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「レコードを更新」要素の設定内容指定した設定内容に従って、単一もしくは複数のレコードを更新します。表示ラベル/API参照名「表示ラベル」にフローのキャンパス上で表示する名称、「API参照名」にこの要素の処理名称を指定します。更新するレコードを検索してその値を設定する方法更新するレコードを検索する方法をいずれかから決定します。「フローをトリガしたレコードを使用」を指定する場合「フローをトリガしたレコードを使用」はレコードトリガーフローの場合のみ使用できます。フローをトリガさせたレコードを更新します。レコードを更新する条件を指定し、どの「項目」を何の「値」に更新するかを個別に指定します。「フローをトリガしたレコードに関連するレコードを更新」を指定する場合「フローをトリガしたレコードに関連するレコードを更新」はレコードトリガーフローの場合のみ使用できます。フローをトリガさせたレコードと参照関係などで関連があるオブジェクトを更新します。レコードを更新する条件を指定し、どの「項目」を何の「値」に更新するかを個別に指定します。「レコードまたはレコードコレクションからの ID およびすべての項目値を使用」を指定する場合フロー内に存在している変数の「レコード」もしくは「レコードコレクション」を用いてレコードを更新します。この場合、指定されたレコードにIDが含まれている必要があります。また、変数が持つ項目・値をすべて用いて更新します。「レコードを識別する条件を指定し、項目を個別に設定」を指定する場合更新するオブジェクト、レコードを指定し更新します。「レコードを絞り込み」でどのレコードを更新するかを決定し、どの「項目」を何の「値」に更新するかを個別に指定します。レコードの絞り込み条件を満たすレコードが複数ある場合は、該当するレコードを全て更新します。※レコード更新時に必須項目や入力規則のチェックがかかります。エラーにならないよう値をセットしてください。※「変数」に関しては、「変数について」の記事をご参考としてください。設定方法パターン1 :フローをトリガしたレコードを無条件に更新する場合更新するレコードを検索してその値を設定する方法を「フローをトリガしたレコードを使用」を指定します。レコードを更新する条件の要件を「ない」を指定します。更新するレコードの「項目」ごとに「値」を指定します。適宜、「項目を追加」のボタンから指定する項目を追加します。パターン2 :フローをトリガしたレコードに関連する、特定オブジェクトのレコードを無条件に更新する場合更新するレコードを検索してその値を設定する方法を「フローをトリガしたレコードに関連するレコードを更新」を指定します。関連するレコードを選択セクションの「objectNameに関連するレコード」で更新したい関連レコードのオブジェクトを選択します(画像では取引先)。レコードを更新する条件の要件を「ない」を指定します。更新するレコードの「項目」ごとに「値」を指定します。適宜、「項目を追加」のボタンから指定する項目を追加します。パターン3 :フローをトリガしたレコードを特定の条件を満たした時のみ更新する場合更新するレコードを検索してその値を設定する方法を「フローをトリガしたレコードを使用」を指定します。レコードを更新する条件の要件を「すべての条件に一致(AND)」「いずれかの条件に一致(OR)」「カスタム条件ロジックに一致」のいずれかを指定します。検索条件を設定セクションで「項目」「演算子」「値」をそれぞれ指定し、更新したいレコードを絞り込みます次に、更新するレコードの「項目」ごとに「値」を指定します。適宜、「項目を追加」のボタンから指定する項目を追加します。パターン4 :データ型が「レコード」の変数またはコレクション変数でレコードを更新する場合更新するレコードを検索してその値を設定する方法を「レコードまたはレコードコレクションからの ID およびすべての項目値を使用」を指定します。更新するレコードを選択セクションの「レコードまたはレコードコレクション」部分に、更新したいレコードの値を事前にセットしたレコード変数またはコレクション変数を選択します。パターン5 :レコードを検索・指定して更新する場合更新するレコードを検索してその値を設定する方法を「レコードを識別する条件を指定し、項目を個別に設定」を指定します。このオブジェクト種別のレコードを更新で更新したいオブジェクトを指定します。レコードを絞り込みセクションで「すべての条件に一致(AND)」「いずれかの条件に一致(OR)」「カスタム条件ロジックに一致」のいずれかを指定します。次に、更新するレコードの「項目」ごとに「値」を指定します。適宜、「項目を追加」のボタンから指定する項目を追加します。参考事項・フロー要素: レコードを更新 - ヘルプ
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「レコードを作成」要素の設定内容指定した設定内容に従って、単一もしくは複数のレコードを作成します。表示ラベル/API参照名「表示ラベル」にフローのキャンパス上で表示する名称、「API参照名」にこの要素の処理名称を指定します。作成するレコード数作成するレコード数が1レコードか複数か指定します。指定した内容によって、下部の設定項目が変わります。レコード項目の設定方法※「作成するレコード数」が「1」の場合のみ表示されます。「レコードからすべての値を使用」を指定する場合下部に表示される「これらの値からレコードを作成」のセクションの「レコード」項目に、作成したいデータを事前に格納した単一レコード変数を指定します。「個別のリソースおよびリテラル値を使用」を指定する場合下部に表示される「このオブジェクトのレコードを作成」セクションに、作成したいレコードの「オブジェクト」を指定し、どの「項目」に何の「値」を格納するかを、個別に指定します。値を選択して、複数のレコードを作成※「作成するレコード数」が「複数」の場合のみ表示されます。作成したいレコードデータを複数格納した、レコードコレクション変数を事前に作成し、「レコードコレクション」項目に指定します。※レコード作成時の必須項目や入力規則のチェックがかかります。エラーにならないよう値をセットしてください。※「変数」に関しては、「変数について」の記事をご参考としてください。設定方法パターン1 :項目を個別に設定して、1レコードを作成する場合作成するレコード数に「1」を指定します。レコード項目の設定方法を「個別のリソースおよびリテラル値を使用」を指定します。すると、下のエリアに作成レコードの指定ができるセクションが出力します。まず、「オブジェクト」部分で作成するレコードのオブジェクトを指定します。次に、作成するレコードの「項目」ごとに「値」を指定します。適宜「項目を追加」のボタンから指定する項目を追加します。パターン2 :単一レコード変数のデータを使って、1レコードを作成する場合作成するレコード数に「1」を指定します。レコード項目の設定方法を「レコードからのすべての値を使用」を指定します。これらの値からレコードを作成のセクションの「レコード」部分に、作成したいレコードの値を事前にセットした単一レコード変数を選択します。パターン3 :複数レコードを作成する場合作成するレコード数に「複数」を指定します。値を選択して複数のレコードを作成セクションの「レコードコレクション」部分に、作成したい複数レコードの値を事前にセットしたレコードコレクション変数を選択します。「レコードを作成」要素を使ったフローの例取引先レコードが作成された時に「担当者のご挨拶」のToDoレコードを1件作成するフロー新規フローから、「レコードトリガフロー」を選択し、「作成」を押します。