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この記事で学べることオブジェクト構成図を作成する理由オブジェクト構成図の作成方法オブジェクトとは何か?オブジェクトとは、"データを蓄積するための箱"を指します。会社情報や人情報など様々な顧客情報を格納することができます。オブジェクトには「取引先」のほか、「リード」「商談」など、標準として情報の保存先が用意されていますが、利用したいオブジェクトが標準で備わっていない場合、カスタムで作成することが可能です。参照:標準オブジェクトとカスタムオブジェクトの違いは?なぜオブジェクト構成を記録する必要があるかオブジェクト構成とは、複数のオブジェクト同士の関係性(リレーション)を表したものです。なぜこのオブジェクト構成を記録しておく必要があるのでしょうか?オブジェクト構成を記録することで、以下の状況になることを予め避けることができるためです。設定変更を行う際、その影響範囲が把握できない推進体制の変更が行われる場合、後任者が現在の環境を一つ一つマニュアルで確認する必要があり、理解するまで時間がかかるレポート・ダッシュボードを作成する際に、どこからデータを抽出するかがわからないデータインポートの際、どの情報を関連づける必要があるかがわからない業務をスムーズに行うためにも、オブジェクト構成を記録していきましょう。オブジェクト構成図を作成する構成図は以下画像のように、誰でも、ひと目で、オブジェクトごとの関係性がわかるようにすることがポイントです。こちらから「はじめてガイド」ワークシートをダウンロードいただき、オブジェクト構成図を作成してみましょう。取引先に関連しているオブジェクトは何か、カスタムオブジェクトを作成している場合は、他のどのオブジェクトと関連付けられているか等、図で残しておきましょう。「取引先」の名称を自社ならではの名称に変更している場合は、変更後の名前で記載をしておきましょう。基幹システムをご利用されている方は、どのデータを基幹システムから反映させているか等も、図の中に記載しておくと、非常に分かりやすいです。オブジェクトの共有事項オブジェクトの構成図を視覚的に作成が出来ましたら、続いてはそれぞれのオブジェクトの利用用途や共有事項を文章で残しましょう。取引先や商談の名称を自社オリジナルの名称に変更している場合、共有事項への記載をおすすめします。導入支援パートナーへの依頼方法導入支援パートナーに環境構築を依頼しているお客様もいらっしゃるかと思います。その場合も、今後のためにオブジェクト構成図はしっかり管理しておきましょう。導入時は問題がなくとも、その後は自社内で改修する必要があるお客様もいらっしゃるかと思います。または別のパートナー企業へ依頼する場合もあるかと思いますので、常に自社の環境を理解できるように記録を残しておきましょう。どのように導入支援パートナーへ依頼すればよいのかと迷われる方もいるかと思います。メールにて「オブジェクト構成図を共有お願いします」とご連絡するか、またはオブジェクト構成図のテンプレートのサンプルをお渡しいただき、「このようにオブジェクト構成図をいただけないでしょうか」とご依頼いただくのもよろしいかと思います。ワークシートを使って記録しましょう1. <資料> オブジェクト構成図以下のリンク先から資料をダウンロードして、Salesforceの活用推進に必要な体制と役割を設定しましょう。「はじめてガイド」ワークシートはこちらまとめオブジェクト構成図を記録に残すことの重要性と、ワークシートを使用した記録方法についてはご理解いただけましたでしょうか?オブジェクト構成図は作成後も、変更される場合が多々あるかと思います。変更の度に都度ワークシート修正がベストではありますが、難しい場合は、毎期、毎年など、まとめて実施でも問題ございません。忘れずに実施することが重要です。オブジェクト構成の理解・記録が完了したら、続いてはステップ5 ユーザ向けトレーニングです。ユーザ向けトレーニングの設計と実施の方法を学び、テンプレートに残していきましょう。参照記事:ユーザートレーニングを実施しましょう
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この記事で学べること脅威検知機能の概要脅威検知アプリケーションの設定方法トランザクションセキュリティによる管理者への通知設定イベントモニタリングに含まれる2種類のログの違いイベントモニタリングライセンスには、以下2種類のログが含まれます。リアルタイムイベントモニタリング:セキュリティインシデントの発生ログとレコードへのアクセスログイベントモニタリング:イベント発生 / エラー / パフォーマンス分析用のイベントログこの2種類のログの違いの詳細については、以下の記事をご参照ください。イベントモニタリングとは脅威検知は、リアルタイムイベントモニタリングに含まれるログとなります。脅威検知機能の概要脅威検知機能はイベントモニタリングに含まれる機能の一つであり、統計および機械学習の手法を駆使してSalesforce組織に対する脅威を検知します。この機能により、組織内で発生しているアクティビティに対して、不審なもの・普段とは傾向が異なるものがないかどうかが自動で分析され、万が一異常な傾向があった場合には「脅威検知イベント」としてその内容をログに記録します。また、同じイベントモニタリングに含まれるトランザクションセキュリティ機能と組み合わせることで、脅威検知イベントが作成された際に管理者に対してメールやアプリ内通知で知らせることもできます。このように、AIの力を借りることでシステム管理者が蓄積されたログを逐一分析することなく、組織に対する脅威を確認する手助けを行ってくれます。設定は簡単ですので、ログを分析できる要員がいない組織でも有効な機能です。脅威検知機能にて検知できる機能は以下の4種類です。クレデンシャルスタッフィングクレデンシャルスタッフィングは、盗取したログイン情報を使用する一種のサイバー攻撃です。「パスワードスプレー」「クレデンシャル漏洩」ともいいます。攻撃者は、脆弱なウェブサービスに対するサイバー攻撃や、過去に流出した情報などから大量のユーザ名とパスワードを取得します。そして、取得したログイン情報を使用して、Salesforce などの Web アプリケーションに大規模な自動ログイン要求を仕掛け、ログイン出来るアカウントがないかどうか調査します。もし万が一ユーザ名とパスワードを使いまわしているユーザがいた場合、ユーザアカウントに不正にアクセスされてしまいます。セッションハイジャックセッションハイジャックは、ログイン中のユーザのセッションを乗っ取り、そのユーザに成りすましてアクセスを行う攻撃です。通常ウェブページにおいてログイン処理が正常に行われると、ユーザのクライアントはセッショントークンを受け取り、次回以降ログイン後の状態でアクセスが出来ます。攻撃者はそのセッショントークンを窃取して、クライアントのセッションを乗っ取ろうとします。万が一セッションが乗っ取られた場合、攻撃者はトークンを窃取されたユーザに成りすましてウェブページへアクセス出来るため、ログイン後にしかアクセスできないような機密情報にアクセス出来てしまう可能性があります。(注意) イベントモニタリングライセンスの有無にかかわらず、Salesforceのすべてのお客様はクレデンシャルスタッフィングおよびセッションハイジャックが発生した場合に、影響を受けたユーザに対してセッションの切断やID 検証、強制パスワード変更といった軽減措置が実施されます。