(2025年8月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
公開日: 2025.08.27
この記事で学べること
- Salesforce コア製品に関する重要な技術情報
- バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要な IP アドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報
- セキュリティに関する重要なアップデート
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本記事は「Salesforce の運用に関するお知らせ」の 8 月号となります。
こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。

2025 年 8 月のトピックはこちらです。
本記事では、先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。

最初は製品イノベーションです。

Summer '25 リリースに関する更新情報です。
サクセスナビで公開中の「注目の新機能」ページに新機能動画が追加されました。
いずれも10分程の動画で、製品毎のスペシャリストが厳選した注目の3つの機能をデモでご紹介しています。ぜひご覧ください。
関連リンク
- Salesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Summer '25
- サクセスナビ : バージョンアップに備えましょう
- オンラインコミュニティ:Release Readiness Trailblazers
- Salesforce Sandbox プレビュー手順
- Summer '25 Release Notes
- Summer '25 Release Highlights
- Release Overview Deck
- Feature Matrix
- Release in a Box
- Release Readiness on Salesforce+
- 注目の新機能

また、Winter '26 のリリーススケジュールが公開されました。
システム管理者様にとって重要な日程を抜粋してご紹介します。
まず、英語版のリリースノートの公開は 8 月 27 日を予定しています。
次に、Sandbox のプレビュー開始は日本時間の 9 月 6 日です。Winter '26 プレビューに参加する場合は、Sandboxのリフレッシュが必要な場合がございます。リフレッシュには時間がかかることがあるため、期限である日本時間の 9 月 5 日午前 10 時まで更新が完了するように、余裕を持ってリフレッシュを行いましょう。
そして、本番環境の Winter '26 リリースは日本時間の 10 月 12 日の予定です。
関連リンク
- Salesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Winter ’26
- サクセスナビ : バージョンアップに備えましょう
- オンラインコミュニティ:Release Readiness Trailblazers
- Salesforce Sandbox プレビュー手順
- Trust サイト
- Be Release Ready
- Release Readiness Live

続いて、Summer '25 のリリースノート更新情報です。
2025 年 7 月 14 日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。

項番 34 〜 37 は、Agentforce に関する情報です。
項番34 : Enhance Coaching Experience by Customizing or Creating Coaching Scenarios
取引先、リード、ケースなどの商談以外のオブジェクトでも、Sales Coach を利用可能になる旨のリリースノートが追加されました。また、カスタムシナリオを作成することもできるようになります。
項番35 : See When Prospects Book Meetings Through Your SDR Agent
コントロールセンターで、SDR Agent のメールの スケジューリングリンクをクリックしてミーティングを予約したリード数等を確認できるようになる旨のリリースノートが追加されました。
項番36 : Send More Email with SDR and Microsoft Exchange
SDR Agent を Microsoft Exchange のメールアカウントに接続すると、1日あたりのメール送信上限が 9,800 通に増加する旨のリリースノートが追加されました。以前の送信上限は、1日あたり 1,800 通でした。
項番37 : See Your SDR Agent’s Work at a Glance
SDR Agent のコントロールセンターで、リードだけでなく、取引先責任者と個人取引先もサポートされるようになる旨のリリースノートが追加されました。
項番38 : Protect Conversations in Messaging for Web with reCAPTCHA
Web のメッセージングに関する情報です。
Web のメッセージングチャネルで reCAPTCHA 検証を利用可能になる旨のリリースノートが追加されました。reCAPTCHA 検証を使用すると、スパムボットからサイトを保護する機能が強化されます。
項番39 : Manage Your Time-Based Automations
フローに関する情報です。
設定の [時間ベースの自動化] 画面に、スケジュールトリガーフローの情報も表示されることがリリースノートに明記されました。
項番40 : Leverage Email Data with Sync Email as Salesforce Activity
Einstein 活動キャプチャに関する情報です。
Einstein 活動キャプチャでメールを同期すると、Salesforce にデータが保存されるようになる機能は、本番環境では 7 月 18 日から展開される旨がリリースノートに追加されました。
項番41 : Reach Out to Customers and Prospects in Real Time with SMS Messaging
営業向けのメッセージングに関する情報です。
SMS Messaging for Sales により、リード、取引先責任者、個人取引先へ SMS を送信できるようになる旨のリリースノートが追加されました。
※日本では未サポートです(ナレッジ)

