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インスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?
この記事で学べることお客様の組織の継続的な成長に備えるための、Salesforceの取り組み(インスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替え)について知ることができます取り組みの内容インスタンスリフレッシュ目的データセンターのインスタンスをサポートするインフラスラクチャをアップグレードするため、Salesforce では必要に応じてインスタンスリフレッシュを実施します。インスタンスリフレッシュにより、お客様が Salesforce に期待されているレベルのパフォーマンスを今後も組織に提供することができます。概要インスタンスリフレッシュを実施すると、そのインスタンスで稼働しているすべての組織が新しいデータセンターに移動し(1:1もしくは1:N)、元のインスタンスは破棄されます。インスタンスリフレッシュを実施すると、インスタンス名およびIPアドレス共に変わります。実施時期インスタンスリフレッシュは、数年に一度実施されています。リフレッシュ対象のインスタンスの組織のシステム管理者様宛に、約60日前と15日前(共に実績)に製品コミュニケーションメールにてお知らせします。製品コミュニケーションメールの詳細は、「製品およびサービスに関するお知らせ」(ナレッジ)をご確認ください。メールの中に、移行先のインスタンスについての情報も含まれます。※Trust サイトのメンテナンスカレンダーにも掲載されます可用性メンテナンス時間中、リードオンリーモードを使用でき、所要時間は90分程であることが多いです。(実際の実施予定時間はTrust サイトでご確認ください)リードオンリーモードで可能な操作についての詳細は、「リードオンリーモードの概要」(ナレッジ)をご確認ください。弊社のベストプラクティスに従っている場合、メンテナンスはシームレスに行われます。詳細は「インスタンスリフレッシュメンテナンス」(ナレッジ)の「よくある質問」をご確認ください。組織移行目的組織の移行を実行することで、Salesforce はインフラストラクチャ内のアクティビティのバランスをとり、お客様が期待する通りのレベルのパフォーマンスを提供し続けることができます。概要組織移行では、(そのインスタンスのすべての組織ではなく)対象の組織があるインスタンスから別インスタンスに移動し、インスタンス名およびIPアドレスは共に変わります。ポイント※組織移行後は新しいインスタンスのTrust Notificationの登録を忘れずに行いましょう!実施時期移行対象の組織のシステム管理者様宛に、約1ヶ月前(実績)に製品コミュニケーションメールにてお知らせします。(基本的に、Trust サイトのメンテナンスカレンダーに掲載されますが、移行対象組織が少ない場合は掲載されません)※Hyperforceへの移行の場合は、約3ヶ月前から事前メール通知を開始します。(Hyperforceについては「Hyperforceの概要と移行について」(サクセスナビ)をご参照ください)可用性メンテナンス時間中、リードオンリーモードを使用でき所要時間は約3時間であることが多いです。(実際の実施予定時間はTrust サイトでご確認ください)リードオンリーモードで可能な操作についての詳細は、「リードオンリーモードの概要」(ナレッジ)をご確認ください。弊社のベストプラクティスに従っている場合、このメンテナンスはシームレスに行われます。詳細は「組織の移行への準備方法」(ナレッジ)の「よくある質問」をご確認ください。継続的サイト切り替え目的Salesforceでは、期待されるサービスの高可用性を提供するために継続的サイト切り替えを行っています。これにより、運用とインフラストラクチャを継続的に改善することができます。また、多くのお客様は年間を通じて2つのどちらの地理的な場所からもインスタンスを提供できることを内部コンプライアンス要件としており、継続的サイト切り替えによってこの要件を満たすことができます。概要継続的サイト切り替えは、有効インスタンス(下図の例では東京データセンタ)と予備インスタンス(下図の例では神戸データセンタ)のプライマリとセカンダリを定期的に切り替えます。サイト切り替えを実施すると、インスタンス名は変わりませんが、IPアドレスは変わります。ポイント※DNS名前解決先が新プライマリインスタンスのIPアドレスに変わります※データレプリケーションの方向が、新プライマリ→セカンダリへ変わります可用性サイト切り替え中、対象のお客様は、特に指定がなければリードオンリーモードで組織にアクセスできます。サイト切り替えのメンテナンス実施時間は、停止5分を含む約20分が最近の傾向ですが、60 分以上続く場合もあります。(実施予定時間はTrust サイトを必ずご確認ください)今後、実践と反復を通じて運用プロセスを改善し、所要時間を短縮することを目指しています。サイト切り替え中の影響や、組織の準備を整える方法については、「サイト切り替えの概要」(ナレッジ)をご確認ください。実施時期継続的サイト切り替えのスケジュールは、Trust サイトのメンテナンスカレンダーに掲載され、管理されます。継続的サイト切り替えプログラムでは、インスタンスは暦年ごとにサイトの切り替えを計画する場合があります。これらの計画サイト切り替えは、優先システムメンテナンス実施時間内にのみ実行されます。(優先システムメンテナンスについては、優先システムメンテナンスのスケジュール(ナレッジ)をご確認ください)学習ツール最適化されたサイト切り替えの概要と FAQ(ナレッジ)インスタンスリフレッシュ(ナレッジ)組織移行(ナレッジ)2019-04-24 Salesforce から配信される各種通知に関するウェブセミナーhttps://play.vidyard.com/i3deHYfv4N5wnUbFkLdCG12019-05-30 意外と知らない?!Salesforce の計画メンテナンススケジュールウェブセミナーhttps://play.vidyard.com/W4BKvZco8GQmv3NAYbzeGaまとめ弊社のベストプラクティスに従っている場合、メンテナンスはシームレスに行われます。組織移行後は、新しいインスタンスのTrust Notificationの登録を忘れずに行いましょう
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(2024年9月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/9P6S3qsThK4rAyDU9HGHKp全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 9 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 9 月のトピックはこちらです。本記事では、先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションに関する情報です。Winter' 25のリリースに関する情報です。日本のお客様向けのインスタンスについては、日本時間で 10 月 13 日に本番組織へ Winter ’25 がリリースされます。またその準備としてSandboxプレビューが 9 月 1 日から開始されています。その他、Trailhead モジュール、Release Overview Deck なども公開されておりますので関連リンクご確認ください。関連リンクSalesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Winter ’25サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’25 Pre-Release siteSalesforce Sandbox プレビュー手順Winter ’25 Release NotesRelease Overview DeckFeature MatrixWinter '25 Release HighlightsRelease Siteまずは、Summer ’24 のリリースノート更新情報です。今月は 8 月 19 日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.62 Deploy Data Cloud Changes from a Sandbox to Production (Beta)Data Cloud と Sandbox に関する内容です。本内容はベータ版となりますが、Sandbox で変更した Data Cloud コンポーネントをデータ キットに追加し、そのデータ キットを変更セットに追加することで、Sandbox から Data Cloud の変更をデプロイできるようになりました。No.63 Reuse Prompt Flows to Boost EfficiencySalesforce フロー に関する内容です。テンプレートトリガープロンプトフローを1つ作成し、プロンプトテンプレート種別に関係なく、さまざまなテンプレートにシームレスに適用できるようになりました。No.64 IdeaExchange Delivered: Limit Who Receives Notifications About Certificate Expiration証明書 に関する内容です。本内容は IdeaExchange で要望の多かった内容になります。証明書の有効期限切れのメール通知を受け取るユーザーをコントロールできるようになりました。ただし、証明書の期限切れによるサービスの中断を防止するために、システム管理者プロファイルまたは [すべてのデータの編集]権限を持つユーザーには証明書の有効期限が切れる当日と前日にメールが送信されることなっています。No.65 Accomplish More with Sales Copilot TopicsEinstein Copilot に関する内容です。Einstein for Sales において、「Close Deals」、「Manage Deals」などの営業担当者向けの新しい4つの Copilot Topic が追加されました。詳細はリンクをご確認ください。No.66 Handle More Use Cases More Consistently with Copilot Topicsこちらも Einstein Copilot に関する内容です。これまでは、アクションを直接 Copilot に割り当てていましたが、トピックに複数のアクションを割り当てて、そのトピックをCopilot に割り当てることで、コパイロットがより正確な判断を下し、より適切な応答を生成できるようになりました。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、次期バージョンであるWinter ’25 のリリースノートに関する更新情報です。No.1 Test Restrictions on Salesforce Cookie Useブラウザーのサードパーティ Cookie のブロックに関する内容です。Chrome 等の主要なブラウザーはデフォルトでサードパーティ Cookie をブロックしますが、ユーザーがブラウザで 3rd party Cookie を許可している場合があります。その場合、Salesforce で使用している Cookie が侵害される可能性があるため、[Salesforce Cookie のファーストパーティ使用が必要です] を有効にして、Salesforce Cookie を保護することを推奨します。今回のリリースノートの更新で、本設定がデフォルトで有効になるインスタンス情報が追記されましたが、日本は含まれていません。ただし、本設定を有効にすることで、Salesforce セッション Cookie を使用するカスタムコードや機能は影響を受ける可能性があるため、事前にテストが必要です。No.2 Restore Files from a BackupSalesforce Backup に関する情報です。Winter ’25 から Salesforce Backup を使用してファイルをリストアできるようになる予定である旨のリリースノートが追加されました。No.3 Verify SAML Integrations (Release Update)Spring ’25 に強制適用予定のリリース更新の注意喚起です。Salesforce では、定期的なメンテナンスの一環としてSAML フレームワークをアップグレードしており、シングルサインオンやシングルログアウトなど、SAML を使用するインテグレーションに影響を与える可能性があります。サービスの中断を避けるためにも、SAML インテグレーションを利用中のお客様は早めに Sandbox でテストを行うことを推奨します。No.4 Adopt Updated Content Security Policy (CSP) Directives (Release Update)こちらもリリース更新の内容です。「更新されたコンテンツセキュリティポリシー ディレクティブの採用」というリリース更新は一旦キャンセルされました。ですが、クロスサイトスクリプティングやその他のコードインジェクション攻撃から組織を保護するために、この設定を有効にすることを引き続きお勧めします。また、今後 Salesforce は本件に関連する新しいリリース更新を作成する予定です。 No.5 Disable Redirections for Legacy Hostnames拡張ドメイン適用前の URL にアクセスしたときのリダイレクトに関する情報です。[私のドメイン]画面に新しい設定が追加され、拡張ドメイン適用前の URL へのリダイレクトを制御できるようになる予定です。No.6 Understand SOQL Error and Functionality Changes to Update Your Code動的 SOQL クエリーに関する情報です。Winter ’25 のリリースは、古い SOQL エラーメッセージと機能に依存している既存の Apex コードや SOQL クエリからのエラーメッセージを解析するコードに影響を与える可能性があります。今回のリリースノートの更新では、この影響を受けるのは動的 SOQL クエリーのみであることが記載されました。これらの変更を確認し、必要に応じてコードを更新してください。No.7 Track Permission Changes with Event Monitoringイベントモニタリングに関する情報です。プロファイルや権限セットで、権限やその他のアクセス設定の変更を監視する新しいイベント種別(Permission Update)がリリースされる予定です。No.8 Access Einstein Copilot From Your Gmail IntegrationGmail インテグレーションに関する情報です。Gmail インテグレーションから Einstein Copilot にアクセスする機能について、リリースノートが追加されました。以下は、すべて新しく追加された Copilot アクションに関する情報です。Copilot アクションを使用して、取引先や商談に紐づく主要な取引先責任者を特定したり、通話を記録することができるようになる旨のリリースノートが追加されました。詳細はリリースノートをご確認ください。No.9 Organize and Quickly Find Records by Using Custom Labels with EinsteinNo.10 Establish Action Items with EinsteinNo.11 Discover Key Contacts, Their Roles in Influencing Deals, and the Deals They've ImpactedNo.12 Get Instant Access to Pricing InformationNo.13 Log Calls with Customers with Einstein CopilotNo.14 Focus on the Deals That Matter MostNo.15 Inbound Email Limit Increasedメールサービスに関する情報です。1 日の受信メールの制限に達した後にキューに入れることができるメールの数が制限されるようになります。キューに入れることができるメールの数は日次の受信メール制限と同じです。制限に達すると、受信メールはバウンスされますのでご注意ください。No.16 Some Supported Time Zones No Longer Available韓国のお客様向けの情報です。Winter '25から、韓国標準時(アジア/平壌)のタイムゾーンはサポートされなくなります。No.17 Sort List Views by Multiple Columns (Beta)リストビューに関する情報です。今までリストビューの並べ替えに使用できる項目は 1 つのみでしたが、最大 5 つの項目を使用可能になるベータ版の機能についてのリリースノートが追加されました。No.18 Streaming API Versions 23.0 Through 36.0 Are Now Retired機能の廃止情報です。Winter ’25 で Streaming API バージョン 23.0 〜 36.0 は廃止予定である旨のリリースノートが追加されました。No.19 Use Custom Generative AI to Power your Salesforce Development with Einstein for Developers (Generally Available)開発者様向けの情報です。Einstein for Developers の正式リリースを発表するリリースノートが追加されました。 Einstein for DevelopersはSalesforce Extension Pack の一部で、すべての Salesforce 組織でデフォルトで有効になる予定です。VS Code Desktop および Code Builder で使用できる予定です。No.20 Change Einstein Activity Capture Permissions for Sales Engagement Basic Users (Release Update)リリース更新に関する情報です。「Sales Engagement 基本ユーザーの Einstein 活動キャプチャ権限の変更」というリリース更新の強制適用時期は、Spring '25に延期されました。内容については、後半の [リリース更新] セクションでご紹介します。No.21 Enable New Order Save Behavior (Release Update)こちらも、リリース更新に関する情報です。「注文の新規保存方式を使用した迅速かつ正確な注文の詳細の取得」というリリース更新は自動的に有効化される予定でしたが、強制適用はされないことになりました。ですが引き続き有効化を推奨しておりますので、Sandbox でテストをして問題がない場合には有効化をお願いします。No.22 Review and Update Settings to Capture Leads from LinkedIn (Release Update)LinkedInと Salesforce を同期しているお客様向けの情報です。LinkedIn の API の変更に関する詳細情報が更新され、引き続き LinkedIn Lead Gen フォームから生成されたリードをSalesforce に同期する場合は、手動で「リードフォームで LinkedIn Lead Sync API を使用する」設定を有効にする必要があります。No.23 Salesforce Authenticator Users Are Automatically Guided to a Workaround if Push Notifications Time Out多要素認証に Salesforce Authenticator をご利用中のお客様向けの情報です。Winter ’25 以降、Salesforce Authenticator にプッシュ通知で送信されたリクエストに対して、ユーザーが 30 秒以内に承認できない場合、6 桁の時間ベースのワンタイムパスコード の入力を自動的に促すようになる予定です。以上が、8 月 19 日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定をご紹介しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、上記の日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、Winter ’25 に適用されるリリース更新についてです。こちらでは Winter ’25 に適用されるリリース更新に関する更新情報のご紹介します。また、いくつか影響度の高いリリース更新もありますのでいくつかピックアップしてご紹介します。まずは一番上の行に記載されている Einstein 活動キャプチャに関するリリース更新です。「 Sales Engagement 基本ユーザ」の権限セットには Einstein 活動キャプチャを使用するための権限が含まれていましたが、このリリース更新が適用されると、該当の権限が権限セットに含まれなくなります。このリリース更新の適用時期が Winter '25から Spring ’25 に延期されましたので、「 Sales Engagement 基本ユーザー」の権限セットをお使いのお客様は Spring ’25 までにご準備をお願いいたします。