ただし、これらの軽減措置はシステムによって自動で実行されるものであり、対象組織の管理者はその措置が発動されたかどうかを確認することは通常出来ません。イベントモニタリングの脅威検知機能により、これらの不正なアクティビティがイベントログとして記録されるため、お客様の組織に対して不正なアクセスがあったことを表面化させる(認知する)ことができ、システム管理者がその内容を確認することが出来るようになります。レポートの異常過去90日分のユーザのレポート生成とその周辺アクティビティの傾向を元に、ユーザーが普段とは異なる傾向でレポートを実行またはエクスポートしたかどうかを調査します。もしユーザのレポートアクティビティが普段とは異なる傾向であった場合、脅威検知イベントとしてその内容がログとして記録されます。システム管理者は生成されたログにより組織内の異常な行動について感知することができ、ログ内容を確認することで検知された行動が本当に悪意のあるものであったかどうかを確認していくことができます。API 異常レポートの異常と同じく、過去90日分のユーザのAPI生成とその周辺アクティビティの傾向を元に、ユーザーが普段とは異なる傾向でAPIを利用していないかどうかを調査します。脅威検知アプリケーションの設定方法脅威検知機能には、アプリケーションランチャーからアクセスができる専用のアプリケーションが用意されています。この脅威検知アプリケーションにアクセスし、組織内で発生した脅威検知イベントを確認するためには、以下の手順を実施して管理ユーザに表示できるようにしておく必要があります。イベントマネージャを使用して、4種類の脅威検知イベント (CredentialStuffingEvent, SessionHijackingEvent, ReportAnomalyEvent, ApiAnomalyEvent) のストリーミングとストレージを有効にします。詳細な手順はこちらの記事をご確認ください。Salesforce ライセンスに関連付けられた権限セットを作成します。権限セットについてはこちらの記事をご確認ください。権限セットの [システム権限] ページを編集し、[脅威検知イベントを表示] 権限を有効にします脅威検知アプリケーションを管理するユーザにこの権限セットを割り当てます。脅威検知アプリケーションを使用する各ユーザプロファイルの [タブの設定] を編集し、5 つのタブの表示を指定します。5 つのタブは、[セッションハイジャックイベントストア]、[クレデンシャルスタッフィングイベントストア]、[レポート異常イベントストア]、[API 異常イベントストア]、[脅威検知フィードバック] です。たとえば、システム管理者は通常 UI を使ってあらゆる機能にアクセスするため、システム管理者プロファイルでは 5 つのすべてのタブの表示を [デフォルトで表示] に設定します。脅威検知管理者プロファイルを作成した場合も、同じ表示を設定します。標準ユーザがフィードバックを表示できないようにする場合は、標準ユーザプロファイルの [脅威検知フィードバック] の表示を [タブを隠す] に設定します。[設定] で、[クイック検索] ボックスに「アプリケーションマネージャ」と入力し、Lightning Experience アプリケーションマネージャに移動します。脅威検知アプリケーションの右側にあるドロップダウンボックスで [編集] を選択し、このアプリケーションを編集します。もし [タブの選択] セクションに手順.5で設定した 5 つのタブが含まれていない場合は、適宜 [選択されたタブ] へ移動させます。[プロファイルへの割り当て] セクションで、脅威検知アプリケーションを表示可能にするプロファイルを選択し、設定を保存します。トランザクションセキュリティによる管理者への通知設定イベントモニタリングに含まれる「トランザクションセキュリティ」機能を利用し、脅威検知イベントを対象としたトランザクションセキュリティポリシーを作成することによって、新たに脅威検知イベントが生成された際に管理者に対してメールやアプリ内通知によってアラートをあげることができます。これにより、管理者は脅威検知アプリケーションの内容を確認し、新たな脅威が発生していないか定期的に確認する必要がなくなります。以下の例では、セッションハイジャックイベントが生成された際に、管理者に対してメール通知およびアプリケーション内通知を行うポリシーを条件ビルダーを用いて作成します。[設定] で、[クイック検索] ボックスに「トランザクション」と入力し、トランザクションセキュリティポリシーに移動します。(初回のみ) トランザクションセキュリティ画面の [有効化] ボタンをクリックします。新しくトランザクションセキュリティポリシーを作成するため、[新規] ボタンをクリックします。GUI操作でポリシーを作成していく場合は [条件ビルダー] を、予めトランザクションセキュリティ用に作成したApexクラスを指定する場合は [Apex] を選択します。(今回は条件ビルダーでの作成方法で解説します)ポリシー作成画面より、以下の条件を設定し、[次へ] をクリックします。[行動]:セッションハイジャックイベントストア[条件ロジック]:すべての条件に一致 (AND)※今回、設定する条件は1つのみなのでロジックどれでもOKです[条件]: “スコア” >= “0”アクション設定画面にて、以下の条件を設定し、[完了] をクリックします。[アクション]:なし[通知]:メール内通知・アプリケーション内通知のチェックをON[受信者]: 脅威検知イベントの通知を受け取る管理者を指定[名前]:Session Hijacking Trigger Alert※作成したポリシーの内容が分かる名前を任意につけてください[状況]: 有効ポリシーが有効な状態で、脅威検知機能により新たにセッションハイジャックイベントが生成された際には、以下のようなメール通知・アプリケーション内通知が指定された管理者に対して送信されます。各々のイベントが発生した場合、前述の通りクレデンシャルスタッフィングおよびセッションハイジャックについては既にシステムによって自動で対処は完了していますが、再度同様の攻撃を受け続けないためにも、該当ユーザに対して使いまわしているパスワードがないかどうかのヒアリングや、利用端末に対するウイルスチェックの実施などを行うことで、根治対処を行うことも重要となります。同様に、レポートの異常やAPI 異常についても該当ユーザへのオペレーション内容の確認やイベントモニタリングで生成されたログの確認を行うことで本当に脅威となるアクティビティであったかどうか確認を実施します。これらの調査については、以下のヘルプページが用意されておりますので合わせてご参照ください。セッションハイジャックの調査クレデンシャルスタッフィングの調査レポートの異常の調査API 要求の異常の調査機械学習アルゴリズムへのフィードバック脅威検出イベントが生成された後は、その検知内容が適切であったかどうか管理者によって機械学習アルゴリズムに対してフィードバックを送信することができます。不正なアクセスを正しく検知できていた(正検知)という場合と、通常の業務内容などによって発生した検知であり、不正なアクセスではなかった(誤検知)という場合の両方のケース対して送信が可能になっており、こまめにフィードバックを行うことで脅威検出機能の検知精度を高めることができます。