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この記事で学べること スコア値を確認するレポート設定方法概要スコア値は過去データの質や量によって精度が変わってきます。各フェーズでスコアを集計し、どのようなスコア値が出力されているか、スコアがおおよそ実態を反映しているかを確認しましょう。たとえば、商談の終盤フェーズのスコア中央値が他のフェーズよりも高くなっていることが確認できれば、信用度や活用方法を考えるヒントとなります。なお、商談の進行が早い業界など、フェーズと対応させてもスコアが評価できない場合もありますので、その場合は他の確認方法も参考としてください。確認手順商談のレポートを新規作成します。・商談スコア項目の集計(平均、中央値、最大、最小)を表示します。・商談スコアのバケット項目を作成し、スコアがないもの、スコアのレンジごとのレコード件数を見れるようにします。(任意)必要に応じてダッシュボードに配置します。1.商談レポートの作成商談のレポートを作成し、フェーズ毎の商談スコアを集計します。以下の流れでレポートを作成します。レポート>新規レポート>商談のレポートを選択します。検索条件を設定します。・全ての商談・完了予定日:常時・商談状況:進行中アウトライン・グループ:フェーズ・項目列:商談スコア と最低限の項目商談スコア列の▼から、「集計」を選択し、平均または中央値を表示させます。列の▼から「バケット列を追加」を選択し、スコアをバケット分けします。「レポートのからの商談スコア値は0として処理します」にチェックし、0.1より小さいNullのバケットを作成し、25レンジでバケット分を行います。(さらに細かく分けても問題ございません。)作ったバケット項目をグループに追加します。2.必要に応じてダッシュボードに配置おつかれさまでした。この内容から以下などで活用してみてください。スコアがついていないレコード数の割合から商談スコアを活用できるかの判断フェーズ別のスコアの値の平均値/中央値を確認し、スコア値が実態を反映できているかの判断フェーズ別のスコアレンジの割合を確認し、スコア値の信用度を評価グループに別の項目を指定し、他の切り口でもスコアを評価参考:レポート・ダッシュボード機能の学習リソース今回設定に利用したレポート・ダッシュボードの機能をもっと知りたい方は、以下のリソースをご活用ください。レポートダッシュボードをもっと学びたい以下2種類の動画にて活用方法を解説しております。また、PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様は動画の内容でご質問がある場合は、Salesforceエキスパートとの1時間のフォローアップセッションをリクエストいただくことが可能です。(動画は誰でも閲覧可能です)エキスパートコーチング ▶レポート&ダッシュボード クイックスタートエキスパートコーチング ▶ レポート&ダッシュボード レベルアップ活用ステップ全体に戻る場合は、こちら
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この記事で学べることゴール実現に向けた計画の立て方この記事のゴールこの記事のゴールは「運用開始に向けた計画を立てる」ことです。そのために、以下2ステップで進めていきます。なぜ、リリース計画を立てる必要があるのかリリース計画を立てる際のポイントなぜ、リリース計画を立てる必要があるのかゴールを明確化し、実現のために何をしなければならないかが整理できたことで、運用開始に向け「後は実装に向けて動き出すのみ」と考えてしまいがちですが、ここで忘れてはいけないのは、Sales Cloudの活用において重要なのは、新たなシステムをリリースすることではなく、リリースしたシステムをしっかり運用にのせて成果に繋げることです。新たなシステムをリリースするということは、日々の業務の進め方やコミュニケーションも変化することとなります。計画の内容によっては、一括でリリースできる場合もありますが、利用ユーザーへの影響を考えないままシステム構築目線でリリースを行なってしまい、「一度にたくさんの変更を加え過ぎて、想定していた運用ができない」「利用ユーザーの負荷が高くなってしまい業務効率が落ちてしまった」といったことが起きないよう、新たなシステムを利用ユーザーに浸透させるためにはどのくらいの期間が必要なのか、難易度や影響度の観点から判断し、計画的なリリースを行う必要があります。また「まずはXXの展開から」といった形で部分的にリリースをする場合であっても、特に運用開始直後は[正しい情報を入力する][データを蓄積する]といった直接的な成果を感じにくい取り組みからスタートする形が大半となります。「やらされ感」をなくし利用ユーザーが新たな運用に前向きにチャレンジできるよう、一部のメンバーだけが全体感を理解しているのではなく、最終的なビジネスゴールに基づいて「なぜ、この業務から始めるのか?」を明確にしてリリース計画を発信することが重要となります。リリース計画を立てる際のポイントリリース計画を立てる際には、現状の課題や実現することでどのくらいの効果が期待できるかという[影響度]の観点だけではなく、旧運用と比較した時の変更点の多さや、効果創出までのスピードを加味した[実現のしやすさ]の2軸から検討をする必要があります。早期に変化を体感できるかどうかは、利用ユーザーの新たな運用に対するモチベーションアップにも繋がり、その後の運用定着・効果創出までの期間短縮に大きく影響を与えてくれることとなりますので、まずは「クイックサクセス/スモールサクセス」を意識した計画を立てましょう。学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:Sales Cloud オンボーディング(KPI・フェーズ設計)今後のリリース計画を整理いただくにあたって、ワークシートもご用意しています。ワークシートは こちら からダウンロードできます。まとめどこから始めるべきか、リリース計画は立てられましたでしょうか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ次は本章で整理したリリース計画をもとに、必要な取り組みに対して具体的にどのような指標を見るべきか、[目標実現のためやるべきこと]を検討してみましょう!次の記事:目標達成のためにやるべきこと検討しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べることSales Cloudの基本構造基本的なSales Cloud用語この記事のゴールこの記事のゴールは「Sales Cloudの基本構造と用語を理解する」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。Sales Cloudの基本構造を理解するオブジェクト間の関係性を理解する基本的なSalesforce用語を知るSales Cloudの基本構造を理解するSales Cloudは顧客を中心に情報を一元管理するためのツールです。Sales Cloudを使用することで名刺情報、案件情報、契約実績、訪問履歴、問い合わせなど顧客に関連するさまざまな情報を一つの画面で確認することができるようになります。