「開始を設定」の画面で、フローをトリガする条件を指定します。今回は、オブジェクトに「取引先」、フローをトリガする条件に「レコードが作成された」時を指定し、「完了」を押します。※この時、”○○項目が△△な取引先が作成された時”のように、ある条件に当てはまったレコードが作成された時だけフローを動かしたい場合は、「エントリ条件を設定」部分に条件を指定できます。次に「+」から「レコードを作成」を選択します。「レコード作成を編集」画面で、作成するToDoの内容を指定し、「完了」を押します。表示ラベル、API参照名を指定します。作成するレコード数を「1」、レコード項目の設定方法を「個別のリソースおよびリテラル値を使用」を指定します。オブジェクトにToDoを指定し、各項目を指定します。(画像の設定例は以下)件名(Subject) :担当者のご挨拶優先度(Priority) :High(高)状況(Status) :Not Started(未着手)期日(ActivityDate) :Flowの実行日を指定Flowの実行日はグローバル変数の$Flowから取得できます({!$Flow.CurrentDate})割り当て先(OwnerId) :フローのトリガになったレコード(作成した取引先)の所有者を指定グローバル変数の$Recordからフローのトリガレコードの項目情報が取得できます{!$Record.OwnerId}関連先ID(WhatId) :フローのトリガになったレコード(作成した取引先)を指定グローバル変数の$Recordからフローのトリガレコードの項目情報が取得できます{!$Record.Id}全体として以下のようなフローが完成しました。「保存」からフローを保存します。「デバッグ」から、テスト実行するレコードを選択し、処理がエラーなく実行されるか確認を行います。「有効化」ボタンでフローの処理を有効がすることができます。参考事項・フロー要素: レコードを作成 - ヘルプ
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「ワークフロールールのフローへの移行について」はこちらワークフロールールの処理の概要商談のフェーズに『提案書/見積書の作成』を指定して更新してから、1週間を過ぎてもフェーズの更新が行われていない時に、商談の所有者へメールアラートを送ります。サンプル)ワークフロールールの例サンプル)メールアラートの例フローで作成した場合の全体像作成するフローは以下です。作成するフローでは、次のことを指定します。フローの種類は、レコードトリガフロー になります。メールアラートアクションを使ってメールアラートを実行するように指定します。 フローの作成手順設定画面から「フロー」を検索し、「フロー」の画面に遷移、「新規フロー」をクリックします。「レコードトリガフロー」を選択します。フローの開始条件を指定します。今回は「商談が作成、更新された時に、フェーズに『提案書/見積書の作成』を指定された時」に処理が実行されるように、以下の様に設定します。※挙げられていない項目はデフォルトのままにします。オブジェクトを選択: 商談フローをトリガする条件: レコードが作成または更新されたエントリ条件を設定: 次の様に設定します。条件の要件: すべての条件に一致 (AND)項目: StageName *フェーズ演算子: 次の文字列と一致する値: 提案書/見積書の作成更新されたレコードでフローを実行するタイミング: 条件の要件に一致するようにレコードを更新したときのみ最後に「完了」を押します。これで開始条件の設定は完了です。次に、商談の状況を変更してから1週間が経った時にアクション(後述するメールアラート)を実行する設定を行います。上の「開始を設定」にて [完了] を押した後、次の様にページが現れます。こちらにて「スケジュール済みパスを追加」を選びます。「スケジュール済みパスを設定」にて、次の様にアクションを実行する条件を設定します。パスの表示ラベル: 商談の更新から1週間を経過API 参照名: SevenDays_Passsed_FromLastUpdate時間取得元: Opportunity が作成または更新されたときオフセット数: 7オフセットオプション: 日後最後に「完了」を押します。これでアクションの実行条件の設定は完了です。次に、メールアラートを設定します。上の「スケジュール済みパスを設定」にて [完了] を押した後、次の様にページが現れます。上にて指定しました、「商談の更新から1週間を経過」のスケジュールパスに現れている、「+」(要素を追加)を選びます。「要素を追加」にて「メールアラートを送信」アクションを選びます。「新規アクション」にて、ポップアップの左側にて「メールアラート」を選び、「アクション」の検索ボックスにてメールアラート名を選びます。※今回の場合、既に作成済みのメールアラートを使います。「新規アクション」にて、次の様に設定します。表示ラベル: 状況確認のメール送信API 参照名: Sending_Request_StatusUpdateカスタムオブジェクト ID: {!$Record.Id} ※こちらは処理をしている商談のレコードIDを指しています。最後に「完了」を押します。これでメールアラートの設定は完了です。フローの設定を終えましたので、フローを保存します。右上部に現れている、[保存] ボタンを押して、「フローを保存」にて次の様に指定して、[保存] ボタンを押します。フローの表示ラベル: 商談の状況確認フローの API 参照名: Request_For_StatusUpdate次に、動作の確認をします。確認にはフロービルダーのデバッグ機能を使います。動作の確認に先だって、商談を1件作成します。作成した商談名を控えておきます。デバッグ機能を呼び出すため、右上部に現れている [デバッグ] ボタンを押します。「フローをデバッグ」にて、フローを実行する条件を指定します。デバッグ実行のパス: 商談更新から1週間を経過 ※上にて設定したスケジュール済みパスを指定します。開始条件の要件をスキップ: チェックを付けるレコードが次の場合にフローを実行: 更新済みトリガレコード: 上にて作成した商談を指定 ※商談名にてルックアップ検索できます。※現在のフローのデバッグ機能では、開始条件の「更新されたレコードでフローを実行するタイミング」に「条件の要件に一致するようにレコードを更新したときのみ」を指定した際の動作は確認することができません。そのため、開始条件の要件をスキップにチェックを付けます。指定を終えたら、[実行] ボタンを押します。スケジュール済みパスの設定は評価されず、指定したアクションが実行されます。なお、デバックの際、メールアラートのメールは送信されません。メールアラートにて送信されるメールの確認が行いたい場合には、メールテンプレートの設定ページにて「テストの送信と差し込み項目の検証」を使います。デバッグ機能を使って、期待通りの結果が得られることが確認できましたら、右上部の [有効化] ボタンを押してフローを有効とすることで、以降に商談レコードが作成、更新されるたびにフローが実行されます。フローの移行ツール、もしくは、手動にて既存のワークフロールールを移行されている場合には、必ず、既存のワークフロールールを無効化することを忘れないでください。
