“フロー”の検索結果
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この記事で学べること商談を完了フェーズに更新時、スコア値を保存する設定方法概要商談スコアが実態を反映しているか評価するシンプルな方法が、商談結果と商談スコア値を比較する方法です。商談成立時にスコアが高く、失注時にスコアが低いとこが確認できればスコアの信頼度が上がり、活用方法のアイディアも多く出てくるかと思います。ただ、商談スコアは、商談が完了ステータスになると、スコア値がクリアされるため、デフォルトでは上記の比較はできません。そのため、商談完了時のスコアをカスタム項目に保持して評価する方法をご紹介します。設定手順商談オブジェクトに2つの項目を作成します。「商談スコア(コピー)」項目 :商談スコアを数式参照する数式項目「最終スコア」項目 :商談が完了時スコアを保存する数値項目自動化機能のフローを活用し、「最終スコア」項目に商談完了時の商談スコアを保存します。商談のレポートを作成し、「最終スコア」の完了フェーズ毎の中央値や平均値を集計します。1.項目の作成設定>オブジェクトマネージャ>商談>項目とリレーション>新規のボタンから以下2項目を作成します。なお、作成する2項目は、Einstein 商談スコアリングの設定で、分析対象項目から外すことをお勧めします。「商談スコア(コピー)」項目作成「数式」項目とし、商談スコアを参照させます。(数式:OpportunityScore.Score)※フローで商談スコアを直接参照できないため、数式項目を作成します。「最終スコア」項目作成:商談完了時にスコアを保存するための項目です。「数値」項目で作成します。2.フローの作成商談完了時に、「商談スコア」を「最終スコア」項目にコピーします。設定>フロー>新規作成 から新規フローの画面を立ち上げます。「レコードトリガフロー」を選択します。「開始を設定」の画面の設定を行います。オブジェクト:「商談」を選択します。トリガを設定:「レコードが更新された」を選択します。エントリ条件:条件の要件:いずれかの条件に一致(OR)を選択し、皆様の環境の商談が完了ステータスのフェーズ条件を指定します。(※完了フラグでの設定ではなく、フェーズで設定ください)例:項目:フェーズ(StageName),演算子:次の文字列と一致する,成立(ClosedWon)例:項目:フェーズ(StageName),演算子:次の文字列と一致する,失注(ClosedLost)更新されたレコードでフローを実行するタイミング:「条件の要件に一致するようにレコードを更新したときのみ」を選択します。フローを最適化:「高速項目更新」を選択します。「完了」をクリックします。「+」から「レコードを更新」を選択します。レコードを更新画面が開くため以下の設定をします。表示ラベルとAPI参照名:任意の文字列を入力します。更新するレコードを検索してその値を設定する方法:「フローをトリガした商談レコードを使用」が選択されていることを確認します。(変更なし)検索条件を設定:なしであることを確認します。(変更なし)商談 の項目値を レコード に設定:項目:項目作成で作成した「最終スコア」の項目を選択します。値:「$Record__Prior」を選択し、項目作成で作成した数式項目「商談スコア(コピー)」を選択します。「完了」をクリックします。補足:$Record__Priorはフローをトリガしたレコード(今回は完了フェーズに更新された商談レコード)の更新前の値をとることができます。ここでは完了時にクリアされる前の商談スコアの値を、商談スコア(コピー)項目を利用して取得しています。これで設定は完了です。全体像は以下のようになります。画面上部の「デバック」ボタンを押してテストをして見ましょう。デバック画面で、「商談」項目でテストする商談を選びます。すると、下に項目が出力されるためフェーズを「成立」に更新して実行します。「最終スコア」に値がスコア値に更新されているかデバック上で確認します。(下記例では58が格納されました)十分テストし、フローを「有効化」したら設定は完了です。3.レポートの作成商談完了時のスコアを保持する設定の後は、商談のレポートを作成し、成立時と失注時の商談スコアを集計します。以下の流れでレポートを作成します。レポート>新規レポート>商談のレポートを選択します。検索条件を設定します。商談状況:完了最終スコア(上記で作成した項目)が空白と一致しない対象適宜、完了予定日などで期間を絞るアウトラインを指定します。グループ:フェーズ項目列:最終スコア(上記で作成した項目)最終スコア列の▼から、「集計」を選択し、平均または中央値を表示させます。おつかれさまでした。この内容から以下などで活用してみてください。スコアの値の確認(実際の受注/失注時にどのようなスコアになっているか)に活用商談スコア運用開始後のスコア状態の把握(定点観測)に活用参考:フローやレポート・ダッシュボードの学習リソース今回設定に利用したフローやレポートダッシュボードの機能をもっと知りたい方は、以下のリソースをご活用ください。フローをいちから学びたいフロー初心者向け学習リソースまとめ:フローの機能を学ぶことができるコンテンツのまとめ記事になります。エキスパートコーチング ▶フローによる プロセスの自動化:エキスパートがフローの使い方をご案内いたします。PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様はSalesforceエキスパートとの1 対 1 のセッションにお申し込みいただくことが可能です。レポートダッシュボードをもっと学びたい以下2種類の動画にて活用方法を解説しております。また、PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様は動画の内容でご質問がある場合は、Salesforceエキスパートとの1時間のフォローアップセッションをリクエストいただくことが可能です。(動画は誰でも閲覧可能です)エキスパートコーチング ▶レポート&ダッシュボード クイックスタートエキスパートコーチング ▶ レポート&ダッシュボード レベルアップ活用ステップ全体に戻る場合は、こちら
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Winter '23 新機能リリース(10/16 日本時間)
※11/15 ウェブセミナーの録画を公開しましたhttps://play.vidyard.com/DH5dgD7drNc2fbqUTEqTzE2022年10月16日(日本時間)に皆さまのSalesforceの環境がWinter ‘23にバージョンアップされます。ウェブセミナーや資料など、随時こちらのページで更新していきますので、ご確認ください。SalesforceのバージョンアップとはSalesforceをお使いの皆さまの環境は年3回アップデートされ、画面の見た目や機能が追加されております。(詳細はこちらの記事をご参照ください)スケジュール:8/17:英語リリースノート公開8/26:Sandbox プレビュー開始(手順はこちら(日本語))英語で表示される場合は、ページ右下の言語選択で“日本語”を選択してください9/16:リリースノート日本語 公開10/16(日本時間):Winter ’23 バージョンアップ10/27:日本語版ROD (Release Overview Deck) 公開[JP]Winter23-ReleaseOverviewDeck_JA.pdf11/8-11:ウェブセミナー開催ワークフロールール新規作成の廃止ワークフロールールの将来的な廃止に向けた次のステップとして、Winter'23 のバージョンアップでワークフロールールの新規作成が不可となる予定です。なお、既存のワークフロールールの編集については引き続き可能ですが、将来的にはフローへの移行が必要となりますので早めの準備をご検討ください。