続いて、上から 2 行目の No-Reply メールアドレスに関するリリース更新です。こちらのリリース更新が適用されると、ケースレコードを操作したときのメール送信で使用されるメールアドレス「デフォルトの No-Reply アドレス」の動作が変更となり、「デフォルトの No-Reply アドレス」に設定されているメールアドレスが未検証の状態だと一部のメールが送信されなくなります。そのためリリース更新が適用されるまでに「デフォルトの No-Reply アドレス」に設定されているメールアドレスの検証をお願いいたします。続いて、下から 2 行目の EmailSimple 呼び出し可能なアクションについてです。「組織のアドレス」を使用してメール送信をする場合、そのメールアドレスを使用することができるプロファイルを「組織のアドレス」で設定しておく必要があります。そしてこちらのリリース更新が適用されると、 EmailSimple でメールを送信する際も「組織のアドレス」で許可されているプロファイル設定に準拠するかたちとなり、システムコンテキストではなくユーザコンテキストで実行されるようになりますので、「組織のアドレス」に設定されているプロファイルに不足がないかご確認ください。関連リンクChange Einstein Activity Capture Permissions for Sales Engagement Basic Usersメールを送信するための組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスの作成および検証フローでのセッション ID へのアクセスを無効化組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化呼び出し可能なアクションの部分的な保存の有効化こちらのスライドでピックアップしたいのは、一番下に記載されているフローに関するリリース更新です。こちらのリリース更新が適用されると、REST API 経由で実行されるフローがシステムコンテキストではなくユーザコンテキストで動作するようになります。そのためユーザのプロファイルや権限セットで許可されていないオブジェクトや項目はアクセスできなくなります。セキュリティ強化のための更新ですが、既存動作に影響を与える可能性があるため事前にご確認をお願いいたします。関連リンク フローでの従来の Apex アクションのアクセス修飾子の考慮フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡しゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止LinkedIn からリードを取り込む設定の確認および更新ボットユーザーコンテキストでフローの実行REST API を介してフローをユーザーコンテキストで実行こちらのスライドでは 1 点だけ更新がございます。一番下の行に記載されている注文レコード保存時の動作におけるリリース更新ですが、こちらについては強制適用は実施されないこととなりました。リリース更新に関する情報は以上となります。関連リンクナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化REST API を使用した外部クライアントアプリケーション OAuth コンシューマーログイン情報へのアクセス注文の新規保存方式の有効化今月は更新情報に併せて、Winter ’25 で適用されるリリース更新の一部をピックアップしてご紹介させていただきました。今回取り上げたリリース更新以外にも、既存のカスタマイズに影響を与える可能性があるリリース更新がございますので、Winter ’25 がリリースされるまでにそれぞれのリリース更新の内容をご確認いただければと思います。続いて、その他の更新です。こちらは以前からお知らせしております Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。引き続き、Winter ’25 のリリースノートにも記載されていますので、Lightning Knowledge への移行をご計画の際に、是非ご確認ください。関連リンクLightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、拡張ドメインに関するロードマップについてです。前回、ロードマップの変更があり Winter ’25 では Sandbox 等の非本番組織での旧 URL から新 URL へのリダイレクトが停止、Spring ’25 で本番組織での旧 URL から新 URL へのリダイレクトが停止と変更となりました。本件の準備には時間がかかることも想定されるので早めの対応をご検討ください。また、拡張ドメインに関するリリースノート、拡張ドメイン適用前の URL にアクセスしたときのリダイレクト停止についてのサクセスナビ記事などの参考情報もご覧頂いて、リダイレクト停止に向けた準備にお役立てください。関連リンク:Update References to Your Previous Salesforce Domains拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止(サクセスナビ)続いて、「機能の廃止」です。こちらでは一点更新がございます。 メンテナンス計画の頻度種別項目の廃止についての更新です。終了時期が 2024 年 10 月から 2025 年 10 月へと一年延期となっています。関連リンク:Salesforce 製品 & 機能の廃止こちらでは、1 点更新があります。Sales Enablement、旧my Trailheadの廃止について追加されました。契約終了日をもって廃止される旨が記載されております。該当機能をご利用のお客様は、ご確認いただけますようお願い致しますこちらは再掲となりますが、Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止が、Summer '25( 2025 年 6 月 )に予定されています。API の更新作業は、Salesforce 以外のシステムでの作業が必要となります。対応に時間がかかることが想定されますので、対象のお客様には Salesforce からメール通知も行われております。また、Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止についてのサクセスナビにて、API バージョン廃止の対応について、冒頭の動画で説明させて頂いて降ります。こちらも活用頂き、早めの対応をお願い致します。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラスApex トリガ Visualforce ページ フロープロセスビルダーカスタムボタン S コントロール Salesforce B2B Commerce for Visualforce Apex RESTSOAP Web Services 続いて、従来のチャットと Live Agent の廃止です。こちらも再掲となりますが、重要なお知らせになりますので再度、お知らせ致します。従来のチャットや Live Agent をご利用中のお客様は、既に製品コミュニケーションメールを受けとられていると思います。従来のチャット機能や標準ボット機能をご利用の場合、2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。そのため、早めにアプリ内および Web のメッセージングへの移行計画を立てていただくことを推奨致します。アプリ内および Web のメッセージングは、私たちの生活でよく利用している非同期チャットを利用できます。それ以外にも、双方向でファイルのやりとりができたり、顔文字が使えたりと Live Agent ではできなかった多くの機能をご利用いただけます。対象のお客様におかれましては、早めのご対応をお願い致します。関連リンクリリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:チャットおよび Live Agent の廃止最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。9 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年2月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/qJJatinQTvnMpK2a6b2ZWk全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の2月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024年2月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは、製品イノベーションに関する情報です。日本のお客様向けのインスタンス(APx、JPNx)が2月11日にSpring ‘24になりました。サクセスナビに「Spring '24リリース 注目の新機能」ページが公開されています。既に、注目機能のななめ読みを参照いただけますが、来月には各製品のエキスパートが注目機能を紹介する動画が追加される予定なので、ぜひブックマークをして楽しみにお待ちください。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Spring '24リリース注目の新機能オンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSpring '24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Spring'24 Release SiteSpring '24 Release HighlightsRelease Overview DeckRelease in a BoxRelease Feature Matrix続いて、リリースノートの更新情報です。Spring ‘24のリリースノートの更新情報のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。今月は、1月9日以降の更新の抜粋になります。No.4 Create From Lookup Changes参照項目の動作に関する内容です。参照項目からレコードを作成する際に「保存 & 新規」ボタンが表示されなくなります。参照項目以外からのレコード作成画面では引き続き「保存 & 新規」ボタンは表示されます。No.5 Control Your Data Prep Concurrency AllocationCRM Analyticsに関する情報です。Spring '24からAnalyticsの設定画面に、[データフローとレシピ間での同時実行制限の共有を有効にします]オプションが追加されました。今回のリリースノートの更新では、それを設定するためにはCRM Analytics Plusのライセンスが必要である旨が追加されました。No.6 Address Your Users’ Connection Issues Quickly by Seeing Org ID and Username in NotificationsEinstein 活動キャプチャに関する情報です。Einstein活動キャプチャの[接続状況通知]をONにしている場合、状況通知メールの本文に、組織IDとユーザー名が表示されるようになりました(以前のメール本文に含まれていたのは組織名のみでした)。なお、この変更はアプリケーション内通知には適用されません。No.7 Unify Your Organizational Knowledge Across Sources in Salesforce (Beta)ナレッジに関する情報です。Spring '24から、SharePoint等のサードパーティシステムのナレッジをSalesforceに統合するUnified Knowledgeのベータ版がリリースされる予定でしたが、2024年2月23日から本番およびプレビュー対象のインスタンスのSandboxで有効にできる旨がリリースノートに追加されました。No.8 Encrypt Fields Used to Train Generative AI Models生成AI関連の情報です。プラットフォーム暗号化の機能について、自然処理言語トレーニング モデルに入力されたデータを暗号化できる旨がリリースノートに追加されました。No.9 Return to the Record Page with Record Create on Custom Quick Actionsクイックアクションにおける保存後のナビゲーションの変更に関する情報です。以前は、カスタムクイックアクションからスタックモーダル経由でレコードを作成すると、新しく作成されたレコードページにリダイレクトされていましたが、Spring'24では、保存後のナビゲーションが発生しなくなりました。レコードを保存すると、クイックアクションのトリガーとなったレコードページにリダイレクトされます。No.10 Removed: Help Partners Streamline Communication with Personalized Sales Emails生成AIに関する情報です。Spring ‘24より、Einstein Sales Emails(取引先責任者とリード向けのパーソナライズされたメールをAIが生成してくれる機能) をExperience Cloudサイトでの利用可能になる予定でしたが、削除されました。No.11 The Cloud Security Website Is Being Retired弊社のセキュリティに関するサイトの情報です。Cloud Securityサイト(https://security.my.salesforce-sites.com/)を公開してましたが、当社のコンテンツライブラリの質を向上させる取り組みの一環として、2024年2月初旬に閉鎖されました。上記サイトに掲載されていた情報の代替リソースはリリースノートに纏められておりますので、ご確認ください。No.12 Resolve and Deflect Issues with Einstein Search Answers (Generally Available)生成AIに関する情報です。リリースノートに、Search Answerは英語の記事のみをサポートすることが明記されました。また、Search Answerは2024年2月末から順次利用可能になる予定です。No.13 Use Work Summaries in More Languagesこちらも、生成AIに関する情報です。複数言語で作業要約を利用できるチャネルはチャットのみであることが明記されました。No.14 Update Sharing Settings for the Operating Hours Object営業時間オブジェクトの共有設定に関する情報です。Spring '24で、営業時間オブジェクトの共有設定ができるようになりました。認証されていない (ゲスト) ユーザーが営業時間オブジェクトのデータにアクセスをする要件がある場合には、共有ルールを手動で作成する必要があります。また、 Salesforce Scheduler 経由で 営業時間オブジェクト にアクセスする場合、enableDepriveSoqlAccessGuestUserOrgPrefというメタデータAPIのフィールドをTrueに設定する必要があります。No.15 Unlock the Power of AI with Einstein Studio生成AIに関する情報です。Einstein Studioの使い方を明確にしました。Einstein Studio タブでは、予測および生成 AI を強化する AI モデルを管理することができます。No.16 Salesforce Ant Migration Tool End of Life開発者様向けの情報です。SalesforceのAnt移行ツールは、Spring '24で廃止される予定です。廃止後も、Ant移行ツールを利用することはできますが、新しい機能は更新されず、サポートされません。メタデータの変更を管理するには、Salesforce CLIに切り替えてください。No.17 Record Access Is Secure by Default after Enabling Digital Experiencesロールを利用可能なコミュニティユーザライセンスをご利用中のお客様向けの情報です。2024年2月8日以降に作成された Salesforce 組織でデジタルエクスペリエンスを有効にした後のロールの変更に関するリリースノートを追加しました。2024年2月8日以降に作成されたSalesforce組織では、デジタルエクスペリエンスを有効にした後も、共有ルールやその他の機能によってロールおよび内部下位グループと共有されたレコードは、その内部ユーザのみがアクセスできます。2024年2月8日以前に作成された組織では、内部ユーザーと共有されたレコードは外部サイトユーザーにも自動的に公開されるため、外部ユーザーアクセスの変換ウィザードを使用してアクセスを確保する必要があります。(No.18~20は、Salesforce Back Upに関する情報です)No.18 Back Up New Data On DemandSalesforce Backupアプリケーションのバージョン2.13では、自動バックアップだけでなく、任意のタイミングで増分バックアップを取得できるようになります。No.19 Control Formula Field Data Backups at the Object Levelオブジェクト毎に数式項目のバックアップを取得することができるようになりました。No.20 Back Up Files and Attachmentsファイルと添付ファイルをバックアップに含めることができるようになりました。No.21 Allow the New Setup Domain to Ensure Access to Salesforce Setup Pages設定画面用の新しいドメインが追加される予定です。後述の[その他の更新]セクションで詳細を解説します。No.22 Use Dynamic Forms on Pinned Region Pagesアプリケーションビルダーに関する情報です。ヘッダー等が固定されたテンプレートを使用するLightningレコードページで動的フォームが使用できる旨のリリースノートが追加されました。No.23 Use Einstein Conversation Insights with Microsoft Teams and Google MeetEinstein会話インサイトに関する情報です。Spring ’24から、ビデオプロバイダーとしてMicrosoft TeamsとGoogle Meetを使用可能になる予定でしたが、Google Meetとのインテグレーションは2024年2月下旬に可能になることが明記されました。No.24 Enforce Rollbacks for Apex Action Exceptions in REST API (Release Update)リリース更新に関する情報です。「REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用」というリリース更新の強制適用時期が、Spring ’24 から Spring '25に修正されました。以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、多要素認証(MFA)に関する情報です。Spring’24が適用されたことにより、これまで MFA の自動有効化が実施されていなかった組織に対して、MFA が自動有効化されました。この自動有効化は30日の猶予期間があり、MFAの準備ができていない場合、管理者様は組織のMFAを無効化することができます。しかしMFA適用は利用規約上必須なので、早めの対応をお願い致します。関連リンク残りのすべての組織での MFA 自動有効化の完了 (リリース更新)2024 年 4 月から MFA がデフォルトでオンにSummer ’24 より Salesforce 製品への MFA の適用がアプリケーション内通知に移行続いて、インフラ強化です。インスタンスリフレッシュですが、今回は多くの更新がございます。まず、2月18日に計画されていたインスタンスリフレッシュは実施されましたが、EU16インスタンスについてはキャンセルとなり、別日程で実施される予定です。次に、新たにインスタンスリフレッシュの計画が追加されているのでご案内します。上記スライドに記載されている日程にて本番組織、Sandbox組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されており、日本のお客様にご利用いただいている「AP」で始まるインスタンスも計画の対象に含まれています。お手元にTrustサイトから通知が届いているお客様もいらっしゃると思います。メンテナンス情報はTrust通知にて把握することができますので、Trust通知の登録をされていない管理者様はサクセスナビをご覧いただき、事前登録をお願いします。また、インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべきIPアドレスとドメインに関する情報です。「SalesforceのIPアドレスとドメインで許可する」のナレッジが1月15日と2月6日に更新されています。ARINとRIPEのそれぞれのリージョンでIPアドレス範囲が追加されていますのでご確認ください。