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※本番環境に変更を適用する際は事前にSandboxで動作を確認してくださいフローの概要 画面を設置したレコード情報と画面入力した値をもとに複数レコードを一括作成するフローですサンプルでは「商談」から起動し、カスタム「売上」オブジェクトに画面で指定した金額・月数分の売上レコードを作成しますフローの全体像下図が完成したフローです入力画面から、初回計上日、毎月の計上金額、何か月分の売上を作成するかを指定し、初回計上日から画面で指定した月数分の売上レコードを作成しますフローの作成手順このサンプルでは、任意のカスタムオブジェクト「売上」オブジェクトが必要です<売上オブジェクトには以下の項目が必要です>売上名(Name)(自動採番設定)金額(通貨)計上日(日付)商談(商談への参照項目)設定画面か「フロー」を検索し、「フロー」の画面に遷移、「新規フロー」をクリックします「画面フロー」を選択しますまずは、入力で使用可能な変数としてrcordIdを作成しますrecordIdには画面フローを起動した画面の情報を格納できますツールボックスから「新規リソース」を選択します新規リソース画面で、以下情報を入力しますリソース種別:変数API参照名:recordIdデータ型:レコードオブジェクト:商談(サンプルは商談画面に設置するため商談を指定)フロー外部での可用性:入力で使用可能にチェック次に画面を作成します開始後の「+」から「画面」を選択します画面のプロパティで表示ラベルやAPI参照名を設定します[前へ]ボタン、[一時停止]ボタンは非表示を選択しますコンポーネントを追加します「表示テキスト」コンポーネントをクリックして画面に追加し、右の設定部分に画面に表示する文言を入力します「日付」コンポーネントをクリックして画面に追加し、表示ラベルに「初回計上日」、API参照名を「sc01_date」として、必須にチェックをします「通貨」コンポーネントをクリックして画面に追加し、表示ラベルに「金額」、API参照名に「sc01_amount」として、必須にチェックをしますデフォルト値(初期値)に商談の金額を指定するため、recordIdのAmount項目{!recordId.Amount}を指定します「数値」コンポーネントをクリックして画面に追加し、表示ラベルに「売上作成月数(か月)」、API参照名に「sc01_monthCount」として、必須にチェックをします「完了」をクリックして、入力画面作成は完了です続けて、確認画面を作成するため、入力画面の下の「+」から「画面」を再度選択します画面のプロパティで表示ラベルやAPI参照名を設定します[一時停止]ボタンは非表示を選択しますコンポーネントを追加します「表示テキスト」コンポーネントをクリックして画面に追加し、右の設定部分に表示する文言を入力します入力画面で入力した内容を、テキストに利用して、入力内容を確認するテキストにします表示テキストの「リソースを挿入」を利用して、リソースのAPI参照名を指定します入力画面で設定したコンポーネントのAPI参照名を指定することで入力内容をテキストで出力できます「完了」をクリックして、確認画面作成は完了です次に「決定」を選択します「決定」で売上レコードのデータを月数分作成する繰り返し処理を作成します表示ラベルに「月数分作成したか?」、API参照名に「check_monthCount」を指定します次に分岐を設定します「月数分作成したか」のYesの道を作るため、表示ラベル、API参照名に「Yes」を指定します条件に、「データ作成した売上レコード数」=>「入力画面で指定した「売上作成月数(か月)」の項目値」を指定していきますまず、「リソース」で「新規リソース」を指定します新規リソース画面で以下の設定をしますリソース種別:変数API参照名:counterデータ型:数値小数点の位置:0デフォルト値:0新規リソースを作成「完了」すると、リソースに作成したリソースが設定されます演算子を「以上」、値に入力画面の「売上作成月数(か月)」のAPI名称(sc01_monthCount)を選択します次に「デフォルトの結果」を選択して、表示ラベルを「No」に書き換えます「完了」をクリックします以下のような見た目になりましたcounterが「売上作成月数(か月)」で入力された数以上(イコール含む)の時Yesのルートに入りますそれ以外の場合Noのルートに入りますNoの場合の処理として、レコード作成する売上レコードのデータを作っていきますNoの下の「+」から「割り当て」を選択します表示ラベルに「1レコード分データ作成」、API参照名に「Set_CreateRecordData」を指定します「変数」は作成する「売上」データを入れる箱を「新規リソース」から作成して指定します「新規リソース」を以下内容で作成しますリソース種別:変数API参照名:TargetSalesRecordデータ型:レコードオブジェクト:売上(レコードを作成する先のオブジェクトの名称を指定します)リソース作成後、「変数」にTargetSalesRecord が選べるようになりますTargetSalesRecordの各項目に値をセットしていきますTargetSalesRecordの「金額」項目に、入力画面の金額項目を値として代入します次に「割り当てを追加」ボタンを押して設定行を追加します追加された「変数」項目にTargetSalesRecordの「計上日」を選択します「計上日」には入力画面の「初回計上日」から1か月づつカウントアップした日付をいれますそのため、動的に計算した値を入れるために「新規リソース」を選択します新規リソースで以下の設定で「数式」のリソースを作成しますリソース種別:数式API参照名:F_SalesCloseDateデータ型:日付 ※数式の計算結果の型を設定します数式:ADDMONTHS({!sc01_date},{!counter})※ADDMONTHS(日付,数値)で「日付」の月を「数値」分足した日付を計算します※入力画面の初回計上日からcounter(初期値0)分月をプラスします最後に「割り当てを追加」ボタンを押し、「変数」項目にTargetSalesRecordの「商談」(商談の参照項目)を選択します値にはrecordIdの「商談ID」をセットします作成レコードの値の代入は完了です続けて、「割り当て」を選択します値をセットした「TargetSalesRecord」のデータをレコード一括作成用のリソース(データの箱)に移していきます割り当ての表示ラベルに「一括作成用コレクションにデータセット」、API参照名に「Set_CreateRecords」と指定します「変数」で「新規リソース」を選択します以下の内容で新規リソースを作成しますリソース種別:変数API参照名:CreateRecordsデータ型:レコード複数の値を許可(コレクション):チェック有オブジェクト:売上(レコードを作成する先のオブジェクトの名称を指定します)作成したリソースを変数に指定し、演算子を「追加」に設定します値はTargetSalesRecordを指定します(項目は指定しない)これで「TargetSalesRecord」のデータレコードが「CreateRecords」に追加されます1レコード(1か月分)のデータ作成が完了したので、counterをカウントアップさせます「割り当てを追加」ボタンを押して、変数に「counter」を選択し、演算子を「追加」、値に「1」を指定します「完了」で割り当ての設定が完了ですレコードデータ作成が完了したので、再度決定に接続し、レコード作成上限の判定をします「+」から「要素に接続」を選択します決定のに接続するため、決定の「+」を選択します接続すると「No」のルートは「終了」がなくなり決定に接続されます次に「Yes」のルートの処理を設定しますYesの時は、月数分「売上」レコードデータが「CreateRecords」に蓄積されているため、「CreateRecords」のデータを利用して、レコードを一括作成(データ登録)します「Yes」の「+」から「レコード作成」を選択します新規のレコードの作成画面で、表示ラベルに「一括売上登録」、API参照名に「Create_SakesRecords」と指定し、作成するレコード数を「複数」、レコードコレクションに「CreateRecords」を指定します上記処理で作成処理は完了です最後に完了画面を出力します一括売上登録の下の「+」から画面を選択します画面のプロパティで表示ラベルやAPI参照名を設定します[前へ]ボタン、[一時停止]ボタンは非表示を選択しますコンポーネントを追加します「表示テキスト」をクリックして画面に追加し、右の設定部分に表示する完了文言を入力します全体像はこちらになります「保存」ボタンから保存します「デバック」でテスト実行を行います(実際に登録されますのでSandboxで実施ください)画面右上の「有効化」をクリックします完成したフローの使い方商談画面に設置します商談画面から設定 > 編集ページ を選択します「フロー」コンポーネントを任意の場所に追加しますフローの項目に作成したフロー名を指定します(有効化していないと選択肢に出力されません)recordIdの「レコードのすべての項目値をフロー変数に渡します」にチェックして「保存」します作成したフローが画面に追加されます
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この記事で学べること運用開始後にやるべきことシステムや運用の改善におけるポイントこの記事のゴールこの記事のゴールは「運用開始後に何をすべきかを理解する」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。運用開始後の進行イメージ運用改善の進め方システム改善におけるポイント運用開始後の進行イメージ運用開始までにさまざまな検討と実装を行いましたが、運用開始後の定期的な改善も極めて重要です。Sales Cloudは状況の変化に合わせて、設計・運用を改善し続けることで、業務に合ったシステムであり続けることが可能です。そのため、ステップ3の「運用開始に向けて必要な役割を明確にしましょう」で決定した役割は、運用開始後も継続して担っていただくことが必要です。運用開始後の進行イメージを参考に、定例会議の目的と頻度、アジェンダ検討し、PDCAサイクルを回していきましょう。※担当、時間は参考です。自社の役割に応じて適宜ご変更ください。※重要なのは定期的に改善の会議を設定することです。運用改善の進め方1.行動の変化を起こすためのサクセスマップの作成状況の変化に合わせてシステムを最適化していくということは、同時に目標や目標達成に向けた戦略や活動についても定期的に見直しを行い改善をしていく必要があります。「目標達成のためにやるべきこと検討しましょう」では、運用開始に向けて早期に着手するための手法をご案内しましたが、運用改善や新年度など節目となるタイミングで、目標達成に向けた計画をアイデアベースで持ち寄りながら整理するためのサクセスマップを利用することをおすすめいたします。サクセスマップについての説明や作成の流れはこちらの記事の動画にて詳しくご説明しております。2.現場からの改善要望・意見を収集し改善を行う経営層・マネジメントの目線で「いかに目標達成を実現させるか」というサクセスマップを用いた改善方法に加え、利用ユーザー目線で「現場からの改善要望・意見を収集」を行い、日々の業務により浸透をさせていくという改善方法も併せて実施しましょう。要望・意見の受け付け方はさまざまですが、Sales Cloud上で受け付ける場合は、要望受付用のChatterグループを作成したり、要望を管理するカスタムオブジェクトを作成することで、Sales Cloud上に要望を蓄積し管理することができます。Sales Cloud上ではなく、SlackなどのチャットツールやExcel/スプレッドシートで要望を受け付けても問題ありません。その際は、以下のように一覧として管理することをおすすめします。要望・意見を受け付けたら、優先順位をつけて対応していきましょう。参考までに、2つの優先順位づけ方法をご紹介します。まず1つは、ビジネスへの影響度と実装難易度の二軸で優先順位を決める方法です。ビジネスの影響度が高く、実装難易度が低い要望から対応します。次に、Sales CloudのChatter機能を活用する方法です。「いいね!」の数が多い投稿が、多くのユーザーが賛同している要望をみなして優先的に対応します。システム改善におけるポイント現場の要望・意見を受け付けて改善することは大事ですが、すべてをSales Cloudに反映すればいいというわけではありません。現場からのリクエストのたびにSales Cloudの入力項目を増やせば、逆に使い勝手の悪いシステムになる可能性があります。また、声の大きい利用ユーザーや部署だけの要望を受け付けていると、特定の利用ユーザーや部署だけが使いやすいシステムになってしまう可能性もあります。そのため、収集した要望・意見をシステムに反映する基準や、反映した後の利用ユーザーへの説明方法など、ルールをしっかり定義しておきましょう。学習ツールより詳しく知りたい方は、以下のオンデマンド動画をご視聴ください。カスタムオブジェクトの作成:オブジェクト設計の基礎運用開始後の進行イメージ/運用改善の進め方:活用度向上支援(SFA 運用ルール、トレーニング、定着化プラン)また、AppExchangeについてはこちらのWebページをご参照ください。まとめSales Cloudは運用開始後も継続的に改善することが重要です。運用開始後も定例会議を実施しながら、より良いシステムへと改善し、成果創出へとつなげていきましょう。ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ次は、いよいよ最後の章です!自社の活用状況を診断するための方法を理解しましょう!次の記事:自社の活用状況を診断しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べることSales Cloudを組織で定着させるために何が必要か定着度合いを測る指標と運用計画のポイントこの記事のゴールこの記事のゴールは「定着に向けた計画の策定方法およびポイントを理解する」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。Sales Cloudを組織で定着させるためのポイント定着度合いを測る指標運用計画の策定Sales Cloudを組織で定着させるためのポイントCRM/SFAにおける運用の課題として多くあがるのが、「利用ユーザーが入力しない」「マネージャーがデータをチェックしない」「二重管理や二重入力が発生している」などです。早期定着化のためには、Sales Cloudを現場で利用し始めてから3ヶ月の間で、これらの課題を未然に防ぐための適切なアクションを起こすことが重要です。定着度合いを測る指標Sales Cloudの定着度合いをどのような指標で測るのかを整理することで、利用状況を可視化することが可能になります。「目標達成のためにやるべきことを検討しましょう」で整理をしたKPIとは区別して、定着度合いを測るKPI(運用KPI)を検討しましょう。運用計画の策定運用KPIを策定するにあたって、3ヶ月後に目指す姿から逆算して、指標を決めるのがおすすめです。3ヶ月の計画を立てたら、週単位で具体的にどのようなKPIを追っていくのかを検討しましょう。