Sales Cloudではそれら顧客に関連する情報を種別ごとに分け、「データを蓄積するための箱」であるオブジェクトに格納し管理します。オブジェクトにはSales Cloudが最初から用意している標準オブジェクトと、お客様独自に定義いただけるカスタムオブジェクトがあります。標準オブジェクトを使用することで、独自にカスタマイズをする工数を減らすことができるだけでなく、年3回の新機能リリースの恩恵を最大限に受けることが可能となります。次に代表的に使用される標準オブジェクトをご紹介します。各オブジェクトの使い方に関してより詳しく確認したい方は、以下の動画リソースもご確認ください。・【標準オブジェクトシリーズ】リード、取引先、取引先責任者・【標準オブジェクトシリーズ】商談 ・【標準オブジェクトシリーズ】活動・【標準オブジェクトシリーズ】リード・キャンペーン・【標準オブジェクトシリーズ】 ケース オブジェクト間の関係性を理解するSales Cloudでは関連するオブジェクト同士の関係性(リレーション)を定義することで顧客中心の一元的な情報管理を実現します。たとえば、複数の名刺情報(取引先責任者)を登録するときにその人が所属する企業が指定されないとばらばらの情報として管理されてしまい、企業ごとの正確な名刺情報が確認できなくなります。そのため、Sales Cloudでは取引先オブジェクトを中心に取引先責任者、商談、ケースなどのオブジェクトが関連づけられている構造となります。標準オブジェクトの関係性は下図をご確認ください。基本的なSalesforce用語を知るここまでSales Cloudの構造についてご説明しましたが、利用を開始いただく前に知っていただきたいのがSalesforce用語です。これからSales Cloudの設定を進めていただくとSalesforce特有の用語を多く目にするようになります。最初は聞きなれない言葉も多く戸惑われることもあるかと思いますが、用語を理解することで今後お困りごとが出てきたときに関連リソースに早くたどり着くことができたり、サポートへの問い合わせ時のやり取りがスムーズになりますので、ぜひ押さえておきましょう。最初に知っていただきたいSalesforce用語を下記にまとめていますのでご確認ください。さらに詳しくSalesforce用語を押さえたい場合は、こちらの記事もご確認ください。学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:Sales Cloud アドミン基礎まとめSales Cloudの基本構造と基本的な用語はご理解いただけたでしょうか?Sales Cloudでは顧客情報を中心に情報を一元管理します。代表的な標準オブジェクトは取引先、取引先責任者、商談、活動などがありますが、これらオブジェクトは取引先を中心に関連づけられる構造となります。ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ標準オブジェクトの構造が理解できたら、次は設定のカスタマイズ方法を学びましょう!次の記事:カスタマイズ方法を理解しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べること自社の商談を整理する際のポイントこの記事のゴールこの記事のゴールは「商談の流れを整理するポイントを理解する」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。商談フェーズの概要商談フェーズを管理する効果商談フェーズの設計方法商談フェーズの概要営業マネジメントをするにあたって、商談フェーズを定義し、それにそってマネジメントすることは大変重要です。商談フェーズを定義することで、その商談が今どういった状況なのか?その商談の受注の確率はどれくらいなのか?を把握し、売上予測を立てたり、マネジメントとして必要な支援を検討することができるようになります。商談フェーズが定義されていない、または曖昧になっていると、下図のように、事実と願望が区別できず、正しく売上予測が立てられなかったり、上司がメンバーを支援する上での具体的な打ち手がわからなくなってしまう恐れがあります。実際にセールスフォース・ジャパンでも以下のように8段階フェーズで商談の進捗を管理し、マネジメントを行なっています。商談フェーズを管理する効果商談フェーズ管理の効果は成約率、達成行動の実現、そしてコーチングと大きく3つあります。【成約率】商談フェーズを定義し、営業担当が各フェーズでやるべきことが整理されると、チーム全体の営業活動の標準化と改善が期待できます。やるべきことというのは、チーム内の最善の方法やトップセールスの行動を商談フェーズに落とし込むことを意味しています。トップセールスの行動を全員がやれるようにし、成約率の向上を目指します。【達成行動の実現】なかなか成果が上がっていない営業担当などは、標準化されたフェーズ管理を行うことで、自身が詰まりやすいフェーズがどこなのか、トップセールスの成功体験をもとにしたフェーズ管理を通して自らが体感することで、それぞれに合った改善点が明確になり、達成行動の実現につながります。【コーチング】商談フェーズが正しく管理できることにより、例えば、個々の営業の得意なフェーズや苦手なフェーズ、商材ごとの停滞するフェーズなどが可視化できます。マネジメントはこの可視化された情報をもとに、結果だけではなく、プロセスに対するコーチングも可能となります。商談フェーズの設計方法成約率を高める商談フェーズの構成するためには、以下の4つのポイントを意識することが重要です。策定のポイントが理解できたら実際の商談フェーズを検討していきますが、よくある失敗例として「フェーズを細かく設定しすぎて更新の負荷が高く営業効率が落ちてしまった」「人によってフェーズの捉え方が違うため、結局ヒアリングをしないと現在の進捗がわからない」という声を聞きます。そのような状態を生み出さないために各フェーズを何のために設定するのか次のフェーズに進むための前進基準は何なのかこの2点に関しては必ず明確にして検討を進めましょう。ワークシートはこちらからダウンロードいただけます。学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:Sales Cloud オンボーディング(KPI・フェーズ設計)まとめ自社の商談の流れを整理するポイントは理解できましたでしょうか。ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ次は、最低限必要な設定を学んでいきましょう!次の記事:必要な設定を理解しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べることSalesforce活用リソースの全体像各活用リソースの特徴とおすすめコンテンツこの記事のゴールこの記事のゴールは「活用リソースの種類と使い方を理解する」ことです。そのために、以下4ステップで進めていきます。おすすめの活用リソースの全体像各活用リソースの特徴申し込みの前に!指定連絡先の登録方法についてまずはこの2つを押さえておこう!