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この記事で学べること 商談スコアの更新履歴を保存する設定方法概要商談スコアの更新履歴の取得は以下に役立ちます。商談開始から完了までどういうスコア遍歴をしているか、幅が広すぎる更新が多すぎないかなどが確認でき、スコアの特徴や信用度を決める時に役立ちます。スコアの活用時、スコアが良くなったのか、悪くなったのかなど、変化量を取得する時に役立ちます。商談スコアは、項目更新履歴では更新履歴を取得できません。商談スコアの履歴をカスタムオブジェクトに保持して評価する方法をご紹介します。なお、本設定を一定期間だけではなく、常時有効化する場合は、商談数によってはストレージを圧迫する可能性があるためデータの削除方針もご検討ください。設定手順商談オブジェクトに以下項目を作成します。(商談完了時のスコアを保存しようにて作成済みの場合不要です)「商談スコア(コピー)」項目 :商談スコアを数式参照する数式項目商談スコア履歴を保存するカスタムオブジェクト「商談スコア履歴」を作成します。自動化機能のフローを活用し、毎日自動的にスコア変化を取得します。商談のレポートを作成し、スコアの変化量を一覧で表示します。1.項目の作成設定>オブジェクトマネージャ>商談>項目とリレーション>新規のボタンから以下項目を作成します。なお、この項目は、Einstein 商談スコアリングの設定で、分析対象項目から外すことをお勧めします。(商談完了時のスコアを保存しようにて作成済みの場合不要)「商談スコア(コピー)」項目作成「数式」項目とし、商談スコアを参照させます。(数式:OpportunityScore.Score)※フローで商談スコアを直接参照できないため、数式項目を作成します。image.png2.カスタムオブジェクト「商談スコア履歴」の作成設定>オブジェクトマネージャ>新規ボタン>カスタムオブジェクトから、新規オブジェクトを作成します。表示ラベル、オブジェクト名を設定します。レコード名の表示ラベルと型を入力:データ型で「自動採番」を選択し、表示形式と開始番号も指定します。追加の機能:「レポートを許可」にチェックし、必要に応じて、他の内容もチェックします。「カスタムオブジェクトの保存後、新規カスタムタブウィザードを起動する」にチェックをします。「保存」を押します。新規カスタムタブウィザードが立ち上がるので、タブの内容や表示の設定を実施します。カスタムオブジェクト「商談スコア履歴」作成後、以下項目を追加作成します。(設定>オブジェクトマネージャ>「商談スコア履歴」>項目とリレーション>新規 から作成します)「商談」項目:データ型「主従関係」:商談への参照項目「商談スコア」項目:データ型「数値」小数点の位置=0:最新のスコア格納用項目「変更前スコア」項目:データ型「数値」小数点の位置=0:変更前のスコア格納用項目以下のような項目構成になったらカスタムオブジェクトの準備完了です。2.フローの作成毎日定時に商談スコアをチェックし、「商談スコア履歴」の最新履歴のスコアから変更がある場合は、最新の商談スコアを履歴保存します。1日に複数回スコアが更新された場合は、最終更新値のみが履歴に残ります。具体的には以下のような処理を作成していきます。毎日定時に「商談スコア」が1以上の商談に対して、フローを起動自商談の過去の商談スコア履歴レコードの有無を確認履歴なしの場合、商談スコア履歴を作成履歴ありの場合、最新履歴の商談スコアと現在の商談スコアに差異があれば履歴作成では早速作成していきましょう。設定>フロー>新規作成 から新規フローの画面を立ち上げます。「スケジュールトリガフロー」を選択します。「スケジュールを設定」を選択し、以下を設定します。開始日:いつから履歴を保存するかを指定開始時刻:何時に履歴を取得するかを指定頻度:「毎日」を指定「完了」を選択「オブジェクトを設定」を選択し、スコアが1以上の商談を対象にして、処理を実行するよう指定します。オブジェクト:「商談」を指定条件の要件:「すべての条件に一致(AND)」を選択項目:「1.項目の作成」 で作成した「商談スコア(コピー)」項目を指定演算子:「以上」を選択値:「1」を入力「完了」を選択「+」から「レコードを取得」を選択します。商談に紐づく「商談履歴」の最新レコードを取得する設定を行います。表示ラベル、API参照名:「履歴レコードを取得」、「get_history」を入力オブジェクト:「商談スコア履歴」を指定します。※「2.カスタムオブジェクト「商談スコア履歴」の作成」で作成したオブジェクト名を指定商談スコア履歴レコードの絞り込み:条件の要件:「すべての条件に一致」を選択項目:「2.カスタムオブジェクト「商談スコア履歴」の作成」で作成した「商談」項目を指定演算子:「次の文字列と一致する」を指定値:「$Record」>「商談ID」の順に選択します。商談スコア履歴レコードの並び替え並び替え順:「降順」を選択並び替え:「作成日」(CreatedDate)を選択「完了」を選択「+」から「決定」を選択します。取得した履歴のレコードの有無と、スコアが変化しているかをチェックし分岐をさせます。表示ラベル、API参照名:任意の文字列を設定結果の順序:一番上を選択表示ラベル:「履歴なし」と指定結果のAPI参照名:任意の文字列を指定結果を実行する条件の要件:リソース:「get_history(商談スコア履歴)」を選択し、カーソルを外します。演算子:「null」を選択値:「$GlobalConstant.true」を指定「結果の順序」の「+」から1つ分岐設定を増やし、以下の設定をします。結果の順序:2つ目を選択表示ラベル:「商談スコアに変化があり」と指定結果のAPI参照名:任意の文字列を指定結果を実行する条件の要件:リソース:「$Record」>「商談スコア(コピー)」の順に選択演算子:「次の文字列と一致しない」を選択値:「get_history(商談スコア履歴)」>「商談スコア」の順に指定「結果の順序」の「デフォルトの結果」を選択し、以下設定をします。表示ラベル:「変化なし」と指定「完了」を押します。以下のように分岐ができます。「商談スコアに変化があり」の「+」から「レコードを作成」を選択します。レコードを作成画面が開くので、以下を設定します。