(2025年6月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ

公開日: 2025.06.18

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この記事で学べること

  • Salesforce コア製品に関する重要な技術情報
  • バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要な IP アドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報
  • セキュリティに関する重要なアップデート

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記事で更新内容を学ぶ

本記事は「Salesforce の運用に関するお知らせ」の 6 月号となります。

こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。

2025 年 6 月のトピックはこちらです。

本記事では、先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。

最初は製品イノベーションです。

Summer '25 のリリーススケジュールに関する情報です。

本資料は 6 月 13 日時点の情報で作成していますが、みなさまが本記事をご覧いただいている時には、既に本番環境は Summer '25 にバージョンアップしている予定です。

なお、弊社の製品管理チームが製品毎の新機能について Salesforce+のサイトでご紹介をしています。

オンデマンド動画もございますので、ぜひご覧ください。

関連リンク

続いて、Summer '25 のリリースノート更新情報です。
2025 年 5 月 12 日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。

項番13:Flow and Process Run-Time Changes

フローに関する情報です。

リリースノートに [ フローのバージョン間の変更をより簡単に追跡 ] の内容が追加されました。

以前は、フローが自動レイアウトで保存されると、locationX と locationY のフィールドが更新されてしまうため、差分比較が困難でした。Summer '25 では、フローの XML ファイルのロケーション値が 0 に設定されるので、差分比較がしやすくなります。

項番14:Improve Agentforce Service Agent Security with Updated Verification Actions

Agentforce に関する情報です。

不正アクセスのリスクを低減するため、Agentforce Service Agent との対話では、機密性の高いタスクを実行する前に認証が必要になりました。

本リリースノートに、この変更が適用される日付と廃止対象の既存アクションと新しいアクションの対応付け情報が追加されました。

項番15:Review and Update Settings to Capture Leads from LinkedIn (Release Update)

リリース更新に関する情報です。

「LinkedIn からリードを取り込む設定の確認および更新」のリリースノートに、Salesforce にリードが同期されない場合の情報と、手動でリードをインポートする方法について追加されました。

項番16:Warning Message Was Added to the OAuth App Approval Page

OAuth 認証に関する情報です。

OAuth 承認ページの UI が変更になる旨のリリースノートが追加されました。

Summer '25 より、ユーザーが外部クライアントアプリケーションまたは接続済みアプリケーションへのアクセスを承認する際の注意を促すため、OAuth アプリケーション承認ページ上部に警告メッセージが追加されました。

項番17:Further Enhance Mobile Security with Two New Policies

新しいモバイルセキュリティポリシーに関する情報です。

カスタム キーボードのブロック、厳格なデータ漏洩防止コントロールの有効化のポリシーが追加されました。

項番18:Explore Real-Time Analytics Anywhere with Tableau Next Mobile (Generally Available)

Tableau Next Mobile に関する情報です。

Tableau Next Mobile は、モバイルデバイス上で Agentforce を活用したリアルタイム分析を提供します。これにより、どのような場所からでも、情報に基づいたデータ主導の意思決定が可能になります。リリースノートに、本機能が正式リリースされた旨が追加されました。

項番19:Enable Agentforce SDR Users Faster with Fewer Permissions

Agentforce に関する情報です。

Agentforce SDR を設定する際、SDR エージェントの構成や操作を行うユーザーに Sales Engagement 権限を付与する必要はなくなった旨、リリースノートに追加されました。

項番20:Configure Sender and Content Inputs Easier in the Send Email Action

フローに関する情報です。

フローで[メールを送信] アクションを使用することで、送信者の設定やコンテンツの入力がより簡単になりますが、ユーザーが Salesforce からメールを送信する前にメールアドレスを確認する必要がある旨、リリースノートに明記されました。

項番21:Manage Time-Specific Data Easily

こちらもフローに関する情報です。

時間専用のデータ型を使用することで、日付/時間型から時間を抽出するための追加のロジックを必要とせずに、フロー内で時間を直接使用できるようになった旨、リリースノートに明記されました。

項番22:Get Related Records Faster (Beta)

