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この記事で学べることオブジェクト構成図を作成する理由オブジェクト構成図の作成方法オブジェクトとは何か?オブジェクトとは、"データを蓄積するための箱"を指します。会社情報や人情報など様々な顧客情報を格納することができます。オブジェクトには「取引先」のほか、「リード」「商談」など、標準として情報の保存先が用意されていますが、利用したいオブジェクトが標準で備わっていない場合、カスタムで作成することが可能です。参照:標準オブジェクトとカスタムオブジェクトの違いは?なぜオブジェクト構成を記録する必要があるかオブジェクト構成とは、複数のオブジェクト同士の関係性(リレーション)を表したものです。なぜこのオブジェクト構成を記録しておく必要があるのでしょうか?オブジェクト構成を記録することで、以下の状況になることを予め避けることができるためです。設定変更を行う際、その影響範囲が把握できない推進体制の変更が行われる場合、後任者が現在の環境を一つ一つマニュアルで確認する必要があり、理解するまで時間がかかるレポート・ダッシュボードを作成する際に、どこからデータを抽出するかがわからないデータインポートの際、どの情報を関連づける必要があるかがわからない業務をスムーズに行うためにも、オブジェクト構成を記録していきましょう。オブジェクト構成図を作成する構成図は以下画像のように、誰でも、ひと目で、オブジェクトごとの関係性がわかるようにすることがポイントです。こちらから「はじめてガイド」ワークシートをダウンロードいただき、オブジェクト構成図を作成してみましょう。取引先に関連しているオブジェクトは何か、カスタムオブジェクトを作成している場合は、他のどのオブジェクトと関連付けられているか等、図で残しておきましょう。「取引先」の名称を自社ならではの名称に変更している場合は、変更後の名前で記載をしておきましょう。基幹システムをご利用されている方は、どのデータを基幹システムから反映させているか等も、図の中に記載しておくと、非常に分かりやすいです。オブジェクトの共有事項オブジェクトの構成図を視覚的に作成が出来ましたら、続いてはそれぞれのオブジェクトの利用用途や共有事項を文章で残しましょう。取引先や商談の名称を自社オリジナルの名称に変更している場合、共有事項への記載をおすすめします。導入支援パートナーへの依頼方法導入支援パートナーに環境構築を依頼しているお客様もいらっしゃるかと思います。その場合も、今後のためにオブジェクト構成図はしっかり管理しておきましょう。導入時は問題がなくとも、その後は自社内で改修する必要があるお客様もいらっしゃるかと思います。または別のパートナー企業へ依頼する場合もあるかと思いますので、常に自社の環境を理解できるように記録を残しておきましょう。どのように導入支援パートナーへ依頼すればよいのかと迷われる方もいるかと思います。メールにて「オブジェクト構成図を共有お願いします」とご連絡するか、またはオブジェクト構成図のテンプレートのサンプルをお渡しいただき、「このようにオブジェクト構成図をいただけないでしょうか」とご依頼いただくのもよろしいかと思います。ワークシートを使って記録しましょう1. <資料> オブジェクト構成図以下のリンク先から資料をダウンロードして、Salesforceの活用推進に必要な体制と役割を設定しましょう。「はじめてガイド」ワークシートはこちらまとめオブジェクト構成図を記録に残すことの重要性と、ワークシートを使用した記録方法についてはご理解いただけましたでしょうか?オブジェクト構成図は作成後も、変更される場合が多々あるかと思います。変更の度に都度ワークシート修正がベストではありますが、難しい場合は、毎期、毎年など、まとめて実施でも問題ございません。忘れずに実施することが重要です。オブジェクト構成の理解・記録が完了したら、続いてはステップ5 ユーザ向けトレーニングです。ユーザ向けトレーニングの設計と実施の方法を学び、テンプレートに残していきましょう。参照記事:ユーザートレーニングを実施しましょう
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2022年4月7日より、PardotはMarketing Cloud Account Engagementに製品名が変更になります。