表示ラベルl、API参照名:任意の文字列を指定作成するレコード数:「1」が選択されていることを確認レコード項目の設定方法:「個別のリソースおよびリテラル値を使用」を選択オブジェクト:「商談スコア履歴」を選択商談スコア履歴の項目値を設定:以下を設定項目:「変更前スコア」を指定、 値:「get_history(商談スコア履歴)」>「商談スコア」 の順で選択項目:「商談」(主従関係項目)を指定、 値:「$Record」>「商談ID」の順で選択項目:「商談スコア」を指定、 値:「$Record」>「商談スコア(コピー)」の順で選択「完了」を押す続いて、「履歴なし」の+を選択して、「要素に接続」を押しますすると以下のような画面になるので、先に作成したレコードを作成要素(画像では「履歴作成」)の「+」を選択します。これで作成完了です。全体像は以下のようになります。画面上部の「デバック」ボタンを押してテストをして見ましょうデバック画面で、「ロールバックモードでフローを実行します」に必ずチェックをして実行します。※チェックしない場合、実際にレコードが作成されます。任意の商談1件のみテスト実行さるため、処理内容とエラーがないことを確認します。十分テストし、フローを「有効化」したら設定は完了です。3.レポートの作成履歴が取得できた後は、商談スコア履歴のレポートを作成し、変化量を一覧化します。以下の流れでレポートを作成します。レポート>新規レポート>商談スコア履歴が関連する商談のレポートを選択します。アウトラインの「列」の「▼」から「行レベルの数式を追加」を設定します。列の名前:スコア変化形式:数値数式:商談スコア履歴の「商談スコア」項目 ー「変更前商談スコア」項目アウトラインを指定します。グループ:フェーズ、取引先名、商談名を指定します。項目列:商談スコア(商談スコア履歴の項目)、完了予定日、スコア変化(上記行レベルの数式を追加で作成した項目)など検索条件を設定します。商談状況:進行中商談スコア履歴の作成日:期間を絞る(過去30日など)最終スコア:空白と一致しない対象適宜、完了予定日などで期間を絞るおつかれさまでした。上記レポートをもとに、ダッシュボードでスコアの変化量を一覧化して確認できます。上記以外にも、以下などで活用してみてください。商談スコアが初めてついた対象を一覧化してスコア確認(レポートでの検索条件で変更前スコアが空白の対象を抽出)一定の基準以上のスコア変化があった対象を一覧化して営業活動に利用(レポートでの検索条件でスコア変化量が一定数以上を抽出)参考:フローやレポート・ダッシュボードの学習リソース今回設定に利用したフローやレポートダッシュボードの機能をもっと知りたい方は、以下のリソースをご活用ください。フローをいちから学びたいフロー初心者向け学習リソースまとめ:フローの機能を学ぶことができるコンテンツのまとめ記事になります。エキスパートコーチング ▶フローによる自動化とワークフローデザイン* PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様はSalesforceエキスパートとの1 対 1 のセッションにお申し込みいただくことが可能です。レポートダッシュボードをもっと学びたいオンデマンド動画:レポート&ダッシュボード クイックスタートオンデマンド動画:レポート&ダッシュボード レベルアップ活用ステップ全体に戻る場合は、こちら
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【お役立ちアプリ】行動(スケジュール)、ToDo(やるべきこと)を入力する
カレンダーやスケジューラー画面から、Salesforce上の行動やToDoも記録できるアプリをご紹介します※各アプリの機能の概要や特徴はサービス名リンクをクリックしてご確認ください。グループウェアの決定版 Argus(アルゴス)スケジュールの拡張機能だけでなく、業務の情報を集約し、共有することで社員同士のコラボレーションを活性化し、ビジネスの死角をなくす為のグループウェアです。※Argusお問い合わせは、AppExchangeサイト内の概要に記載されているメールアドレスへご連絡ください。Googleカレンダーと同期できるSalesforce専用カレンダー:Calsket(カルスケット)スケジュールや仮予定を一括で登録をしたり、多彩なアイコンを利用してデータを活かして予定の意味や目的を可視化することができます。Googleカレンダーとも連携・同期可能です。Incubate Block :Salesforceをもっと活用して営業活動を効率化訪問先のターゲットリスト作成やターゲットリストからカレンダー画面にドラッグ&ドロップして活動予定を登録できます。上司による部下の活動把握や活動報告へのフィードバックも一覧から簡単に確認・入力でき、活動登録の定着化を支援します。mitoco(基本パッケージ)|カレンダー、承認ワークフロー、掲示板などのグループウェアモバイルのカレンダー、電子申請、掲示板、チャットなど、更にSalesforceを使いやすく進化させます。Salesforceライセンスがないメンバーも、同じSalesforce組織内でコミュニケーションできます。
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この記事で学べること“アプリケーション内ガイダンス”を利用して作成された「Sガイダンス😁」の概要と利用方法※ アプリケーション内ガイダンスに関するブログはこちらSガイダンスとはWinter ‘20からの新機能「アプリケーション内ガイダンス」を使用して、リストビューの使い方や画面のカスタマイズ方法など、Salesforceを利用するユーザや管理者の皆様に役立つ情報を、画面上のプロンプトとしてお知らせするアプリケーションです。こちらのページから無料でインストールして頂けます。まずは利用イメージを以下の1分動画よりご覧くださいhttps://play.vidyard.com/UrmjXyAsrGGhnAU45vDkBw.htmlSガイダンスで表示される情報と用途は?Sガイダンスをインストールすると全部で6つのプロンプトが自社の組織にインストールされます。システム管理者が自社でSalesforceをカスタマイズする方法だけでなく、ビジネスユーザ/利用者がSalesforceを活用する方法が、動画やマニュアルで公開されています。