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Forward-Looking Statements本記事の内容は新機能情報の中から一部抜粋して記載しております。英語版と日本語版の差異があれば英語版を優先するものといたします。また、その他の更新情報などは必ずリリースノートを参照ください。重要な更新Winter'25 で強制ログインが永久に無効にセキュリティを強化するため、'25 Winter 以降、ログイン URL のクエリ文字列パラメーターとしてユーザー名とパスワードを渡して Salesforce にログインする「強制ログイン」が無効になります。この変更により、URL 経由の強制ログインを使用している実装やサードパーティインテグレーションや、直接ログイン (自動ログイン) リンクが壊れます。サービスの中断を避けるため、強制ログインを使用しているインテグレーション機能を更新してください。本番組織への直接ログインの MFA がデフォルトで有効化Salesforce アカウントへの不正アクセスを防止するため、ユーザーのログイン時には多要素認証 (MFA) が必要です。お客様がこの契約上のセキュリティ要件を満たしやすくするために、新しい本番組織の稼働を開始するときに MFA は直接ログインプロセスのデフォルト設定となりました。Sandbox 組織はこの変更の影響を受けません。試用期間中の組織は、サブスクリプションに移行するまでは影響を受けません。Service Cloudに関するリリース参照 ID の無効化と新しいメールスレッド動作への移行 (リリース更新)この更新により、参照 ID スレッドが無効になり、メール-to-ケースの Lightning スレッドに移行します。新しいメール-to-ケーススレッドの動作では、受信メールの照合に参照 ID は使用されません。代わりに、メールの件名または本文でセキュアトークンを使用して照合されます。一致が見つからない場合は、メールヘッダーに含まれるメタデータもチェックされます。この更新は Winter '21 で最初に使用可能になりました。セキュリティに関するリリースMFA が無効な場合の Salesforce システム管理者へのアプリケーション内リマインダーの表示Salesforce 製品での多要素認証 (MFA) の使用が 2022 年 2 月 1 日より契約上の必須要件となりました。MFA の使用を技術的に適用するという当初の計画の代わりに、新しい通知モデルを実装しました。組織全体の MFA 設定をお客様が無効にした場合、MFA 要件に準拠していないことになります。MFA が再有効化されるまで、組織のすべてのシステム管理者にアプリケーション内警告が定期的に表示されます。対象: この変更は、すべてのエディションの Lightning Experience とすべてのバージョンのモバイルアプリケーションに適用されます。証明書の有効期限に関する通知の受取人の制限証明書の有効期限に関するメール通知を受け取るユーザーを制限できるようになりました。証明書を管理するシステム管理者にのみ、新しい「Receive Certificate Expiration Notification (証明書の有効期限に関する通知メールの受信)」ユーザー権限を割り当てます。また、通知メールには、有効期限が切れる前に証明書を更新する方法の詳細も記載されるようになりました。対象: この変更は、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、および Developer Edition の Lightning Experience および Salesforce Classic に適用されます。新しい設定ドメインの追加ブラウザーでサードパーティ Cookie がブロックされている場合に Lightning Experience の [設定] ページにコンテンツが正しく読み込まれるようにします。インターネットに対する一般的なアクセス権がある場合は、特に操作は必要ありません。会社でファイアウォールまたは許可リストを介してインターネットへのユーザーまたはサーバーのアクセスを制御する場合、IT 部門は会社の許可済みドメインのリストに *.salesforce-setup.com を追加する必要があります。このドメインで Salesforce の [設定] ページがホストされるようになっています。
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(2024年5月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/kuaBgWctb333RWk9bzGYK3全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 5 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 5 月のトピックはこちらになります。本記事では先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは、製品イノベーションに関する情報です。Summer ‘24 リリーススケジュールについてです。プレリリースサイトは公開済、プレビューも 5 月 12 日(日本時間)に開始されています。その他、Trailhead モジュールや Release Overview Deck 等も公開されておりますのでご確認ください。なお、サクセスナビではバージョンアップに備えるための情報もご用意しておりますので、是非ご参照いただき、6 月 16日(日本時間) の Summer ‘24 に向けてご準備を進めていただければと思います。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Summer ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSummer ’24 Pre-Release SiiteSummer ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Summer ’24 Release SiteSummer '24 Release HighlightsRelease Overview DeckFeature Matrix続いて、Spring ’24 のリリースノートの更新情報です。Spring ‘24のリリースノートの更新情報のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋して毎月ご紹介しています今月は 4 月 22 日以降の更新情報を抜粋しています。No.53 Get 10 Einstein Conversation Insights Licenses with Enterprise EditionEinstein 会話インサイトのライセンスに関する情報です。Sales Cloud Enterprise Editionをお使いの場合、Einstein 会話インサイトを 10 ライセンスご利用可能です。すでに殆どの組織には 3 月にライセンスが付与されていますが、5月にライセンスが付与された組織もあることが記載されました。No.54 Service Account OAuth 2.0 Authentication to Microsoft Office 365 Is Being RetiredEinstein 活動キャプチャと Microsoft Office 365 の接続に関する情報です。Einstein 活動キャプチャを Microsoft Office 365 に接続する場合、組織レベルの OAuth 2.0 認証をお勧めする記載が追加されました。No.55 Update Organization-Wide Defaults Faster組織全体のデフォルトの共有設定についての情報です。組織全体のデフォルトの共有設定をより早く更新できる機能がSpring ’24 から提供されていますが、Summer ’24 にロールアウトが完了予定との旨が追記されました。No.56 Temporarily Opt Out of Google Chrome Storage PartitioningGoogle Chrome の Storage Partitioning についての情報です。2024 年 9 月まで Google Chrome の Storage Partitioning を無効にする新しい設定を使用して、Salesforce のロールアウトを当面 Opt Out し、Google の非推奨トライアルが2024 年 9 月 3 日に終了するまで Partition 分割されていないストレージを維持することができるようになる旨が追記されました。No.57 Streamline Everyday Activities with Einstein Copilot on the Field Service Mobile AppField Service モバイルアプリケーションに関する情報です。Field Service モバイルアプリケーションで、レコードの検索や要約、情報の収集が可能となる Einstein Copilot のリリースが 2024 年 5 月 6 日から利用可能であるとの更新がありました。続いて Summer ’24 リリースノートにおける更新情報です。Spring ’24 と同様に Summer ’24 のリリースノートの更新情報のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。今月は 4 月 29 日以降の更新情報を抜粋しています。No.1,2,3 Let Einstein Build a Draft Flow for You (Beta)Einstein for Flow についての情報です。Einstein for Flow の利用はベータ版での提供と変更された旨、及び Einstein for Flow についての詳細が追加されました。No4,5,6 Answer Questions Easily with Knowledge and Generative AIナレッジと生成 AI で質問に簡単に答える機能についての情報です。現時点では英語のみの提供であり、また一般提供となった旨が記載されました。No.7 Transition to the Lightning Editor for Email Composers in Email-to-Case (Generally Available) (Release Update)Mail-to-Case の Email Composer 用の Lightning Editor への移行についての情報です。この移行について強制適用の時期がWinter ’25 から Spring ’25 に変更となった旨、記載されました。No.8 Benefit from Simplified Org Migration with Automatically Migrated Change Sets組織移行における変更セットについての情報です。変更セットは 組織移行 で移行されることをアナウンスするリリースノートが追加されました。No.9 Lightning Web Security Enablement Rollout PostponedLightning Web Security (LWS) についての情報です。LWS の有効化状況に関するリリースノートが追加され、Salesforce による自動有効化は追ってお知らせするまで延期することになりました。No.10 Enforce View Roles and Role Hierarchy Permission When Editing Public List View Visibility (Release Update)公開リストビューの編集に関する情報です。公開リストビューを編集する際に「ロールおよびロール階層を表示」権限が強制適用されるリリースが、Winter ’25 から Spring ’25 に変更されました。No.11 Help Partners Send Personalized Sales Emails FastEinstein Sales Emails についての情報です。パートナー・ユーザーは、Experience Cloud Aura サイトから取引先責任者やリードにメッセージを作成するために、Einstein Sales Emails で Einstein の生成 AI のサポートを受けることができる旨のリリースノートが追加されました。続いて多要素認証(MFA)に関する更新情報です。Summer ’24 のリリースノートが公開され、そちらに MFA に関する記事が 3 つございますのでご紹介します。Salesforce では 2022 年 2 月から MFA の使用を利用規約上必須とさせていただいております。そして 2024 年 4 月 8 日以降は本番組織への直接のログインについては MFA がデフォルトで有効になっており、4 月 8 日以降に新規作成された組織についても MFA がデフォルトで有効になっています。組織で MFA が有効化されても管理者様にて無効化することは可能ですが、Summer ’24 以降では MFA が有効化された状態になるまで管理者様には MFA の有効化を促す通知がアプリケーション内に表示されるかたちとなります。ぜひ MFA を有効化していただき、安全な状態で Salesforce をご利用いただけますようお願いします。関連リンクStay on Top of MFA ComplianceSalesforce Admins Get In-App Reminders If MFA Is Turned OffMFA Is On by Default for Direct Logins to Production Orgs続いてインフラ強化です。新たにインスタンスリフレッシュの計画が追加されているのでご紹介致します。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、上記に記載されている日程にて本番組織、Sandbox ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元に Trust サイトから通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続きまして、許可すべきIPアドレスとドメインに関するナレッジの更新情報で、今月は 3 つのナレッジそれぞれで更新が行われておりますのでご紹介します。まず一番最初に記載されている IP アドレスとドメインに関するナレッジの更新情報です。こちらのナレッジは 5 月 9 日に更新が行われており、RIPE と APNIC のリージョンにおいて IP アドレス範囲が追加されています。また Canada と Australia のレガシー環境が廃止されたため、Canada と Australia に関する IP アドレス範囲やガイダンスが削除されました。次に上から2つめの Hyperforce に関するナレッジの更新情報です。こちらのナレッジは 5 月 7 日に更新が行われており、Salesforce Express Connect のセクションに AWS Direct Connect に関する記述が追加されました。また Hyperforce でカスタムドメインを利用する際の留意点も追加されておりますのでご確認ください。そして一番下に記載されているメール受信に関するナレッジの更新情報です。こちらのナレッジは 5 月 5 日に更新が行われており、 APNIC の IP アドレス範囲が追加されております。関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて Summer ’24 で適用されるリリース更新に関する情報です。Summer ’24 のリリースにて強制適用されるリリース更新のご紹介です。Summer ’24 のリリース更新には、組織間のリダイレクトを制限するものや、メール送信のアクションに関するもの、Summer ’24 でも順次適用される ICU ロケールの有効化など、既存の動作に影響を与える可能性があるものも含まれております。そのため事前に内容をご確認いただき Summer ’24 のリリースに向けたご準備をお願いいたします。また、上記の一番下に記載されているフローに関するリリース更新の適用時期は、Summer ’24 ではなく Winter ’25 へ延期となっておりますのでご確認ください。関連リンク信頼済みの組織間リダイレクトのみを許可 (リリース更新)組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)複数設定 SAML フレームワークへの移行 (リリース更新)ボットユーザーコンテキストでフローの実行 (リリース更新)フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡し (リリース更新)続いて、その他の更新です。こちらは先月からの引き続きの内容となりますが、「新しい設定ドメインの許可」についてです。Summer ’24 より、Sandbox から先行して、段階的に Lightning の設定ページの URL を変更していく予定です。本番環境の URL の変更は、Sandbox や無償組織の変更後となります。お客様のネットワーク環境においてアクセスできるサイトをドメインで制御している場合、引き続き Lightning の「設定」ページにアクセスできるようにするためには、該当ドメインを事前に許可しておく必要がございます。作業漏れの無いよう、お気をつけください。関連リンクリリースノート:Add the New Setup Domain続いて、機能の廃止です。新しく 1 点追加がありました。チャットおよび Live Agent は 2026 年 2 月に廃止される予定です。対応方法についてはナレッジをご確認いただきたいのですが、次のスライドで少し補足をさせていただきます。関連リンクナレッジ:チャットおよび Live Agent の廃止従来のチャットと Live Agent をご利用中のお客様は、既に製品コミュニケーションメールを受けとらていると思います。これらの機能は、2026 年 2 月 14 に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。そのため、早めにアプリ内および Web のメッセージングへの移行計画を立てていただくことを推奨します。アプリ内および Web のメッセージングは、私たちの生活でよく利用している非同期チャット( Line をイメージいただくとわかりやすいと思います)を利用可能です。それ以外にも、双方向でファイルのやりとりができたり、顔文字が使えたりとLive Agent ではできなかった多くの機能をご利用可能です。関連リンクリリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:Chat & Live Agent Retirement(チャットおよび Live Agent の廃止)最後に、その他の情報です。1 月に開設したサクセスナビの AI 特設ページを更新しました。