AIエージェントが動く仕組みを理解しよう

公開日 : 2026.05.28

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この記事で学べること

  • Agentforce 関連で登場する基本用語と、それぞれの役割
  • Agentforce Builder で、どこに何を設定するのか

Agentforce を理解するための基本用語

Agentforce(エージェントフォース)は、Salesforce が提供する、自律型AIエージェントを構築・展開・管理するためのプラットフォームです。

Agentforce では、

  • エージェント
  • サブエージェント
  • アクション
  • Atlas(アトラス)推論エンジン
  • Agentforce Builder

など、さまざまな用語が登場します。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、それぞれの役割や関係性を理解すると、Agentforce 全体の仕組みがイメージしやすくなります。

用語

用語解説

エージェント

ユーザーと対話しながら、Salesforce 上のデータ検索・要約・更新や業務アクションを実行するAIアシスタントです。

サブエージェント

エージェントの中で、営業支援や注文管理など特定業務を担当する専門AIです。たとえば「配送状況を確認して」という依頼に対して、配送確認用のサブエージェントが必要な情報取得を担当します。

アクション

サブエージェントが処理を実行するためのツールです。レコード検索、Flow 実行、メール作成、外部システム連携などを行います。

Agent Router

ユーザーの依頼内容を解釈し、対応に最適なサブエージェントやアクションへ割り当てる役割を果たします。

Agentforce Builder

エージェントを構築・検証するための設定画面です。

「エージェント → サブエージェント → アクション」という流れをイメージできると、Agentforce 全体の構造が理解しやすくなります。

標準とカスタムという考え方

Agentforce では、Salesforce が用意している標準のサブエージェントやアクションを利用できます。たとえば、標準の「General CRM」サブエージェントでは、

  • Query Records(レコードの検索)

  • Summarize Record(レコードの要約)

  • Draft Email(メールのドラフト作成)

  • Update Record(データの更新)

などを、すぐに利用できます。簡単なユースケースであれば標準機能だけでも動かし始めることが可能です。

一方で、自社独自の業務に合わせて、カスタムのサブエージェントやアクションを作成することもできます。たとえば、「配送状況を確認し、遅延していたら Slack に通知する」といった独自業務に合わせて、Flow ベースのアクションを追加できます。

Apex、Flow、プロンプトテンプレート、外部サービス連携など、既存の Salesforce 機能を活用しながら独自アクションを構築できる点も特徴です。

最初は標準機能を活用しながら、必要に応じてカスタム要素を追加していくのがおすすめです。

Agentforce Builder を見てみよう

Agentforce Builder は、エージェントを設計・検証するための画面です。Explorer(エクスプローラー)でエージェント全体の構造を確認しながら、Canvas(キャンバス)で指示やロジックを設計し、Preview(プレビュー)で実際の動作を確認できます。

項目

解説

① Explorer(エクスプローラー)

サブエージェントやアクションなど、エージェントを構成する要素を一覧で確認できるエリアです。

② Canvas(キャンバス)

指示やルールを自然言語で設計するメインエリアです。

③ Preview(プレビュー)

実際に入力しながら、エージェントの動作や推論内容を確認できます。

④ Canvas / Script(キャンバス / スクリプト)

自然言語の Canvas ビューと、コードベースの Script ビューを切り替える機能です。どちらで編集しても設定内容は同期されます。

⑤ Agentforce アシスタント

エージェントの作成やデバッグを支援するAIアシスタント機能です。

⑥ Save(保存)

現在のドラフト状態を保存します。

⑦ Commit Version(バージョンを確定)

現在の設定を固定・保存し、有効化できる状態にします。

Explorer で構造を確認しながら、Canvas で設計し、Preview で動作確認する、というのが基本的な流れです。Preview を使いながら、エージェントがどのように判断し動作しているのかを確認すると、Agentforce の動きをイメージしやすくなります。

学習ツール

Agentforce をご利用中のお客様向けに、実際の挙動を体験できるオンラインワークショップも提供されています。Agentforce 全体への理解をさらに深めていただくため、関連セッションへのご参加をおすすめします。

まとめ

この記事では、Agentforce を理解するうえで重要な基本用語と役割を整理しました。また、Agentforce Builder の各エリアがどのような役割を持ち、どこで何を設定するのかも確認しました。

ここまで読むと、「AIエージェントがどのように判断し、アクションを実行しているのか」や、「Agentforce Builder の中で何をしているのか」が、少しイメージしやすくなってきたのではないでしょうか。

公開日 : 2026.05.28

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