(システム管理者向け)画面カスタマイズのヒント場所:取引先レコード種別:ドッキングプロンプト(動画とマニュアルへのリンク)用途:Salesforceの画面カスタマイズのやり方をマニュアルと動画で学ぶことができる(システム管理者向け)データ一括インポート場所:取引先リストビュー種別:フロートプロンプト(マニュアルへのリンク)用途:データインポートのやり方をデモ動画で学ぶことができるビューの活用場所:取引先リストビュー種別:ドッキングプロンプト(動画)用途:リスビューの作成、編集方法をデモ動画で学ぶことができる(システム管理者向け)レポートドリルへのガイド場所:レポート種別:ドッキングプロンプト(動画とレポートドリルへのリンク)用途:レポートの作り方をドリル式に学ぶことができる(システム管理者向け)サクセスダッシュボードの紹介場所:ダッシュボード種別:フロートプロンプト(AppExchangeへのリンク)用途:今日から使えるサクセスダッシュボードをすぐインストールし、利用することができるユーザ向け活用促進のヒント場所:取引先リストビュー種別:フロートプロンプト(マニュアルへのリンク)用途:Salesforceをもっと便利に使うためのノウハウを学ぶことができるまとめいかがでしたでしたか?「Sガイダンス😁」のメリット、感じていただけたでしょうか?我々も日々お客様の定着化を進めていく上で蓄積されたナレッジが詰まっているパッケージです。是非まだの方はこちらのページからインストールして使ってみてくださいね。
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Summer '20 新機能を使いこなせ!~ アプリケーション内ガイダンス ~
この記事で学べることアプリケーション内ガイダンスの使用例アプリケーション内ガイダンスの設定方法アプリケーション内ガイダンスの使用例アプリケーション内ガイダンスの主な使用例は次のとおりです。ユーザのトレーニング:機能が表示されるページの右側にある機能に関するTrailheadへのリンクを提供新規ユーザのオンボード:新規ユーザがアプリでよく使用する機能に慣れるためのヒントとコツを提供変更を強調表示:影響を与える可能性のあるポリシーの変更について、特定のユーザーグループに通知アナウンス: 出張や経費に関するポリシーの更新など、すべての人に一般的なアナウンスを行う管理者は使用するユーザへのトレーニング、アナウンスの作成、行動促進のためのコンテンツを提供する場を設けることが重要となってきます。ユーザとコミュニケーションを図る最善の策としては、実際に操作しながら、Salesforce内でユーザとやり取りをすることです。実際にアプリケーション内ガイダンスを設定していきましょう。操作手順1. アプリケーション内ガイダンスを起動[設定]から[クイック検索]ボックスに[アプリケーション内ガイダンス]と入力します。[アプリケーション内ガイダンス]ページを開くとプロンプトの追加方法が説明されている動画があるので、作成前にぜひ確認してみてください。2. 作成バーからプロントを追加[プロントを追加]|[作成バーを開く]をクリックします。3. プロンプトの種別の選択表示させたい画面上で[プロントを追加]をクリックすると、プロンプトの種別の選択画面になります。フロート表示プロンプトと、ドッキングプロンプトの2種類があります。フロート表示プロンプトユーザがほかのページに移動したり、アクションを実行したりするまで選択した位置に固定。短いメッセージや実行可能なボタンを表示する場合に適している。ドッキングプロンプト常に右下に固定されるが、プロントを閉じるまで最小化または最大化することができる。作業手順など多くのスペースが必要な場合に適している。4. 位置フロート表示プロンプトを選択した場合のみ、プロンプトがページに表示される場所を指定します。5. プロファイルプロファイル制限なし、特定のプロファイルのどちらかを選択します。6. 権限権限の制限なし、特定の権限のどちらかを選択します。7. コンテンツタイトル、本文、閉じるボタンの表示ラベル、アクションボタン(オンまたはオフ)を設定します。今回は商談オブジェクトの中に商談メモという項目を作成し、商談情報を入力する際に[商談メモ]の入力を促すアナウンスを行いたいと思います。※フロート表示プロンプトを使用8. スケジュール日付の範囲と頻度を入力します。9. 詳細プロント名、API 参照名、説明を入力します。設定は以上です。動作確認上記で設定した内容が、商談タブに表示されるようになりました。これなら営業担当者一人一人に、直接アナウンスしなくても、商談タブを開いた時点で商談メモの入力を促すことができますね。また、ドッキングプロンプトを使用した場合も見てみましょう。今回の場合は、今まではExcelファイルで管理していた工数管理をSalesforce内で管理ができるようになったため、操作手順を記載します。ホーム画面に[工数管理]オブジェクトについての操作手順が表示されました。これで操作手順がわからないユーザでも、この表示で確認することでスムーズに工数管理を行うことができそうですね。ドッキングプロンプトはフロート表示プロンプトに比べて、入力できる文字数が多く、動画を埋め込むこともできます。最後に新機能というとなかなか使い方がわからず、導入することでユーザを混乱させてしまうかも、と思ってしまいがちですが、アプリケーション内ガイダンスは管理者とユーザにとって、非常に便利な機能です。また設定方法もシンプルなので、設定しやすい新機能です。アプリケーション内ガイダンスを使う前のポイントとして、まずはターゲットとなるユーザに学習、理解してほしいことは何かを考える必要があります。その後、ユーザに対してガイダンスやヒントおよびソリューションの提供をしましょう。参考リソースLightning Experience のアプリケーション内ガイダンス(ヘルプドキュメント)Drive User Engagement at the Point of Impact With In-App Guidance(Salesforce Blog(英語))ユーザエンゲージメント:機能の採用と発見の促進(Trailhead)