Hyperforceに関するナレッジ「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」も1月16日と2月9日に更新され、ストリーミングAPIの要件が削除、また、W3School の HTML URL エンコーディングリファレンスへのリンクが追加されています。そして、「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」のナレッジも1月24日に更新され、一部IPアドレスが除外されています。詳細は、対象ナレッジの英語版の改版履歴をご確認ください。次にシステムメンテナンスについてです。Hyperforce以外の優先システムメンテナンススケジュールについてです。こちらは英語版の公開ナレッジを基に、対象インスタンスを最新に更新しております。日本のお客様がご利用のインスタンスについても古いインスタンスを削除し、新しいインスタンスが追加されていますので、ご確認をお願い致します。関連リンク優先システムメンテナンスのスケジュールSalesforce のメンテナンス中、組織にどのような影響がありますか?Trustサイト続いて、リリース更新に関する情報です。こちらのスライドは2月にリリースされた Spring’24 において適用されたリリース更新と、Spring'24以降に段階的に適用されるリリース更新の一覧です。リリース更新の適用によって以前と動作が変わっている機能もございますので、今回適用されたリリース更新の内容を改めてご確認ください。関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (リリース更新)こちらのスライドは次期バージョンである Summer’24 で適用予定のリリース更新です。リリース更新の中には重要な更新が含まれています。一部ご紹介させていただきますと、例えば、別のSalesforce組織へのリダイレクトを制御するものや、組織のメールアドレスで許可されたプロファイルを設定しないとメールが送信できなくなるもの、複数のSAMLフレームワークを適用するための更新など、Summer’24 リリースの前に管理者様にご確認いただきたい更新がございます。Summer’24 は6月にリリースされますので、それぞれの更新に関するヘルプ記事をご確認いただき、適用のご準備をお願い致します。関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報信頼済みの組織間リダイレクトのみを許可 (リリース更新)組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)複数設定 SAML フレームワークへの移行 (リリース更新)フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡し (リリース更新)ボットユーザーコンテキストでフローの実行 (リリース更新)メール-to-ケースのメールコンポーザー向けの Lightning エディターへの移行 (正式リリース) (リリース更新)続きまして、その他の更新です。こちらでは、Salesforce組織で使用されているURLの一部が更新されることをご案内いたします。URLが更新されるのは、Salesforceの画面の右上からアクセスする「設定」ページのURLで、「設定」ページのURLが「*.salesforce-setup.com」のURLに更新されます。この更新はすべての組織に一括で適用されるのではなく、段階的に適用を進めていく予定となっております。お客様のネットワーク環境において、アクセスできるサイトをドメインで制御している場合、「設定」ページにアクセスできるようにするため、該当ドメインを許可するように設定をお願い致します。関連リンク新しい設定ドメインの許可必要なドメインを許可Understand How Google's Privacy Sandbox Initiative Impacts Salesforce続いて、機能の廃止についてです。機能廃止についての更新情報はないのですが、廃止時期が近づいている機能がございますのでご紹介します。Salesfore for Outlook の機能廃止が 2024年6月で予定されています。該当機能をご利用のお客様は、Outlook インテグレーションやEinstein 活動キャプチャへの移行をご検討ください。関連リンクSalesforce 製品 & 機能の廃止最後にその他の情報のお知らせです。こちらでは、サクセスナビにAI特設ページが開設されたことをご紹介しております。こちらの特設ページでは、AI は Salesforce でどのように実現されるのか、AI を導入していくためにはどのようなステップを踏めばいいのかといった、AI に関する解説情報をご案内していますので是非ご一読いただければと思います。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。2月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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「インスタンスリフレッシュ」メンテナンスについて、以下動画で説明していますので、ぜひご視聴ください。(イネーブルメントサイトとイベントモニタリングの情報は動画および資料に含まれておりません)[動画] インスタンスリフレッシュの概要と準備 (1.約17分+ 2.約14分)https://play.vidyard.com/aJQhixFTpdgNBzaSCFvEtb投影資料のダウンロードはこちら画面右下の歯車マークより再生スピードが変更可能です上記2つの動画の構成は、以下のとおりです。必要な箇所の確認をお願いします。インスタンスリフレッシュの概要と事前準備の概要(約17分)※インスタンスリフレッシュの概要インスタンスリフレッシュメンテナンス(ナレッジ)の内容を、見やすくリスト化した資料の説明インスタンスリフレッシュの事前準備(詳細)(約14分)システムメンテナンスのベストプラクティスの解説 ※お客様の実装により、インスタンスリフレッシュの前後で必要な準備・ご対応の解説ハードコード化された参照(4:13~)Salesforce内の設定や、Salesforceと連携している外部システムの設定に、ハードコード化された参照(例:https://ap3.salesforce.com )がある場合、ご視聴くださいSalesforce Mobile SDK(8:26~)独自開発したモバイルアプリケーションをご利用の場合、ご視聴くださいメールログ(8:54~)以前は、インスタンスリフレッシュ後に、インスタンスリフレッシュ前のメールログをダウンロードする必要がある場合、インスタンスリフレッシュ前にメールログをリクエストいただく必要がありましたが、現在はその必要性は無くなりました。(そのため、このパートは割愛いただいて構いません)Live Agent(チャット)または SOS(9:45~)Live Agent(チャット)または SOS をご利用中の場合、ご視聴くださいスケジュールされたアクティビティ(11:40~)インスタンスリフレッシュ中やその前後にスケジュールされたアクティビティ(Job)がある場合、ご視聴ください。※インスタンスリフレッシュメンテナンスが予定されている組織の、すべてのシステム管理者様にご確認いただきたい内容です。動画ではなく、「読んで理解したい!」という場合は、動画で解説している内容を以下に纏めていますので、ご確認ください。インスタンスリフレッシュの概要と目的関連リンクサクセスナビ:インスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?ナレッジ記事:インスタンスリフレッシュメンテナンスSalesforce のシステムメンテナンスの概要上記スライドでは、インスタンスリフレッシュを含めた Salesforce で定期的に実施している システムメンテナンス の種類と概要を纏めています。その中で、本記事では、インスタンスリフレッシュの内容を説明します。インスタンスリフレッシュの目的は、インフラストラクチャーのアップグレードを実施し、お客様が期待するパフォーマンスレベルを維持することです。インスタンスリフレッシュメンテナンスが予定されているインスタンスにある、すべての組織が対象になり、強化された新しいインフラのデータセンターにインスタンスを移行します。現状の所要時間は約90分(※)で、本番環境が対象のインスタンスリフレッシュメンテナンス実施中は、対象組織は原則リードオンリーモードになります。※:2023年4月時点の実績情報であり今後変更される可能性がありますIPアドレスおよびインスタンス名はインスタンスリフレッシュ後に、変更になります。お客様への事前通知は、「製品およびサービスに関するお知らせ」と併せて、Trust 通知がございます。Trust通知の登録は、インスタンスリフレッシュ後も維持されます。また、実施日の変更はできません。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンス組織の移行への準備方法サイト切り替えの概要と FAQ最適化されたサイト切り替えの概要と FAQSalesforce のシステムメンテナンスの中で、インスタンスが変更になる場合のイメージです。インスタンスリフレッシュと組織移行は、組織が別のインスタンスに移行されます。インスタンスリフレッシュインスタンスリフレッシュは、従来の基盤間での移行(apX → apXX)です。インスタンスリフレッシュは、元のインスタン上のすべての組織が新しいインスタンスに移行されますので、完了後に元のインスタンスは破棄されます。組織移行インスタンスリフレッシュ以外にも、インスタンス名が変更になるシステムメンテナンスとして、組織移行があります。組織移行には従来の基盤間での移行(apX → apXX)と、次世代基盤であるHyperforceへの移行(apX → JPNx)の2つのパターンがあります。組織移行では一部の組織がまとめて別のインスタンスに移行されますが、元インスタンスはそのまま継続して稼働を続けます。インスタンスリフレッシュと組織移行では、My Domain名や各ドメインに変更はありませんが、サーバーのIPアドレスは変更されます。関連リンクサクセスナビ:インスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?上記は、インスタンスリフレッシュの全体プロセスについて、タイムラインをまとめたものです。対象組織に1回目の通知が約2ヶ月に送信され、2回目の通知が約15日前に送信されます。(事前通知の送信時期については、現時点の実績情報であり、将来変更される可能性があります)移行当日にメンテナンス開始時間になったら、移行の準備が開始され、優先システムメンテナス枠(4時間)内で、インスタンスリフレッシュ作業が実施されます。インスタンスリフレッシュの所要時間は約90分です。Salesforce にて、移行が完了・成功したことを確認した後は、お客様の組織は、新しいインスタンス上で稼働します。つまり、Salesforceの新しいインフラストラクチャが利用できるようになります!素晴らしいですね!関連リンク製品およびサービスに関するお知らせTrustサイト優先システムメンテナスのスケジュール上記はインスタンスリフレッシュの当日のタイムラインです。インスタンスリフレッシュ開始後、対象組織はリードオンリーモードになり、その後インスタンスリフレッシュが始まります。リードオンリーモードの時間帯は参照のみとなり、外部データをSalesforceに取り込むような更新作業は実施いただけないため、メンテナンス開始前の準備作業とメンテナンス終了後の事後作業について、確認していきます。※Sandboxが対象のインスタンスリフレッシュメンテナンス実施中は、利用不可です[2024/3/19追記]イベントモニタリングは毎晩のバッチ・プロセスにて処理されるため、インスタンスリフレッシュ前に処理されなかったイベントログデータは存在せず、インスタンスリフレッシュ中に新しいインスタンスの組織に追加されません。[2023/10/16追記]イネーブルメントサイト (旧称 myTrailhead サブドメイン)をご利用のお客様は、インスタンスリフレッシュや組織移行の実施前と実施後に追加作業が必要です。詳細は、組織移行またはインスタンスリフレッシュ後のイネーブルメントサイト (myTrailhead) へのアクセスに関する問題と対処方法(ナレッジ)のご確認をお願いします。メンテナンス開始前の準備作業(左側のオレンジ)メールログのリクエストインテグレーションの再起動、およびDNSキャッシュ更新の準備ローカルキャッシュ用の最新証明書を入手長時間実行ジョブのスケジュールの変更を検討外部サービスへのApexコールアウトで、System.getApplicationReadWriteMode()を使用していない場合、コールアウト処理を止めるメンテナンス完了・終了後の確認作業(右側の緑)Salesforce for Outlook(SFO)の再ログインLiveAgent(チャット)エンドポイントの確認・更新長時間実行ジョブがエラーの場合、再起動Trust通知 の登録確認Einsteinボットの再有効化なお、上記に記載の作業は代表的な確認事項です。対象の機能を利用していたり、その実装がある場合は確認をお願いします。インスタンスリフレッシュ に備えた準備(概要)この章では、インスタンスリフレッシュに備えた事前準備の概要を説明します。インスタンスリフレッシュメンテナンス のナレッジに、インスタンスリフレッシュに関する各種情報や、その準備、そして影響を受ける機能について網羅されています。ご利用いただいている機能によっては、事前/事後の作業が必要なものがあったり、また移行中は制限のある機能があります。ここからは、このインスタンスリフレッシュメンテナンス のナレッジに記載されている内容に沿って、お客様で必要な準備や対処があるのか、またどのような作業が必要なのかについて説明します。上記リストには、[分類]、[No.]、[質問]、[回答]、[参考資料]があります。[分類]で、”情報”、”準備”、”機能への影響”のいずれかに分類しています。そして、[対象機能]でどの機能に関するものか明記されていますので、ご利用になっている機能の質問と回答内容がひと目で分かるようになっています!便利ですね!上記は、インスタンスリフレッシュに関連する一般情報(よくいただくご質問)です。ほとんどの内容は、本記事の上部で既に説明した内容ですが、復習も兼ねて、上記リストの内容を今一度ご確認いただくことをお勧めします。関連リンク「インスタンスリフレッシュ」ページ(投影資料のP.4をご参照ください)ナレッジ記事:リードオンリーモードの概要ナレッジ記事:優先システムメンテナンスのスケジュールサクセスナビ:Salesforceのメンテナンスを知ろうナレッジ記事:FAQ - ハードコード化された参照の更新ナレッジ記事:Salesforce のメンテナンス中、組織にどのような影響がありますか?ナレッジ記事:SalesforceのIP範囲 / 許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメイン上記も、インスタンスリフレッシュに関連してよくいただくご質問です。内容の確認をお願いします。関連リンク:製品およびサービスに関するお知らせService Delivery (inc Hyperforce)「タイムライン」ページ(投影資料のP.8をご参照ください)ナレッジ記事:製品およびサービスに関するお知らせSalesforce アーキテクチャについてMultitenant Architecture (マルチテナントアーキテクチャ)Trust 通知次に、インスタンスリフレッシュの準備についてです。具体的な情報は、「インスタンスリフレッシュに備えた準備(詳細)」の章で説明します。ここでは、どのような準備が必要かの概要と参考資料を纏めています。関連リンク:Certificates Changes グループSalesforce のシステムメンテナンスのベストプラクティス」ページナレッジ記事:ハードコード化された参照の更新ナレッジ記事:許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインここからは、インスタンスリフレッシュによる個別の機能への影響についてです。スライドの内容を確認しましょう。関連リンク:Outlook/Teams, Gmail, and Inboxグループナレッジ記事:Salesforce for Outlook OAuth 再認証「メールログ」ページ(投影資料のP.25をご参照ください)ナレッジ記事:メールログのリクエストこちらも、インスタンスリフレッシュによる個別の機能への影響についてです。スライドの内容を確認しましょう。関連リンク:「LiveAgent (チャット) または SOS」ページ(投影資料のP.26をご参照ください)「スケジュールされたアクティビティ」ページ(投影資料のP.27をご参照ください)ヘルプ : What do I need to do about my upcoming Salesforce instance refresh?こちらも、インスタンスリフレッシュによる個別の機能への影響についてです。スライドの内容を確認しましょう。関連リンク:大量のプラットフォームイベント変更データのキャプチャ開発者ガイド:イベントバスReplayIDEinstein.AI(Salesforce AI)こちらは、インスタンスリフレッシュによる影響はございませんが、よくお問合せ頂く内容です。念のため、内容の確認をお願いします。インスタンスリフレッシュ に備えた準備(詳細)これ以降は、インスタンスリフレッシュに備えた準備の詳細を説明します。まずは、Salesforce のシステムメンテナンスにおけるベストプラクティスのご紹介です。これらは、インスタンスリフレッシュだけでなく、組織移行やサイトスイッチのメンテナンスにも当てはまるものです。ハードコード化された参照の更新ハードコード化とは、URLに固有のインスタンス名(例えばap3など)を含むURLをコード内に直書きしていることを指します。メンテナンスが完了すると、インスタンス名が変わりますので、そのコードを含む処理が正常に動かなくなる場合があります。こちらの確認方法などは後半で説明します。ここでは、ハードコード化された参照とはどういうものを意味するのかを理解しておいてください。許可すべきSalesforce のIPアドレスとドメインインスタンスリフレッシュが完了すると、IPアドレスが変わります。SalesforceのIPアドレスが変わることによる一般的な影響は以下のとおりです。皆様のオフィスからのSalesforceへのアクセスを、以前のインスタンスのIPアドレスを使用してフィルタリングしている場合に、Salesforceにアクセスができなくなります。Salesforceと連携しているシステム側で以前のインスタンスのIPアドレスを使用したフィルタリングを行っている場合に、そのシステムからSalesforceへの連携が停止します。最低限実施いただきたいこと:メンテナンス前に、Salesforceへアクセスする端末およびSalesforceと連携しているシステムで、最新のIPアドレス範囲を許可リストに追加してください。追加すべきIPアドレス情報については、許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインのナレッジをご確認ください。推奨事項:Salesforce サーバへのアクセスには、 IP アドレス許可リストではなく必要なドメインを許可する事を推奨しています。これを機に、IPアドレスではなく、ドメインを使用したフィルタリングに変更ができないかをぜひご検討ください。Salesforceアプリケーションからのメールを受信できるようにするWebアクセスだけでなく、Salesforceから、みなさまの会社の社員に届くメールに対しても、IPアドレスでフィルタリングをしている場合は、TLS、SPF、DKIM、DMARCと言った標準メールセキュリティプロトコルを使用することをご検討ください。どうしてもそれらで代用ができない場合は、Webアクセスと同様、メンテナンス前に、最新のIPアドレス範囲が追加されていることをご確認ください。優先システムメンテナンスのスケジュールSalesforceのシステムメンテナンスは、あらかじめ決められた優先システムメンテナンスのスケジュール枠内で実施されます。そのため、(みなさまの会社における)Salesforceのメンテナンスを計画する際は、優先システムメンテナンスの枠外で計画するようにしてください。優先システムメンテナンス枠は、お客様の組織のインスタンスによって変わりますが、主に日本のお客様の場合、第一、第三日曜日の未明です。詳細は、優先システムメンテナンスのスケジュールのナレッジをご確認ください。それでは、ハードコード化された参照について、詳しく説明します。ハードコード化された参照があるとインテグレーションや数式項目等の設定が壊れたり、メールテンプレートやナレッジ記事の画像が表示されなくなることがあります。対応方法としては、注釈1のように相対URLに変更いただく、注釈2のように、インスタンス名を含まない、汎用エンドポイントのURLや私のドメインのURLに変更いただくことになります。じゃあ、一体どこにハードコード化された参照があるのか。「検討がつかない・・・」とお困りのお客様はどうしたらいいでしょうか。関連リンク:ヘルプ:私のドメインSalesforce内のハードコード化された参照の確認には、Lightning Experience 準備状況チェックをご利用いただけます。