データオブジェクト
公開日: 2024.09.25
この記事で学べること
- Data Cloudのデータオブジェクトについて
- データレイクオブジェクト(DLO)とデータモデルオブジェクト(DMO)の違いについて
対象のお客様
- Data Cloudをこれからご導入いただく実装担当者の方
- Data Cloudの運用を担当されているアドミン(設定担当者)の方
Data Cloudのデータオブジェクト
Data Cloudの基本的なデータオブジェクトとしては、データレイクオブジェクト(DLO)とデータモデルオブジェクト(DMO)が存在します。
データレイクオブジェクト(DLO)
DLOはData Cloud に取り込まれたデータを格納するコンテナです。
データストリーム(データソースとの接続)が作成されると、Data Cloudによって自動的に作成されます。(手動で作成することも可能)
DLOには、未加工のソースデータに加え、取り込みの際やバッチ処理などで変換がされたデータが格納されるケースもあります。
データモデルオブジェクト(DMO)
DMOは、データソースから作成されたデータのグループです。(詳細は「データモデルオブジェクトについて知る(Trailhead)」をご参照ください)
DLOからDMOにデータをマッピングすることで、様々なデータソースから取り込んだデータをData Cloudで定義したデータモデルに統合し、セグメント化やデータ分析などにデータを活用することが可能となります。
※DLO、DMO以外のオブジェクトについての詳細は「Data Cloud のデータオブジェクト」をご参照ください
データオブジェクトのカテゴリ
Data Cloudのオブジェクトを作成する際には、データの「カテゴリ」を選択する必要があります。
データカテゴリはプロファイル、エンゲージメント、その他の3 つです。
プロファイル
顧客や取引先など、セグメント化する母集団として使用するデータセットである場合に選択します。
エンゲージメント
注文やWebサイトの行動など、時間系列に基づくデータセットである場合に選択します。
設定において「イベント時刻」の項目を定義する必要があります。
その他
商品や店舗情報など、プロファイルとエンゲージメントに関連していて、それらに該当しないデータセットである場合に選択します。
なお、DLOとDMOをマッピングする際に、それぞれのカテゴリによってマッピングが可能かどうかが決まります。
- プロファイル DLO はプロファイル DMO またはその他のDMO にマッピングできますが、エンゲージメントDMOにはマッピングできません
- エンゲージメントDLO はエンゲージメントDMO にのみマッピングできます
- その他のDLO はプロファイルDMO またはその他のDMO にマッピングできますが、エンゲージメントDMOにはマッピングできません
※詳細は「カテゴリ」をご参照ください
公開日: 2024.09.25
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活用ステップ
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STEP1. 製品概要
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STEP2. 課金体系
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STEP3. データ収集
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STEP4. データ統合
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STEP5. データ活用