2 月以降にリリースされた注目の AI 機能の情報や、日本のお客様の活用事例を追加していますので、ぜひ確認してみてください!もし、まだ 「AI 特設ページを見たことがない」、「ブックマークし忘れていた・・・」というお客様は、ぜひこのタイミングで記事を参照し、ブックマークをお願いします。今後も定期的に更新をしていく予定です。4 月のシステム管理者通信でもご紹介をさせていただきました Sales Cloud 担当者育成シートについての共有です。こちらは、Sales Cloud の管理者や推進者の皆様にとって、必要な作業や検討事項の全体像をまとめたシートです。これから、Sales Cloud を利用開始予定の組織の管理者 / 推進者様、部署異動や配置換え等で新たに管理者 / 推進者として着任された方にお役立ていただきたいリソースとなっております。ぜひ、サクセスナビよりダウンロードしてみてください。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。5月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年4月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/FsuCyGuh3ieVWutpG1V7mE全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 4 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 4 月のトピックはこちらになります。本記事では前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは、製品イノベーションに関する情報です。Summer ’24 のリリーススケジュールが公開されましたのでご紹介します。日本のお客様向けのインスタンスにおける Summer ’24 のリリースは 6月 16 日に予定されています。また、Sandbox プレビューに参加予定のお客様でプレビュー対象のインスタンスに既存の Sandbox がない場合は、日本時間の 5 月 10 日午前 10 時までに Sandbox のリフレッシュが完了するよう、余裕を持って Sandbox のリフレッシュをお願いします。なお、サクセスナビではバージョンアップに備えるための情報もご用意しておりますのでぜひご参照いただき、6 月の Summer ’24 リリースに向けてご準備を進めていただければと思います。関連情報Salesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Summer ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSalesforce Sandbox プレビュー手順続いて Hyperforce に関する情報です。Summer '24より、Hyperforce 上の組織(JPNで始まるインスタンス)をご利用の場合は、メジャーリリースにおけるアップグレード中のサービスダウンタイムは無くなります。アップグレード中にログインしたユーザーがいる場合は再ログインを促され、再ログインが必要となります。もし、現在ご利用中のインスタンスが不明である場合には、Salesforceの設定画面にある組織情報ページで確認することができますのでご参照ください。続いて、Spring ’24 のリリースノートの更新情報です。今回は 3 月 25 日以降の更新情報の中から、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。#48 : Wrap Up Call and Enhanced Messaging Sessions Faster with Einstein Work Summaries生成 AI の機能である作業概要が拡張メッセージングと Voice でもご利用いただけますが、それぞれの機能においてサポートされる言語(日本語含む)が追加されました。#49 : Say Goodbye to Standard WhatsApp Channels標準の WhatsApp チャネルに関する更新で、2024 年 7 月 1 日以降は標準の WhatsApp チャネルの追加はできなくなります。また、2025 年 7 月 30 日までに標準の WhatsApp チャネルは拡張チャンネルに更新しないとメッセージを送受信できなくなりますので、ご利用中のお客様はご注意ください。#50 : Save a Transcript of Your Messaging for Web ConversationWeb のメッセージングに関する更新で、ユーザーは Web のメッセージングでの会話終了後、PDF にて会話のトランスクリプトがダウンロードできるようになったことがリリースノートに追加されました。#51 : Salesforce for Outlook (Retiring)Salesforce for Outlook の機能廃止時期が 2027 年 12 月に延期されたことがリリースノートに追加されています。Salesforce for Outlook をご利用中のお客様は、この期間に次世代製品である Outlook インテグレーションや Einstein 活動キャプチャへの移行をご検討ください。#52 : See Password Resets in the Login History and New and Changed Objectsログイン履歴に関する更新で、ユーザーがパスワードリセットしたことをログイン履歴から追跡できるようになったことが、リリースノートに追加されました。以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いてMFA(多要素認証)に関する更新情報です。MFA の参考リソースに関する情報ですが、FAQ の公開ナレッジの英語版が 3 月 28 日に更新されています。詳細は後述いたします。関連情報オンラインコミュニティSalesforce 多要素認証に関する FAQ 多要素認証 (MFA) 適用ロードマップサクセスナビ:MFA(多要素認証)設定マニュアルサクセスナビ:MFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)続いて、MFA のロードマップです。一部のお客様では 4 月 8 日から MFA の自動有効化が開始されています。また自動有効化の対象となっているお客様には Salesforce からメール通知も行われております。まだ MFA の適用準備がお済みでないお客様は、MFA の自動有効化後であっても管理者様にて MFA を無効化することができますが、Salesforce では MFA 適用は利用規約上必須となっており、またセキュリティレベルが低下することにも繋がってしまうため、できるだけ早めに有効化することを推奨しています。関連情報Spring '24 リリースノート : 2024 年 4 月から MFA がデフォルトでオンにSpring '24 リリースノート : Summer ’24 より Salesforce 製品への MFA の適用がアプリケーション内通知に移行多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ続いて MFA の FAQ に関する更新情報で、3つの更新がありますのでご紹介します。まず 1 つ目の更新は、Summer’24 にて導入される通知モデルに関する情報です。MFA が有効化されていない組織に管理者様がログインして設定メニューを開くと、警告プロンプトが表示され、MFA が有効化されるまで、定期的に警告プロンプトが表示されることが FAQ に記載されています。続いて 2 つ目の更新は、Experience Cloud ユーザーに関する情報です。Experience Cloud ユーザーについて SMS テキストメッセージを利用した ID 検証を実現することができますが、これには「外部ユーザーはテキスト (SMS) で ID を検証する」という権限を付与する必要があります。この権限は権限セットではなく、プロファイルで設定する必要がある旨が記載されています。3 つの目の更新情報ですが、こちらも Experience Cloud ユーザーに関する情報です。[ユーザーインターフェースログインの多要素認証]の権限をユーザーに付与することで、MFA を有効にすることができますが、Experience Cloud ユーザーについてはこの権限を権限セットではなく、プロファイルで割り当てる旨が FAQ に追記されました。更新情報の 2 つ目と 3 つ目は、ともに Experience Cloud ユーザーに関する更新情報であり、Experience Cloud ユーザーは MFA 必須化の対象外ではございますが、これらのユーザーに対して ID 検証や MFA の利用をご検討いただく場合にはご留意ください。続いてインフラ強化についてです。まずは、インスタンスリフレッシュです。日本のお客様がご利用中のインスタンスであるAP系のインスタンスリフレッシュの新しいスケジュール(日本時間で 5 月 19 日)が追加されました。また、6 月 16 日(日本時間)には、日本のお客様がご利用中のSandboxのインスタンスについてもインスタンスリフレッシュが実施される予定です。そして、既存のスケジュールに新たなインスタンス(UM系、EU系、NA系)が追加されています。こちらは主に海外のお客様がご利用中のインスタンスになります。「インスタンスリフレッシュの情報は 1 ヶ月前にしか知ることはできないのか?(直前すぎる・・・)」と不安を感じたお客様もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。リフレッシュ対象のインスタンスをご利用中の組織のシステム管理者様には、既に Salesforce からメールが送信されております。また、事前に登録済みの場合、Trust 通知メールもお手元に届いていると思いますので、速報はそちらにてご確認いただけるようになっています。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビで解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべきドメインと IP アドレスについてです。一番上の「SalesforceのIPアドレスとドメインで許可する」のナレッジに 3 月 21 日付で更新がありました。更新内容としては、RIPE の既存の IP アドレス範囲に IP アドレスが追加されています。IP アドレス許可リストを使われているお客様は、新しい IP アドレスの追加作業をお願いします。関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、その他の更新です。こちらは先月に引き続いて再度のお知らせとなります。Salesforce モバイルアプリケーションを使用するための OS(オペレーティングシステム)の要件が変更されました。新しい要件はAndroid のスマートフォンをご利用の場合は 10.0 以降、iOS のスマートフォンをご利用の場合は16.0 以降となりました。こちらの要件より古いバージョンの OS をご利用の場合には、早めにアップグレードをしていただけますようお願いします。関連リンク:リリースノート:Salesforce Mobile App Requirements Have Changed ヘルプ:Requirements for the Salesforce Mobile App続いてこちらも再掲となりますが、先月もご紹介しました「新しい設定ドメインの許可」についてです。内容としては、Lightning Experience 利用時における設定ページの URL が変更されるため、お客様のネットワーク環境においてアクセスできるサイトをドメインで制御している場合、引き続き Lightning Experience の「設定」ページにアクセスできるようにするため、該当ドメインを許可する必要があるというものです。こちらの更新は段階的に適用される予定ですが、先行して Sandbox と無償組織(トライアル組織や Developer Edition )が適用されます。その後、本番組織が適用される予定となっています。日程は現時点で未定となっておりますが、決まりましたらリリースノートが更新される予定です。関連リンク:リリースノート:新しい設定ドメインの許可ヘルプ:必要なドメインを許可ナレッジ:Understand How Google's Privacy Sandbox Initiative Impacts Salesforce続いて拡張ドメイン適用までの今後のロードマップです。こちらのロードマップについて変更はございませんが、旧 URL にアクセスしたときのリダイレクトが Winter ’25 で停止となることをお知らせする製品コミュニケーションが 4 月 1 日に管理者様に送信されておりますので、詳細はメールの内容をご確認ください。続いて、機能の廃止に関する情報です。こちらでは 1 点、更新がございます。Salesforce for Outlook の廃止について、終了時期が 2024 年 6 月から 2027 年 12 月へ変更となっております。現在も Salesforce for Outlook をご利用の場合は、ご利用用途に応じて Einstein 活動キャプチャや Outlook インテグレーションへの移行計画を立てていただけますよう、お願いします。最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。4 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年3月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/BQVRWwNJ7Vz2sq8v3Qj55u全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 3 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 3 月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは、製品イノベーションに関する情報です。サクセスナビに「Spring '24リリース 注目の新機能」ページが公開されています。お役立ち情報から、リリースの概要をまとめた資料である「Release Overview Deck」をダウンロードできるようになっていますので、是非ご確認ください。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Spring '24リリース注目の新機能オンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSpring '24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Spring'24 Release SiteSpring '24 Release HighlightsRelease Overview DeckRelease in a BoxRelease Feature Matrix続いて、Spring ’24 のリリースノートの更新情報です。今回は2月19日以降の更新のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。No. 25 Update Your Content Security Policy (CSP) for Upcoming Changes コンテンツセキュリティポリシー(CSP)に準拠するための信頼済み URL の適用時期が、Winter ’24 から Winter ’25 へ延期されました。No. 26 Create From Lookup ChangesNo. 27 Return to the Record Page with Record Create on Custom Quick Actions Spring ’24 から参照関係項目からレコードを作成する際に「保存 & 新規」ボタンが表示されたり、クイックアクションにおける保存後のナビゲーションが変更されておりますが、この変更のロールアウトは 2024 年 6 月に終了する予定である旨がリリースノートに追記されました。No. 28 Make Callouts After Rolling Back DML and Releasing Savepoints Apex で DML をロールバックするセーブポイントの設定の制限に関する情報が追加されました。Database.rollback(Savepoint) および Database.setSavepoint() について、Spring ’24 から DML 行数の制限にはカウントされませんが、DML 文数の制限にはカウントされます。以前のバージョンでは、どちらの呼び出しも DML 行の使用制限としてカウントされていましたので Apex でこちらのメソッドをご利用の場合はご確認ください。No. 29 Einstein for Feedback Management Feedback Management を契約している組織では、フィードバックを得るためのアンケートを自動生成したり、作成したアンケートを多言語に自動で翻訳できる生成 AI が利用できます。それらの生成 AI の機能の情報が、リリースノートに追加されました。No. 30 View and Set Forecasts with Forecast Groups Spring '24から、売上予測種別のグループ化単位としてカスタム選択リスト項目を設定できるようになりましたが、今回のリリースノートの更新で、売上予測に含める選択リスト値は最大 50 である事が追加されました。No. 31 Wait for Engagement Events in Segment-Triggered Flows with the Wait Until Event Element Flow Builder の新しい要素 Wait Until Event(イベントまで待機)についての情報です。Wait Until Event(イベントまで待機)要素を使用すると、メールや SMS のエンゲージメントに基づいてフローを再開できます。例えば、ユーザーがメールや SMS を開いたり、特定のリンクをクリックしたときにフローを再開できます。No. 32 Supercharge Your Visualizations with Images, Rich Text, and Dashboard Widgets in All Salesforce Editions ダッシュボードの機能が強化され、ダッシュボードウィジェットに追加できる画像ウィジェットが 2 個から 3 個に変更されました。No. 33 Upgrade to Identity Connect 7.1.6 セキュリティ機能が強化された Identity Connect 7.1.6 の使用を推奨するリリースノートが追加されました。No. 34 Identify Speakers on Mono CallsEinstein 会話インサイトのモノラル通話における話者識別の機能向上に関するリリースノートが追加されました。