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Salesforceの商談情報を請求業務へと紐付け、シームレスな請求管理に役立つアプリや、POSレジの会計データや店舗情報をSalesforceに連携するアプリをご紹介します。各アプリの機能の概要や特徴はサービス名リンクをクリックしてご確認いただけます。★こちらもぜひご活用ください★Salesforce AppExchange 販売管理アプリ 比較・紹介資料freee for Salesforce~見積書・請求書など帳票作成から入金消込までシームレスな顧客管理~営業管理と財務管理間の「業務とデータの溝」を埋めます。Salesforceの商談などのデータとfreeeの債権債務・入出金データ・財務データの連携をシームレスに行うことができます。freeeで作成される損益計算書のデータをSalesforce上で閲覧することも可能にします。MakeLeaps for SalesforceSalesforceの商談データから見積もり作成、送付、請求、入金管理まで完結できるサービス「MakeLeaps for Salesforce」。営業と経理の書類作成の手間、部署間の伝達ミスを大幅に削減し、社内リソースをコアビジネスへと可能にします。ぜひ帳票管理もSalesforceに一元管理しましょう。マネーフォワード クラウド債権請求 for Salesforce見積書、請求書作成・入金確認まで一気通貫。Salesforceの商談などから1クリックで見積書・請求書の作成が可能。今まで必要だった転記の手間はもう必要ありません。また、マネーフォワードクラウド請求書の入金情報をSalesforceに連携し、現在の入金状況をリアルタイムに把握、未入金に対する迅速な督促・回収を実現します。請求管理ロボ for Salesforce月々大量に発生する請求・消込作業の効率化・自動化を実現(作業時間1/25の事例あり)。部門間でアナログ管理していた請求とお金の情報をSalesforceに集約し、人的ミスとコミュニケーションコストから解放。月次決算の早期化と、キャッシュフローの可視化によって、迅速かつ正確な経営判断をサポートします。ユビレジ for Salesforceユビレジで設定したマスタ情報や、会計データをSalesforceと双方向で同期します。レポート機能を使いユーザー独自の管理画面を作成することで、売上分析、独自の経営指標の設定など、多様なニーズに対応できるようなります。
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この記事で学べること運用ルールとはなにかなぜ運用ルールが必要なのか運用ルールの作成イメージこの記事のゴールこの記事のゴールは「運用ルールの必要性・作成方法を理解し、ルール作成に着手いただく」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。運用ルールとはなぜ運用ルールは必要なのか運用ルールの作成イメージ運用ルールとは運用ルールは、日々の業務でSales Cloudを利用する上で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」確認/入力するのかを定めたものです。なぜ運用ルールは必要なのか運用ルールは”Sales Cloudの定着化”した状態を、具体的に定義したものです。運用開始前に定着化した状態を描けなければ、Sales Cloudの定着化は実現できません。ここでいう”Sales Cloudの定着化”とは入力・更新されたデータを定期的にマネージャーがチェックし、コミュニケーションをしている状態を指します。日々更新されるデータをマネージャーが確認し、部下の状態に合わせたアドバイスすることで、メンバーの行動を変え、効果創出を実現します。もし、運用ルールを作成していないと、以下のようにマネージャーはSales Cloudを見なくなり、部下はさらに入力しなくなるという悪循環に陥ってしまう可能性があります。マネージャーは入力状況がバラバラで、部下の状況を正しく把握できない部下はせっかく入力したデータが活用されず、入力の目的意識が薄れるSales Cloudを定着化させ効果を創出するためにも、日々どんな場面で利用するのかを定義した運用ルールが重要になります。運用ルールの作成イメージコミュニケーションルールと入力・更新ルールの作成イメージをそれぞれご紹介します。また、この2つのルールをもとにいつコミュニケーションが行われ、そのためにはいつまでに情報を最新化する必要があるのかを1週間の流れの中で整理した運用フローについてもご紹介していきます。コミュニケーションルール「データの可視化を行いましょう」で作成したレポート・ダッシュボードは、マネージャーに効果創出のためにはどんなマネジメントを行えば良いかの気付きを与えてくれます。ただし、そのレポート・ダッシュボードを初めて見るマネージャーにとっては、そこからどのような情報を確認し、活用すればいいのかすぐにはわかりません。(これまでレポート・ダッシュボードを使用したことがない人には、特に難解なものに見えるはずです)運用開始後、スムーズにマネージャーが情報を活用できるように、ダッシュボードの各グラフから何を確認して、どのようなコミュニケーションをとってほしいのかを明確にしましょう。コミュニケーションルールはダッシュボードごとに作成することをおすすめします。入力・更新ルール運用開始後、利用ユーザーは入力・更新ルールを都度確認し、データの入力・更新を行うことになります。スライドやスプレッドシートなどを使用して、ひと目で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」入力・更新するのかを定めるのがおすすめです。「マニュアルの更新が追いつかないので改善を後回しにする」「マニュアルが更新されず実画面とあっていない」といった運用でよくある課題を未然に防ぐためにも極力シンプルにすることを心がけましょう。オブジェクトごとに入力・更新ルールを作成していきます。下図は入力・更新ルールの一例です。商談のように、フェーズを管理する情報の場合、下図のように各フェーズで何を入力してほしいかを定義すると、利用ユーザーは入力時に混乱が少なくなります。運用フローこれまで、コミュニケーションルールと入力・更新ルールにより、マネージャーのデータ活用や利用ユーザーの入力をそれぞれ定義する方法をお伝えしてきました。最後に、この2つのルールを、1週間の流れの中でいつ実施していくのか、データ活用とデータ入力・更新との関係性も含めて整理しましょう。これにより、利用ユーザーのデータ入力に対する目的意識が明確になり、入力を更に促すことができます。例えば、週次の営業会議でマネージャーがデータを確認しフィードバックする場合、下図のような運用フローにまとめることができます。学習ツールより詳しく知りたい方は、以下のオンデマンド動画をご視聴ください。オンデマンド動画:活用度向上支援(SFA 運用ルール、トレーニング、定着化プラン)運用ルールを作成いただくにあたって、ワークシートもご用意しています。ワークシートは こちら からダウンロードできます。