Optimizerを使用して組織のメンテナンスをしよう
公開日: 2021.04.27
この記事で学べること
- Salesforce Optimizer アプリケーションを利用した機能の改善、カスタマイズのクリーンアップ、複雑さの軽減、機能の採用の促進を方法
※ OptimizerのPDFはSummer’21で廃止されました
Salesforce Optimizer アプリケーションとは
Salesforce Optimizer アプリケーションとは、組織のストレージ、項目、カスタムコード、オブジェクトのカスタムレイアウト、レポートとダッシュボードなど、50 種以上の使用状況のスナップショットを作成できるツールです。例えば、誰も入力していない項目の検出、アクションが設定されていないワークフロールールを発見する等ができます。
Salesforce Optimizerを実行するタイミングは、毎月のメンテナンスや、新しいアプリケーションをインストールする前、各 Salesforce リリースの前を推奨します。また、少なくとも四半期に 1 回は、実行することを検討してください。
Optimizer アプリケーションの操作手順
それでは、Salesforce Optimizerアプリケーションにアクセスし、実行してみます。
操作手順
1.[設定]|[クイック検索]ボックスに「オプティマイザ」と検索し、 [オプティマイザ]をクリックします。
2.[アクセスを許可]をクリックし、Salesforce Optimizer アプリケーションを有効化するためのアクセス権を許可します。
アクセスを許可すると、アプリケーションランチャーに[Salesforce Optimizer]というアプリケーションが作成されます。
3.毎月実施するスケジュールを設定するかを選択し、[オプティマイザを開く]をクリックします。
4.[Optimizerを実行]をクリックします。
完了したら、画面右上の[通知]マークに通知が届きます。
実行結果の[機能]名をクリックすると、さらに詳細を確認することができます。詳細画面には、項目名や、設定変更するために参考となるヘルプドキュメント、推奨アクションが表示されています。また、項目名から、設定画面にアクセスすることが可能です。
Salesforce Optimizerアプリケーションを使用することで、組織の状態を把握し、またすばやく機能の設定変更ページへとアクセスすることができました。
考慮事項
- Optimizer アプリケーションにアクセスするには、「アプリケーションのカスタマイズ」権限、「すべてのデータの編集」権限、「ユーザの管理」権限が必要である
学習ツール
- Salesforce Optimizer の使用を開始(Trailhead)
- Salesforce Optimizer を使用した実装の改善(ヘルプドキュメント)
まとめ
いかがでしたでしょうか。Salesforce Optimizerを利用することで、組織の状態を把握し、使っていない項目や機能はメンテナンスをすることができます。定期的に実行し、より最適化された使いやすい組織の維持を目指しましょう。ぜひまだの方は活用してみてください。
公開日: 2021.04.27
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