Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止
特に重要な情報
2022.03.25
この記事で学べること
- Summer '23に廃止されるAPIバージョンと種類を知ることができます
- APIバージョンの廃止スケジュールを知ることができます
- お客様にて必要な対応を知ることができます
ご存知ですか?Summer '23で古いAPIバージョンが廃止されます
Salesforceでは、API の品質およびパフォーマンスを充実させ、改善するために、(最初のリリース日から
そのため、定期的にAPIバージョンを更新いただくことを推奨しています。
※APIバージョンを定期的に更新しましょう(サクセスナビ)も是非ご覧ください
今回廃止対象のAPIの種類とバージョンは以下のとおりです。
- SOAP: 21.0、22.0、23.0、24.0、25.0、26.0、27.0、28.0、29.0、30.0
- REST: v21.0、v22.0、v23.0、v24.0、v25.0、v26.0、v27.0、v28.0、v29.0、v30.0
- Bulk: 21.0、22.0、23.0、24.0、25.0、26.0、27.0、28.0、29.0、30.0
注意事項
この廃止には、以下は含まれません
- カスタム Apex REST &
SOAP Web Services 、Apex クラス、Apex トリガ、Visualforce ページ - バージョン 30.0 以前のメタデータコンテンツを参照している管理パッケージ
- 標準の Salesforce B2B Commerce for Visualforce 製品
- お客様の実装にこの変更の影響を受けるカスタマイズが含まれているか確認するには、記事を参照してください。
この廃止は以下のものに影響します。
- データローダ
- Web Services Connector
- AJAX Toolkit を介して行われる従来のAPIコール
- SForceOfficeToolkit COM インターフェースを介して行われる従来のAPIコール
- Force.com Toolkit for PHP
- アウトバウンドメッセージによって生成されたペイロードから呼び出されたSOAP API
廃止スケジュール

お客様にて必要な対応
「そんな急に廃止と言われても・・・」と戸惑っているシステム管理者の方もいらっしゃるかもしれません。
Salesforceでは、システム管理者様宛に、月次で、以下のような 機能廃止ダイジェストメール等でお知らせしています。

※終了日は2023年6月1日ではなく、Summer '23のリリース日となります。
(リリース日はTrustサイトにてご確認いただけます)
上記のように、メール本文の[廃止名]に「Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0」が含まれている場合は、APIバージョンの更新が必要です。該当する場合は、以下を参考にご対応をお願いします。
推奨する対応順序
学習ツール
- Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止(ナレッジ)
- APIバージョンを定期的に更新しましょう(サクセスナビ)
- イベントモニタリング(Trailhead)
- API合計使用量(開発者ガイド)
まとめ
- SalesforceのAPIは、最初のリリース日から3年経過すると廃止になる場合があるので、定期的にバージョンを更新する必要があります
- 機能廃止に関するダイジェストメールが月次で配信されていますので、システム管理者様は必ず確認して下さい
2022.03.25
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