特におすすめの活用リソースおすすめの活用リソース全体像Salesforceはお客様の状況やニーズに応じて、さまざまな学習リソースをご用意しております。現時点ですべてのリソースを理解する必要はありませんが、どのようなリソースがあり、どのようなシーンで活用ができるのか、困ったときにこのページに立ち返ることができるよう、まずは全体感を把握しましょう。次に、各リソースの特徴をご紹介します。各活用リソースの特徴①自分のペースで学びたい場合Trailhead無料のオンライン学習サービス『Trailhead』は、ゲーム感覚で楽しみながらスキルアップができる学習コンテンツです。学びたいコースや難易度を選択可能で、クイズに答えるだけでなく、実際にSales Cloudを触って学習することもできます。コースを修了するとポイントやバッジを取得できて、ソーシャル上で公開することも可能です。ユーザーの学習ニーズに合わせて、ピンポイントでトピックを学べる「モジュール」、アプリやシステム開発を実践的にガイドする「プロジェクト」、体系的かつ効率的に学べる「トレイル」という 3 つの学習方法があります。▼ まずはSales Cloudのいろは(基本)を学びたい、という方におすすめのモジュールはこちら!・Trailhead 『Sales Cloudの基本』モジュール・Trailhead『Sales Cloudのロールアウト戦略』モジュールサクセスナビ今ご覧いただいている『サクセスナビ』はSalesforce初心者の方から上級者の方まで日本の皆さまに使っていただける情報をギュッと詰め込んだ、Salesforceの百科事典です。製品別の機能を学べるコンテンツや、各製品の利用開始の段階で役立つはじめてガイド、ユーザー事例、コミュニティ、動画を使った活用リソースやウェブセミナーなど、さまざまなリソースにアクセスが可能です。また、見出しの注目の記事から、最新情報を取得できます。製品別に記事が整理されており、キーワード検索もできるため、関連したコンテンツにすぐにアクセスが可能です。ぜひURLをブックマークし、いつでもページにアクセスできるようにしておきましょう。▼ おすすめの記事はこちら!・サクセスナビ『はじめてガイド』・サクセスナビ『ユーザー事例』②Salesforceをお使いのユーザー同士で情報交換や他社事例を参考に学びたい場合オンラインコミュニティ『オンラインコミュニティ』は、Salesforceユーザー、開発者、パートナーが集まってSalesforceに関する知識を共有し、相互支援をする場所です。Salesforceの製品やサービスに関する情報を提供するだけでなく、Salesforceユーザーグループやローカルイベントの情報、Salesforceコミュニティでのボランティア活動なども提供しています。まずはコミュニティに参加して、他社事例を検索したり、活用に関する疑問などを投稿してみましょう。▼ Salesforce初心者〜上級者まで、全ての方におすすめのコミュニティはこちら!・オンラインコミュニティグループ『カスタマーサクセス日本』・オンラインコミュニティグループ『質問広場』③Salesforceの担当者にお困りごとを相談したい場合エキスパートコーチングエキスパートコーチングとは、Salesforce製品別のビジネス課題の解決ノウハウ・ベストプラクティスをご紹介しているもので、現在60種類以上のメニューが用意されています。各製品の対応メニューは、エキスパートコーチングのカタログよりご確認いただけます。自社のビジネス課題を解決するために、この機能を使いたいが、実現可能か?よりよい活用方法はないか?など弊社エキスパートへ直接ご相談をされたい場合は、弊社エキスパートとの1:1のフォローアップセッションや個別セッションをお申し込みください。(※1:1のセッションはPremier Success Plan限定でご提供しているサービスとなります。)▼ Sales Cloud初心者向けのおすすめ学習メニューはこちら!・エキスパートコーチングメニュー『Sales Cloudアドミン基礎』・エキスパートコーチングメニュー『レポート&ダッシュボード クイックスタート』※個別セッションはPremier Success Plan限定Premier活用相談室(Premier Success Plan限定)『こんな機能を活用したいが、適切な相談窓口や、学習リソースはないか?定着化で課題を抱えているが、何からはじめたらよいか?など、『どこから手をつけたらいいかわからない』『問い合わせ先がわからない』という時にご利用いただけます。お申し込みはこちらのイベントカレンダーから※すでに満席の場合、イベントカレンダーに表示されない仕組みとなっております。その場合は数日後に改めてイベントカレンダーをご確認ください。サポートへのお問い合わせご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアがお客様のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ申し込みの前に!指定連絡先の登録方法についてエキスパートコーチングやテクニカルサポートをご利用いただくためには、「指定連絡先(DC)」の設定が必要です。指定連絡先(DC)の概要や設定方法については、以下のヘルプ記事をご参照ください。ナレッジ記事:Salesforce ヘルプの指定連絡先の作成と管理まずはこの2つを押さえておこう!特におすすめの活用リソースここまで、さまざまなリソースをご紹介しましたが、特に弊社のエキスパートがご支援させていただく以下2つのリソースは、Sales Cloudの導入において成功をされたお客様の中でも利用頻度が高いリソースです。特に運用開始に向けて様々な場面でご活用いただけるリソースとなっておりますので、まずはこの2つのリソースについての概要及び利用方法を理解しておきましょう。機能の概要や、活用方法を学習したい場合エキスパートコーチングの受講がおすすめです。まずは、エキスパートコーチングの製品別メニューカタログをご確認の上、ご購入製品の対応メニューをご確認ください。オンデマンド動画メニューについて、動画をご視聴後、エキスパートによる1:1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。個別セッションメニューについても、同様の手順でお申し込み可能です。(Premier Success Planをご契約のお客様限定となります) こちらの手順 に沿って、お申し込みください。※:1:1の個別セッション、およびオンデマンド動画視聴後のフォローアップセッションはPremier Success Planをご契約のお客様限定となりますので、予めご了承ください。具体的な設定方法や技術的な問題が生じた場合ご不明点やエラーの解消に関するお問い合わせ、具体的な設定方法や機能に関するご質問がある場合は、テクニカルサポートにお問合せいただくことで、弊社サポートエンジニアがお客様のSalesforce環境や状況を確認の上、具体的な手順のご案内など解決に向けたご案内を行います。Salesforceをご利用いただく多くのお客様の中で最も利用頻度の高いサポートリソースとなりますので、必ず問い合わせ方法を確認/把握しておきましょう。