No. 35 Use Einstein Conversation Insights with Microsoft Teams and Google MeetEinstein 会話インサイトのビデオプロバイダーについてのリリースノートについて、Google Meet が利用可能になるのは2024 年 3 月以降と更新されました。No. 36 Get 10 Einstein Conversation Insights Licenses with Enterprise Edition Sales Cloud の Enterprise Edition を使用している場合に Einstein 会話インサイト を 10 ライセンス分利用できるようになる予定ですが、Einstein 会話インサイトのライセンスへアクセスできるようになるのは 2024 年 3 月以降とリリースノートが更新されました。No. 37 Simplify Daily Tasks with Prompt Builder (Generally Available)プロンプトビルダーの正式リリースに関するリリースノートが追加されました。No. 38 Editions Support for Einstein Generative AI Einstein 生成 AI の使用において、追加でサポートされるエディションに関するリリースノートが追加されましたNo. 39 Provide Data to Einstein with Template-Triggered Prompt Flowsフロービルダーにプロンプトビルダーから呼び出せる新しい種別である「テンプレートトリガープロンプトフロー」が追加されました。No. 40 Provide Data to Einstein with Invocable ActionsPrompt Builder のプロンプトテンプレートと統合する呼び出し可能なアクションが Apex で作成できる InvocableMethod アノテーションについてのリリースノートが追加されました。No41, 42 Allow the New Setup Domain to Ensure Access to Salesforce Setup PagesSalesforce 設定ページへのアクセスを確実にするための新しい設定ドメインの許可について、Lightning Experience にのみ適用されるため、Salesforce Classic への参照が削除されました。また、この変更を適用するタイムラインが更新され日付についての記載が削除されました。No. 43 Get Fewer User Connection Notifications Einstein 活動キャプチャの接続状況通知を利用している場合、以前は 24 時間ごとに通知が送信されていましたが、7 日ごとに通知を受け取るようになる事がアナウンスされました。No. 44 Deploy and Retrieve More Metadata via REST and SOAP Metadata API SOAP retrieve および REST デプロイメントにおける、以前の最大非圧縮フォルダサイズは 400 MBでした。この制限が 600 MB に引き上げられた旨のリリースノートが追加されました。No. 45 Salesforce Relaunches Four Previously Enforced Release Updates 以前のリリースで 4 つのリリース更新を実施しましたが、一部の組織では、関連する環境設定が意図せずに元に戻されたため、リリース更新を再適用する必要があります。こちらについては、影響を受ける組織に対してメール送信される予定です。また、[設定] - [リリース更新]画面で、リリース更新の状況を確認できます。No. 46 Get Your Mobile Workers Up to Speed with Pre-Work BriefField Service モバイルアプリで利用可能な、 作業員の効率アップにつながる AI 機能の設定方法が更新されました。No. 47 Get Started with Einstein Features for the Field Service Mobile AppField Service モバイルアプリで Einstein 機能を利用するための、Einstein for Field Service Mobile 権限セットについてリリースノートに追加されました。以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いてMFA(多要素認証)に関する更新情報です。MFA の FAQに関する公開ナレッジが 2 月22 日 に更新されました。以降の 2 枚のスライドを使用して更新内容を解説いたします。関連情報オンラインコミュニティSalesforce 多要素認証に関する FAQ 多要素認証 (MFA) 適用ロードマップサクセスナビ:MFA(多要素認証)設定設定マニュアルサクセスナビ:MFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)Sales Cloud や Service Cloud などの Salesforce Platform 上に構築された製品について、2024 年 4 月 8 日以降に組織が新規作成された場合、その組織は MFA がデフォルトで有効化された状態となります。また、Summer ’24 では MFA が無効化されている組織については、アプリケーション内で MFA 適用を促すための通知メッセージを表示する方式が適用されますので、ご承知おきください。関連情報Spring '24 リリースノート : 2024 年 4 月から MFA がデフォルトでオンにSpring '24 リリースノート : Summer ’24 より Salesforce 製品への MFA の適用がアプリケーション内通知に移行多要素認証 (MFA) 適用ロードマップまた、Salesforce Platform 上に構築された製品について、2024 年 4 月 8 日以降に作成された組織は、MFA がデフォルトで有効化された状態となりますが、MFA の準備が整っていない場合、組織の管理者様は MFA を無効化することができます。ただし、Salesforce では MFA は利用規約上必須となっており、またセキュリティレベルが低下することにも繋がってしまうため、できるだけ早めに有効化することを推奨しています。続いてインフラ強化についてです。まずは、インスタンスリフレッシュです。2024 年 3 月 17 日に本番組織と Sandbox でインスタンスリフレッシュが行われました。また今後の予定として本スライドに記載されているように、本番組織と Sandbox の両方のインスタンスにおいて多数のインスタンスリフレッシュが予定されています。日本のお客様にご利用いただいているインスタンスについてもメンテナンスが予定されていますので、お手元に Trust から通知メールが届いている管理者様もいらっしゃると思います。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべきドメインと IP アドレスについてです。本スライドでは3つの公開ナレッジをご紹介しておりますが、今月は一番下にございますSalesforceからのメール受信に関するナレッジに更新情報がありますのでご紹介します。こちらのナレッジは 2024 年 3 月 5 日に更新が行われており、APNIC のリージョンで使用している IP アドレスについて、以下の2つの IP アドレス範囲が追加されております。104.161.170.224 - 104.161.170.239104.161.174.224 - 104.161.174.239Salesforce プラットフォームからのメール受信において、IP アドレスで許可リストを構成されているお客様は内容のご確認をお願いします。関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続きまして、リリース更新です。次期バージョンであるSummer ’24 で適用予定だった「メール-to-ケースのメールコンポーザー向けの Lightning エディターへの移行」について、Winter ’25 に適用予定が延期されました。内容としては、メールアクションをクリックして表示されるエディターが最新版に切り替わるという更新です。関連リンク:Spring '24 リリースノートの「Release Updates」続いて、その他の更新です。Salesforce モバイルアプリケーションを使用するための OS(オペレーティングシステム)の要件が変更されました。新しい要件は、Android のスマートフォンをご利用の場合は10.0以降、iOS のスマートフォンをご利用の場合は16.0以降となりました。新しい要件より古いバージョンの OS をご利用の場合には、早めにアップグレードをしていただけますよう、お願いします。関連リンク:リリースノート:Salesforce Mobile App Requirements Have Changed ヘルプ:Requirements for the Salesforce Mobile App続いて、[リリースノートの更新]の再掲となりますが、先月もご紹介しました「新しい設定ドメインの許可」についてです。内容としては、Lightning Experience 利用時における設定ページの URL が変更されるため、お客様のネットワーク環境においてアクセスできるサイトをドメインで制御している場合、引き続き Lightning Experience の「設定」ページにアクセスできるようにするため、該当ドメインを許可する必要があるというものです。今回は、その適用順序の情報が更新されています。本更新は段階的に適用される予定ですが、先行して Sandbox と無償組織(トライアル組織や Developer Edition )が適用されます。その後、本番組織が適用される予定となっています。日程は現時点で未定となっておりますが、決まりましたらリリースノートが更新される予定です。関連リンク:リリースノート:新しい設定ドメインの許可ヘルプ:必要なドメインを許可ナレッジ:Understand How Google's Privacy Sandbox Initiative Impacts Salesforce続きまして、フローへの移行に関する情報です。ワークフロールールとプロセスビルダーのサポートは、2025 年 12 月 31 日で終了します。既存の設定は動作しますが、ワークフロールールやプロセスビルダーに関するお問い合わせの対応や不具合の修正は行われません。ワークフロールールやプロセスビルダーをご利用の場合は、「フローへの移行学習マップ」やサクセスナビを参考に、早めにフローへの移行の準備を進めていただけますよう、お願いします。関連リンク:リリースノート:Migrate Even More Processes with the Updated Migrate to Flow Tool続いて、機能の廃止に関する情報です。新しく4件情報が追加されています。ケイデンスビルダーバージョン 1.0 の廃止ケイデンスビルダーは、 Sales Engagement の機能です。営業担当チームはケイデンスビルダーを使用して、販売担当者をガイドするセールスプレイブックを作成して有効化できるというものです。こちらのケイデンスビルダーバージョン 1.0(クラシック)は、Summer '25 リリースで廃止予定です。Salesforce では、よりすばやく効率的に、そして簡単にケイデンスを構築できる新しいケイデンスビルダー 2.0 を提供しています。既存のケイデンスを新しいビルダーで再構築することをご検討お願いします。ワークフロールール & プロセスビルダーのサポートの廃止[その他の更新]の再掲となりますが、ワークフロールールとプロセスビルダーのサポートは 2025 年 12 月 31 日で終了する予定です。ワークフロールールやプロセスビルダーをご利用の場合は、早めにフローへの移行の準備をお願いします。Chatter アンサーの廃止明示的な廃止時期はなく、既存契約の終了日までは Chatter アンサーをご利用いただけますChatter アンサーに置き換わる機能として、「 Chatter の質問」が提供されてますので、Chatter アンサーをご利用の場合は、ナレッジを参考に移行の準備をお願いします。参考情報となりますが、今回の廃止は、Summer '16 リリース( 2016 年 6 月)以降に作成された組織をご利用の場合は対応不要です。Elastic サービスの廃止Salesforce は、お客様の Java および JavaScript コードを実行するための主要なプラットフォームを Heroku とすることを決定しました。そのため、Salesforce Elastic サービス(Salesforce Functions)は既存契約終了日以降はご利用いただけません。ナレッジに Functions を Heroku に移行する方法の記載がございますので、ご確認をお願いします。最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。3月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年2月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/qJJatinQTvnMpK2a6b2ZWk全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の2月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024年2月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは、製品イノベーションに関する情報です。日本のお客様向けのインスタンス(APx、JPNx)が2月11日にSpring ‘24になりました。サクセスナビに「Spring '24リリース 注目の新機能」ページが公開されています。既に、注目機能のななめ読みを参照いただけますが、来月には各製品のエキスパートが注目機能を紹介する動画が追加される予定なので、ぜひブックマークをして楽しみにお待ちください。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Spring '24リリース注目の新機能オンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSpring '24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Spring'24 Release SiteSpring '24 Release HighlightsRelease Overview DeckRelease in a BoxRelease Feature Matrix続いて、リリースノートの更新情報です。Spring ‘24のリリースノートの更新情報のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。今月は、1月9日以降の更新の抜粋になります。No.4 Create From Lookup Changes参照項目の動作に関する内容です。参照項目からレコードを作成する際に「保存 & 新規」ボタンが表示されなくなります。参照項目以外からのレコード作成画面では引き続き「保存 & 新規」ボタンは表示されます。No.5 Control Your Data Prep Concurrency AllocationCRM Analyticsに関する情報です。Spring '24からAnalyticsの設定画面に、[データフローとレシピ間での同時実行制限の共有を有効にします]オプションが追加されました。今回のリリースノートの更新では、それを設定するためにはCRM Analytics Plusのライセンスが必要である旨が追加されました。No.6 Address Your Users’ Connection Issues Quickly by Seeing Org ID and Username in NotificationsEinstein 活動キャプチャに関する情報です。Einstein活動キャプチャの[接続状況通知]をONにしている場合、状況通知メールの本文に、組織IDとユーザー名が表示されるようになりました(以前のメール本文に含まれていたのは組織名のみでした)。なお、この変更はアプリケーション内通知には適用されません。No.7 Unify Your Organizational Knowledge Across Sources in Salesforce (Beta)ナレッジに関する情報です。Spring '24から、SharePoint等のサードパーティシステムのナレッジをSalesforceに統合するUnified Knowledgeのベータ版がリリースされる予定でしたが、2024年2月23日から本番およびプレビュー対象のインスタンスのSandboxで有効にできる旨がリリースノートに追加されました。No.8 Encrypt Fields Used to Train Generative AI Models生成AI関連の情報です。プラットフォーム暗号化の機能について、自然処理言語トレーニング モデルに入力されたデータを暗号化できる旨がリリースノートに追加されました。No.9 Return to the Record Page with Record Create on Custom Quick Actionsクイックアクションにおける保存後のナビゲーションの変更に関する情報です。以前は、カスタムクイックアクションからスタックモーダル経由でレコードを作成すると、新しく作成されたレコードページにリダイレクトされていましたが、Spring'24では、保存後のナビゲーションが発生しなくなりました。レコードを保存すると、クイックアクションのトリガーとなったレコードページにリダイレクトされます。No.10 Removed: Help Partners Streamline Communication with Personalized Sales Emails生成AIに関する情報です。Spring ‘24より、Einstein Sales Emails(取引先責任者とリード向けのパーソナライズされたメールをAIが生成してくれる機能) をExperience Cloudサイトでの利用可能になる予定でしたが、削除されました。No.11 The Cloud Security Website Is Being Retired弊社のセキュリティに関するサイトの情報です。Cloud Securityサイト(https://security.my.salesforce-sites.com/)を公開してましたが、当社のコンテンツライブラリの質を向上させる取り組みの一環として、2024年2月初旬に閉鎖されました。上記サイトに掲載されていた情報の代替リソースはリリースノートに纏められておりますので、ご確認ください。No.12 Resolve and Deflect Issues with Einstein Search Answers (Generally Available)生成AIに関する情報です。リリースノートに、Search Answerは英語の記事のみをサポートすることが明記されました。また、Search Answerは2024年2月末から順次利用可能になる予定です。No.13 Use Work Summaries in More Languagesこちらも、生成AIに関する情報です。複数言語で作業要約を利用できるチャネルはチャットのみであることが明記されました。No.14 Update Sharing Settings for the Operating Hours Object営業時間オブジェクトの共有設定に関する情報です。Spring '24で、営業時間オブジェクトの共有設定ができるようになりました。認証されていない (ゲスト) ユーザーが営業時間オブジェクトのデータにアクセスをする要件がある場合には、共有ルールを手動で作成する必要があります。また、 Salesforce Scheduler 経由で 営業時間オブジェクト にアクセスする場合、enableDepriveSoqlAccessGuestUserOrgPrefというメタデータAPIのフィールドをTrueに設定する必要があります。No.15 Unlock the Power of AI with Einstein Studio生成AIに関する情報です。Einstein Studioの使い方を明確にしました。Einstein Studio タブでは、予測および生成 AI を強化する AI モデルを管理することができます。No.16 Salesforce Ant Migration Tool End of Life開発者様向けの情報です。SalesforceのAnt移行ツールは、Spring '24で廃止される予定です。廃止後も、Ant移行ツールを利用することはできますが、新しい機能は更新されず、サポートされません。メタデータの変更を管理するには、Salesforce CLIに切り替えてください。No.17 Record Access Is Secure by Default after Enabling Digital Experiencesロールを利用可能なコミュニティユーザライセンスをご利用中のお客様向けの情報です。2024年2月8日以降に作成された Salesforce 組織でデジタルエクスペリエンスを有効にした後のロールの変更に関するリリースノートを追加しました。2024年2月8日以降に作成されたSalesforce組織では、デジタルエクスペリエンスを有効にした後も、共有ルールやその他の機能によってロールおよび内部下位グループと共有されたレコードは、その内部ユーザのみがアクセスできます。2024年2月8日以前に作成された組織では、内部ユーザーと共有されたレコードは外部サイトユーザーにも自動的に公開されるため、外部ユーザーアクセスの変換ウィザードを使用してアクセスを確保する必要があります。(No.18~20は、Salesforce Back Upに関する情報です)No.18 Back Up New Data On DemandSalesforce Backupアプリケーションのバージョン2.13では、自動バックアップだけでなく、任意のタイミングで増分バックアップを取得できるようになります。No.19 Control Formula Field Data Backups at the Object Levelオブジェクト毎に数式項目のバックアップを取得することができるようになりました。No.20 Back Up Files and Attachmentsファイルと添付ファイルをバックアップに含めることができるようになりました。No.21 Allow the New Setup Domain to Ensure Access to Salesforce Setup Pages設定画面用の新しいドメインが追加される予定です。後述の[その他の更新]セクションで詳細を解説します。No.22 Use Dynamic Forms on Pinned Region Pagesアプリケーションビルダーに関する情報です。ヘッダー等が固定されたテンプレートを使用するLightningレコードページで動的フォームが使用できる旨のリリースノートが追加されました。No.23 Use Einstein Conversation Insights with Microsoft Teams and Google MeetEinstein会話インサイトに関する情報です。Spring ’24から、ビデオプロバイダーとしてMicrosoft TeamsとGoogle Meetを使用可能になる予定でしたが、Google Meetとのインテグレーションは2024年2月下旬に可能になることが明記されました。No.24 Enforce Rollbacks for Apex Action Exceptions in REST API (Release Update)リリース更新に関する情報です。「REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用」というリリース更新の強制適用時期が、Spring ’24 から Spring '25に修正されました。以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、多要素認証(MFA)に関する情報です。Spring’24が適用されたことにより、これまで MFA の自動有効化が実施されていなかった組織に対して、MFA が自動有効化されました。この自動有効化は30日の猶予期間があり、MFAの準備ができていない場合、管理者様は組織のMFAを無効化することができます。しかしMFA適用は利用規約上必須なので、早めの対応をお願い致します。関連リンク残りのすべての組織での MFA 自動有効化の完了 (リリース更新)2024 年 4 月から MFA がデフォルトでオンにSummer ’24 より Salesforce 製品への MFA の適用がアプリケーション内通知に移行続いて、インフラ強化です。インスタンスリフレッシュですが、今回は多くの更新がございます。まず、2月18日に計画されていたインスタンスリフレッシュは実施されましたが、EU16インスタンスについてはキャンセルとなり、別日程で実施される予定です。次に、新たにインスタンスリフレッシュの計画が追加されているのでご案内します。上記スライドに記載されている日程にて本番組織、Sandbox組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されており、日本のお客様にご利用いただいている「AP」で始まるインスタンスも計画の対象に含まれています。お手元にTrustサイトから通知が届いているお客様もいらっしゃると思います。メンテナンス情報はTrust通知にて把握することができますので、Trust通知の登録をされていない管理者様はサクセスナビをご覧いただき、事前登録をお願いします。また、インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべきIPアドレスとドメインに関する情報です。「SalesforceのIPアドレスとドメインで許可する」のナレッジが1月15日と2月6日に更新されています。ARINとRIPEのそれぞれのリージョンでIPアドレス範囲が追加されていますのでご確認ください。Hyperforceに関するナレッジ「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」も1月16日と2月9日に更新され、ストリーミングAPIの要件が削除、また、W3School の HTML URL エンコーディングリファレンスへのリンクが追加されています。そして、「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」のナレッジも1月24日に更新され、一部IPアドレスが除外されています。詳細は、対象ナレッジの英語版の改版履歴をご確認ください。次にシステムメンテナンスについてです。Hyperforce以外の優先システムメンテナンススケジュールについてです。こちらは英語版の公開ナレッジを基に、対象インスタンスを最新に更新しております。日本のお客様がご利用のインスタンスについても古いインスタンスを削除し、新しいインスタンスが追加されていますので、ご確認をお願い致します。関連リンク優先システムメンテナンスのスケジュールSalesforce のメンテナンス中、組織にどのような影響がありますか?Trustサイト続いて、リリース更新に関する情報です。こちらのスライドは2月にリリースされた Spring’24 において適用されたリリース更新と、Spring'24以降に段階的に適用されるリリース更新の一覧です。リリース更新の適用によって以前と動作が変わっている機能もございますので、今回適用されたリリース更新の内容を改めてご確認ください。関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (リリース更新)こちらのスライドは次期バージョンである Summer’24 で適用予定のリリース更新です。リリース更新の中には重要な更新が含まれています。一部ご紹介させていただきますと、例えば、別のSalesforce組織へのリダイレクトを制御するものや、組織のメールアドレスで許可されたプロファイルを設定しないとメールが送信できなくなるもの、複数のSAMLフレームワークを適用するための更新など、Summer’24 リリースの前に管理者様にご確認いただきたい更新がございます。Summer’24 は6月にリリースされますので、それぞれの更新に関するヘルプ記事をご確認いただき、適用のご準備をお願い致します。関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報信頼済みの組織間リダイレクトのみを許可 (リリース更新)組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)複数設定 SAML フレームワークへの移行 (リリース更新)フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡し (リリース更新)ボットユーザーコンテキストでフローの実行 (リリース更新)メール-to-ケースのメールコンポーザー向けの Lightning エディターへの移行 (正式リリース) (リリース更新)続きまして、その他の更新です。こちらでは、Salesforce組織で使用されているURLの一部が更新されることをご案内いたします。URLが更新されるのは、Salesforceの画面の右上からアクセスする「設定」ページのURLで、「設定」ページのURLが「*.salesforce-setup.com」のURLに更新されます。この更新はすべての組織に一括で適用されるのではなく、段階的に適用を進めていく予定となっております。お客様のネットワーク環境において、アクセスできるサイトをドメインで制御している場合、「設定」ページにアクセスできるようにするため、該当ドメインを許可するように設定をお願い致します。関連リンク新しい設定ドメインの許可必要なドメインを許可Understand How Google's Privacy Sandbox Initiative Impacts Salesforce続いて、機能の廃止についてです。機能廃止についての更新情報はないのですが、廃止時期が近づいている機能がございますのでご紹介します。Salesfore for Outlook の機能廃止が 2024年6月で予定されています。該当機能をご利用のお客様は、Outlook インテグレーションやEinstein 活動キャプチャへの移行をご検討ください。関連リンクSalesforce 製品 & 機能の廃止最後にその他の情報のお知らせです。こちらでは、サクセスナビにAI特設ページが開設されたことをご紹介しております。こちらの特設ページでは、AI は Salesforce でどのように実現されるのか、AI を導入していくためにはどのようなステップを踏めばいいのかといった、AI に関する解説情報をご案内していますので是非ご一読いただければと思います。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。2月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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Foward-Looking Statements本記事の内容は新機能情報の中から一部抜粋して記載しております。英語版と日本語版の差異があれば英語版を優先するものといたします。また、その他の更新情報などは必ずリリースノートを参照ください。重要な更新残りのすべての組織での MFA 自動有効化の完了 (リリース更新)Salesforce では、2022 年 2 月 1 日より、Salesforce 製品にアクセスするすべてのお客様に多要素認証 (MFA) の使用を義務付けています。お客様がこの要件を満たすことができるように、MFA の自動有効化リリース更新で本番組織の MFA を自動的に有効にしています。このプロセスの第 1 フェーズは Spring '23 に開始されました。第 4 フェーズと最終フェーズは、Spring '24 のロールアウト時に適用されます。最終フェーズには、まだ自動有効化されていない組織がすべて含まれます。Summer ’24 より Salesforce 製品への MFA の適用がアプリケーション内通知に移行以前にお伝えしたとおり、Salesforce 製品での多要素認証 (MFA) の使用が 2022 年 2 月 1 日より契約上の必須要件となりました。お客様がこの要件を満たすことができるように、既存の本番組織への直接ログインに対する MFA は自動的に有効化されています。また、2024 年 4 月から、新規の本番組織では MFA がデフォルトでオンになります。Salesforce Platform 上で構築されている製品への MFA 導入率が高いことを鑑み、Summer ’24 からは MFA の適用をお知らせする新しい通知モデルに切り替えます。Sales Cloudに関するリリースSales Cloud EinsteinEinstein 生成 AI で、営業担当の受信箱からセールスメールのドラフトを作成して、関連情報を含めることができます。Google Workspace Marketplace アプリケーションを使用して Google に接続し、追加の評価指標やユーザーの問題を解決する方法を利用して Einstein 活動キャプチャのトラブルシューティングを行います。Salesforce MeetingsSalesforce Meetings を使用して、見込み客や顧客とのインタラクションを強化します。ミーティングのダイジェストを使用して重要なミーティング情報を表示することで、ミーティングが開始される前に全員で意見を擦り合わせます。またMeeting Studio は Spring '24 で廃止されます。Sales Cloud のその他の変更Account Engagementに関するリリースAccount Engagement での Einstein を使用したコンテンツの生成生成 AI を安全に使用して、コンテンツ作成プロセスを合理化します。Account Engagement の Einstein アシスタントを使用して、フォーム、ランディングページ、メールの件名、メール本文をすばやく作成します。セキュリティに関するリリースMFA 登録環境の UI テキストの改善多要素認証 (MFA) の検証方法を登録するときのユーザーエクスペリエンスを改善するために、ユーザーインターフェースの一部のテキストが更新されました。Salesforce Authenticator で ID 検証をワンタイムパスコードにシームレスに戻すユーザーが Salesforce Authenticator モバイルアプリケーションでプッシュ通知を受信できない場合は、同アプリケーションの時間ベースのワンタイムパスワード (TOTP) 機能を使用して ID 検証を行うことができます。多要素認証 (MFA) でログインするユーザーへの遅延を最小限に抑えるために、TOTP 検証のユーザーエクスペリエンスもさらに合理化されています。サービスの問題でプッシュ通知が利用できないことを Salesforce が検出すると、ユーザーは自動的に TOTP の検証画面にリダイレクトされます。さらに、ユーザーが [お困りですか?] のリンクをクリックすると、追加の手順なしに TOTP の検証画面に直接移動します。Summer ’24 での Salesforce Authenticator アプリケーションバージョン 4.1 への更新Salesforce は、Summer ’24 に Salesforce Authenticator のサポート対象最小アプリケーションバージョンを引き上げます。この更新により、バージョン 4.1 以降でのみ、ID 検証のためのプッシュ通知を受け取ることができます。アプリケーションのバージョンが 4.1 未満のユーザーは、同アプリケーションの時間ベースのワンタイムパスワード (TOTP) 機能で本人確認を継続できます。Salesforce Authenticator バージョン 4.1 のリリースは 2024 年 3 月を予定しています。ユーザーを Apple App Store (iOS) または Google Play (Android) に誘導して、Salesforce Authenticator アプリケーションの更新を促してください。Salesforce Authenticator でのメール検証を使用した接続済みアカウントのバックアップと復元Salesforce Authenticator バージョン 4.0 では、バックアップおよび復元機能に新しい設定プロセスが追加されました。ユーザーが接続済みアカウントをバックアップしたり復元したりする際、アプリケーションは携帯電話番号ではなくメールアドレスを検証します。検証を完了するには、メールで受け取った 6 桁のコードを入力します。この方法は SMS による認証よりも安全性が高いです。メールアドレスがまだ検証されていない場合でも、ユーザーは携帯電話番号を使用して既存のバックアップを復元できます。以前の Salesforce ドメインへの参照の更新従来の Salesforce ドメインの一時的なリダイレクトが 2024 年に終了するときに、顧客とエンドユーザーのサービスの中断を防ぎます。ユーザーが古いリンクとブックマークを更新できるように、更新された URL を提供する簡単なメッセージをリダイレクト中に表示します。その後、以前の Salesforce URL への参照を更新します (サイト URL と、Salesforce インスタンスを含むが [私のドメイン] の名前を含まない URL を含む)。開発者(Developer)向けSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止 (リリース更新)Salesforce Platform API のバージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止は、Summer '23 で最初に予定されていました。この廃止は Summer '25 に延期されました。これらの API バージョンは引き続き使用できますが、サポートされておらず、Summer '25 以降は使用できません。それらを使用しているアプリケーションは中断されます。要求は失敗し、エンドポイントが無効化されていることを示すエラーメッセージが表示されます。この重大な変更が実行される前に、従来の API バージョンを使用するすべてのアプリケーションを最新バージョンにアップグレードしてください。ストリーミング API バージョン 23.0 ~ 36.0 の廃止ストリーミング API バージョン 23.0 ~ 36.0 は Winter ’25 で廃止される予定です。これらのバージョンは非推奨であり、サポートは終了しています。最新のストリーミング API バージョン、または永続ストリーミングに対応しているバージョン 37.0 以降を使用することを強くお勧めします。新しいストリーミング API バージョンは、製品の機能強化とバグ修正で維持されます。