複数部門でSales Cloudを活用する場合は、部門ごとにKPIを設定することで、どの部門があまり定着していないのかなども分析できるようになります。また、目標を決めることで、入力状況がいいのか、どれくらい達成しているのかを明確にすることができます。値を時系列で分析するにあたって、Salesforceでは設定の難易度がやや高く設定が難しい場合や、TableauなどのBIツールのご利用が難しい場合は、KPIトラッキングシートを使った記録も可能です。※トラッキングシートフォーマットはこちらからダウンロードいただけます。学習ツールより詳しく知りたい方は、オンデマンド動画をご視聴ください。レポートとダッシュボードの実際の作成と活用の方法:Sales Cloud : レポート&ダッシュボードクイックスタート定着に向けた計画の策定方法:活用度向上支援(SFA 運用ルール、トレーニング、定着化プラン)定着化プランを作成いただくにあたって、ワークシートもご用意しています。ワークシートは こちら からダウンロードできます。○サクセスダッシュボードまた、運用KPIを可視化するためのサンプルレポート・ダッシュボード集もご用意しております。パッケージをインストール後にこれらのダッシュボードを自社向けに少し変更するだけですぐに活用が可能です。利用方法は下記URLをご参照ください。資料ダウンロード:今日から使えるサクセスダッシュボード【Lightning Experience版】インストールページ:今日から使えるサクセスダッシュボード Lightning Experience版注意点インストールにはシステム管理者権限が必要ですサポート対象外ですまとめSales Cloud定着に向けた計画の策定方法およびポイントは理解できましたでしょうか?短期間でSales Cloudを“定着“するためには、運用を開始してから最初の3ヶ月が勝負です。本記事を参考に、運用計画を策定していきましょう!ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ次は、継続的な改善を実施していくためのポイントを学んでいきましょう!次の記事:継続的な改善を実施しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べること運用ルールとはなにかなぜ運用ルールが必要なのか運用ルールの作成イメージこの記事のゴールこの記事のゴールは「運用ルールの必要性・作成方法を理解し、ルール作成に着手いただく」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。運用ルールとはなぜ運用ルールは必要なのか運用ルールの作成イメージ運用ルールとは運用ルールは、日々の業務でSales Cloudを利用する上で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」確認/入力するのかを定めたものです。なぜ運用ルールは必要なのか運用ルールは”Sales Cloudの定着化”した状態を、具体的に定義したものです。運用開始前に定着化した状態を描けなければ、Sales Cloudの定着化は実現できません。ここでいう”Sales Cloudの定着化”とは入力・更新されたデータを定期的にマネージャーがチェックし、コミュニケーションをしている状態を指します。日々更新されるデータをマネージャーが確認し、部下の状態に合わせたアドバイスすることで、メンバーの行動を変え、効果創出を実現します。もし、運用ルールを作成していないと、以下のようにマネージャーはSales Cloudを見なくなり、部下はさらに入力しなくなるという悪循環に陥ってしまう可能性があります。マネージャーは入力状況がバラバラで、部下の状況を正しく把握できない部下はせっかく入力したデータが活用されず、入力の目的意識が薄れるSales Cloudを定着化させ効果を創出するためにも、日々どんな場面で利用するのかを定義した運用ルールが重要になります。運用ルールの作成イメージコミュニケーションルールと入力・更新ルールの作成イメージをそれぞれご紹介します。また、この2つのルールをもとにいつコミュニケーションが行われ、そのためにはいつまでに情報を最新化する必要があるのかを1週間の流れの中で整理した運用フローについてもご紹介していきます。コミュニケーションルール「データの可視化を行いましょう」で作成したレポート・ダッシュボードは、マネージャーに効果創出のためにはどんなマネジメントを行えば良いかの気付きを与えてくれます。ただし、そのレポート・ダッシュボードを初めて見るマネージャーにとっては、そこからどのような情報を確認し、活用すればいいのかすぐにはわかりません。(これまでレポート・ダッシュボードを使用したことがない人には、特に難解なものに見えるはずです)運用開始後、スムーズにマネージャーが情報を活用できるように、ダッシュボードの各グラフから何を確認して、どのようなコミュニケーションをとってほしいのかを明確にしましょう。コミュニケーションルールはダッシュボードごとに作成することをおすすめします。入力・更新ルール運用開始後、利用ユーザーは入力・更新ルールを都度確認し、データの入力・更新を行うことになります。スライドやスプレッドシートなどを使用して、ひと目で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」入力・更新するのかを定めるのがおすすめです。「マニュアルの更新が追いつかないので改善を後回しにする」「マニュアルが更新されず実画面とあっていない」といった運用でよくある課題を未然に防ぐためにも極力シンプルにすることを心がけましょう。オブジェクトごとに入力・更新ルールを作成していきます。下図は入力・更新ルールの一例です。商談のように、フェーズを管理する情報の場合、下図のように各フェーズで何を入力してほしいかを定義すると、利用ユーザーは入力時に混乱が少なくなります。運用フローこれまで、コミュニケーションルールと入力・更新ルールにより、マネージャーのデータ活用や利用ユーザーの入力をそれぞれ定義する方法をお伝えしてきました。最後に、この2つのルールを、1週間の流れの中でいつ実施していくのか、データ活用とデータ入力・更新との関係性も含めて整理しましょう。これにより、利用ユーザーのデータ入力に対する目的意識が明確になり、入力を更に促すことができます。例えば、週次の営業会議でマネージャーがデータを確認しフィードバックする場合、下図のような運用フローにまとめることができます。学習ツールより詳しく知りたい方は、以下のオンデマンド動画をご視聴ください。オンデマンド動画:活用度向上支援(SFA 運用ルール、トレーニング、定着化プラン)運用ルールを作成いただくにあたって、ワークシートもご用意しています。ワークシートは こちら からダウンロードできます。まとめ運用ルールの必要性・作成方法は理解できましたでしょうか?改めて運用ルールのポイントを以下にまとめています。運用ルールは”Sales Cloudが定着化した状態”を定義したものであり、効果創出のためには必要不可欠な要素運用ルールは入力・更新ルール、コミュニケーションルールの2つがあり、それぞれ作成が必要ひと目で「誰が」「いつ」「何を」「どのように」入力するのか確認できるよう作成するご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ運用ルールを作成したら、次はそのルールをどのように現場へ展開するか学びましょう!