運用開始に向けて必要な役割を明確にしましょう
公開日: 2023.04.17
この記事で学べること
- 運用開始に向けて必要な役割
- 役割ごとの連携のポイント
この記事のゴール
この記事のゴールは「運用開始に向けて必要な役割を明確にする」ことです。
そのために、以下2ステップで進めていきます。
- 運用開始に向けて必要な役割
- 役割ごとの連携のポイント
運用開始に向けて必要な役割
Sales Cloudを活用してビジネスの成長に繋げていくためには、さまざまな検討や、その検討内容に基づいたシステムの設定、改善が必要になります。
ここでは、これからSales Cloudの運用を開始するにあたって、具体的にどのような役割が必要なのかをご説明します。
下図はSales Cloudの運用に必要な役割と推進チームの例です。
プロジェクト責任者は、会社としての最終意思決定や、リソースのアサインなどを行います。
Sales Cloudの活用推進チームとしては、大きく以下の3つの役割を設けていただくことをおすすめしています。
- プロジェクトリーダー
- 現場推進者
- Salesforce設定担当者(システム管理者)
必ずしもそれぞれの役割に別の方を任命する必要はありません。
例えば、システム管理者と現場の推進者を兼任するのも問題ありません。
ポイントは、必要な役割の理解と、それを担っていただける方が任命されていることです。
なお、複数部門でSales Cloudを活用する場合は、利用ユーザーとの円滑なコミュニケーションと課題を把握しやすくするために、それぞれの部門ごとに推進者を任命いただくことをおすすめしておりますが、自社のリソースにあわせて推進チームの人数は調整してください。
役割ごとの連携のポイント
必要な役割が明確になりましたら、次はそれぞれの役割の連携イメージを理解します。
下図のように、それぞれの役割が密に連携をし、自社の業務に適合するようにSales Cloudを実装/改善していくのが重要です。
Sales Cloudの設定に関しては、必ずしもすべてを自社内で実施しなければいけないわけではありません。
社内のリソースや、次の章の「実現したいことを明確にしましょう」「運用開始に向けた計画を立てましょう」にて検討するリリース計画などを鑑みて、設定作業/プロジェクト管理を設定・構築パートナーに依頼すべきかなど、どこまでを自社内で実施するのかご検討ください。
もし、設定作業を設定・構築パートナーにて実施をする場合は、設定・構築パートナーとの役割分担も明確にし、情報連携や設定の進捗確認を行いましょう。
学習ツール
より詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。
Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。
- エキスパートコーチング:Sales Cloud オンボーディング(KPI・フェーズ設計)
活用推進チームを整理いただくにあたって、ワークシートもご用意しています。
ワークシートは こちら からダウンロードできます。
設定者・推進者として必要な作業や検討事項の全体像がわかる Sales Cloud 担当者育成シートの利用がおすすめです。
まとめ
Sales Cloudの活用を促進してビジネスの成長に繋げていくためには、
本章でご紹介した役割が大変重要です。
ぜひ役割を明確にし、準備を進めていきましょう。
ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。
弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。
- ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ
次の章では、Sales Cloudで実現したいことを明確にしていきます。
次の記事:実現したいことを明確にしましょう
「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
公開日: 2023.04.17
この情報は役に立ちましたか?
ご意見お待ちしております。
フィードバックありがとうございます。
より役に立つために
役に立たなかった一番の理由を教えてください。
Sales Cloud 活用7ステップ
-
STEP1. はじめに
-
STEP2. 基本理解
-
STEP3. 計画策定
-
STEP4. 要件定義
-
STEP5. 実装
-
STEP6. 運用検討
-
STEP7. 運用開始