詳細はこちらのヘルプをご確認ください。フィードバックを送信したい、誤検知となった脅威検出イベントへアクセスし、右上の [Provide Feedback] をクリックします。指定した脅威検出イベントの内容について Malicious(悪意あり)、Suspicious(疑わしい)、Not a Threat(脅威ではない)、Unknown(不明)の4つから選択し、保存ボタンを押してください。学習ツールHelp - 脅威検知Help - 脅威検知イベントの表示とフィードバックの提供Help - 拡張トランザクションセキュリティTrailhead - 拡張トランザクションセキュリティまとめ脅威検知機能により、Salesforce組織に発生した脅威を顕在化させることができ、組織の管理者はこれらに気付くことで追加の対応や対策を検討するきっかけを得ることが出来るようになります。ただし、本機能の活用に当たってはログの有効化やトランザクションセキュリティポリシーの活用など、いくつか事前に準備を行っておくことが重要となりますので、本記事をきっかけに対応を進めていただけると幸いです。
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営業組織の生産性向上を実現する、体制作りと社内コミュニケーション方法
概要https://play.vidyard.com/mZtjktDSucU1WCTKMXv7FXSalesforceを活用したビジネス成長実現には、定着化の推進体制確立や現場の声をシステムに反映し続け、蓄積されたデータを元にしたアクションが重要です。本セッションでは、SFUG CUP 2021ファイナリストである株式会社ROBOT PAYMENT社から、営業組織の底上げを実現し、ビジネスを加速させた具体的な方法や成功の秘訣を、経営者とシステム管理者の視点でお話いただきます。※2021年11月に開催されたSuccess Anywhere World Tourで配信されたセッションですセッションのみどころ推進体制を専任化にした背景現場との具体的なコミュニケーション方法入力負荷軽減の為のフロー活用システム管理者のSalesforce学習方法関連ウェブセミナー、記事<定着化・推進チームの作り方> "成功"の秘訣シリーズ<データ可視化・フローを学ぶ> システム管理者のためのSalesforce基礎シリーズ / フロー初心者向け学習リソースまとめ
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この記事で学べることイベントモニタリングに含まれる2種類のログの違いリアルタイムイベントモニタリングのログの取得方法イベントログファイル(EventLogFile)のログの取得方法イベントモニタリングに含まれる2種類のログの違いイベントモニタリングライセンスには、以下2種類のログが含まれます。リアルタイムイベントモニタリング:セキュリティインシデントの発生ログとレコードへのアクセスログイベントログファイル(EventLogFile):イベント発生 / エラー / パフォーマンス分析用のイベントログこの2種類のログの違いの詳細については、以下の記事をご参照ください。イベントモニタリングとは2種類のログは、取得方法が異なりますので、それぞれのログの取得方法について説明します。リアルタイムイベントモニタリングのログ取得リアルタイムイベントモニタリングでは、イベントデータをストリーミング視聴したり、Salesforceオブジェクトに保存してクエリしたりすることができます。保存イベントの多くは、大量データの最大6か月間(認証系ログは10年間)の保存に適したSalesforce Big Objectが対応します。Big Objectではデータが Salesforce ネイティブとして保存されるため、アクセスしてレポートやその他の用途に使用できます。一部の保存イベント(脅威検知イベントなど)は、標準 Salesforce オブジェクトが対応します。リアルタイムログの記録開始については以下の記事を参照してください。ログの記録開始リアルタイムログの取得に必要な権限の設定[設定] から、次のいずれかの操作を実行します。[クイック検索] ボックスに「権限セット」と入力し、[権限セット] を選択します。[クイック検索] ボックスに「プロファイル」と入力し、[プロファイル] を選択します。権限セットまたはプロファイルを選択します。権限セットとプロファイルのどちらを使用するかに応じて、次のいずれかの操作を実行します。権限セットまたは拡張プロファイルユーザインターフェースで、権限を選択します。[設定の検索] ダイアログボックスに、「リアルタイムイベントモニタリングデータの表示」と入力します。[編集] をクリックし、オプションを選択して、[保存] をクリックします。「アプリケーションのカスタマイズ」権限についても上記の手順を繰り返します。元のプロファイルユーザインターフェースで、プロファイル名を選択し、[編集] をクリックします。トランザクションセキュリティポリシーを作成する予定の場合は、[リアルタイムイベントモニタリングデータを表示] と [アプリケーションのカスタマイズ] を選択します。[保存] をクリックします。リアルタイムイベントモニタリングを有効にするのに加えて、リアルタイムイベントオブジェクトに対するユーザ権限を設定します。リアルタイムイベントモニタリングオブジェクトには機密データが含まれる場合があります。リアルタイムログのストリーミングログの取得ここでは“Streaming Monitor”を利用してストリーミングイベントを確認する方法を紹介します。Streaming MonitorはSalesforceから提供している管理パッケージとなり、誰でも無償でご利用いただけますがサポートの対象外です。AppExchangeの“Streaming Monitor”ページより、パッケージをインストールしてください。https://appexchange.salesforce.com/listingDetail?listingId=a0N3A00000FYEEWUA5&tab=eパッケージが正常にインストールされると、アプリケーションランチャーにて“Streaming Monitor”が表示されます。Streaming Monitorページにアクセスし、[Subscribe to a channel] → [Monitoring events] → [確認したいイベント]を順に選択し、[Subscribe]ボタンを押します。(Relay optionはデフォルトのままでOK)確認したいイベント分だけ、No.3の手順を繰り返します。[Subscriptions]カラムに、指定したイベントログが表示されていることを確認します。(ここでは、一例として“LightningUriEvent”と“ReportEvent”をSubscribeしています)この状態で実際のイベントが発生すると、画面上にキャプチャされたイベントログがグラフに表示されます。グラフ上の該当ログをクリックすることで、実際のログの内容を確認することができます。リアルタイムログのストレージログの取得リアルタイムイベントモニタリングの保存イベントの多くは、大量データの最大6か月間の保存に適したSalesforce Big Objectに保存されます。