■テクニカルサポートへのお問い合わせ方法ナレッジ記事:Salesforce ヘルプでのお問い合わせの作成方法また、お客様に対してサポート品質向上のためのアンケートを実施させていただいております。1分程度で完了するアンケートになりますので、ぜひご協力をお願いいたします。※製品に関するご意見などは別途担当営業へご連絡いただくか、アンケートのコメント欄に記載をお願いいたします。学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:はじめようSales CloudまとめSalesforce活用リソースの種類と使い方を理解できましたか?まずは自分にあったリソースからはじめて、より効果的に活用していきましょう!スキル習得に役立つオンライン学習サイト『Trailhead』Salesforceの定着化・活用ノウハウの百科事典『サクセスナビ』他社ユーザーと情報交換ができる『オンラインコミュニティ』製品の機能活用方法を学べる『エキスパートコーチング』製品の活用方法や定着化の課題など幅広く相談できる『Premier活用相談室』技術的な質問を解消する『テクニカルサポート』次の記事:基本構造と基本的な用語を理解しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べること重複管理を行い、重複しているレコードの登録を事前に防ぎ、データ品質の向上につなげる方法重複管理では、一致ルールと重複ルールは連動して、重複のないデータで作業をできるようにします。たとえば営業担当者が新規レコードおよび更新済レコードを保存する前に、一致ルールと重複ルールを設定することで、レコードの重複を警告することができ、重複したレコードをレポートで表すことも可能です。一致ルールとはどのオブジェクトのレコードが重複しているかどうかの識別をルールとして定義したものです。デフォルトの標準一致ルールとして、リード、取引先、取引先責任者が作成されています。標準一致ルールの設定調整や、カスタム一致ルールを作成することもできます。重複ルールとは一致ルールで重複を識別する作業が行われた後、重複ルールでは一致したレコードに対して、どのような処理を行うかを決定します。重複ルールでも標準重複ルールの設定調整や、カスタム一致ルールを作成することができます。設定手順では実際に、レコードの重複を回避するためのルールを設定してみましょう。今回は例として、取引先オブジェクトに重複管理の設定をします。取引先オブジェクトにはデフォルトで一致ルールも重複ルールも設定されていますが、今回は「納入先住所」「電話番号」「株式コード」の3つが完全に一致した場合のルールを作成します。一致ルールの設定[設定]|[クイック検索]ボックスに「一致ルール」と入力[新規ルール]をクリック オブジェクトで[取引先]を選択し、ルールの詳細と一致条件を入力※[検索条件ロジックを追加]ではANDやORを使用した複雑な条件にすることもできます。重複ルールの設定[設定]|[クイック検索]ボックスに「重複ルール」と入力[新規ルール]をクリックし、[取引先]を選択ルールの詳細、アクション、一致ルールを入力保存後、[有効化]をクリックして、設定は以上です。動作確認では「株式会社A」と「株式会社a」の2つの取引先情報を作成して重複管理が作動しているか、確認してみましょう。電話番号、株式コード、納入先住所の市区郡の3つが完全一致しているため、後から作成した「株式会社a」のレコードは保存することができないようになっています。※作成時のアクションで[ブロック]に設定したためです。また、「株式会社a」のレコード上に表示されている[重複を表示]をクリックすると、重複している「株式会社A」のレコードが表示され、登録しようとしていたデータは削除されます。編集時のアクションでは[許可]に設定しました。アクションを[許可]にした場合はどのように表示されるかも見てみましょう。レコードを編集後、保存をするとレコードの上に「この取引先には重複が存在しているようです。」との表示がでます。[重複を表示]をクリックすると、2つの取引先レコードを比較することができ、次のステップではマージして、1つのレコードにまとめる作業をすることも可能です。考慮事項各オブジェクトあたり最大5件の有効な重複ルールを使用可能各重複ルールには、最大3件の一致ルール (オブジェクトごとに1つの一致ルール) を含めることができる一致ルール、重複ルールを編集する場合は[無効化]にする必要がある学習ツール重複ルール(ヘルプ記事)重複管理(Trailhead)エキスパートコーチングセッションお申込みご利用にはPremierおよびSignature Success Planのご契約が必要ですまとめ今回は3つの項目を重複データの識別項目として使用しましたが、項目をふやすことで、より精度の高い重複データの確認を行うことができます。重複データがない環境を構築することで、無駄な作業を排除し、正確なデータを登録することができます。まだ重複ルールを使ったことがない方はぜひ活用してみてください。
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この記事で学べることレポート・ダッシュボードの作り方この記事のゴールこの記事のゴールは「データの可視化機能と可視化手順を理解する」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。データを可視化する機能各種機能(リストビュー・レポート・レポート)の作り方今日から使えるリソースSales Cloudのデータを可視化する機能データを可視化する主な方法は主に3つあります。機能の違いについて詳しく学びたい場合は「データ分析の機能を理解しましょう」もご確認ください。次からはそれぞれの作成方法を解説していきます。各種機能(リストビュー・レポート・ダッシュボード)の作り方リストビューの作り方リストビューは表示したい内容に応じてデータを絞り込むことができます。レポートの作り方○レポート作成イメージレポートでの表示方法には3つの形式があります。1行1レコードで表示する「表形式」や、特定の項目でグルーピングを行う「サマリー形式」や「マトリックス形式」があります。レポート作成を行うときに検討すべき内容と手順は次の通りです。○レポート作成ステップどのレコードを抽出するのか?どういった条件のレコードを抽出するのか?どの項目をレポートに表示するのか?どの項目を元にグルーピングするのか?どの数値を集計するのか?○レポートの作り方作成手順は次の通りです。1.どのレコードを抽出するのか?2.どういった条件のレコードを抽出するのか?3.どの項目をレポートに表示するのか?4.どの項目を元にグルーピングするのか?5.どの数値を集計するのか?ダッシュボード作成方法○ダッシュボード作成イメージダッシュボードとは複数のレポートを一つにまとめ、各種状況を1画面で確認ができる可視化ツールです。1つの画面上に複数のデータをさまざまなグラフで可視化ができます。ビジネスに関連する指標を並べれば、全体を俯瞰でき意思決定や進捗管理に便利です。ダッシュボードを作成するためには元となるレポートを用意する必要があります。