詳細はこちらの記事をご参照ください。ワークフローの移行先となるフローの機能が、今回のバージョンアップでさらに使いやすくなります。いくつか以下に抜粋しておりますので、ぜひご覧ください。(GA)テスト機能:フローのデバッグがとても使いやすくなりますフロー画面の要素編集画面が大きくなります(大きなモニターでおすすめ!)フロー要素の[切り取り]ができるようになりますフロー要素の検索がとても簡単になります注目の新機能をご紹介するウェブセミナーウェブセミナーの録画を公開しました!11/8(火)14:00-15:00:Marketing Cloud録画はこちら11/9(水)14:00-15:30:Sales Cloud, Mobile, Lightning Platform, Account Engagement(旧 Pardot)録画はこちら11/10(木)14:00-15:30:Service Cloud, Experience Cloud, CRM Analytics(旧 Tableau CRM)録画はこちら 11/11(金)14:00-15:00:開発者向け録画はこちら過去のウェブセミナー開催後の動画はこちらに掲載しております参考リソースバージョンアップに備えましょう(サクセスナビ記事)Sandboxプレビュー手順(Help記事:日本語)英語で表示される場合は、ページ右下の言語選択で“日本語”を選択してくださいWinter ’23リリースの特長(Trailhead:日本語)
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ウェブセミナーシリーズ「Salesforce まずはこれだけ」
「Salesforce のシステム管理者に任命されたが、機能がたくさんあってどこから使い始めたら良いかわからない」「前任者から引き継いだが、現在どういう設定になっているのか把握できていない」このように日々 Salesforce で業務をしていただく上でお悩みのシステム管理者の方は多いのではないでしょうか。このウェブセミナーシリーズでは、「まず、これだけは抑えて欲しいポイント」をSalesforce サポートエンジニアが解説しています。最新の動画レポート徹底活用術 -初級編-https://play.vidyard.com/giwLMvUTJS4BZh2KCVwZS2・レポート機能の概要・レポートタイプの選定・検索条件の設定・列/グルーピング項目の設定・デモンストレーション・よくあるお問い合わせ資料はこちら第1弾:システム運用編https://play.vidyard.com/7UPKKJwG5ZSpyeHFFA7Dfa・データマネジメントのススメ ・データバックアップのススメ資料はこちら第2弾:データ活用編https://play.vidyard.com/qSapdwftuiiut3oGfVACCN・レポート/ダッシュボードの活用 ・レコードアクセス権資料はこちら第3弾:使いやすさ向上につながる設定https://play.vidyard.com/Q94kaTfYyKoY78pq1mt1zR・レイアウトのカスタマイズ・Sandbox / 変更セット資料はこちら第4弾:自動化への第一歩https://play.vidyard.com/F6cfd6saDc5HjbvzVPwVC4・数式、積み上げ集計、フローの説明 ・デモを使った各機能のユースケースの紹介 ・各機能を使い分けるポイント資料はこちらこれであなたもフローマスター~フロー初心者編https://play.vidyard.com/YftXqUxninBKpEqKNPVFza・フロー概要・レコードトリガフローのデモ・画面フローのデモ資料はこちらフロー初心者 総まとめ編https://play.vidyard.com/cT1fW2xQBasQJqQCFrEuFC・フローの概要説明・デモ形式でのレコードトリガフローのご紹介・フローの学習についてロードマップをご紹介資料はこちら第5弾:メール到達率の向上/レポートについてhttps://play.vidyard.com/RXvkk1tjRvf5DSobCiML43・なぜ到達率の向上が必要か ・到達率を向上させる方法 ・到達率の確認方法資料はこちらレポート徹底活用術 -初級編-https://play.vidyard.com/giwLMvUTJS4BZh2KCVwZS2・レポート機能の概要・レポートタイプの選定・検索条件の設定・列/グルーピング項目の設定・デモンストレーション・よくあるお問い合わせ資料はこちら関連リソース次回以降の開催については日程が決まり次第、イベントカレンダーに掲載いたします。また、テクサポ日本のページでもご案内いたします。
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この記事で学べること 商談スコアの更新履歴を保存する設定方法概要商談スコアの更新履歴の取得は以下に役立ちます。商談開始から完了までどういうスコア遍歴をしているか、幅が広すぎる更新が多すぎないかなどが確認でき、スコアの特徴や信用度を決める時に役立ちます。スコアの活用時、スコアが良くなったのか、悪くなったのかなど、変化量を取得する時に役立ちます。商談スコアは、項目更新履歴では更新履歴を取得できません。商談スコアの履歴をカスタムオブジェクトに保持して評価する方法をご紹介します。なお、本設定を一定期間だけではなく、常時有効化する場合は、商談数によってはストレージを圧迫する可能性があるためデータの削除方針もご検討ください。設定手順商談オブジェクトに以下項目を作成します。(商談完了時のスコアを保存しようにて作成済みの場合不要です)「商談スコア(コピー)」項目 :商談スコアを数式参照する数式項目商談スコア履歴を保存するカスタムオブジェクト「商談スコア履歴」を作成します。自動化機能のフローを活用し、毎日自動的にスコア変化を取得します。商談のレポートを作成し、スコアの変化量を一覧で表示します。1.項目の作成設定>オブジェクトマネージャ>商談>項目とリレーション>新規のボタンから以下項目を作成します。なお、この項目は、Einstein 商談スコアリングの設定で、分析対象項目から外すことをお勧めします。(商談完了時のスコアを保存しようにて作成済みの場合不要)「商談スコア(コピー)」項目作成「数式」項目とし、商談スコアを参照させます。(数式:OpportunityScore.Score)※フローで商談スコアを直接参照できないため、数式項目を作成します。image.png2.カスタムオブジェクト「商談スコア履歴」の作成設定>オブジェクトマネージャ>新規ボタン>カスタムオブジェクトから、新規オブジェクトを作成します。表示ラベル、オブジェクト名を設定します。レコード名の表示ラベルと型を入力:データ型で「自動採番」を選択し、表示形式と開始番号も指定します。追加の機能:「レポートを許可」にチェックし、必要に応じて、他の内容もチェックします。「カスタムオブジェクトの保存後、新規カスタムタブウィザードを起動する」にチェックをします。「保存」を押します。新規カスタムタブウィザードが立ち上がるので、タブの内容や表示の設定を実施します。カスタムオブジェクト「商談スコア履歴」作成後、以下項目を追加作成します。(設定>オブジェクトマネージャ>「商談スコア履歴」>項目とリレーション>新規 から作成します)「商談」項目:データ型「主従関係」:商談への参照項目「商談スコア」項目:データ型「数値」小数点の位置=0:最新のスコア格納用項目「変更前スコア」項目:データ型「数値」小数点の位置=0:変更前のスコア格納用項目以下のような項目構成になったらカスタムオブジェクトの準備完了です。2.フローの作成毎日定時に商談スコアをチェックし、「商談スコア履歴」の最新履歴のスコアから変更がある場合は、最新の商談スコアを履歴保存します。