まとめ運用ルールの必要性・作成方法は理解できましたでしょうか?改めて運用ルールのポイントを以下にまとめています。運用ルールは”Sales Cloudが定着化した状態”を定義したものであり、効果創出のためには必要不可欠な要素運用ルールは入力・更新ルール、コミュニケーションルールの2つがあり、それぞれ作成が必要ひと目で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」入力するのか確認できるよう作成するご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ運用ルールを作成したら、次はそのルールをどのように現場へ展開するか学びましょう!次の記事:ユーザートレーニングを実施しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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Summer '20 新機能を使いこなせ!~ Dynamic Forms ~
Dynamic Forms(動的フォーム)はLightningレコードページの進化の次のステップです。これにより、Lightning App Builder内でレコードの詳細フィールドとセクションを設定することができます。設定手順1. カスタムオブジェクトからレコード詳細ページにて、[設定] - [編集ページ]をクリック※今回カスタムオブジェクトとして[工数管理]オブジェクトを作成しました。※※以前記載されていた [設定] - [レコードページの設定]ページからの動的フォームの有効化は不要になりました2. Lightningアプリケーションビルダーが起動されるので、当画面でレコードの[詳細]セクションをクリック。3. [レコードの詳細] プロパティペインから[アップグレードに関するお知らせ]をクリックして、動的フォーム移行ウィザードを起動 ※ヒントやヘルプも参考にしてみてください。4. 動的フォームに関するポップアップが出たら[次へ]を押して進む5. 動的フォームのソースを選択画面で、対象のレイアウト名にチェックマークをいれて[完了]ここからが動的フォームのすごいところ!さっそく項目を動的にしていきましょう。6. 動的にしたい項目をクリックし、 [+検索条件を追加] ※今回は実績工数を動的にします。 ルールとしては、[計画工数]に0より大きい値が入力されたら、[実績工数]を表示するというものです。7. [保存]と[有効化]をする設定は以上です。では実際の詳細画面を見てみましょう。動作 [計画工数]に値を入力していない場合は[実績工数]は表示されていません。では[計画工数]に0より大きい値を入力してみましょう。[実績工数]が表示され、入力することができるようになりました。最後にDynamic Formsにより、以前はLightningコンポーネント単位で表示・非表示を行なっていたものが、項目一つ一つにできるようになりました。項目の必須・参照の定義もページレイアウト使用せずに、各レコード上で行うことも可能です。情報を入力するユーザそれぞれに、必要な情報を柔軟に表示することができれば、ページレイアウトの作成が最小限に済むといったメリットもあります。フローの自動化を活用して、さらなる業務の効率化を図ることができるDynamic Formsは注目の新機能ですね。参考リソースプレスリリース(日本語)Get Started with Dynamic Forms (Non-GA Preview)
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この記事で学べることSalesforceには、「Sandbox」と「Developer Edition」という、大きく分けて2種類のテスト環境があります。「カスタマイズの動作確認」「本番環境への影響確認」「機能の開発」など、用途に合わせて適切な環境を利用することで、本番組織への実装ミスの防止につながります。SandboxSandbox とは、本番組織の設定情報をコピーしたものです。新機能の開発や、新機能が与える本番組織への影響を調査するときなどに利用すると便利です。Sandboxは本番組織から隔離されているため、Sandbox で実行する操作が本番組織に影響することはありません。Sandboxは作成時の本番組織をコピーしているため、時が経つにつれて、コピー元組織と乖離してしまい、テスト結果に影響がでることもあります。そこで、Sandboxを「更新」することで、最新の状態にすることが可能です。ただし、更新間隔が決まっており、一度更新すると一定期間更新ができないので注意が必要です。Sandboxには、4つの種別があり、それぞれデータ使用量や、コピーされるデータ、更新間隔が異なります。Developer Sandbox本番環境のレコードデータは含まれておらず、またデータ使用量上限は 200MB です。隔離された環境での開発とテストを目的としています。更新間隔は1日です。Developer Pro Sandbox本番環境のレコードデータは含まれておらず、またデータ使用料上限は1GBです。Developer Sandbox と比べ、データ使用量が大きいため、例えば本番環境からエクスポートしたレコードをインポートして使用することも可能です。開発および品質保証作業の処理や、インテグレーションテストまたはユーザトレーニングに使用します。更新間隔は1日です。Partial Copy Sandbox本番組織の指定するオブジェクトのデータが含まれており、データ使用量上限は5GBです。テスト環境として使用されることを目的としていて、ユーザ受け入れテスト、インテグレーションテスト、トレーニングに使用します。更新間隔は5日です。Full Sandboxすべてのデータ (オブジェクトレコード、添付ファイルなど)を含む、本番組織の複製です。パフォーマンステスト、負荷テスト、およびステージングをサポートするのは Full Sandbox のみです。更新間隔は29日と長いため、開発には向いていません。今回は、新規オブジェクトの作成とワークフローの動作確認をするためにDeveloper Sandboxを作成してみます。操作手順1.[設定]|[クイック検索]ボックスに「Sandbox」と検索し、 [Sandbox]をクリックします。2.[新規Sandbox]をクリックします。3.名前と、作成元を指定します。