(2026年1月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ

公開日: 2026.01.28

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この記事で学べること

  • Salesforce コア製品に関する重要な技術情報
  • バージョンアップ情報やメンテナンス情報バージョンアップ以外、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要な IP アドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報
  • セキュリティに関する重要なアップデート

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記事で更新内容を学ぶ

本記事は「Salesforce の運用に関するお知らせ」の 1 月号となります。

こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。

2026 年 1 月のトピックはこちらです。

本記事では、先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。

まずは、製品イノベーションです。

こちらは、Spring ’26 のリリース情報です。

1 月 10 日に Sandbox のプレビューが開始されました。

また、Spring’26 のリリースノート Salesforce Spring ’26 Release Notes や、 Trailhead のモジュール  Spring ’26 Release Highlights  が公開されています。

Sandbox プレビューや公開されているリソースをご活用いただき、2 月に予定されている本番組織への Spring '26 リリースに向けたご準備をお願いします。

関連リンク

続いて、Winter ’26 リリースノートの更新情報です。

2025 年 12 月 15 日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。

No.62View License Utilization Information in the Digital Wallet App (Generally Available)

デジタルウォレットでライセンスの使用状況を表示する機能の一般提供について、リリースノートを追加しました。

購入した製品 (SKU) と対応するライセンスの使用状況をリアルタイムに提供します。ライセンスごとに、プロビジョニング済みのライセンスの総数、割り当て済みのライセンス数、残りのライセンス数といった主要な指標を確認できます。

本機能は、2025 年 12 月 17 日から段階的にリリースされます。

No.63:Update Instanced URLs in API Traffic (Release Update)

本リリース更新のテスト期間を明確にしました。

関連する既知の問題が解決される前にこの変更を有効にすると、Visualforce ページ経由の SOAP ログイン URL で 400 Bad Request エラーが返される可能性があります。

この問題は 2026 年 1 月に解決される予定ですので、2026 年 2 月上旬からこの変更をテストすることをお勧めします。

No.64:Guide Your Day with AI-Driven Sales Workspace

新しい Sales Workspace 機能に関するリリース ノートを追加しました。

主要な指標、AI による推奨事項、インサイトを1箇所に表示する統合ワークスペースです。Sales Workspace は、有効化すると従来の Seller Home (営業ホーム)に置き換わって表示されます。

No.65:Get Your Agentic Sales Org Ready in a Few Clicks

新しい AI を活用したSalesの初期設定機能に関するリリース ノートを追加しました。

AI を活用した Sales の初期設定は、新規および既存の組織の設定を簡素化します。コアとなる営業機能とエージェントを自動的に有効化し、営業担当者に適切な権限を割り当てます。これにより、営業チームは一貫性のある営業環境をすぐに利用できます。

No.66 : Synced Calendar Overlay Is Scheduled to Retire

Einstein 活動キャプチャ(EAC)に関する情報です。

EAC の設定で「同期およびキャプチャされたイベントを表示」が有効となっている場合、Einstein 活動キャプチャユーザーは、カレンダー上で Microsoft または Google の表示専用イベントを確認できるようになっていますが、本機能について、ユーザーが重複したカレンダーと誤認してしまう可能性もあり、本機能ならびにカレンダーのオーバーレイ表示は、Spring '26 で廃止となります。なお、カレンダーのオーバーレイは、以前に有効にしていない限り使用できません。また無効にすると、再度有効にできなくなりますので、ご注意ください。

No.67 : Make Captured Emails Available as Activity Data by Updating Einstein Activity Capture

こちらも、Einstein 活動キャプチャ(EAC)に関する情報です。

Einstein 活動キャプチャ(EAC)の設定で、EAC の更新と移行を行うことで、新しく取得されるメールや以前に取得したメールが、メールメッセージおよび ToDo オブジェクトに保存されるようになります。本設定を進めるための移行ツールについては、Sandbox では 2025 年 12 月下旬から、本番環境では 2026 年初頭から段階的にリリースされます。

No.68 : Review Changes to Device Activation

セキュリティに関する情報です。

デバイスの有効化の変更に関する内容で、これまでは、シングルサインオン(SSO)または多要素認証(MFA)でログインしたユーザーはデバイスのアクティベーションの対象から除外されていましたが、 2026 年 1 月 20 日から SSO でログインするユーザーもデバイスの有効化が必須となります。内容の詳細や細かいスケジュールについては「SSOログインにおけるデバイスの有効化(Device Activation)の変更」をご確認いただき、ご対応をお願い致します。なお、MFAでログインするユーザーは、引き続きデバイスの有効化は不要となります。

No.69 : Agentforce & Einstein Platform

Agentforce や 生成 AI に関する情報です。

Agentforce や Platform で使用できる AI モデルについて、以下のリリースノートに記載されているモデルが正式に提供されるようになりました。

以上が、2025 年 12 月 15 日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋となります。

すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。

続いては、Spring '26 リリースノートの更新情報です。

2026 年 1 月 5 日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。

No.1 : Update Your mTLS Certificates

相互 TLS 証明書に関する情報です。

Google は Chrome のルートプログラムのポリシー変更を実施します。

そのため、 Salesforce へのアクセスにおいて公的証明機関(CA)から発行された相互認証証明書(mTLS)を使用しており、そのルート CA が Chrome の信頼されたルートのリストに含まれている場合は、このポリシー変更の影響を受けます。該当する場合は公開ナレッジをご確認いただき、証明書の変更をご計画ください。