皆さんに是非みていただきたいページTrailblazer Communityの利用を開始する カスタマーサクセス日本サポートへのお問合せ方法 ユーザグループ🗓 ユーザコミュニティ・イベントカレンダー🗓 活用イベントカレンダー📖 はじめようSalesforceマニュアル(Lightning用)📖 はじめようSalesforceマニュアル(Classic用)🎥 Salesforce活用ウェブセミナーのご紹介 Premier Success Planご契約の皆様に🔰 はじめようPREMIER SUCCESS PLANPremier活用相談室🔰 はじめてのエキスパートコーチング(旧アクセラレータ)エキスパートコーチング(旧アクセラレータ)をリクエストする方法エキスパートコーチング(旧アクセラレータ)ライブラリ活用・定着化を推進したい方に成功のための準備利用者トレーニングと利用度の確認Trailhead の最初の一歩(解答付き・成功への第一手)🔰 速攻利用パッケージ🔰 まずは何より顧客管理🔰 まずは何より活動管理 (「活動改善スターターパック」にバージョンアップ)🔰 まずは何より承認申請もっと使おう!Chatter入門データ活用のための品質管理予実管理パッケージ商談フェーズ分析パッケージプロフェッショナルサービスもっと機能を使い倒したい方に🎥 Salesforceを短編動画で学ぶ🎥 Salesforceを長編動画で学ぶ🎥 最新人気動画🔰✏️ レポートドリル (Web版)🔰✏️ レポートドリル (Quip版)🔰 レポート&ダッシュボード活用のためのお役立ちコンテンツ集 これであなたもレポート上級者!?✏️ Pardotドリル Pardot活用コンテンツマップCommunity Cloud活用リソース相対日付の説明数式ポイント集TrailheadTrailheadアカデミー事例を知りたい方に🎥 定着化・ユーザ事例🎥 SFUG CUP 2020 決勝大会過去活用事例自慢チャンピオン大会🎥 匠シリーズ ウェブセミナー新機能を知りたい方に製品アップデート情報 日本最新リリースノート🎥 新機能概要ウェブセミナー資料・動画
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この記事で学べること 商談スコアの更新履歴を保存する設定方法概要商談スコアの更新履歴の取得は以下に役立ちます。商談開始から完了までどういうスコア遍歴をしているか、幅が広すぎる更新が多すぎないかなどが確認でき、スコアの特徴や信用度を決める時に役立ちます。スコアの活用時、スコアが良くなったのか、悪くなったのかなど、変化量を取得する時に役立ちます。商談スコアは、項目更新履歴では更新履歴を取得できません。商談スコアの履歴をカスタムオブジェクトに保持して評価する方法をご紹介します。なお、本設定を一定期間だけではなく、常時有効化する場合は、商談数によってはストレージを圧迫する可能性があるためデータの削除方針もご検討ください。設定手順商談オブジェクトに以下項目を作成します。(商談完了時のスコアを保存しようにて作成済みの場合不要です)「商談スコア(コピー)」項目 :商談スコアを数式参照する数式項目商談スコア履歴を保存するカスタムオブジェクト「商談スコア履歴」を作成します。自動化機能のフローを活用し、毎日自動的にスコア変化を取得します。商談のレポートを作成し、スコアの変化量を一覧で表示します。1.項目の作成設定>オブジェクトマネージャ>商談>項目とリレーション>新規のボタンから以下項目を作成します。なお、この項目は、Einstein 商談スコアリングの設定で、分析対象項目から外すことをお勧めします。(商談完了時のスコアを保存しようにて作成済みの場合不要)「商談スコア(コピー)」項目作成「数式」項目とし、商談スコアを参照させます。(数式:OpportunityScore.Score)※フローで商談スコアを直接参照できないため、数式項目を作成します。image.png2.カスタムオブジェクト「商談スコア履歴」の作成設定>オブジェクトマネージャ>新規ボタン>カスタムオブジェクトから、新規オブジェクトを作成します。表示ラベル、オブジェクト名を設定します。レコード名の表示ラベルと型を入力:データ型で「自動採番」を選択し、表示形式と開始番号も指定します。追加の機能:「レポートを許可」にチェックし、必要に応じて、他の内容もチェックします。「カスタムオブジェクトの保存後、新規カスタムタブウィザードを起動する」にチェックをします。「保存」を押します。新規カスタムタブウィザードが立ち上がるので、タブの内容や表示の設定を実施します。カスタムオブジェクト「商談スコア履歴」作成後、以下項目を追加作成します。(設定>オブジェクトマネージャ>「商談スコア履歴」>項目とリレーション>新規 から作成します)「商談」項目:データ型「主従関係」:商談への参照項目「商談スコア」項目:データ型「数値」小数点の位置=0:最新のスコア格納用項目「変更前スコア」項目:データ型「数値」小数点の位置=0:変更前のスコア格納用項目以下のような項目構成になったらカスタムオブジェクトの準備完了です。2.フローの作成毎日定時に商談スコアをチェックし、「商談スコア履歴」の最新履歴のスコアから変更がある場合は、最新の商談スコアを履歴保存します。1日に複数回スコアが更新された場合は、最終更新値のみが履歴に残ります。具体的には以下のような処理を作成していきます。毎日定時に「商談スコア」が1以上の商談に対して、フローを起動自商談の過去の商談スコア履歴レコードの有無を確認履歴なしの場合、商談スコア履歴を作成履歴ありの場合、最新履歴の商談スコアと現在の商談スコアに差異があれば履歴作成では早速作成していきましょう。設定>フロー>新規作成 から新規フローの画面を立ち上げます。「スケジュールトリガフロー」を選択します。「スケジュールを設定」を選択し、以下を設定します。開始日:いつから履歴を保存するかを指定開始時刻:何時に履歴を取得するかを指定頻度:「毎日」を指定「完了」を選択「オブジェクトを設定」を選択し、スコアが1以上の商談を対象にして、処理を実行するよう指定します。オブジェクト:「商談」を指定条件の要件:「すべての条件に一致(AND)」を選択項目:「1.項目の作成」 で作成した「商談スコア(コピー)」項目を指定演算子:「以上」を選択値:「1」を入力「完了」を選択「+」から「レコードを取得」を選択します。商談に紐づく「商談履歴」の最新レコードを取得する設定を行います。表示ラベル、API参照名:「履歴レコードを取得」、「get_history」を入力オブジェクト:「商談スコア履歴」を指定します。※「2.カスタムオブジェクト「商談スコア履歴」の作成」で作成したオブジェクト名を指定商談スコア履歴レコードの絞り込み:条件の要件:「すべての条件に一致」を選択項目:「2.カスタムオブジェクト「商談スコア履歴」の作成」で作成した「商談」項目を指定演算子:「次の文字列と一致する」を指定値:「$Record」>「商談ID」の順に選択します。商談スコア履歴レコードの並び替え並び替え順:「降順」を選択並び替え:「作成日」(CreatedDate)を選択「完了」を選択「+」から「決定」を選択します。取得した履歴のレコードの有無と、スコアが変化しているかをチェックし分岐をさせます。表示ラベル、API参照名:任意の文字列を設定結果の順序:一番上を選択表示ラベル:「履歴なし」と指定結果のAPI参照名:任意の文字列を指定結果を実行する条件の要件:リソース:「get_history(商談スコア履歴)」を選択し、カーソルを外します。演算子:「null」を選択値:「$GlobalConstant.true」を指定「結果の順序」の「+」から1つ分岐設定を増やし、以下の設定をします。結果の順序:2つ目を選択表示ラベル:「商談スコアに変化があり」と指定結果のAPI参照名:任意の文字列を指定結果を実行する条件の要件:リソース:「$Record」>「商談スコア(コピー)」の順に選択演算子:「次の文字列と一致しない」を選択値:「get_history(商談スコア履歴)」>「商談スコア」の順に指定「結果の順序」の「デフォルトの結果」を選択し、以下設定をします。表示ラベル:「変化なし」と指定「完了」を押します。以下のように分岐ができます。「商談スコアに変化があり」の「+」から「レコードを作成」を選択します。レコードを作成画面が開くので、以下を設定します。表示ラベルl、API参照名:任意の文字列を指定作成するレコード数:「1」が選択されていることを確認レコード項目の設定方法:「個別のリソースおよびリテラル値を使用」を選択オブジェクト:「商談スコア履歴」を選択商談スコア履歴の項目値を設定:以下を設定項目:「変更前スコア」を指定、 値:「get_history(商談スコア履歴)」>「商談スコア」 の順で選択項目:「商談」(主従関係項目)を指定、 値:「$Record」>「商談ID」の順で選択項目:「商談スコア」を指定、 値:「$Record」>「商談スコア(コピー)」の順で選択「完了」を押す続いて、「履歴なし」の+を選択して、「要素に接続」を押しますすると以下のような画面になるので、先に作成したレコードを作成要素(画像では「履歴作成」)の「+」を選択します。これで作成完了です。全体像は以下のようになります。画面上部の「デバック」ボタンを押してテストをして見ましょうデバック画面で、「ロールバックモードでフローを実行します」に必ずチェックをして実行します。※チェックしない場合、実際にレコードが作成されます。任意の商談1件のみテスト実行さるため、処理内容とエラーがないことを確認します。十分テストし、フローを「有効化」したら設定は完了です。3.レポートの作成履歴が取得できた後は、商談スコア履歴のレポートを作成し、変化量を一覧化します。以下の流れでレポートを作成します。レポート>新規レポート>商談スコア履歴が関連する商談のレポートを選択します。アウトラインの「列」の「▼」から「行レベルの数式を追加」を設定します。列の名前:スコア変化形式:数値数式:商談スコア履歴の「商談スコア」項目 ー「変更前商談スコア」項目アウトラインを指定します。グループ:フェーズ、取引先名、商談名を指定します。項目列:商談スコア(商談スコア履歴の項目)、完了予定日、スコア変化(上記行レベルの数式を追加で作成した項目)など検索条件を設定します。商談状況:進行中商談スコア履歴の作成日:期間を絞る(過去30日など)最終スコア:空白と一致しない対象適宜、完了予定日などで期間を絞るおつかれさまでした。上記レポートをもとに、ダッシュボードでスコアの変化量を一覧化して確認できます。上記以外にも、以下などで活用してみてください。