こちらもフローに関する情報です。

Summer '25 で、Flow Builder の [レコードを取得]要素で複数の関連レコードを取得するベータ機能がリリースされました。今回、本リリースノートに機能の動作画面の画像が追加されました。

項番23:Work More Efficiently with the Revamped Work Order Overview Page

Field Service に関する情報です。

Summer '25 で、作業指示書の概要画面が刷新され、画面の読み込み速度が向上する変更がベータ版としてリリースされました。今回、本リリースノートに Winter '26 で Android 版 Field Service モバイルアプリケーションでも利用できるようになる旨、リリースノートに追加されました。

項番24:Prepare for a Seamless Shift from Chat to Messaging for In-App and Web with Chat Transition Readiness Report

Service Cloud に関する情報です。

従来のチャットからアプリ内および Web のメッセージングへの移行を計画する際に活用できる移行準備レポートに関する情報がリリースノートに追加されました。

以上が、5 月 12 日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋となります。

すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。

続いて Summer '25 リリース更新です。

こちらは、Summer '25 で適用済みのリリース更新です。内容をご覧の上、お客様本番組織でのご確認をお願い致します。

こちらは更新が一点ございますが、詳細は後続でご説明しますので、ご確認ください。

続いて、その他の更新です。

新しい設定ドメインの許可についてです。

Spring '24 から段階的に適用されていたこちらの更新は、Summer '25 まで継続され全ての Sandbox 及び無償組織で有効となっています。

こちらの更新について、Summer '25 で一時停止、また Winter '26 に本番組織への適用が再開される旨がリリースノートにて、更新されました。Winter '26 以降、本番組織への適用が開始されますので、ホワイトリストを運用されている管理者様は新しい設定ドメインをリストに追加頂けますようお願いいたします。

関連リンク

続いて、拡張ドメインに関する情報です。

現在は拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたとき、新しいURLにリダイレクトされる動作になっていますが、そのリダイレクトが停止する予定がありますので、こちらでロードマップをご紹介します。

Spring '25では、メジャーリリースのタイミングでリダイレクトが停止しないようにするためのオプトアウトの設定が組織に追加されました。

その設定を使用してオプトアウトしてない場合は、Summer '25とWinter '26のリリースにてリダイレクトが停止します。

ただ、それによって業務影響がありそうな場合には管理者様はリダイレクトを手動で有効化することができます。

そして、Spring '26のリリースではリダイレクトが完全に停止して、リダイレクトを有効化することはできなくなります。

そのため管理者様におかれましては、本件に関する参考情報をご確認いただき、リダイレクト停止に向けたご準備をお願いいたします。

関連リンク

続いて、機能の廃止についてです。

こちらは 1 点、更新がございます。

JDK ロケールの廃止について、終了時期が未定となりました。しかしICU ロケールが強制適用となる Summer '26 以降、API Version 45以下のApexクラス等でJDKロケールに対するサポート変更の結果、影響が懸念されますのでAPI Versionをアップデートのうえ、ICUロケールの適用をお勧めします。

関連リンク

続いて、Summer '25で廃止されました Salesforce Platform API バージョン 21 ~ 30 についてです。

こちらは廃止済みとなりますが、外部システムからSOAP や REST などを使用してSalesforce Platform API へアクセスしている場合、エラーの発生なく通常通りの連携がされているか、今一度ご確認いただければと思います。

関連リンク

最後に、その他の情報です。

まずは Hyperforce への移行についてです。

Hyperforce は AWS 上に構築された新しいインフラです。

お客様の組織は Salesforce のデータセンター、もしくは Hyperforce のいずれかで稼働しています。

数年前から Salesforce では、新しいインフラである Hyperforce へお客様の組織を順次移行しています。

Hyperforce への移行に関するメールを受け取られた場合には、事前準備が必要になる場合があります。そのため、Salesforce からメールを受信された場合は、内容のご確認をお願いいたします。

また、お客様がスムーズに移行いただけるように、Salesforce では Hyperforce アシスタントという機能を用意していますので、ぜひご確認をお願いします。

関連リンク

本動画や資料に関するアンケートがございますので、ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。

6月度のアップデートは以上となります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

公開日: 2025.06.18

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