1日に複数回スコアが更新された場合は、最終更新値のみが履歴に残ります。具体的には以下のような処理を作成していきます。毎日定時に「商談スコア」が1以上の商談に対して、フローを起動自商談の過去の商談スコア履歴レコードの有無を確認履歴なしの場合、商談スコア履歴を作成履歴ありの場合、最新履歴の商談スコアと現在の商談スコアに差異があれば履歴作成では早速作成していきましょう。設定>フロー>新規作成 から新規フローの画面を立ち上げます。「スケジュールトリガフロー」を選択します。「スケジュールを設定」を選択し、以下を設定します。開始日:いつから履歴を保存するかを指定開始時刻:何時に履歴を取得するかを指定頻度:「毎日」を指定「完了」を選択「オブジェクトを設定」を選択し、スコアが1以上の商談を対象にして、処理を実行するよう指定します。オブジェクト:「商談」を指定条件の要件:「すべての条件に一致(AND)」を選択項目:「1.項目の作成」 で作成した「商談スコア(コピー)」項目を指定演算子:「以上」を選択値:「1」を入力「完了」を選択「+」から「レコードを取得」を選択します。商談に紐づく「商談履歴」の最新レコードを取得する設定を行います。表示ラベル、API参照名:「履歴レコードを取得」、「get_history」を入力オブジェクト:「商談スコア履歴」を指定します。※「2.カスタムオブジェクト「商談スコア履歴」の作成」で作成したオブジェクト名を指定商談スコア履歴レコードの絞り込み:条件の要件:「すべての条件に一致」を選択項目:「2.カスタムオブジェクト「商談スコア履歴」の作成」で作成した「商談」項目を指定演算子:「次の文字列と一致する」を指定値:「$Record」>「商談ID」の順に選択します。商談スコア履歴レコードの並び替え並び替え順:「降順」を選択並び替え:「作成日」(CreatedDate)を選択「完了」を選択「+」から「決定」を選択します。取得した履歴のレコードの有無と、スコアが変化しているかをチェックし分岐をさせます。表示ラベル、API参照名:任意の文字列を設定結果の順序:一番上を選択表示ラベル:「履歴なし」と指定結果のAPI参照名:任意の文字列を指定結果を実行する条件の要件:リソース:「get_history(商談スコア履歴)」を選択し、カーソルを外します。演算子:「null」を選択値:「$GlobalConstant.true」を指定「結果の順序」の「+」から1つ分岐設定を増やし、以下の設定をします。結果の順序:2つ目を選択表示ラベル:「商談スコアに変化があり」と指定結果のAPI参照名:任意の文字列を指定結果を実行する条件の要件:リソース:「$Record」>「商談スコア(コピー)」の順に選択演算子:「次の文字列と一致しない」を選択値:「get_history(商談スコア履歴)」>「商談スコア」の順に指定「結果の順序」の「デフォルトの結果」を選択し、以下設定をします。表示ラベル:「変化なし」と指定「完了」を押します。以下のように分岐ができます。「商談スコアに変化があり」の「+」から「レコードを作成」を選択します。レコードを作成画面が開くので、以下を設定します。表示ラベルl、API参照名:任意の文字列を指定作成するレコード数:「1」が選択されていることを確認レコード項目の設定方法:「個別のリソースおよびリテラル値を使用」を選択オブジェクト:「商談スコア履歴」を選択商談スコア履歴の項目値を設定:以下を設定項目:「変更前スコア」を指定、 値:「get_history(商談スコア履歴)」>「商談スコア」 の順で選択項目:「商談」(主従関係項目)を指定、 値:「$Record」>「商談ID」の順で選択項目:「商談スコア」を指定、 値:「$Record」>「商談スコア(コピー)」の順で選択「完了」を押す続いて、「履歴なし」の+を選択して、「要素に接続」を押しますすると以下のような画面になるので、先に作成したレコードを作成要素(画像では「履歴作成」)の「+」を選択します。これで作成完了です。全体像は以下のようになります。画面上部の「デバック」ボタンを押してテストをして見ましょうデバック画面で、「ロールバックモードでフローを実行します」に必ずチェックをして実行します。※チェックしない場合、実際にレコードが作成されます。任意の商談1件のみテスト実行さるため、処理内容とエラーがないことを確認します。十分テストし、フローを「有効化」したら設定は完了です。3.レポートの作成履歴が取得できた後は、商談スコア履歴のレポートを作成し、変化量を一覧化します。以下の流れでレポートを作成します。レポート>新規レポート>商談スコア履歴が関連する商談のレポートを選択します。アウトラインの「列」の「▼」から「行レベルの数式を追加」を設定します。列の名前:スコア変化形式:数値数式:商談スコア履歴の「商談スコア」項目 ー「変更前商談スコア」項目アウトラインを指定します。グループ:フェーズ、取引先名、商談名を指定します。項目列:商談スコア(商談スコア履歴の項目)、完了予定日、スコア変化(上記行レベルの数式を追加で作成した項目)など検索条件を設定します。商談状況:進行中商談スコア履歴の作成日:期間を絞る(過去30日など)最終スコア:空白と一致しない対象適宜、完了予定日などで期間を絞るおつかれさまでした。上記レポートをもとに、ダッシュボードでスコアの変化量を一覧化して確認できます。上記以外にも、以下などで活用してみてください。商談スコアが初めてついた対象を一覧化してスコア確認(レポートでの検索条件で変更前スコアが空白の対象を抽出)一定の基準以上のスコア変化があった対象を一覧化して営業活動に利用(レポートでの検索条件でスコア変化量が一定数以上を抽出)参考:フローやレポート・ダッシュボードの学習リソース今回設定に利用したフローやレポートダッシュボードの機能をもっと知りたい方は、以下のリソースをご活用ください。フローをいちから学びたいフロー初心者向け学習リソースまとめ:フローの機能を学ぶことができるコンテンツのまとめ記事になります。エキスパートコーチング ▶フローによる プロセスの自動化:エキスパートがフローの使い方をご案内いたします。PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様はSalesforceエキスパートとの1 対 1 のセッションにお申し込みいただくことが可能です。レポートダッシュボードをもっと学びたい以下2種類の動画にて活用方法を解説しております。また、PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様は動画の内容でご質問がある場合は、Salesforceエキスパートとの1時間のフォローアップセッションをリクエストいただくことが可能です。(動画は誰でも閲覧可能です)エキスパートコーチング ▶レポート&ダッシュボード クイックスタートエキスパートコーチング ▶ レポート&ダッシュボード レベルアップ活用ステップ全体に戻る場合は、こちら
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【お役立ちアプリ】行動(スケジュール)、ToDo(やるべきこと)を入力する