次の記事:ユーザートレーニングを実施しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べることトレーニングで伝達すべき内容トレーニングに向けた必要な準備この記事のゴールこの記事のゴールは「ユーザートレーニングで伝達すべき内容を理解し、準備に着手できる状態になる」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。トレーニングとはトレーニングで伝達すべき内容トレーニングに向けた準備トレーニングとは「トレーニング=操作説明」とイメージしてしまいますが、ここでいうトレーニングは単なる操作説明ではありません。Sales Cloud運用開始に向けたトレーニングは、利用目的や利用シーンをしっかりと伝達し、利用ユーザーに腹落ちして使用してもらうことを目的とします。操作説明だけのトレーニングになると、なぜSales Cloudを使うべきか利用ユーザーが理解・腹落ちできず、操作説明をしてもなかなか定着しません。トレーニングは操作説明だけでなく、必ず利用目的や利用シーンを伝達できる構成としましょう。トレーニングで伝達すべき内容トレーニングで伝達すべき内容は大きく以下の6つです。①経営層からのコミットメント経営層自らSales Cloud導入が組織の課題解決のために必要な全社的な取り組みであることを利用ユーザーへ発信します。経営層からのコミットメントには、以下のような内容が含まれます。中長期的な会社のビジョン/目標ビジョン/目標の達成に向けた組織における課題Sales Cloud導入の背景、目的Sales Cloud導入による期待また、経営層を巻き込み、経営層自らがSales Cloudを活用することで、利用ユーザーに入力メリットを訴求できるといった副次的な効果も期待できます。経営層に協力を取り付けることができたら、別途経営層/マネージャー層に対する「ダッシュボード説明会」を企画し、参加を依頼しましょう。経営層が参加することでマネージャー層の参加も促すことができ、コミュニケーションルールの定着が期待できます。Sales Cloudの定着化には上層部のSales Cloud活用は必須となりますので、ぜひご検討ください。②導入目的・実現プランの説明経営層からのコミットメントにて発信した課題感やSales Cloudへの期待を踏まえ、どのように課題解決(もしくは業務改善)に繋げるのか、解決の方向性やそれを把握するための導入目的・実現プランについて説明します。※「目標達成のためにやるべきこと検討しましょう」で戦略やアクション(行動)を検討している場合、検討結果を流用できる場合もあります。また、ここではSales Cloudのメリットについて訴求することも重要なポイントです。Sales Cloudの利用目的を理解しても、利用ユーザーの心理として入力負荷が増加するのは喜ばしくありません。入力負荷が上がる印象を持てば、その後の定着化にも影響します。利用ユーザーにとって、Sales Cloud導入が決して作業負荷を上げるだけではないことを強調するために、Sales Cloud導入により”やめられること”について説明します。これにより利用ユーザーの抵抗感を下げます。”やめられること”の具体例としては、以下のようなものがあります。既存のExcel管理票への入力マネージャーがメンバーを呼び止めて案件状況を都度確認する定例会議内で各メンバーが順番に案件状況を共有する資料や顧客情報を共有フォルダからかき集める特に、Excelによる案件管理を実施していた場合、以下のような煩わしい作業は”やめられること”です。案件の確度がいつの間にか変更されており、担当者に背景を確認する更新日がわからないため、担当者と進捗状況を棚卸しする月次・年次などの集計時、入力データの誤りや集計時の数式などの誤りを修正する③運用ルールの説明「運用のルールを策定しましょう」で作成した運用ルールについて説明します。利用ユーザーは、入力の目的を理解した状態で、いつ、何をどのように入力するかを確認します。④操作演習運用ルールに沿った入力を行う上で、必要な操作方法について説明します。商談を例に取れば、どのように新規商談を作成するのか、また、どのように商談を検索し更新するのか、実際の画面操作やマニュアル等を使って説明します。初回の操作演習では、特に利用ユーザーがつまづく点が多いので、以下のような事前の呼びかけと準備をしておくといいでしょう。ここでも、単なる操作説明に終始せず、Sales Cloud活用によるメリットを訴求することを意識してください。Sales Cloudには作業効率を上げるために十分な機能が備わっています。ぜひ後述の”学習コンテンツ”を使って機能について学習いただき、メリットの訴求を意識ください。⑤展開スケジュール実際にデータ入力を開始し、過去のExcel案件表を廃止するまでのスケジュールや、運用開始後の機能改善予定があれば共有します。段階的にリリースするようなプロジェクトの場合にもここで説明します。⑥問い合わせ方法問い合わせ先はChatterグループがおすすめです。過去の問い合わせ情報を残せるため、利用ユーザーは過去の問い合わせ内容を検索することができます。ただしログイン関連の問い合わせの場合、利用ユーザーはChatterを利用できない状態にありますので、別途問い合わせ先を指定する必要があります。下図のイメージで問い合わせ先を整理ください。トレーニングに向けた準備上述のトレーニングを実施する場合、それぞれ以下の準備作業が必要です。経営層からのコミットメント経営層の巻き込み導入目的・実現プランの説明「目標達成のためにやるべきこと検討しましょう」の確認と実施”やめられること”(Sales Cloud活用によるメリット)の整理運用ルールの説明「運用のルールを策定しましょう」の確認と実施操作演習作業効率向上を実現する標準機能の学習操作演習に向けた準備展開スケジュール展開スケジュールの整理問い合わせ方法問い合わせ方法の整理学習ツールより詳しく知りたい方は、以下のオンデマンド動画をご視聴ください。オンデマンド動画:活用度向上支援(SFA 運用ルール、トレーニング、定着化プラン)オンデマンド動画:“成功”の秘訣シリーズVol.2 早期に定着化を実現させるポイントオンデマンド動画:少しの工夫で劇的に変化!作業効率向上を実現するSalesforce標準機能 (参照・共有編)まとめユーザートレーニングで伝達すべき内容は理解できましたか?以下の内容を改めて整理しておきましょう。トレーニングは以下6つの構成で実施①経営層からのコミットメント②導入目的・実現プランの説明③運用ルールの説明④操作演習⑤展開スケジュール⑥問い合わせ方法トレーニングにより利用ユーザーに腹落ちしてもらうことで、入力の目的意識を醸成するユーザーにとってのメリットについても訴求し、入力への抵抗感を少なくするご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ次は、運用テストと修正について学びましょう!次の記事:運用テストと修正を行いましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べること運用を開始するために必要な設定と設定方法この記事のゴールこの記事のゴールは「自社に必要な設定を明確にする」ことです。そのために、以下2ステップを進めていきます。必要な設定の洗い出し運用を開始するために最低限必要な設定必要な設定の洗い出し「目標達成のためにやるべきことを検討しましょう」では目的達成のためにはどんな取り組みを行い、その取り組みを可視化するための指標(KPI)を検討しました。この記事では、それらの情報をもとに自社で必要な設定の洗い出しをおこなう方法について説明をしていきます。