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(2024年1月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/QhFEEZndAsmqyqqsnZHse2全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の1月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024年1月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションに関する情報です。まずは次期バーションである Spring’24 のリリースに関する情報です。1月7日より Spring’24 の Sandbox プレビューが開始しております。本番組織に Spring’24 がリリースされる前に、プレビュー Sandbox にて動作確認や新機能の検証等を実施することを推奨しています。また Spring’24 に関する関連リソースとして、Release Site や Release Overview Deck 等が公開されています。これらの情報もご確認いただき、Spring’24 のリリースに向けたご準備をお願いします。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Spring'24 Release SiteSpring '24 Release HighlightsRelease Overview DeckRelease in a BoxRelease Feature Matrix続いて、リリースノートの更新情報です。リリースノートの更新情報のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。現行バージョンであるWinter ’24 のリリースノートの中から、12月18日以降の更新を抜粋してご紹介します。項番59 : Sandbox へのアクセス権を持つユーザーの選択Sandboxにアクセス可能なユーザを制限する機能が Winter’24 から利用可能となる予定でしたが、機能のリリースが延期されたことがリリースノートに記載されました。続いて次期バージョンであるSpring ’24のリリースノートの更新情報です。項番1 : Experience Improved Performance on More Record Home Pages多くのオブジェクトがLightning Web コンポーネントに対応していますが、Spring’24 では Field Service で使用される作業指示等のオブジェクトについては Lightning Web コンポーネントに対応しなくなり、それは Field Service Mobile アプリケーションには適用されないことが明記されました。項番2 : Einstein Conversation InsightsEinstein会話インサイトに関する情報で、言語サポートに関するリリースノートが追加されたことをお知らせしております。Call Summariesは日本語をサポートしており、Einstein会話インサイトは現時点では日本語をサポートしていません。またEinstein会話インサイトのダッシュボードのフィルタ機能が強化された旨のリリースノートも追加されました。項番3 : Auto-End Enhanced Messaging Sessions After No Response"拡張メッセージングチャネル" または "アプリ内および Web のメッセージング"でメッセージングセッションを開始したあと、顧客からの応答がないまま24時間が経過すると、セッションが"終了"に切り替わる動作になる旨がリリースノートに記載されています。以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、Spring '24リリースでのMFAに関する情報です。MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (Release Update)MFAの自動有効化に関する概要とリソースの情報が纏まっています。MFA Is Turned On by Default Starting April 20242024 年 4 月 8 日以降に作成される新規組織については MFA が自動で有効化された状態となります。また、既存の本番環境で、過去の自動有効化に含まれなかったすべての組織に対して、Spring ‘24で自動有効化が実施される予定です。(Sandbox 組織は対象外です)この自動有効化には 約 30 日間の猶予期間があり、準備ができていない場合は管理者にて MFA 機能の無効化をすることができますが、MFA の使用は利用規約上必須のため、可能な限り早めに MFA の利用を開始いただくようお願いします。MFA Enforcement for Salesforce Orgs Is Shifting to In-App Notifications Starting in Summer ’24当初予定されていた強制適用に代わり、新しく導入される通知モデルに関する情報です。新しい通知モデルでは Summer'24 以降、組織で MFA 機能が有効となっていない場合、組織の管理者に対して MFA を有効にするよう通知を表示する予定です。詳細は Summer'24 のリリースノートをお待ちください。UI Text Improvements for the MFA Registration ExperienceMFAの認証方法を登録する際の画面内の内容が一部更新される予定です。Salesforce Authenticator Is Disabled for External Users in Newly Created OrgsSpring '24 以降に作成された新しい組織では、外部ユーザーはデフォルトでは Salesforce Authenticator を使用できなくなる予定です。有効化にするには、Salesforce カスタマ サポートにご依頼をお願いします。なお、既存の組織(Spring'24 以前に作成された組織)は影響を受けません。以下は、すべてSalesforce Authenticatorに関する内容です。Revert Seamlessly to One-Time Passcodes for Identity Verification in Salesforce AuthenticatorSalesforce Authenticator では通常プッシュ通知を利用できますが、サービスの問題でプッシュ通知が利用できないことを検知した場合は、自動的にTOTP認証画面にリダイレクトされるようになる予定です。また、「問題が発生しました」リンクをクリックすると、追加のステップなしにTOTP認証画面に遷移するようになる予定です。Update the Salesforce Authenticator App to Version 4.1 in Summer ’24Summer'24 リリースからサポート対象の Salesforce Authenticator の version は 4.1 以上となる予定です。Salesforce Authenticator version 4.1 のリリースは、2024 年 3 月を予定しています。ユーザー様には、Summer ‘24リリースの前(今年6月)までにApple App Store (iOS) または Google Play (Android) で Salesforce Authenticator アプリを最新版に更新するよう周知をお願いします。Use Email Verifications to Back Up and Restore Connected Accounts in Salesforce AuthenticatorSalesforce Authenticator version 4.0 では、従来 SMS のみだったバックアップについて電子メールアドレスでのバックアップも可能となる予定です続いて、インフラ強化です。主に海外のお客様にご利用いただいているインスタンスになりますが、NA100, EU16, UM8のインスタンスで、2月18日(日本時間)にインスタンスリフレッシュが実施される予定です。また、同じ日程で、CS4等のスライドに記載されているSandboxのインスタンスリフレッシュも実施予定です。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、次期バージョンであるSpring ‘24で適用予定のリリース更新のご紹介です。今月からSpring '24のリリースノートをベースにご紹介しています。まず、MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (Release Update) について更新名が変更となっております。リリース更新自体の内容に変更はございません。その他、それぞれのリリース更新の詳細については割愛させていただきますが、2月のリリースで適用されるリリース更新なので、公開情報をご確認の上で、適用のご準備をお願いします。関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (リリース更新)こちらについては変更が二点あります。ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)、ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化、いずれも強制適用時期がSpring ‘24からWinter ’25へ変更となっております。関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)続いて、その他の更新です。こちらは、以前からご紹介している「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてです。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン(SSO)をご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。SSOを利用している、メール送信を行う必要がある、メールアドレスが検証されていない、この3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に対する対応をご検討ください。本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。続いて「Google Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性」についてです。こちらも以前からご紹介している内容となりますが、重要な内容なので再掲載しております。Google Chromeが サードパーティー Cookie の廃止を予定しており、その廃止が Open CTI の実装に影響を与える可能性がございます。そのため Open CTI を実装しているお客様は開発元にお問い合わせいただき、影響範囲をご確認ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性こちらも以前からご紹介している「Google Chrome のサードパーティー Cookieの廃止がService Cloud Voiceに影響を与える可能性」についてです。Google Chromeのサードパーティー Cookie の廃止が、「Service Cloud Voice with Amazon Connect」 と 「Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect」に影響を与える可能性がございます。本機能をご利用のお客様は、上記にございますとおり、Googleへオプトアウトを依頼するか、ユーザがサードパーティCookie利用に同意する方法を社内に展開するか、どちらかをご検討ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティークッキーの廃止が、Service Cloud Voice with Amazon Connect および Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect に影響を及ぼす可能性続いて、フローへの移行に関する情報です。こちらは前回までは、Summer '23までのタイムラインを載せていましたが、今回、最新情報に更新しタイトルも変更となっております。現在ワークフロールールとプロセスビルダーは新規作成することができません。それに伴いワークフロールールとプロセスビルダーからフローへの移行ツールが提供されています。Spring ‘24では、フローへの移行ツールがアップデートされ、呼び出し可能なアクション以外のほとんどのアクションで部分的なフロー移行がサポートされるようになりました。詳細は、本スライドのリンクをご覧下さい。関連リンクMigrate Even More Processes with the Updated Migrate to Flow Toolフローへの移行最後にその他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。1月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2023年12月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/Kzo85c7QWkdA3QcWHd8qKa全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の12月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。「Salesforcce の運用に関する重要なお知らせ」は、Sales CloudやService Cloud、Experience Cloud等に関する重要なお知らせを掲載している旨のスライドを12月号より追加しました。※お客様からいただいた『「Salesforcce の運用に関する重要なお知らせ」でカバーしている製品を分かりやすくして欲しい』というリクエストを反映した形です。2023年12月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは、製品イノベーションですサクセスナビの「Winter '24リリース 注目の新機能」ページに、各製品の新機能動画および資料が追加されました。各製品のエキスパートが注目の新機能についてわかりやすく解説してますので、ご利用中の製品の動画と資料をぜひご確認ください。関連リンクThe 360 Blogオンラインコミュニティ:Release Readiness Trailblazersサクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Winter '24リリース注目の新機能リリースノート:リリースの準備Winter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Release SiteWinter '24 Release HighlightsRelease in a BoxRelease Overview DeckTrustサイト(リリーススケジュール)Spring '24のリリーススケジュールが公開されました。既に、プレリリースサイトも公開されていますので、Sandboxプレビュー前に、いち早く新機能を試してみたいとお考えのお客様は、プレリリースサイトからサインアップをしてみてください。また、Sandboxプレビューに参加予定のお客様で、プレビュー対象のインスタンスに既存のSandboxがない場合は、2024年1月5日(金)午前11時(日本時間)までにSandboxのリフレッシュが完了するように、余裕を持ってSandboxのリフレッシュをお願いします。英語版のリリースノートも既に公開されています。いち早く新機能について知りたいお客様はぜひご覧ください。なお、日本のお客様の本番環境のSpring '24のリリースは、2024年2月11日の予定です。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)続いて、現在のバージョンである、Winter '24のリリースノートの更新情報です。今月は、11月20日以降の更新の中から、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。Sandbox ライセンスコンプライアンスの変更の理解Sandboxの契約数より多くのSandboxをご利用中の組織に対して通知する機能になりますが、この機能は12月中旬からロールアウトされる旨が追記されました。新しい Data Cloud 権限セットへの移行Data Cloud 標準権限セットの今後の変更に関するリリースノートがあったのですが、そこに、管理者ユーザーの 標準権限セットは変更されなず、対応が不要であることが追記されました。組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)本リリース更新の強制適用時期は、Spring ‘24からSummer '24に延期されました。Google Chrome のサードパーティ Cookie の廃止への準備本記事の後半にある「その他の更新」セクションの説明をご確認ください。Salesforce Scheduler を使用したより多くの予定とアセットの管理Health CloudでSalesforce Schedulerを使用している場合に適用される、新しい使用制限に関するリリースノートを追加しました。Use Service Replies for Chat in More LanguagesEinstein サービス返信という機能(チャットやメッセージングで来たお客様からの質問に対して、Einsteinが返信のドラフトを生成してくれる機能)について、日本語を含めて、利用可能な言語が増えたことがリリースノートに追記されました。