保存されたログデータはデータローダを用いてダウンロードすることが可能です。データローダは、データを一括でインポートまたはエクスポートするためのクライアントアプリケーションです。データローダのインストールや利用方法の詳細は『データローダガイド』をご参照ください。データローダを開きます。[Export (エクスポート)] をクリックします。アーカイブされた活動レコードと論理削除されたレコードもエクスポートする場合は、代わりに [Export All (すべてをエクスポート)] をクリックします。Salesforceユーザ名とパスワードを入力し、[ログイン] をクリックします。ログインしたら、[次へ] をクリックします。オブジェクトを選択します。オブジェクト名がリストに表示されない場合は、[すべてのオブジェクトを表示] を選択して、アクセス可能なオブジェクトをすべて表示します。データのエクスポート先とするCSVファイルを選択または新規作成します。[次へ] をクリックします。データエクスポート用のSOQLクエリを作成します。[完了] をクリックし、[はい] をクリックして確認します。[View Extraction (抽出を表示)] をクリックして CSV ファイルを表示するか、[OK] をクリックして閉じます。イベントログファイル(EventLogFile)のログについてイベントログファイルのログは、“EventLogFile”という名前の専用オブジェクトに格納されます。EventLogFileオブジェクトではイベント種別、対象日(または対象時間)ごとに1件のレコードが作成され、ログデータがBase64に符号化されてLogFile列に格納されています。EventLogFile でサポートされているイベント種別イベントログファイルの保存期間はSpring’24のアップデートにより30日間から1年間に拡張されました。この保管期間の拡張を有効にするには、[イベントモニタリング設定] より、[イベントログファイルを保持]にチェックを入れてください。イベントログファイルの取得に必要な権限の設定[設定] から、次のいずれかの操作を実行します。[クイック検索] ボックスに「権限セット」と入力し、[権限セット] を選択します。[クイック検索] ボックスに「プロファイル」と入力し、[プロファイル] を選択します。権限セットまたはプロファイルを選択します。権限セットとプロファイルのどちらを使用するかに応じて、次のいずれかの操作を実行します。権限セットまたは拡張プロファイルユーザインターフェースで、権限を選択(または新規作成)します。[設定の検索] ダイアログボックスに、「イベントログファイルを参照」と入力します。[編集] をクリックし、オプションを選択して、[保存] をクリックします。「API の有効化」権限についても上記の手順を繰り返します。元のプロファイルユーザインターフェースで、プロファイル名を選択し、[編集] をクリックし、[イベントログファイルを参照] と [API の有効化] を選択します。[保存] をクリックします。イベントログファイルのダウンロードイベントログファイルはSalesforceオブジェクトのレコードであるため、さまざまな方法でダウンロードできます。イベントログファイルブラウザーデータローダーcURLスクリプトPythonスクリプトetcここではイベントログファイルブラウザーを使用し、base64デコード済みのcsvファイルを直接ダウンロードする方法を紹介します。組織にログインします。[設定] から、クイック検索で“イベントモニタリング”と入力し、[イベントログファイルブラウザー] を選択します。検索する日付範囲を入力します検索するイベント種別を入力します間隔(すべて / 毎日 / 1時間ごと)を入力します[適用] をクリックしますこのリストには、指定した日付や時間、イベント種別に該当するイベントログファイルが表示されます。これらのログをブラウザアプリケーションで直接開くことはできませんが、csvファイルとして手元にダウンロードすることができます。右端の▼マークのアイコンをクリックして、[csvファイルとしてダウンロード] を選択します。今回は一例としてLightningページビューイベントのログファイルをダウンロードします。このファイルをスプレッドシートで開いて内容を確認します。PAGE_URL項目でアクセスしたページやレコードを示すURLを、USER_ID項目でユーザのIDを確認することが可能です。学習ツールTrailhead - リアルタイムイベントモニタリングTrailhead - イベントモニタリング動画 - イベントモニタリング設定動画_基礎編(ログの有効化と取得)まとめイベントモニタリングで取得できる二種類のログ(リアルタイムログおよびイベントログファイル)の取得方法はそれぞれ異なります。今回はストリーミングや取得方法の一例をご紹介しました。ご利用開始後、適切な方法でログを取得しイベントモニタリングを最大限にご活用ください。
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おうちでゆっくり!エクスペリエンスビルダーサイトを作ってみよう
この記事で学べること全4回の動画(15分から20分)をご覧いただくことで、エクスペリエンスビルダーサイトの構築や新機能を学ぶことができるようになっています。さらに、本動画は、無償で取得いただける開発者組織(Developer Edition)を使いどなたでも見栄えの良いサイト構築を体験いただける構成になっています。すでにExperience Cloudをご契約いただいているお客様はもちろん、Experience Cloudに興味をお持ちのお客様はぜひお試しください。ご紹介テーマ一覧動画で扱っているテーマは、下図の通りです。ご紹介動画https://play.vidyard.com/AdE6165CQNyhzihsDecM3nご紹介資料▼第1回目 ベース・ハンズオン その1▼第2回目 ベース・ハンズオン その2▼第3回目 CRM連携・ハンズオンその1▼第4回目 CRM連携・ハンズオン その2
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この記事で学べることExperience Cloudの利用イメージや画面構築に関するTipsを中心にをご紹介しております。設定イメージを掴むために、まずはSandboxにてお試しいただくことを推奨します。1.初期設定Experience Cloudサイトの作成Experience Cloudサイトのデフォルトの言語設定2.基本設定サイトページとブランディングエクスペリエンスビルダーの基本会社ロゴやサイト全体のトーンのカスタマイズサイトのテーマを適用ヘッダーコンポーネントのカスタマイズヒーローコンポーネントのカスタマイズナビゲーションメニューナビゲーションメニューコンポーネントのカスタマイズ3.ユースケース別よくある機能設定ヘルプポータルケース(お問い合わせ)へのアクセスケースのレコードページのカスタマイズナビゲーションメニューコンポーネントのカスタマイズケース(お問い合わせ)の作成【カスタマーサポートへの連絡】ボタンの設定社内とサイトユーザ間のケース(お問い合わせ)に関するやりとりケースコメントを利用したやりとりレコード上のChatterを利用したやりとりナレッジ(FAQ)を公開しよくある質問の自己解決を促進トピックの設定ナレッジにトピックを割り当てるユーザーコミュニティサイトユーザ同士でディスカッション(Q&A)を行い問題を解決トピックの設定質問ボタンの設定コミュニティメンバー同士や社内とコミュニティメンバーで情報共有Chatterグループを作成コミュニティメンバー同士のディスカッションや情報共有を活性化レコグニションバッジの設定活動目的の設定評価ポイントと評価レベルの設定アカウントポータルSalesforceのレコードへのアクセスオブジェクト固有のレコードページを作成ナビゲーションメニューコンポーネントのカスタマイズSalesforceのレコードを作成レコード作成ボタンの設定社内とサイトユーザ間で共有しているSalesforceレコードに関するコラボレーションレコード上のChatterを利用したやりとりレコード上でのファイル共有Salesforceのレコード以外の情報へのアクセスコミュニティページを作成ナビゲーションメニューコンポーネントのカスタマイズ4.その他の機能設定おすすめの設定5.管理者設定サイトメンバーの設定プロファイルの作成ExperienceCloudサイトユーザの作成Experience Cloudサイトへのメンバーの追加その他の管理設定ログインページのブランドのカスタマイズサイトの有効化Quip版はこちらからアクセスいただけます。
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この記事で学べることExperience CloudとはExperience Cloudの基本を学ぶExperience Cloudとは?Experience Cloudは、社内で利用しているシステムや情報を安全に、外部のパートナー様やお客様へ広げる仕組みを提供する製品です。下図は、Experience Cloudの全体像を示しています。「自社内」(赤)で利用している情報を、共にビジネスを行う代理店やパートナー様へ共有するためのサイトを「パートナー向けサイト」(黄)と記載しています。例えば、自社で利用する顧客情報や商談情報など、必要な情報を代理店様へ共有することで、円滑な営業活動を実現します。さらに「自社内」(赤)で利用している情報を、自社のお客様へ共有するためのサイトを「カスタマー向けサイト」と記載しています。カスタマー向けサイトには、認証(ログイン)ありでアクセスいただくもの(緑)と認証(ログイン)なしでどなたでもアクセスできるもの(青)の大きく2種類のサイトがございます。カスタマー向けサイト(認証あり)については、例えば、お客様にお問い合わせ作成機能をご利用いただき、ご自身で問い合わせをできるようにし効率的なお問い合わせ受付を実現したり、お客様にコラボレーション機能(Chatter)をご利用いただき、お客様同士のコラボーレーションを促進し、企業へのエンゲージメントを深めることを実現します。カスタマー向けサイト(認証なし)については、代表例として、公開FAQサイトがあげられます。例えば自社で利用しているナレッジをすべてのお客様にも共有することで、自社のお問い合わせ削減や自己解決できることを増やすことによる顧客満足度の向上を実現します。Experience Cloudの基本を学ぶ先ほどご紹介しました3つのサイトに関しては、下記の動画をご覧ください。パートナー向けサイトhttps://play.vidyard.com/bR4TH1xJqNZwcTaxpKYQNFカスタマー向けサイトhttps://play.vidyard.com/4vKZB4hTK8Ao2CVXQ6B323公開FAQサイトhttps://play.vidyard.com/onTxNvstqZA4vpH8oDP4kLまとめExperience Cloudの概要や利用イメージは理解できましたか?Experience Cloudの大きな特徴は、社内でご活用いただいているSalesforceの仕組みや情報を、必要な外部の方向けにセキュアに共有するという点です。
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Event Monitoring Analyticsの主要なダッシュボード
この記事で学べることイベントモニタリングに含まれる2種類のログのうち、Event Monitoring Analyticsは、イベントモニタリングを分析対象としていることEvent Monitoring Analyticsで提供される主要なダッシュボードの使い方イベントモニタリングに含まれる2種類のログの違いイベントモニタリングライセンスには、以下2種類のログが含まれます。リアルタイムイベントモニタリング:セキュリティインシデントの発生ログとレコードへのアクセスログイベントモニタリング:イベント発生 / エラー / パフォーマンス分析用のイベントログこの2種類のログの違いの詳細については、以下の記事をご参照ください。イベントモニタリングとはEvent Monitoring Analyticsでは、イベントモニタリングのログからさまざまなダッシュボードが提供されています。Event Monitoring Analyticsで提供される主要なダッシュボードここでは特にセキュリティ観点で優先的に確認することが好ましいと考えられるダッシュボードのついて記載をしています。1.Login不審なログイン傾向を把握するために確認します。Who Logs In the Most 折れ線グラフで不審な傾向(不自然なスパイク等)を評価 します。不審なログインがあった場合、どういったユーザの動きであったか確認します。以降のダッシュボードについては是非お手持ちの環境で画面を操作しながら確認をいただけます様お願いいたします。2.Reports および Report Downloadsレポートの使用やエクスポートの傾向を把握するために確認します。Reportsダッシュボードの Report Trend by User折れ線グラフで不審な傾向を評価します。不審なユーザがあった場合、ユーザ名やアクセスしたレポートを確認します。グラフ左上の [▼ボタン] | [調査] から [条件タブ] を開き、ORIGINやRENDERING_TYPEの値からどのようにレポートにアクセスされたかフィルタをかける事ができます。値の意味についてはディベロッパーサイトを確認します。レポートのエクスポートに特化して評価する際にはReport Downloads を利用します3.Filesファイルがどの様な取り扱いをされたか傾向を把握するために確認します。How Many File Transactions Are Occurring in My Org? 折れ線グラフで不審な傾向を評価します。値の意味については ディベロッパーサイトを確認します。不審なトランザクションがあった場合、どういったファイルへのトランザクションがあったか、誰がトランザクションを発生させていたかを調査していきます。4.Page View(URIs)ユーザがどのIPからどのページへアクセスしたか傾向を把握するために確認します。Page View Trends By User 折れ線グラフで不審な傾向を評価 します。不審なユーザの傾向があった場合、どにIPアドレスアクセスされたかをShared IPs By Userグラフから、どのページを見ていたかをPage Views By Userから確認します。上記で代表的なダッシュボードの紹介をしてきましたが 2.Reports および Report Downloadsでも紹介した通り各グラフの左上に表示される ▼ボタン] | [調査] を選択することでより絞り込んだ条件で分析をすることができます。そしてより絞り込んだ条件で表示されたグラフから、詳細を確認したい領域を選択した上で、画面左上の [テーブルモード] | [値テーブル] を選択することでデータセットの値を確認することもできます。上記、確認観点や方法をご案内いたしました。ここで紹介した内容は一般的に必要と考えられる内容を記載したものですので、貴社において必要と考えられる観点がありましたら、積極的に調査観点を追加していただきたく存じます。まとめ不審な傾向を把握するためには通常の傾向を把握しておくことが重要です。定期的にダッシュボードを確認し組織の動きの傾向把握をぜひとも実施くださいます様お願いいたします。
