(2025年11月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ

技術やセキュリティに関する定期発信情報

公開日: 2025.11.26

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この記事で学べること

  • Salesforce コア製品に関する重要な技術情報
  • バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要な IP アドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報
  • セキュリティに関する重要なアップデート

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本記事は「Salesforce の運用に関するお知らせ」の 11 月号となります。

こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。

2025 年 11 月のトピックはこちらです。

本記事では、先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。

まずは、Winter ’26 リリースノートの更新情報です。

2025 年 10 月 14 日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。

項番41 : Optimize Recipes That Use the Local Salesforce Connection (Generally Available)

CRM Analytics に関する情報です。

同期データの最適化を選択することで、ローカル Salesforce オブジェクトの同期後に実行されるレシピのパフォーマンスが向上するというリリースノートについて、本リリースは、2025 年 12 月より利用可能になる旨、追記されました。

項番42 : SOAP API login() Call in SOAP API Versions 31.0 Through 64.0 Is Being Retired (Release Update)

項番43 : SOAP API login() Call is Disabled by Default in New Orgs

項番44 : SOAP API

SOAP API のリリース更新に関する情報です。

Summer '27 で、SOAP API バージョン 31.0 から 64.0 までの SOAP API 認証メソッド login() コールは廃止され、利用できなくなります。また、SOAP API バージョン 65.0以降は、SOAP API 認証メソッド login() を利用できません。

そのため、Summer '27 のリリースまでに外部クライアントアプリケーションOAuth を使用して外部アプリケーションの認証をするように修正またはアップグレードする必要があります。

リリース更新の[テスト実行を有効化]より、本リリース更新の有効と無効を切り替えできますので、期日までに検証と更新準備をお願い致します。

なお、新しい組織では、SOAP API 認証メソッド login() コールはデフォルトで無効化されています。

項番45 : Meet the New Lightning Component Reference

Lightning コンポーネント に関する情報です。

新しい Lightning コンポーネントのリファレンスが利用できるようになった旨、リリースノートに追加されました。これにより、従来の Lightning コンポーネントリファレンスは、更新されなくなり、Spring ‘26 のリリース以降は、新しいリファレンスにリダイレクトされるようになります。

項番46 : Elevate Third-Party Scripts with LWS Trusted Mode

Lightning Web Security (LWS) に関する情報です。

コードの安全性が確保されている場合は、LWS と Lightning Locker の制限なしに、サードパーティ製スクリプトを Lightning Web コンポーネントで実行できるようになったリリースノートについて、本内容を有効化する際は、当社カスタマーサポートへの連絡が必要である旨、追記されました。

項番47 : Create Powerful Sites and Apps with Prebuilt Components from Avonni

AppExchange に関する情報です。

AppExchange の Avonni からパッケージをダウンロードすると、Lightning App Builder 用の 14 種類の Lightning Web コンポーネントと Experience Builder 用の 40 種類のコンポーネントがすぐに利用できるようになった旨、リリースノートに追加されました。

項番48 : Get Updated Map Data for More Precise Point-To-Point Predictive Routing

Field Service に関する情報です。

Field Service Maps のデータリポジトリが最新の道路網の変化に合わせて更新された旨リリースノートに追加されました。本リリースにより、最新のデータに基づいて、より効率的で信頼性の高いスケジュールを作成できるようになります。

項番49 : Custom Welcome Email Templates for Internal Users Now Use Your Default No-Reply Email Address

セキュリティに関する情報です。

新規社内ユーザー向けのカスタムウェルカムメールテンプレートを使用したメールは、support@salesforce.com や no-reply@salesforce.com などの Salesforce システムメールアドレスからは送信されなくなった旨、リリースノートに追加されました。これらのメールは、組織のメールアドレス設定で指定された検証済みのデフォルトの No-Reply アドレスから送信されるようになりました。 なお、No-Reply アドレスが検証されていない場合、カスタムテンプレートではなく、デフォルトのウェルカムメールを使用したメールが送信されます。

