになります。その結果として、より投資すべき施策ややめるべき施策が明確になります。これをダッシュボードで可視化すると以下のようなイメージです。このダッシュボードでは、リード獲得、創出商談、受注商談の指標を上記3つの視点で可視化しています。マーケティング部門が見るべき代表的な指標を盛り込んでいるため、以下のドリルを見ながら作成してみましょう。ドリル:マーケティング効果測定ダッシュボードを作成するまた、ここで紹介したレポートとダッシュボードは「Account Engagement はじめてガイド基本パッケージ」に内包されています。※なお、本パッケージは弊社サポートの対象外となります。誠に恐れ入りますが、弊社テクニカルサポートにお問合せいただいても対応いたしかねますのでご了承ください。学習ツールこの記事で紹介した運用のポイントや設定方法は、エキスパートコーチングで詳しく解説しています。ぜひ以下のリンクからオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:施策効果の可視化(Salesforceキャンペーンの使用)まとめ施策効果分析の指標と可視化イメージの決定はできましたでしょうか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせこれでAccount Engagement活用のステップの完了です。施策実施、効果測定、改善を継続的に行っていくことが重要です。今後も活用ステップに立ち返りながら、自社のマーケティング活動を前進させていってください。「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
-
この記事で学べること配信目的を決めるポイント配信設定方法この記事のゴールメールを送らないことには、すべての施策は始まりません。当記事のゴールは「リストメールの配信を完了すること」です。配信目的を決めるメールを配信する目的は「認知・関心」を高め、顧客を育成することです。まずはよくある利用シーンを参考に、「誰に」「何を」「いつ」送るのかを決めましょう。「誰に」「何を」「いつ」送るのかを決めたら、続いては配信設定を行っていきます。どこからはじめるか迷う場合には、まずは “新規の見込み客に、最新の製品・サービス紹介” を送ってみましょう!配信設定を実施するリストメールの配信設定は次の3つのステップです。リストの作成 (=誰に)メールテンプレートの作成 (=何を)リストメールの設定 (=いつ)それぞれの設定方法について詳しく見ていきます。1. リストの作成 (=誰に)ここではターゲットリストを作成し、「誰に」送るのかを設定していきます。まずは “プロスペクトデータがAccount Engagementにすでに取り込まれていること” をご確認ください。もしまだ取り込みが完了していない場合は、別記事「顧客データの取り込みを完了しましょう」を参考に手順をご完了ください。リストの作成で利用する機能は下記の通りです。すでにAccount Engagementに入っているデータを利用する場合特定の条件をもとに抽出を行うセグメンテーションルール (該当ドリル)ダイナミックリスト (該当ドリル)テーブルアクション (該当ドリル)まだAccount Engagementに入っていないデータを利用する場合新たに“取り込み”と“リスト作成”を同時に行うCSVインポート (該当ドリル)Account Engagementドリル「リスト作成」では、“よくある利用例” をもとに各機能の使い方を解説しています。ぜひ一度、ドリルに記載の通りに自社の環境で設定をお試しください。実際の設定を通じて方法をご理解いただいた後は、“自社で指定されたい条件” にカスタマイズしてご編集ください。当記事の冒頭で触れた配信目的の中でも下記2つについては下記のドリルで解説を行っています。“失注顧客の掘り起こし”のリスト例ドリル:商談失注と同時に自動追加される『失注顧客リスト』を作成したい“セミナーのフォローアップ”のリスト例ドリル:『イベント参加者リスト』を作成したい2. メールテンプレートの作成 (=何を)ここでは配信メールの雛型(メールコンテンツの内容)を設定し、「何を」送るのかを設定していきます。Account Engagementでは、マウス操作で簡単にビジュアルの優れたメールコンテンツを作成できるように、すでにメールのテンプレートが複数用意されています。動画で手順をご確認の上、自社の配信目的に沿ったテンプレートをご設定ください。また、実際に企業が配信を行なって効果のあったテンプレートや、シーンに応じた定型的なメールテンプレートの例を公開しています。ドキュメント:eBook すぐに活用できるPardotシナリオ解説_第3章.pdf (元の記事はこちら)https://play.vidyard.com/BXZW1yyBGgEaJVgoEtZMFD3. リストメールの設定 (=いつ)いよいよ集大成です。ここでは配信リスト・配信時間を指定し、「いつ」送るのかを設定していきます。https://play.vidyard.com/2Y1eov8BR2LWT5Q2cHA26J学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング「リストメールの送信」まとめ無事に「リストメールの配信」は完了できましたか?一本目に送るメールは緊張するかもしれませんが、まずは “気負わずに送ってみること” が何よりも大事です。ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせさて、配信が完了したら、次は配信結果を確認します。配信結果の確認ポイントを知り、改善を繰り返していくことで、どんどん配信効果が高まっていきます。「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら