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ヘルプ/ナレッジ記事ヘルプ記事|プロスペクトの項目設定概要Salesforce側の「取引先責任者」「リード」の項目を、Account Engagement側で作成した「プロスペクト項目」と対応付けすることで、項目間のデータ連携が可能になります。設定手順Salesforceでカスタム項目を作成するAccount Engagementでカスタム項目(新規項目を作成)を作成する前に、対応付けを行うSalesforceのカスタム項目を予め作成しておく必要があります。Salesforceのカスタム項目を作成する手順については、下記のヘルプ記事をご参考くださいヘルプ記事|Salesforce側のカスタム項目の作成Account Engagementのプロスペクトと同期中の Salesforce リード項目と、同一の内容のカスタム項目が取引先責任者にあり、リードの取引開始(取引先責任者への変換)後も同期を継続したい場合、それらの項目のAPI参照名(新規項目作成時にシステム内で発行する一意の項目)が同一である必要があります。(Account Engagement と Salesforce 間の同期は、API 参照名を介して連携を行います。)ヘルプ記事|リードの取引開始後、取引先責任者のカスタム項目がAccount Engagement側の項目と同期されなくなる場合の確認事項プロスペクト以下と同期しています。リード取引先責任者リードの取引開始後、取引先責任者上にも情報を同期したい場合は、それぞれのカスタム項目のAPI参照名を同一にしておく必要があります。例) カスタム項目におけるラベル名:興味がある製品API参照名:product_interestAccount Engagementでカスタム項目を作成するSalesforceの項目とAccount Engagementの項目の対応付けを行います1.[Account Engagement]の環境にログインし、画面上部の[Account Engagement設定]タブをクリック※タブ一覧に表示されていない場合は添付画像の通り[さらに表示]をクリック後、[Account Engagement設定]をクリック2. 画面左側のメニュー一覧から[オブジェクトと項目の設定]>[プロスペクト項目]>[カスタム項目を追加]をクリック3. *各種必須項目[名前][カスタム項目ID][種別]に情報を入力し、画面中央の[salesforce.com項目名]からSalesforce側で対応付ける適切な項目を選択プロスペクト項目は設定によって、Account Engagement の値と Salesforce の値のどちらをプライマリにするのか、またはいずれかの最近更新されたレコードの項目値を優先させるか、を制御できます(Opted Out 項目は最近更新されたレコードは選択不可)。詳細は以下のヘルプ記事をご参照下さい。ヘルプ記事|同期動作の仕組み4. 3の手順でドロップダウンを選択した場合、画面下にスクロールして必要な項目が[値]に含まれているか確認し、[カスタム項目を作成]をクリック※テキストの場合は[値]の表示はされず3の手順実施後、[カスタム項目を作成]をクリック5.[プロスペクトを同期]をクリックし、最後に[OK]をクリック※複数項目を作成する場合は全ての項目作成が完了した後、最後に同期ボタンをクリックご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ前のステップ:3−2 Account EngagementとSalesforceのキャンペーン接続を行う次のステップ:4−1 トラッキングコードコードを実装する「サクセスナビ|初期設定を完了しましょう|③Account Engagement設定」の記事に戻る
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Marketing Cloud Engagement の環境について
👤この文章の対象者👤Marketing Cloud Engagementをご利用開始されるお客様、利用部門やブランドの拡張などでMarketing Cloud Engagementの環境改変をお考えの方向けの情報となります。それ以外の方は、ご利用の環境の理解を深めるためのご参考までにご参照ください。エディション、ビジネスユニット構成の確認ご利用中のMarketing Cloud Engagementエディションで、どのような機能がご利用いただけるかご確認ください。なお、各機能、用語についての解説はこちらのヘルプページでもご確認いただけます。Marketing Cloud Engagementエディション一覧(英語)Marketing Cloud Engagementでは、「ビジネスユニット」(BU)という環境でデータやアクセス権限を管理し、マーケティング活動を行うことができます。(上図)「Northern Trail Outfitters」と「myNTO Rewards」「NTO Kids」3つのビジネスユニットが表示されています。アクセス権のないビジネスユニットは表示されません。例えば、複数のブランドを持つ企業では、ブランドごとにビジネスユニットを作成して、Aというブランドが持つ顧客データとそこにアクセスをするマーケター、Bというブランドが持つ顧客データとマーケターのアクセスをコントロールします。各ビジネスユニットは独立しており、「親」のビジネスユニットの下に連なる形で構成されます。親は「エンタープライズ」と呼ばれることもあります。また、テスト環境として別のビジネスユニットを持つこともあります。もちろん、ビジネスユニットを1つのみ使って運用されるケースもあります。ビジネスユニットとその構成についてもう少し深く理解したい方は、以下のリソースがおすすめです。Salesforce Help: 「Marketing Cloud のビジネスユニット」Salesforce Trailhead:「ビジネスユニットの管理」Marketing Cloud Engagement ポケットガイド (1) - セットアップ編Salesforce Help: 「Adopting Marketing Cloud Business Unit」(英語)ドメイン戦略の決定Marketing Cloud Engagementを利用開始するまでに、その他にも重要な設定項目があります。例えば、メールを送信する際に、送信元のメールアドレス(ドメイン)は何とするか、Marketing Cloud Engagementの機能の一つであるCloudPagesを使ってランディングページを公開する場合、どんなドメインを使用するか、などです。これらは、追加購入いただく必要がある可能性があります。まず、どんな設定項目があるのかを見てみましょう。Sender Authentication Package (SAP)以下のドメインを設定し、ブランディングを行います。この設定を行わないと、Salesforceのデフォルトのドメインが使用されるため、例えばメールを受信した人がランディングページを開いたときに表示されるURLを見て「違う会社のサイトに移動した?」と思われてしまう可能性もあります送信元のメールアドレスドメインCloudPagesで公開したランディングページのドメインメール内に使用する画像のドメインクリック数をトラッキングするためのドメイン「Webページとして表示」に使うドメインメール送信元に使用するドメインに対して、SPF, DKIM, DMARCなどの必要な認証も行います。これにより信用を高め、到達率の向上をはかります返信メール管理を設定し、貴社から送信したメールに対して顧客から返信をされた際の挙動を設定します1つの専用IPアドレスの提供SSL以下においてSSLを設定して、セキュアな通信を行いますCloudPagesで公開したランディングページのドメインメール内に使用する画像のドメインクリック数をトラッキングするためのドメイン「Webページとして表示」に使うドメインプライベートドメインSAPで設定したドメインに追加して、別のドメインでメール送信やCloudPagesを利用したいときに追加設定します。例えば、SAPで設定した通常利用するドメインに追加して、あるキャンペーンのみで使う特別なドメインを追加設定することができます。追加の専用IPアドレス主に、日本国内の携帯キャリアドメインなどへの送信において、送信できる時間あたりの通数が制限されているため、複数のIPアドレスを使ってタイムリーな送信を行う場合に設定します。ドメイン戦略やSSLの詳しい情報は、以下のリソースがおすすめです。Marketing Cloud Engagement ポケットガイド (1) - セットアップ編Salesforce Help: 「Marketing Cloud メール用の Sender Authentication Package」● ● ●「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べることユーザーの役割や業務フローに合わせて画面を柔軟にカスタマイズすることで、ユーザーにとって操作性の高い画面に変更することができます。カスタマイズをするには、まず業務を理解し、どのような画面で操作ができれば効率的かを把握する必要があります。今回は良く使用する4つの画面カスタマイズについてご紹介します。会社のイメージに合わせたテーマや背景の設定会社のブランドイメージにあわせて、ロゴや背景を変更することができます。Salesforceのデフォルトで用意されているテーマのいずれかを選択または、独自のカスタムテーマを作成することが可能です。会社のブランドカラーやロゴを設定することで、オリジナリティを出すことができます。自社のSalesforce組織であることがひと目でわかり、ユーザーにとって、より親しみが持てますね。操作手順については、参考リソースの“Lightning Experience での組織のブランド設定”よりご確認ください。ホーム画面のカスタマイズLightning Experienceのホーム画面には、各ユーザーが1日のスケジュールを管理するために必要とする情報を表示することをお勧めします。デフォルトでは、四半期のパフォーマンスサマリーや、今日のToDoおよび商談に関する重要な最新情報を参照することができます。画面右上の[歯車マーク]|[編集ページ]をクリック、または[設定]|[Lightning アプリケーションビルダー]からホーム画面に表示するコンポーネントのカスタマイズが可能です。今回は営業マネージャー用にホームページに未承認申請と営業担当の成績を確認するためのレポートグラフのコンポーネントを追加しています。・四半期パフォーマンス当販売四半期の商談のうち、完了した商談と、完了する確度が70%を超えている進行中の商談のみが表示されます。また[鉛筆]マークをクリックして目標を設定します。・未承認申請ホーム画面に未承認申請を配置することで、承認者は一覧で未承認リストを確認、返答することができます。最大で46件までの未承認申請が表示されます。・レポートグラフ毎日確認する必要がある指標をホーム画面に表示することで、レポートタブをクリックしなくても、ログイン後すぐに確認することができます。確認したい指標や重要となる項目を配置することで、ホーム画面を最大限に活用することができます。アプリケーションのカスタマイズアプリケーションとは、ビジネスの業態や業務内容に合わせて、必要となる機能を1つのツールとしてまとめたものです。使用できるアプリケーションはアプリケーションランチャーから確認することができます。今回は標準で用意されているアプリケーションのうち、セールスとサービスについてご紹介します。「セールス」は営業支援を目的としたアプリケーションで、新規顧客の獲得や営業の生産性向上、正確な分析・意思決定を実現するための機能が用意されています。「サービス」では顧客からの問い合わせ管理、サービスコストの効率化をサポートする機能が用意されています。各アプリケーションを選択すると画面が切り替わり、そのアプリケーションで用意されている機能が使用可能となります。上図のように、「セールス」ではケースが表示されませんが、「サービス」に切り替えることで、ケースが表示されます。選択したアプリケーションで、表示されていないタブもアプリケーションランチャーから検索をすることで、タブを表示させることができます。また、部門や役職に応じてLightningアプリケーションを作成し、ユーザーが一般的な業務を完了するために必要となる、項目 (タブ) を組み込むことが可能です。たとえばインサイドセールス部門に関連付けられたユーザプロファイルに、新規アプリケーションを割り当てます。インサイドセールス担当にとってキャンペーン、リード、ToDoなどが特に重要となりますので、今回はこの3つを含めたアプリケーションをカスタマイズします。操作手順1.[設定]|[クイック検索]ボックスに「アプリケーションマネージャ」と検索し、 [新規Lightningアプリケーション]をクリックします。2.アプリケーション名に「インサイドセールス」と入力し、必要に応じて画像を設定します。3.アプリケーションに含める項目を[▶]で追加し、表示される順番を[▲][▼]を使って調整します。4.インサイドセールスアプリケーションにアクセスできるユーザプロファイルとして、インサイドセールス部門に関連付けられたユーザプロファイルを選択します。設定は以上です。「インサイドセールス」のアプリケーションを選択し、確認してみましょう。先ほど選択した項目のみが表示されていますね。組織のユーザーはアプリケーションの切り替えや、タブの並び替えを簡単に行うことができ、必要な項目や使用する順番に並び替えて表示されていることで、業務の効率化につながります。表示ラベルの変更オブジェクト、項目、またはタブの名称を自由に変更することができます。組織に合わせて分かりやすい表示ラベルを設定することで、ユーザーは迷うことなくSalesforceを操作することができます。[設定]|[クイック検索]ボックスに「タブと表示ラベルの名称変更」と検索し、変更したいタブの[編集]をクリックします。たとえば、[リード]タブを[見込み顧客]に変更し、[次へ]をクリックすると、表示ラベルの名称を変更することができます。※上図のようにタブ名を[リード]から[見込み顧客]に変更すると、一部項目の表示ラベルが連動して変更されますので、意図に沿った表示ラベルになっているか確認してください。変更を保存すると、タブ名が[リード]から[見込み顧客]に変更されています。使い慣れている名称に変更することで、ユーザーは迷うことなく対象のタブを見つけることができますね。考慮事項タブ名を変更することで、一部項目の表示ラベルが連動して変更されるテーマは一度に1つのみ有効化でき、1つのテーマが組織全体に適用される学習ツールLightning アプリケーションの作成およびカスタマイズ(Trailhead)タブと項目の表示ラベルの名称変更に関する考慮事項(ヘルプドキュメント)Lightning Experience のカスタムホームページの作成(Trailhead)Lightning Experience での組織のブランド設定(ヘルプドキュメント)まとめ画面のカスタマイズをすることで、ユーザーの利便性が高まります。一方で、急に今までとは異なる画面に切り替えてしまうとユーザーの混乱を招く恐れがあります。Salesforce運用中は、切り替え前にユーザーへの周知を行いましょう。どのような画面で操作ができれば効率的か業務フローを理解し、ぜひ組織にあった“使いやすい”画面をカスタマイズしてみてください。
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Account Engagement Lightning アプリケーション有効化ガイド
この記事で学べることAccount Engagement Lightning アプリケーションの有効化の手順はじめに現在Account Engagementにアクセスする方法は以下の 2 つがあります。Account Engagement Lightning アプリケーション(以降は AELA と表記)(アプリケーションランチャーには「Account Engagement (B2B Marketing オートメーション)」と表示)Account Engagement スタンドアローンアプリケーション(Account Engagementを単体で利用する場合)*注意:AELA は、Salesforceライセンス(Sales Cloud、Service Cloud、CRM)または Identity ライセンスユーザの利用が前提となります。Communityライセンスユーザでは利用できません。割り当てるSalesforceライセンスが不足する場合は、弊社担当営業までご連絡ください。このドキュメントは、AELA の有効化について、画面付きで解説します。手順*各画像はクリックで拡大表示できます*既にAccount EngagementとSalesforceをコネクターで接続済み、ユーザ同士も接続済みであることが前提です1. Salesforce組織 で AELA を有効化する・ヘルプ記事:ユーザーへの Account Engagement Lightning アプリケーションへのアクセス権の付与 (ステップ2の内容)Salesforce管理者ユーザにて、右上の歯車アイコンより [設定] に入り、[ホーム] タブ> [Account Engagement] メニュー> [設定アシスタント] メニューを開き、[Account Engagement Lightning アプリケーションの有効化] のスイッチを [オン] にします2. ユーザプロファイルに b2bma_canvas 接続アプリケーションを割り当てる・ヘルプ記事:ユーザーへの Account Engagement Lightning アプリケーションへのアクセス権の付与 (ステップ3の内容)Salesforce設定の [ユーザ] > [アプリケーション] メニュー> [接続アプリケーション]メニュー> [接続アプリケーションを管理する] メニューに入り、[b2bma_canvas] 接続アプリケーションの名前のリンクをクリックしますまずは、[許可されているユーザ] 設定項目が「管理者が承認したユーザは事前承認済み」となっていることを確認します(これ以外の場合は、画面上部の [ポリシーを編集] ボタンより編集モードに入り変更します)[許可されているユーザ] 設定項目が「管理者が承認したユーザは事前承認済み」になっている状態で、下部の [プロファイル] 関連リストに、対象とするユーザに割り当てられたプロファイルを [プロファイルを管理する] ボタンより追加します(既に登録されている場合は対応不要)3. ユーザに 「Account Engagement ユーザー」、「Sales Cloud ユーザー」、「Service Cloud ユーザー」、または「CRM ユーザー」 のいずれかの権限セットを割り当てる・ヘルプ記事:ユーザーへの Account Engagement Lightning アプリケーションへのアクセス権の付与 (ステップ4の内容)続けて、Salesforce設定の [ユーザ] > [権限セット] メニューに入り、[Sales Cloud ユーザ]、[Service Cloud ユーザ]、または [CRM ユーザ] 権限セットの名前のリンクをクリックします(以下は [Sales Cloud ユーザ] を例にしています)[割り当ての管理] ボタンをクリックします[割り当てを追加] ボタンをクリックしますAELA を使用したいユーザを選択して、[割り当て] ボタンをクリックします4. ユーザプロファイルに対するAELA と Account Engagement 関連タブへのアクセス権の割り当てを確認・付与する・ヘルプ記事:アプリケーションランチャーに Account Engagement Lightning アプリケーションタイルが表示されない・ヘルプ記事:Account Engagement Lightning アプリケーションの使用時に上部のナビゲーションバーに一部のタブが表示されない*[拡張プロファイルユーザインターフェース] オプションがオンの場合の設定方法です*[拡張プロファイルユーザインターフェース] オプションは、以下で有効化できますまずは [ユーザ] メニュー> [プロファイル] メニューに入り、対象ユーザに割り当てられたプロファイルの名前リンクをクリックし、設定ページに入ります[割り当てられたアプリケーション] リンクをクリックします[Account Engagement (standard__PardotAppV1)] に [参照可能] チェックが入っていることを確認しますチェックが入っていない場合は、[編集] ボタンで編集モードに入り、チェックを入れて保存しますその際、ログイン時にデフォルトで表示されるアプリケーション指定されたい場合は、[デフォルト] にもチェックを入れます上部の [割り当てられたアプリケーション] プルダウンから、[オブジェクト設定] 画面に切り替えますオブジェクト一覧にて、以下の AELA 関連タブの [タブの設定] が「デフォルトで表示」となっていることを確認しますタブ名表示メニュー1見込み客プロスペクト、リード、取引先責任者、ビジターなど2ダッシュボードSalesforceの標準「ダッシュボード」タブとは異なる3Account Engagementキャンペーン4Account Engagementメールドラフト、スケジュール済み、送信済みなど5オートメーションEngagement Studio、オートメーションルールなど6コンテンツフォーム・フォームハンドラー、ランディングページなど7Account Engagement レポートキャンペーン、接続アプリケーションなど8Account Engagement 設定アカウント設定、オブジェクトと項目の設定など9ランディングページAccount Engagement Lightning 拡張ランディングページビルダー(詳細はこちら)10メールテンプレートAccount Engagement Lightning 拡張メールテンプレートビルダー(詳細はこちら)11メールコンテンツAccount Engagement Lightning 拡張メールビルダー・送信機能(詳細はこちら)12各種 "Engage〜" タブSalesforce Engageライセンスで利用可能な各種Engage機能上記画面にて、「タブを隠す」「デフォルトで非表示」となっている場合は、各タブ名リンクをクリックし、[編集] ボタンより編集モードに切り替え変更します5. AELA にデフォルトで表示させたいタブを定義する・ヘルプ記事:アプリのナビゲーションメニューにタブの追加最後に、ユーザが AELA にアクセスした際、デフォルト固定で表示されるタブを管理者にて定義します*ここで定義したタブは、全ユーザに取捨選択不可の状態で、共通でデフォルト表示されます*ユーザごとにタブの取捨選択をさせたい場合は、こちらでは設定せず、各ユーザにてこちらのヘルプを参考に追加・削除します[アプリケーション] メニュー> [アプリケーションマネージャ] メニューに入り、Account Engagement (PardotAppV1) にて [編集] モードに入ります[ナビゲーション項目] メニューに入り、[選択可能な項目] から、各種 AELA 関連タブを選択し、右三角アイコンで [選択済みの項目] に移動させ、上下三角アイコンにて並び替え(上から下の並びで、Salesforce画面上、左から右への順で表示される)を行い、[保存] します以上で、ユーザに対する AELA の有効化は完了です。お困りの場合上記手順通りに設定しても、AELA へアクセスできない場合は、Account Engagement サポートへお問い合わせください。・ヘルプ記事:Account Engagement サポートへのお問い合わせ方法
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この記事で学べること生成 AI のビジネスインパクトとは生成 AI の課題昨今大きな話題を呼んでいるジェネレーティブ AI (生成 AI )は、個人の利用だけでなく、ビジネスでの活用においても、その可能性に注目が集まっています。従来の AI は予測・分類や翻訳などを得意としていましたが、生成 AI はまさに新しい何かを“生み出し”ます。人間からの指示(プロンプト)に応じて、メールや記事などの文書、画像、音楽といったものが生成できるのです。関連記事: 生成AIとは?AIとの違いやデメリット、問題点を簡単にわかりやすく解説 | セールスフォース・ジャパンAI の進化は第1波と呼ばれる「予測 AI」から現在の第2波「生成 AI」へと移り、これまでにないインテリジェンスを提供できるようになっています。今後訪れる第3波は「自律型エージェント」、そして第4波では「汎用人工知能」が利用できると予測されています。※ AI の発展については、他の分類方法もあります。ここで紹介したものは一つの考え方です出典:https://www.salesforce.com/jp/blog/jp-swtt2023-eventreport/このように AI は今後も進化し続けると予想されていますが、現在注目を集めている生成 AI は果たしてビジネスにおいてどのような意味を持つのでしょうか。ビジネスにおける生成 AI の価値ここで弊社ブログの要約をご紹介します。「現在、とんでもないことが起こっています。 生成 AI の登場はとても大きなインパクトです。生成 AI はプログラミングの作業無しに“言葉”で新しいアウトプットを生み出すことができます。まさに新時代に突入しました。 毎日利用されるソフトウェア内で生成 AI が稼働し始めると、多くの人が感じていた、白紙状態の文書やプレゼン資料に向き合う恐怖から開放されます。部下に対するように、「言葉」で指示できることもあり、書類があっという間に完成します。 空いた時間は、書類の中身や提案内容をさらに良いものに仕上げていくという、より人間的で生産的な活動に割けるようになるのです。」関連記事: AI時代のリスキリングで、未来を再創造する - Salesforceブログこれまでビジネスにおける AI といえば自動分類やレコメンデーションを思い浮かべる方が多かったかもしれません。しかし、昨今は ChatGPT を始めとする生成 AI のツールが日常のものになり、こうした機能をビジネスに取り入れようとする動きが広がっています。実際、Salesforce が実施した新しい調査では、86%の IT リーダーは、近い将来、生成 AI が組織で大きな役割を果たすようになると考えています。ビジネスにおける大きなインパクトが予想される生成 AI ですが、とりわけ CRM の領域ではどのような変化をもたらすでしょうか。近い将来において想定されるユースケースをご紹介します。ユースケースのイメージセールス領域営業担当は、高度にパーソナライズされたメールを生成 AI で作成し顧客に送信できます。これにより顧客対応や見込み調査が合理化されるだけでなく、貴重な時間を節約できます。営業の通話記録から、すぐに使える要点を簡潔にまとめます。また重要なポイントや顧客センチメント、次のステップを特定し、営業チームが商談を進めるサポートをしてくれます。関連記事:Salesforce、Sales Cloudの生成AI機能を日本市場で2月14日より一般提供開始サービス領域サービスエージェントは、お客様ひとりひとりにパーソナライズされた応答を自動生成することができるため、メールやメッセージで顧客にすばやく対応できるようになります。またやり取りの要約を自動で作成することができます。ナレッジ記事のドラフト案が自動生成されます。人間の担当者はそれらをレビューして仕上げるだけなので、ナレッジ記事の執筆に要する時間が大幅に短縮され、記事を最新の状態に保つことも容易になります。チャットボットによる応答も、それぞれ微妙に異なる顧客からの問い合わせに対し、豊富な情報を駆使して回答できるようになり、初回での問い合わせ解決率を高めることができます。関連記事:カスタマーサービスを一変させる生成AIの3つの用途 - Salesforceブログマーケティング領域隠れたパターンの発見や、レコメンデーションの提示など、瞬時に分析や提案を得られます。自動化を利用してキャンペーンを最適化することで時間を節約できます。顧客が望むパーソナライズされた体験を提供できます。関連記事:生成AIで効率化できる、マーケターの3つのタスク - Salesforceブログ、AIはマーケターを幸せにする?時間とコストを節約する9つの方法 - Salesforceブログコマース領域店内でコンシュルジュに相談するように会話ベースで商品を探すことができます。過去の購入履歴や閲覧履歴などに基づいて、顧客の興味に基づいたカスタムランディングページを生成できます。商品説明の作成やローカライズなどの業務を効率化することができます。関連記事:Commerce GPT について知る Salesforce Trailhead開発領域開発者は、AI 駆動のコード生成によって、定型コードの作成や、よく使用されるアルゴリズムの実装などの反復作業を自動化できます。これにより、プロジェクトのタイムラインを短縮し、一貫したコーディング標準を保証して、人的ミスの可能性を最小限に抑えることができます。関連記事:Einstein for Developers Overview | Salesforce for VSCode (英語)こういったメリットによって、人間はより顧客と長期的な関係を築いたりするために時間を割けるようになっていくでしょう。ここまでご説明した背景から多くの企業が、顧客とのつながりを深め、ビジネスをさらに成長させる手段として AI に期待しています。関連コンテンツデータ + AI + CRM: クイックルック | Salesforce TrailheadAI の課題一方で多くの人が AI に対し、本当に信頼できるのかという懸念を持っています。AI の活用は IT リーダーやマネジメント層においても優先事項ですが、同時に多くの方が AI の安全性を疑問視しているとも言われています。この信頼性に対する懸念が、生成 AI の活用を妨げる要因になっています。なぜこれほど多くの人が AI を信用していないのでしょうか?一つは正確さです。AI が常に真実を語るとは限りません。生成 AI が全く嘘の情報を返してくることをハルシネーションと呼びますが、これは大きな課題です。また情報が正確であっても、回答の前提にバイアスが入り込んでいたり有害な情報が含まれてくる可能性もあります。AI の回答は信頼できそうな感じがしますが「自信満々に失敗」することがあるため、データが正しく、信頼できるものであることが、ビジネスにおける AI 利用の基本となります。関連記事:Salesforceのリーダーが考える生成AIの価値 - Salesforceブログデータプライバシーの問題もあります。セールス、サービス、マーケティング、コマースの各部門で4,000人以上の従業員を対象にした調査では、73%が 生成 AI が新たなセキュリティリスクをもたらす(英語)と考えています。顧客や企業の機密データを守るため、大規模言語モデル(LLM)にデータを保管したり、学習に使ったりすることはできません。関連記事:お客様の信頼を失わずにAIを活用する方法 - Salesforceブログ、AI搭載型CRMであるジェネレーティブCRMで、仕事はどう変わる? - SalesforceブログAI 以前のテクノロジーにもあった、こうしたリスクを認識して注意していく必要性があります。Salesforce が目指すのは、安心して使える信頼できる AI です。それでは Salesforce が提供する AI がどのようなものか、次のセクションで続けてご紹介いたします。次の記事:Salesforce はどのようにして AI の活用を実現していくのか?学習ツールTrailhead人工知能の基礎 … AI の基本とそれを支えるテクノロジーについて学習します。生成 AI の基本 … 生成 AI の機能とそれを支えるテクノロジーについて学びますビジネスのための人工知能 … ビジネスニーズを満たすために人工知能を使用する方法を学習しますAI Learning on Trailhead Trailmix … さらに学ぶ方向けの Trailmix
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Account Engagement (旧Pardot) のデータベースを整理する重要性と方法について
この記事で学べることAccount Engagement (旧Pardot) アカウントにおけるデータベース上限の扱いについて古くエンゲージメントが少ないプロスペクトが存在することで生じる問題についてエンゲージメントのない・低いプロスペクトの見極めと整理の方法についてはじめに本記事では、Account Engagement (旧Pardot。以降は Pardot と表記) アカウントに登録されているプロスペクトについて、「古く、長期でエンゲージメントのない、または少ないプロスペクト」を整理しないことのリスクと、その対応方法をご紹介します。また、Pardotアカウントにてデータベース(メール可能なプロスペクトデータ)を最新の状態に保つことで、データベース使用量の適正化とPardotメールの到達性を高めることを目的としています。背景Pardotアカウントには、デフォルトで 10,000 件までの 「メール可能な状態」のプロスペクトを登録できます。「メール可能な状態」のプロスペクトとは、以下の状態のものを指します(参考)。オプトアウトしていない([Opted Out] 項目が False である)メール送信除外されていない([Do Not Email] 項目が False である)バウンスが発生していない「メール可能な状態」のプロスペクトが、Pardotアカウントに割り当てられた上限数(デフォルトは 1 アカウントあたり 10,000 件)に達すると、以下の様なお知らせメールがPardot管理者ユーザー等に送信されます。【「Warning! You have exceeded your Database limit of (#) mailable prospects (警告! メール送信可能なプロスペクトのデータベースの制限 (#) を超えました)」】上限に達しても、直ちにPardotのご利用に影響はありませんが、代わりに、弊社にて超過の状態を把握の上、弊社営業よりデータベース追加のご契約をご案内します。またメールの到達性の観点では、メールアドレスが古く受信不可の状態であったり、マーケティングメールやWebサイトに対してリアクションをとっていないなどエンゲージメントが低いプロスペクトに対してPardotメールを送信してしまい、メールのバウンスや迷惑メールの指定など、結果としてその後のPardotメールの到達性に影響を及ぼすリスクが生じてしまいます。古くエンゲージメントが少ないプロスペクトが存在することのデメリット以上の理由から、Pardotアカウントにてデータベースを最新の状態に保つことが重要となります。参考サクセスナビ:メール送受信の仕組みと Pardot でできることヘルプ:データベースの状態を良好に保つ方法のヒントヘルプ:リストの良好な状態とスパムフィルターPardotアカウントにてデータベースを最新の状態に保つ方法データベースを最新の状態に保つ方法はいくつかありますが、一例として、「古く、長期でエンゲージメントのないプロスペクト」 をダイナミックリストや オートメーションルール などでリスト化(休眠・コールドリスト化)し、Engagement Studio などで掘り起こしを実施する方法が一般的です。「古く、長期でエンゲージメントのないプロスペクト」 を特定するには、例えば以下の様なルール定義の組み合わせで、ダイナミックリストやオートメーションルールを使用して抽出します。プロスペクトの抽出ルール例上記を組み合わせることで、例えば「作成日から2年以上経過し、最後のアクティビティが1年前であり、かつスコアが300以下」といったプロスペクトで休眠・コールドリストを作成できます。抽出したプロスペクトをそのまま削除するか [Do Not Email] にチェックを入れてメールが送信されない状態にすることで、データベースのカウント対象から外すことも可能です。プロスペクトを削除する場合は、リストの設定画面のプロスペクトテーブルリストから複数選択して削除します。プロスペクトの [Do Not Email] にチェックを入れて、メールが送信されない状態にするには、オートメーションルールで上記ルールの組み合わせで抽出つつ、アクションで「プロスペクトのデフォルト項目値を変更|Do Not Email|True」にチェックを入れます。参考サクセスナビ:自社への関心が高い見込み客の基準を決めましょうサクセスナビ:フォローすべき見込み客の質を改善しましょうサクセスナビ:配信対象見込み客リストを作成しましょうヘルプ:エンゲージメントがないプロスペクトの特定と除外休眠・コールドリストに対して掘り起こしを行う休眠・コールドリストを作成できたら、掘り起こし用のEngagement Studioで自動ナーチャリングを実施し、そこから商談化が可能なプロスペクトを掘り起こすことも可能です。掘り起こし方は、休眠・コールドリストに対してどの様にアプローチするのかによって千差万別ですので、お客様のご要件に応じてシナリオをご設定ください。ここでは以下の流れを例にご説明します。処理例リスト宛に掘り起こしメールを送信7日間メール開封をモニタリングメールを開封しないプロスペクトは [Do Not Email] 項目を「True」に更新し、フォロー対象外タグを付与メールを開封したプロスペクトは、更に3日間、メール内リンククリックをモニタリングリンクをクリックしなかったプロスペクトは、別の製品・サービスの紹介メールなどを送信するシナリオの対象リストに追加し、継続してフォローを実施リンクをクリックしたプロスペクトは、休眠顧客を対象とした特別キャンペーンのメンバーに追加し、特別価格を提示する追客用のメール送信や担当営業からのフォローを促す別シナリオの対象リストに追加し、継続してフォローを実施設定画面例この様なシナリオにより、休眠・コールドリストから商談化に繋がりそうなプロスペクトを見極めつつ、見込みのないプロスペクトはメール送信対象から外したり、データベースから削除することが可能になります。マーケティングオートメーション定番20選シナリオeBook の p13 にも休眠顧客のフォローアップシナリオ例がありますので、是非ご参考にしてください。参考サクセスナビ:メールの雛型を作成しましょうサクセスナビ:マーケティング活動のシナリオを検討しましょうサクセスナビ:シナリオを設定しましょうまとめ本記事では、Pardotアカウントにおけるメール可能なプロスペクト数のデータベース上限と、古くエンゲージメントが少ないプロスペクトが存在することで生じる問題、休眠・コールドプロスペクトの整理方法について解説しました。運用方法や他社事例などについてご質問がございましたら、質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 グループまたは Account Engagement(旧Pardot) 日本 グループにてご質問ください。また、Premier Success Planをご契約のお客様は、リストの作成やメールの送信方法、Engagement Studioシナリオの設定方法などを弊社スペシャリストとの1:1のセッションで学べるエキスパートコーチングセッションをご利用可能です(詳細はこちら)。個別の技術的なご質問がございましたら、ヘルプ & トレーニングより弊社サポートへお問合せください。
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(2024年11月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/MGWxVq9EGMw21gZFtYibGb全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 11 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 11 月のトピックはこちらです。本動画では、先月との差分である赤字の部分について、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションです。Winter ’25 のリリースに関する情報です。サクセスナビの「Winter ’25 注目の新機能」ページに日本語版 Release Overview Deck が追加されました。「リリースノートではイメージが湧かない・・・」というお客様は、視覚的にわかりやすくなっていますので、ぜひご確認ください。関連リンクSalesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Winter ’25サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’25 Release NotesRelease Overview DeckFeature MatrixWinter '25 Release HighlightsRelease Site続いて、Winter ‘25のリリースノート更新情報です。今月は 10 月 14 日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.35 Enhance Flexibility and Reusability in Prompt Flows (Release Update)まずは、新しく追加されたリリース更新に関する情報です。「プロンプトフローの柔軟性と再利用性を強化」というリリース更新が追加されました。強制適用時期はSpring '25です。この更新を適用すると、テンプレートトリガープロンプトフローから Flexの種別の プロンプトテンプレートを指定することはできなくなります。フローは 1 つのプロンプトテンプレート種別に制限されなくなるため、代わりに、手動入力を使用するテンプレートトリガープロンプトフローを作成する必要があります。この更新を有効にする前に、Flex プロンプトテンプレート種別を参照する既存のフローがある場合には、手動入力を使用するように更新する必要があります。No. 36 Close Deals Faster with a Seller-Focused Mobile App (Generally Available)Salesforceモバイルアプリケーションに関する情報です。Salesforceモバイルアプリケーションの設定画面に[販売業者向けセールスモバイル環境]のオプションが追加されました。販売業者向けセールスモバイル環境は、重要な情報を今まで以上に簡単に参照および更新したり、スワイプでお客様へ連絡を行うなどして商談を円滑に進めることができます。また、Agentforce(旧 Copilot )も利用可能です。No.37 Identify and Update Instanced Legacy Hostnamesリダイレクトに関する情報です。以前のSalesforceドメインへのアクセスを確認できるようにするため、Salesforce では、インスタンス名を含む拡張ドメインではないホスト名に対するリダイレクトとリダイレクトログを有効にしました。 Spring '25 で旧 URL から新しい URL へのリダイレクトが停止されますので、それまでに、影響を受けるホスト名への参照を見つけて更新してください。No.38 Disable Redirections for Legacy Hostnames私のドメインの設定に関する情報です。[私のドメイン]の[リダイレクト]セクションが変更され、拡張ドメインがリリースされる前に[私のドメイン]を設定していなかった本番組織で、[Redirect legacy (non-enhanced) My Domain hostnames] の設定を使用できるようになりました。No.39 Enable LWC Stacked Modals (Release Update)リリース更新に関する情報です。「LWC スタックモーダルの有効化」のリリース更新によって、レコード作成または編集モーダルで多数の項目を操作する場合のパフォーマンスが向上しますが、一部のモーダル動作に小さな変更が加えられます。今回のリリースノートの更新では、参照項目経由でレコードを作成した場合、[保存して新規作成] ボタンが表示されなくなるとの記述が削除されました。No.40 Maintain Access to the Outlook IntegrationOutlook インテグレーションに関する情報です。Microsoft 社 は、Outlook インテグレーションに影響を与えるレガシー機能を廃止する予定です。 Outlook インテグレーションへのアクセスを維持するには、Microsoft 365 の管理者と協力して、これらの変更がリリースされる前にMicrosoft 社による Salesforce Outlook インテグレーション 2024 の更新というナレッジを参考に対応をお願いします。No.41 Scale Your Sales Funnel with Agentforce SDRSales Cloud 用の新しい AI エージェントに関するリリースノートが追加されました。Agentforce SDR は、確度の高いリードを営業担当者に引き渡したり、ミーティングの予約の提案などをすることができます。日本語提供時期は未定です。No.42 Coach Sales Reps at Scale with Agentforce Sales Coach営業担当者をコーチングする AI エージェントに関するリリースノートが追加されました。 Sales Coach Agent は、セールスピッチやロールプレイセッションを分析して、営業担当者がより効果的に案件を進められるよう、オーダーメイドのフィードバックを提供します。日本語提供時期は未定です。No.43 Verify SAML Integrations (Release Update)リリース更新に関する情報です。「SAML インテグレーションを検証」のリリース更新の強制適用時期が Summer ’25 に延期されました。このリリース更新を適用すると、複数設定 SAML フレームワークのみがサポートされるようになります。No.44 Update the Salesforce Authenticator App to Version 4.3Salesforce Authenticator に関する情報です。サポートされる Salesforce Authenticator のバージョンが 4.3 であることを記載したリリースノートが追加されました。No.45 Use Einstein Work Summaries for Voice in More Languages (Generally Available)Einstein 作業概要に関する情報です。Voice で作業概要を使用できる言語(日本語含む)追加された旨のリリースノートが追加されました。No.46 Scale Communication with Expanded Session Limitsメッセージングセッションの制限に関する情報です。同時に実行できるアウトバウンドメッセージングセッションの上限が 3,000 から 4,000 に増加しました。同時アクティブセッション数(インバウンドとアウトバウンド含む)の上限は 11,000 のままです。No.47 Turn On Lightning Article Editor and Article Personalization for Knowledge (Release Update)リリース更新に関する情報です。「ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化」のリリース更新の強制適用日は 2025 年 6 月 1 日に延期されました。本リリース更新を有効にすると、新しい Lightning 記事エディターを使用したり、記事のパーソナライズを利用できます。No.48 : Upgrade Data Storage in Developer and Developer Pro SandboxesSandbox のデータストレージに関する情報です。Developer と Developer Pro の Sandbox について、データストレージを追加するためのライセンスが提供されるようになったことがリリースノートに追記されました。No.49 : The Campaign Member Status Chart is Being Retiredキャンペーンに関する情報です。キャンペーンレコードの詳細画面に表示される「キャンペーンメンバー」の関連リストにはキャンペーンに追加された顧客の状況を確認するためのグラフが表示されていましたが、Winter’ 25 からグラフは表示されなくなりました。今後はグラフで確認する際にはレポート機能をご活用ください。No.50 : Exclude Organizer-Only Events When Syncing Internal EventsEinstein 活動キャプチャに関する情報です。Einstein 活動キャプチャの「内部行動を同期」という設定が、内部の主催者のみが出席者である行動にも適用されるようになりました。以前は参加者がいない主催者のみの行動は内部の行動とみなされず、「内部行動を同期」の設定状況に関係なく同期されていました。No.51 : Close Deals Faster with a Seller-Focused Mobile App (Generally Available)販売業者向けセールスモバイル環境に関する情報です。Winter ’25 で追加された[販売業者向けセールスモバイル環境] では、モバイルから簡単に取引先、リード、商談などを表示および更新できますが、本機能を利用するための権限がリリースノートに追記されました。No.52 : Monitor Agentforce Service Agent Conversation Consumption with Digital WalletAgentforce Service Agent に関する情報です。Salesforce の自立型 AI エージェントである Agentforce Service Agent は使用量ベースの課金モデルですが、デジタルウォレットを使うことで使用状況を確認できるようになりました。No.53 : Social Customer Service Starter Pack Is Being Retiredソーシャルカスタマーサービス スターターパックに関する情報です。本機能は廃止が予定されており、契約終了日または11 月 18 日のどちらか早い日付にて機能が廃止されることがリリースノートに記載されました。No.54 : Automate Common Contact Center Interactions with Agentforce Service AgentsAgentforce Service Agents に関する情報です。コンタクトセンターにおける顧客からの問合せ業務を自動化できる自立型AI エージェントである Agentforce Service Agents の一般提供が開始されたことがリリースノートに追加されました。No.55 : Upsell Your Business from the Field (Generally Available)Field Service に関する情報です。Field Service モバイル アプリケーションを使って、顧客向けの見積もりを作成できる機能の一般提供が開始されました。No.56 : Mobile Home Tab Setting Is Now on by Defaultモバイルアプリケーションに関する情報です。すべてのプロファイルでタブ設定にある「モバイルホーム」は「デフォルトで表示」に設定されるようになりました。以前はカスタムプロファイルでは「モバイルホーム」は「デフォルトで非表示」となっていました。No.57 : Unlock a 360-Degree Customer View with New Foundational FeaturesSalesforce Foundations に関する情報です。Salesforce Foundations とは、Sales Cloud / Service Cloud / Marketing Cloud / Commerce Cloud / Data Cloud の機能を提供する統合アプリケーションです。本機能が、Sales Cloud / Service Coud / Industries Cloud の組織で提供される旨がリリースノートに記載されました。No.58 : Configure Mobile Publisher Android Push Notifications with Only Two Firebase Filesモバイルパブリッシャーに関する情報です。モバイルパブリッシャーが Android でプッシュ通知できるようにするための構成方法について、リリースノートに情報が追加されています。No.59 : Review and Update Settings to Capture Leads from LinkedIn (Release Update)LinkedIn リードフォームに関するリリース更新に関する情報です。LinkedIn リードフォームから Salesforce にリードを同期している場合は新しい設定を有効にして再設定する必要がありますが、この更新が Sales Cloud のすべてのエディションにて適用される旨がリリースノートに追記されました。No.60 : Connect Unified Knowledge to More SystemsNo.61 : Organize your Knowledge Articles by Mapping Labels to Fields and Data Categories上記の 2 つは統合ナレッジに関する情報です。統合ナレッジは 3rd Party システムのナレッジを Salesforce に取り込むことができます。この機能について大きく3つの更新があります。1つ目は無償トライアルの延長に関する情報、2つ目はサポートするコネクタが追加されたという情報、3つ目は取り込んだナレッジにラベルを付与する機能が追加されたことで、これらの情報が追加されました。以上が、10 月 14 日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定をご紹介しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、上記の日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて Spring ‘25に適用されるリリース更新についてです。Spring ’25 に適用されるリリース更新の中から、影響度が高いと思われるものをピックアップしてご紹介します。影響度が高いと思われるものとして1行目、Sales Engagementの権限セットに関する情報です。Spring '25 からは「Sales Engagement 基本ユーザー」権限セットに Einstein 活動キャプチャへのアクセス権が含まれなくなります。Spring '25以降は、別途「標準 Einstein 活動キャプチャ」権限セットを割り当てる必要がありますのでご注意ください。次に4行目、画面フローに関する情報です。ユーザーが画面フローを完了した時点のリダイレクト先を決定するフロー URL パラメーターの検証が厳格になります。引き続きリダイレクトをさせたい場合は、 [設定] の[信頼できる URL] のリストに対象URLを追加する必要がございますのでご注意ください。関連リンクSales Engagement 基本ユーザーの Einstein 活動キャプチャ権限の変更ICU ロケール形式の有効化LWC スタックモーダルの有効化フローのセキュアなリダイレクトの有効化入力として使用される組み込みの Apex クラスで定義された権限要件の適用 REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用こちらでは一点、更新がございます。上から2行目、複数設定 SAML フレームワークへの移行について、強制適用時期が Spring ’25 から Summer ’25 へ変更となっております。その他、影響度が高いと思われるものとして、上から5行目、送信者検証のための返信先メールアドレスの検証についてご紹介します。メールセキュリティ標準の厳格化に伴い、Spring '25 以降は、[私のメール設定] でメールアドレスを検証する必要があります。Spring '25以降、アドレスが検証されるまで [私のメール設定] の返信先メールアドレスからのメール送信は失敗しますので、すべてのユーザーに [私のメール設定] にアクセスするようご案内ください。リリース更新に関する情報は以上となります。今回取り上げたリリース更新以外にも、既存のカスタマイズに影響を与える可能性があるリリース更新がございますので、リリース更新の内容をご確認ください。関連リンク公開リストビューの表示を編集するときに「ロールおよびロール階層を表示」権限を適用複数設定 SAML フレームワークへの移行要求順序での Apex 一括処理アクションの結果の並び替えすべてのインテリジェンスシグナル種別での Apex で定義された変数の使用送信者検証のための返信先メールアドレスの検証Enhance Flexibility and Reusability in Prompt Flows続いて、その他の更新です。まずは、Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。現在 Classic ナレッジ(記事タイプ)をご利用中のお客様は、Summer ’25 までに、Lightning Knowledge へ移行をお願いします。移行を支援する移行ツールも提供されております。移行ツールご利用に際しては、事前に Full Sandbox で実行して頂くことが必須となっております。移行ツールに関してはリリースノートをご確認ください。その他、Classic ナレッジをご利用にあたって、開発されている場合は移行に際して別途、改修が必要になりますのでご注意ください。Lightning Knowledge では、Agentforce 等の Salesforce が提供している最新機能をご利用頂けますので、是非、前向きに移行の準備をお願いします。関連リンク Lightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、拡張ドメインに関するロードマップです。Winter ’25 で予定通り本番以外の組織で、拡張ドメイン有効化前の旧 URL にアクセスした際の新しい URL へのリダイレクトが停止されました。本番組織のリダイレクトは Spring ’25 で停止予定です。サクセスナビにリダイレクト停止までの推奨アクションがまとめられておりますので、停止に向けた準備にお役立てください。関連リンク Update References to Your Previous Salesforce Domains拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止(サクセスナビ)続いて、機能の廃止です。こちらでは一点、更新がございます。ケイデンスビルダーバージョン 1.0 の廃止ですが、終了時期が 2025 年 6 月となっておりましたが、保留になりました。関連リンク JDK ロケール形式の廃止ケイデンスビルダーバージョン 1.0 の廃止Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止メンテナンス計画の頻度種別項目の廃止ワークフロールール & プロセスビルダーのサポートの廃止チャットおよび Live Agent の廃止Salesforce for Outlook の廃止アドミンアシスト機能の廃止こちらは再掲となります。Salesforce Platform APIバージョン21.0~30.0の廃止が、Summer '25(2025年6月)に予定されています。APIの更新作業は、Salesforce以外のシステムでの作業が必要となります。対応に時間がかかることが想定されますので、対象のお客様にはSalesforceからメール通知も行われております。内容をご確認のうえ早めの対応をお願い致します。関連リンク Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラスApex トリガVisualforce ページフロープロセスビルダーカスタムボタンS コントロール Salesforce B2B Commerce for VisualforceApex RESTSOAP Web Services 最後に、その他の情報です。みなさま、Hyperforce をご存知でしょうか。Hyperforce はAmazon Web Services (AWS) 上に構築された新しい インフラです。皆様の組織は、Salesforce が管理・運営しているインフラで稼働している場合と Hyperforce で稼働している場合があります。数年前からSalesforce では、お客様の組織を順次新しいインフラである Hyperofrce へ移行をしています。Hyperforce への移行に関するメールを受け取られた場合には事前準備が必要になる場合があります。お客様がスムーズに移行いただけるように[Hyperforce アシスタト]という機能が提供されておりますので、ぜひご確認をお願いします。関連リンク ハードコード化された参照の更新Hyperforce の IP 許可リスト登録の望ましい代替案Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するHyperforceアシスタント本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。11 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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Salesforceへ安全にアクセスするために知っておくべき情報〜多要素認証
最終更新日:2022/6/08昨年来の働き方改革や昨今のウィズコロナ時代のリモートワークの増加など、これまでと違った条件下での業務遂行を必要とされる声をあちこちで伺う機会が増えてきました。これまでの就業環境と変わることで関心が高まっているのが「 Salesforce への安全なアクセス」。特にサイバーセキュリティに関わる事案やニュースを日本でも目にする機会が増えてきており「安全性と利便性を確立する上で Salesforce で何ができるのか?」そんなご質問も増えてきている実感があります。そこで今回システム管理者の皆さまに、安全なアクセスを実現するために知っておいていただきたい情報をまとめました。ぜひこちらのサイトを定期的にご確認いただき、安全で安心できる業務環境を構築していきましょう。1.安全なアクセスを実現するための Salesforce とお客様の役割Salesforce に対する安全なアクセスと一言でいっても、その安全なアクセスは製品として何ができるのかなどの「提供されているもの」と、その製品をどう使うのかなど「提供されているものをどう使うか」の視点は欠かせません。この視点を、Salesforce が責任を持って提供すべきものと、お客様が責任を持って確認・判断・実行すべきもの、で表現したのが「Salesforceのセキュリティパートナーシップ」です。Salesforce がその提供する製品において安全なアクセスを実現するための機能を提供し、その機能の利用を判断いただけるような情報を提供し、ある場合にはその機能を標準設定(デフォルト)として提供するなどの提供者としての責任を果たしつつ、お客さまにおいて、それぞれのコンプライアンス基準やセキュリティ基準に準拠した機能を検討・適用・監視・維持していただく活動を通じて、始めて持続的な安全なアクセス環境が実現できる。そんな相互の協力が不可欠な取り組みを表現しています。2.境界防御の先にあるクラウド時代のセキュリティを考慮する [*2] [*3][*4]昨今のサイバー攻撃の方法の多様化や範囲の拡大の影響を考えると、最新のセキュリティ制御機能の理解と評価がお客さまにとってセキュリティ管理の上で重要性を増していることは間違いありません。特に業務システムのクラウドシフトが進むにつれて、従来の境界防御モデル (Firewall や VPN などで「信頼できる接続」によって社内・社外の境界を設けて、不正侵入や情報漏えいを防ぐモデル)だけでは安全性を担保しきれない環境に変わりつつあります。海外では今年 4 月に米国東海岸の 45% の住民に燃料を供給するパイプラインの操業がハッキングにより停止に追い込まれる事例が発生し、日本でもランサムウェアや VPN 環境での情報漏えいなど境界防御だけでは防ぎきれない事例が報告され始めています。この「すべてのユーザ・デバイス・アプリケーション・ネットワークが安全と言えず攻撃される可能性がある」状況に対応する「ゼロトラストモデル」が提唱され、それぞれの要素が脅威にさらされている前提でその防御のための対策が注目され始めており、Salesforce ではその対策要素の一つである IAM(Identity and Access Management) の強化を通じてお客さまに安全なアクセス環境を提供する取り組みを推進しており、その具体的な施策として多要素認証 (MFA : Multi Factor Authentication) の適用を利用規約上必須とし、推進しています。 この取組みの重要性は Salesforce とお客さまだけの関係において重要というものではなく「お客さまの顧客」、例えばCommunity Cloud や Commerce Cloud を通じて提供しているサービス利用者にあたる「お客さまの顧客やパートナー」向けにも安全性と利便性を両立したサービスを提供する手段として注目され始めています。また、多要素認証の推進については Salesforce の外に目を向けても、世間のトレンドとなりつつあります。例えば、先般アメリカではバイデン大統領が 2021/5/12 に連邦政府のサイバーセキュリティ対策として多要素認証及び暗号化を採用する大統領命令に署名をしました。併せて、Google 社が多要素認証のデフォルト化を検討したり、 Twilio 社も必須化のアナウンスを出すなど、海外のトレンドとしては多要素認証のデフォルト化が進んでいます。スプートニク 日本ニュース 2021年6月8日 通常の過失:職員のミスでコロニアル・パイプラインがクラッキングSecurity Magazine 2021年5月13日 President Biden signs executive order to strengthen U.S. cybersecurity defensesSecurity Magazine 2021年5月10日 Google wants to enable MFA by defaultTwilio BLOG 2020年12月3日 Twilio Account Login Change: Mandatory Two-Factor Authentication一方、日本においても 経済産業省が全国の企業におけるサイバー攻撃実態や被害事例とりまとめた情報に記載されているようなリスト型攻撃による不正ログイン事案の継続的発生とその対応策としてのセキュリティ強化策の示唆や、“ID・パスワードのみ利用可能な会員制サイトやクラウドメールアカウント等が、流出したID・パスワードのリストを利用した「リスト型攻撃」により不正ログインされる事案が継続的に発生”“ログイン機能に二段階認証や二要素認証を導入することでウェブサイトへのアクセスに関わるセキュリティを強化したり、個人情報の機微度に応じて分割して管理し、データへのアクセス権別に設定するなどのシステム構造の見直しが大切に。”情報処理推進機構の“情報セキュリティ 10大脅威 2021”の組織向けの第2位 標的型攻撃による機密情報の窃取にて指摘されている状況は、3位・4位・8位・10位の脅威と複合して、窃取されたユーザID・パスワードによる不正アクセスリスクは「信頼できるネットワーク環境下」においても増加しており、ログインユーザの保護の簡易かつ効果的な方法の一つとして多要素認証に注目が集まってきています。“企業や民間団体そして官公庁等、特定の組織から機密情報等を窃取することを目的とした標的型攻撃が継続して発生している。攻撃者は新型コロナウイルスの感染拡大による社会の変化や、それに伴うテレワークへの移行という過渡期に便乗し、状況に応じた巧みな手口で金銭や機密情報等を窃取する。”日本経済新聞 2020年8月24日 記事 VPN脆弱性対応、日本企業に隙「ゼロトラスト」不可欠日本経済新聞 2020年8月25日 記事 VPN情報流出、懸念されるリスクは?