カレンダーやスケジューラー画面から、Salesforce上の行動やToDoも記録できるアプリをご紹介します※各アプリの機能の概要や特徴はサービス名リンクをクリックしてご確認ください。グループウェアの決定版 Argus(アルゴス)スケジュールの拡張機能だけでなく、業務の情報を集約し、共有することで社員同士のコラボレーションを活性化し、ビジネスの死角をなくす為のグループウェアです。※Argusお問い合わせは、AppExchangeサイト内の概要に記載されているメールアドレスへご連絡ください。Googleカレンダーと同期できるSalesforce専用カレンダー:Calsket(カルスケット)スケジュールや仮予定を一括で登録をしたり、多彩なアイコンを利用してデータを活かして予定の意味や目的を可視化することができます。Googleカレンダーとも連携・同期可能です。Incubate Block :Salesforceをもっと活用して営業活動を効率化訪問先のターゲットリスト作成やターゲットリストからカレンダー画面にドラッグ&ドロップして活動予定を登録できます。上司による部下の活動把握や活動報告へのフィードバックも一覧から簡単に確認・入力でき、活動登録の定着化を支援します。mitoco(基本パッケージ)|カレンダー、承認ワークフロー、掲示板などのグループウェアモバイルのカレンダー、電子申請、掲示板、チャットなど、更にSalesforceを使いやすく進化させます。Salesforceライセンスがないメンバーも、同じSalesforce組織内でコミュニケーションできます。
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Summer ’23 で皆さまに知ってほしい情報を、リリースノートから抜粋してまとめました。※ 本記事の内容は新機能情報の中から一部抜粋して記載しております。英語版と日本語版の差異があれば英語版を優先するものといたします。また、その他の更新情報などは必ずリリースノートを参照ください。※ ナレッジ記事の右下にある言語設定から「日本語」を選択ください。英語のみ表示される場合は英語での確認をお願いいたします。※ 製品ごとの各新機能を紹介するオンデマンド動画はSummer’23 特設ページからご覧ください(6/30 更新)新たに追加されたリリースノート抜粋情報ICU ロケール形式の有効化(リリース更新)どこにいても業務を遂行できるように、International Components for Unicode (ICU) ロケール形式を採用します。多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得2022 年 2 月 1 日、Salesforce 製品にアクセスするときに多要素認証 (MFA) を使用する契約上の要件が有効になりました。新しい組織でデフォルトでブロックされる OAuth 2.0 ユーザ名パスワードフローSummer '23 以降で組織を作成した場合、OAuth 2.0 ユーザ名パスワードフローはデフォルトでブロックされます。ユーザ名パスワードフローにはセキュリティリスクがあります。代わりに、OAuth 2.0 クライアントのログイン情報フローを使用することをお勧めします。[オプトアウト済み] 項目の状況の使用お客様からのフィードバックに基づいて、最近更新された項目値をプロスペクトの [オプトアウト済み] 項目の情報源として使用できるようになりました。※ オンラインコミュニティで詳細を投稿しておりますので、こちらもご確認くださいケースメール通知のシステムアドレスとしてデフォルトの No-Reply アドレスを使用 (リリース更新)[設定] の [組織のアドレス] ページから、デフォルトの No-Reply アドレスを設定します。[特別な目的の組織のメールアドレス] にメールアドレスを追加し、新しいデフォルトの No-Reply アドレスに送信される検証メールで説明されている手順に従います。便利になります/使い方が変わります!すべての検索条件を 1 か所に配置してユーザインターフェースを改善1 つのポップアップウィンドウにすべての検索条件オプションが表示されるようになったため、絞り込みプロセスが簡素化され、時間が節約されます。UI 要素の色のコントラストの改善テキスト以外の UI 要素 (ボタンやチェックボックス など) や、一部のテキスト UI 要素 (リンクなど) を表示するときの色のコントラストがアクセシビリティ基準に合わせて改善されました。ユーザのメールアドレスの検証Spring’23からユーザのメールアドレスが未検証の場合、メール送信ができなくなりました。メールアドレスを検証するためには以下の2つのどちらかを行う必要がありました。パスワードリセットを行うApex メソッドを利用するSummer'23ではメールアドレスが未検証の場合ユーザレコードの [メール] 項目の横に「検証」というリンクが表示されるようになり、本リンクをクリックすることで簡単に検証用メールがユーザに送信できるようになりました。メールに記載されている URL をクリックすることで、「検証」の表記が「検証済み」に変わりメールアドレスの検証が簡単にできるようになります。CASESAFEID関数の変更CASESAFEID関数では、有効な15文字のSalesforce IDのみが、大文字と小文字を区別しない18文字のIDに変換されるようになりました。SSO ログインでの Salesforce MFA の使用SSOログインでSalesforce多要素認証 (MFA) サービスを使用する方法が新しくなり、改善されました。ユーザのMFAを有効にした後、SSO設定ページで設定を選択して簡単にMFAをSSOに拡張できます。拡張トランザクションセキュリティフレームワークのログイン情報の監視ユーザのログインフローが安全であることを検証するために、拡張トランザクションセキュリティフレームワークのLoginEvent オブジェクトで [認証メソッド参照]、[ログインサブ種別]、および [ログイン種別] 条件を使用して監視できます。拡張コンテンツを使用したカスタムドメインの設定とメンテナンスの詳細の確認カスタムドメインを使用して、“https://www.example.com”などの所有するカスタムドメインで Experience Cloud サイ トを提供し、ブランド設定された環境をユーザに提供します。制約が加わります/ご自身の環境をご確認ください!不可になった新規プロセスの作成プロセスビルダープロセスの廃止に向けた次のステップを実行するために、新規プロセスは作成できなく なりました。既存のプロセスビルダープロセスは引き続き有効化、無効化、編集できます。MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)Salesforce では、2022 年 2 月 1 日より、Salesforce 製品にアクセスするすべてのお客様に多要素認証 (MFA) の使用を義務付けています。期限切れの Sandbox ライセンスの管理Sandbox 割り当てを超えた場合、最も長い時間使用されていないSandboxから適切な数のSandboxがロックされます。また操作を何も行わなず、ロック期間が 60 日を超えた Sandbox は削除され、復元できなくなります。ゲストユーザから送信されたメールの制限 (リリース更新)Summer’23から、組織はゲストユーザレコード内の未検証のメールアドレスからメールを送信することが制限されます。 この更新を確認するには、[設定] から [クイック検索] ボックスに「リリース更新」と入力して、[リリース更新] を選択します。[Restrict Emails Sent from the Guest User (ゲストユーザから送信されたメールの制限)] の手順に従います。ケースメール通知のシステムアドレスとしてデフォルトの No-Reply アドレスを使用 (リリース更新)[設定] の [組織のアドレス] ページから、デフォルトの No-Reply アドレスを設定します。[特別な目的の組織のメールアドレス] にメールアドレスを追加し、新しいデフォルトの No-Reply アドレスに送信される検証メールで説明されている手順に従います。デフォルトの No-Reply アドレスを検証したら、[リリース更新] で [テスト実行] を設定して開始します。この更新は、Spring '21 で最初に使用可能になり、Spring '23 で適用される予定でしたが、適用日が Summer '23 に延期されました。