Developer Sandboxを作成したいので、Sandboxライセンスの[Developer]欄下部にある[次へ]をクリックします。4.必要であれば、Sandboxオプションを指定し、[作成]をクリックします。作成にかかる時間は、Sandbox種別やコピーするデータ量に応じて変わります。作成完了後、Sandboxが有効化され、使用可能となります。これで、Sandboxの種別と作成手順を知ることができました。さて、Sandboxでの開発・テストが完了しましたが、それをまた1から本番組織に実装するのは手間がかかると思いませんか?そんなときに使用するのが、「変更セット」です。変更セット変更セットを使用すると、本番組織と関連付けられている組織間でカスタマイズを送信することができます。たとえば、Sandbox で新しいオブジェクトを作成・テストしてから、変更セットを使用して本番組織に送信することができます。変更セットには組織に関する情報は含まれますが、レコードなどのデータは含まれません。今回は、Sandboxで新たに作成したアプリケーションを、本番組織に送信したいと思います。操作手順本番環境で、送信セットを受信する準備をします。1. [設定]|[クイック検索]ボックスに「リリース設定」と検索し、 [リリース設定]をクリックします。2.送信するSandbox名の左にある[編集]をクリックし、[変更着信を許可]にチェックを入れ、保存します。続いて、Sandboxで本番組織に送信するための「送信変更セット」を作成します。1. [設定]|[クイック検索]ボックスに「送信変更セット」と検索し、 [送信変更セット]をクリックします。2.[新規]をクリックし、名前を入力して、保存します。3.変更セットコンポーネントの[追加]をクリックします。本番組織に送信したい設定の一つひとつを「コンポーネント」として送信変更セットに追加します。4.[コンポーネントの種類]で「アプリケーション」を選択し、送信したいアプリケーションにチェックをいれて[変更セットに追加]をクリックします。5.[プロファイルの追加]をクリックし、送信する変更セットの権限を付与するプロファイルを決定します。このとき、変更セットを送信すると本番組織のプロファイルが上書きされます。したがって、本番組織にのみプロファイルが存在する場合や、本番組織とプロファイル権限に差異が生じている場合は、事前にプロファイルの権限を同じに設定しておく必要があります。6.コンポーネントとプロファイルの追加が完了したら、[アップロード]をクリックし、本番環境を選択して、再度[アップロード]をクリックします。アップロードが完了すると、完了メールが届きます。本番環境で、受信した変更セットをリリースします。1. [設定]|[クイック検索]ボックスに「受信変更セット」と検索し、 [受信変更セット]をクリックします。2.[リリース待ちの変更セット]にある変更セットの[検証]アクションをクリックし、エラーがないことを確認します。3.[リリース]アクションをクリックし、リリースします。操作は以上です。Sandboxを利用することで、新しく機能を追加したいときに開発や動作テストをすることができます。本番環境から隔離されているため、レコード作成や設定変更を伴う、ユーザのトレーニングに活用することも可能です。また、変更セットを利用することで、複数の組織で設定する手間を省くことができ、工数削減につながりますね。Developer EditionDeveloper Editionとは、無料で利用できるSalesforce の開発環境です。使ったことのない機能を試行したり、システム管理者用トレーニングに活用することができます。他にも Salesforce が提供する無料の学習プラットフォーム「Trailhead」のハンズオン環境としてもご利用いただけます。 作成手順1.Developer Edition入手サイトにアクセスして、フォームに必要事項を入力し、[サインアップ]をクリックします。2.登録したメール宛に届く、 “Salesforce へようこそ:アカウントを確認してください” というメールから、[アカウントを確認]をクリックします。3.パスワードを設定し、[パスワードを変更]ボタンをクリックします。これでDeveloper Editionのアカウントを作成することができました。以降は、ログインページより、設定したユーザ名とパスワードでログインしてください。考慮事項Sandboxでは、ユーザのメールアドレスに .invalid が付加されるため、テストメールを送信する場合は、メールアドレスを変更する必要があるSandboxは、組織のSales Cloudエディションによって使用できる種別が異なるDeveloper Edition組織は、12 か月間ログインしていないと無効となり、さらに91日以上経過すると、完全に削除される学習ツールSandbox の作成(ヘルプドキュメント)変更セット(ヘルプドキュメント)Developer Edition サインアップ手順(ブログ)まとめテスト環境で影響調査や動作テストを実施することで、本番組織での失敗を防ぐことができます。また、「Developer Edition」は、使ったことのない機能も試用することができるので、開発テストだけでなく学習ツールとしてもご利用いただけます。ぜひまだの方は活用してみてください。
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この記事で学べること 具体的なスコア確認の流れスコアを確認するための設定例スコア値が表示されたら、どのようなスコアがついているか確認しましょう。商談スコアは皆様の環境のデータによって精度が変わります。活用検討に向けて、自社の商談スコアの状態を確認・評価します。なぜスコア値を確認するのか皆様、新しい道具を使う時、まずなにを行いますでしょうか。これに使える/使えない、使いやすい/使いづらい...等、まずは道具がどう使えそうか確認するかと思います。商談スコアも同じです。スコア値がどうついているかが明確でないと活用方法(どう使うか)はなかなか決まりません。そのため、活用方法を決める前に、「どのようなスコアがついているか/ついてないか」「どう使えそうか」を明確にします。スコアを確認する流れスコアは以下の流れで確認していきます。1:確認準備をしてスコアを確認する2:確認した結果を書き出してスコアを評価するでは、流れに従ってスコアを確認していきましょう。1:確認準備をして、スコアを確認するまず、スコア確認のため、集計レポートやダッシュボードを作成して、スコアを確認していきましょう。