このとき元となるレポートはサマリー形式もしくはマトリックス形式で作成しておきます。○ダッシュボードの作り方作成手順は次の通りです。1.[ダッシュボード] タブで、[新規ダッシュボード] をクリックします2.「+コンポーネント」をクリックして、表示するデータを含むソースレポートを選択します3.必要に応じて、表示させるグラフの種類や各種設定を行います 【補足】グラフのX軸・Y軸・グループ・積み上げ基準4.必要に応じて、ダッシュボードコンポーネントの位置やサイズをカスタマイズしますダッシュボードで表示すべき推奨内容作成したいダッシュボードがまだ決まっていない場合、まずは次の情報がわかるダッシュボードの作成をおすすめします。○ダッシュボード作成例ダッシュボード作成において重要なポイントは、データを見たときにどのような気づき・判断を得ることができると良いかになります。下記の作成例を参考に、可視化したいダッシュボードから逆算して必要な項目を整理していきましょう。今日から使えるリソース○無料パッケージ「今日から使えるサクセスダッシュボード」自社の活用に合わせてカスタマイズ可能な無料のパッケージをご用意しています。定着から活用フェーズのお客様まで役立つダッシュボードです。○ダッシュボードに含まれる内容(一部)サクセスダッシュボードは、社内ユーザーのログインおよびデータ蓄積状況や、管理職・個人向けの営業管理、および異常値管理に関するダッシュボードがまとまっています。パッケージをインストール後にこれらのダッシュボードを自社向けに少し変更するだけですぐに活用が可能です。利用方法は下記URLをご参照ください。資料ダウンロード:今日から使えるサクセスダッシュボード【Lightning Experience版】インストールページ:今日から使えるサクセスダッシュボード Lightning Experience版注意点インストールにはシステム管理者権限が必要ですサポート対象外です学習ツールレポートとダッシュボードの実際の作成と活用の方法についてはエキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:Sales Cloud : レポート&ダッシュボードクイックスタート○レポートドリルドリル形式でいろいろなレポートの作り方を習得いただけます。見たいデータをレポートで表示するための練習問題と設定手順を含む解説をご用意しています。サクセスナビ記事:レポートドリルその他、ご参考動画や記事などをご用意しています。 システム管理者のためのSalesforce基礎 Vol.3 データの見える化をしよう〜レポート・ダッシュボード〜(オンデマンド動画) いまからはじめるデータ分析(レポート入門編)(サクセスナビ記事) リストビューの作成、レポート、ダッシュボード(ヘルプ記事) まずはやるべき Trailhead:レポート&ダッシュボード基礎編(Trailhead)まとめデータの可視化機能と可視化手順を理解できましたでしょうか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせレポートやダッシュボードを使ったデータの可視化ができたら、次は運用の検討を行っていきましょう!次の記事:運用のルールを策定しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べること スコア精度を良くするために実施できること自社独自の予測モデル作成の検討商談スコアの値を精度の良いものにするには商談スコアの値を確認し、まだ活用できるようなレベルでスコアが出ていないと感じた場合、何を行うべきでしょうか。Einstein 商談スコアリングは月に一度自動でAIモデルを再学習してくれます。そのため、基本的には複雑な設定はせずにそのまま使い続けていくだけで、徐々に精度が良くなります。一方で、過去の商談関連データをもとにスコアを出力しているため、データの質が低かったり量が少ないと良い精度は得られません。そのためスコア値をよくするためには、商談の項目整備・運用の整備・入力定着が必要不可欠になります。では、具体的な2つの改善アプローチをご紹介します。1.Einstein商談スコアリングが考慮するデータを限定するEinstein(AI)が考慮する商談のレコードや項目を絞り込むことで、商談スコアを改善するアプローチです。Einstein(AI)が考慮するデータからイレギュラーな商談レコードや、考慮する必要のない商談カスタム項目を除外します。この除外の設定は「設定>Einstein商談スコアリング」から商談スコアを再設定することで指定ができます。レコード除外設定画面:項目の除外設定画面(カスタム項目のみ):除外する対象の具体例・通常の営業サイクルと違う商談レコードを除外する・商談完了後に入力するデータ項目を除外する2.商談の入力項目や運用ルールを見直す日々の入力内容や運用を見直すことで、今後蓄積するデータを整え、商談スコアを改善していくアプローチです。なお、このアプローチは商談スコアを活用中にも必要なアプローチです。入力や運用のルールが徹底されていないと、今後スコアの精度が悪くなる可能性もあります。以下を是非ご確認ください。まず、以下の項目設定の確認を行い、Salesforceに蓄積されるデータをより良いものにしていきましょう。項目整備は以下リソースも参考としてください。【サクセスナビ】商談を入力、更新する【サクセスナビ】入力ミスをなくし、データの精度を高めよう【サクセスナビ】入力を簡略化する機能を活用して、手入力の時間を減らそう次に、各ユーザの方にしっかりと情報を入力いただけるよう、以下の点を確認し、入力サイクルを作っていきましょう。商談情報の入力・更新ルールを設定・見直す1週間の運用ルールを設定・見直す入力したデータを可視化し会議などで活用することで、更なる入力を促す運用ルールの整備や定着化について、以下情報も参考としてください。【サクセスナビ】Salesforceを組織で定着させるために【サクセスナビ】定着化を早期に実現するためのポイントを知る【サクセスナビ】定着化のための指標を可視化するいかがでしょうか?商談スコアをより良いものにしていくアプローチをご紹介しました。ここまでの内容を踏まえ、ビジネス上の特性や業態によっては、商談スコアでは精度の良いスコアにはならないのではと感じる方もいるかと思います。その場合は以下のトピックを参照ください。自社独自の予測モデル(受注確度予測)を作る商談スコアは参照するオブジェクトが決まっています。重要な情報が別のオブジェクトにまたがっている場合は、商談スコアがうまく商談確度を表現できない場合もあります。このような場合は、「Einstein 予測ビルダー」※や「Einstein Discovery」※を活用し、自社独自の予測モデルを作ることをご検討ください。※Einstein 予測ビルダー: Enterprise Edition 以上のお客様は1個のモデル有効化が可能です。※Einstein Discovery:ご利用にはライセンスが必要です。自社で利用できるかご確認の上ご検討ください。Einstein 予測ビルダーの設定は以下リソースをご活用ください。Einstein 予測ビルダー(ヘルプドキュメント)エキスパートコーチング▶︎Einstein 予測ビルダークイックスタート:Einstein 予測ビルダーの設定方法を動画にて解説しております。動画は誰でも視聴可能です。また、PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様は動画の内容でご質問がある場合は、Salesforceエキスパートとの1時間のフォローアップセッションをリクエストいただくことが可能です。活用ステップ全体に戻る場合は、こちら参考情報Einstein 商談スコアリングの設定に関する考慮事項(ヘルプドキュメント)Einstein によって商談にスコアが付けられる方法(ヘルプドキュメント)