すべてのハードコード化された参照を検出できるわけではありませんが、設定画面から起動できるので、とても簡単です!ハードコード化された参照の箇所を確認したら、開発者の方へ共有し、更新を依頼します。また、ご自身が開発者である場合には、VSC(Visual Studio Code)を利用して、ハードコード化された参照を見つけて、更新することができます。関連リンク:Lightning Experience 準備状況チェックで評価する項目Lightning Experience 準備状況チェックの開始Salesforce Extensions for Visual Studio CodeVisual Studio Code で Salesforce プロジェクトを作成して、ハードコード化された参照を検索ここまでは、メンテナンス後に意図しないサービス中断等が発生しないために、事前に確認・対応をいただきたい内容でしたが、対応できなかった場合の動作について、説明します。ハードコード化されている参照の中には、Salesforceサーバにより、メンテナンス後の新しいインスタンスにリダイレクトされるものがあります。例えば、ブラウザリンクやブックマーク、カスタムボタンやChatter投稿などが該当します。ただし、リダイレクトによりパフォーマンスが低下する可能性があったり、永遠にリダイレクトされるわけではないこと、必ずしもすべての参照がリダイレクトされることを保証していないため、リダイレクトに依存するのは非推奨です。ハードコード化された参照は、可能な限り、メンテナンス開始前に、すべて削除・更新しておくことを強く推奨します。先程、Lightning Experience 準備状況チェックで、Salesforce内でハードコード化された参照をある程度確認ができることをお伝えしました。こちらは、Salesforceと外部システムのインテグレーションをしている場合についてです。結論から申し上げると、必要な対応は、Salesforce内にハードコード化された参照がある場合と一緒です。外部システムの設定において、ハードコード化された参照の有無を確認し、ある場合は、私のドメインのURLもしくは汎用エンドポイントのURLに変更をお願いします。なお、上記では、現時点でApex WSDLを作成した画面を載せていますが、昔のApex WSDLでは、インスタンスが含まれたURLが記載されていました。そのため、その当時のWSDLを今も使用し続けている古いインテグレーションがある場合には、必ず確認するようにお願いします。こちらは、Salesforce Mobile SDKを使って、会社独自のモバイルアプリケーションを使用中のお客様に必要な対応について説明します。(Salesforce モバイルアプリケーションのことではありません)最新バージョンのSalesforce Mobile SDKは、メンテナンスの影響を受けません。旧バージョンをご利用の場合は、メンテナンス前にアプリケーションを更新し、ユーザへ転送することを推奨します。インスタンスリフレッシュ後にメールログを表示する必要がある場合、以前は、メンテナンス開始前にメールログをリクエストする必要がありましたが、現在はその必要性はなくなりましたのでご安心ください。関連リンク:メールログをリクエストこちらはLive Agent(チャット)やSOSをご利用中のお客様が必要な対応についてです。チャットを埋め込んでいるWebページやクライアントに、Salesforceが標準で提供しているリリースコートが使われているかを確認してください。リリースコードの場合リリースコードをご利用の場合、メンテナンス後に以前のチャットサーバーに届いたチャット要求は、自動的に正しいチャットサーバに転送されます。そのため、すぐにチャットをご利用いただけなくなるわけではございません。しかし、インスタンスリフレッシュが完了した後に、古いデータセンターでインスタンスをホストしていたハードウェアは廃止されます。その後は、転送はされなくなりますので、メンテナンス完了後のできるだけ早いタイミングで、Webページのコードを、メンテナンス完了後の新しいリリースコードに更新するようにしてください。チャットAPIエンドポイントの場合リリースコードを使わずに、カスタムRESTクライアント等で直接チャットAPIエンドポイントに要求を投げている場合には、メンテナンス後にはチャットAPIエンドポイントが変更となるため、メンテナンス直後に新しいチャットAPIエンドポイントを参照するようにクライアントに変更を加える必要があります。最後に、SOSについてですが、SOS 製品群は廃止され、注文終了日以降、引き続きSOSをご利用いただくことはできません。そのため、現在もご利用中のお客様は少ないと思いますが、もし、「使っている!」という場合には、チャットと同様の対応が必要です。関連リンク:サーバエンドポイント URL が更新された後にチャットが動作しないスケジュールされたJob等のアクティビティやサーバープロセスに対するインスタンスリフレッシュの影響についてご説明致します。インスタンスリフレッシュ実施前から継続していたアクティビティにつきましては、一旦停止されますが、インスタンスリフレッシュ後に再開されます。インスタンスリフレッシュの実施中にスケジュールされていたアクティビティにつきましましては、メンテナンス終了後にただちに開始されます。注意点になりますが、インスタンスリフレッシュ前に開始された一部の、Apex処理やBatch Apexジョブ、そしてREST APIやSOAP API、Bulk APIといったAPI処理は、メンテナンス期間後にエラーになる可能性があります。エラー発生時の対処方法としまして、インスタンスリフレッシュ実施後に再起動をして頂く事が可能ですが、長時間実行するような大きなジョブのスケジュールはインスタンスリフレッシュ実施後に(スケジュールを)変更して頂く事をお勧めします。関連リンク:Apex Callouts in Read-Only Mode (リードオンリーモードでの Apex コールアウト)参考リソースサクセスナビ:インスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?ナレッジ:インスタンスリフレッシュメンテナンスナレッジ:リードオンリーモードの概要ナレッジ:Salesforce のメンテナンス中、組織にどのような影響がありますか?ナレッジ:ハードコード化された参照の更新ナレッジ:許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインナレッジ:優先システムメンテナンスのスケジュールナレッジ:製品およびサービスに関するお知らせナレッジ:組織移行またはインスタンスリフレッシュ後のイネーブルメントサイト (myTrailhead) へのアクセスに関する問題と対処方法
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SalesforceによるセキュアなWebアプリケーション開発と開発における責任共有モデル
この記事で学べること・SalesforceがどのようにセキュアなWebアプリケーション開発をしているか、脆弱性対策を実施しているかが理解できる・Webアプリケーション開発におけるSalesforceとお客様の責任分界点が理解できる1. はじめにSalesforceが提供するSaaS とPaaSにおいてプラットフォーム部分はSalesforceの責任範囲であり、一方、利用者のアカウント管理、認証、、パスワードポリシーの設定、お客様のデータへのアクセス管理と監視等はお客様の責任範囲になりますが、このブログではWebアプリケーションの開発、特に脆弱性におけるお客様とSalesforceの責任分界点について説明します。Salesforceが提供するSaaS とPaaSでは以下の2つの部分に分割されます。・プラットフォームの標準部分・プラットフォームの標準部分上にお客様が追加した部分「プラットフォームの標準部分」におけるセキュアなWebアプリケーション開発と脆弱性診断と対応はSalesforceが責任を負います。一方、「プラットフォームの標準部分上にお客様が追加した部分」におけるセキュアなWebアプリケーション開発と脆弱性診断と対応はお客様が責任を負います。2. Salesforceが責任を負う範囲「プラットフォームの標準部分」におけるセキュアなWebアプリケーション開発と脆弱性診断と対応はSalesforceが責任を負います。「プラットフォームの標準部分」におけるセキュアなWebアプリケーション開発については、Salesforceは昨今のセキュリティ・バイ・デザイン、シフトレフトの考え方を採用し、セキュア開発ライフサイクル(SSDL)に従い、脅威モデリング、セキュアコーディング、静的コードスキャン(SAST)、DAST、ファジングテストを実施し、計画・設計、開発、テストのすべてのフェーズにおいて脆弱性等のセキュリティを考慮したWebアプリケーションの開発をしています。そのため、SalesforceはWebアプリケーションの開発段階で、以下のようなOWASP Top 10脆弱性をはじめとする様々な脆弱性の対策を実施しています。・SOQLインジェクション・クロスサイトスクリプティング(XSS)・クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)・コマンドインジェクション・HTTP/メールヘッダーインジェクション・ディレクトリトラバーサル・セッションハイジャック・クリックジャッキング等Salesforceのセキュア開発ライフサイクル(SSDL)の概要につきましては下記ホワイトペーパーをご確認ください。https://compliance.salesforce.com/en/faqs-and-white-papers「Salesforce Secure Development Lifecycle Overview」しかし、日々あらたな脅威、脆弱性が発見されているため、Webアプリケーションの開発段階での脆弱性対策だけでは十分ではありません。そのため、製品のリリース後、SalesforceはWebアプリケーションの「プラットフォームの標準部分」における第三者機関による脆弱性診断/ペネトレーションテストを定期的に実施しております(実施頻度は製品によって異なりますが、Salesforce Servicesの場合、年3回です)。お客様はこの第三者機関による脆弱性診断/ペネトレーションテストの直近のサマリーレポートをSalesforceのコンプライアンスサイトからダウンロードいただき、診断結果をご確認頂くことが可能です。また、発見された脆弱性につきましてはSalesforceの基準に従って、迅速に対応しています。また、Webアプリケーション自体の脆弱性対策だけではなく、システムが利用しているコンポーネントについても、SalesforceのTrustチームがベンダーやその他のソースからの脆弱性に関する警告とパッチリリースに関する通知を常にモニターし、脆弱性情報を一元管理し、対応の要否を検討しています。具体的には、システムに対する脆弱性の重大度とリスクに依存しますが、セキュリティパッチは直ちに展開するようにスケジュールされる場合や、適切な計画メンテナンス間隔まで実施延期される場合があります。また、適用せずに代替の方法でセキュリティコントロールを行う場合もあります。以上がSalesforceが責任を負う「プラットフォームの標準部分」におけるセキュアなWebアプリケーション開発と脆弱性対策になります。続いて、お客様が責任を負う範囲についてご説明します。3. お客様が責任を負う範囲「プラットフォームの標準部分上にお客様が追加した部分」におけるセキュアなWebアプリケーション開発と脆弱性診断と対応はお客様が責任を負います。 お客様がノーコードまたはローコードを含むカスタム開発部分においてセキュアなWebアプリケーション開発を行っていただくために、Salesforceは以下の様々なガイドライン、ツールをご提供しております。お客様は、これらのガイドライン、ツールを使用し、お客様自身でセキュアな開発、定期的なセキュリティチェックを実施していただく責任があります。Apex および Visualforce 開発のセキュリティガイドラインSecure Coding Guidelines (英語)Security Tips for Apex and Visualforce Development (英語)ソースコードスキャナ(Checkmarx)※Apex、Visualforceのソースコードスキャン。 SOQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング、クロスサイトリクエストフォージェリ等を検出可能。12ヶ月ごとに360000行は無償でご利用可能セキュリテ状態チェック※クロスサイトスクリプティング等の脆弱性の簡易チェック機能があります。Salesforce Optimizer※過剰なアクセス権限を付与していないか等を検出する機能があります。しかし、日々あらたな脅威、脆弱性が発見されているため、Webアプリケーションの開発段階での脆弱性対策だけでは十分ではありません。そのため、お客様によるカスタム開発部分につきましては、お客様自身で脆弱性診断を実施していただくことを推奨しております。お客様が脆弱性診断を実施していただく手順はこちらのリンクに記載しておりますが、その中のSecurity Assessment Agreement(SAA)に診断の際の禁止事項、診断実施可能タイミング等の注意事項を記載しておりますので、こちらの内容を十分ご理解いただいた上で、診断の実施をお願い致します(診断の事前申請は不要です)。また、お客様によるカスタム開発の責任はお客様に帰属するため、お客様の脆弱性診断で発見されたお客様によるカスタム開発部分の脆弱性につきましては、お客様にて修正等の対応を実施していただく必要があります。一方、お客様の脆弱性診断で「Saelsforce提供のプラットフォームの標準部分」の脆弱性を発見された場合は、Salesforce(security@salesforce.com)にご報告をお願い致します。その際にSalesforceへ連携していただく情報につきましてはこちらのリンクをご参照下さい。また、CookieへのHttpOnly属性の付加、セッションハイジャック対策のためのセッションタイムアウトの設定等、お客様が設定可能な項目もございますので、こちらにつきましては以下のリンクをご参照下さい。https://help.salesforce.com/s/articleView?id=000318378&type=1https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.admin_sessions.htm&type=5
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拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止
この記事で学べること拡張ドメインの概要拡張ドメイン適用前の古いURLへアクセスした際のリダイレクトが停止されることリダイレクト停止に向けた準備の方法拡張ドメインの概要各種ブラウザの最新要件に対応するため、Salesforce は 2023 年 10 月に Winter ’24 のリリースで「拡張ドメイン」をすべてのSalesforce 組織に適用しました。Salesforce 組織への拡張ドメイン適用により、内部ユーザーが利用するURLだけではなく、Salesforce サイトや Experience Cloud サイトなど、外部ユーザーが使用する URL も更新されています。これまでは拡張ドメイン適用前の URL にユーザーがアクセスした場合は拡張ドメイン適用後の URL にリダイレクトされていましたが、Salesforceでは以下のスケジュールでリダイレクトの停止を予定しています。▼Winter ’25Sandbox, Developer Edition 組織, デモ組織, パッチ組織, スクラッチ組織, Trailhead Playground などの非本番組織▼Spring’ 25本番組織本記事ではリダイレクト停止の準備として活用できる機能や推奨アクションについて纏めております。拡張ドメイン適用により更新された URL拡張ドメインの適用により、Salesforce 組織で使用されていた 多くの URL が更新されました。詳細はヘルプドキュメント「拡張ドメインを有効にする場合の [私のドメイン] の URL 形式の変更」に記載がありますが、本番組織における拡張ドメイン適用前後のURLを以下にご紹介します(一部抜粋)。上記の表にある通り、内部ユーザーが使用する URL だけではなく、Salesforce サイトや Experience Cloud サイトのように外部に公開している URL も更新されました。なお、拡張ドメイン適用前の旧 URL にアクセスすると、拡張ドメイン適用後の新 URL に自動でリダイレクトされる動作となります。しかしながら、旧 URL にアクセスした場合に新 URL にリダイレクトされる動作は、Winter ’25 と Spring’25 で終了します。拡張ドメイン適用前の URL にアクセスした際のリダイレクトの停止Winter' 25 と Spring’25 では、拡張ドメイン適用前の URL にアクセスした際のリダイレクトが停止します。*参考情報 : Update References to Your Previous Salesforce DomainsWinter'25でリダイレクトが停止する組織は以下のとおりです。・Sandbox、Developer Edition 組織、デモ組織、パッチ組織、スクラッチ組織、Trailhead Playground などの非本番組織Spring’25でリダイレクトが停止する組織は以下のとおりです。・本番組織そのため、リダイレクトが停止した際の動作確認や、リダイレクトの発生有無の確認を 各リリースまでに実施いただくことを推奨しています。なお、新 URL へのリダイレクトが停止した際の影響を確認する手段として、システム管理者様にて手動でリダイレクトを停止させることができます。設定メニューの「私のドメイン」ページにある以下の2つの設定を OFF にすることで、その組織上におけるリダイレクトの動作を停止させることができます。(OFF にしたあと、再度設定を ON にしてリダイレクトを動作させることも可能です)以前の [私のドメイン] の URL を現在の [私のドメイン] にリダイレクト<旧 Domain>.secure.force.com および <旧 Domain>.force.com URL を現在の [私のドメイン]のサイト URL にリダイレクト*参考情報 : [私のドメイン] のリダイレクトの管理リダイレクトが発生したユーザーへ新しい URL の通知「私のドメイン」ページで新しい URL へのリダイレクトを ON にしている場合、以下の設定を ON にすることができます。現在の [私のドメイン] の URL にリダイレクトする前にユーザーに通知現在のサイト URL にリダイレクトする前にユーザーに通知この設定が ON になっている場合、ユーザーが古い URL にアクセスしリダイレクトが発生するときに、以下の画面を表示することができ、新しい URL が画面上に表示され、ブックマークの更新を促すメッセージをユーザー側に表示させることができます。*参考情報 : [私のドメイン] のリダイレクトの管理リダイレクト発生状況の確認管理者様はリダイレクトが発生しているかどうかを確認するために、ログを有効化することができます。リダイレクトに関するログを有効化する場合は、「私のドメイン」ページで以下の設定を ON にします。リダイレクトを記録*参考情報 : [私のドメイン] のホスト名リダイレクトのログ記録上記設定を ON にすると、「私のドメイン」ページに「リダイレクト ログをダウンロード」というボタンが表示され、システム管理者様はリダイレクトに関するログを取得することができるようになります。取得できるログのイメージを以下にご紹介します。*ログの詳細については開発者ガイド「ホスト名リダイレクトのイベント種別」をご参照ください。このログを活用することで、リダイレクトの発生状況を確認することができるようになり、顧客やユーザーへのコミュニケーションプランを検討することができます。ただし、リダイレクトのログには以下の留意点があるため、事前にご確認の上でご利用ください。ログは EventLogFile(イベントモニタリング)の領域に格納されますが、すべてのお客様が無料でダウンロード可能。Event Monitoring Analytics アプリケーションでのログ利用は不可。API でもログを取得することは可能だが、API バージョン 56 以降を利用する必要あり。ログは 1 つのファイルで作成され日次で更新されるため、最新の日次ログのみを取得可能。1 時間以内に同一ホスト名に関するリダイレクトがあった場合は1行しかログが出力されないため、リダイレクト件数を正確に取得するものではない。リダイレクト停止までの推奨アクションSpring’25 では本番組織で拡張ドメイン適用前の URL にアクセスした際のリダイレクトが停止します。リダイレクトが停止した際における業務影響の範囲を極力抑えるためにも、Salesforce組織のシステム管理者には以下のアクションを実施いただくことを推奨します。リダイレクト時に新しいURLをユーザに表示する機能を有効化して、ブックマークの更新を促します。定期的にリダイレクトログを確認し、お客様組織にて発生しているリダイレクトの発生状況を確認します。リダイレクトが発生していた場合は、ログから判断できる情報を以って、顧客やユーザーへのコミュニケーションプランを検討します。システム管理者様にてリダイレクトのON/OFFを切り替えることができますので、Spring'25のリリースまでにリダイレクトが無効化された際の影響確認を実施します。これらの推奨アクションの実施には期間を要する可能性があるため、可能な限り早めの計画策定を推奨します。関連リソースWinter’25 リリースノートUpdate References to Your Previous Salesforce DomainsIdentify Blocked Redirections for Legacy Hostnamesヘルプドキュメント拡張ドメイン非拡張ドメインのリダイレクトの終了への準備[私のドメイン] のリダイレクト[私のドメイン] のホスト名リダイレクトのログ記録Developers Guideホスト名リダイレクトのイベント種別
