初期設定を完了する(データ接続設定編)

公開日 : 2026.08.12

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この記事で学べること

  • 「統合個人(Unified Individual)」を作成するための ID解決ルールの設定手順
  • メールへの差し込み項目・動的コンテンツを支えるデータグラフの構築方法
  • メール配信に必要なコミュニケーション登録(購読目的)の作成方法

この記事のゴール

ID解決・データグラフ・コミュニケーション登録の設定を完了し、「03 データ準備」に進める状態を整えること


ID解決ルールの設定

なぜ必要なのか:Marketing Cloud Next では、メール配信やセグメンテーションの基準として「統合個人(Unified Individual)」という Data Cloud 上の名寄せ済みプロファイルを使用します。ID解決ルールを設定することで、複数のデータソース(リード・取引先責任者など)から同一人物のデータを統合する処理が動き始めます。

💡 通常、「Marketing Cloud を有効化」の完了時に統合個人の ID解決ルールセットは 自動生成 されます。ただし、一致ルール自体は手動設定が必要です。以下の手順でルールを設定してください。

操作手順

1. アプリケーションランチャーから「ID 解決」を検索して開きます

2. 作成されている「Individual Identity Resolution」をクリックします

3. 詳細画面へ遷移したら、一致ルールセクションの [設定] をクリックします

4. 一致ルールの確認画面で [次へ] をクリックします

5. 一致ルール1 の横にある [設定] をクリックし、「カスタムルール」を選択します

6. 条件(例:メールアドレス完全一致)を設定し、[次へ] → [保存] をクリックします

7. 最後に [ルールセットを実行] をクリックします

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データグラフの作成

なぜ必要なのか:メールへの 差し込み項目(宛名・パーソナライズ情報)、ダイナミックコンテンツ の表示条件、フロー内の データ分岐 は、すべてデータグラフを参照します。配信で使用したい DMO(データモデルオブジェクト)と項目を、ここで登録しておく必要があります。

⚠️ 注意:データグラフに含められる項目には 25オブジェクト・200項目 の上限があります。また、一度構築すると削除ができません。最初は最低限必要な項目のみ設定し、必要に応じて追加していくことをお勧めします。

操作手順

  1. 設定のクイック検索に「顧客エンゲージメント」と入力し、[Marketing Cloud] > [支援付き設定] > [レポートと最適化] > [顧客エンゲージメント] を開きます
  2. 「基本的なパーソナライズを設定」横の [データグラフに移動] をクリックします
  3. [新規] → [最初から開始] → [次へ] をクリックします
  4. 「標準データグラフ」を選択し、[次へ] をクリックします
  5. 以下を参考に最低限含める DMO と項目を設定します

DMO

代表的な項目

Unified Individual

Id、Name など

Contact Point Email

Email Address、Is Primary など

Individual

Id、FirstName、LastName など

  1.  [保存&構築] をクリックし、データグラフの更新スケジュールを設定して再度 [保存&構築] をクリックします
  2. 「顧客エンゲージメント」の設定画面に戻り、作成したデータグラフを選択して [更新] をクリックします

コミュニケーション登録の設定

なぜ必要なのか:Marketing Cloud Next では、メールを配信する際に コミュニケーション登録(例:マーケティングメール) という「配信目的の区分」が必須です。03-2「購読同意データをインポートする」で同意データを登録する際にも参照するため、ここで作成しておきます。

💡 基本設定完了後に「マーケティング」という名前のコミュニケーション登録が 自動作成 されている場合があります。既に存在する場合は、このステップはスキップして構いません。

操作手順

  1. 設定のクイック検索に「コミュニケーション登録」と入力し、[Marketing Cloud] > [コミュニケーション登録] を開きます
  2.  [新規] をクリックします
  3. 名前(例:「マーケティング」)とチャネル(「Email」)を設定し、[保存] をクリックします

参照:コミュニケーション登録の作成(Salesforce Help)


Step 3 に進む前の確認チェックリスト

以下がすべてクリアになっていれば、Step 3 データ準備 に進む準備が整っています。

  • 「Marketing Cloud 管理者」(または「マネージャー」)権限セットが付与されている
  •  「Data Cloud アーキテクト」(または「ユーザー」)権限セットが付与されている
  • 基本設定画面で「Marketing Cloud を有効化」が完了している
  • 基本設定画面で「マーケティングデータキットをインストール」がエラーなく完了している
  • 組織情報に住所が登録されている
  • ID解決ルールが設定・実行済みである
  • データグラフが作成・構築済みである
  • コミュニケーション登録が作成されている

次のステップへ進みましょう!

初期設定が完了したら、配信対象となる顧客データのインポートに進みます。

▶ [  【Step 3-1】データ準備|顧客データをインポートする ]

公開日 : 2026.08.12

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