項番42:Secure Your Agentforce Solution
Agentforce に関する情報です。
パートナーアプリケーション向けの新しい Agentforce セキュリティ要件を発表するリリースノートを追加しました。
項番43:Unlock Advanced Features with Salesforce Foundations in Performance Edition
ライセンスに関する情報です。
Performance Edition での Salesforce Foundations の利用が可能になった旨、リリースノートに追加されました。
項番44:Enforce Rollbacks for Apex Action Exceptions in REST API (Release Update)
ワークフローに関する情報です。
REST API 経由で Apex アクションを実行し例外が発生した場合、トランザクション全体を自動的にロールバックする内容で Spring ‘25 で強制適用となる予定でしたが、本適用はされなかった旨、リリースノートに追加されました。
本リリースについて、すでに管理者にて有効化されている組織には影響はありません。
項番45:Monitor Agentforce Scheduling Conversations in Real Time
Field Service に関する情報です。
Agentforce Scheduling Supervisor View に関する内容についてリリースノートに追加されました。
本機能によって、ディスパッチャは、AI エージェントと顧客間のライブメッセージングセッションを一元的に監視できるようになり、スケジュール管理業務がスムーズに行うことができます。
項番46:Summarize Your Sales Records with the Help of Generative AI
生成 AI に関する情報です。
Einstein Summary にて、取引先、取引先責任者、リード、商談のレコードページから、素早く要約を生成し確認できるようになった旨、リリースノートに追加されました。
Einstein 活動キャプチャに関する情報です。
Einstein 活動キャプチャ、Activity 360 Reporting、活動評価指標、Activity Analytics ダッシュボードが Summer '26 で廃止される旨、リリースノートに追加されました。
項番48:Nurture Prospects in Different Ways with Mulitiple Agents
Agentforce に関する情報です。
組織で最大5つの SDR Agent を追加できるようになった旨、リリースノートに追加されました。

項番49:Get Detailed Visibility Into Every Platform Action
Agentforce に関する情報です。
AI エージェントが行う Flow や Apex アクションなどのプラットフォーム上の活動を可視化できるようになった旨、リリースノートに追加されました。
項番50:Security Alert Is Added to the Device Flow Connection Page
セキュリティーに関する情報です。
ユーザーが OAuth 2.0 デバイスフローを使用してサードパーティ製アプリに接続する際、デバイスフローの接続ページに警告が表示されるようになる旨、リリースノートに追加されました。
項番51:Discover Agentforce Solutions Faster Using Filters in the Improved _AgentExchange
AgentExchange に関する情報です。
AgentExchange サイトで、エージェント、トピック、アクションでソリューションをフィルタリングし、リストタイルで詳細を確認できるようになった旨、リリースノートに追加されました。
項番52:Prepare for Connected App Usage Restriction
セキュリティーに関する情報です。
2025 年 9 月上旬より段階的に 未インストールの接続アプリケーションの使用制限が開始される旨、リリースノートに追加されました。
この制限が適用されると、特定のユーザー権限を持つユーザーのみが未インストールの接続アプリケーションを使用できるようになります。
特定のユーザー権限については、2025 年 8 月 18 日より利用可能となり、標準のシステム管理者プロファイルを持つすべてのユーザーに自動的に割り当てられます。
項番53:Identify Partner Product Dependencies for AppExchange Solutions
AppExchange に関する情報です。
AppExchange のソリューション詳細ページで対象ソリューションを利用する際に同じパートナーの他ソリューションが必要か確認するための「Required Partner Products」項目が追加された旨、リリースノートに追加されました。

続いて、その他の更新です。

まずは、拡張ドメインに関する情報です。
現在は拡張ドメイン適用前の URL にアクセスしたとき、新しい URL にリダイレクトされる動作になっていますが、そのリダイレクトが停止する予定がありますので、こちらでロードマップをご紹介します。
Summer '25 の現行バージョンでは、メジャーリリースのタイミングでリダイレクトが停止しないようにするためのオプトアウトの設定が組織に追加されています。その設定を使用してオプトアウトしてない場合は、Winter '26 のリリースにてリダイレクトが停止します。ただ、それによって業務影響がありそうな場合には管理者様はリダイレクトを手動で有効化することができます。
そして、Spring '26 のリリースではリダイレクトが完全に停止して、リダイレクトを有効化することはできなくなります。そのため管理者様におかれましては、本件に関する参考情報をご確認いただき、リダイレクト停止に向けたご準備をお願いいたします。
関連リンク
- Enhanced Domains Timeline
- Update References to Legacy Host Names (Release Update)
- サクセスナビ : 拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止