See the Knowledge Article Einstein Used to Draft Grounded Service RepliesEinsteinサービス返信でナレッジを加味したドラフトを作成する機能に関するリリースノートが追加されました。Migrate to New Data Cloud Permission Sets既存のData Cloudのユーザー標準権限セットの変更は順次ロールアウトされ、12月中旬〜2024年1月で完了する予定である旨が追加されました。Refine Access with Data Spaces Feature PermissionsData Cloud のデータスペースのセキュリティ強化ののリリース予定日が追加されました。Data Cloud の組織には、2023 年 12 月から新しい権限セットと更新されたドキュメントが提供される予定です。以上が、11月20日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋です。関連機能をご利用のお客様は上記リンクより詳細をご確認ください。また、すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧のリリースノート(英語版)をご覧ください。続いて、MFAに関する情報です。更新情報はないのですが、Spring '24のリリースでMFAの自動有効化が行われる予定です。メールがお手元に届いている場合、自動有効化の対象組織となりますので、早めにご準備をお願いします。続いて、インフラ強化に関する更新情報です。まずはインスタンスリフレッシュについてです。主に海外のお客様にご利用いただいている「NA」で始まるインスタンスで12月3日に計画されていたインスタンスリフレッシュは実施済です。2024年1月21日にも「NA」で始まるインスタスでインスタンスリフレッシュが計画されています。同日 2024年1月21日には、こちらも海外のお客様にご利用頂いている環境のSandboxである「CS24」でもインスタンスリフレッシュが予定されています。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非、ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべきIPアドレスとドメインに関する情報について2点ほど変更点があります。1点目ですが、12月7日にHyperforceに関するナレッジ「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」の記事(英語版のみ)が更新されました。更新内容は、High Scale Orders, Service Cloud Voice, Event Relay, Salesforce Payments に関する一時的な制限が削除されています。2点目は12月13日に「Salesforceアプリケーションからのメールを受信できるようにする」の記事(英語版のみ)が更新されました。RIPEにおけるIP許可リストに、以下のIP範囲が追加されていますのでご確認ください。160.8.26.224 - 160.8.26.239160.8.30.224 - 160.8.30.239関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする次にシステムメンテナンスについてです。関連リンクシステムメンテナンス時間 こちらは新しく追加されたHyperforceの優先システムメンテナンスのスケジュール一覧となります。Hyperforceのリージョンごとにメンテナンス時間が記載されています。日本は一覧の一番下のリージョンになり、システムメンテンスが行われる場合は、下記の時間帯に実施されます。太平洋時間: 日曜 午前7時から11時組織に対してリリースやメンテナンス、バッチ実行や外部連携などを上記時間帯で予定されている場合は、この時間帯は避けて実施いただけるようお願い致します。また、メンテナンス予定や状況をご確認頂く為、関連のリソースのリンクは是非、ブックマークいただけますようお願いします。関連リンク優先システムメンテナンススケジュールメンテナンス中、組織にどのような影響があるか Trust Site 続いて、次期バージョンであるSpring ‘24で適用予定のリリース更新のご紹介です。リリース更新の変更箇所は1点です。「組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)」の強制適用時期が、Spring24からSumer24に延期となりました。関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)こちらのリリース更新は変更点はございません。Spring’24のリリースノートで更新情報がある場合は、来月号でお知らせ致します。関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)続いて、その他の更新です。こちらは、以前からご紹介している「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてです。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン(SSO)をご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。SSOを利用している、メール送信を行う必要がある、メールアドレスが検証されていない、この3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に対する対応をご検討ください。本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。続いて「Google Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性」についてです。こちらも先月ご紹介した内容ですが、重要な内容なので再掲載しております。Google Chromeが サードパーティー Cookie の廃止を予定しており、その廃止が Open CTI の実装に影響を与える可能性がございます。そのため Open CTI を実装しているお客様は開発元にお問い合わせいただき、影響範囲をご確認ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性続いて、「Google Chrome のサードパーティー Cookieの廃止がService Cloud Voiceに影響を与える可能性」についてです。Google Chromeのサードパーティー Cookie の廃止が、「Service Cloud Voice with Amazon Connect」 と 「Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect」に影響を与える可能性がございます。本機能をご利用のお客様は、上記にございますとおり、Googleへオプトアウトを依頼するか、ユーザがサードパーティCookie利用に同意する方法を社内に展開するか、どちらかをご検討ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティークッキーの廃止が、Service Cloud Voice with Amazon Connect および Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect に影響を及ぼす可能性続いて、機能の廃止です。廃止される機能に関する更新情報はないのですが、本資料に記載する情報についてのお知らせがございます。本資料で取り扱う製品はSales CloudやService CloudなどのSalesforce Core Platform上に構築されている製品を対象としています。そのため本リストには、Salesforce Core Platform上に構築されている製品以外の製品に関する廃止予定は記載してません。すべての製品に関する機能廃止予定をご確認頂く場合は、「Salesforce 製品 & 機能の廃止予定」という公開ナレッジをご覧ください。最後にその他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。12月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2023年11月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/376fAEBj9VvX8Qxs6i5EXd全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の11月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2023年11月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは、Winter '24リリースノートの更新情報です。今月は10月16日以降の更新情報の抜粋です。先月まで、現行動作に影響を与える可能性がある更新をピックアップしていましたが、今月から資料に「注目」欄を追加しました。こちらに「⚪︎」がついている情報は、Data Cloud や AI と言った 今 Salesforce が注力して開発を進めている機能です。ぜひご注目ください。プロンプトビルダーでパーソナライズされたセールスメールの生成 (パイロット)プロンプトビルダーで、パーソナライズされた営業メールを生成する機能のパイロット版に関するリリースノートが追加されました。プロンプトビルダーで生成 AI を使用して項目値を入力 (パイロット)プロンプトビルダーで、生成AIを使用して項目値を入力する機能のパイロット版に関するリリースノートが追加されました。REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用 (リリース更新)本リリース更新の強制適用時期が、Spring '24からSpring '25に延期されました。メールのサービス返信を使用した顧客ケースの迅速な解決 (正式リリース)Service Cloud Einsteinに含まれる機能で、今まではチャットのみ対応していた「サービス返信」の機能を、メールで利用可能になった旨のリリースノートが追加されました。Develop from Anywhere using Code Builder (Generally Available)コードビルダーの正式リリースに関するリリースノートが追加されました。コードビルダーは、Webブラウザーからアクセスできる 統合開発環境(IDE)です。APIのオプションをお持ちのProfessional Edition、もしくはEnterprise Edition 以上のご契約であれば、管理パッケージをインストールしてご利用いただけますので、ぜひお試しください。会話マイニングレポートの作成時にメールの会話を含める (正式リリース)日本では未提供ですが、サービスインテリジェンスのアドオンを持つService Cloudのお客様がご利用可能な機能である「Einstein 会話マイニング」で、Winter '24から、メールのやり取りを元にしたレポートの作成が正式リリースされました。今回のリリースノートの変更では、そのレポートの対象となるのはメール to ケースで作成されたケースのみであることが明記されました。Migrate to New Data Cloud Permission SetsData Cloud をご利用中のお客様向けの情報です。2023年11月6日から、既存の Data Cloud 標準権限セットの名称が変更され、接頭辞 "Legacy"が追加されました。また、それに伴い、2023年11月8日から、新しい標準権限セットが作成されています。両者の違いは、 新しい標準権限セットは、データ スペースを認識する機能のオブジェクトから"すべて表示"と"すべて変更"権限が削除されています。これにより、データ スペース内のデータ セキュリティの強化をサポートすることができます。Refine Access with Data Spaces Feature PermissionsData Cloud のセキュリティ・データ・スペースの強化に関するリリースノートを追加しました。Data Cloud のデータ スペース内のデータ セキュリティが強化されることで、CRMの アクセス コントロールとの整合性が向上し、すべてのアクセス方法にわたってデータ スペースのセキュリティが実施されます。Prepare for Google Chrome’s Phasing Out of Third-Party Cookies and Its Potential Impact to Open CTI入電対応をしているコールセンターで影響が出る可能性がある、Google社側の変更についてです。Google社 では、 Privacy Sandbox イニシアチブが進行中です。その影響で、 ご利用中のOpen CTI の実装に3rd Party Cookie が利用されている場合に、2024年1月以降影響が出る可能性がございます。11月16日に、本件に関するメールをシステム管理者様に送信しております。メールがお手元に届いている場合には、CTIベンダーへ影響有無の確認をお願いします。Use a Session Token Instead of a Cookie for Lightning Apps on Third-Party Sites開発者様向けの情報です。Lightning OutやSalesforceとOutlookのインテグレーションなど、Lightningアプリがサードパーティのコンテキストにある場合に、認証Cookieをセッショントークンに置き換えるための新しいセッション設定に関するリリースノートが追加されました。Create From Lookup ChangesWinter '24以降、クイックアクションが有効なコンポーネント等からURL遷移するためのファンクションを使用した際、デフォルトではモーダルが閉じられなくなりましたが、本動作は、Sandbox にのみ適用されることを明記しました。Find Answers to Business Questions with Data Cloud Reports今まで、Data Cloud のオブジェクトのレポートを作成することはできませんでしたが、Winter '24で正式リリースされた旨のリリースノートが追加されました。Highlight and Share Key Data Cloud Metrics in Dashboards今まで、Data Cloud のオブジェクトのダッシュボードを作成できませんでしたが、Winter '24で正式リリースされた旨のリリース ノートが追加されました。Connect to Your Data Cloud Instance Automatically During SetupData Cloudの設定に関する変更点です。Salesforce と Data Cloud インスタンス間の接続を手動で作成する必要がなくなったことに関するリリース ノートが追加追加されました。Find Solutions and Consultants Faster on AppExchange JapanAppExchange(日本版)のサイトで、ビジネスニーズや業種などの新しいフィルターオプションを利用可能になった旨のリリースノートが追加されました。Einstein を使用して AI が生成した簡潔な販売概要を取得 (ベータ)Einstein for Sales アドオンを持つ Unlimited Edition 以上の Sales Cloud をご契約のお客様で使うことができる「Einstein セールス概要」の機能を利用可能になる新しいタイムラインを記載しました。具体的には、取引先と商談の Einstein セールス概要は現在ベータ版を提供中、取引先責任者とリードのセールス概要は、Winter ’24 の後半で利用可能になる予定です。Hyperforce インスタンスでの拡張された利用状況総計値の使用プラットフォームイベントと変更イベントの公開や配信に関する拡張された利用状況総計値を、Hyperforce で利用可能であることを示すリリースノートが追加されました。Discover Hidden Insights on Reports with CRM Analytics2023年9月以前にCRM Analytics を有効にしていた場合、標準の Sales Cloud Einstein 権限セットのいずれかに割り当てられているユーザーは Einstein Discovery for Reports にアクセスできるようになりました。Enable ICU Locale Formats (Release Update)ICUロケール形式を有効化というリリース更新についてです。本リリース更新は、Spring '24で全ての組織に対してICUロケール形式が有効化される予定でしたが、Spring '24からSpring ’25 にかけて段階的に進められることになりました。(Spring ’25 のリリースを以て、全組織でのICUロケールの有効化は完了となります)ICUロケール形式の自動有効化の30日から60日前に、お客様へメールでアナウンスが送付される予定となっていますので、お手元に届きましたらご確認ください。また、[設定]画面にある[ユーザーインターフェース]から [Enable ICU locale formats as part of the scheduled rollout]の チェックボックスをオフにすることで、Spring ‘25まではICUロケールの適用を延期することが可能です。以上が、10月16日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋です。関連機能をご利用のお客様は上記リンクより詳細をご確認ください。また、すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧のリリースノート(英語版)をご覧ください。続いて多要素認証(MFA)に関する更新情報です。MFAに関する公開情報に「Salesforce 多要素認証に関する FAQ」と「多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ」がございますが、この2つの公開情報について10月20日に更新が行われていますのでご紹介します。関連情報オンラインコミュニティSalesforce 多要素認証に関する FAQ 多要素認証 (MFA) 適用ロードマップサクセスナビ:MFA(多要素認証)設定設定マニュアルサクセスナビ:MFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)まずはMFAの自動有効化と強制適用のロードマップに関する更新情報です。