対象の方はご注意くださいService Cloud Voice コンタクトセンターの最新の機能強化の取得(Service Cloud)コンタクトセンター向けの Service Cloud Voice の機能強化とバグ修正を活用します。Summer’23から各組織が更新されたタイミングでコンタクトセンターのアップデートが行われます。注) 既存のコンタクトセンターを更新する為には、今まで通り手動で実施する必要があります。Salesforce Edge ネットワークへの移行に向けた Experience Cloud サイトの準備Salesforce Edge ネットワークが、Summer ‘23 からローリング方式でリリースされます。対象のお客様にはメールが送られているので、ご確認、ご対応お願いいたします。開発者(Developer)向けLightning Web コンポーネント用および Aura コンポーネント用 Lightning Web セキュリティの使用 (正式リリー ス)Aura コンポーネント用 Lightning Web Security (LWS) が正式リリースされました。非同期 SOQL の廃止非同期 SOQL は、Summer '23 にすべての Salesforce 組織で廃止される予定です。この廃止により、非同期SOQLをご利用のお客様は代替の実装を行う必要があります。Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止 (リリース更新)当初Summer’23で予定されていたSalesforce Platform APIバージョン21.0 ~ 30.0の廃止は、Summer’25に延期されましたMarketing Cloud (Account Engagementを除く)※ 日本語のリリースノートは6月以降公開予定のため、英語のリリースノートから2点抜粋して記載。本セクションは6月以降に更新いたしますUpdate Legacy REST API Routes AccessExpand Mobile Reporting with New Dimensions and Measurements
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システム管理者必見!秋のカスタマーサクセスセミナー ラインナップ
現在ご案内中のセミナーをご紹介しております。ご関心のあるセミナーがありましたら是非ご参加ください。
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この記事で学べることプラットフォーム暗号化の導入メリット、従来の暗号化項目との違い、暗号鍵の管理方法の4つの違い、確率的暗号化と確定的暗号化の違いを理解できます。プラットフォーム暗号化の導入メリットSalesforceに格納されるデータは、データベースを取り巻くインフラレベルの物理的なセキュリティやマルチテナントデータベースの仕組み、そして内部脅威に対する厳格なアクセスコントロールによって常に高いセキュリティで守られています。また、多くのお客様は、認証やシングルサインオン、きめ細かいアクセス制御、ログイン監視などの標準機能により、データの安全性を十分に保っています。一方で、個人情報や機密データなどの慎重に扱うべきデータをSalesforceに保存するお客様の増加に伴い、外部および内部のデータコンプライアンスポリシーやガイドラインへの対応のため、標準のセキュリティ対策に加え「保存データの暗号化」が必要となるケースが増えています。 お客様の業種は金融サービス、ヘルスケア、製造、テクノロジー、公共団体など多岐にわたりますが、このようなケースでは、主に以下のような要件への対応を求められます。クラウドサービスに保存する個人情報や機密データの暗号化暗号化鍵のライフサイクルの制御アプリケーションの機能の維持プラットフォーム暗号化は、検索、フロー、検証ルールなど、主要なアプリケーション機能を阻害しないよう設計されており(注)、お客様にて暗号化鍵のライフサイクルを制御しながら、Salesforceに保存されているデータをネイティブに暗号化することができます。外部および内部のデータコンプライアンスポリシーやガイドラインの要求を満たし、お客様のコンプライアンス対応における有効な追加レイヤーになる。これがプラットフォーム暗号化の導入メリットです。(注)プラットフォーム暗号化にはデータが暗号化されて保存されることに伴う機能制限やトレードオフがあります。また、AppExchangeアプリをご利用の場合、互換性の問題により一部または全部のサービスが制限される場合がございます。アプリの提供元にご確認いただくか動作をテストしてから本番環境でご利用いただくことを推奨します。プラットフォーム暗号化で暗号化できる項目Shield Platform Encryption のトレードオフおよび制限事項従来の暗号化とプラットフォーム暗号化との違い標準機能において、カスタム項目作成時に「テキスト(暗号化)」のデータ型で作成した項目のデータは保存時に暗号化されます。これを「従来の暗号化」と呼びます。従来の暗号化では、「テキスト(暗号化)」のデータ型で作成したカスタム項目のデータのみを保護できるのに対し、プラットフォーム暗号化は、広く使用されているさまざまな標準項目、一部のカスタム項目、および種々のファイルを暗号化できます。また、プラットフォーム暗号化では、個人取引先、ケース、検索、承認プロセス、およびその他の主要なアプリケーション機能やお客様による暗号化鍵のライフサイクルの管理もサポートしています。カスタム項目の従来の暗号化従来の暗号化と Shield Platform Encryption との違い4つの鍵管理方法と鍵の循環プラットフォーム暗号化を使用すると、4つの方法でデータの暗号化に使用される鍵素材の管理および循環が可能になります。デフォルトの鍵管理方式では、お客様はSalesforceを使用して「テナントの秘密」を生成し、それをSalesforceが管理するリリースごとの「主秘密」と結合してデータ暗号化鍵を抽出できます。抽出されたデータ暗号化鍵は、暗号化と復号化の両方の機能で使用されます。また、Bring Your Own Key(BYOK)サービスを使用して独自の鍵素材を使用する方法として、アップロードした鍵素材とSalesforceが管理する「主秘密」を結合してデータ暗号化鍵を抽出するBYOK 1、アップロードした鍵素材を「主秘密」と結合せず暗号化鍵として使用するBYOK 2、更に、鍵素材をSalesforce の外部に保存し、キャッシュのみの鍵サービスで鍵素材をオンデマンドで取得するBYOK 3の方法が用意されています。いずれの方式においても、お客様はテナントの秘密や鍵素材のライフサイクルを制御することで、データ暗号化鍵のライフサイクルを制御することが可能です。鍵の管理と循環確率的暗号化と確定暗号化プラットフォーム暗号化は、各データが暗号化されるたびに完全にランダムな暗号文字列に変換される「確率的暗号化」を基本としていますが、一部のデータ型の項目では、同じデータ文字列は同じ暗号文字列に変換される「確定的暗号化」を選択することが可能です。確率的暗号化は、ランダム初期化ベクトル(IV)とCBCモードでのAES-256bit暗号アルゴリズムを使用します。各データが暗号化されるたびに完全にランダムな暗号文字列に変換されるため、並べ替え操作などの一部の機能が失われますが、これはセキュリティを優先するための妥当なトレードオフと考えられています。一方、確定的暗号化は、静的初期化ベクトル(IV) を使用することで、同じデータ文字列は同じ暗号文字列に変換される仕組みを実現しており、暗号化されたデータを特定の項目値と照合できるようにしています。これにより絞り込みなどの制限が緩和され、ビジネス要求を最大限確保した暗号化が実現できます。確定的暗号化には、大文字と小文字を区別するものと、大文字と小文字を区別しないものの2種類があります。大文字と小文字を区別する暗号化では、取引先責任者オブジェクトに対するSOQLクエリでLastName = Jonesとすると、Jonesのみが返され、jonesやJONESは返されません。大文字と小文字を区別しない場合には、LastName = Jonesとすると、Jones、jonesまたはJONESが返されます。採用すべき暗号化方式について、米国政府機関やPCI DSSなどの米国発のガイドラインでは、NIST Special Publication 800-57 Part 1「鍵管理における 推奨事項」が参照されています。また、日本においては多くの企業が「電子政府における調達のために参照すべき暗号のリスト(CRYPTREC暗号リスト)」が参照しています。これらのガイドラインでは確定的暗号化の暗号方式は推奨されていません。電子政府推奨暗号リストに含まれる暗号方式を採用する必要がある項目や、お客様のPCI DSS認証において当社のPCI DSS AoC(準拠証明書)を利用する場合の対象項目には確定的暗号化は利用することができませんのでご注意ください。学習ツールTrailhead - モジュール Shield Platform Encryptionホワイトペーパー - Shield Platform Encryption Architecture(英語)まとめプラットフォーム暗号化は、企業に求められるデータコンプライアンス要件や業界基準、ガイドラインなどの暗号化要件を満たし、コンプライアンスにおける追加のレイヤーとして、クラウド上の非公開データの保護というステークホルダーとの契約上の義務を果たしていることを証明するために有効なオプションです。暗号化鍵の管理方法においては、鍵の生成及び管理を完全にお客様側でコントロールするといった厳しい要求にも対応が可能です。なお、機能上の制限は従来の暗号化と比較してかなり緩和されていますが、データが暗号化されて保存されることに伴うトレードオフがあるため、注意が必要です。
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この記事で学べること絞りこんだ見込み客に効果的な営業アプローチをどのようにおこなうのかこの記事のゴール1つ前の記事では見込み客を絞りこむ基準を決めて設定していただきました。この記事のゴールは絞りこんだ見込み客に対して「効果的な営業アプローチをどのようにおこなうのか運用ルールを決めて設定する」です。どのように効果的な営業アプローチをおこなうのかみなさんは見込み客に対してどのような営業アプローチが効果的と思いますか?ここでの効果的とは「商談を創出して売上につなげること」を指します。見込み客への営業アプローチにおいて商談の創出につながるポイントはアプローチの「スピード」と「質」の2点です。例えば、資料をダウンロードした見込み客に1週間後アプローチするより、当日アプローチしたほうが良いですし、セミナーに参加した見込み客にざっくり感想を聞くより、セミナーの訴求点を伝えた上でヒヤリングしたほうが商談の創出につながります。つまり効果的な営業アプローチとは、見込み客の行動や状況に適したアプローチを抜け漏れなくスピーディーに実施することです。そのためには「運用ルール」を用意することが必要になります。運用ルールに必要な要素は、①ダッシュボード、②入力・更新ルール、③運用フローの3つです。営業担当者がタイムリーにフォローできているかをSalesforce上でわかりやすく管理する方法が「ダッシュボード」です。「ダッシュボード」は営業アプローチを抜け漏れなく実施しているかチェックする目的で使用するため、営業担当者のフォロー状況を可視化できるものを作成しましょう。具体的には、営業アプローチすべき見込み客やアプローチ期日が過ぎてフォローが漏れているToDoの一覧が良いでしょう。またフォロー状況をダッシュボードでリアルタイムに可視化するには、営業担当者は見込み客にアプローチしたらToDoを完了にしたりするなどアプローチ結果をSalesforceに正しく登録・更新する必要があります。これが「入力・更新ルール」です。最後に、用意したダッシュボードを営業マネージャーが毎朝チェックしてフォローが漏れている見込み客がいたら、営業担当者に速やかに対応を促すなどいつ、誰が、何をチェックして、どうするかを決めます。これが「運用フロー」です。効果的な営業アプローチをどのようにおこなうのか運用ルールはイメージできましたか?まずは1つの利用シーンで自社にあった運用ルールを実際に設定してみましょう。具体的な設定例自社にあった利用シーンを決めたらあとは設定です!引き渡された見込み客に営業アプローチを促す運用ルールの作り方の例を下記のドリルで解説しています。ドリル:営業部門にパスした見込み客へのフォローを促す運用ルールをつくるまた、ドリルで紹介している「営業担当者のフォロー状況を可視化するダッシュボード」は「Account Engagement はじめてガイド基本パッケージ」に内包されています。※なお、本パッケージは弊社サポートの対象外となります。誠に恐れ入りますが、弊社テクニカルサポートにお問合せいただいても対応いたしかねますのでご了承ください。学習ツールレポート・ダッシュボード作成についてより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:レポート&ダッシュボード クイックスタートまとめ効果的な営業アプローチをどのようにおこなうのか運用ルールを決めて実際に設定してみましたか?設定ができたらぜひ運用をまわしてみましょう。ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ次は商談創出や売上貢献の効果をあげるためどのように社内連携を強化するのかご紹介します。「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べること多要素認証 (MFA) のテストをする際のポイントを理解することができますMFA のテスト多要素認証のテストの推奨事項は製品毎に異なっております。MFA 実装のテスト この記事では Salesforce Platform で構築された製品 (Sales Cloud や Service Cloud 等) におけるテストの推奨事項について紹介させて頂きます。その他の製品におけるテスト時の推奨事項は上記ヘルプ記事内の各製品毎のヘルプページへのリンクをご参照頂ければ幸いです。 Salesforce Platform で構築された製品 における MFA のテストテストに利用する環境検証に利用する環境ですが、本番環境で実施する前に Sandbox 環境、もし利用できる Sandbox 環境が無い場合には Developer Edition 組織をサインアップ頂き、そちらの環境でのテスト実施を推奨しております。テストに利用するユーザテストを実施する際には、テストを実施頂くシステム管理者のアカウントについては誤って自身がロックアウトされるのを防ぐため、システム管理者権限の無いテストユーザを作成頂き、テストユーザのアカウントを使用する事を推奨しております。テストで確認することテストで確認頂く事としてはテストユーザとしてログインし、選定頂いた検証方法*での登録フローの実施・完了検証方法登録後、Salesforce に正常にログイン頂けるかを確認エンドユーザーが検証用のデバイスを忘れた場合を想定して、管理者アカウントで仮のコードの発行仮のコードを利用してのログインの流れの確認といった点があげられます。*Salesforce Authenticator、 3rd party の TOTP アプリケーション、セキュリティキー 等。学習ツールMFA 実装のテストMFA のテスト (Salesforce Platform で構築された製品)仮のコードによる ID の検証 まとめMFA のテストを実施する上ではまず本番環境ではなく、Sandbox や Developer Edition 組織でお試し頂く管理者ユーザがロックアウトされる事を防ぐため、テストユーザを作成しテストに使用するエンドユーザでの実施事項と管理者で実施しなければならない動作をテストでは検証するといった点がポイントとなる旨、紹介させて頂きました。MFA のテスト計画を立てる際の参考となれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
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Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止
Summer '25 で廃止される Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の概要と影響有無の確認方法についての解説動画です。お客様での調査にお役立てください。https://play.vidyard.com/iE8EjS3tstXxdJS4jBUM3W投影資料のダウンロードはこちらからこの記事で学べることSummer '25に廃止される API バージョンと種類を知ることができますAPI バージョンの廃止スケジュールを知ることができますお客様にて必要な対応を知ることができますご存知ですか? Summer ’25 で古い API バージョンが廃止されますSalesforce では、API の品質およびパフォーマンスを充実させ、改善するために、最初のリリース日から最低 3 年間サポートしますが、それを超えるバージョンのサポートは停止されたり、廃止される場合があります。そのため、定期的に API バージョンを更新いただくことを推奨しています。※API バージョンを定期的に更新しましょう(サクセスナビ)も是非ご覧ください今回廃止対象の API の種類とバージョンは以下のとおりです。SOAP:21.0、22.0、23.0、24.0、25.0、26.0、27.0、28.0、29.0、30.0REST:v21.0、v22.0、v23.0、v24.0、v25.0、v26.0、v27.0、v28.0、v29.0、v30.0Bulk:21.0、22.0、23.0、24.0、25.0、26.0、27.0、28.0、29.0、30.0注意事項この廃止には、以下は含まれませんApex クラス、Apex トリガ、Visualforce ページ、フロー、プロセスビルダーただし、AJAX Toolkit を介して行われるバージョン指定された API コールを埋め込んだ Visualforce ページやカスタムボタン、S コントロールはこの廃止による影響を受けます標準の Salesforce B2B Commerce for Visualforce 製品バージョン 30.0 以前のメタデータコンテンツを参照している管理パッケージカスタム Apex REST & SOAP Web Servicesこの廃止は以下のものに影響します。データローダー Web Services ConnectorAJAX Toolkit を介して行われる廃止対象のバージョンが指定された API コールを埋め込んだ Visualforce ページやカスタムボタン、S コントロール SForceOfficeToolkit COM インターフェースを介して行われる従来の API コールForce.com Toolkit for PHPアウトバウンドメッセージによって生成されたペイロードから呼び出された SOAP API最新ではない API バージョンを使用している接続アプリケーション廃止スケジュールSummer ‘25以降、廃止された API バージョンを使用した場合場合、以下のようなエラーが発生します。REST API : 「410:GONE」SOAP API :「500:UNSUPPORTED_API_VERSION」Bulk API :「400:InvalidVersion」お客様にて必要な対応「そんな急に廃止と言われても・・・」と戸惑っているシステム管理者の方もいらっしゃるかもしれません。Salesforce では、システム管理者様宛に、月次で、以下のような 機能廃止ダイジェストメール等でお知らせしています。※ 終了日は 2025 年 6 月 1 日となっていますが、こちらのナレッジに記載の通り、実際の終了日は Summer ’25 リリース日となります。(リリース日は Trust サイトにてご確認いただけます)推奨する対応順序設計書や仕様書などのシステム導入時のドキュメントや、実際のデータ連携実装箇所を調査する外部システムやツール(データローダー等)を使って Salesforce へ接続するアプリケーションの有無とバージョンを確認組織内の開発で AJAX Toolkit 等を使用した実装有無とバージョンを確認こちらの資料を参考に、見落としがちな設定を確認追加でご確認いただく手段として、ログイン履歴の確認や API でのアクセス状況をイベントモニタリングログから確認いただくことが可能です。(こちらの P.10 参照) 手順1、2で確認した箇所の API バージョンを更新[リリース更新] の [テスト実行] を有効化後に、APIバージョンを更新した外部システムやツールを実行 *手順1、2で確認した方法(ログイン履歴等)で、手順4の接続結果を確認* Winter’25 より、[リリース更新]の[テスト実行]をご利用いただけます。[テスト実行] 有効化後は、廃止対象の Platform API バージョンの利用は不可となります。具体的には、廃止対象バージョンの API バージョンに対して外部システムからアクセスすると その API コールは失敗、エラーが発生するようになります。[テスト実行を有効化]をするには、[使用開始] をクリック後の画面で [テスト実行を有効化] をクリックします。この機能を利用し、外部システムからの API コールをテストをすることができます。※適用スケジュールまでの間は、いつでも [テスト実行] の有効 / 無効を切り替えることができます。学習ツールSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止(ナレッジ)API バージョンを定期的に更新しましょう(サクセスナビ)イベントモニタリング(Trailhead)API 合計使用量(開発者ガイド)まとめSalesforce の API は、最初のリリース日から 3 年経過すると廃止になる場合があるので、定期的にバージョンを更新する必要があります機能廃止に関するダイジェストメールが月次で配信されていますので、システム管理者様は必ず確認して下さい廃止対象の API バージョンを使用しているかどうか、使用箇所や実装された詳細については、Salesforce では確認ができないため、利用有無および対応方法については、開発会社や開発担当者様へご確認をお願いします。
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この記事で学べることAccount Engagement APIを利用する方法Account Engagement API利用に関する注意点はじめに本記事では、Account Engagement APIを利用する方法についてご紹介します。まず、Account Engagement APIを使用するためには、Account Engagementへのアクセス権を持つSSO対応済みのSalesforceユーザーにより、Salesforceのユーザー認証を成功させる必要があります。Salesforceのユーザー認証が完了すると、アクセストークンが発行されますので、そのアクセストークンを利用してAccount Engagement APIを実行します。事前に必要な設定内容、実際にAccount Engagement APIを実行する方法について、以下に手順をご紹介します。※APIの呼び出し元となるプログラムの実装については開発範囲となるため、具体的な実装方法や開発物のトラブルシューティングに関してはサポート対象外となります。設定方法1. 接続アプリケーションの作成手順Account Engagement APIを使用する事前準備として、SalesforceユーザーによるOAuth認証を行うために、Account Engagement API用の「接続アプリケーション」の設定を作成します。設定手順は以下のステップになります。1. Salesforceの画面右上の[設定]をクリックします。2.クイック検索で「アプリケーションマネージャー」と検索し、[アプリケーションマネージャー]メニューを開きます。 3.[新規接続アプリケーション]ボタンをクリックします。4.接続アプリケーション名・API参照名・連絡先のメールアドレスを設定します。5.APIセクションで[OAuth 設定の有効化]にチェックを入れます。6.[コールバック URL]を設定します。たとえば、https://my.example.com/myapp のようなURLを設定しますが、ブラウザーベースの認証フローを使用しない場合、入力されたURLは使用されません。7.[選択した OAuth 範囲]セクションで、[Pardot サービスを管理(pardot_api)]を選択して[追加]します。リフレッシュトークンの使用など、より複雑なシナリオとなる場合は、他のスコープも選択します。※[サポートされる認証フローに Proof Key for Code Exchange (PKCE) 拡張を要求]が有効な場合は、認証の際にcode_challengeパラメータが必要となります。上記対応が特に必要ではない場合は、[サポートされる認証フローに Proof Key for Code Exchange (PKCE) 拡張を要求]を無効にしてお試しください。8.設定を保存します。2. OAuth認証実行に必要な情報の取得SalesforceユーザーによるOAuth認証を実行する際に必要となる以下の情報を取得します。コンシューマー鍵コンシューマーの秘密Account EngagementビジネスユニットIDSalesforceユーザーのログイン情報<コンシューマー鍵とコンシューマーの秘密の確認手順>1.Salesforceの画面右上の[設定]をクリックします。2.クイック検索で「アプリケーションマネージャー」と検索し、[アプリケーションマネージャー]メニューを開きます。3.先程作成したAPI用の接続アプリケーションの行へ移動し、右端の逆三角アイコンより[参照]を選択します。4.API (OAuth 設定の有効化)セクションの[コンシューマーの詳細を管理]ボタンをクリックします。5.[コンシューマー鍵]の値をコピーして記録します。6.[コンシューマーの秘密]の値をコピーして記録します。<Account Engagement ビジネスユニットIDの確認手順>1.Salesforceの画面右上の[マーケティング設定]をクリックします。2.クイック検索で[ビジネスユニット]と検索し、[ビジネスユニット設定]メニューを選択します。3.APIを利用するAccount Engagementアカウントの[ビジネスユニットID]の値をコピーします。<Salesforceのログイン認証を実行するユーザーの確認>1.Account Engagement Lightning Appを使用してAccount Engagementにアクセスできるユーザー、または「Salesforceでログイン」を使用してpi.pardot.comにログインできるユーザーを用意します。2.1のユーザーについて、Salesforceへのログイン情報を確認します。3. Salesforce OAuth認証の実行ステップ2で取得した情報を元にSalesforceユーザーの認証を行い、アクセストークンを取得します。以下のステップでは、参考までにAPI開発ツールの「Postman」を利用してサンプルをご紹介します。POST URL:https://login.salesforce.com/services/oauth2/token?format=jsongrant_type:passwordclient_id:<コンシューマー鍵>client_secret:<コンシューマーの秘密>username:<SalesforceユーザーのUsername>password:<Salesforceユーザーのパスワード>4. Account Engagement APIの実行OAuth認証に成功すると、レスポンスとしてアクセストークンの値が返却されます。そのアクセストークンの値を[Authorization]ヘッダに設定し、併せてAccount EngagementビジネスユニットIDの値を[Pardot-Business-Unit-Id ]ヘッダにそれぞれ設定することで、Account Engagement APIの実行が可能となります。※[Authorization]の設定値としては、「Bearer」と「アクセストークンの値」の間に半角スペースが必要であり、「Bearer xxxxxxxxxxx」のような形式となります。こちらは、API バージョン5のVisitor Activity Queryを実行した際のイメージ画面となります。※参考ドキュメントhttps://developer.salesforce.com/docs/marketing/pardot/guide/visitor-activity-v5.html#visitor-activity-queryAccount Engagement API利用に関する注意点APIの呼び出し元となるプログラムでは、APIドキュメントに定義されているエラーコードを考慮したハンドリングが必要です。APIバージョンの違いについてAPI バージョン 3[1 つのメールアドレスに対して複数のプロスペクトを有効化]が無効であり、同一のメールアドレスを持つプロスペクトの複数作成が許可されていないアカウントの場合、バージョン3をご利用ください。API バージョン 4[1 つのメールアドレスに対して複数のプロスペクトを有効化]が有効であり、同一のメールアドレスを持つプロスペクトを複数作成できるアカウントの場合、バージョン4をご利用ください。API バージョン 5バージョン5では、利用対象のオブジェクトやオブジェクトに対する操作が追加されており、[1 つのメールアドレスに対して複数のプロスペクトを有効化]が有効になっているかどうかに関わらず、ご利用いただけます。ご契約のAccount Engagementエディション毎にAPIの日次コール制限数が設けられている点にご注意ください。リリース情報に関しましては、最新のリリースノートや開発者ドキュメントをご確認ください。参考Account Engagement API Quick Start(開発者ドキュメント)Marketing Cloud Account Engagement API: クイックルック(Trailhead)まとめ本記事では、Account Engagement APIを利用する方法を解説しました。運用方法や他社事例などについては、質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 グループまたは Account Engagement(旧Pardot) 日本 グループにてご質問ください。