スコアを色々な角度で確認し、どのような値を取っているか確認します。具体的な確認方法の例として、Level.1〜3に分けて確認例をご紹介します。活用時にも便利に使える設定を含みますので、ぜひご確認ください。【Level.1 各フェーズのスコア分布を確認する】フェーズは多くのお客様で、商談の確度・進行を表す指標としてお使いいただいているかと思います。そのため、進行の目安である各フェーズごとに、スコアがどうついているか、中央値がどうなっているかを確認します。確認観点特定のフェーズでスコア値に偏りや異常があるか終盤のフェーズではスコアの中央値が高くなっているか(フェーズ進行と受注確度が紐付いているフェーズ管理の場合)詳しい設定と確認方法を商談フェーズ毎のスコアを集計しようからご確認ください。【Level.2 商談完了時のスコア値を確認する】実際の商談完了時(受注/失注時)に商談スコアがどのような値を取っているかを確認します。自動化機能のフローを使って商談完了直前のスコアを保存し、一定期間、確認期間を設けて期間中に完了した商談を対象にスコアを確認します。確認観点受注時のスコア平均/中央値が高く出ているか失注時のスコア平均/中央値が低く出ているか失注時と受注時のスコアの差分はどのくらいか、十分な差異があるか詳しい設定と確認方法を商談完了時の商談スコアを保存しようからご確認ください。【Level.3 スコアの更新履歴を確認する】商談スコアの変化の履歴を残し、値の更新頻度や更新幅を確認します。自動化機能のフローを使ってスコア履歴の保存設定を行い、一定期間、確認期間を設けて期間中の更新履歴を確認します。確認観点スコアが商談完了までにどの程度更新されているかスコア値の更新幅が大きすぎるなど問題がある更新に偏っていないか詳しい確認準備設定と確認方法を商談スコアの変更履歴を保存しようからご確認ください。2:確認した結果を書き出し、スコアがどう使えるか評価する続いて、確認した結果を書き出し、スコア値の評価を行います。自社の商談運用特性を加味し、評価しましょう。また、評価結果が次のステップでの活用方法の検討に役立ちますので、しっかり評価結果を書き出しておきましょう。具体的なサンプルとして、上記Level1〜3の設定で確認した結果例と評価例をご紹介します。サンプルスコア値の確認とその評価ができたら、次のステップに進みましょう。補足:スコア値がいまいちの場合スコアの確認・評価した結果、スコアが期待ほどうまく出ていない場合、スコアの精度をより良くする必要があります。商談スコアの元になるのは、過去の商談関連データです。スコアをよくるすために重要となる、項目整備・入力促進・定着化については以下を参照ください。スコアの値を精度の良いものにするには活用ステップ全体に戻る場合は、こちら参考情報Einstein 商談スコアリングの設定に関する考慮事項(ヘルプドキュメント)Einstein によって商談にスコアが付けられる方法(ヘルプドキュメント)
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この記事で学べることSalesforceで入力を簡易化する5つの機能Salesforceを社内で定着化させるためには、入力量やクリック数を減らし、何よりもユーザに入力を迷わせないことがポイントの1つです。そのためには営業活動が確実に入力される環境を整える必要があります。1.用途にあったデータ型を利用するSalesforceの項目には必ずデータ型が選択されています。データ型は入力制限が少ない「テキスト」をはじめ、自動的に対象形式に表示してくれる「通貨」や「日付」などさまざまです。入力制限が少ないテキストは、文字列と数値のどちらも入力できるため便利な一方、ユーザによって入力形式が異なる場合があります。入力者によるデータのバラつきを統一化させるために役立つのが選択リストです。選択リストを利用することで、得られるメリットをいくつかあげてみます。データ入力を簡略化値の標準化入力に迷うことがないレポートやビューの絞り込みに使える長い入力には適していませんが、入力する内容が決まっているものはできるだけテキストではなく、選択リストを利用することで、ユーザを必要な値に導き、効率良くデータ入力が可能となります。2.数式項目を利用し、自動計算で値を表示するデータ型の数式を利用することで、項目の値を自動的に計算することができます。数式を組むことで、自分で計算をすることなく、求めている数値を正確に算出してくれます。例:商談の値引金額を自動計算商談オブジェクトに「値引金額」と「値引率」項目を作成し、以下のような数式を組みます。値引金額を設定することで、商談が割引された際に、その都度金額を計算しなおして入力する必要がなくなりますね。3.レコードページに工夫を加えるレコードページをカスタマイズすることで、クリック数を減らし、入力を簡易化することができます。たとえば、レコードの詳細を編集する際に、デフォルトタブを「活動」に設定していると、まず活動タブから詳細タブに移動するためにクリックが必要となりますが、デフォルトタブを「詳細」に設定していれば、レコードページを開いた瞬間に、自動的に「詳細」の画面が表示されるため、“ワンクリック”の手間が省けます。このような細かい設定ではありますが、カスタマイズを工夫することで、入力の簡易化をサポートすることができます。4.項目の連動関係を設定する連動選択リストを使用することで、ユーザは正確で整合性のとれたデータの入力が可能となります。たとえば、商談に 「商談不成立理由」 というカスタム選択リストを作成し、その有効値を「フェーズ」 に連動させることができます。例:フェーズ が”Closed Lost”(商談不成立)の場合のみ、商談不成立理由を選択できるようにする制御項目:フェーズ連動項目:商談不成立理由“Closed Lost”の場合のみ含めるページレイアウトを確認してみましょう。フェーズが”Closed Lost”以外の場合は商談不成立理由は選択できなく、”Closed Lost”の場合のみ選択できるようになっていますね。商談不成立理由はフェーズが”Closed Lost”以外では選択する必要がないので、連動関係を設定することで不要な入力作業を省くことができますし、誤ってClosed Lost”以外のフェーズの際に商談不成立理由が選択されることを防ぐこともできます。5.フローを利用した簡易入力の設定を行うFlowBuilderを使用して、ホーム画面に取引先情報を簡易入力できる画面を作成します。