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この記事で学べること適切なお問い合わせ先を知ることができますお問い合わせの回答を早くもらうために知っておくべきポイントを把握できますお問い合わせ先Salesforceを使っていると、色々わからないことや相談したいことが出てくると思います。そんな時に誰に相談しますか?「弊社営業担当者に聞いてみる」というのも一つの方法ではありますが、次回のミーティングまで待っているのは時間が勿体無いです!以下に、質問内容に合わせたお問い合わせ先を纏めました。[お問い合わせ先]列のリンクをクリックすると、具体的なお問い合せ方法を確認することができますご質問内容お問い合わせ先・設定方法がわからない・エラーの解消方法を知りたいテクニカルサポートにお問い合わせください。https://www.youtube.com/embed/5pG3bH-LuU0一部、お問い合わせ窓口が異なる製品がございます。ナレッジ「Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ」の[他製品のお問い合わせ窓口] 欄をご覧ください。例:Heroku/Mulesoft/Tableau/Slack - Support for Slack App/Social Studio/Marketing Cloud Intelligence (旧称Datorama)開発者サポートについては以下をご参考ください。Premier、Premier Plus、および Signature Success: 開発者サポート・メンテナンスや障害情報について知りたいTrustサイト をご参考ください。※不明点などある場合は、Salesforce テクニカルサポートにご連絡ください。・他の企業での対応方法や活用アイデアを知りたい・具体的な質問ではないけど、誰かに相談したいTrailblazer Communityにご相談ください・契約内容について確認、相談したい・社名変更があった・新たな製品に興味がある・ライセンスや請求に関するご相談弊社営業担当者までご連絡ください・Trailheadについてのご質問Trailhead のアカウント等については Trailhead Help より「Trailhead」を選択してお問い合わせください。個別の Trailhead モジュールのハンズオン Challenge に関する内容はTrailblazer Community を利用してください。日本語のグループ: Japan Trailhead (日本)Japan Trailhead (日本) ・エキスパートコーチング (アクセラレータ)に関するご相談ヘルプ&トレーニングでのお申込み手順をご確認ください。・Salesforceの認定資格、トレーニングに関するご相談jtraining@salesforce.com へメールにて連絡してください。・AppExchangeからインストールしたパッケージに関するご相談パッケージの開発元のベンダー様窓口をご確認ください。※判断が難しい場合は、Salesforceテクニカルサポートにご相談ください。・パートナーとしての製品お問い合わせ細則がございますので、資料をご確認ください。JP Partner Case Submission Manualここからは、テクニカルサポートへお問い合わせをする時のポイントについてご紹介します。テクニカルサポートへお問い合わせをする時のポイントSalesforceでは、複数のチーム(テクニカルサポートや開発部門)が協力して、お客様からのお問い合わせに対応しています。お客様の疑問点や問題を早期に解決するためには、お客様のご協力も必要です。以下は、テクニカルサポートへお問い合わせをいただいてからお客様へ回答をお届けするまでの一般的な流れになります。※図をダブルクリックすると、大きな図をご覧いただけます以下に、早期解決のためのポイントを纏めています。問題の切り分けシステム管理者の皆様は、現場の方からの様々なお問い合わせを受けてらっしゃると思います(上図の①)また、別システムと連携をしている場合などは、システム側から障害通知を受け取ることもあるでしょう(上図の②)設定変更に関する疑問や、仕様の確認が必要なこともあるでしょう(上図の③)このように、様々なお問い合わせがあると思いますが、サポートへお問い合わせをする前に確認いただきたいポイントがあります。発生している問題は、お客様が開発したカスタムコードによるものか?この場合、まずは開発者様へお問い合わせをお願いしますAppExchangeからインストールしたパッケージに関するものか?パッケージの開発元へお問い合わせをお願いします※判断できない場合は、テクニカルサポートへご相談可能ですテクニカルサポートへお問い合わせする際、必要な情報1. お問い合わせ内容を伝えますお問合せ内容の詳細に加えて業務影響やお客様環境へのログインアクセス許可をあわせてご連絡いただく事で、貴社における問題の緊急度をサポート部門、開発部門と円滑に共有する事ができます。発生事象事象の詳細説明・本当はどうなるはずで、現在どういう状況ですか・事象が発生している組織IDとユーザ名を教えてください発生日時事象が発生した日時・現在も発生している場合は、最初に発生した日時を教えてください・できるだけ細かい単位(日付のみではなくできれば時間まで)教えてください再現手順事象を意図的に発生させるための操作方法・サポートエンジニアがこの操作方法を実行して調査を行います・ログイン後の画面からの具体的な操作方を教えてくださいスクリーンショット事象発生時のスクリーンショット・再現手順で再現しない場合に、スクリーンショットを元に調査を行います各種ログデバッグログなどを取得できる場合は、そのログを添付してください2. 業務影響を伝えます業務停止有無 どのような業務(アプリケーション)に、どのように影響していますか?ユーザ数 何名ほどのユーザが影響を受けていますか? 回避有無 回避策はありますか。ある場合はどのような方法ですか? 3. 希望する解決期限を伝えます問題の複雑さ・難易度によって回答のスピードは異なります。期限までの回答を保証するものではありませんが、お客様の状況を鑑みてベストエフォートにて調査を行います。回答希望日いつまでの回答を希望しますか?理由その期限までに回答が必要な理由を教えてください期限を超えた場合の影響その期限を超えた場合にどのような業務影響がありますか?4. 可能な場合、ログインアクセス許可を設定しますログインアクセス許可付与の有無ログインアクセス許可を付与した場合はその旨を明記します組織IDログインアクセス許可を設定した組織IDを教えてくださいユーザ名ログインアクセス許可を設定したユーザ名を明記します。・特定ユーザのみで事象が発生している場合、そのユーザとシステム管理者両方のログインアクセス許可が設定されていると、調査はスムーズに進みますログインアクセス許可の設定方法は「ログインアクセスの許可」を参照してください5. お問い合わせの重要度を設定しますテクニカルサポートへのお問い合わせは、発生している問題の重要度によって分類されます。重要度についてはお問い合わせの重要度についての説明(ナレッジ)をご確認ください。その他パスコードプレミアのお客様には、会社毎にパスコードが発行されています。プレミアのお客様がお電話でお問い合わせする時に入力が必要になりますので、お手元にパスコードのご用意の上、お電話をお願いします。指定連絡先(Designated Contact)「指定連絡先(DC)」という言葉を聞いたことありますか?(「なぜ突然指定連絡先の話が出てきたのか?」と疑問に感じるかもしれません)その答えは、「指定連絡先(DC)」はサポートへお問い合わせをしたり、各種プレミアサービスをご依頼いただく権限を持っている方です。お問い合わせの調査をする際、お客様組織の設定や使用状況などについてヒアリングをさせていただく場合があります。そのためには、Salesforceに関する知識およびお客様組織の環境設定について十分な知識をお持ちであるシステム管理者とのやり取りが不可欠です。その点で、「指定連絡先(DC)」はSalesforce や組織の環境について十分な知識をお持ちのため、適任です。「指定連絡先(DC)」以外のお客様からのご質問の場合、調査に必要な権限や情報が不足しているために、社内のシステム管理者へお問い合わせいただくようにとの回答になる場合がございます。(時間が勿体ないですね!)このように、Salesforceをご利用いただくには、組織に最低1名の「主指定連絡先(プライマリDC)」の登録が必要です。(「主」ということから分かる通り、組織には複数の「指定連絡先(DC)」を設定することができます)「主指定連絡先(プライマリDC)」については、ご契約時に、弊社営業からの指定にて、あらかじめ主管のシステム管理者様をプライマリDCに設定させていただいております。お心当たりのない場合は、ご自身が「指定連絡先(DC)」になっているかを確認してくださいご自身が「指定連絡先(DC)」か「主指定連絡先(プライマリDC)」かを確認する際は、Salesforceヘルプの指定先と管理(ナレッジ)をご確認くださいSalesforce に問い合わせできる方を指定連絡先(DC)のみに限定したい一般ユーザー(Salesforce の管理をされている方以外)の方は Salesforce へ問い合わせるのではなく、自社のヘルプデスクに問い合わせる運用をされていませんか?プレミア(およびシグネチャー)をご契約いただいている組織では「指定連絡先(DC)」のみヘルプ&トレーニングサイトからケースを起票できるように制限することが可能です。制限した場合、指定連絡先(DC)以外の方が「お問い合わせを作成」ボタンを押下すると、「ヘルプデスクへお問い合わせください」のテキストメッセージが表示されてケースが作成されません。製品単位の制限はできません。(例えば、Sales cloud は制限する、Marketing cloud は制限しないという設定はできません。)表示するテキストメッセージは任意の文字を設定可能です。(最大 120 文字程度)本設定を希望される場合には、 主指定連絡先(プライマリDC)またはシステム管理者からテクニカルサポートへご依頼ください。(変更には主指定連絡先(プライマリDC)またはシステム管理者の承認が必要です。)サポートマネージャへのケースエスカレーションエスカレーションは、コールセンターではよく使われる言葉で、現在の担当者での対応が難しい場合に上位エンジニアやマネージャーに対応を交代することです。過去にサポートへお問い合わせいただいた経験のあるお客様は、お問い合わせ詳細画面に「ヘルプが必要」ボタンが表示されているのを見たことがあるかもしれません。Salesforceでは、現在対応中のお問い合わせの対応について、当社がお客様の期待にお応えできなかった場合、テクニカルサポートマネージャーへのケースのエスカレーションの手順で上位者へエスカレーションしていただく事ができます。「ヘルプが必要」ボタンは、Success Plan およびお問い合わせの重要度に応じて、お問い合わせが作成されてから一定の時間が経過してから表示されます。お客様からのエスカレーションが不要なよう努めて参りますが、場合によってご活用いただければと存じます。学習ツールお問い合わせクイックリファレンス(ナレッジ)コミュニティを通じてSalesforce活用のヒントを得る(サクセスナビ)Salesforceヘルプの指定先と管理(ナレッジ)テクニカルサポートマネージャーへのケースのエスカレーション(ナレッジ)まとめ(チェックリスト)営業担当者以外の問い合わせ/相談先があることを理解しました問い合わせを作成する時に必要な情報を理解しました自分が組織の「指定連絡先(DC)」であるかの確認しました
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(2023年12月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/Kzo85c7QWkdA3QcWHd8qKa全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の12月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。「Salesforcce の運用に関する重要なお知らせ」は、Sales CloudやService Cloud、Experience Cloud等に関する重要なお知らせを掲載している旨のスライドを12月号より追加しました。※お客様からいただいた『「Salesforcce の運用に関する重要なお知らせ」でカバーしている製品を分かりやすくして欲しい』というリクエストを反映した形です。2023年12月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは、製品イノベーションですサクセスナビの「Winter '24リリース 注目の新機能」ページに、各製品の新機能動画および資料が追加されました。各製品のエキスパートが注目の新機能についてわかりやすく解説してますので、ご利用中の製品の動画と資料をぜひご確認ください。関連リンクThe 360 Blogオンラインコミュニティ:Release Readiness Trailblazersサクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Winter '24リリース注目の新機能リリースノート:リリースの準備Winter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Release SiteWinter '24 Release HighlightsRelease in a BoxRelease Overview DeckTrustサイト(リリーススケジュール)Spring '24のリリーススケジュールが公開されました。既に、プレリリースサイトも公開されていますので、Sandboxプレビュー前に、いち早く新機能を試してみたいとお考えのお客様は、プレリリースサイトからサインアップをしてみてください。また、Sandboxプレビューに参加予定のお客様で、プレビュー対象のインスタンスに既存のSandboxがない場合は、2024年1月5日(金)午前11時(日本時間)までにSandboxのリフレッシュが完了するように、余裕を持ってSandboxのリフレッシュをお願いします。英語版のリリースノートも既に公開されています。いち早く新機能について知りたいお客様はぜひご覧ください。なお、日本のお客様の本番環境のSpring '24のリリースは、2024年2月11日の予定です。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)続いて、現在のバージョンである、Winter '24のリリースノートの更新情報です。今月は、11月20日以降の更新の中から、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。Sandbox ライセンスコンプライアンスの変更の理解Sandboxの契約数より多くのSandboxをご利用中の組織に対して通知する機能になりますが、この機能は12月中旬からロールアウトされる旨が追記されました。新しい Data Cloud 権限セットへの移行Data Cloud 標準権限セットの今後の変更に関するリリースノートがあったのですが、そこに、管理者ユーザーの 標準権限セットは変更されなず、対応が不要であることが追記されました。組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)本リリース更新の強制適用時期は、Spring ‘24からSummer '24に延期されました。Google Chrome のサードパーティ Cookie の廃止への準備本記事の後半にある「その他の更新」セクションの説明をご確認ください。Salesforce Scheduler を使用したより多くの予定とアセットの管理Health CloudでSalesforce Schedulerを使用している場合に適用される、新しい使用制限に関するリリースノートを追加しました。Use Service Replies for Chat in More LanguagesEinstein サービス返信という機能(チャットやメッセージングで来たお客様からの質問に対して、Einsteinが返信のドラフトを生成してくれる機能)について、日本語を含めて、利用可能な言語が増えたことがリリースノートに追記されました。See the Knowledge Article Einstein Used to Draft Grounded Service RepliesEinsteinサービス返信でナレッジを加味したドラフトを作成する機能に関するリリースノートが追加されました。Migrate to New Data Cloud Permission Sets既存のData Cloudのユーザー標準権限セットの変更は順次ロールアウトされ、12月中旬〜2024年1月で完了する予定である旨が追加されました。Refine Access with Data Spaces Feature PermissionsData Cloud のデータスペースのセキュリティ強化ののリリース予定日が追加されました。Data Cloud の組織には、2023 年 12 月から新しい権限セットと更新されたドキュメントが提供される予定です。以上が、11月20日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋です。関連機能をご利用のお客様は上記リンクより詳細をご確認ください。また、すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧のリリースノート(英語版)をご覧ください。続いて、MFAに関する情報です。更新情報はないのですが、Spring '24のリリースでMFAの自動有効化が行われる予定です。メールがお手元に届いている場合、自動有効化の対象組織となりますので、早めにご準備をお願いします。続いて、インフラ強化に関する更新情報です。まずはインスタンスリフレッシュについてです。主に海外のお客様にご利用いただいている「NA」で始まるインスタンスで12月3日に計画されていたインスタンスリフレッシュは実施済です。2024年1月21日にも「NA」で始まるインスタスでインスタンスリフレッシュが計画されています。同日 2024年1月21日には、こちらも海外のお客様にご利用頂いている環境のSandboxである「CS24」でもインスタンスリフレッシュが予定されています。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非、ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべきIPアドレスとドメインに関する情報について2点ほど変更点があります。1点目ですが、12月7日にHyperforceに関するナレッジ「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」の記事(英語版のみ)が更新されました。更新内容は、High Scale Orders, Service Cloud Voice, Event Relay, Salesforce Payments に関する一時的な制限が削除されています。2点目は12月13日に「Salesforceアプリケーションからのメールを受信できるようにする」の記事(英語版のみ)が更新されました。RIPEにおけるIP許可リストに、以下のIP範囲が追加されていますのでご確認ください。160.8.26.224 - 160.8.26.239160.8.30.224 - 160.8.30.239関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする次にシステムメンテナンスについてです。関連リンクシステムメンテナンス時間 こちらは新しく追加されたHyperforceの優先システムメンテナンスのスケジュール一覧となります。Hyperforceのリージョンごとにメンテナンス時間が記載されています。日本は一覧の一番下のリージョンになり、システムメンテンスが行われる場合は、下記の時間帯に実施されます。太平洋時間: 日曜 午前7時から11時組織に対してリリースやメンテナンス、バッチ実行や外部連携などを上記時間帯で予定されている場合は、この時間帯は避けて実施いただけるようお願い致します。また、メンテナンス予定や状況をご確認頂く為、関連のリソースのリンクは是非、ブックマークいただけますようお願いします。関連リンク優先システムメンテナンススケジュールメンテナンス中、組織にどのような影響があるか Trust Site 続いて、次期バージョンであるSpring ‘24で適用予定のリリース更新のご紹介です。リリース更新の変更箇所は1点です。「組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)」の強制適用時期が、Spring24からSumer24に延期となりました。