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この記事で学べること運用開始後にやるべきことシステムや運用の改善におけるポイントこの記事のゴールこの記事のゴールは「運用開始後に何をすべきかを理解する」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。運用開始後の進行イメージ運用改善の進め方システム改善におけるポイント運用開始後の進行イメージ運用開始までにさまざまな検討と実装を行いましたが、運用開始後の定期的な改善も極めて重要です。Sales Cloudは状況の変化に合わせて、設計・運用を改善し続けることで、業務に合ったシステムであり続けることが可能です。そのため、ステップ3の「運用開始に向けて必要な役割を明確にしましょう」で決定した役割は、運用開始後も継続して担っていただくことが必要です。運用開始後の進行イメージを参考に、定例会議の目的と頻度、アジェンダ検討し、PDCAサイクルを回していきましょう。※担当、時間は参考です。自社の役割に応じて適宜ご変更ください。※重要なのは定期的に改善の会議を設定することです。運用改善の進め方1.行動の変化を起こすためのサクセスマップの作成状況の変化に合わせてシステムを最適化していくということは、同時に目標や目標達成に向けた戦略や活動についても定期的に見直しを行い改善をしていく必要があります。「目標達成のためにやるべきこと検討しましょう」では、運用開始に向けて早期に着手するための手法をご案内しましたが、運用改善や新年度など節目となるタイミングで、目標達成に向けた計画をアイデアベースで持ち寄りながら整理するためのサクセスマップを利用することをおすすめいたします。サクセスマップについての説明や作成の流れはこちらの記事の動画にて詳しくご説明しております。2.現場からの改善要望・意見を収集し改善を行う経営層・マネジメントの目線で「いかに目標達成を実現させるか」というサクセスマップを用いた改善方法に加え、利用ユーザー目線で「現場からの改善要望・意見を収集」を行い、日々の業務により浸透をさせていくという改善方法も併せて実施しましょう。要望・意見の受け付け方はさまざまですが、Sales Cloud上で受け付ける場合は、要望受付用のChatterグループを作成したり、要望を管理するカスタムオブジェクトを作成することで、Sales Cloud上に要望を蓄積し管理することができます。Sales Cloud上ではなく、SlackなどのチャットツールやExcel/スプレッドシートで要望を受け付けても問題ありません。その際は、以下のように一覧として管理することをおすすめします。要望・意見を受け付けたら、優先順位をつけて対応していきましょう。参考までに、2つの優先順位づけ方法をご紹介します。まず1つは、ビジネスへの影響度と実装難易度の二軸で優先順位を決める方法です。ビジネスの影響度が高く、実装難易度が低い要望から対応します。次に、Sales CloudのChatter機能を活用する方法です。「いいね!」の数が多い投稿が、多くのユーザーが賛同している要望をみなして優先的に対応します。システム改善におけるポイント現場の要望・意見を受け付けて改善することは大事ですが、すべてをSales Cloudに反映すればいいというわけではありません。現場からのリクエストのたびにSales Cloudの入力項目を増やせば、逆に使い勝手の悪いシステムになる可能性があります。また、声の大きい利用ユーザーや部署だけの要望を受け付けていると、特定の利用ユーザーや部署だけが使いやすいシステムになってしまう可能性もあります。そのため、収集した要望・意見をシステムに反映する基準や、反映した後の利用ユーザーへの説明方法など、ルールをしっかり定義しておきましょう。学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。カスタムオブジェクトの作成:Platform : オブジェクト設計の基礎運用開始後の進行イメージ/運用改善の進め方:活用度向上支援(SFA 運用ルール、トレーニング、定着化プラン)また、AppExchangeについてはこちらのWebページをご参照ください。まとめSales Cloudは運用開始後も継続的に改善することが重要です。運用開始後も定例会議を実施しながら、より良いシステムへと改善し、成果創出へとつなげていきましょう。ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ次は、いよいよ最後の章です!自社の活用状況を診断するための方法を理解しましょう!次の記事:自社の活用状況を診断しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べること運用ルールとはなにかなぜ運用ルールが必要なのか運用ルールの作成イメージこの記事のゴールこの記事のゴールは「運用ルールの必要性・作成方法を理解し、ルール作成に着手いただく」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。運用ルールとはなぜ運用ルールは必要なのか運用ルールの作成イメージ運用ルールとは運用ルールは、日々の業務でSales Cloudを利用する上で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」確認/入力するのかを定めたものです。なぜ運用ルールは必要なのか運用ルールは”Sales Cloudの定着化”した状態を、具体的に定義したものです。運用開始前に定着化した状態を描けなければ、Sales Cloudの定着化は実現できません。ここでいう”Sales Cloudの定着化”とは入力・更新されたデータを定期的にマネージャーがチェックし、コミュニケーションをしている状態を指します。日々更新されるデータをマネージャーが確認し、部下の状態に合わせたアドバイスすることで、メンバーの行動を変え、効果創出を実現します。もし、運用ルールを作成していないと、以下のようにマネージャーはSales Cloudを見なくなり、部下はさらに入力しなくなるという悪循環に陥ってしまう可能性があります。マネージャーは入力状況がバラバラで、部下の状況を正しく把握できない部下はせっかく入力したデータが活用されず、入力の目的意識が薄れるSales Cloudを定着化させ効果を創出するためにも、日々どんな場面で利用するのかを定義した運用ルールが重要になります。