MuleSoft 2025年7月リリースまとめ
公開日: 2025.08.19
MuleSoftは、API主導の接続性を通じてアプリケーション、データ、デバイスを統合するためのプラットフォームを提供しています。MuleSoftは、常に進化を続け、新機能の追加や既存機能の改善を頻繁に行っています。
本記事では、2025年7月にリリースされたMuleSoftの最新情報を、皆様にわかりやすくお届けします。
記載している情報は、MuleSoftの公式リリースノートおよびドキュメントから収集していますが、必ず公式ドキュメントと照らし合わせてご確認ください。
(執筆日 2025/08/07)
注目のアップデート
2025年7月のリリースから、3つをピックアップしてご紹介します。
目次
Einstein for MuleSoftによるAnypoint Code Builderでの開発支援
MuleSoftの統合および自動化ポートフォリオ全体に組み込まれた生成AI機能であるEinstein for MuleSoftの一連の主要なアップデートとして、Anypoint Code Builder(ACB)が拡張されます。開発者は、会話形式のプロンプトからAPI仕様を生成したり、開発ワークフローの一環として、フローやDataWeaveを生成したりすることができるようになりました。また、Anypoint Exchangeでホストされている新規および既存のAPI仕様からドキュメントを生成することも可能になります。
Concept to Code: Einstein for MuleSoft Transforms Software Development(英語)
https://www.mulesoft.com/ai/einstein-for-mulesoft-generative-api-dataweave-documentation
※ 現在のところ、サポートされている環境は、US/EUコントロールプレーンのみになります。本利用にあたっては、Salesforce組織側でEinsteinライセンスが必要です。
※ トライアル組織では、Salesforce組織側でEinsteinライセンスがなくても、本機能をご確認いただけます。トライアル組織でのEinstein for MuleSoftの有効化手順については下記をご覧ください。
https://docs.mulesoft.com/access-management/enabling-einstein#enable-einstein
MCP対応統合開発環境(IDE)におけるAnypoint Code Builder拡張
Anypoint Code Builder(ACB)は、MuleSoftの次世代IDEです。VS CodeベースのIDEとして、Anypoint Platform上でAPIやアプリケーションを開発を行う際に有用な最新の開発機能を豊富に提供します。
Anypoint Code Builderは引き続きMuleSoft開発の基礎となりますが、AIがもたらす新機能に対応するためにワークフローが拡大していることを弊社は理解しています。VS CodeとMCPへの投資により、MuleSoft開発者は、サードパーティのMCP対応環境で作業しながら、Anypoint Code Builderの豊富な機能にアクセスできるようになるため、両方のメリットを享受できるようになります。
- Anypoint Code Builder VS Code拡張機能パックを使用すると、VSCode拡張機能をサポートする任意のIDEでAnypoint Code Builderを利用できます。
- MuleSoft MCP Serverを介して、選択した AI IDE で完全に自然言語で Mule アプリケーションを開発、展開、管理します。
MuleSoft, your way(英語)
https://www.mulesoft.com/platform/api-anypoint-code-builder-extend-mulesoft-to-any-mcp-ide
MuleSoft MCPサポート(正式公開(GA))
MuleSoftのAnypoint Platform全体でのModel Context Protocol(MCP)サポートがGAリリースとなりました。このMCPサポートにより、MuleSoftが管理するAPIや統合をMCPサーバーとして公開し、AIエージェントがMCPプロトコルを通じてエンタープライズアクションを検出して呼び出すことが可能になります。
また、Platform InsightsとReuse Metricsの2つのMCPツールも合わせて提供されます。前者では、API、フロー、環境のパフォーマンスと利用状況を把握することができ、後者では、再利用状況を分析して提供します。
Introducing MuleSoft MCP Support(英語)
https://www.mulesoft.com/platform/ai/model-context-protocol
Introducing Two Powerful MCP Tools: Platform Insights and Reuse Metrics(英語)
https://blogs.mulesoft.com/news/platform-insights-and-reuse-metrics/
CloudHub1.0とOSパッチアップデートスケジュール
Month | Release Available | Sandbox Environment Auto-Update | Production Environment Auto-Update |
October | October 7 | October 20-24 | October 25-26 |
September | September 2 | September 15-19 | September 20-21 |
August | August 5 | August 18-21 | August 23-24 |
July | July 8 | July 21-25 | July 26-27 |
Runtimeリリースがご利用可能になる日付は、GMT-3(アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルの一部などで使われているタイムゾーン)です。自動アップデートは各Runtimeがデプロイされているリージョンのタイムゾーンで適用されます。(下記のDLB、CloudHub2.0も同様)
CloudHub Dedicated Load Balancer(DLB)アップデートスケジュール
Month | Release Available | Sandbox Environment Auto-Update | Production Environment Auto-Update |
October | October 7 | October 20-24 | October 25-26 |
September | September 2 | September 15-19 | September 20-21 |
August | August 5 | August 18-21 | August 23-24 |
July | July 8 | July 21-25 | July 26-27 |
CloudHub2.0とOSパッチアップデートスケジュール
Month | Release Available | Sandbox Environment Auto-Update | Production Environment Auto-Update |
October | October 7 | October 20-24 | October 25-26 |
September | September 2 | September 15-19 | September 20-21 |
August | August 5 | August 18-21 | August 23-24 |
July | July 8 | July 21-25 | July 26-27 |
予定されているその他メンテナンススケジュール
Aug 10 | 確認済み | 1:00 am JST | Anypoint Platform Release and Maintenance Window | Anypoint Management Center - US | API Manager, Audit Log, CloudHub 2.0 Applications, Runtime Fabric, Runtime Manager | 定期メンテナンス |
リリースされたコネクターやコンポーネント
名称 | 特記事項 |
公開日: 2025.08.19
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