ゼロコピーデータ統合

公開日: 2025.10.21

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この記事で学べること

  • ゼロコピーデータ統合の概念と、従来のデータ連携との違い
  • Snowflake や Google BigQuery といった主要なデータウェアハウスとの連携方法のコンテンツ

はじめに

従来のデータ連携では、企業が持つ様々なシステムに散在するデータを活用するために、ETL (抽出、変換、読み込み)プロセスを通じてデータをコピーし、別の場所に移動させる必要がありました。しかし、この方法は「データのサイロ化」「鮮度の低下(夜間バッチ処理によるタイムラグ)」「コスト(開発・メンテナンス、データ複製に伴うストレージ費用)」といった多くの課題を抱えていました。

Data Cloud が提供する「ゼロコピーデータ統合」は、これらの課題を根本的に解決する技術です。データを物理的に移動・複製することなく、データが元々存在する場所(例えば Snowflake や Google BigQuery などのデータウェアハウス)に直接仮想的に接続することで、常に最新のデータをリアルタイムかつ安全に活用することを可能にします。これにより、Data Cloud は CRM 内外のあらゆるデータを連携する中核的な役割を担います。

ゼロコピーデータ統合とは

Data Cloud のゼロコピーデータ統合は、パートナーデータに直接アクセスできる機能です。データ統合では、ゼロコピーインテグレーションを使用して、データへの安全でほぼリアルタイムのアクセスが提供されます。データは Data Cloud にコピーされずに直接照会されます。

ゼロコピーデータ統合が可能なパートナーについてはヘルプページをご確認ください。(Help | Data Cloud: コネクタとインテグレーション

ゼロコピーとデータストリームでの取り込みの違い

項目

データストリーム (従来の取り込み)

ゼロコピーデータ統合

データの扱い方

外部からデータを物理的にコピーして Data Cloud 内に保存

外部のデータをコピーせず直接参照

連携可能なサービス

多様な接続
Salesforce 製品、クラウドストレージ、Web サイトやモバイルアプリ、Mulesoft を介した多数の外部サービスなど

主要なデータ基盤に特化
Amazon Redshift , Databricks , Google BigQuery , Snowflake

※対応パートナーは拡大予定

ゼロコピーデータ統合での取り込みのメリット

項目

データストリーム (従来の取り込み)

ゼロコピーデータ統合

データの鮮度

定期的なバッチ処理のため、タイムラグが発生しやすい

常に最新のデータにアクセスでき、ほぼリアルタイム

データガバナンス

データが複製されるため、管理が複雑化する可能あり

データは一元管理され、セキュリティとガバナンスを強化

設定に関するコンテンツ

まとめ

Data Cloud のゼロコピーデータ統合は、既存のデータウェアハウスに直接接続し、データを移動・複製することなくリアルタイムで活用します。これにより、従来の ETL が抱えるデータのサイロ化、鮮度低下、コストの課題を解決します。

参考リソース

公開日: 2025.10.21

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