関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)こちらのリリース更新は変更点はございません。Spring’24のリリースノートで更新情報がある場合は、来月号でお知らせ致します。関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)続いて、その他の更新です。こちらは、以前からご紹介している「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてです。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン(SSO)をご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。SSOを利用している、メール送信を行う必要がある、メールアドレスが検証されていない、この3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に対する対応をご検討ください。本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。続いて「Google Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性」についてです。こちらも先月ご紹介した内容ですが、重要な内容なので再掲載しております。Google Chromeが サードパーティー Cookie の廃止を予定しており、その廃止が Open CTI の実装に影響を与える可能性がございます。そのため Open CTI を実装しているお客様は開発元にお問い合わせいただき、影響範囲をご確認ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性続いて、「Google Chrome のサードパーティー Cookieの廃止がService Cloud Voiceに影響を与える可能性」についてです。Google Chromeのサードパーティー Cookie の廃止が、「Service Cloud Voice with Amazon Connect」 と 「Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect」に影響を与える可能性がございます。本機能をご利用のお客様は、上記にございますとおり、Googleへオプトアウトを依頼するか、ユーザがサードパーティCookie利用に同意する方法を社内に展開するか、どちらかをご検討ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティークッキーの廃止が、Service Cloud Voice with Amazon Connect および Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect に影響を及ぼす可能性続いて、機能の廃止です。廃止される機能に関する更新情報はないのですが、本資料に記載する情報についてのお知らせがございます。本資料で取り扱う製品はSales CloudやService CloudなどのSalesforce Core Platform上に構築されている製品を対象としています。そのため本リストには、Salesforce Core Platform上に構築されている製品以外の製品に関する廃止予定は記載してません。すべての製品に関する機能廃止予定をご確認頂く場合は、「Salesforce 製品 & 機能の廃止予定」という公開ナレッジをご覧ください。最後にその他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。12月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2023年3月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/bdA9HHCxkQnHAw4E2XHuRg全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の3月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2023年3月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初にSpring '23のリリースノートの更新情報をご紹介します。こちらでは2月7日以降の更新内容の中から、現状の動作や設定に影響を与える可能性があるものをピックアップしてご紹介します。Block Access to Public Apex Constructor in Managed Package from @AuraEnabled Method (Release Update)「@AuraEnabled メソッドからの管理パッケージの公開 Apex コンストラクタへのアクセスのブロック」というリリース更新についてですが、当初はSummer'23での適用が予定されていましたが、現在は適用予定がキャンセルとなっており、現時点ではこのリリース更新の適用の予定はありません。動的活動コンポーザでアクションをすばやく実行Spring'23で導入された動的活動コンポーザの機能ですが、ケースオブジェクトのマクロでは動作しないということがリリースノートに記載されました。Experience Cloud ゲストユーザには詳細なフロー権限が必要 (リリース更新)Experience Cloud サイトのゲストユーザがフロー機能を実行するためには、明示的な権限の付与が必要になるというリリース更新ですが、このリリース更新の適用の予定がSpring'23のリリースタイミング以降に延期されました。また、リリースノートの内容に、ゲストユーザにフロー権限を付与する方法が追記されましたので、詳細はリリースノートをご覧ください。ここでのご紹介は上記の3点となりますが、リリースノートの更新情報をすべてご確認頂く場合は、こちらのリンクから内容をご確認いただければと思います。また内容についてご不明点等がある場合は、弊社のサポートにお問い合わせください。続いて、多要素認証(MFA)に関する更新情報です。MFAの自動有効化と強制適用に関する予定に更新がありますのでご紹介致します。Core Platform製品の自動有効化についてですが、2023年2月のメジャーリリースを第1フェーズとして、今後の各メジャーリリースで段階的に自動有効化が実施される予定です。そして強制適用ですが、2024年5月を第1フェーズとして、段階的にMFAの強制適用を実施していく予定となっています。続いてMuleSoftですが、2023年8月1日にMFAの強制適用が実施されます。Tableau Cloudについては、特権ユーザに対する強制適用が2023年3月13日から4月24日の間で実施され、それ以外のユーザに対する強制適用は、2023年5月22日から7月10日の間で実施される予定となっています。まだMFAが未適用であるというお客様は、セキュリティレベル向上のためにもMFA適用の計画を進めていただければ幸いです。関連リンク多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ続きましてはインフラ強化に関する情報です。2023年4月2日と4月16日に、主に海外のお客様が利用しているインスタンスにおいてインスタンスリフレッシュのメンテナンスが予定されています。インスタンスリフレッシュは、組織の継続的な成長に備え、お客様が期待されるレベルのシステムパフォーマンスを維持するために、データセンターのインフラストラクチャをアップグレードするメンテナンスです。インスタンスリフレッシュの事前通知は、約60日前に、システム管理者様宛にメールで送信されます。事前通知を受け取られたら、インスタンスリフレッシュの準備方法が纏められたナレッジがございますので、必ず確認の上ご準備をお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」というナレッジに更新があります。Salesforceでは、IPアドレス許可リストの代わりにTLS、SPF、DKIM、DMRACなどの標準メールセキュリティプロトコルの使用を推奨しています。しかしながら何らかのご事情でIPアドレス許可リストを使用する必要がある場合には、更新後のナレッジに合わせてお客様のIPアドレス許可リストを更新いただく必要があります。今回のナレッジ更新で、SalesforceのARINのメールサーバーのIPアドレス(ここにはメールリレーで使用するIPアドレスも含む)が追加されていますので、ご確認をお願いします。IPアドレスの詳細は、英語版のナレッジをご参照ください。関連リンク許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、次期バージョンであるSummer'23において適用予定のリリース更新をご紹介します。Summer '23で適用予定のリリース更新は複数ありますが、2023年1月13日に該当の組織の管理者様へメール通知もされている「Google Analytics 4」についてお知らせします。2023 年7月1日に Google がユニバーサルアナリティクスを廃止し、Google アナリティクス 4 (GA4) に置き換えることを発表しています。引き続きExperience CloudサイトへのアクセスデータをGoogle Analytics で収集・分析するためには、ユニバーサルアナリティクスのプロパティを GA4 のプロパティに変更する必要があります。また、Summer '23までに[リリース更新]の適用も必要です。対応方法については、こちらのナレッジに纏まっておりますので、ご確認の上でご対応をお願いします。関連リンクAura サイトから Google アナリティクス 4 への移行 (リリース更新)イベントログファイル生成のオプトイン (リリース更新)コンテンツ盗聴保護を有効化 (リリース更新)ゲストユーザによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止 (リリース更新)Lightning アプリケーションの CSRF トークンのセキュリティの機能強化 (リリース更新)続いて、その他の更新です。こちらでは拡張ドメインに関する留意点をご紹介します。次期バージョンのSummer '23では、拡張ドメインが無効な全ての組織に対してSalesforce側が拡張ドメインを自動有効化します。Spring ’23 リリースの時のような、システム管理者様による事前除外はできませんので、こちらのチェックリストやよくある質問を参考に、早めに準備を進めていただけます様お願いします。どうしても間に合わないという場合には、一度有効化された後に、システム管理者様による無効化が可能ですが、Winter '24には強制適用される予定のため、可能な限り早めの対応をお願いいたします。関連リンク拡張ドメインのスケジュール最後に今後予定されている機能の廃止に関する情報です。まず最初にSalesforceモバイルアプリケーションコミュニティライセンスアクセスの廃止です。こちらはSummer '23で廃止することを予定していましたが延期になり、現時点で廃止時期は未定となっております。続いて、Consumer Goods Cloudをご利用のお客様向けの情報です。2023 年7月をもって、Einstein Vision によるプラノグラム確認タスクの自動化が終了します。終了後は、営業担当者が確認タスクを手動で実行いただく形になります。また、廃止される日時は7月中にお知らせする予定です。3つ目は、Object Detection API と Image Classification API が 2023 年 7 月 31 日をもって廃止されるという情報です。 それ以降は、関連づけられている全てのデータが利用できなくなりますので、遅くとも、4月末までにはデータを取得しておくことを推奨します。続いて、毎月お伝えしていますが「Salesforce Platform APIバージョン 21.0~30.0 の廃止について」です。こちらは、とても影響度の大きい更新の一つですので、毎月ご紹介しています。2023年6月をもちまして、APIバージョン21.0~30.0 は利用不可になる予定です。日本時間で3/16に機能廃止に関するメールがシステム管理者様に送信されていますので、そちら受け取られた場合は、ナレッジや確認方法のリンクをご参照の上、早めのご対応をお願いします。最後に、「Salesforce Mobile アプリケーションv.228の廃止」です。2023年6月以降、Salesforce モバイル アプリケーションのバージョンが228以下の場合、Salesforceにログインすることができなくなります。社内でモバイルアプリケーションをご利用のユーザ様に、早めにモバイルアプリケーションのバージョンの更新をする様に周知をお願い致します。3月度分の更新情報は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年1月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/QhFEEZndAsmqyqqsnZHse2全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の1月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024年1月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションに関する情報です。まずは次期バーションである Spring’24 のリリースに関する情報です。1月7日より Spring’24 の Sandbox プレビューが開始しております。本番組織に Spring’24 がリリースされる前に、プレビュー Sandbox にて動作確認や新機能の検証等を実施することを推奨しています。また Spring’24 に関する関連リソースとして、Release Site や Release Overview Deck 等が公開されています。これらの情報もご確認いただき、Spring’24 のリリースに向けたご準備をお願いします。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Spring'24 Release SiteSpring '24 Release HighlightsRelease Overview DeckRelease in a BoxRelease Feature Matrix続いて、リリースノートの更新情報です。リリースノートの更新情報のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。現行バージョンであるWinter ’24 のリリースノートの中から、12月18日以降の更新を抜粋してご紹介します。項番59 : Sandbox へのアクセス権を持つユーザーの選択Sandboxにアクセス可能なユーザを制限する機能が Winter’24 から利用可能となる予定でしたが、機能のリリースが延期されたことがリリースノートに記載されました。続いて次期バージョンであるSpring ’24のリリースノートの更新情報です。項番1 : Experience Improved Performance on More Record Home Pages多くのオブジェクトがLightning Web コンポーネントに対応していますが、Spring’24 では Field Service で使用される作業指示等のオブジェクトについては Lightning Web コンポーネントに対応しなくなり、それは Field Service Mobile アプリケーションには適用されないことが明記されました。項番2 : Einstein Conversation InsightsEinstein会話インサイトに関する情報で、言語サポートに関するリリースノートが追加されたことをお知らせしております。Call Summariesは日本語をサポートしており、Einstein会話インサイトは現時点では日本語をサポートしていません。またEinstein会話インサイトのダッシュボードのフィルタ機能が強化された旨のリリースノートも追加されました。項番3 : Auto-End Enhanced Messaging Sessions After No Response"拡張メッセージングチャネル" または "アプリ内および Web のメッセージング"でメッセージングセッションを開始したあと、顧客からの応答がないまま24時間が経過すると、セッションが"終了"に切り替わる動作になる旨がリリースノートに記載されています。以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、Spring '24リリースでのMFAに関する情報です。MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (Release Update)MFAの自動有効化に関する概要とリソースの情報が纏まっています。MFA Is Turned On by Default Starting April 20242024 年 4 月 8 日以降に作成される新規組織については MFA が自動で有効化された状態となります。また、既存の本番環境で、過去の自動有効化に含まれなかったすべての組織に対して、Spring ‘24で自動有効化が実施される予定です。(Sandbox 組織は対象外です)この自動有効化には 約 30 日間の猶予期間があり、準備ができていない場合は管理者にて MFA 機能の無効化をすることができますが、MFA の使用は利用規約上必須のため、可能な限り早めに MFA の利用を開始いただくようお願いします。MFA Enforcement for Salesforce Orgs Is Shifting to In-App Notifications Starting in Summer ’24当初予定されていた強制適用に代わり、新しく導入される通知モデルに関する情報です。新しい通知モデルでは Summer'24 以降、組織で MFA 機能が有効となっていない場合、組織の管理者に対して MFA を有効にするよう通知を表示する予定です。詳細は Summer'24 のリリースノートをお待ちください。UI Text Improvements for the MFA Registration ExperienceMFAの認証方法を登録する際の画面内の内容が一部更新される予定です。Salesforce Authenticator Is Disabled for External Users in Newly Created OrgsSpring '24 以降に作成された新しい組織では、外部ユーザーはデフォルトでは Salesforce Authenticator を使用できなくなる予定です。有効化にするには、Salesforce カスタマ サポートにご依頼をお願いします。なお、既存の組織(Spring'24 以前に作成された組織)は影響を受けません。以下は、すべてSalesforce Authenticatorに関する内容です。Revert Seamlessly to One-Time Passcodes for Identity Verification in Salesforce AuthenticatorSalesforce Authenticator では通常プッシュ通知を利用できますが、サービスの問題でプッシュ通知が利用できないことを検知した場合は、自動的にTOTP認証画面にリダイレクトされるようになる予定です。また、「問題が発生しました」リンクをクリックすると、追加のステップなしにTOTP認証画面に遷移するようになる予定です。Update the Salesforce Authenticator App to Version 4.1 in Summer ’24Summer'24 リリースからサポート対象の Salesforce Authenticator の version は 4.1 以上となる予定です。Salesforce Authenticator version 4.1 のリリースは、2024 年 3 月を予定しています。ユーザー様には、Summer ‘24リリースの前(今年6月)までにApple App Store (iOS) または Google Play (Android) で Salesforce Authenticator アプリを最新版に更新するよう周知をお願いします。Use Email Verifications to Back Up and Restore Connected Accounts in Salesforce AuthenticatorSalesforce Authenticator version 4.0 では、従来 SMS のみだったバックアップについて電子メールアドレスでのバックアップも可能となる予定です続いて、インフラ強化です。主に海外のお客様にご利用いただいているインスタンスになりますが、NA100, EU16, UM8のインスタンスで、2月18日(日本時間)にインスタンスリフレッシュが実施される予定です。また、同じ日程で、CS4等のスライドに記載されているSandboxのインスタンスリフレッシュも実施予定です。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、次期バージョンであるSpring ‘24で適用予定のリリース更新のご紹介です。