続いては、フローに関する今後のロードマップです。
ご存知の管理者様も多いかと思いますが、ワークフロールールおよびプロセスビルダーは 2025 年 12 月 31 日にサポート終了になる予定です。
ワークフロールールやプロセスビルダーは、多くのお客様にご利用いただいている機能かと思います。Salesforce ではサクセスナビにフローへの移行に関するページを公開しておりますので、内容をご確認の上でフローへの移行をご計画ください。
関連リンク
- ワークフロールール & プロセスビルダーのサポートの廃止
- ヘルプドキュメント:Flow Builder 学習マップへの切り替え
- サクセスナビ:フローへの移行
- サクセスナビ:開発・実装ガイドライン
- Trailhead:Migrate Workflows and Processes to Flows

続いて、機能の廃止についてです。

機能の廃止について今月はいくつか更新がございます。
こちらでは二点です。
Lightning Experience への移行を支援する為の機能である Optimizer App は 2025 年 10 月に廃止となります。お客様の組織が Hyperforce か否かで Optimizer App にアクセスできなくなる時期が変わります。詳細はナレッジをご確認ください。また、Optimizer App をご活用いただいているお客様は、Salesforce Labs の Org Check アプリのご利用をご検討ください。
複数組織でのデータ共有や、お客様とベンダー / パートナー様でデータを共有する必要がある場合にご利用頂いています Salesforce to Salesforce が、2027 年 2 月に廃止となります。代替ソリューションとして Partner Cloud や Data Cloud one のご利用をご検討ください。

こちらでも二点、更新がございます。
こちらは Sales Cloud をご利用のお客様向けの情報です。Salesforce Maps Live Tracking Mobile は契約終了日をもって廃止となりますが、既存の契約は 2026 年 8 月 31 日まで有効です。こちらの機能をご利用のお客様は、Salesforce Maps サブスクリプションに含まれているマイル管理機能やチェックイン機能のご利用をご検討ください。
Einstein予測ビルダーは契約終了日をもって廃止となり、Einstein予測ビルダーへのアクセスはできなくなり、関連するデータは削除されます。Einstein予測ビルダーをご利用のお客様は、Einstein Studio Model Builder の利用をご検討ください。

続いて、従来のチャットと Live Agent の廃止です。
こちらは更新情報はありませんが、重要な情報のため改めてご紹介させていただきます。
従来のチャット、Live Agent は 2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。
それに伴い、標準ボットもご利用いただけなくなります。そのため、早めに後継機能である「アプリ内および Web のメッセージング」や拡張ボットへの移行計画を立てていただくことを推奨致します。
関連リンク
- リリースノート:Legacy Chat Is Being Retired
- ナレッジ:チャットおよび Live Agent の廃止
- サクセスナビ:チャットおよび Live Agent の廃止

最後に、その他の情報です。

まずは Hyperforce への移行についてです。
Hyperforce は AWS 上に構築された新しいインフラです。
お客様の組織は Salesforce のデータセンター、もしくは Hyperforce のいずれかで稼働しています。そして数年前から Salesforce では、新しいインフラである Hyperforce へお客様の組織を順次移行しています。
Hyperforce への移行に関するメールを受け取られた場合には、事前準備が必要になる場合があります。そのため、Salesforce からメールを受信された場合は、内容のご確認をお願いいたします。
また、お客様がスムーズに移行いただけるように、Salesforce では Hyperforce アシスタントという機能を用意していますので、ぜひご確認をお願いします。
関連リンク
- ハードコード化された参照の更新
- Hyperforce の IP 許可リスト登録の望ましい代替案
- Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する
- Hyperforce アシスタント

本動画や資料に関するアンケートがございますので、ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。

8 月度のアップデートは以上となります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
公開日: 2025.08.27
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