“キャンペーン”の検索結果
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Pardotで効果を創出するために重要な効果の可視化のための準キャンペーンの使い方ダッシュボードパッケージのインストール方法Pardotで効果を出すために必要な改善サイクルPardotで効果を出すためには、導入しただけでは効果はもちろん生まれません。情報をSalesforce合わせて一元管理し、メールやフォームなどの各マーケティング施策から商談受注まで一気通貫して可視化を行い、そのデータを元に分析/改善をおこなうことが重要です。
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Commerce Cloud を動画で学ぶ基本的な機能を各トピックごとにカバーしている動画を見てCommerce Cloudの理解を深めましょう。サイト運用者向けの管理ツールBusiness Managerの操作方法を学びましょう。各トピック動画A/Bテストサイト内検索並び替えルールキャンペーン管理と限定子クーポンコードプロモーションEinstein Predictive Sort Einstein商品レコメンデーションコンテンツ管理SEO
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Sales Emails and Alert (旧Engage) を活用しましょう
Salesforce Engageの機能概要を理解するSalesforce Engageの実装方法を理解するSalesforce Engageの機能概要Salesforce Engageは、Pardotの活用効果を高める有償のアドオン機能です。営業担当がPardotのメールテンプレートを活用したり、適切なタイミング(メール開封・Web閲覧)で見込み客へアプローチができます。当ライセンスをお持ちのお客様は、施策実行前の現段階で実装を完了しておきましょう。代表的な機能は以下の通りで
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ダッシュボードを確認してマーケティング戦略の見直し・改善をしましょう
効果創出にむけたマーケティング戦略の見直しや改善のためのステップより高度な分析について活用できるツールをご紹介1.効果の可視化全体プロセスの可視化がなぜ必要なのかPardotの効果を測る際、もちろん一つひとつの施策の効果(例:メールのクリック率など)も重要ですが、会社としては*『どの施策からどれだけの売上が生み出せているのか』*が重要です。マーケティング施策が『売上に対し、どれだけ貢献しているのか』を見るために、マーケティング施策〜商談に至るまでの全体プロセスの可視化が必要になりま
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Trailblazerが実践するキャリアの描き方〜Japan Dreamin’ 2021 クロージングキーノート
日本で一番大きなSalesforceコミュニティ イベントJapan Dreamin’ 2021が、1月30日にオンラインで開催されました。イベントを締めくくるクロージングセッションでは、Salesforceを通じて自分らしさを見つけながら活躍している3名のTrailblazerの方々に、Salesforceに出会い、スキルを身につけ、キャリアアップを実現するまでの道のりを語っていただきました。バックグラウンドの異なる3名ですが、ご自身が誰よりもSalesforceを活用して楽しくお仕事をされているという点は共通。Salesforceを通して成長したい、楽しく仕事をしたいと考えている皆さまにとって、Salesforceを使いこなすコツやキャリアアップのヒントとなるお話が盛りだくさんのセッションとなりました。本記事ではポイントを抜粋してご紹介しますが、ぜひセッション動画もあわせてご覧ください。パネラー(順不同)アルマ・クリエイション株式会社 経営基盤室 チーフ 大伴 明子氏Salesforceも含めた、会社のツール運用管理の責任者を務める。Salesforceを基幹システムと連携し、コンサルティングサービスや教育事業の営業およびマーケティング活動に利用。キャンペーンのレポート化やPardotの利用など、社員ユーザーのサポート、業務の要望にあわせた機能拡張なども行う。KLever株式会社 代表取締役 長谷川 慎氏元ユーザーとして清掃会社でシステム管理者を担当。ノウハウを活かして、Salesforce導入支援の会社を設立し代表を務める。Salesforceご利用のお客様の設定・サポートに加え、YouTubeにてSalesforceの使い方の動画を250本ほど公開。株式会社船場 DX本部 DXディビジョン チーフフェロー 小谷口 瑠美氏DX推進担当として、Salesforce管理、その他社内利用システムの導入検討を主に担当。Salesforceは基幹システムとの連携、社内手続き・申請、社内ポータルサイトとして主に利用。Salesforce管理者としては、管理全般、新機能追加(社内ヒアリング、開発ベンダーコントロール等)を行う。株式会社セールスフォース・ドットコム カスタマーサクセス統括本部 舟越 美宝(モデレーター)目次01 Salesforceとの出会い〜偶然のきっかけから、仕事の楽しさに目覚める舟越みなさんとSalesforceの出会いについて教えてください。長谷川 私が2016年に清掃会社に入社した時に、すでにSalesforceが導入されていて、そこでちょっと触ってみないかと声をかけられたんです。もともとはホームページの更新が担当だったのですが、Salesforceがどんどん面白くなってきて、比重が大きくなっていったのがきっかけです。舟越どういったところに面白さを感じられたんですか。長谷川いろんなことができる所と、一番は拡張性がすごいなというところですね。大伴私は前職にパートで入社したのですが、請求書発行業務があったんですね。そこで初めてSalesforceを使ったんですけど、Salesforce Classicだったので差し込み印刷機能があったんですよ。で、その差し込み印刷機能にもう凄いハマりまして(笑)。誰にも頼まれてないのに色んな会社のバージョンを作って、楽しくて自分で色々やっていったという感じですね。