Salesforceのアイデアを発信しよう
公開日: 2021.04.27
この記事で学べること
Salesforceを日々使用している中で、「もっとこんな機能あったらいいな」や「いい機能思いついたけど、どこかに伝えられるところはないかな」と思ったときに、Salesforceには、サービスや機能に対する新しい提案および既存提案に対する投票を行える場である「IdeaExchange」があります。このページを利用して、Salesforceの製品開発部門に直接要望を伝えることができます。
IdeaExchange
IdeaExchange は、Trailblazerからの意見を Salesforce に反映するための仕組みです。Trailblazerとは、ビジネスユーザから管理者、開発者まで全てのSalesforceテクノロジーを駆使してビジネスを改革する先駆者を指します。Trailblazerは、IdeaExchangeにアイデアを提案、または、投票することができ、投票およびコメントの集計数が多い人気のアイデアは、開発部門がどのようなサービスや機能が有用であるかを理解するのに役立ち、よりよいServiceや機能改修につながります。
アクセス方法は簡単です。
まずはTrailblazerCommunityにアクセスし、ログインします。
アクセス方法は、こちら をご覧ください。
[IdeaExchange]タブをクリックすると、コミュニティメンバーが投稿したアイデアや、投票画面が表示されます。左サイドバーでは、カテゴリ別に探すことも可能です。
まずは、どんなアイデアが投稿されているのかを確認しましょう。
アイデアへの投票
IdeaExchangeには、2つの投票システムが用意されています。
・[イイね]ボタン
Ideaタブのページには、多くのアイデアが投稿されています。投稿を確認し、共感したものに[イイね]ボタンをクリックします。[イイね]ボタンを押すと、そのアイデアには10ポイントが付与されます。ポイントが多いほど、製品開発部門はアイデアを確認して開発検討する可能性が高くなります。
さらに、アイデアにはコメントをすることができます。追加提案や質問、ユースケースを投稿し、アイデアをより豊かなものにしましょう。
・Prioritization
コイン投票による優先順位付けをすることができます。Prioritizationのサイクルは、リリース計画プロセスに合わせて、通常は1月、5月、9月に年3回行われます。投票期間中は、[Prioritization]タブから製品開発部門によって選定された約10〜20のアイデアを確認し、気に入ったアイデアにコインを投票することができます。
投票期間中、コミュニティメンバーには100コインが配布され、アイデアに投票することができます。コインは、すべてを1つのアイデアに投票することも、複数のアイデアに分散させることもできます。
最後に、すべてのコミュニティメンバーからのコインが集計され、結果が[Winners]ページに公開されます。期間外は、前回のPrioritizationの結果とアイデアを確認できます。
次の投票期間を確認し、自分の意見を届けましょう。
アイデアの投稿
自身のアイデアを投稿してみましょう。投稿する前に、他のコミュニティメンバーが同じアイデアを投稿しているかを検索します。検索した結果、既存のアイデアが見つからなかった場合、新しいアイデアを投稿するために[Post Your Idea]ボタンをクリックしてください。
アイデアは次の3つで構成されます。
・見出し
他のアイデアと区別し、コミュニティメンバーが興味を持つような簡潔で説得力がある見出しを設定します。
・カテゴリ
Salesforceの製品に関連付けるために設定します。カテゴリを設定することで、コミュニティメンバーとSalesforce製品開発部門がアイデアを見つけやすくなります。
・説明
アイデアが生まれた状況や提案目的、このアイデアに関するユースケースを書いて、説得力のある簡潔な説明を作成します。また、説明を補足するための画像を添付することも有効です。画像には機密情報を含むスクリーンショットなどを使用しないよう気をつけてください。
アイデアを作成したら、得票数を増やすためにサクセスコミュニティのグループや、Chatter、そのほかのSNSのフォロワーや同僚に共有し、アイデアを宣伝しましょう。
アイデアへの得票数が 2,500 ポイントに達すると、製品開発部門によって実装が検討され、公式見解がコメントの最上部に投稿されます。アイデアが、このポイントに達していない場合、返答は基本的にありませんが、製品開発責任者は適宜アイデアを閲覧しており、有用なアイデアには返答することがあります。
考慮事項
- 得票数の大小に関わらず、アイデアの実装される順序は、製品開発責任者に判断による
学習ツール
- IdeaExchange の概要とステータスについて(ヘルプドキュメント)
まとめ
Salesforceを利用しているときに感じる「こんな機能あったらいいな」を発信し、共感を得ると実現する可能性が高まります。
また、他の人のアイデアに投票、コメントをしてより豊かなアイデアにすることで、さらなる開発へとつなげることも可能です。
ぜひIdeaExchangeにアクセスして、多くのコミュニティメンバーと交流してみてください。
公開日: 2021.04.27
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