Account Engagement Lightning アプリケーション有効化ガイド
公開日: 2022.04.28
この記事で学べること
- Account Engagement Lightning アプリケーションの有効化の手順
はじめに
現在Account Engagementにアクセスする方法は以下の 2 つがあります。
- Account Engagement Lightning アプリケーション(以降は AELA と表記)(アプリケーションランチャーには「Account Engagement (B2B Marketing オートメーション)」と表示)
- Account Engagement スタンドアローンアプリケーション(Account Engagementを単体で利用する場合)
*注意:AELA は、Salesforceライセンス(Sales Cloud、Service Cloud、CRM)または Identity ライセンスユーザの利用が前提となります。Communityライセンスユーザでは利用できません。割り当てるSalesforceライセンスが不足する場合は、弊社担当営業までご連絡ください。
このドキュメントは、AELA の有効化について、画面付きで解説します。
手順
*各画像はクリックで拡大表示できます
*既にAccount EngagementとSalesforceをコネクターで接続済み、ユーザ同士も接続済みであることが前提です
1. Salesforce組織 で AELA を有効化する
Salesforce管理者ユーザにて、右上の歯車アイコンより [設定] に入り、[ホーム] タブ> [Account Engagement] メニュー> [設定アシスタント] メニューを開き、[Account Engagement Lightning アプリケーションの有効化] のスイッチを [オン] にします
2. ユーザプロファイルに b2bma_canvas 接続アプリケーションを割り当てる
・ヘルプ記事:ユーザーへの Account Engagement Lightning アプリケーションへのアクセス権の付与 (ステップ3の内容)
Salesforce設定の [ユーザ] > [アプリケーション] メニュー> [接続アプリケーション]メニュー> [接続アプリケーションを管理する] メニューに入り、[b2bma_canvas] 接続アプリケーションの名前のリンクをクリックします
まずは、[許可されているユーザ] 設定項目が「管理者が承認したユーザは事前承認済み」となっていることを確認します(これ以外の場合は、画面上部の [ポリシーを編集] ボタンより編集モードに入り変更します)
[許可されているユーザ] 設定項目が「管理者が承認したユーザは事前承認済み」になっている状態で、下部の [プロファイル] 関連リストに、対象とするユーザに割り当てられたプロファイルを [プロファイルを管理する] ボタンより追加します(既に登録されている場合は対応不要)
3. ユーザに 「Account Engagement ユーザー」、「Sales Cloud ユーザー」、「Service Cloud ユーザー」、または「CRM ユーザー」 のいずれかの権限セットを割り当てる
・ヘルプ記事:ユーザーへの Account Engagement Lightning アプリケーションへのアクセス権の付与 (ステップ4の内容)
続けて、Salesforce設定の [ユーザ] > [権限セット] メニューに入り、[Sales Cloud ユーザ]、[Service Cloud ユーザ]、または [CRM ユーザ] 権限セットの名前のリンクをクリックします(以下は [Sales Cloud ユーザ] を例にしています)
[割り当ての管理] ボタンをクリックします
[割り当てを追加] ボタンをクリックします
AELA を使用したいユーザを選択して、[割り当て] ボタンをクリックします
4. ユーザプロファイルに対するAELA と Account Engagement 関連タブへのアクセス権の割り当てを確認・付与する
・ヘルプ記事:アプリケーションランチャーに Account Engagement Lightning アプリケーションタイルが表示されない
・ヘルプ記事:Account Engagement Lightning アプリケーションの使用時に上部のナビゲーションバーに一部のタブが表示されない
*[拡張プロファイルユーザインターフェース] オプションがオンの場合の設定方法です
*[拡張プロファイルユーザインターフェース] オプションは、以下で有効化できます
まずは [ユーザ] メニュー> [プロファイル] メニューに入り、対象ユーザに割り当てられたプロファイルの名前リンクをクリックし、設定ページに入ります
[割り当てられたアプリケーション] リンクをクリックします
[Account Engagement (standard__PardotAppV1)] に [参照可能] チェックが入っていることを確認します
チェックが入っていない場合は、[編集] ボタンで編集モードに入り、チェックを入れて保存します
その際、ログイン時にデフォルトで表示されるアプリケーション指定されたい場合は、[デフォルト] にもチェックを入れます
上部の [割り当てられたアプリケーション] プルダウンから、[オブジェクト設定] 画面に切り替えます
オブジェクト一覧にて、以下の AELA 関連タブの [タブの設定] が「デフォルトで表示」となっていることを確認します
タブ名 | 表示メニュー | |
---|---|---|
1 | 見込み客 | プロスペクト、リード、取引先責任者、ビジターなど |
2 | ダッシュボード | Salesforceの標準「ダッシュボード」タブとは異なる |
3 | Account Engagementキャンペーン | |
4 | Account Engagementメール | ドラフト、スケジュール済み、送信済みなど |
5 | オートメーション | Engagement Studio、オートメーションルールなど |
6 | コンテンツ | フォーム・フォームハンドラー、ランディングページなど |
7 | Account Engagement レポート | キャンペーン、接続アプリケーションなど |
8 | Account Engagement 設定 | アカウント設定、オブジェクトと項目の設定など |
9 | ランディングページ | Account Engagement Lightning 拡張ランディングページビルダー(詳細はこちら) |
10 | メールテンプレート | Account Engagement Lightning 拡張メールテンプレートビルダー(詳細はこちら) |
11 | メールコンテンツ | Account Engagement Lightning 拡張メールビルダー・送信機能(詳細はこちら) |
12 | 各種 "Engage〜" タブ | Salesforce Engageライセンスで利用可能な各種Engage機能 |
上記画面にて、「タブを隠す」「デフォルトで非表示」となっている場合は、各タブ名リンクをクリックし、[編集] ボタンより編集モードに切り替え変更します
5. AELA にデフォルトで表示させたいタブを定義する
・ヘルプ記事:アプリのナビゲーションメニューにタブの追加
最後に、ユーザが AELA にアクセスした際、デフォルト固定で表示されるタブを管理者にて定義します
*ここで定義したタブは、全ユーザに取捨選択不可の状態で、共通でデフォルト表示されます
*ユーザごとにタブの取捨選択をさせたい場合は、こちらでは設定せず、各ユーザにてこちらのヘルプを参考に追加・削除します
[アプリケーション] メニュー> [アプリケーションマネージャ] メニューに入り、Account Engagement (PardotAppV1) にて [編集] モードに入ります
[ナビゲーション項目] メニューに入り、[選択可能な項目] から、各種 AELA 関連タブを選択し、右三角アイコンで [選択済みの項目] に移動させ、上下三角アイコンにて並び替え(上から下の並びで、Salesforce画面上、左から右への順で表示される)を行い、[保存] します
以上で、ユーザに対する AELA の有効化は完了です。
お困りの場合
上記手順通りに設定しても、AELA へアクセスできない場合は、Account Engagement サポートへお問い合わせください。
・ヘルプ記事:Account Engagement サポートへのお問い合わせ方法
公開日: 2022.04.28
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