自分が作ったものを機能として活かせて、皆さんにすぐに見せることができた、役に立ったというのが楽しさに繋がっていきました。小谷口私は実際に業務を行う部署に派遣社員として入社したんですけど、ちょうど2年ぐらい前に、今の上司に「あなたパソコン楽しそうに触っているね」と社内研修で声をかけられて。そこでSalesforceアドミン(管理者)を仰せつかってSalesforceに携わるようになりました。それで今の部署に異動することになり、正社員として雇用してもらうことになりました。舟越Salesforceを最初に触ってみたときはどんなことを感じられましたか。小谷口Salesforceの担当者に任命されてすぐに、Einstein Analyticsでグラフを作る業務があったんです。私はもともと統計の勉強をしたことがあったので、グラフィックを作るのが楽しくてしょうがなくて。Einstein Analyticsのグラフは色もたくさん使えるんですよ。それを執行役員の方に見せたところ、今まで見えなかった機能が見えるようになってすごく良かったと好評をいただいて、Salesforceを頑張ろうと心に決めました。舟越皆さんのお話を伺っていると、最初は「Salesforceをやろう」と思っていたわけではないけど、運命的な出会いがあって「楽しい」とか「これすごい」とか、気持ちが動くような経験があったところが共通しているんですね。02 Salesforceを学ぶ事の意義〜自分にとっての目的は何か?を意識しよう長谷川私はSalesforceを始めて2年半くらいで会社を設立したのですが、Trailheadをほぼ毎日やっていました。お風呂に入ってるときもトイレに入ってるときも地下鉄に乗ってるときもやってたんですけど(笑)、このように短期間で大きくキャリアを変化できるのがSalesforceなのかなと感じています。ぜひTrailheadを突き詰めてやってください!大伴社員の皆さんがどうしたらもっと仕事しやすくなるかを考えていくことだと思います。「こんな機能あったんだ!使ってもらおう!」という気持ちが勉強意欲になると思います。小谷口私は自分がキャリアアップしたいという気持ちで勉強していました。派遣社員の期間が長かったので、何か強みを持たないといけないと普段から思っていて。Salesforceに社内で誰よりも詳しくなるっていうのは、Salesforceを活用している企業ではものすごい強みになると思うんですね。それを叶えるためには、Trailheadは身近でタダですし、誰でも使えるので私は強くオススメしたいです。舟越学ぶ場のひとつとしてコミュニティもあると思います。まだ参加された事がない方に、こんな風に参加するといいよというアドバイスはありますか。大伴私はオンラインコミュニティのTrailblazer Communityを利用して、質問を投げかけています。いろんな経歴の中で Salesforceに行き着いた方々がいっぱいで、何を聞いても誰かからは返答が来る安心感があります。コロナの時期も、私は1人アドミンなので1人仕事みたいなところがあって、孤独を感じることもありますが、コミュニティに参加すると仲間がいるんだなという意識が芽生えてすごく嬉しいですね。長谷川Salesforceを使い始めた頃は、内製化していて質問する相手がいないので、Trailblazer Communityでほぼ毎日質問していましたね。それで別のイベントでリアルに会ったときによく見かけますとお声がけいただいたりもしました。他業種のいろんな方と繋がれるので非常に楽しいですね。舟越Trailheadは自分のスキルを磨いていく場で、コミュニティは違うバックグラウンドの方とつながりながらSalesforceの知識を蓄えていく場という違いがあるんですね。03 Salesforceで変化したキャリア~Salesforceによって人生のゴールが明確に大伴私は出産育児でかなり社会から離れていました。最初にサポートデスクをしていたので、IT系の仕事をしたいとずっと思っていましたが、やっぱり難しいだろうなという気持ちがあったんですね。前職はパートで請求書発行業務に携わったんですけど、Salesforceは機能もわかりやすいし、コミュニティとかTrailheadとか、勉強しやすいものもいっぱい揃っていたので、それをやっていけさえすれば会社で一番詳しくなれるという自信が湧いてきて、Salesforceに出会ったからこそ、正社員でやっていきたいと強い想いが芽生えました。小谷口Salesforceに出会う前は、特に結婚してからは全く自分のキャリアとかは考えずに楽しいことだけを選んでやってきたんです。でもSalesforceに出会ったことで、自分の人生を自分のためのものにしたいと思うように変化したんですね。キャリア観の変化だけじゃなくって、人生の価値観の変化もあって、自分がやりたいことをやるんだけど、自分がどう生きたいかを考えてやっていきたいという気持ちに変わったと思います。舟越Salesforceがみなさんの人生に大きなインパクトを与えていることが伺えてとても嬉しく思います。04 今後目指したいこと~Salesforceで人・会社・業界のサクセスを実現したい小谷口株式会社船場を内装業界で Salesforce 活用ナンバーワンにすることが私の目標です。内装業っていうと紙の束を持って現場で色々指示をしている人たちをイメージされるかと思うんですけど、それを紙の束ではなくてVR ゴーグルで作業しているとか、そんな姿が見られるようになると面白いと思っています。長谷川今、私の会社のYouTubeチャンネル「Salesforce使い方入門動画」で動画を日々公開してるんですけども、Salesforceをこれから使おうと思っている方や今使っている方に、楽しいということが伝えられる北海道で一番の会社になりたいと思っております。大伴子どもに「お母さんかっこいいね」と言われることです。今はほとんど自宅で仕事をしているので、子どもが私の働いている姿を見たときに、「仕事するのもいいね」と前向きにとらえてもらうのが夢です。舟越母親業もしながら仕事をするとなると、何かを犠牲にするとか、大変だという印象をもっている方もいらっしゃると思いますが、働いていることがかっこいいというのは、後の世代にとっても夢がありますね。05 皆さんにアドバイス~コミュニティは出会いと切磋琢磨の場。まずは参加してみよう!舟越ここまでの皆さんのお話を聞いて、皆さんのようにキャリアアップしたい、楽しく仕事をしたいと思われたコミュニティのメンバーの方々にアドバイスをいただけますか。大伴まずはコミュニティにぜひ参加してみてください。「こんな風に勉強してきたんだ」とか「こういう風に仕事されてきたんだ」と思える素晴らしい方がたくさんいらっしゃるので、そういう方々と是非つながってみてください。小谷口私はコミュニティイベントにぜひ参加していただきたいです。Salesforceをいっぱい活用してイキイキしている方に出会うことがすごく多くて、私もどんどんやる気が出てくるので、積極的に参加していただくと楽しいと思います。Admin女子部は楽しくて私も何度も参加しているのでおすすめです。長谷川Trailblazer Communityは親切な方が非常に多いので、何も分からなかった私にもしっかり答えていただいて、そこからリアルなイベントでお知り合いになることもありました。非常に意識の高い方が多いので、そのパワーをもらって自分も意識がどんどん高くなったと思っています。素晴らしいものなので、是非利用してもらいたいですね。舟越まず参加してみるというハードルを越えると、そこにいる人たちからパワーをもらって、自分が進んでいくモチベーションになるということですね。まさに今日、御三方は、このセッションを視聴されてる方々をモチベートしてくださったと思います。本当にありがとうございました。本セッションの映像は、こちらからご覧いただけます。(Japan Dreamin' 2021のYoutubeチャネルで公開されているセッション動画です)※ 本記事は2021年1月時点の情報です関連情報Trailblazer Communityへの参加方法:Trailblazer Communityの利用を開始するSalesforce Trailblazerコミュニティグループが開催するイベント情報:Salesforce Trailblazers EventTrailhead:https://trailhead.salesforce.com/ja関連記事#1 アイデアとつながりの宝箱!リーダーが語る、ユーザ会の魅力とは?#2 共感できる仲間がいる。わからないことは、どんどん質問を!#3 人と人が繋がるイベントを目指して〜Japan Dreamin' 2021 開催レポート
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この記事で学べることリード(見込客)とは何かなぜリード管理が必要なのかリードの活用方法リード(見込み客)を管理して、より多くの商談化を目指そうリードとは、商品への関心を示しているものの、まだ購入すると評価されていない見込み客のことです。リード管理では、見込み客を評価し、ナーチャリング(育成)をします。評価をすることで、見込み客が将来の顧客となる可能性があるかを判断し、可能性が最も高いリードから重点的に取り組むことが可能となります。またナーチャリングを行うことで、見込み客に対して自社の製品やサービスに対する興味・関心を高める事が可能です。それではSalesforce上でリード管理を行う方法を、以下の学習ツールで学びましょう。学習ツール1.<動画>オンデマンド Sales Cloud:リードの管理(1:03:36)リードの管理を正しく行うための準備、リードから商談が発生したとき、Salesforce ではどのような変換が行われるのかを学びましょう。https://play.vidyard.com/KSSeuuEAyJ7HBGz82iXbZ1.html*画面右下の歯車マークより再生スピードが変更可能です2.<動画> 【標準オブジェクトシリーズ】リード・キャンペーン(09:43)さらに、マーケティングイベントを管理できるキャンペーン機能を活用することで、リードから商談成立までのマーケティング活動の分析が可能になります。この動画では、リードとキャンペーン機能活用のメリット、活用開始のための3つのステップを紹介しています。https://play.vidyard.com/xsHMgEdZWMqs35byXw1waN.htmlまとめリード管理について理解できましたか?ポイントは以下のとおりです。リードソース毎に最適な入力方法を検討する。リードワークスペースや割り当てルールを活用し、生産性を向上させる。リードの状況とランクを利用し、統一した評価基準とアクションを定義する。リード管理の効果を最大化するために、レポート・ダッシュボードを活用する。
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この記事で学べること別システムのデータをSalesforceに取り込む場合の考慮事項について知ることができますSalesforceへデータを取り込む理由皆様の会社では、業務でどんなシステムを使っていますか?きっとSalesforce以外にもたくさんのアプリケーションを使っていると思います。そして、日々の運用という観点では、それら別々のシステムに保存されているデータを取り出して、集計や報告をしなければならないということもあると思います。が、それって結構面倒ですよね?「もう少し楽にできないか?」と感じることもあるでしょう。そんな時に、「Salesforceにデータを(自動で)取り込めないか?」と考えるかもしれません!そうです。Salesforceにデータを取り込めば、レポートやダッシュボード使って、手軽に集計や報告ができそうですね。この記事では、「Salesforceにデータを取り込む場合の考慮事項」について、(自動化以外の)手動の方法も含めて概要をご紹介します。(データ量によっては、Salesforceではなく、CRM Analyticsなどにデータを取り込むほうが良い場合もあります)まずは、Salesforceにデータを取り込むために用意されている方法を見てみましょう。データインポートウィザードデータインポートウィザードを使用すると、あらかじめ用意したCSVファイルをアップロードし、取引先、取引先責任者、リード、キャンペーンメンバー、カスタムオブジェクトなどへ容易にデータをインポートできます。(Database.com Edition以外の)すべてのエディションでご利用可能で、一度にインポートできるレコードの最大数は 5 万件です。Salesforceの画面上から実行できるので最も簡単な方法となりますが、自動化はできません。特徴は、取引先と取引先責任者を同時に(互いを関連付けた状態で)インポート出来る点です。そのため、これからSalesforceにデータを投入して使い始めるお客様には、最適な機能です。※データインポートウィザードで商談をインポートすることはできません。商談をインポートする場合はデータローダを使用しますデータインポートウィザードについては、Excelの顧客データを取り込む(サクセスナビ)をご確認ください。データローダデータローダを使用すると、あらかじめ用意したCSVファイルを使用して(レコードのインポートのみでなく)更新や削除、エクスポートができます。Enterprise Edition以上、もしくはDeveloper Edition、Database.com Editionでご利用可能で、一度に操作できるレコードの最大数は、5 百万件です。データローダは(英語の)クライアントアプリケーションなので、PCにインストールが必要ですが、Windows端末をご利用の場合は自動化(バッチモード)もできます。データローダは、データインポートウィザードでは対応していない(商談等の)オブジェクトにも使用できますが、複数のオブジェクトに対して一度に作業を行うことはできません。互いに関連しているデータをインポートする場合は、親 → 子の順番でインポートをしていきます。また、データローダはAPIを消費しますので、上限を超過しないように注意が必要です。詳細は、API 要求の制限と割り当てをご確認ください。データローダの画面操作については、以下をご確認ください。初めてのデータローダ 〜Insert編〜初めてのデータローダ 〜Update編〜データローダ 〜Upsert編〜初めてのデータローダ 〜Delete編〜初めてのデータローダ Export編初めてのデータローダ Export All編データローダのバッチモードについては、バッチモードでの実行 (Windows のみ)をご確認ください。さて、ここまでは、Salesforceが標準で提供している機能(方法)についてご紹介しました。データローダのバッチモードは、設定ファイルの編集やバッチファイルの起動など、Salesforceの設定だけでは完結しません。設定をする場合にはシステム管理者と協力して進めましょう。(もし、ご自身がSalesforceのシステム管理者の場合は、データローダを使用して連携したいシステムの管理者の方と協力しましょう)これ以降は、外部システムから直接API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を呼び出す方法をご紹介します。「自分にはAPIを呼び出すなどのスキルが無い・・・」というシステム管理者の方も、ご安心ください。AppExchangeでパートナー企業を探すこともできます!Salesforce APIAPIを使用して開発をすれば、ほぼ何でもできます!(しかし、これは、言いすぎかもしれません・・・)この記事では、外部システムのデータをSalesforceに定期的に取り込むことで、手動での外部システムからのデータのダウンロード、(場合によってはデータの加工)、Salesforceへのデータインポートにかかる工数を無くす方法について考えてみましょう。※お客様のユースケースによっては、外部システムのデータをリアルタイムにSalesforceの画面に表示したいこともあるでしょう。その場合、定期的にデータをロードしても間に合いません!以下は、日次や週次等といった定期的にデータを取り込むのに適した方法です。どのようなツールを利用すべきですか?サードパーティ製の ETL ツールを利用することもできますし、独自のクライアントアプリケーションを開発することもできます。いずれにせよ必要な処理は、一定期間内に発生した外部システムのデータ変更を取得し、そのデータを(必要であればSalesforce用に加工して)Bulk APIもしくはSOAP APIを使用してSalesforceに取り込みます。どのAPIを使用すべきかですか?使用するAPIは、取り扱うデータ量を元に選択します。Bulk APIは、大量データ(数千から数百万単位のレコード)を扱うために最適化されています。複数のバッチを並列して送信するので、多数のレコードをで挿入、更新、更新/挿入または削除できます。一方、SOAP API は、一度に少数のレコードを更新するリアルタイムのクライアントアプリケーション用に最適化されています。SOAP API を使用しても多数のレコードを処理することはできますが、数十万のレコードを扱う場合にはBulk APIの方が実用的です。また、Bulk APIとSOAP APIの違いは以下の通りです。APIの種類プロトコルデータの形式同期/非同期1APIの種類プロトコルデータの形式同期/非同期2Bulk APIRESTCSV、JSON、XML非同期3SOAP APISOAP (WSDL)XML同期Bulk API には 2 つのバージョン (1.0と 2.0) があります。2.0の方がデータの取り扱いが容易ですが、データローダは2.0に対応していません。他の種類のAPIを含めた説明は、Salesforce Lightning プラットフォーム API の概要(Trailhead)をご確認ください。データを取り込むタイミング営業時間内にデータを取り込むと、画面上でユーザがデータを更新などしていた場合に(バッチ処理と)競合して、ロックやエラーが発生することがあります。バッチ処理は、事前にフルSandbox等で実際にかかる所要時間を確認し、夜間などユーザが操作をしていない時間帯にスケジュールしましょう。Bulk APIのフルSandbox等での評価時にロックエラーが発生する場合には、データの投入順序を調整するといった対処が必要になる事があります。(ロックエラーが出て対処法を模索中の場合は、この資料や英語のブログが参考になります)学習ツールインテグレーションのパターンと実践データの Salesforce へのインポート(ヘルプ)データ管理(Trailhead)まとめ外部システムからデータを取り込む処理は、大量データになることがあるのでBulk APIに対応したツールがおすすめですデータの取り込みを本番に実装する前に、所要時間の確認を含めSandboxで事前検証しましょう
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この記事で学べること利用開始における準備施策効果を測るための準備この記事のゴールAccount Engagementの世界へようこそ!さあ、ここからデジタルマーケティングでビジネス成果の向上を実現していきましょう。当記事のゴールは「Account Engagementの初期設定を完了すること」です。2つの工程で実施します。利用開始における準備施策効果を測るための準備利用開始の準備ここでは4つの手順を踏んでいきます。まずは『かんたん初期設定マニュアル』をダウンロードしましょう。解説動画も活用しながら、Account Engagementの初期設定を完了させていきます。資料:かんたん初期設定マニュアル①プロビジョニング (環境の取得)貴社のAccount Engagementの環境を取得し、基本設定を行います。②Salesforce設定SalesforceでAccount Engagementの情報を確認できるようにします。③Account Engagement設定Account EngagementでSalesforceとの同期設定を行います④テクニカル設定メールの認証やドメイン設定など、テクニカル設定を行います。https://play.vidyard.com/sQ92e2nJtcpi4rHtFHTdLZ無事に「利用開始の準備」は完了できましたか?ご不明点やエラーが生じた際は下記の「よくある質問」をぜひご確認ください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Pardot 初期設定に関するよくある質問ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ施策効果を測る準備マーケティング施策の効果を測るためには、事前に各種設定が必要です。Salesforce及びAccount Engagementでは「キャンペーン」の機能を用いて効果の計測を行います。詳しいキャンペーンの設定・運用については別記事「効果測定の設定・運用を行いましょう」で解説を行っています。現時点では初期設定の段階で必要となる下記の2つの設定に絞ってご案内します。はじめてガイド記事:効果測定の設定・運用を行いましょう⑤キャンペーン接続設定SalesforceキャンペーンとAccount Engagementキャンペーンを接続し、Salesforce側で管理を行います。https://play.vidyard.com/oeNB3mAMDzozMiivBe9oEx⑥キャンペーンメンバーの同期接続されたPardotキャンペーンとSalesforceキャンペーンの間でキャンペーンメンバーを同期させます。https://play.vidyard.com/LuFEvNuL2Tb6W6KVrGaZdiまとめ無事に「Account Engagementの初期設定は完了」できましたか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせさて、ここからが旅のはじまりです。次はマーケティングのアプローチ対象となる「Salesforce及びAccount Engagementへ顧客データの取り込みを完了」させていきます。「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べることなぜ施策効果を可視化する必要があるのか効果の可視化のために必要な運用レポートダッシュボードによる可視化の方法この記事のゴール当記事のゴールは「施策効果を可視化するためのダッシュボードを完成させる」ことです。そのために、以下のステップで進めていきます。施策効果を可視化する目的や考え方の理解設定と運用のポイントの理解と実施レポート・ダッシュボードの作成マーケティング施策の効果測定とはマーケティング部門の最終的な目的は、より多くの商談機会を創出して全社の売上に貢献することです。その目的のため、見込み客の獲得から受注に至るまでの結果を様々な切り口で可視化することでマーケティング部門が売上にどれだけ貢献しているかを示していきましょう。そのために3つの視点で効果を可視化するとよいでしょう。この視点で効果を分析すると、①最終的な商談・受注金額、②見込み客獲得や商談化の各プロセスの進捗、③各プロセスにおける個々の施策の成果、という流れで全体から各施策に掘り下げることで、どのプロセスに課題があり、そのプロセスにおけるどの施策で成果が出ているのかが見えるようになります。その結果として、より投資すべき施策ややめるべき施策が明確になります。これをダッシュボードで可視化すると以下のようなイメージです。このダッシュボードでは、リード獲得、創出商談、受注商談の指標を上記3つの視点で可視化しています。このダッシュボードの作成手順は記事の後半で紹介しています。このような可視化を行うためには、まずは一つ一つの施策を管理することで必要なデータを蓄積し、各施策のデータを束ねて全体の結果を把握していく必要があります。そのために、Salesforceのキャンペーンとレポート・ダッシュボードの機能を使用します。キャンペーン: マーケティング活動を施策単位で管理する機能レポート・ダッシュボード:マーケティング施策全体の効果を可視化する機能まずはキャンペーンについての概要と、正しく使用するための運用方法について見ていきましょう。キャンペーンで施策を管理しましょうSalesforceにおけるキャンペーンの役割とは、マーケティング活動を施策単位で管理することです。例えば以下のようなことを管理することができます。施策対象の見込み客数や各見込み客がどの状況(例: 申込、出席)にいるのか施策からどのくらいの商談数・商談金額が生まれたのかキャンペーンで管理する施策例としては、メールマガジン、セミナー、展示会、広告など様々です。どのような単位で成果を振り返りたいかという観点で決めていくと良いでしょう。キャンペーンで施策を管理することで、どの施策が商談受注に繋がっているのかがわかるようになります。実際のSalesforceキャンペーンの利用イメージや商談化に至るまでのデータの流れを見てみましょう。(6分33秒)https://play.vidyard.com/5fByuCp7pKqT8UiAvRcNug※動画中の機能などの詳しい運用のポイントは以下で紹介しています。施策効果の可視化のための運用を行いましょうキャンペーンを使ってマーケティング施策からどれだけの商談が生まれたかを可視化するためには、正しい運用を行う必要があります。その運用のポイントについて見ていきましょう。まず、施策から商談が生まれるとはどういうことかというと、見込み客が広告、セミナー、プロモーションメールなどの施策と接点を持ったことをきっかけに、その後具体的な商談フェーズに入るということです。このような見込み客がたどる流れや、それに関わる施策や商談の繋がりをデータとして記録することで施策効果が見えるようになります。Salesforce上では、リード/取引先責任者を介して、キャンペーンと商談のデータを関連付けます。そのために必要となる運用のポイントは以下の2つです。1.キャンペーンメンバー:施策(キャンペーン)と人(リード/取引先責任者)の繋がりを持たせる施策の対象となる見込み客や、それぞれの見込み客がその施策においてどのような状況にあるのかを管理します。例えばセミナーのターゲットとなった見込み客が全体で何名いるのか、そしてそのうち何名が申込みしたのか、出席したのかなどが一覧で確認できるようになります。2.主キャンペーンソース:施策(キャンペーン)と商談の繋がりを持たせる商談創出のきっかけとなったキャンペーンを記録するための商談項目です。例えば、見込み客があるセミナー参加をきっかけに商談化した場合、その商談の主キャンペーンソースはセミナーとなり、そのセミナーによって生み出された商談としてカウントされます。この主キャンペーンソースによって、それぞれのキャンペーンが創出した商談・受注の件数や金額の集計値が見えるようになります。上記の運用や設定方法について、以下の動画で解説をしています。・キャンペーンの基本的な操作方法をマスターしよう!https://play.vidyard.com/1zSkDqgLxi4ayA9YAhuFzDまた、キャンペーンメンバーへの追加や状況の更新はAccount Engagementから行うことも可能です。フォームやメールなどのマーケティングアセットを作成する際に設定すると自動でメンバー管理ができるので、ぜひ設定しておきましょう。設定方法は以下の動画をご確認ください。・Account Engagementからキャンペーンメンバーの追加や状況更新を行う方法https://play.vidyard.com/2uouZ3misvtwVvA68s7EXs各機能の詳細については以下のヘルプ記事もご参照ください。ヘルプ記事:キャンペーンメンバーの状況ヘルプ記事:キャンペーンメンバーの管理ヘルプ記事:キャンペーンから発生した商談はどのようにして把握できますか?(主キャンペーンソース)またSalesforceキャンペーンを使用して施策効果を可視化するには、「初期設定を完了しましょう」の記事で紹介している以下2つの事前設定ができていることが前提となります。まだお済みでない方はこの設定も完了しておきましょう。キャンペーン接続キャンペーンメンバーの同期設定レポート・ダッシュボードで可視化をしましょうキャンペーンの使い方と必要な事前設定や運用を理解したら、レポート・ダッシュボードを活用してマーケティング施策全体の効果を可視化していきましょう。ここでは、この記事の前半で紹介したダッシュボードの作成手順を紹介します。マーケティング部門が見るべき代表的な指標を盛り込んでいるため、以下のドリルを見ながら作成してみましょう。ドリル:マーケティング効果測定ダッシュボードを作成するここで紹介したレポートとダッシュボードは「Account Engagement はじめてガイド基本パッケージ」に内包されています。※なお、本パッケージは弊社サポートの対象外となります。誠に恐れ入りますが、弊社テクニカルサポートにお問合せいただいても対応いたしかねますのでご了承ください。学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:Salesforceキャンペーンの使用まとめ施策効果分析の指標と可視化イメージの決定はできましたでしょうか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせこれでAccount Engagement活用のステップの完了です。施策実施、効果測定、改善を継続的に行っていくことが重要です。今後も活用ステップに立ち返りながら、自社のマーケティング活動を前進させていってください。「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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Pardotで施策を実行するために事前に検討しておくべき4つのポイント各ポイントの詳細を踏まえて、設定・カスタマイズにすぐ活かせるような検討方法施策開始前に検討すべき運用方法初期設定に加えて、施策実行前に検討すべき内容が4つあります。1・2は、*施策実行に必要な自社のデータの範囲*を整理するものです。基本は標準項目を利用しますが、自社の施策に合わせて、お客様の属性毎にリスト抽出できるような項目が必要です。
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この記事で学べることユーザーの役割や業務フローに合わせて画面を柔軟にカスタマイズすることで、ユーザーにとって操作性の高い画面に変更することができます。カスタマイズをするには、まず業務を理解し、どのような画面で操作ができれば効率的かを把握する必要があります。今回は良く使用する4つの画面カスタマイズについてご紹介します。会社のイメージに合わせたテーマや背景の設定会社のブランドイメージにあわせて、ロゴや背景を変更することができます。Salesforceのデフォルトで用意されているテーマのいずれかを選択または、独自のカスタムテーマを作成することが可能です。会社のブランドカラーやロゴを設定することで、オリジナリティを出すことができます。自社のSalesforce組織であることがひと目でわかり、ユーザーにとって、より親しみが持てますね。操作手順については、参考リソースの“Lightning Experience での組織のブランド設定”よりご確認ください。ホーム画面のカスタマイズLightning Experienceのホーム画面には、各ユーザーが1日のスケジュールを管理するために必要とする情報を表示することをお勧めします。デフォルトでは、四半期のパフォーマンスサマリーや、今日のToDoおよび商談に関する重要な最新情報を参照することができます。画面右上の[歯車マーク]|[編集ページ]をクリック、または[設定]|[Lightning アプリケーションビルダー]からホーム画面に表示するコンポーネントのカスタマイズが可能です。