データ接続の概要

公開日 : 2025.10.21

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2025 年 10 月 14 日以降、Data Cloud は Data 360 にブランド変更されました。

この記事で学べること

  • Data 360 におけるデータ接続の基本概念
  • データストリームの種類とデータの取り込み方法
  • データストリーム設定の概要と運用上の注意点

はじめに

Data 360 は、Salesforce の内部データだけでなく、外部の多様なデータソースからあらゆる情報を収集し、一元的に管理します。

この記事では、Data 360 へのデータ取り込みの基盤となる「データストリーム」について、その仕組みと設定の基本を解説します。

データストリームとは

データストリームは、ソースシステムから Data 360 へデータを取り込むための機能です。データストリームを使用することで、様々なデータソースからデータを Data 360 に取り込むことができます。取り込まれたデータは、Data 360 内で「データレイクオブジェクト ( DLO )」として保存され、その後のデータ統合や分析の基盤となります。

データストリーム設定の概要

データストリームの設定は、 Data 360 のインターフェースを通じて直感的に行うことができます。

  1. データソースの選択: Data 360 の「データストリーム」を新規作成し、取り込みたいデータの種類(例: Salesforce CRM 、 Marketing Cloud など)を選択します。  
  2. オブジェクトと項目の指定: 接続するオブジェクトやデータセットを指定します。 Salesforce CRM データストリームの場合、含める Salesforce オブジェクトと、その中の必要な項目を選択します。デフォルトではすべての項目が事前に選択されていますが、不要な項目は選択解除できます。
  3. 数式項目の追加 (オプション): 必要に応じて、データストリームに新しい数式項目を追加することができます。表示ラベル、API 参照名、そしてその数式の戻り値のデータ型(数値、テキスト、日付など)を設定します。
  4. 更新スケジュールの設定と管理: データストリームの作成時、または作成後に更新スケジュールの設定が可能です。スケジュールを設定せず手動での更新を開始することも可能です。各データソースごとの更新スケジュールの設定の詳細はヘルプページをご確認ください。(Help | Data 360 のデータストリームスケジュール

使用可能なデータソース

主に以下のようなデータソースを使用することができます。コネクタの一覧や詳細はヘルプページをご確認ください。( Help | Data 360 : コネクタとインテグレーション

  • Salesforce コネクタ( Marketing Cloud コネクタや CRM コネクタなど)
  • SDK と取り込み API を使用するコネクタサービス ( Marketing Cloud Personalization や Web およびモバイルコネクタなど)
  • Data 360 との間でデータを流すように設定できるサードパーティインテグレーション  (Amazon S3 や Google Cloud Storage など)

データストリーム作成時の注意事項

Data 360 は消費量課金ベースの製品であり、データの取り込みを含む各種機能のデータの処理量に応じて、ご契約いただいたクレジットが消費されます。

そのため、大量のデータを繰り返し Data 360 に取り込んだ場合、ご契約のクレジットを超過する消費量が発生する恐れがあります。

データストリームの設定を行う際には以下のような点に注意してください。

  • 更新スケジュール設定: 必要以上の頻度でデータを更新しないようにします。
  • 更新モード: 通常は全件更新の方がデータの処理量が大きくなるため、全件更新が必要ない場合は、増分更新を選択します。
  • 取り込みデータの絞り込み: Data 360 で利用しないデータがデータソースに含まれている場合は、データソース側でフィルターをかけてから Data 360 にデータを取り込むことが可能かどうかを検討します。

また、Data 360 のご利用開始後は、定期的にクレジットの残量を確認することも重要です。

クレジット消費に関しては該当のサクセスナビ記事の確認をお願いします。

まとめ

データ接続は Data 360 の基盤であり、顧客データを統合し、パーソナライズされた体験を提供するための最初のステップです。使用可能なデータソースやデータストリームの設定や運用上の注意点を事前に把握し、計画的に導入・運用することで、Data 360 の価値を最大限に引き出すことができます。

学習ツール

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エキスパートコーチング: Data Cloud : データ取り込み

参考リソース

公開日 : 2025.10.21

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