データの取り込みを行いましょう
公開日: 2023.04.17
この記事で学べること
- 2種類のデータ一括登録ツールの特長と使い方
この記事のゴール
この記事のゴールは「データの一括登録方法を理解する」ことです。
そのために、以下2ステップで進めていきます。
- データの登録方法
- データ一括登録ツールの特徴と使い方
データの登録方法
Sales Cloudへデータを登録するための方法には主に2通りの方法があります。
手動で登録する方法とデータを一括でインポートする方法です。
Sales Cloudに大量のデータを登録したい場合、データを1 件ずつ手動で入力や更新をするのは時間がかかります。
そこで予め用意されているデータ一括登録ツールを使用することで、データ登録の作業が簡単になります。
データを一括登録できるツールには、データインポートウィザードとデータローダの2種類があります。
データ一括登録ツールの特徴と使い方
データインポートウィザードの特徴
データインポートウィザードを使用すると、あらかじめ用意したCSVファイルをアップロードし、取引先、取引先責任者、リード、キャンペーンメンバー、カスタムオブジェクトなどへ容易にデータをインポートできます。(Database.com Edition以外の)すべてのエディションでご利用可能で、一度にインポートできるレコードの最大数は5万件です。
特徴は、取引先と取引先責任者を同時に(互いを関連付けた状態で)インポート出来る点です。
そのため、これからSales Cloudにデータを投入して使い始めるお客様には、最適な機能です。
※データインポートウィザードで商談をインポートすることはできません。商談をインポートする場合はデータローダを使用します。
データローダの特徴
データローダを使用すると、あらかじめ用意したCSVファイルを使用して(レコードのインポートのみでなく)更新や削除、エクスポートができます。一度に操作できるレコードの最大数は、5百万件です。
データローダは英語のクライアントアプリケーションで、PCにツールのインストールが必要です。
Windows端末をご利用の場合は自動化(バッチモード)も利用できます。
データローダは、データインポートウィザードでは対応していない商談等のオブジェクトにも使用できますが、複数のオブジェクトに対して一度に作業を行うことはできません。互いに関連しているデータをインポートする場合は、親オブジェクト → 子オブジェクトの順番でインポートをする必要があります。
また、データローダはAPIを消費しますので、上限を超過しないように注意が必要です。
詳細は、API 要求の制限と割り当てをご確認ください。
データインポートウィザードの使い方
データインポートウィザードの画面操作については、以下の動画をご確認ください。
データローダの使い方
データローダの画面操作については、以下の記事をご確認ください。
- 初めてのデータローダ 〜Insert編〜(サクセスナビ記事)
- 初めてのデータローダ 〜Update編〜(サクセスナビ記事)
- データローダ 〜Upsert編〜(サクセスナビ記事)
- 初めてのデータローダ 〜Delete編〜(サクセスナビ記事)
- 初めてのデータローダ Export編(サクセスナビ記事)
- 初めてのデータローダ Export All編(サクセスナビ記事)
データローダのバッチモードについては、バッチモードでの実行 (Windows のみ)をご確認ください。
学習ツール
より詳しく知りたい方は以下をご確認ください。
- データの Salesforce へのインポート(ヘルプ記事)
- データ管理(Trailhead)
まとめ
データ一括登録方法を理解できましたでしょうか?
ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。
弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。
- ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ
データが取り込めたら、次はデータの可視化方法を学びましょう!
次の記事:データの可視化を行いましょう
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公開日: 2023.04.17
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Sales Cloud 活用7ステップ
-
STEP1. はじめに
-
STEP2. 基本理解
-
STEP3. 計画策定
-
STEP4. 要件定義
-
STEP5. 実装
-
STEP6. 運用検討
-
STEP7. 運用開始