Tableau Next初期設定手順

公開日 : 2025.07.17

Share:

このたびはTableau Nextをご導入いただき、誠にありがとうございます。

この記事では、Tableau Nextの初期設定について解説します。

2025年10月14日以降、Data Cloud は Data 360 にブランド変更されました。Salesforce画面についてはまだ旧名称(Data Cloud)での表示が残っている部分がございます。

設定開始前に確認いただくこと

  • 設定作業を行うユーザーがSalesforceのシステム管理者プロファイルを持つこと
  • [重要] ご契約ライセンスの確認(使用量ベース/消費無制限)
    • Tableau Next は、使用量ベースでのクレジット消費が発生しない(無制限の)製品ですが、ご契約ライセンスによっては使用量ベースでクレジット消費が発生する場合がございます。
    • 以降の手順は、無制限ライセンスご契約の前提で記載しておりますが、使用量ベースのライセンスご契約の場合は、権限セットの表示名などが異なる場合がございます。
    • 現状のご契約ライセンスがどちらに該当するか不明な場合は、弊社営業担当までご確認ください。

ガイド付きセットアップで初期設定する

  1. Salesforce の[設定]画面を開き、クイック検索に「Tableau Next」と入力します。
  2. [Tableau Next 設定]をクリックします。
  3. 表示されたセットアップ手順を、上から順に実施することで初期設定が完了します。


設定の詳細を次セクション以降で解説します。

※ 今後の製品アップデートに伴い、設定手順や画面表示が変更になる場合がございます。最新の手順については、
 [Help | ガイド付き Tableau Next の設定] もご参照ください。

ステップ1:Data 360 コンポーネントをインストール


Tableau Next のデータレイヤーは、Data 360を基盤としています。そのため、まずはData 360の有効化を完了させる必要があります。
「Data 360 コンポーネントをインストール」のボタンをクリックし、有効化を開始してください。(完了までには、約30分〜1時間かかります)
なお、設定画面上に「完了」と表示されていれば、追加の設定は操作は不要ですので、本ステップはスキップしてください。

ステップ2:Tableau Next を有効化

  1. 「Tableau Next を有効化」のトグルをオンにします。
  2. 有効化すると、実行したシステム管理者ユーザーに[Data Cloud アーキテクト]と[Tableau 無制限管理者]の権限セットが自動的に割り当てられます。

ステップ3:管理者ユーザーを選択

[設定手順] > [管理者ユーザーを選択] から、Tableau Next 管理者として指定するユーザーを追加できます。デフォルトでは、前ステップ [Tableau Next を有効化] を実行した1名のユーザーのみがTableau Next 管理者となっています。

  1. [管理者を追加]をクリックします。
  2. ユーザーを検索して選択します。
  3. 選択内容を保存します。



管理者に追加したユーザーには[Data Cloud アーキテクト]と[Tableau 無制限管理者]の権限セットが自動的に割り当てられます。
※ Tableau Next および Data 360 権限セットの詳細は
[Help | Tableau Next 権限セットとライセンス] をご参照ください。


ステップ4:AI 機能を有効化

[設定手順] > [AI 機能を有効化] のトグルをオンにします。オンにすると、以下がまとめて自動で設定されます。

  • Data 360 との接続の構成
  • Einstein と Agentforce の有効化
  • Tableau Agent(Tableau Next の分析エージェント)の作成
  • 管理者ユーザーへのエージェントアクセス権限の付与


※「AI 機能を有効化」ボタンが表示されない場合

事前に以下の設定を実施ください。

1. [設定]のクイック検索から[Salesforce Go]を開きます。

2. 機能の検索ボックスで「スタジオ」と入力し [Agentforce Studio] を選択します。

3. [設定]をクリックし、その後の画面で[有効化]をクリックします。

4. 有効化が完了したら[Tableau Next 設定]画面に戻り、[AI 機能を有効化] が表示されることを確認します。



「標準オブジェクトを接続」「データをセキュアにする」について

[設定手順]には、このほかに [標準オブジェクトを接続] と [データをセキュアにする] ボタンが存在します。Salesforce の標準オブジェクト(取引先・商談など)のデータを Tableau Next で分析したい場合に実施する手順であり、この時点での実行は必須ではありません。