経済産業省 2020年6月12日 報告書 昨今の産業を巡るサイバーセキュリティに係る状況の認識と、今後の取組の方向性についての報告書を取りまとめました より 昨今の産業を巡るサイバーセキュリティに係る状況の認識と今後の取組の方向性について(概要版)(PDF形式:1,057KB)情報処理推進機構 2021年3月25日 情報セキュリティ 10大脅威 2021 併せて、弊社の外部ブログにも多要素認証の重要性について記事を投稿させて頂いております。こちらも併せてご参照下さい。不正ログインを99.9%防止「多要素認証」の重要性 3.現在の利用状況と利用可能なセキュリティ制御機能を理解し評価するSpring’ 22 時点で Salesforce が多要素認証の機能を提供可能な製品は、次の製品を含む、Salesforce Platform 上に構築あれたすべての製品: Sales Cloud、Service Cloud、Analytics Cloud、B2B Commerce Cloud、Experience Cloud、Industries 製品 (Consumer Goods Cloud、Education Cloud、Financial Services Cloud、Government Cloud、Health Cloud、Manufacturing Cloud、Nonprofit Cloud、Philanthropy Cloud)、Marketing Cloud—Audience Studio (旧 DMP)、Marketing Cloud—Pardot、Platform、Salesforce Essentials、Salesforce Field Service、パートナーソリューションB2C Commerce CloudHerokuMarketing Cloud—DatoramaMarketing Cloud—Email Studio、Mobile Studio、Journey BuilderMarketing Cloud—SocialMuleSoft Anypoint PlatformQuip 製品Tableau Onlineです。[*1]他のすべての Salesforce 製品でも積極的に多要素認証の機能の開発に取り組んでおり、他の製品で 利用可能になった時点でリリースノートにてお知らせする予定です。多要素認証やセキュリティ強化の対象となった機能については、各製品のリリースノートやヘルプ記事などを通じてその機能概要の説明や設定方法をご案内しておりますが、特に注力している多要素認証の概要や設定になどに関する情報はウェブセミナーや Trailblazer Community などを通じて英語だけでなく日本語でのガイダンス資料やデモ動画を提供し、お客さまの理解や評価に役立つ情報発信に努めています。参考リソースをご参照いただきご活用いただければと思います。4.適用・展開を計画する最新のセキュリティ管理と機能をお客さま環境に適用・展開する方法は、「製品機能の理解」「セキュリティ管理の現状把握」「適用タイムラインの決定」を行う事前準備、事前準備に基づいて「特権的ユーザ数の最小化」「パイロットユーザへの適用」「パイロットユーザからの学び」を行う試行段階、試行段階の教訓を踏まえた全社適用に向けた「役員コミュニケーション計画」「ユーザとのコミュニケーション計画」「変更管理計画」を策定するオーソドックスな段階的展開が実行における課題や計画の実現性を高めるうえで望ましいと方法と考えています。この計画に基づいてユーザへの「適用推進キャンペーン」など通じた適用推奨、その適用進捗を確認するため履歴設定やレポートやビューなどの監視設定、設定した監視情報のダッシュボード等を通じた定期的な適用状況監視により計画の進捗確認と適用促進を繰り返す事も不可欠の要素と言えます。これらの適用準備や展開監視を支援するツールとして「セキュリティ管理の現状把握」にはセキュリティ状態チェック機能、「監視設定」や「適用状況監視」には2FAダッシュボードなどがSales Cloud、Service Cloud、Platformなどで利用可能ですので、これらツールを利用することも忘れずに覚えておきましょう。セキュリティ状態チェック(ヘルプ記事)2FAダッシュボード(AppExchange)5.SalesforceへのアクセスにおけるMFA要件 [*2]認証ユーザの認証情報取得への攻撃が昨今さらに強くなっている環境における、安全なアクセスを担保する手段として2022 年2 月より Salesforce へのアクセス時に MFA を要件とする旨のご案内を 2021 年 2 月に配信させていただきました。このアクセス要件は、認証ユーザにおけるセキュリティを複数の認証要素を用いることで担保するソリューションおよび情報を、前述のセキュリティパートナーシップにおけるSalesforceの責任においてお伝えするものです。この MFA 要件は「UI経由でログインする Salesforce の Internal User」を対象(*1)に、Salesforce へのアクセス時に知っている情報 (ユーザ ID とパスワード) 以外の要素での追加認証 (Authenticator や Hardware Key など各個人が持っている情報など) を必須とする内容となっています。この対象ユーザの UI 経由のログインは、単純に Salesforce のログイン画面 (UI) にユーザ名とパスワードを入力する最もシンプルな形態の場合には、その入力後に持っている情報 (Authenticator や Hardware Key など)を利用して本人を認証する事を意図していますが、複数システムを利用されているお客様においては別システムにおける ID とパスワード認証を経てその認証情報を Token などの形態で Salesforce に連携させることでログインを完結させる SSO(Single Sign-On *2) を利用されるお客様も少なからずいらっしゃいます。この外部での認証情報をもって Salesforce にアクセスされているお客様においても、その外部認証時における多要素認証を実施いただいた上で Salesforce にアクセスいただく (前述のセキュリティパートナーシップにおけるお客様の責任に該当する内容) 事がセキュリティ担保の上で不可欠となりますが、その適用状況(外部認証における多要素認証の適用)に関しては現時点で弊社で判断可能な内容ではございません(*3) ので、弊社にてその準拠状況を監視ならびに制御するもの、できるものではなく、お客様のビジネスにおける安全性確保の観点においてご対応いただきたい内容と考えています。(*1) 組織外の認証ユーザとなる Experience Cloud の外部ユーザ、Chatter Free や外部 Chatter ユーザ、E-Commerce のユーザ、および認証が発生しないゲストユーザ、システム間連携のために利用される都度 UI ログインが発生しない API やIntegration 用ユーザは必須要件の対象外(*2) Reverse Proxy など代理認証も広義での SSO と定義される場合もありますが、SAML や OpenID Connect などによる外部認証を SSO と定義しており、代理認証は Salesforce への通常の UI 経由のログインとして扱われるため Salesforce 側での MFA が必要(*3) SSO で利用される OpenID Connect は、amr 属性 (Authentication Method Reference) でMFAの利用可否をSpring’21から Salesforce で識別可能。SAML においても将来的に AuthContext 属性によって MFA 適用された SSO を識別可能にする予定考慮事項本ブログは定期的に更新されます。毎月一度は必ずご確認ください。最後にいかがでしたでしょうか。今回ご紹介した Salesforce への安全なアクセスの基本知識については、Trailhead で学習することも可能です。検討の基礎知識の再確認の意味でも、こちらのモジュールを完了させておきましょう。Trailheadで自己学習ユーザ認証 / Identityの基本 / セキュリティの基本参考リソース [*1]Salesforceのセキュリティの基本(ヘルプ記事)Spring’21 IDとアクセス管理(リリースノート :更新)Salesforce セキュリティガイド(開発者ガイド)Salesforce 多要素認証のFAQ(ヘルプ記事 : 更新[*1] )Marketing Cloud の多要素認証に関する FAQ (ヘルプ記事)* MFA - Getting Started *(Trailblazer Communityの多要素認証のグループ : 英語)管理者向けガイド多要素認証(MFA)設定マニュアル (日本語)多要素認証の管理者ガイド(日本語)管理者向けのシステム管理者ガイド (日本語)Admin Guide to Multi Factor Authentication(English)動画Webセミナーの資料と動画(Trailblazer Community へのログイン要)2020年8月28日 開催 より安全にSalesforceにアクセスするための「多要素認証」の設定2020年9月25日 開催 Marketing Cloud 多要素認証 (MFA) の導入と設定Marketing Cloudの多要素認証の設定 (動画解説)多要素認証がアカウントへのアクセスを保護する仕組み (CCで日本語字幕選択可能)Salesforce Authenticator の概要(CCで日本語字幕選択可能)アクセラレータウェブセミナー[オンデマンド・アクセラレータ] Platform: 多要素認証 (オンデマンド録画 : New)資料[JP]Social Studio 多要素認証機能のご紹介信頼性の高いCommerce Cloudの設計 多要素認証の導入 ステップガイド改定[*1] Spring’22 での対応状況を踏まえて更新[*2] 2021年2月にご案内の”【重要】多要素認証への対応のお願い”の送信に基づく追記[*3] 海外の事例を追加 [*4] 弊社公開ブログ記事を追加