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Event Monitoring Analyticsの利用開始
この記事で学べることイベントモニタリングをご利用いただいているお客様にはEvent Monitoring Analyticsという分析を目的としたアプリケーションをご利用いただけます。本記事はEvent Monitoring Analytics を利用開始するまでの手順を紹介します。活用については別途、以下の記事もご確認をお願いします。Event Monitoring Analyticsの主要なダッシュボードイベントモニタリングに含まれる2種類のログの違いイベントモニタリングライセンスには、以下2種類のログが含まれます。リアルタイムイベントモニタリング:セキュリティインシデントの発生ログとレコードへのアクセスログイベントモニタリング:イベント発生 / エラー / パフォーマンス分析用のイベントログこの2種類のログの違いの詳細については、以下の記事をご参照ください。イベントモニタリングとはEvent Monitoring Analyticsは、この2種類のログの中で、イベントモニタリングのログを対象に分析するツールです。Event Monitoring AnalyticsとはEvent Monitoring Analytics アプリケーションは、イベントモニタリングログからユーザや組織の動作に関するインサイトを提供します。アプリケーションの作成は簡単で、事前作成済みのダッシュボードやデータセットが付属しているため、すぐに探索を開始できます。このアプリケーションを使用することにより、組織のデータの詳細を調べ、不審な行動、ページのパフォーマンスの低下、ユーザ導入の低下などをすばやく特定できます。Event Monitoring Analyticsの利用開始方法1.CRM Analyticsとイベントモニタリングの有効化注:CRM Analyticsの有効化を行うユーザには、先に「Event Monitoring Analytics 管理者」権限セットの割り当てが必要ですSalesforce の [設定] メニューの [管理] で、[機能設定] | [分析] | [Analytics Cloud] | [始めましょう] を選択し、[分析の有効化] をクリックします。[設定] 画面の [クイック検索] ボックスに「イベント」と入力し、[イベントモニタリング設定] を選択し、[Analytics アプリケーションでイベントログデータを表示] を有効にします。2.Event Monitoring Analytics アプリケーション権限設定と権限セットの割当Event Monitoring Analyticsを利用するユーザに割り当てられたプロファイルの設定で、割り当てられたアプリケーションからAnalytics Studio (standard__Insights)の参照可能にチェックが付いている事を確認します。もしチェックが無い場合、カスタムプロファイルまたは、権限セットの割り当てられたアプリケーションから本権限を付与します。次にEvent Monitoring Analyticsを利用するユーザに「 Event Monitoring Analytics ユーザ」又は「Event Monitoring Analytics 管理者 」の権限セットのどちらかを割り当てます。ダッシュボードやデータセットを表示するユーザには「 Event Monitoring Analytics ユーザ」権限セットを、アプリケーション、ダッシュボード、データセットの作成や、Event Monitoring アプリケーション操作環境のカスタマイズを行うユーザには「Event Monitoring Analytics 管理者」権限セットを割り当てます。3.Event Monitoring Analytics アプリケーションの作成と共有Analytics Studioを開きます。アプリケーションランチャーから[Analytics Studio]を選択します。アプリケーションを作成します。Analytics Studio ホーム画面の右上の[作成]ボタンから[アプリケーション]を選択します。新規アプリケーションを作成ウィンドウのすべてのテンプレートから[Event Monitoring Analytics App]を選択し、ウィンドウ右下にある[次へ]をクリックします。ステップ1からステップ6までは、作成したいデータセットと何日分のデータを格納するかを入力するガイダンスが表示されるのですべての質問に“Yes”と入力し追加表示されるオプションにはすべて“30”と入力していきます。作成されたダッシュボードが少ない、また見れるデータが少ないと問い合わせを多く受けますが、原因は、こちらですべての項目が入力されていないためです。ステップ7ではチェックを入れずに[次へ]をクリックします。チェックを入れてこの機能を有効にすると、ネットワークの負荷が軽減され、大規模なデータセットのデータフロージョブを高速化できます。この機能の検証を希望する場合はチェックを入れて[次へ]をクリックします。この機能は2023年6月時点でベータ機能のため、この機能をオンにしてアプリケーションを作成された場合、Salesforceサポートでの調査を実施させていただけない場合がございます。任意のアプリケーション名を入力します。ログレベルはデフォルトのままで構いません。こちらのオプションは、今回のアプリケーション作成ログに関するもので、イベントモニタリングのログとは関係ありません。ガイダンスへの入力が全ステップ完了すると作成中の画面に切り替わります。作成が完了するとメールが届きます。データマネージャーを開きます。アプリケーションの作成が完了したらAnalytics Studioのホーム画面下にある[データマネージャ]をクリックします。開いた画面の左ペインの下側にある[データフローを管理]をクリックします。データフローからスケジュールを設定します。左ペインから[データフローとレシピ]を選択します。開いた画面から[データフロー]を選択します。開いた画面から、作成した[アプリケーション名_AppendDataflow]があるので右側の▼ボタンから[スケジュール]を選択します。アプリケーションに最新データが取り込まれ、更新による中断を最小限に抑えるには、イベントログファイルが生成されてから数時間後にデータフローが実行されるようにスケジュールする必要があります。