具体的にはシートの[取り組みを可視化するための指標]に対してどのような機能を利用することで可視化が行えるかを記載していきます。例えば、「既存顧客からの新規商談数」を割り出すためにはレポート/ダッシュボードで商談レコードの件数を集計します。またその際、新規顧客なのか既存顧客なのかが判断できる項目で条件を絞り込む必要があります。このように、見たい指標を可視化するにはどこからデータを抽出して、どの機能で可視化をするかを検討しましょう。そして、各指標に対して可視化に必要な機能を整理したら、最終的に設定が必要なオブジェクト、項目、その他の設定を一番右の「必要な設定」の列に記載していきましょう。ここで整理いただいた設定というのが自社のSalesforceでまず必要になるベースの設定となります。検討を進めるにあたってのワークシートはこちらからダウンロードいただけます。運用を開始するために最低限必要な設定ステップ2「基本構造・機能を理解する」で、Sales Cloudの基本構造や、データ分析の機能についてご紹介をしましたが、本章では具体的にどのような設定が必要なのかを整理し、設定方法を学んでいきます。下記リンクにある「[Sales Cloud]初期設定チェックリスト」では、運用を開始するために最低限必要な設定と、設定方法をまとめています。もし、初期設定を設定・構築パートナーにて実施される場合は、自社の設定と照らし合わせて、その設定が必要な理由をご確認ください。[Sales Cloud]初期設定チェックリスト▼イメージ画像(一部抜粋)学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:Sales Cloud オンボーディング(KPI・フェーズ設計)また、設定面の基礎を学びたい方は以下のエキスパートコーチングのオンデマンド動画にてご視聴いただくことができます。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:Salesforce アドミン基礎まとめ自社に必要な設定は整理できましたか?また、設定方法は理解できましたか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ次は、本章の内容を踏まえて実装していくにあたっての注意点を学んでいきましょう!次の記事:実装時の注意点を理解しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べること2種類のデータ一括登録ツールの特長と使い方この記事のゴールこの記事のゴールは「データの一括登録方法を理解する」ことです。そのために、以下2ステップで進めていきます。データの登録方法データ一括登録ツールの特徴と使い方データの登録方法Sales Cloudへデータを登録するための方法には主に2通りの方法があります。手動で登録する方法とデータを一括でインポートする方法です。Sales Cloudに大量のデータを登録したい場合、データを1 件ずつ手動で入力や更新をするのは時間がかかります。そこで予め用意されているデータ一括登録ツールを使用することで、データ登録の作業が簡単になります。データを一括登録できるツールには、データインポートウィザードとデータローダーの2種類があります。データ一括登録ツールの特徴と使い方データインポートウィザードの特徴データインポートウィザードを使用すると、あらかじめ用意したCSVファイルをアップロードし、取引先、取引先責任者、リード、キャンペーンメンバー、カスタムオブジェクトなどへ容易にデータをインポートできます。(Database.com Edition以外の)すべてのエディションでご利用可能で、一度にインポートできるレコードの最大数は5万件です。特徴は、取引先と取引先責任者を同時に(互いを関連付けた状態で)インポート出来る点です。そのため、これからSales Cloudにデータを投入して使い始めるお客様には、最適な機能です。※データインポートウィザードで商談をインポートすることはできません。商談をインポートする場合はデータローダを使用します。データローダーの特徴データローダーを使用すると、あらかじめ用意したCSVファイルを使用して(レコードのインポートのみでなく)更新や削除、エクスポートができます。一度に操作できるレコードの最大数は、5百万件です。データローダーは英語のクライアントアプリケーションで、PCにツールのインストールが必要です。Windows端末をご利用の場合は自動化(バッチモード)も利用できます。データローダーは、データインポートウィザードでは対応していない商談等のオブジェクトにも使用できますが、複数のオブジェクトに対して一度に作業を行うことはできません。互いに関連しているデータをインポートする場合は、親オブジェクト → 子オブジェクトの順番でインポートをする必要があります。また、データローダーはAPIを消費しますので、上限を超過しないように注意が必要です。詳細は、API 要求の制限と割り当てをご確認ください。データインポートウィザードの使い方データインポートウィザードの画面操作については、以下の動画をご確認ください。オンデマンド動画:システム管理者のためのSalesforce基礎シリーズ Vol.2 データを一括で登録しようデータローダーの使い方データローダーの画面操作については、以下の記事をご確認ください。はじめようデータローダー(動画)初めてのデータローダー 〜Insert編〜(サクセスナビ記事)初めてのデータローダー 〜Update編〜(サクセスナビ記事)初めてのデータローダー 〜Upsert編〜(サクセスナビ記事)初めてのデータローダー 〜Delete編〜(サクセスナビ記事)初めてのデータローダー 〜Export編〜(サクセスナビ記事)初めてのデータローダー 〜Export All編〜(サクセスナビ記事)データローダーのバッチモードについては、バッチモードでの実行 (Windows のみ)をご確認ください。学習ツールより詳しく知りたい方は以下をご確認ください。はじめようデータローダー(動画)データの Salesforce へのインポート(ヘルプ記事)データ管理(Trailhead)まとめデータ一括登録方法を理解できましたでしょうか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせデータが取り込めたら、次はデータの可視化方法を学びましょう!次の記事:データの可視化を行いましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べること運用開始に向けた実装時の注意点活用しやすくするための工夫・アイデアこの記事のゴールこの記事のゴールは「運用開始に向けた実装時の注意点、活用をしやすくするための工夫・アイデアを理解する」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。可能な限り標準機能で実装する必要最低限な項目を実装する実装におけるステップと、実装時の工夫・アイデア可能な限り標準機能で実装するSales Cloudには最初から用意されている標準機能と自由に定義して設定ができる機能があります。その中で、Salesforceは最初から用意されている「標準オブジェクト」や「標準項目」を使用することを推奨しています。標準機能を使うべき理由導入にかかる初期投資を削減できるSalesforceの年3回のバージョンアップの恩恵を受けられるAppExchange(機能を拡張するためのアプリ)の価値を最大限に利用できる表示する名称変更例えば「リード」「商談」など標準オブジェクトや標準項目を使いたいが、聞き馴染みのない名称で活用推進に不安が残る場合は、画面表示する名称だけを変更設定することもできます。