今回は営業マネージャー用にホームページに未承認申請と営業担当の成績を確認するためのレポートグラフのコンポーネントを追加しています。・四半期パフォーマンス当販売四半期の商談のうち、完了した商談と、完了する確度が70%を超えている進行中の商談のみが表示されます。また[鉛筆]マークをクリックして目標を設定します。・未承認申請ホーム画面に未承認申請を配置することで、承認者は一覧で未承認リストを確認、返答することができます。最大で46件までの未承認申請が表示されます。・レポートグラフ毎日確認する必要がある指標をホーム画面に表示することで、レポートタブをクリックしなくても、ログイン後すぐに確認することができます。確認したい指標や重要となる項目を配置することで、ホーム画面を最大限に活用することができます。アプリケーションのカスタマイズアプリケーションとは、ビジネスの業態や業務内容に合わせて、必要となる機能を1つのツールとしてまとめたものです。使用できるアプリケーションはアプリケーションランチャーから確認することができます。今回は標準で用意されているアプリケーションのうち、セールスとサービスについてご紹介します。「セールス」は営業支援を目的としたアプリケーションで、新規顧客の獲得や営業の生産性向上、正確な分析・意思決定を実現するための機能が用意されています。「サービス」では顧客からの問い合わせ管理、サービスコストの効率化をサポートする機能が用意されています。各アプリケーションを選択すると画面が切り替わり、そのアプリケーションで用意されている機能が使用可能となります。上図のように、「セールス」ではケースが表示されませんが、「サービス」に切り替えることで、ケースが表示されます。選択したアプリケーションで、表示されていないタブもアプリケーションランチャーから検索をすることで、タブを表示させることができます。また、部門や役職に応じてLightningアプリケーションを作成し、ユーザーが一般的な業務を完了するために必要となる、項目 (タブ) を組み込むことが可能です。たとえばインサイドセールス部門に関連付けられたユーザプロファイルに、新規アプリケーションを割り当てます。インサイドセールス担当にとってキャンペーン、リード、ToDoなどが特に重要となりますので、今回はこの3つを含めたアプリケーションをカスタマイズします。操作手順1.[設定]|[クイック検索]ボックスに「アプリケーションマネージャ」と検索し、 [新規Lightningアプリケーション]をクリックします。2.アプリケーション名に「インサイドセールス」と入力し、必要に応じて画像を設定します。3.アプリケーションに含める項目を[▶]で追加し、表示される順番を[▲][▼]を使って調整します。4.インサイドセールスアプリケーションにアクセスできるユーザプロファイルとして、インサイドセールス部門に関連付けられたユーザプロファイルを選択します。設定は以上です。「インサイドセールス」のアプリケーションを選択し、確認してみましょう。先ほど選択した項目のみが表示されていますね。組織のユーザーはアプリケーションの切り替えや、タブの並び替えを簡単に行うことができ、必要な項目や使用する順番に並び替えて表示されていることで、業務の効率化につながります。表示ラベルの変更オブジェクト、項目、またはタブの名称を自由に変更することができます。組織に合わせて分かりやすい表示ラベルを設定することで、ユーザーは迷うことなくSalesforceを操作することができます。[設定]|[クイック検索]ボックスに「タブと表示ラベルの名称変更」と検索し、変更したいタブの[編集]をクリックします。たとえば、[リード]タブを[見込み顧客]に変更し、[次へ]をクリックすると、表示ラベルの名称を変更することができます。※上図のようにタブ名を[リード]から[見込み顧客]に変更すると、一部項目の表示ラベルが連動して変更されますので、意図に沿った表示ラベルになっているか確認してください。変更を保存すると、タブ名が[リード]から[見込み顧客]に変更されています。使い慣れている名称に変更することで、ユーザーは迷うことなく対象のタブを見つけることができますね。考慮事項タブ名を変更することで、一部項目の表示ラベルが連動して変更されるテーマは一度に1つのみ有効化でき、1つのテーマが組織全体に適用される学習ツールLightning アプリケーションの作成およびカスタマイズ(Trailhead)タブと項目の表示ラベルの名称変更に関する考慮事項(ヘルプドキュメント)Lightning Experience のカスタムホームページの作成(Trailhead)Lightning Experience での組織のブランド設定(ヘルプドキュメント)まとめ画面のカスタマイズをすることで、ユーザーの利便性が高まります。一方で、急に今までとは異なる画面に切り替えてしまうとユーザーの混乱を招く恐れがあります。Salesforce運用中は、切り替え前にユーザーへの周知を行いましょう。どのような画面で操作ができれば効率的か業務フローを理解し、ぜひ組織にあった“使いやすい”画面をカスタマイズしてみてください。
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Account Engagement (旧Pardot) のデータベースを整理する重要性と方法について