そのため推奨の時刻はAM6:00~AM7:00程度となります。スケジュールを設定したら[保存]をクリックします。また古いバージョンの画面ではありますが、動画の説明資料もありますのでご確認をお願いします。動画 - イベントモニタリング設定動画_応用編①(Event Monitoring Analytics)4.Event Monitoring Analytics アプリケーションのアップグレード画面に新しバージョンのリリースを案内するバナーが表示されることがあります。その際に[現在のアプリケーションをアップグレード] と[新規アプリケーションを作成] を選択することができます。ただし、 [現在のアプリケーションをアップグレード] を選択した場合、カスタマイズが削除されるので実施には注意が必要です。学習ツールHelp - Event Monitoring Analytics の日次データフローのスケジュールHelp - 1 時間ごとのイベントログと 24 時間のイベントログの違いTrailhead - Event Monitoring Analytics アプリケーション 動画 - イベントモニタリング設定動画_応用編①(Event Monitoring Analytics)まとめ適切な権限設定を行い、分析を有効化した上で、 すべてのログの取り込みを“Yes”にした上でアプリケーションの作成と共有を行えば、Event Monitoring Analyticsをお使いいただく事ができます。
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この記事で学べることイベントモニタリングに含まれる2種類のログの違いリアルタイムイベントモニタリングの取得開始方法ストリーミングとストレージの違いイベントモニタリングに含まれる2種類のログの違いイベントモニタリングライセンスには、以下2種類のログが含まれます。リアルタイムイベントモニタリング:セキュリティインシデントの発生ログとレコードへのアクセスログイベントモニタリング:イベント発生 / エラー / パフォーマンス分析用のイベントログこの2種類のログの違いの詳細については、以下の記事をご参照ください。イベントモニタリングとはこのうち、イベントモニタリングのログは組織へイベントモニタリングライセンスが付与されたタイミングから自動的に生成が開始されるようになっており、お客様側でログ取得を開始するための設定は必要ありません。一方で、リアルタイムイベントモニタリングのログについては、組織へライセンスが付与された後に管理者の方がログの取得開始設定を行う必要がございます。そのため、Salesforce組織にイベントモニタリングが初めて導入された際には、以下の手順を参考にしてリアルタイムイベントモニタリングのログ取得設定を行ってください。リアルタイムイベントモニタリングの取得開始方法リアルタイムイベントモニタリングのログを取得開始するためには、「アプリケーションのカスタマイズ」および「設定の参照」権限が必要となります(システム管理者の方であれば、初めから権限が付与されています)その後、権限を持つユーザにより、以下の手順にてリアルタイムイベントモニタリングの各ログを有効化していきます。[設定] から、[クイック検索] ボックスに「イベント」と入力し、[イベントマネージャ] を選択します。有効化するイベントの横にあるドロップダウンメニューをクリックします。イベントの [ストレージ を有効化] および [ストリーミング を有効化] を選択します。有効化したいログ種類分だけ、手順2,3を繰り返します。(特段の要件がなければ、全て有効化しておくことを推奨します)ログ取得設定の有効化後、組織に蓄積されたログへアクセスする方法については以下の記事をご参照ください。ログの取得方法ストリーミングとストレージの違いリアルタイムイベントモニタリングには、ストリーミング と ストレージ の2種類があります。ログインやレポートへのアクセスなど、一つの操作からストリーミングとストレージの両者に対して同一内容のログ(※)が生成されます。(※) 厳密にはログのレコードIDなどが異なります。以下の図は、Salesforce組織のレコードアクセス時に記録されるLightningUriイベントの生成例です。ストリーミングログは、ストリーミング API を用いて対象のイベントをリッスンしているクライアントに対し、イベント内容をプッシュします。そのため、イベントを受信する専用のクライアントがあり、ログ監視などSalesforceのイベントチャネルと接続しておくことで即時性を持ってイベントデータを受け取りたい用途がある場合に利用します。ストリーミングログは、最大3日間保持されます。ストレージログは、ログデータをBig Objectに配置することで、過去6か月分のリアルタイムイベントモニタリングログを組織に保管することができます。過去6か月(認証系のログは10年)までのログデータの保全や、SOQLを用いた特定の条件に絞ったログの検索に利用します。また6か月以上のログの長期保存などでイベントログをお客様側の環境へダウンロードする際にも、ストレージログを参照します。学習ツールHelp - リアルタイムイベントモニタリングイベントの管理動画 - イベントモニタリング設定動画_基礎編(ログの有効化と取得)まとめイベントモニタリングには、リアルタイムイベントモニタリング と イベントモニタリング の2種類のログが存在します。このうち、リアルタイムイベントモニタリングのログはライセンスが付与されただけではログの取得が開始されないため、管理者の方が組織の設定画面からログ取得の有効化作業を行って頂く必要があります。
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この記事で学べることイベントモニタリングの目的と全体像イベントモニタリングでできることログの取得 - リアルタイムイベントモニタリングとEventLogFileによるイベントモニタリングについてログの活用 - イベントモニタリング各活用機能の概要イベントモニタリングの目的と全体像イベントモニタリングとは、データの安全性を確保するためにSalesforceに搭載されている有償のセキュリティアドオンツールの1つです。Salesforceでは組織のユーザアクティビティを「イベント」と称しますが、このツールを使用すると、システム管理者は、いつ、誰が、どのレコードにアクセスしたかといった個別のイベントに関する情報を細部まで確認することができるようになります。また、イベントモニタリングに含まれる様々なログの活用機能により、イベントのトレンドを追跡し異常な行動をすばやく特定したり、あらかじめ定義した条件に抵触するアクセスをブロックしたりすることができ、組織のデータを保護することができます。ログ記録監視の重要性と必要性Salesforceで標準機能として提供されるログ機能ではユーザのログイン履歴は記録されるものの、ページアクセスやレポートの実行、データエクスポートなどのアクセスログは記録されません。万が一、情報漏えいなどセキュリティインシデントを疑う事象が起きた際に、ログを用いて十分な調査を行い、企業として説明責任を果たすためにはイベントモニタリングが必須です。