今月からSpring '24のリリースノートをベースにご紹介しています。まず、MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (Release Update) について更新名が変更となっております。リリース更新自体の内容に変更はございません。その他、それぞれのリリース更新の詳細については割愛させていただきますが、2月のリリースで適用されるリリース更新なので、公開情報をご確認の上で、適用のご準備をお願いします。関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (リリース更新)こちらについては変更が二点あります。ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)、ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化、いずれも強制適用時期がSpring ‘24からWinter ’25へ変更となっております。関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)続いて、その他の更新です。こちらは、以前からご紹介している「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてです。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン(SSO)をご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。SSOを利用している、メール送信を行う必要がある、メールアドレスが検証されていない、この3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に対する対応をご検討ください。本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。続いて「Google Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性」についてです。こちらも以前からご紹介している内容となりますが、重要な内容なので再掲載しております。Google Chromeが サードパーティー Cookie の廃止を予定しており、その廃止が Open CTI の実装に影響を与える可能性がございます。そのため Open CTI を実装しているお客様は開発元にお問い合わせいただき、影響範囲をご確認ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性こちらも以前からご紹介している「Google Chrome のサードパーティー Cookieの廃止がService Cloud Voiceに影響を与える可能性」についてです。Google Chromeのサードパーティー Cookie の廃止が、「Service Cloud Voice with Amazon Connect」 と 「Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect」に影響を与える可能性がございます。本機能をご利用のお客様は、上記にございますとおり、Googleへオプトアウトを依頼するか、ユーザがサードパーティCookie利用に同意する方法を社内に展開するか、どちらかをご検討ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティークッキーの廃止が、Service Cloud Voice with Amazon Connect および Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect に影響を及ぼす可能性続いて、フローへの移行に関する情報です。こちらは前回までは、Summer '23までのタイムラインを載せていましたが、今回、最新情報に更新しタイトルも変更となっております。現在ワークフロールールとプロセスビルダーは新規作成することができません。それに伴いワークフロールールとプロセスビルダーからフローへの移行ツールが提供されています。Spring ‘24では、フローへの移行ツールがアップデートされ、呼び出し可能なアクション以外のほとんどのアクションで部分的なフロー移行がサポートされるようになりました。詳細は、本スライドのリンクをご覧下さい。関連リンクMigrate Even More Processes with the Updated Migrate to Flow Toolフローへの移行最後にその他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。1月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年11月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/MGWxVq9EGMw21gZFtYibGb全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 11 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 11 月のトピックはこちらです。本動画では、先月との差分である赤字の部分について、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションです。Winter ’25 のリリースに関する情報です。サクセスナビの「Winter ’25 注目の新機能」ページに日本語版 Release Overview Deck が追加されました。「リリースノートではイメージが湧かない・・・」というお客様は、視覚的にわかりやすくなっていますので、ぜひご確認ください。関連リンクSalesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Winter ’25サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’25 Release NotesRelease Overview DeckFeature MatrixWinter '25 Release HighlightsRelease Site続いて、Winter ‘25のリリースノート更新情報です。今月は 10 月 14 日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.35 Enhance Flexibility and Reusability in Prompt Flows (Release Update)まずは、新しく追加されたリリース更新に関する情報です。「プロンプトフローの柔軟性と再利用性を強化」というリリース更新が追加されました。強制適用時期はSpring '25です。この更新を適用すると、テンプレートトリガープロンプトフローから Flexの種別の プロンプトテンプレートを指定することはできなくなります。フローは 1 つのプロンプトテンプレート種別に制限されなくなるため、代わりに、手動入力を使用するテンプレートトリガープロンプトフローを作成する必要があります。この更新を有効にする前に、Flex プロンプトテンプレート種別を参照する既存のフローがある場合には、手動入力を使用するように更新する必要があります。No. 36 Close Deals Faster with a Seller-Focused Mobile App (Generally Available)Salesforceモバイルアプリケーションに関する情報です。Salesforceモバイルアプリケーションの設定画面に[販売業者向けセールスモバイル環境]のオプションが追加されました。販売業者向けセールスモバイル環境は、重要な情報を今まで以上に簡単に参照および更新したり、スワイプでお客様へ連絡を行うなどして商談を円滑に進めることができます。また、Agentforce(旧 Copilot )も利用可能です。No.37 Identify and Update Instanced Legacy Hostnamesリダイレクトに関する情報です。以前のSalesforceドメインへのアクセスを確認できるようにするため、Salesforce では、インスタンス名を含む拡張ドメインではないホスト名に対するリダイレクトとリダイレクトログを有効にしました。 Spring '25 で旧 URL から新しい URL へのリダイレクトが停止されますので、それまでに、影響を受けるホスト名への参照を見つけて更新してください。No.38 Disable Redirections for Legacy Hostnames私のドメインの設定に関する情報です。[私のドメイン]の[リダイレクト]セクションが変更され、拡張ドメインがリリースされる前に[私のドメイン]を設定していなかった本番組織で、[Redirect legacy (non-enhanced) My Domain hostnames] の設定を使用できるようになりました。No.39 Enable LWC Stacked Modals (Release Update)リリース更新に関する情報です。「LWC スタックモーダルの有効化」のリリース更新によって、レコード作成または編集モーダルで多数の項目を操作する場合のパフォーマンスが向上しますが、一部のモーダル動作に小さな変更が加えられます。今回のリリースノートの更新では、参照項目経由でレコードを作成した場合、[保存して新規作成] ボタンが表示されなくなるとの記述が削除されました。No.40 Maintain Access to the Outlook IntegrationOutlook インテグレーションに関する情報です。Microsoft 社 は、Outlook インテグレーションに影響を与えるレガシー機能を廃止する予定です。 Outlook インテグレーションへのアクセスを維持するには、Microsoft 365 の管理者と協力して、これらの変更がリリースされる前にMicrosoft 社による Salesforce Outlook インテグレーション 2024 の更新というナレッジを参考に対応をお願いします。No.41 Scale Your Sales Funnel with Agentforce SDRSales Cloud 用の新しい AI エージェントに関するリリースノートが追加されました。Agentforce SDR は、確度の高いリードを営業担当者に引き渡したり、ミーティングの予約の提案などをすることができます。日本語提供時期は未定です。No.42 Coach Sales Reps at Scale with Agentforce Sales Coach営業担当者をコーチングする AI エージェントに関するリリースノートが追加されました。 Sales Coach Agent は、セールスピッチやロールプレイセッションを分析して、営業担当者がより効果的に案件を進められるよう、オーダーメイドのフィードバックを提供します。日本語提供時期は未定です。No.43 Verify SAML Integrations (Release Update)リリース更新に関する情報です。「SAML インテグレーションを検証」のリリース更新の強制適用時期が Summer ’25 に延期されました。このリリース更新を適用すると、複数設定 SAML フレームワークのみがサポートされるようになります。No.44 Update the Salesforce Authenticator App to Version 4.3Salesforce Authenticator に関する情報です。サポートされる Salesforce Authenticator のバージョンが 4.3 であることを記載したリリースノートが追加されました。No.45 Use Einstein Work Summaries for Voice in More Languages (Generally Available)Einstein 作業概要に関する情報です。Voice で作業概要を使用できる言語(日本語含む)追加された旨のリリースノートが追加されました。No.46 Scale Communication with Expanded Session Limitsメッセージングセッションの制限に関する情報です。同時に実行できるアウトバウンドメッセージングセッションの上限が 3,000 から 4,000 に増加しました。同時アクティブセッション数(インバウンドとアウトバウンド含む)の上限は 11,000 のままです。No.47 Turn On Lightning Article Editor and Article Personalization for Knowledge (Release Update)リリース更新に関する情報です。「ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化」のリリース更新の強制適用日は 2025 年 6 月 1 日に延期されました。本リリース更新を有効にすると、新しい Lightning 記事エディターを使用したり、記事のパーソナライズを利用できます。No.48 : Upgrade Data Storage in Developer and Developer Pro SandboxesSandbox のデータストレージに関する情報です。Developer と Developer Pro の Sandbox について、データストレージを追加するためのライセンスが提供されるようになったことがリリースノートに追記されました。No.49 : The Campaign Member Status Chart is Being Retiredキャンペーンに関する情報です。キャンペーンレコードの詳細画面に表示される「キャンペーンメンバー」の関連リストにはキャンペーンに追加された顧客の状況を確認するためのグラフが表示されていましたが、Winter’ 25 からグラフは表示されなくなりました。今後はグラフで確認する際にはレポート機能をご活用ください。No.50 : Exclude Organizer-Only Events When Syncing Internal EventsEinstein 活動キャプチャに関する情報です。Einstein 活動キャプチャの「内部行動を同期」という設定が、内部の主催者のみが出席者である行動にも適用されるようになりました。以前は参加者がいない主催者のみの行動は内部の行動とみなされず、「内部行動を同期」の設定状況に関係なく同期されていました。No.51 : Close Deals Faster with a Seller-Focused Mobile App (Generally Available)販売業者向けセールスモバイル環境に関する情報です。Winter ’25 で追加された[販売業者向けセールスモバイル環境] では、モバイルから簡単に取引先、リード、商談などを表示および更新できますが、本機能を利用するための権限がリリースノートに追記されました。No.52 : Monitor Agentforce Service Agent Conversation Consumption with Digital WalletAgentforce Service Agent に関する情報です。Salesforce の自立型 AI エージェントである Agentforce Service Agent は使用量ベースの課金モデルですが、デジタルウォレットを使うことで使用状況を確認できるようになりました。No.53 : Social Customer Service Starter Pack Is Being Retiredソーシャルカスタマーサービス スターターパックに関する情報です。本機能は廃止が予定されており、契約終了日または11 月 18 日のどちらか早い日付にて機能が廃止されることがリリースノートに記載されました。No.54 : Automate Common Contact Center Interactions with Agentforce Service AgentsAgentforce Service Agents に関する情報です。コンタクトセンターにおける顧客からの問合せ業務を自動化できる自立型AI エージェントである Agentforce Service Agents の一般提供が開始されたことがリリースノートに追加されました。No.55 : Upsell Your Business from the Field (Generally Available)Field Service に関する情報です。Field Service モバイル アプリケーションを使って、顧客向けの見積もりを作成できる機能の一般提供が開始されました。No.56 : Mobile Home Tab Setting Is Now on by Defaultモバイルアプリケーションに関する情報です。すべてのプロファイルでタブ設定にある「モバイルホーム」は「デフォルトで表示」に設定されるようになりました。以前はカスタムプロファイルでは「モバイルホーム」は「デフォルトで非表示」となっていました。No.57 : Unlock a 360-Degree Customer View with New Foundational FeaturesSalesforce Foundations に関する情報です。Salesforce Foundations とは、Sales Cloud / Service Cloud / Marketing Cloud / Commerce Cloud / Data Cloud の機能を提供する統合アプリケーションです。本機能が、Sales Cloud / Service Coud / Industries Cloud の組織で提供される旨がリリースノートに記載されました。No.58 : Configure Mobile Publisher Android Push Notifications with Only Two Firebase Filesモバイルパブリッシャーに関する情報です。モバイルパブリッシャーが Android でプッシュ通知できるようにするための構成方法について、リリースノートに情報が追加されています。No.59 : Review and Update Settings to Capture Leads from LinkedIn (Release Update)LinkedIn リードフォームに関するリリース更新に関する情報です。LinkedIn リードフォームから Salesforce にリードを同期している場合は新しい設定を有効にして再設定する必要がありますが、この更新が Sales Cloud のすべてのエディションにて適用される旨がリリースノートに追記されました。No.60 : Connect Unified Knowledge to More SystemsNo.61 : Organize your Knowledge Articles by Mapping Labels to Fields and Data Categories上記の 2 つは統合ナレッジに関する情報です。統合ナレッジは 3rd Party システムのナレッジを Salesforce に取り込むことができます。この機能について大きく3つの更新があります。1つ目は無償トライアルの延長に関する情報、2つ目はサポートするコネクタが追加されたという情報、3つ目は取り込んだナレッジにラベルを付与する機能が追加されたことで、これらの情報が追加されました。以上が、10 月 14 日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定をご紹介しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、上記の日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて Spring ‘25に適用されるリリース更新についてです。Spring ’25 に適用されるリリース更新の中から、影響度が高いと思われるものをピックアップしてご紹介します。影響度が高いと思われるものとして1行目、Sales Engagementの権限セットに関する情報です。Spring '25 からは「Sales Engagement 基本ユーザー」権限セットに Einstein 活動キャプチャへのアクセス権が含まれなくなります。Spring '25以降は、別途「標準 Einstein 活動キャプチャ」権限セットを割り当てる必要がありますのでご注意ください。次に4行目、画面フローに関する情報です。ユーザーが画面フローを完了した時点のリダイレクト先を決定するフロー URL パラメーターの検証が厳格になります。引き続きリダイレクトをさせたい場合は、 [設定] の[信頼できる URL] のリストに対象URLを追加する必要がございますのでご注意ください。関連リンクSales Engagement 基本ユーザーの Einstein 活動キャプチャ権限の変更ICU ロケール形式の有効化LWC スタックモーダルの有効化フローのセキュアなリダイレクトの有効化入力として使用される組み込みの Apex クラスで定義された権限要件の適用 REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用こちらでは一点、更新がございます。上から2行目、複数設定 SAML フレームワークへの移行について、強制適用時期が Spring ’25 から Summer ’25 へ変更となっております。