運用ルールの作成イメージコミュニケーションルールと入力・更新ルールの作成イメージをそれぞれご紹介します。また、この2つのルールをもとにいつコミュニケーションが行われ、そのためにはいつまでに情報を最新化する必要があるのかを1週間の流れの中で整理した運用フローについてもご紹介していきます。コミュニケーションルール「データの可視化を行いましょう」で作成したレポート・ダッシュボードは、マネージャーに効果創出のためにはどんなマネジメントを行えば良いかの気付きを与えてくれます。ただし、そのレポート・ダッシュボードを初めて見るマネージャーにとっては、そこからどのような情報を確認し、活用すればいいのかすぐにはわかりません。(これまでレポート・ダッシュボードを使用したことがない人には、特に難解なものに見えるはずです)運用開始後、スムーズにマネージャーが情報を活用できるように、ダッシュボードの各グラフから何を確認して、どのようなコミュニケーションをとってほしいのかを明確にしましょう。コミュニケーションルールはダッシュボードごとに作成することをおすすめします。入力・更新ルール運用開始後、利用ユーザーは入力・更新ルールを都度確認し、データの入力・更新を行うことになります。スライドやスプレッドシートなどを使用して、ひと目で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」入力・更新するのかを定めるのがおすすめです。「マニュアルの更新が追いつかないので改善を後回しにする」「マニュアルが更新されず実画面とあっていない」といった運用でよくある課題を未然に防ぐためにも極力シンプルにすることを心がけましょう。オブジェクトごとに入力・更新ルールを作成していきます。下図は入力・更新ルールの一例です。商談のように、フェーズを管理する情報の場合、下図のように各フェーズで何を入力してほしいかを定義すると、利用ユーザーは入力時に混乱が少なくなります。運用フローこれまで、コミュニケーションルールと入力・更新ルールにより、マネージャーのデータ活用や利用ユーザーの入力をそれぞれ定義する方法をお伝えしてきました。最後に、この2つのルールを、1週間の流れの中でいつ実施していくのか、データ活用とデータ入力・更新との関係性も含めて整理しましょう。これにより、利用ユーザーのデータ入力に対する目的意識が明確になり、入力を更に促すことができます。例えば、週次の営業会議でマネージャーがデータを確認しフィードバックする場合、下図のような運用フローにまとめることができます。学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:活用度向上支援(SFA 運用ルール、トレーニング、定着化プラン)運用ルールを作成いただくにあたって、ワークシートもご用意しています。ワークシートは こちら からダウンロードできます。まとめ運用ルールの必要性・作成方法は理解できましたでしょうか?改めて運用ルールのポイントを以下にまとめています。運用ルールは”Sales Cloudが定着化した状態”を定義したものであり、効果創出のためには必要不可欠な要素運用ルールは入力・更新ルール、コミュニケーションルールの2つがあり、それぞれ作成が必要ひと目で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」入力するのか確認できるよう作成するご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ運用ルールを作成したら、次はそのルールをどのように現場へ展開するか学びましょう!次の記事:ユーザートレーニングを実施しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べること運用開始に向けた実装時の注意点活用しやすくするための工夫・アイデアこの記事のゴールこの記事のゴールは「運用開始に向けた実装時の注意点、活用をしやすくするための工夫・アイデアを理解する」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。可能な限り標準機能で実装する必要最低限な項目を実装する実装におけるステップと、実装時の工夫・アイデア可能な限り標準機能で実装するSales Cloudには最初から用意されている標準機能と自由に定義して設定ができる機能があります。その中で、Salesforceは最初から用意されている「標準オブジェクト」や「標準項目」を使用することを推奨しています。標準機能を使うべき理由導入にかかる初期投資を削減できるSalesforceの年3回のバージョンアップの恩恵を受けられるAppExchange(機能を拡張するためのアプリ)の価値を最大限に利用できる表示する名称変更例えば「リード」「商談」など標準オブジェクトや標準項目を使いたいが、聞き馴染みのない名称で活用推進に不安が残る場合は、画面表示する名称だけを変更設定することもできます。ほとんどの標準オブジェクトや標準項目については、画面表示する名称を利用ユーザーが日常的に使っている用語に変更設定することができます。標準機能をベースに利用ユーザーが閲覧する名称だけ変更する方法もご検討ください。ヘルプ記事:オブジェクト、タブ、項目の表示ラベルの名称変更必要最低限な項目を実装する既存のツールやExcelをベースにSales Cloudの入力画面を設計するときには注意が必要です。理由は主に2つあります。既存のツールと全く同じ設計をしても、ツールが変わる分入力負荷や使いずらさが増すだけSales Cloudのデータ構造を考慮せずに設計されてしまうため集計の工数が増える入力の負荷が高いなどの理由から運用開始後に再度、Sales Cloudを構築し直す判断が必要な場合も少なくありません。可視化・分析した情報は何なのか?目的に応じて必要最低限な入力項目に絞って実装することが重要です。実装におけるステップと、実装時の工夫・アイデア実装における推奨のステップは以下の通りです。次に、実施ステップに沿って標準機能を使った実装時のアイデアをご紹介します。1.最低限必要な項目を絞り込む○必要な項目だけを表示する必要最低限の項目として「ダッシュボードでの計測に使う予定の項目」や「業務上必要な項目」などに厳選して画面表示設定をしましょう。2.画面レイアウトを整える○画面レイアウトに補足説明を加える各項目の言葉の定義などをヘルプテキストやページレイアウトの設定で補足説明をすることができます。○不要なアクションを非表示にする画面レイアウトをシンプルにする方法として自社で使う機能だけを表示する方法もあります。ヘルプ記事:ページレイアウト3.負荷の少ない入力/管理方法を選択する○デフォルト値項目値にデフォルトの入力フォーマットを指定することで、ユーザーが手入力しなければならない情報の一貫性向上と入力負荷の軽減が期待できます。ヘルプ記事:デフォルト項目値○クイックアクション特定のタイミングで更新が必要なレコードについて、編集が必要な項目を一まとめにし入力工数を減らす工夫ができます。ヘルプ記事:クイックアクション○リストビュー編集したい項目をまとめて編集することができます。ヘルプ記事:リストビューの作成○モバイル活用モバイルの活用が可能な場合は、外出先からでも活動入力ができるように設定を行いましょう。