  • 標準オブジェクトを接続:標準オブジェクトのレコードを Data 360 に取り込み、標準セマンティックモデルを使って分析できるようにします。
  • データをセキュアにする:取り込んだデータに、レコードの所有者・ロール階層・マネージャー階層にもとづくアクセス権を設定し、ユーザーごとに参照できるデータを制御します。


詳細は
[Help | ガイド付き Tableau Next の設定] および [Help | Tableau Next でのデータガバナンスと共有] をご参照ください。

以上で、Tableau Next の初期ガイド付きセットアップは完了です。

管理者以外のユーザーの追加や追加機能の設定方法は、以降に記載します。

ユーザーを追加する

管理者以外のユーザーに Tableau Next の利用権限を付与する場合は、 Tableau Next アプリケーションの[管理]画面で行います。
※ ユーザーの追加には、Tableau Next 管理者相当の権限が必要です。

ステップ1:Tableau Next の ユーザー権限を割り当てる

1.  アプリケーションランチャーから[Tableau Next]を開きます。

2.  画面左下[管理]を開き、クイックアクション欄の[ユーザーを追加]をクリックします。

3.  ユーザーに割り当てる権限セットを選択します。
※ Tableau Next の無制限ライセンスをご契約の場合は、
名前に「無制限」と記載されている権限セットを必ず選択する必要があります。詳細は [Help | 未測定の Tableau Next ライセンスと権限セットの割り当て] をご参照ください。
※ Tableau Next 権限セットのそれぞれの役割や詳細は [Help | Tableau Next 権限セットとライセンス] をご参照ください。

4.  指定した権限を割り当てたいユーザーを選択し、[保存] をクリックします。

ステップ2:Tableau Agent を使うユーザーへの追加設定を行う

Tableau Agent(分析向けエージェント)を利用するユーザーには、ステップ1の権限付与に加えて次の設定が必要です。これらは Tableau Next アプリではなく、Salesforce の[設定]画面で行います。ガイド付きセットアップでエージェントへのアクセス権限が自動で付与されるのは、管理者ユーザーのみです。

  1. [設定]>[権限セット]を開き、 [Agent Access - Agentforce and Visualization V2] を選択します。
  2. 画面上部[割り当ての管理]を開き、エージェント利用権限を付与したいユーザーを選択・保存します。

追加機能を設定する(任意)

Tableau Next アプリケーションを開き、[管理]>[設定] > [一般設定] > [Tableau Next の機能]から、必要に応じて各機能を有効化します。

各機能の詳細は、[Help | Tableau Next 機能の設定] をご参照ください。

動作確認

データ接続や Tableau Next ダッシュボードの作成方法については、以下をご参照ください。


Tableau Next でダッシュボードを作成した後は、次の手順で Tableau Agent(分析向けエージェント)が利用できることをご確認ください。

  1. 作成したダッシュボード(またはセマンティックモデル)を開きます。
  2. Agentforce ボタンをクリックして、パネルを開きます。
  3. エージェントの一覧から、[Analytics and Visualization V2]を選びます。
  4. データについて質問し、回答が返ってくることを確認します。

なお、Tableau Next は、使用量ベースでのクレジット消費が発生しない(無制限)製品ですが、ご契約ライセンスによっては、Tableau Next ダッシュボードの利用、Agentforce による質問応答機能などの使用量に応じてクレジットが消費されます。あらかじめご理解のうえ、ご利用ください。

Digital Wallet の設定

Tableau Next、Agentforce、Data 360 は、いずれも利用量ベースの課金モデルに基づく製品であり、機能によってはご利用に伴うクレジット消費が発生します。機能の使用状況やクレジットの残量を適切に把握・管理するため、Salesforce が提供する Digital Wallet をご活用いただくことを強く推奨いたします。設定手順や確認方法は、以下の記事をご参照ください。


以上で Tableau Next の初期設定は完了です。ぜひ Tableau Next を活用し、Agentic Analytics による次世代のデータ分析をご体験ください。

公開日 : 2025.07.17

Share:

前の記事 「コンサンプションモデルを理解する」

次の記事 「ワークスペースの準備」

活用ステップ

このカテゴリの人気記事

Salesforce活用に役立つメルマガ登録

Agentforce Coworker 特設ページ登場!

詳しくはこちら