No.2 : Monitor Performance for Active and Previously Run Flows on the Canvas

フローに関する更新情報です。

フローを構成する各要素において、パフォーマンスデータ(平均実行時間やエラー発生状況など)をフロービルダー内で確認することができるようになることがリリースノートに追加されました。これにより、ログや外部のレポートツール等に頼ることなく、フローのパフォーマンスにおけるボトルネックを確認することができるようになります。ただし、画面フローやフローオーケストレーションでは本機能は利用できません。

No.3 : Lightning Component Library Is Retiring

外部 Web サイトで公開されている従来の Lightning コンポーネントライブラリは廃止されます。今後は Lightning コンポーネント リファレンスをご利用ください。新しい Lightning コンポーネント リファレンスは、LWC コンテンツのソースを開発者に提供できるように設計されたドキュメント ハブです。

No.4 : Organize Data Table Records with Column Sorting at Runtime

画面フローで利用できるデータテーブルコンポーネントについて、これまではレコードの表示順序は固定でしたが、列ヘッダーをクリックしてレコードの並び替えができるようになることがリリースノートに追加されました。

No.5 : Edit Records Directly in the Data Table at Runtime

画面フローで利用できるデータテーブルコンポーネントについて、これまでは読み取り専用でしたが、データテーブル上で項目の値を更新できるようになることがリリースノートに追加されました。

なお、Spring ‘26 リリースノートにおけるすべての更新情報を確認する場合は、リリースノートの更新情報一覧をご参照ください。

続いては、インフラ強化です。

こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報です。
日本時間の 2026 年 2 月 8 日と 3 月 8 日にインスタンスリフレッシュが予定されているSandbox のインスタンスがあります。
お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。

またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビに纏まっています。該当するお客様は内容を是非ご確認ください。

関連リンク

続いて、Spring'26 に適用されるリリース更新のご紹介です。

Spring ‘26 リリースノートが公開されましたので、こちらの内容に最新情報を反映しました。

これに伴い2件更新がございます。

以下2つのリリース更新の強制適用時期が Summer ’26 に延期されました。

なお、予定通り以下2つのリリース更新は Spring ‘26 で強制適用されますので、システム管理者のみなさまは、内容をご確認いただき、ご準備をお願いします

続いて、その他の更新です。

まずは、拡張ドメインに関する情報です。

Spring '26 のリリースまで、拡張ドメイン適用前の URL から拡張ドメイン適用後の URL へのリダイレクトを有効化できる状態です。

しかしながら、Spring '26 のリリースをもって、このリダイレクトは完全に停止し、リダイレクトを有効化することはできなくなります。

そのため管理者様におかれましては、本件に関する参考情報をご確認いただき、リダイレクト停止に向けたご準備をお願いいたします。

関連リンク

続いて、フローへの移行に関する情報です。

2025 年 12 月 31 日で、ワークフロールールおよびプロセスビルダーのサポート終了しました。

ワークフロールールやプロセスビルダーのフローへの移行が完了していないお客様がいらっしゃいましたら、サクセスナビにフローへの移行に関するページを公開しておりますので、内容をご確認の上、フローへの移行をお願い致します。

関連リンク

続いて、機能の廃止です。

来月廃止予定の、従来のチャットと Live Agent の廃止についてお伝えします。

従来のチャットである Live Agent は 2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。

それに伴い、標準ボットもご利用いただけなくなります。そのため、早めに後継機能である「拡張チャット」(旧名称:アプリ内および Web のメッセージング)や拡張ボットへの移行計画を立てていただくことを推奨致します。

関連リンク

最後に、その他の情報です。

まずは Hyperforce への移行についてです。

Hyperforce は AWS 上に構築された新しいインフラです。

お客様の組織は Salesforce のデータセンター、もしくは Hyperforce のいずれかで稼働しています。そして数年前から Salesforce では、新しいインフラである Hyperforce へお客様の組織を順次移行しています。

Hyperforce への移行に関するメールを受け取られた場合には、事前準備が必要になる場合があります。そのため、Salesforce からメールを受信された場合は、内容のご確認をお願いいたします。

また、お客様がスムーズに移行いただけるように、Salesforce では Hyperforce アシスタントという機能を用意していますので、ぜひご確認をお願いします。

関連リンク

続いて、Agentblazer Community に関する情報です。

Agentforce の製品に関する毎月の最新情報はリリースノートにて確認頂けますが、Slack の「Agentblazer Community」では、より早く情報をご確認いただけます。

コミュニティ内の「#broadcast-agentforce-release-notes」チャンネルに参加いただくことで、新機能や機能改善に関するリリース情報を日本語の要約で確認いただくことが可能です。

まだコミュニティに参加されていないお客様は、ぜひこの機会にご参加ください。
既に参加済みの方は、チャンネル検索で「broadcast」と入力し、参加いただけます。

関連リンク

最後に、Agentforce Platform に関する更新です。

No.1:Prepare for Claude 3.7 Sonnet Reroute Date 

No.2:Prepare for Claude 3 Haiku Reroute Date

どちらも、LLM モデルの廃止に関する情報です。

Claude 3.7 Sonnet および Claude 3 Haiku は、Amazon Bedrock(Anthropic)で非推奨となる予定です。2026 年 2 月 26 日以降、これらの LLM モデルへのリクエストは Claude Sonnet 4.5 へ自動的に再ルーティングされます。これにより、期待される応答が得られなくなる可能性があるため、 プロンプトビルダーおよび Einstein Studio で新しいモデルを用いたプロンプトやアプリケーションのテストをできるだけ早く実施することを推奨します

なお、Agentforce Platform に関するすべての更新情報を確認する場合は、リリースノートをご参照ください。

関連リンク

1 月度のアップデートは以上となります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

公開日: 2026.01.28

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