(2022年9月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
公開日: 2022.09.29
この記事で学べること
- Salesforce コア製品に関する重要な技術情報
- バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報
- セキュリティに関する重要なアップデート
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本記事は「Salesforceの運用に関する重要なお知らせ」の9月号となります。
こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。

2022年9月のトピックはこちらになります。
本記事では、前月との差分である赤字の部分と、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。

まずはWinter '23リリースノートの更新情報です。
こちらではリリースノートの更新情報のうち、管理者様に特にご認識いただきたいものを4点ピックアップしてご紹介します。
1つ目は、Field Serviceをご利用のお客様向けの情報です。サービス予定オブジェクトにあるスケジュールモードという項目の選択リストオプションが変更されるという内容です。もしスケジュールモード項目の値を条件にしたレポートや自動化処理をしている場合は、今までに無い値が入ることによって動作が変わる可能性がありますので、事前に確認をしていただくことを推奨します。
2つ目は、Winter '23で適用される予定だった「Visualforce式言語の解析でのgetterおよびsetterアクセス修飾子の検証」というリリース更新が無期限延期になったという情報です。既に有効化しているお客様への影響はございませんので、ご安心ください。
3つ目は、Financial Service Cloudに興味をお持ちのお客様へのご案内です。Financial Service Cloudのトライアル組織のサインアップURLがリリースノートに追加されました。今サインアップすると、Winter '23の新機能を試せる状態のFSCの組織が作成されます。
4つ目は、Experience Cloudサイトをご利用のお客様向けの情報です。Experience Builderで、サイト上でのクリックジャック保護用の信頼済みサイトを指定できるのですが、拡張されたLWRのサイトには適用されない旨が追記されました。
各ご案内の詳細につきましては、リリースノートをご覧いただければ幸いです。
関連リンク
- 新しいオブジェクトと変更されたオブジェクト
- Visualforce 式言語の解析での getter および setter アクセス修飾子の検証 (リリース更新)
- Create a Financial Services Cloud Pre-Release Trial Org
- サイト上でのクリックジャック保護用の信頼済みサイトの指定

続いてWinter'23リリースに関するご案内です。
8/15時点のリリースノートの翻訳が終わり公開されています。英語版のリリースノートは随時更新されているため、最新情報の確認をされる場合には、引き続き英語版をご参照ください。
そして、すべて英語版となりますが、Release in a Box、Release Overview Deck、Feature MatrixのURLを追加しました。こちらで、Winter '23 リリースの注目機能の概要が纏められた動画等を視聴できるようになっていますので、ぜひお時間あるときにご確認ください。
続いて、日本語の情報です。新機能ウェブセミナーの申し込みページへのリンクを追加しました。
また、Winter '23でワークフロールールの新規作成ができなくなる予定です。これは、将来的なワークフロールールの廃止に向けたステップの1つであり、将来的にフローへの移行が必要となります。サクセスナビには、Winter '23リリースで追加されるフローの便利機能も載っていますので、ぜひ確認をしてみてください。
関連リンク
- Winter'23プレリリース環境のサインアップサイト
- Winter’23 リリースノート(日本語)
- Salesforce Sandbox プレビュー手順
- リリースサイト
- Release in a Box
- リリースモジュール
- Release Overview Deck
- Feature Matrix
- The 360 Blog
- バージョンアップに備えましょう
- Winter '23 新機能リリース

次は、IE11のサポート終了に関するお知らせです。
こちらはこれまでのご案内と変更はありませんが、重要な内容なので再掲載しています。
Microsoft社がIE11のサポートを終了したことを受けて、Salesforceも今年一杯でIE11のサポートを終了します。
IE11をご利用中のお客様は、サポートされているブラウザへの移行をお願いします。
関連リンク

続いてはLightning Syncに関する情報です。こちらも新たな情報はありませんが、重要な内容のため再掲載となります。
Microsoft社は2022年10月から、Exchange Onlineの基本認証の廃止をアナウンスしています。
そのため、Lightning Syncの接続方法として、サービスアカウントを使用している場合には、今月中に接続方法の移行が必要です。対応方法など詳細につきましては、関連リンクをご確認ください。
関連リンク
- Review Microsoft Announcements on Basic Authentication Retirement for Exchange Online
- Microsoft Office 365 での Lightning Sync サービスアカウント接続方法について

こちらは、新しい情報になります。Winter '24(2023年10月)に、一部の日本語(カタカナ)の表示ラベルが変更されます。お客様のデータ自体への影響はありませんが、例えば、RPA等で表示ラベル名を元にした判定処理を実装されていたり、お客様にて作成された手順書がある場合には、その修正対応が必要になる場合があります。関連リンクを早めにご確認いただき、自組織への影響有無を確認するようにしてください。
関連リンク
- Prepare for the Japanese Katakana Style Change
- Winter '24 日本語(カタカナ)の表示ラベル変更
- [日本語(カタカナ)の表示ラベル変更]の準備について

ここからは、MFAの自動有効化と強制適用のロードマップに関する情報で、2つの更新があります。
1点目は、Herokuの強制適用が来年1/9 ~ 1/31の間に実施される予定となりました。
2点目は、Marketing CloudのIntelligenc(Datorama)の強制適用が9/29に実施されました。
関連リンク

続いて、Winter'23におけるMFAの更新情報です。こちらも、前回と内容に差異はありませんが、重要な情報のため再掲載です。Winter '23では、ユーザ数100名未満の組織で、直接Salesforceにログインするユーザに対してMFAを自動で有効化するリリース更新が利用可能になります。ユーザ数100名未満の組織の管理者様は、Winter '23のリリース日以降にリリース更新画面をご確認いただき、既にMFAを適用する準備が整っている場合には、リリース更新の画面から適用いただけますよう、お願いします。
関連リンク
- Be Ready for Multi-Factor Authentication Auto-Enablement
- MFA To Be Auto-Enabled for Some Customers in Spring ’23

続いてはインフラ強化です。

「SalesforceのIPアドレスとドメインで許可する」の記事が9月10日に更新されました。
変更点としては、記載内容自体(IPアドレス範囲やドメイン)に変更はなく、この記事の序文に記載されている Hyperforce に関する注意事項が太字表記されたものとなります。
関連リンク
- 許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメイン
- Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する
- Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする

続いて、10月にリリースが予定されているWinter’23に関するリリース更新情報です。リリース更新はお客様組織への影響を及ぼすものもございますので、管理者や開発者の皆様は必ずご確認をお願いいたします。
前回からの変更としましては、赤字で記載されている通り適用時期が延期となったものが2点あることです。
- Visualforce 式言語の解析での getter および setter アクセス修飾子の検証
- 適用時期が無期限延期となりました。
- ユーザの個人情報のより強力な保護の有効化について
- Spring’23へ適用時期が延期されました。
関連リンク
- 権限セットの期限切れと拡張 UI の有効化
- Visualforce JavaScript Remoting の適用を有効化
- Salesforce CPQ のブラウザパフォーマンスの改善の準備
- 制限されたオブジェクト権限を含む権限セットライセンスに関連付けられた権限セットからゲストユーザの割り当てを削除
- Visualforce 式言語の解析での getter および setter アクセス修飾子の検証
- ユーザの個人情報のより強力な保護の有効化について

続いて、機能の廃止についてです。

新たな情報ではございませんが、赤枠に記載の Salesforce Platform APIバージョン 21.0~30.0 の廃止について、影響度の大きい更新の一つですので改めてご紹介させていただきます。
関連リンク

API バージョン21.0~30.0は、既にSummer’22 でサポート終了となっておりましたが、今後は来年2023年6月をもちまして利用不可とすることを予定しております。お客様の利用状況や開発内容によっては、対応に時間がかかる場合もございますので早めの対応を推奨しております。確認方法や対応方法につきまして、ナレッジなどのコンテンツをご用意しておりますのでご確認ください。
関連リンク
- Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止
- Salesforce Event Log File Browser
- EventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別

最後に、機能廃止リストに新たに追加された2点をご紹介いたします。
いずれも、Marketing Cloud 製品に関するもので、契約期間に応じて廃止終了日は異なります。

9月度分の更新情報は以上となります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
公開日: 2022.09.29
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