項番50 : Clearer, Simpler Terminology – Here’s What’s New

Service Cloud に関する情報です。

SLA 管理(旧称:エンタイトルメント管理)を、より少ない手順で設定できるようになったリリースに伴って、一部の項目名が変更になった旨、リリースノートに追加されました。

続いて、インフラ強化です。

許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインに関して、更新がある公開ナレッジは以下の2つです。

関連リンク

続いては、Spring'26に適用されるリリース更新のご紹介です。

特に更新情報はございませんが、URL リダイレクトの廃止や複数設定 SAML フレームワークへの移行などが控えておりますので、システム管理者のみなさまは、内容をご確認いただき、Spring'26へのご準備をお願い致します。


関連リンク

続いて、その他の更新です。

まずは、拡張ドメインに関する情報です。

現在は、手動でリダイレクトを有効化していない場合、拡張ドメイン適用前の URL にアクセスしてもリダイレクトされません。

業務影響がある場合には、管理者様にてリダイレクトを手動で有効化することが出来る状態です。

Spring '26 のリリースではリダイレクトが完全に停止して、リダイレクトを有効化することはできなくなります。そのため管理者様におかれましては、本件に関する参考情報をご確認いただき、リダイレクト停止に向けたご準備をお願いいたします。

関連リンク

続いては、フローへの移行に関する情報です。

ワークフロールールおよびプロセスビルダーのサポート終了日となる 2025 年 12 月 31 日が約 1 ヶ月後と迫ってまいりました。

ワークフロールールやプロセスビルダーは、多くのお客様にご利用いただいている機能かと思います。

フローへの移行がまだのお客様がいらっしゃいましたら、サクセスナビにフローへの移行に関するページを公開しておりますので、内容をご確認の上でフローへの移行を早急にお願い致します。

関連リンク

続いて、機能の廃止についてです。

今月は1件、追加となっています。

従来バージョンの Agentforce 分析の廃止について

従来バージョンの Agentforce 分析について 2025 年 9 月 4 日から、新しいバージョンのAgentforce 分析へ移行しており、従来バージョンの Agentforce 分析は 2026 年 4 月 30 日に廃止される予定です。廃止期日までに新しいバージョンの Agentforce 分析に移行が完了しない場合、ダッシュボードに十分な履歴データが表示されない等が考えられます。つきましては、従来バージョンの Agentforce 分析をご利用中のお客様は、ナレッジを参考に新バージョンへの移行をお願いします。

なお、移行期間中は、Agentforce 分析の従来バージョンと新規バージョンのパイプラインは並行して動作するため、移行が完了して、従来の Agentforce 分析を無効に切り替えるまで、Data Cloud の請求金額は増加しますのでご注意ください。

最後に、その他の情報です。

まずは Hyperforce への移行についてです。

Hyperforce は AWS 上に構築された新しいインフラです。

お客様の組織は Salesforce のデータセンター、もしくは Hyperforce のいずれかで稼働しています。そして数年前から Salesforce では、新しいインフラである Hyperforce へお客様の組織を順次移行しています。

Hyperforce への移行に関するメールを受け取られた場合には、事前準備が必要になる場合があります。そのため、Salesforce からメールを受信された場合は、内容のご確認をお願いいたします。

また、お客様がスムーズに移行いただけるように、Salesforce では Hyperforce アシスタントという機能を用意していますので、ぜひご確認をお願いします。

関連リンク

続いて、Agentblazer Community に関する情報です。

Agentforce の製品に関する毎月の最新情報はリリースノートにて確認頂けますが、Slack の「Agentblazer Community」では、より早く情報をご確認いただけます。

コミュニティ内の「#broadcast-agentforce-release-notes」チャンネルにご参加いただくことで、新機能や機能改善に関するリリース情報を日本語の要約で確認いただくことが可能です。

まだコミュニティにご参加されていないお客様は、ぜひこの機会にご参加ください。
既にご参加済みの方は、チャンネル検索で「broadcast」と入力し、ご参加いただけます。

関連リスト

本動画や資料に関するアンケートがございますので、ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。

11 月度のアップデートは以上となります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

公開日: 2025.11.26

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