Core Platform 製品につきましては、Spring '24のリリースまで自動有効化を実施して、Summer '24のリリースからは強制適用を段階的に実施する予定となっていましたが、非常に多くのお客様に MFA を導入いただいている現状を鑑みて、Core Platform 製品については 強制適用は実施しないこととなりました。今後は MFA を使用していないお客様組織については、組織内に表示されるメッセージ等でお知らせさせて頂く「通知モデル」へと移行する予定です。通知モデルの詳細については Spring'24 のリリースノートにて確認頂ける予定になっていますのでお待ち下さい。続いて、MFAのFAQに関する更新情報を4つご紹介致します。上記ページの1行目の更新ですが、こちらは Core Platform 製品における MFA 強制適用の予定がなくなった件です。続いて、2行目の更新ですが、MFAの適用免除に関するユースケースが説明されているセクションの名前が変更になったというものです。セクション内の記載自体には更新はございません。次に3行目の更新ですが、MFAの適用準備に関する情報がFAQに記載されていましたが、その情報が「MFA ロールアウトに成功するための変更管理」という別のページに纏められたことをお知らせしております。そして4行目の更新ですが、多要素認証と2要素認証の違いに関する情報が記載されていましたが、該当セクションが削除されたことをお知らせしております。続いて、インフラ強化に関する更新情報です。まずはインスタンスリフレッシュに関する更新情報です。11月5日と19日にインスタンスリフレッシュが計画されていましたが、実施済みとなっています。また、主に海外のお客様にご利用いただいているインスタンスですが、上記スライドに記載されている「NA」で始まるインスタンスにおいて、12月3日にインスタンスリフレッシュが予定されています。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて許可すべきIPアドレスとドメインに関する更新情報です。このスライドでは3つの公開情報をご紹介していますが、2つ目にございますHyperforceに関する公開情報に更新がございますのでご紹介致します。こちらの公開ナレッジは10月20日に2つの更新が行われています。1つ目は、Hyperforce上でStreaming APIを利用する場合は、APIバージョンが37以降でなければならないという要件が追加されたというものになります。2つ目の更新なのですが、「一時的な既知の問題」というセクションにHyperforceでまだ利用できない機能/製品に関する情報が記載されており、いくつかの機能/製品についてHyperforceで利用可能となる時期が最新情報で更新されました。関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、次期バージョンであるSpring ‘24で適用予定のリリース更新のご紹介です。リリース更新の変更箇所は2点です。ICUロケール形式の有効化について適用時期が変更となり、Spring '24からSpring '25の間に段階的に自動有効化されることとなりました。詳細は、機能の廃止セクションにてご紹介いたします。関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用 (リリース更新)こちらのリリース更新は特に変更ございません。それぞれのリリース更新の詳細説明については割愛させていただきますが、Spring'24でも複数のリリース更新が適用されるため、公開情報をご確認の上、適用に向けたご準備をお願い致します。関連リンクゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)拡張ドメイン適用までの今後のロードマップについては、変更はございません。旧URLにアクセスした際のリダイレクトがWinter'25で停止となる旨を通知する製品コミュニケーションメールが12月4日に管理者様に送信されます。詳細は製品コミュニケーションメールの内容をご確認ください。関連リンク拡張ドメインの有効化とその準備拡張ドメインのスケジュールチェックリスト続いて、その他の更新です。こちらでは、「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてご紹介します。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン、SSOをご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。SSOを利用している、メール送信を行う必要がある、メールアドレスが検証されていない、この3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に関する対応をご計画ください。本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。リリースノートの更新でもご紹介しましたGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性についての詳細です。お客様の Open CTI ソリューションが AppExchange パートナーによって提供または実装されている場合は、影響範囲について開発元へご相談ください。その他詳細については、リリースノートを併せてご確認ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性続いて機能の廃止に関する情報です。JDKロケール形式はSpring '24で全ての組織に対してICUロケール形式が有効化される予定でしたが、Spring'25のリリースまでに段階的に廃止を進める予定に変更となりました。Spring '24からICUロケール形式の有効化が段階的に進められ、Spring ’25 のリリースを以て、全組織でのICUロケールの有効化は完了となります。ICUロケール形式の自動有効化の30日から60日前にお客様へメールでアナウンスが送付されますのでご確認ください。また、[設定]にある[ユーザーインターフェース]から [Enable ICU locale formats as part of the scheduled rollout] チェックボックスをオフにすることで、Spring ‘25まではICUロケールの適用を延期することが可能です。詳細はサクセスナビ「ICUロケール形式の有効化」をご覧ください。続いてIndustry Cloudの有償オプションであったインテリジェントフォームリーダーの廃止です。現在のご契約が終了すると本機能が利用できなくなりますため、新しい機能であるインテリジェントドキュメントリーダーへの切り替えをご検討ください。次にオンライン寄付のプラットフォームであるElevateの機能廃止についてです。本機能をご利用のお客様向けに、代替ソリューションへの切り替え方法が公開ナレッジに記載されていますのでご確認ください。最後にその他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。11月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2023年10月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/EL4dgzPV2QYRThWNHuJfEA?全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の10月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2023年10月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは製品イノベーションです。10月15日に日本のお客様向けインスタンスにおいてWinter'24がリリースされました。またサクセスナビでは Winter '24リリース注目の新機能 ページを公開中です。来月には新機能に関する動画を公開する予定となっておりますので、Winter '24リリース注目の新機能ページをブックマークしておいてください。関連リンクThe 360 Blogオンラインコミュニティ:Release Readiness Trailblazersサクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Winter '24リリース注目の新機能リリースノート:リリースの準備Winter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Release SiteWinter '24 Release HighlightsRelease in a BoxRelease Overview DeckTrustサイト(リリーススケジュール)続いて、Winter'24のリリースノートにおける更新情報のご紹介です。今月は9月18日以降の更新の中から、現行動作に影響を与える可能性があるものをピックアップしています。ここでは、多くの更新情報の中から、現行動作に影響を与える可能性があるものをピックアップしています。すべての変更情報は、Winter ’24 更新情報一覧(英語版)よりご確認ください。Query for All File Shares with ContentDocumentLink「すべてのファイルをクエリ」権限を持つユーザはContentDocumentLink オブジェクトもクエリできるようになったことがリリースノートに記載されました。Inbox Mobile is Being RetiredInbox Mobile アプリケーションは2024年2月に廃止される予定がリリースノートに記載されました。モバイルでのご利用については、Salesforce モバイル アプリケーションのご利用をご検討ください。Create From Lookup Changes参照関係項目からレコードを作成する際に「保存 & 新規」ボタンが表示されなくなることがリリースノートに追加されました。Save Agents Time and Improve Accuracy with Grounded Einstein Service Replies (Generally Available)Optimize Agent Productivity and Response Quality with Einstein Service Replies (Generally Available)上記二点はEinstein サービス返信に関する情報ですが、本機能は現時点では英語でのみ利用可能であることが追記されています。getSalesforceBaseUrl() Method Is Being DeprecatedAPIバージョン59以降ではgetSalesforceBaseUrl() メソッドが使用できなくなるため、getOrgDomainUrl()メソッドのご利用をご検討ください。REST Limits Response Change for Usage-Based Entitlement for Platform Events and Change Eventsプラットフォームイベントと変更イベントに関するもので、大量のプラットフォームイベントと変更イベントを追加するアドオンを購入していない 組織では、Winter ‘24以降、MonthlyPlatformEventsUsageEntitlementの値がREST APIの応答に含まれなくなることがリリースノートに追加されました。Close Cases Faster using Einstein Work Summaries with Generative AI(Generally Available)Use Improved Transcripts for Voice and Video Calls上記二点については、Einstein作業サマリと会話インサイトに関する情報ですが、ともに現時点では英語でのみ利用可能であることが追記されています。Back Up and Restore More DataSalesforce Backupに関する情報についてです。バージョン2.7以降では数式項目の値と共有設定のバックアップがサポートされることがリリースノートに追記されています。Verify Email Addresses to Send Email Through Salesforceメールアドレス検証に関する情報についてです。メールアドレスが未検証であるユーザはSalesforceからメールを送信することができず、Spring’24ではこの動作がシングルサインオンを利用している組織にも適用されます。本リリースノートではDKIMで検証されたドメインに属するメールアドレスは検証済みとみなされる旨が記載されました。Allow Only Trusted Cross-Org Redirections (Release Update)信頼済みの組織間リダイレクトに関する情報についてです。[リダイレクト用の信頼済み URL] という許可リストに追加されている場合に限り、別組織 にリダイレクト可能とする動作について、2023年10月以前にWinter'24を取得した組織については既定で有効化されている旨が追記されました。Streaming API Versions 23.0 Through 36.0 Are Being RetiredStreaming APIに関する情報についてです。バージョン23から36についてはWinter’25で廃止予定であることがリリースノートに追加されました。Navigation Change for Modal WindowsNew and Changed Aura ComponentsNew and Changed Aura Component EventsNew and Changed Modules for Lightning Web Components上記四点については、クイックアクションが有効なコンポーネント等からURL遷移するためのファンクションを使用したときの動作に関する情報です。モーダルからURL遷移するときにデフォルトではモーダルが閉じられないことがリリースノートに追加されました。Social Customer Service Starter Pack Is Being RetiredSocial Customer Service Starter Packに関する情報です。2024年11月16日に廃止予定であることがリリースノートに追加されました。次は、インフラ強化に関する情報です。10月8日にプレビュー対象の一部のSandboxのインスタンスリフレッシュが実施されました。11月には本番環境のインスタンスリフレッシュが予定されています。インスタンスリフレッシュの準備については、サクセスナビから解説動画をご覧いただけます。該当するお客様は内容のご確認をお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにするのナレッジに3回更新が入っています。9/21の更新HyperforceのEmail Relayに使用されているIPアドレスの表があるのですが、アラブ首長国連邦の国コードがUAEからAREに変更されました。9/25の更新HyperforceのEmail Relayに使用されているIPアドレスの表にCHEのIPアドレス(16.62.45.212、16.62.237.36、 16.62.27.47)が追加されました。10/3の更新Salesforceのデータセンターにある組織のメール受信に使用されるAPNICのIPアドレス範囲が追加されました。IPアドレス許可リストを使われているお客様は、APNICの新しいIPアドレス範囲の追加作業をお願いします。関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いてWinter’24のリリースで適用済みのリリース更新についてです。既にWinter '24になっていますので、こちらのリリース更新は全て適用済みとなります。影響が大きかったものとしては、拡張ドメインの有効化や日本語の表示ラベル変更、Chatterメール通知を送信するときの送信者名とメールアドレスの必須化などがありました。関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報拡張ドメインの有効化フローでのセッション ID へのアクセスを無効化ケースおよび取引先責任者の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)同じコンテキストと同じユーザアクセス権で一時停止中のフローインタビューを再開する日本語(カタカナ)の表示ラベル変更(Release Update)Chatter メール通知を送信するときの送信者名とメールアドレスの必須化 (リリース更新)また、MFAの自動有効化は引き続きSpring '24でも実施予定です。来月からSpring '24で適用される予定のリリース更新の内容に変更いたします。リリース更新は、適用することで既存機能に影響を与える可能性のある更新です。管理者の皆様は早めにSandboxで動作確認をするようにお願いします。関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報サーバー ID に 3 文字を使用するように Salesforce オブジェクト ID を調整 Lightning アプリケーションの CSRF トークンのセキュリティの機能強化MFA の自動有効化: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)Winter '24で拡張ドメインの強制適用が実施されました。現在は旧URLへアクセスした場合、新URLへリダイレクトがされておりますが、Winter '25(2024年10月)でリダイレクトは停止される予定です。参考情報の「Salesforce の拡張ドメインに関するよくある質問」のナレッジにリダイレクトのログを有効化する方法などが載っていますので、内容のご確認をお願いします。関連リンク拡張ドメインのスケジュールチェックリスト続いて、その他の更新です。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン、SSOをご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリース以降はSSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。以下3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に関する対応をご計画ください。SSOを利用しているメール送信を行う必要があるメールアドレスが検証されていない本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。続いて機能の廃止に関する情報です。Marketing Cloudの製品の情報が2点追加されています。まずは、Social Customer Service と Social Customer Service Starter Pack についてです。2024 年 11 月 18日または現在の契約終了日のいずれか早い日から、Social Customer Service と Social Customer Service Starter Pack のアプリケーションや機能にアクセスできなくなります。続いて、WhatsApp製品の廃止についてです。WhatsApp Chat Messaging Access、WhatsApp Conversations、WhatsApp Chat Messageについては、契約終了日以降はアクセスすることはできなくなる予定です。最後にその他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。10月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2023年9月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること 以下に関する更新情報を毎月ご案内しています。Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報製品廃止情報リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデートhttps://play.vidyard.com/qr4hKAtmdngp8KEGqTAw1W【動画で更新内容を学ぶ】動画では先月からの更新情報だけをご紹介しています。※動画は再生画面右下のアイコンより拡大表示や、歯車マークより再生速度の変更が可能です。更新情報だけではなくて、すべての情報をご覧いただく場合は、「資料ダウンロード」ボタンをクリックしてください。資料をダウンロードサクセスナビ上の記事で更新情報をご覧頂く場合は、以下の「記事で更新内容を学ぶ」セクションからご覧ください。記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の9月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2023年9月のトピックはこちらです。前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは製品イノベーションです。8月27日(日本時間)からSandboxプレビューが開始されました。また、TrailheadモジュールやWinter '24の新機能概要をまとめたRelease Overview Deckといった、Winter '24に関する情報が公開されています。いずれもまだ英語版となりますが注目機能がまとめられていますので、是非ご参照ください。なお、このようなリリースに関する情報は(リリースノートの中の)「リリースの準備」ページにも記載されています。英語版にしていただくと常に最新情報をご確認いただけますので、こちらも併せてご活用いただければ幸いです。関連リンクThe 360 Blogオンラインコミュニティ:Release Readiness Trailblazersサクセスナビ : バージョンアップに備えましょうリリースノート:リリースの準備Winter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Release SiteWinter '24 Release HighlightsRelease in a BoxRelease Overview DeckTrustサイト(リリーススケジュール)続いて、リリースノートの更新情報です。現在のバージョンであるSummer '23のリリースノートの更新は8月14日で止まっていますので、今月からはWinter '24(8月14日公開)のリリースノートの更新情報をご紹介します。また、ここでは、多くの更新情報の中から、現行動作に影響を与える可能性があるものをピックアップしています。すべての変更情報は、Winter ’24 更新情報一覧(英語版)よりご確認ください。Full Apex Auto-Complete in Developer Console is Being Retired開発者コンソールのApexフルオートコンプリートを廃止する旨のリリースノートが追加されました。オートコンプリートは、カスタムApexクラスとSObjectでも使用できますが、今後は、Visual Studio Codeの拡張機能 や Code Builder (ベータ版) で利用可能なコード補完機能をご利用ください。Create a Salesforce Scheduler Pre-Release Trial OrgSalesforce Schedulerのプレリリース組織の作成に関するページが追加されました。Salesforce Scheduler は有償オプションが必要な機能ですが、契約前に動作確認をしてみたいというお客様は、是非ご活用ください。プレリリース組織は10月15日まで利用可能で、組織の有効期限は30日です。Get More Insight About Opportunities in Sales ForecastsGet Pipeline Inspection Opportunity Detail and Insights in Collaborative ForecastsWinter ’24 のリリースで、売上予測ページでグリッド・ビューを表示する際、Pipeline Inspectionページに切り替えることなく、商談リストにPipeline Inspectionで利用可能な情報と同じ編集ができるようになる予定です。今回のリリースノートの更新で、本機能はPerformance Editionでも利用可能な旨追記されました。Social Accounts, Contacts, and Leads Is Being RetiredSalesforceとX(Twitter)をAPI連携している場合に影響がある更新です。早ければ、10月31日に X へのAPIアクセスは停止される旨のリリースノートが追加されました。また、Spring ‘24にソーシャル取引先、取引先責任者、リードを廃止予定です。対応方法についてはナレッジをご確認ください。なお、この変更は、Marketing Cloud の Social Studio、Advertising Studio、および Intelligence 製品とのインテグレーションには影響しません。Create a Salesforce Feedback Management Pre-Release Trial OrgFeedback Management のプレリリース組織の作成に関するページが追加されました。Feedback Management には有償オプションが必要な機能が含まれますが、契約前に動作確認をしてみたいというお客様は、是非ご活用ください。プレリリース組織は10月15日まで利用可能で、組織の有効期限は30日です。Enable New Order Save Behavior (Release Update)Summer ‘24で強制適用される予定の、新しいリリース更新が追加されました。このリリース更新が適用されると、注文商品レコードの更新により、親の注文レコードの変更が発生したときに(親オブジェクトに設定されている)カスタムロジックが動作するようになります。Scan Your Solution with Ease Using Salesforce Code Analyzer Visual Studio Code Extension (Beta)Visual Studio Codeの拡張機能にて、Salesforce Code Analyzerを使用したコードスキャンができるようになる旨のリリースノートが追加されました。Save Agents Time and Improve Accuracy with Grounded Einstein Service Replies (Generally Available)Service Cloudでチャット対応にEinstein機能を使われているお客様向けの情報です。英語で正式リリースされている Einstein Service Replies の機能で、グラウンディングを有効化した応答ができるようになることが追記されました。Update Your Device to iOS 15 or Later for Experience Cloud AppsExperience Cloud 向け Mobile Publisherの11.6 以降は、iOS のバージョンが15以降であるデバイスが必要になります。Enable Faster Account Sharing Recalculation by Not Storing Case and Contact Implicit Child Shares (Release Update)Enable Faster Account Sharing Recalculation by Not Storing Opportunity Implicit Child Shares (Release Update)リリース更新の内容がわかりやすく更新されました。リリース更新は、適用をすることで既存機能に影響が出る可能性がある更新です。システム管理者の皆様は、設定画面にある[リリース更新]画面でいつでも情報を確認することができます。リリース毎に、必ず確認をお願いします。Mutual Authentication Is Now Enforced For API Login Requests[SSL/TLS 相互認証の適用]権限持つユーザーに対して、新しいユーザーセッションを取得するAPIログインリクエストの相互認証が実施されるようになる旨のリリースノートが追加されました。これまでは、ユーザーがログインした後のAPIリクエストに対してのみ相互認証を実施していました。続いてMFA、多要素認証に関する更新情報です。まずはMFAに関する公開情報についての更新情報です。MFA適用に関するロードマップに更新があります。MuleSoftにおけるMFAの強制適用が8月1日に完了したことがロードマップに反映されました。これによりMFAの強制適用が完了していない製品は、Salesforce Platform上の製品だけとなりました。関連情報オンラインコミュニティSalesforce 多要素認証に関する FAQ 多要素認証 (MFA) 適用ロードマップサクセスナビ:MFA(多要素認証)設定設定マニュアルサクセスナビ:MFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)MFAのFAQにも更新がありますのでご紹介します。本スライドの赤字で記載されている更新内容のうち、1番目と4番目の更新についてですが、MFA強制適用が完了していない製品はSalesforce Platform上の製品だけとなり、その状況がFAQ全般に反映されております。そして、「除外ユーザーの多要素認証を放棄」の権限に関する記述にも更新があります。当該権限はMFA適用免除の使用例に当てはまる場合のみユーザに適用するものであり、それ以外の内部ユーザには適用するべきではないというガイダンスが追加されました。またU2Fセキュリティキーに関する記述にも更新があります。Winter '24 で、WebAuthn標準に更新されていない U2F セキュリティキーのサポートを終了します。そのため、WebAuthn認証を使用するには、U2F セキュリティ キーを更新する必要がある旨が追記されました。続いて、インフラ強化についてです。まずはインスタンスリフレッシュについてです。主に海外のお客様にご利用いただいているインスタンスですが、NAで始まるインスタンスでもインスタンスリフレッシュが予定されています。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて許可すべきIPアドレスとドメインに関する公開情報ですが、2つの公開情報に更新がありますのでご紹介します。最初に、「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」の記事についてですが、こちらは2回の更新が行われております。8月10日の更新では、Hyperforceをご利用いただくにあたっての要件として、証明書を固定しないという要件が追加されました。また別の更新内容として、「Marketing Cloud」というブランディングを「Marketing Cloud Engagement」という表現に変更するという更新も行われています。本ナレッジは8月18日にも更新が行われており、ハードコードが行われている箇所を確認するためのツールが紹介されています。続いて、「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」の記事に関する更新です。こちらは8月22日と8月30日に更新が行われていて、Hyperforce上でメールリレーを使用する場合のIPアドレス範囲について、USAとUAEのアドレス範囲に更新がありますのでご確認ください。関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可する続いて、次期バージョンであるWinter'24で適用予定のリリース更新のご紹介です。こちらでは特に変更はありませんが影響範囲が大きくなりそうなリリース更新、リストの一番下にある「Chatter メール通知を送信するときの送信者名とメールアドレスの必須化」についてご説明します。こちらはChatter メール通知の差出人名と電子メールアドレスが設定されていない場合、Chatterのメール通知が送信されなくなります。差出人名と電子メールアドレスの設定は、既定だと未設定の状態となっています。未設定の状態ですと、Chatterのメール通知が送信されなくなるため、リリースノートをご覧いただき、該当箇所の設定をご確認ください。関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報ドメインの有効化フローでのセッション ID へのアクセスを無効化ケースおよび取引先責任者の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)同じコンテキストと同じユーザアクセス権で一時停止中のフローインタビューを再開する日本語(カタカナ)の表示ラベル変更(Release Update)Chatter メール通知を送信するときの送信者名とメールアドレスの必須化 (リリース更新)続いて、Salesforce オブジェクトIDに関するリリース更新です。オブジェクトIDの4番目と5番目の文字にはサーバー IDが含まれていましたが、このリリース更新が適用されると、4番目、5番目、6番目がサーバIDに使用されるようになります。もしお客様がオブジェクトIDの構造を意識したカスタマイズを行っていた場合に不具合が発生する可能性がありますのでご注意ください。もう一つの更新情報は、「Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化」です。こちらはWinter'24で適用予定でしたが、Spring’24に適用時期が延長されました。関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報Salesforce Object ID Is Refined to Use Three Characters for Server IDs (Release Update)Lightning アプリケーションの CSRF トークンのセキュリティの機能強化MFA の自動有効化: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化続いて拡張ドメインについてです。こちらは対応が間に合わない場合の影響が大きい更新となりますので、毎月Heads Upしております。Winter'24では拡張ドメインの強制適用が予定されています。強制適用後、管理者様は拡張ドメインを無効化することができません。そのため、Winter'24のリリースまでに適用できるようにお客様側でのご準備をお願い致します。関連リンク拡張ドメインのスケジュールチェックリストSalesforce の拡張ドメインに関するよくある質問続いて、日本語(カタカナ)の表示ラベルの変更についてです。こちらも、準備をしていない場合に影響を受ける可能性がございます。Winter '24で、一部の日本語(カタカナ)の表示ラベルが変更される予定です。お客様のデータ自体への影響はございませんが、表示ラベル名をもとにした判定処理などをRPA等で実装されている場合には対応が必要です。該当の実装をされている場合には、早めに、Sandboxプレビューで確認をお願いします。関連リンクSpring '23 リリースノート:日本語のカタカナのスタイル変更への備え (リリース更新)Summer ‘23 リリースノート:日本語のカタカナのスタイル変更への備え (リリース更新)公開ナレッジ : Winter '24 日本語(カタカナ)の表示ラベル変更サクセスナビ:[日本語(カタカナ)の表示ラベル変更]の準備について続いて、その他の更新情報です。ここでは「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてご紹介します。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン(SSO)をご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。以下3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に関する対応をご計画ください。SSOを利用しているメール送信を行う必要があるメールアドレスが検証されていない本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。続いて、機能の廃止に関する更新情報です。まずは機能廃止の予定日が変更となった3点についてご紹介します。Einstein取引先インサイト と Einstein商談インサイトに関する廃止ですが、終了日が2023年11月へ延期されています。そしてField Serviceをご利用中のお客様向けの情報ですが、メンテナンス計画の頻度種別項目の廃止が2024年10月になっていますのでご確認ください。そして新たに機能廃止の予定となっているものが、「Salesforce Inbox Mobile アプリケーション」です。Spring '24 のリリースで本機能が廃止される予定となっておりますため、本機能をご利用のお客様はSalesforce モバイルアプリケーションへの切り替えをご検討ください。続いて、「Sustainability Cloud」に関する情報ですが、現在のご契約終了日にて機能廃止となり、Sustainability Cloud アプリケーションをご利用いただいていたお客様は、Net Zero Cloud に移行されます。最後にその他の情報です。7月よりサクセスナビの「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」ページが刷新されていて、アンケートが追加されています。こちらのアンケートから「Salesforce の運用に関する重要なお知らせ」に対するみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。9月度分の更新情報は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。