例:ホーム画面で取引先情報を簡易入力操作方法1.フローの有効化プロセスの自動化設定から[フローのLightningランタイムを有効化]にチェックがついていることを確認します。2.フローの新規作成3.画面要素を追加画像コンポーネントから[テキスト]を選択し、表示ラベルを変更します。※フッターを選択し、ナビゲーションを制御の下で、[次へまたは完了]を選択します。4.レコードの作成要素を追加取引先の項目値の設定では、上記で作成した該当するAPI参照名のものを選択します。5. 要素の接続と有効化6.ホーム画面にフローの追加これならホーム画面上で、必要最低限の取引先情報のみ入力することができます。今回は取引先名、電話番号、説明の3項目に絞りましたが、URLやファイルのアップロードの設定もすることが可能です。※簡易入力機能の説明のため、FlowBuilderの操作方法は割愛しましたが、詳細については参考リソースからご確認ください。学習ツール数式項目の作成Flow BuilderSalesforce オブジェクトのカスタマイズ:選択リストと項目の連動関係の作成まとめSalesforceを導入したものの、入力や操作で迷わせてしまったり、誤った情報を入力させないためにも、入力を簡易化する機能を活用する必要性があると思います。それぞれ細かい設定が多いようにみえますが、カスタマイズを工夫することで、ユーザの入力負担軽減にもつながります。ぜひこのような機能を有効活用して、ユーザにとってSalesforceを使いたくなるようなカスタマイズをしてみてください。
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この記事で学べることクイックアクションの概要“アクション”を使用した、レコードの作成、活動の記録、メールの送信などの操作を効率化する方法クイックアクションとは?よく使う操作を「ボタン」として配置することで、ページ間の移動をしなくても効率的に情報の入力を行うことができるようになります。クイックアクションはカスタムボタンやリンクと似ている点がいくつかありますが、大きな違いは簡便性です。クイックアクションを使用すると、Salesforce および Salesforce モバイルアプリケーションでユーザが実行できる操作が増えます。クイックアクションはオブジェクト固有のクイックアクションと、グローバルクイックアクションの2種類あります。それぞれの特長と操作方法についてご紹介いたします。オブジェクト固有のクイックアクションオブジェクト固有のアクションには、他のレコードとの自動リレーションが含まれます。ユーザは、レコードの作成または更新、活動の記録、メールの送信などの操作を特定のオブジェクト内ですばやく行うことができます。操作手順今回は商談レコードから直接、工数管理レコードを作成できるように、オブジェクト固有のアクションを作成します。※商談オブジェクトと工数管理オブジェクトは主従関係に設定しています。1. [オブジェクトマネージャ]から商談オブジェクトを選択し、[ボタン、リンク、およびアクション] をクリック2. [新規アクション]をクリックし、アクション情報を入力[レコードを作成] アクションの場合、作成するオブジェクトの種別を選択します。アクションを作成しているオブジェクトと対象オブジェクトとの間に複数のリレーションがある場合は、レコードの作成時に取り込む項目を選択します。3. アクションレイアウトエディタを使用してカスタマイズ4. ページレイアウトにアクションを追加するパレットで [モバイルおよび Lightning のアクション] を選択し、[新規工数管理] アクションを [Salesforce モバイルおよび Lightning Experience アクション] セクションに追加します。5. 商談レコードページで確認以上がオブジェクト固有のアクションの操作方法です。もともとは商談レコードページにはなかった[新規工数管理]を追加したことにより、商談情報入力した直後にオブジェクトを移動しなくても、工数管理の新規作成がすぐにできますね。グローバルクイックアクションアクションをサポートするほぼすべてのページに追加できます。ユーザはグローバルアクションを使用して、ページを移動することなく、活動詳細の記録、レコードの作成または更新、メールの送信を行うことができます。※グローバルクイックアクションでは、新規レコードと他のレコードとの間に直接リレーションはありません。グローバルアクションで[工数管理]を選択できるように設定したいと思います。操作手順1. [クイック検索] ボックスに「グローバルアクション」と入力し、[グローバルアクション] をクリック2. [新規アクション] をクリックし、アクション情報を入力3. アクションレイアウトエディタを使用してカスタマイズ4. [クイック検索] ボックスに「グローバルアクション」と入力し、[パブリッシャーレイアウト] をクリックパレットで [モバイルおよび Lightning のアクション] を選択し、[新規工数管理] アクションを [Salesforce モバイルおよび Lightning Experience アクション] セクションにドラッグします。5. グローバルアクションを確認以上がグローバルアクションの操作方法です。新規レコードやTodoの作成など、使用頻度の高いアクションをグローバルアクションとして追加することで、作業の状況に関係なくいつでも[⊞]をクリックすれば呼び出すことができます。考慮事項アクションを削除すると、そのアクションが割り当てられているすべてのレイアウトからアクションが削除される主従関係の従オブジェクトであるオブジェクトのレコードを作成する場合は、グローバルアクションではなくオブジェクト固有のアクションを使用学習ツールオブジェクト固有のアクション(ヘルプドキュメント)グローバルクイックアクション(ヘルプドキュメント)クイックアクションの考慮事項(ヘルプドキュメント)Lightning Experience のカスタマイズ:クイックアクションによるユーザ操作の強化(Trailhead)まとめクイックアクションを使用して、重要な情報に簡単にアクセスできるようにすることで、ユーザの操作やワークフローがスムーズになります。アクションを明示的にオブジェクトに関連付ける必要があるかどうか、またアクションをどこに表示するかにもとづいて、アクションを選択することが重要です。是非クイックアクションを活用して、効率的に情報の入力を行ってみてください。