また、厳格なログ管理や証跡管理は多くの業界ガイドラインでも提言されているため、イベントモニタリングを導入しアクセスログを監視、管理することでこれらの要求事項を実現し、企業のコンプライアンスを強化することができます。ログの記録イベントモニタリングで取得できるログには、次の二種類があります。リアルタイムイベントモニタリングイベントモニタリング(EventLogFile)リアルタイムイベントモニタリングはセキュリティインシデントの発生ログとレコードへのアクセスログの記録と分析を目的としています。アクセスログでは、監視対象は主にアクセスしたレコードを特定するためのレコードID、さらにレポートやビューでは、出力された項目が特定できます。ログはリアルタイムで保存され、ログのタイプにより6ヶ月から10年保存されます。また一部のログタイプはストリーミング配信可能です。リアルタイムイベントモニタリングは、ログのタイプごとに有効化の設定を行う必要があります。一方、イベントモニタリングは、イベント発生 / エラー / パフォーマンス分析用のイベントログを保存することを目的としています。ログの保存はリアルタイムではなく、1時間ごと及び24時間ごとの2種類のログを30日間保存します。監視対象は主にイベントの発生を識別する情報で、URIや実行されたレポートや実行されたSQLなどで、イベントの発生頻度、パフォーマンスなどを分析するのに役立ちます。ライセンスをご購入いただくと自動的にログの記録を開始します。ログの記録開始、ログの取得方法(保存方法)は次の関連記事をご参照ください。ログの記録開始ログの取得方法アクセスログログの参照ガイドログの活用イベントモニタリングにはログの取得のほかに、ログを活用する機能として、次の3つの機能が含まれています。AIによる脅威検知 - Threat Detectionログの可視化・分析 - Event Monitoring Analyticsリアルタイム制御 - Transaction SecurityAIによる脅威検知機械学習アルゴリズムによって「パスワードリスト攻撃」「セッションハイジャック」「異常レポート出力」「API異常」に対応するリアルタイム監視イベントを生成し、組織への不正アクセスの兆候やユーザの行動の異常を検知する機能です。システム管理者は脅威検知用のイベント管理アプリケーションで検知された脅威を確認することができます。また、後でご紹介するトランザクションセキュリティを使用して、検知された驚異を管理者に通知することができます。また、検知された脅威イベントの詳細を確認し、「悪意あり」「脅威ではない」といった重大度に関するフィードバックをSalesforceに送信してAIに学習させることで、検知精度向上に役立てることができます。脅威検知の利用開始ログの可視化・分析イベントモニタリングのライセンスには、Event Monitoring Analyticsという名称で、ログおよび組織の情報の可視化、分析に特化した Tableau CRM(旧:Einstein Analytics)のライセンスが10ライセンス付属しています。Event Monitoring Analyticsに予め用意された16種類のダッシュボードで簡単にログの分析ができ、Salesforce組織の利用状況やセキュリティに関する脅威・傾向を素早く発見することができます。Event Monitoring Analyticsの利用開始Event Monitoring Analyticsの主要なダッシュボードリアルタイム制御分析によって得られた考察などをもとに、任意の標準オブジェクトまたはカスタムオブジェクトに対して標準機能で提供されているセキュリティ機能よりもさらに細かいアクセス条件(ポリシー)を設定し、ユーザのセキュリティコントロールができる機能です。ポリシーに抵触するアクセスを検知すると操作の実行を制御したり、管理者へ通知したりすることが可能です。この機能を活用することにより、システム管理者やセキュリティ担当者はアクセスログの確認や分析によりセキュリティインシデントの痕跡を事後に確認するだけでなく、疑わしい行為を検知し未然に防ぐことが可能になります。拡張トランザクションセキュリティの設定(準備中)動画を見るhttps://play.vidyard.com/3SjYC4K4K73yXfyTvB51sA学習ツールTrailhead - リアルタイムイベントモニタリングTrailhead - イベントモニタリング動画 - イベントモニタリング設定動画_基礎編(ログの有効化と取得)動画 - イベントモニタリング設定動画_応用編①(Event Monitoring Analytics)動画 - イベントモニタリング設定動画_応用編②(トランザクションセキュリティ)まとめイベントモニタリングを導入しログを収集・管理することにより、システム管理者はSalesforceの日々の利用状況を時系列で把握することができ、万が一、データ漏えいなどが起こった際には、速やかに原因や影響範囲の特定が可能になります。また、ログの記録だけでなく、専門家が不在でもAIによるログの分析により脅威を検知したり、ログを簡単に可視化・分析して利用状況やセキュリティに関する脅威を発見したり、さらには分析によって得られた考察からよりきめ細かいセキュリティコントロールを実装したりすることが可能になります。イベントモニタリングの活用にご興味をお持ちのお客様はぜひ以下のウェビナーもご視聴ください。「今注目!リモートワークのセキュリティ対策 〜Salesforce Shieldでリスクを未然に防ぐ〜」(オンデマンド視聴)
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様々な場所に散在していた資料を集約し、探す手間を減らすだけでなく、ナレッジ共有による活発なコラボレーションに役立つアプリをご紹介します。※各アプリの機能の概要や特徴はサービス名をクリックしてご確認いただけます。CORRESSA ファイル共有CORRESSA ファイル共有は、プロジェクト(業務)内の特定部ループ間でファイルを共有する機能です。この機能は、プロジェクト(業務)における参考文書、前フェーズの完成図書、既設の図面等、当該プロジェクト(業務)内でファイルを共有する共通の場所を提供します。※「CORRESSA ファイル共有」は、「CORRESSA」のオプション機能です。「CORRESSA」のご利用が必須となります。Fleekdrive大容量のファイルの管理・共有・配信における課題をすべて解決します。また、ファイルの関連付けやフォルダ階層化のみならず、ファイルをブラウザ上で同時編集、ファイルを見ながらチャットする などコラボレーション機能も充実しています。Box for SalesforceSalesforceのレコード内からBoxに保存されたコンテンツに対して素早くアクセス、共有が可能になり、業務効率が向上します。コンテンツは社内外のプロジェクトメンバーとスマートフォンやタブレットなどで共有することが出来る為、プレゼン資料や契約書、提案書などをチームで共同作業し、完成後にお客様と共有することが可能です。Dropbox for SalesforceSalesforceからDropbox に保管されている大切なコンテンツをお客様や社内のメンバーと共有し、共同作業をより効率化します。Salesforce版Dropboxのモバイル アプリを使えば、SalesforceからいつでもどこでもDropbox 内のファイルを共有することができます。