ほとんどの標準オブジェクトや標準項目については、画面表示する名称を利用ユーザーが日常的に使っている用語に変更設定することができます。標準機能をベースに利用ユーザーが閲覧する名称だけ変更する方法もご検討ください。ヘルプ記事:オブジェクト、タブ、項目の表示ラベルの名称変更必要最低限な項目を実装する既存のツールやExcelをベースにSales Cloudの入力画面を設計するときには注意が必要です。理由は主に2つあります。既存のツールと全く同じ設計をしても、ツールが変わる分入力負荷や使いずらさが増すだけSales Cloudのデータ構造を考慮せずに設計されてしまうため集計の工数が増える入力の負荷が高いなどの理由から運用開始後に再度、Sales Cloudを構築し直す判断が必要な場合も少なくありません。可視化・分析した情報は何なのか?目的に応じて必要最低限な入力項目に絞って実装することが重要です。実装におけるステップと、実装時の工夫・アイデア実装における推奨のステップは以下の通りです。次に、実施ステップに沿って標準機能を使った実装時のアイデアをご紹介します。1.最低限必要な項目を絞り込む○必要な項目だけを表示する必要最低限の項目として「ダッシュボードでの計測に使う予定の項目」や「業務上必要な項目」などに厳選して画面表示設定をしましょう。2.画面レイアウトを整える○画面レイアウトに補足説明を加える各項目の言葉の定義などをヘルプテキストやページレイアウトの設定で補足説明をすることができます。○不要なアクションを非表示にする画面レイアウトをシンプルにする方法として自社で使う機能だけを表示する方法もあります。ヘルプ記事:ページレイアウト3.負荷の少ない入力/管理方法を選択する○デフォルト値項目値にデフォルトの入力フォーマットを指定することで、ユーザーが手入力しなければならない情報の一貫性向上と入力負荷の軽減が期待できます。ヘルプ記事:デフォルト項目値○クイックアクション特定のタイミングで更新が必要なレコードについて、編集が必要な項目を一まとめにし入力工数を減らす工夫ができます。ヘルプ記事:クイックアクション○リストビュー編集したい項目をまとめて編集することができます。ヘルプ記事:リストビューの作成○モバイル活用モバイルの活用が可能な場合は、外出先からでも活動入力ができるように設定を行いましょう。ヘルプ記事:Salesforce モバイルアプリケーション4.入力規則により抜け漏れ・ミスを防止する○入力規則項目の入力必須設定を行うことで、抜け漏れや入力ミスを未然に防ぐことが可能です。ヘルプ記事:入力規則条件に合致したときだけ特定の項目を入力必須にする以上、自社の運用に取り入れることができそうな実装の工夫・アイデアはありましたでしょうか?本章の内容も踏まえて、[Sales Cloud]初期設定チェックリストに沿った初期設定を進めていきましょう!学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、オンライン集合研修/個別セッションにお申し込みいただけます。オンデマンド動画:Sales Cloud アドミン基礎Sales Cloud 簡単設定支援プログラム (※オンライン集合研修/全3回)モバイルの設定に関するエキスパートコーチング:モバイル活用推進・定着に向けた実装時の注意点・工夫の仕方について理解できましたでしょうか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ実装時の注意点を理解できたら、次はデータの取り込み方法を学びましょう!次の記事:データの取り込みを行いましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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本記事の内容は以下のオンデマンド動画からもご覧頂けます;https://play.vidyard.com/78XkHtaAYKkAPCfVbFB8ruこの記事で学べること自社の商談を整理する際のポイントこの記事のゴールこの記事のゴールは「商談の流れを整理するポイントを理解する」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。商談フェーズの概要商談フェーズを管理する効果商談フェーズの設計方法商談フェーズの概要営業マネジメントをするにあたって、商談フェーズを定義し、それにそってマネジメントすることは大変重要です。商談フェーズを定義することで、その商談が今どういった状況なのか?その商談の受注の確率はどれくらいなのか?を把握し、売上予測を立てたり、マネジメントとして必要な支援を検討することができるようになります。商談フェーズが定義されていない、または曖昧になっていると、下図のように、事実と願望が区別できず、正しく売上予測が立てられなかったり、上司がメンバーを支援する上での具体的な打ち手がわからなくなってしまう恐れがあります。実際にセールスフォース・ジャパンでも以下のように8段階フェーズで商談の進捗を管理し、マネジメントを行なっています。商談フェーズを管理する効果商談フェーズ管理の効果は成約率、達成行動の実現、そしてコーチングと大きく3つあります。【成約率】商談フェーズを定義し、営業担当が各フェーズでやるべきことが整理されると、チーム全体の営業活動の標準化と改善が期待できます。やるべきことというのは、チーム内の最善の方法やトップセールスの行動を商談フェーズに落とし込むことを意味しています。トップセールスの行動を全員がやれるようにし、成約率の向上を目指します。【達成行動の実現】なかなか成果が上がっていない営業担当などは、標準化されたフェーズ管理を行うことで、自身が詰まりやすいフェーズがどこなのか、トップセールスの成功体験をもとにしたフェーズ管理を通して自らが体感することで、それぞれに合った改善点が明確になり、達成行動の実現につながります。【コーチング】商談フェーズが正しく管理できることにより、例えば、個々の営業の得意なフェーズや苦手なフェーズ、商材ごとの停滞するフェーズなどが可視化できます。マネジメントはこの可視化された情報をもとに、結果だけではなく、プロセスに対するコーチングも可能となります。商談フェーズの設計方法成約率を高める商談フェーズの構成するためには、以下の4つのポイントを意識することが重要です。策定のポイントが理解できたら実際の商談フェーズを検討していきますが、よくある失敗例として「フェーズを細かく設定しすぎて更新の負荷が高く営業効率が落ちてしまった」「人によってフェーズの捉え方が違うため、結局ヒアリングをしないと現在の進捗がわからない」という声を聞きます。そのような状態を生み出さないために各フェーズを何のために設定するのか次のフェーズに進むための前進基準は何なのかこの2点に関しては必ず明確にして検討を進めましょう。ワークシートはこちらからダウンロードいただけます。学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:Sales Cloud オンボーディング(KPI・フェーズ設計)まとめ自社の商談の流れを整理するポイントは理解できましたでしょうか。ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ次は、最低限必要な設定を学んでいきましょう!次の記事:必要な設定を理解しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら