Summer '23 お問合せする前に知って頂きたい情報
公開日: 2023.05.31
Summer ’23 で皆さまに知ってほしい情報を、リリースノートから抜粋してまとめました。
※ 本記事の内容は新機能情報の中から一部抜粋して記載しております。英語版と日本語版の差異があれば英語版を優先するものといたします。また、その他の更新情報などは必ずリリースノートを参照ください。
※ ナレッジ記事の右下にある言語設定から「日本語」を選択ください。英語のみ表示される場合は英語での確認をお願いいたします。
※ 製品ごとの各新機能を紹介するオンデマンド動画はSummer’23 特設ページからご覧ください
目次
(6/30 更新)新たに追加されたリリースノート抜粋情報
ICU ロケール形式の有効化(リリース更新)
どこにいても業務を遂行できるように、International Components for Unicode (ICU) ロケール形式を採用します。
多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得
2022 年 2 月 1 日、Salesforce 製品にアクセスするときに多要素認証 (MFA) を使用する契約上の要件が有効になりました。
新しい組織でデフォルトでブロックされる OAuth 2.0 ユーザ名パスワードフロー
Summer '23 以降で組織を作成した場合、OAuth 2.0 ユーザ名パスワードフローはデフォルトでブロックされます。ユーザ名パスワードフローにはセキュリティリスクがあります。代わりに、OAuth 2.0 クライアントのログイン情報フローを使用することをお勧めします。
[オプトアウト済み] 項目の状況の使用
お客様からのフィードバックに基づいて、最近更新された項目値をプロスペクトの [オプトアウト済み] 項目の情報源として使用できるようになりました。
※ オンラインコミュニティで詳細を投稿しておりますので、こちらもご確認ください
ケースメール通知のシステムアドレスとしてデフォルトの No-Reply アドレスを使用 (リリース更新)
[設定] の [組織のアドレス] ページから、デフォルトの No-Reply アドレスを設定します。[特別な目的の組織のメールアドレス] にメールアドレスを追加し、新しいデフォルトの No-Reply アドレスに送信される検証メールで説明されている手順に従います。
便利になります/使い方が変わります!
すべての検索条件を 1 か所に配置してユーザインターフェースを改善
1 つのポップアップウィンドウにすべての検索条件オプションが表示されるようになったため、絞り込みプロセスが簡素化され、時間が節約されます。
UI 要素の色のコントラストの改善
テキスト以外の UI 要素 (ボタンやチェックボックス など) や、一部のテキスト UI 要素 (リンクなど) を表示するときの色のコントラストがアクセシビリティ基準に合わせて改善されました。
ユーザのメールアドレスの検証
Spring’23からユーザのメールアドレスが未検証の場合、メール送信ができなくなりました。
メールアドレスを検証するためには以下の2つのどちらかを行う必要がありました。
- パスワードリセットを行う
- Apex メソッドを利用する
Summer'23ではメールアドレスが未検証の場合ユーザレコードの [メール] 項目の横に「検証」というリンクが表示されるようになり、本リンクをクリックすることで簡単に検証用メールがユーザに送信できるようになりました。
メールに記載されている URL をクリックすることで、「検証」の表記が「検証済み」に変わりメールアドレスの検証が簡単にできるようになります。
CASESAFEID関数の変更
CASESAFEID関数では、有効な15文字のSalesforce IDのみが、大文字と小文字を区別しない18文字のIDに変換されるようになりました。
SSO ログインでの Salesforce MFA の使用
SSOログインでSalesforce多要素認証 (MFA) サービスを使用する方法が新しくなり、改善されました。
ユーザのMFAを有効にした後、SSO設定ページで設定を選択して簡単にMFAをSSOに拡張できます。
拡張トランザクションセキュリティフレームワークのログイン情報の監視
ユーザのログインフローが安全であることを検証するために、拡張トランザクションセキュリティフレームワークのLoginEvent オブジェクトで [認証メソッド参照]、[ログインサブ種別]、および [ログイン種別] 条件を使用して監視できます。
拡張コンテンツを使用したカスタムドメインの設定とメンテナンスの詳細の確認
カスタムドメインを使用して、“https://www.example.com”などの所有するカスタムドメインで Experience Cloud サイ トを提供し、ブランド設定された環境をユーザに提供します。
制約が加わります/ご自身の環境をご確認ください!
不可になった新規プロセスの作成
プロセスビルダープロセスの廃止に向けた次のステップを実行するために、新規プロセスは作成できなく なりました。
既存のプロセスビルダープロセスは引き続き有効化、無効化、編集できます。
MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)
Salesforce では、2022 年 2 月 1 日より、Salesforce 製品にアクセスするすべてのお客様に多要素認証 (MFA) の使用を義務付けています。
期限切れの Sandbox ライセンスの管理
Sandbox 割り当てを超えた場合、最も長い時間使用されていないSandboxから適切な数のSandboxがロックされます。
また操作を何も行わなず、ロック期間が 60 日を超えた Sandbox は削除され、復元できなくなります。
ゲストユーザから送信されたメールの制限 (リリース更新)
Summer’23から、組織はゲストユーザレコード内の未検証のメールアドレスからメールを送信することが制限されます。
この更新を確認するには、[設定] から [クイック検索] ボックスに「リリース更新」と入力して、[リリース更新] を選択します。[Restrict Emails Sent from the Guest User (ゲストユーザから送信されたメールの制限)] の手順に従います。
ケースメール通知のシステムアドレスとしてデフォルトの No-Reply アドレスを使用 (リリース更新)
[設定] の [組織のアドレス] ページから、デフォルトの No-Reply アドレスを設定します。[特別な目的の組織のメールアドレス] にメールアドレスを追加し、新しいデフォルトの No-Reply アドレスに送信される検証メールで説明されている手順に従います。デフォルトの No-Reply アドレスを検証したら、[リリース更新] で [テスト実行] を設定して開始します。この更新は、Spring '21 で最初に使用可能になり、Spring '23 で適用される予定でしたが、適用日が Summer '23 に延期されました。
対象の方はご注意ください
Service Cloud Voice コンタクトセンターの最新の機能強化の取得(Service Cloud)
コンタクトセンター向けの Service Cloud Voice の機能強化とバグ修正を活用します。
Summer’23から各組織が更新されたタイミングでコンタクトセンターのアップデートが行われます。
注) 既存のコンタクトセンターを更新する為には、今まで通り手動で実施する必要があります。
Salesforce Edge ネットワークへの移行に向けた Experience Cloud サイトの準備
Salesforce Edge ネットワークが、Summer ‘23 からローリング方式でリリースされます。
対象のお客様にはメールが送られているので、ご確認、ご対応お願いいたします。
開発者(Developer)向け
Lightning Web コンポーネント用および Aura コンポーネント用 Lightning Web セキュリティの使用 (正式リリー ス)
Aura コンポーネント用 Lightning Web Security (LWS) が正式リリースされました。
非同期 SOQL の廃止
非同期 SOQL は、Summer '23 にすべての Salesforce 組織で廃止される予定です。
この廃止により、非同期SOQLをご利用のお客様は代替の実装を行う必要があります。
Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止 (リリース更新)
当初Summer’23で予定されていたSalesforce Platform APIバージョン21.0 ~ 30.0の廃止は、Summer’25に延期されました
Marketing Cloud (Account Engagementを除く)
※ 日本語のリリースノートは6月以降公開予定のため、英語のリリースノートから2点抜粋して記載。本セクションは6月以降に更新いたします
Update Legacy REST API Routes Access
Expand Mobile Reporting with New Dimensions and Measurements
公開日: 2023.05.31
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