その他、影響度が高いと思われるものとして、上から5行目、送信者検証のための返信先メールアドレスの検証についてご紹介します。メールセキュリティ標準の厳格化に伴い、Spring '25 以降は、[私のメール設定] でメールアドレスを検証する必要があります。Spring '25以降、アドレスが検証されるまで [私のメール設定] の返信先メールアドレスからのメール送信は失敗しますので、すべてのユーザーに [私のメール設定] にアクセスするようご案内ください。リリース更新に関する情報は以上となります。今回取り上げたリリース更新以外にも、既存のカスタマイズに影響を与える可能性があるリリース更新がございますので、リリース更新の内容をご確認ください。関連リンク公開リストビューの表示を編集するときに「ロールおよびロール階層を表示」権限を適用複数設定 SAML フレームワークへの移行要求順序での Apex 一括処理アクションの結果の並び替えすべてのインテリジェンスシグナル種別での Apex で定義された変数の使用送信者検証のための返信先メールアドレスの検証Enhance Flexibility and Reusability in Prompt Flows続いて、その他の更新です。まずは、Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。現在 Classic ナレッジ(記事タイプ)をご利用中のお客様は、Summer ’25 までに、Lightning Knowledge へ移行をお願いします。移行を支援する移行ツールも提供されております。移行ツールご利用に際しては、事前に Full Sandbox で実行して頂くことが必須となっております。移行ツールに関してはリリースノートをご確認ください。その他、Classic ナレッジをご利用にあたって、開発されている場合は移行に際して別途、改修が必要になりますのでご注意ください。Lightning Knowledge では、Agentforce 等の Salesforce が提供している最新機能をご利用頂けますので、是非、前向きに移行の準備をお願いします。関連リンク Lightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、拡張ドメインに関するロードマップです。Winter ’25 で予定通り本番以外の組織で、拡張ドメイン有効化前の旧 URL にアクセスした際の新しい URL へのリダイレクトが停止されました。本番組織のリダイレクトは Spring ’25 で停止予定です。サクセスナビにリダイレクト停止までの推奨アクションがまとめられておりますので、停止に向けた準備にお役立てください。関連リンク Update References to Your Previous Salesforce Domains拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止(サクセスナビ)続いて、機能の廃止です。こちらでは一点、更新がございます。ケイデンスビルダーバージョン 1.0 の廃止ですが、終了時期が 2025 年 6 月となっておりましたが、保留になりました。関連リンク JDK ロケール形式の廃止ケイデンスビルダーバージョン 1.0 の廃止Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止メンテナンス計画の頻度種別項目の廃止ワークフロールール & プロセスビルダーのサポートの廃止チャットおよび Live Agent の廃止Salesforce for Outlook の廃止アドミンアシスト機能の廃止こちらは再掲となります。Salesforce Platform APIバージョン21.0~30.0の廃止が、Summer '25(2025年6月)に予定されています。APIの更新作業は、Salesforce以外のシステムでの作業が必要となります。対応に時間がかかることが想定されますので、対象のお客様にはSalesforceからメール通知も行われております。内容をご確認のうえ早めの対応をお願い致します。関連リンク Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラスApex トリガVisualforce ページフロープロセスビルダーカスタムボタンS コントロール Salesforce B2B Commerce for VisualforceApex RESTSOAP Web Services 最後に、その他の情報です。みなさま、Hyperforce をご存知でしょうか。Hyperforce はAmazon Web Services (AWS) 上に構築された新しい インフラです。皆様の組織は、Salesforce が管理・運営しているインフラで稼働している場合と Hyperforce で稼働している場合があります。数年前からSalesforce では、お客様の組織を順次新しいインフラである Hyperofrce へ移行をしています。Hyperforce への移行に関するメールを受け取られた場合には事前準備が必要になる場合があります。お客様がスムーズに移行いただけるように[Hyperforce アシスタト]という機能が提供されておりますので、ぜひご確認をお願いします。関連リンク ハードコード化された参照の更新Hyperforce の IP 許可リスト登録の望ましい代替案Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するHyperforceアシスタント本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。11 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年10月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/wmeiY6EMrtEGrjP4F9CrZS全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 10 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024年10月のトピックはこちらです。本動画では、先月との差分である赤字の部分について、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションです。Winter'25のリリースに関する情報です。日本のお客様向けのインスタンス、APxとJPNxのインスタンスについて日本時間10月13日にWinter'25のリリースが完了しています。関連リンクSalesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Winter ’25サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’25 Pre-Release siteSalesforce Sandbox プレビュー手順Winter ’25 Release NotesRelease Overview DeckFeature MatrixWinter '25 Release HighlightsRelease Site続いて、Winter'25のリリースノート更新情報です。今月は9月23日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.24 Update API Calls to Use Your My Domain Login URLAPIコールにおけるログインURLをMy Domain ログインURLとする変更についてです。この変更の適用が、2024年10月12日から2025年6月14日に変更になった旨がリリースノートに記載されています。No.25 Flow and Process Run-Time Changesフローに関する情報です。APIバージョンが61.0以降のフローにおけるNULLテキスト値の扱いが変更になった旨がリリースノートに追加されております。この変更により、API バージョン 61.0 以降のフローが実行される場合、空の選択肢の値は NULL テキスト値として評価されるようになります。No.26 Enforce Sharing Rules When Apex Launches a Flow (Release Update)Apexクラスからフロー起動に関する情報です。Apexクラスからフローを起動する際に、共有ルールを適用するリリース更新がWinter'25で適用予定でしたが、こちらの強制適用がキャンセルとなりました。現状、適用も中止もされていない状態ですが、Salesforceではこのリリース更新の適用を推奨しておりますので、是非内容をご確認のうえリリース更新を有効化してください。No.27 Restrict User Access to Run Flows (Release Updateフローの実行権限に関する情報です。Winter '25以降は、明示的にフロー実行権限を付与されたユーザーのみフローを実行することができます。このリリース更新はWinter '25からWinter '26へ延期となった旨と、良くある質問のナレッジへのリンクがリリースノートに追加されています。No.28 Make Record Fields Stand Out with Conditional FormattingLightningアプリケーションビルダーでの動的フォーム対応ページの機能のリリーススケジュールに関してです。動的フォーム対応ページでのカスタムアイコンやカスタムカラーを設定できる機能について、リリーススケジュールが2024年9月から10月に変更となっております。No.29 Changes to Selective Sandbox Access for Developer and Developer Pro SandboxesこちらはSandboxに関する情報です。Winter '25より、Developer または Developer Pro Sandboxを作成または更新する場合、公開グループの設定が必要となるリリース更新について、一部適用内容が変更となりました。Sandbox設定画面からSandboxを作成する場合、Winter '25から公開グループの設定が必要となりますが、Tooling APIを使用する場合は、Spring '25から公開グループの設定が必要となる旨がリリースノートに明記されました。No.30 Increase Your Odds of Success with Warm IntroductionsNo.31 Manage Your Day Better with EinsteinEinstein Copilotに関する情報です。特定のお客様との過去の社内共同作業者情報の提供重要なタスク、会議、商談スナップショットを含む日次概要の作成こちらの二つのCopilot アクションが追加された旨が、リリースノートに追加されました。No.32 Forced Login Is Permanently Disabled強制ログインのログイン履歴に関する情報です。ユーザーがログインURLにて、ユーザー名とパスワードでログインする強制ログインは、Spring '22において無効となりましたが、一部の組織ではこの機能が引き続き使用されていました。しかし、Winter '25のリリースにて完全に無効となりました。今回の更新で、ユーザーが強制ログインを利用しているとみなされるログイン履歴の内容がリリースノートに追加されました。 Winter25以降は、強制ログインを利用しているユーザーがいないかログイン履歴で確認のうえ、ご対応をお願いいたします。No.33 Enable LWC Stacked Modals (Release Update)Lightning ExperienceのQuickActionで起動するモーダルについて、リリース更新の有効化前後での動作の比較表がリリースノートに追加されました。No.34 See the Topics That Matter Most to Your Customers with Sales SignalsEinstein会話インサイトについての情報です。Winter ’25でGAとなるSales Signalsについての情報がリリースノートに追加されました。Sales Signalsは、あらかじめ設定したカテゴリとキーワードでトピックをフィルタリングして、関連するシグナルと会話のダッシュボードを表示する機能です。気になるお客様は、ぜひリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定をご紹介しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、上記の日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いてWinter'25に適用されたリリース更新についてです。Winter’25に適用されたリリース更新の中から、影響度が高いと思われるものをピックアップしてご紹介します。まずは一番上の行に記載されているNo-Reply メールアドレスに関するリリース更新です。こちらのリリース更新の適用により 「デフォルトの No-Reply アドレス」にメールアドレスの設定がない、もしくは設定されていても未検証の状態の場合、一部のメールが送信されなくなります。リリース更新の適用前に設定や検証をされていないお客様は、現在の「デフォルトの No-Reply アドレス」に設定されているメールアドレスの状況のご確認をお願いいたします。続いて、上から3行目のEmailSimple 呼び出し可能なアクションについてです。「組織のアドレス」を使用してメール送信をする場合、そのメールアドレスを使用することができるプロファイルを「組織のアドレス」で設定しておく必要があります。そして、今回のリリース更新の適用により、 EmailSimpleでメールを送信する際も「組織のアドレス」で許可されているプロファイル設定に準拠するかたちとなり、システムコンテキストではなくユーザコンテキストで実行されるようになっておりますので、今回のリリース更新前に確認をされていないお客様は「組織のアドレス」に設定されているプロファイルに不足がないかご確認ください。関連リンクメールを送信するための組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスの作成および検証フローでのセッション ID へのアクセスを無効化組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化呼び出し可能なアクションの部分的な保存の有効化フローでの従来の Apex アクションのアクセス修飾子の考慮フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡し次にピックアップしたいのは、上から4行目に記載されているフローに関するリリース更新です。こちらのリリース更新が適用されると、REST API経由で実行されるフローがシステムコンテキストではなくユーザコンテキストで動作するようになっております。そのため、ユーザのプロファイルや権限セットで許可されていないオブジェクトや項目はアクセスできなくなっております。セキュリティ強化のための更新ですので、今回のリリース更新前に確認をされていないお客様は、状況のご確認をお願いいたします。関連リンク ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止LinkedIn からリードを取り込む設定の確認および更新ボットユーザーコンテキストでフローの実行REST API を介してフローをユーザーコンテキストで実行ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化REST API を使用した外部クライアントアプリケーション OAuth コンシューマーログイン情報へのアクセスリリース更新に関する情報は以上となります。今回取り上げたリリース更新以外にも、既存のカスタマイズに影響を与える可能性があるリリース更新がございますので、リリース更新の内容をご確認ください。続いて、その他の更新です。まずは、Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。現在 Classic ナレッジ(記事タイプ)をご利用中のお客様は、Summer ’25 までに、Lightning Knowledge へ移行をお願いします。移行を支援するツールも提供されておりますので、リリースノートをご確認ください。関連リンク Lightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、拡張ドメインに関するロードマップです。Winter ’25 で予定通り本番以外の組織で、拡張ドメイン有効化前の旧 URL にアクセスした際の新しい URL へのリダイレクトが停止されました。本番組織のリダイレクトはSpring '25で停止予定です。サクセスナビにリダイレクト停止までの推奨アクションがまとめられておりますので、停止に向けた準備にお役立てください。関連リンク Update References to Your Previous Salesforce Domains拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止(サクセスナビ)続いて、フローへの移行に関する情報です。2025 年 12 月 31 日でワークフロールールとプロセスビルダーのサポートは終了します。それ以降も既存設定は動作しますが、カスタマーサポートや不具合の修正は提供されません。既存設定に問題が発生した場合の業務影響を避けるためにも、早めにフローへの移行計画をたてていただくことを推奨します。フローへの移行に必要な準備や対応方法についてまとめたサクセスナビやヘルプがございますので、参考にしてください。関連リンク ワークフロールール & プロセスビルダーのサポートの廃止Flow Builder 学習マップへの切り替えフローへの移行開発・実装ガイドライン(レコードトリガ自動化)続いて、機能の廃止です。こちらは、Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止についてです。ナレッジが更新され、API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止のリリース更新でテスト実行ができるようになった旨が追加されました。リリース更新には、強制適用時期の前に動作確認をするための[テスト実行]機能がサポートされているものとされていないものがございます。今まで、API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止については、[テスト実行]がサポートされていませんでした。そのため、廃止になるまでお客様にて動作確認をする術がありませんでした。また、[テスト実行]は一度有効化をしても、強制適用予定の Summer ’25 までの間はお客様にて無効化することができます。そのためAPI 更新作業後に必要に応じてテストを実施いただけますようお願いします。関連リンク Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラスApex トリガVisualforce ページフロープロセスビルダーカスタムボタンS コントロール Salesforce B2B Commerce for VisualforceApex RESTSOAP Web Services 続いて、従来のチャットと Live Agent の廃止です。従来のチャット(Live Agent)は2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。それに伴い標準ボットもご利用いただけなくなります。そのため、早めに後継機能であるアプリ内および Web のメッセージングや拡張ボットへの移行計画を立てていただくことを推奨致します。関連リンク リリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:チャットおよび Live Agent の廃止サクセスナビ:チャットおよび Live Agent の廃止最後に、その他の情報です。みなさま、Hyperforce をご存知でしょうか。Hyperforce はAmazon Web Services (AWS) 上に構築された新しい インフラです。皆様の組織は、Salesforce が管理・運営しているインフラで稼働している場合と Hyperforce で稼働している場合があります。数年前からSalesforce では、お客様の組織を順次新しいインフラである Hyperofrce へ移行をしています。Hyperforce への移行に関するメールを受け取られた場合には事前準備が必要になる場合があります。お客様がスムーズに移行いただけるように[Hyperforce アシスタト]という機能が提供されておりますので、ぜひご確認をお願いします。関連リンク ハードコード化された参照の更新Hyperforce の IP 許可リスト登録の望ましい代替案Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するHyperforceアシスタント本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。10 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。