統合プロファイル(ID解決)
公開日: 2025.10.21
この記事で学べること
- Data Cloud の統合プロファイルの概念
- データ統合のアプローチ方法
- ゴールデンレコードと統合プロファイルのアプローチの比較
はじめに
この記事ではData Cloud の主要な機能の一つである、統合プロファイルの概念とその仕組みについてポイントを解説します。まずは全体像を把握することが重要ですので、こちらの動画をまずはご視聴いただき本記事をご参照ください。
Data Cloud の統合プロファイルの概念

Data Cloudは、ID 解決を行うことによって、異なるシステムにある同じお客様の情報を一つにまとめ、「統合プロファイル」を作成します。この際、「UUID(Universally Unique Identifier)」という、独自の識別子を使って、同じお客様だと判断されたデータを関連付けます。
この仕組みは、複数の鍵(各システムのデータ)を一つのキーホルダー(UUID)にまとめるように機能するため、「キーリング」という考え方で表現されます。
注意点: この UUID は、ID 解決のルールが変わると値も変わる可能性があります。そのため、UUID を永続的なお客様の ID として、外部システムで使うことはできませんので、ご注意ください。
データ統合のアプローチ方法
データを統合する方法には、主に 2 つの考え方があります。
- Data Cloud の統合プロファイル(キーリング)
- 複数データソースからのレコードを集約・参照するハブとなるシステムとして機能します。
- ゴールデンレコード
- 複数のデータソースから最良なレコードを選択し、常に最新で単一のレコードを保持します。
統合プロファイルとゴールデンレコードのアプローチの比較
- Data Cloud の統合プロファイル(キーリング)
- データを上書きすることがないため、既存システムのレコードが持っている情報が失われることがありません。
- レコードの上書きや削除が発生しないため、関係者間での調整が不要となり、スピード感をもって 施策を実行できます。
- ID 解決の結果をレビューし、一致ルールの変更を行うことで、統合マッチ精度を継続的に改善します。

※ UUID は永続的な顧客の ID として外部システムで利用することは想定されておりません。
- ゴールデンレコード
- データを上書きするため、誤って統合した場合の修正が難しくなります。
- どのレコードが優先されるべきかルールを決めるために、関係者間での合意を取る必要があります。

まとめ
統合プロファイルは、「UUID(Universally Unique Identifier)」 という独自の識別子を使って、複数のシステムにあるデータを統合します。これにより、外部に存在する様々なソースデータを集約し、単一の顧客のビューを生成し、顧客ごとのインサイトの抽出や、セグメントを作成するのに役立ちます。Data Cloudを活用する上で、この統合プロファイルの概念と、ゴールデンレコードとの違いを理解しておくことは重要です。
参考リソース
公開日: 2025.10.21
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活用ステップ
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STEP1. はじめに
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STEP2. データ接続
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STEP3. データの準備とモデリング
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STEP4. データの活用