ヘルプ記事:Salesforce モバイルアプリケーション4.入力規則により抜け漏れ・ミスを防止する○入力規則項目の入力必須設定を行うことで、抜け漏れや入力ミスを未然に防ぐことが可能です。ヘルプ記事:入力規則条件に合致したときだけ特定の項目を入力必須にする以上、自社の運用に取り入れることができそうな実装の工夫・アイデアはありましたでしょうか?本章の内容も踏まえて、[Sales Cloud]初期設定チェックリストに沿った初期設定を進めていきましょう!学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションや個別セッションにお申し込みいただけます。項目の作成や、ページレイアウトに関するエキスパートコーチング:はじめよう:Sales Cloud アドミン基礎 (※個別セッションのみ)Sales Cloud 簡単設定支援プログラム (※オンライン集合研修/全3回)モバイルの設定に関するエキスパートコーチング:はじめよう:モバイル・クイックスタート(※個別セッションのみ)まとめ活用推進・定着に向けた実装時の注意点・工夫の仕方について理解できましたでしょうか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ実装時の注意点を理解できたら、次はデータの取り込み方法を学びましょう!次の記事:データの取り込みを行いましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べることChatterで情報を収集するために有効な機能Chatterで適切に情報を発信するコツChatter有効活用ポイント1. 情報のピックアップ(選択)とストック(蓄積)社内SNSとして活用できるChatterですが、投稿数が多いと過去の投稿はどんどん流れてしまい、求めている情報がなかなか見つけにくいと悩まれている方も多いのではないでしょうか。Chatterの4つの機能を使いこなすことであふれる投稿の中から欲しい情報をすぐにピックアップすることができ、ストックしておくことも可能です。グループの作成:部やチーム、キーワード毎にグループを作成して情報共有が可能なため、目的やテーマにそった、求めている情報が集約ブックマーク:保存しておきたい、あとで見返したい投稿をブックマークすることで必要な時に確認ができる#ハッシュタグ:関連、共通するトピックを一つにまとめることができるため、情報収集が簡単にグローバル検索:全体から検索することで関連ワードをすばやく入手。フォローしていない人が投稿した資料や、ナレッジも情報として吸収することができる対象となる投稿の右上の[▼]をクリックすると、[ブックマークする]と表示が出ます。ブックマークをすると、投稿右上に黄色の三角マークがつきます。また左側の[ブックマーク済み]にはブックマークをした投稿が格納されているので、簡単に確認することができます。2.投稿について投稿画面では投稿内容を工夫できるような機能がいくつかあります。“@”メンションで名前を入力することで対象となる人に向けて通知、“/”スラッシュからレコード名を入力することで、Chatterから対象のレコードにワンクリックでとぶことができます。また宛先の下の[クリップ]のマークをクリックすると、ファイル添付をすることができます。太字や下線、箇条書きを使うことで、より投稿が見やすく内容を明確に伝えることができます。また、ファイルを添付したあとに修正箇所が発覚し、ファイルを差し替えたい場合があります。同じような名前のファイルを再添付したら、ファイル数が多くなるだけでなく、過去と最新のファイルとの見分けがつかなくなってしまう可能性があります。そんなときにぜひ使っていただきたいのが[新しいバージョンをアップロード]です。対象となるファイルをクリック| [▼]|[新しいバージョンをアップロード]をクリックすると、新しいファイルとコメントを添付することができます。これでファイルが重複せず、最新のファイルを共有することができますね。[ファイル詳細を表示]をクリックすれば、アップロードした過去のバージョンを確認することも可能です。3. フィードと並び替えオプション各Chatter フィードで使用可能な並べ替えオプションと検索条件オプションは異なります。詳細については学習ツールにURLを記載していますが、ピックアップしてご説明したいと思います。 [最近の活動]と[最新の投稿]による投稿の並び替えフィード上にある[並び替え]を選択すると、投稿の並び替えをすることができます。フィードをコメントの新しい順番に並び替える場合は[最近の活動] 、フィードを投稿の新しい順番に並び替える場合は[最新の投稿]を選びます。私のドラフトとストリームとは?左側のフィード一覧をみると、[自分がフォローするもの]、[参照したグループ一覧]などありますが、[私のドラフト]や[ストリーム]とは何のことかご存知でしょうか。私のドラフトとは、「編集した投稿内容を下書き保存したい」といった場合に非常に便利です。ドラフト投稿機能では、Chatter 投稿の作成時にファイル、リンク、画像、メンション、ハッシュタグ、他のリッチテキストなどのコンテンツを含む投稿が、入力時に自動で下書き保存されます。保存された投稿内容の右側にある[▼]をクリックし、[編集]、[公開]、[削除]のいずれかで投稿内容を完成させることができます。Chatterストリームとは、複数の関連フィードをストリームという 1 つのビューにまとめて作成するカスタムフィードのことです。最大 25 個の異なるフィードやフィード種別の投稿を組み合わせて最大 100 個のストリームを作成できます。たとえば、現在取り組んでいるプロジェクトに関して投稿されたさまざまな情報を入手したい場合、ストリームを使用すれば、プロジェクトに取り組んでいるグループ、関連するレコード、担当者からのフィードを集約することができます。このようにフォローするレコードを9つから選択することができるので、関連するさまざまな情報を集約し、1 つのストリームの中で全体像を把握できるようになります。考慮事項[私のドラフト] を使用する場合は[ドラフト投稿]が有効になっているか確認学習ツール新しいバージョンのファイルのアップロード(ヘルプドキュメント)フィードの使用(ヘルプドキュメント)ドラフト投稿(ヘルプドキュメント)Lightning ExperienceのChatter:Chatterエキスパートになる(Trailhead)まとめChatterでは多くの便利機能が搭載されているため、今回ご紹介できなかった機能も含め、さまざまな使い方ができます。情報共有をメールではなく、Chatter内で行うことでファイルを添付する際にはサイズを気にせず送信することができ、最新ファイルをすぐに差し替えることが可能です。また、送信者/受信者しか確認できないメールに比べて、Chatterはタイムライン表示なので見たい人が見る、営業担当者が変わった際に、タイムラインをさかのぼれば過去のやりとりなど確認ができるなどスピードや、生産性の向上にもつながります。ぜひChatterを社内コミュニケーションツールとして有効活用してみてください。