この記事で学べることAccount Engagement (旧Pardot) アカウントにおけるデータベース上限の扱いについて古くエンゲージメントが少ないプロスペクトが存在することで生じる問題についてエンゲージメントのない・低いプロスペクトの見極めと整理の方法についてはじめに本記事では、Account Engagement (旧Pardot。以降は Pardot と表記) アカウントに登録されているプロスペクトについて、「古く、長期でエンゲージメントのない、または少ないプロスペクト」を整理しないことのリスクと、その対応方法をご紹介します。また、Pardotアカウントにてデータベース(メール可能なプロスペクトデータ)を最新の状態に保つことで、データベース使用量の適正化とPardotメールの到達性を高めることを目的としています。背景Pardotアカウントには、デフォルトで 10,000 件までの 「メール可能な状態」のプロスペクトを登録できます。「メール可能な状態」のプロスペクトとは、以下の状態のものを指します(参考)。オプトアウトしていない([Opted Out] 項目が False である)メール送信除外されていない([Do Not Email] 項目が False である)バウンスが発生していない「メール可能な状態」のプロスペクトが、Pardotアカウントに割り当てられた上限数(デフォルトは 1 アカウントあたり 10,000 件)に達すると、以下の様なお知らせメールがPardot管理者ユーザー等に送信されます。【「Warning! You have exceeded your Database limit of (#) mailable prospects (警告! メール送信可能なプロスペクトのデータベースの制限 (#) を超えました)」】上限に達しても、直ちにPardotのご利用に影響はありませんが、代わりに、弊社にて超過の状態を把握の上、弊社営業よりデータベース追加のご契約をご案内します。またメールの到達性の観点では、メールアドレスが古く受信不可の状態であったり、マーケティングメールやWebサイトに対してリアクションをとっていないなどエンゲージメントが低いプロスペクトに対してPardotメールを送信してしまい、メールのバウンスや迷惑メールの指定など、結果としてその後のPardotメールの到達性に影響を及ぼすリスクが生じてしまいます。古くエンゲージメントが少ないプロスペクトが存在することのデメリット以上の理由から、Pardotアカウントにてデータベースを最新の状態に保つことが重要となります。参考サクセスナビ:メール送受信の仕組みと Pardot でできることヘルプ:データベースの状態を良好に保つ方法のヒントヘルプ:リストの良好な状態とスパムフィルターPardotアカウントにてデータベースを最新の状態に保つ方法データベースを最新の状態に保つ方法はいくつかありますが、一例として、「古く、長期でエンゲージメントのないプロスペクト」 をダイナミックリストや オートメーションルール などでリスト化(休眠・コールドリスト化)し、Engagement Studio などで掘り起こしを実施する方法が一般的です。「古く、長期でエンゲージメントのないプロスペクト」 を特定するには、例えば以下の様なルール定義の組み合わせで、ダイナミックリストやオートメーションルールを使用して抽出します。プロスペクトの抽出ルール例上記を組み合わせることで、例えば「作成日から2年以上経過し、最後のアクティビティが1年前であり、かつスコアが300以下」といったプロスペクトで休眠・コールドリストを作成できます。抽出したプロスペクトをそのまま削除するか [Do Not Email] にチェックを入れてメールが送信されない状態にすることで、データベースのカウント対象から外すことも可能です。プロスペクトを削除する場合は、リストの設定画面のプロスペクトテーブルリストから複数選択して削除します。プロスペクトの [Do Not Email] にチェックを入れて、メールが送信されない状態にするには、オートメーションルールで上記ルールの組み合わせで抽出つつ、アクションで「プロスペクトのデフォルト項目値を変更|Do Not Email|True」にチェックを入れます。参考サクセスナビ:自社への関心が高い見込み客の基準を決めましょうサクセスナビ:フォローすべき見込み客の質を改善しましょうサクセスナビ:配信対象見込み客リストを作成しましょうヘルプ:エンゲージメントがないプロスペクトの特定と除外休眠・コールドリストに対して掘り起こしを行う休眠・コールドリストを作成できたら、掘り起こし用のEngagement Studioで自動ナーチャリングを実施し、そこから商談化が可能なプロスペクトを掘り起こすことも可能です。掘り起こし方は、休眠・コールドリストに対してどの様にアプローチするのかによって千差万別ですので、お客様のご要件に応じてシナリオをご設定ください。ここでは以下の流れを例にご説明します。処理例リスト宛に掘り起こしメールを送信7日間メール開封をモニタリングメールを開封しないプロスペクトは [Do Not Email] 項目を「True」に更新し、フォロー対象外タグを付与メールを開封したプロスペクトは、更に3日間、メール内リンククリックをモニタリングリンクをクリックしなかったプロスペクトは、別の製品・サービスの紹介メールなどを送信するシナリオの対象リストに追加し、継続してフォローを実施リンクをクリックしたプロスペクトは、休眠顧客を対象とした特別キャンペーンのメンバーに追加し、特別価格を提示する追客用のメール送信や担当営業からのフォローを促す別シナリオの対象リストに追加し、継続してフォローを実施設定画面例この様なシナリオにより、休眠・コールドリストから商談化に繋がりそうなプロスペクトを見極めつつ、見込みのないプロスペクトはメール送信対象から外したり、データベースから削除することが可能になります。マーケティングオートメーション定番20選シナリオeBook の p13 にも休眠顧客のフォローアップシナリオ例がありますので、是非ご参考にしてください。参考サクセスナビ:メールの雛型を作成しましょうサクセスナビ:マーケティング活動のシナリオを検討しましょうサクセスナビ:シナリオを設定しましょうまとめ本記事では、Pardotアカウントにおけるメール可能なプロスペクト数のデータベース上限と、古くエンゲージメントが少ないプロスペクトが存在することで生じる問題、休眠・コールドプロスペクトの整理方法について解説しました。運用方法や他社事例などについてご質問がございましたら、質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 グループまたは Account Engagement(旧Pardot) 日本 グループにてご質問ください。また、Premier Success Planをご契約のお客様は、リストの作成やメールの送信方法、Engagement Studioシナリオの設定方法などを弊社スペシャリストとの1:1のセッションで学べるエキスパートコーチングセッションをご利用可能です(詳細はこちら)。個別の技術的なご質問がございましたら、ヘルプ & トレーニングより弊社サポートへお問合せください。
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