商談スコアが初めてついた対象を一覧化してスコア確認(レポートでの検索条件で変更前スコアが空白の対象を抽出)一定の基準以上のスコア変化があった対象を一覧化して営業活動に利用(レポートでの検索条件でスコア変化量が一定数以上を抽出)参考:フローやレポート・ダッシュボードの学習リソース今回設定に利用したフローやレポートダッシュボードの機能をもっと知りたい方は、以下のリソースをご活用ください。フローをいちから学びたいフロー初心者向け学習リソースまとめ:フローの機能を学ぶことができるコンテンツのまとめ記事になります。エキスパートコーチング ▶フローによる プロセスの自動化:エキスパートがフローの使い方をご案内いたします。PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様はSalesforceエキスパートとの1 対 1 のセッションにお申し込みいただくことが可能です。レポートダッシュボードをもっと学びたい以下2種類の動画にて活用方法を解説しております。また、PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様は動画の内容でご質問がある場合は、Salesforceエキスパートとの1時間のフォローアップセッションをリクエストいただくことが可能です。(動画は誰でも閲覧可能です)エキスパートコーチング ▶レポート&ダッシュボード クイックスタートエキスパートコーチング ▶ レポート&ダッシュボード レベルアップ活用ステップ全体に戻る場合は、こちら
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この記事で学べること 具体的なスコア確認の流れスコアを確認するための設定例スコア値が表示されたら、どのようなスコアがついているか確認しましょう。商談スコアは皆様の環境のデータによって精度が変わります。活用検討に向けて、自社の商談スコアの状態を確認・評価します。なぜスコア値を確認するのか皆様、新しい道具を使う時、まずなにを行いますでしょうか。これに使える/使えない、使いやすい/使いづらい...等、まずは道具がどう使えそうか確認するかと思います。商談スコアも同じです。スコア値がどうついているかが明確でないと活用方法(どう使うか)はなかなか決まりません。そのため、活用方法を決める前に、「どのようなスコアがついているか/ついてないか」「どう使えそうか」を明確にします。スコアを確認する流れスコアは以下の流れで確認していきます。1:確認準備をしてスコアを確認する2:確認した結果を書き出してスコアを評価するでは、流れに従ってスコアを確認していきましょう。1:確認準備をして、スコアを確認するまず、スコア確認のため、集計レポートやダッシュボードを作成して、スコアを確認していきましょう。スコアを色々な角度で確認し、どのような値を取っているか確認します。具体的な確認方法の例として、Level.1〜3に分けて確認例をご紹介します。活用時にも便利に使える設定を含みますので、ぜひご確認ください。【Level.1 各フェーズのスコア分布を確認する】フェーズは多くのお客様で、商談の確度・進行を表す指標としてお使いいただいているかと思います。そのため、進行の目安である各フェーズごとに、スコアがどうついているか、中央値がどうなっているかを確認します。確認観点特定のフェーズでスコア値に偏りや異常があるか終盤のフェーズではスコアの中央値が高くなっているか(フェーズ進行と受注確度が紐付いているフェーズ管理の場合)詳しい設定と確認方法を商談フェーズ毎のスコアを集計しようからご確認ください。【Level.2 商談完了時のスコア値を確認する】実際の商談完了時(受注/失注時)に商談スコアがどのような値を取っているかを確認します。自動化機能のフローを使って商談完了直前のスコアを保存し、一定期間、確認期間を設けて期間中に完了した商談を対象にスコアを確認します。確認観点受注時のスコア平均/中央値が高く出ているか失注時のスコア平均/中央値が低く出ているか失注時と受注時のスコアの差分はどのくらいか、十分な差異があるか詳しい設定と確認方法を商談完了時の商談スコアを保存しようからご確認ください。【Level.3 スコアの更新履歴を確認する】商談スコアの変化の履歴を残し、値の更新頻度や更新幅を確認します。自動化機能のフローを使ってスコア履歴の保存設定を行い、一定期間、確認期間を設けて期間中の更新履歴を確認します。確認観点スコアが商談完了までにどの程度更新されているかスコア値の更新幅が大きすぎるなど問題がある更新に偏っていないか詳しい確認準備設定と確認方法を商談スコアの変更履歴を保存しようからご確認ください。2:確認した結果を書き出し、スコアがどう使えるか評価する続いて、確認した結果を書き出し、スコア値の評価を行います。自社の商談運用特性を加味し、評価しましょう。また、評価結果が次のステップでの活用方法の検討に役立ちますので、しっかり評価結果を書き出しておきましょう。具体的なサンプルとして、上記Level1〜3の設定で確認した結果例と評価例をご紹介します。サンプルスコア値の確認とその評価ができたら、次のステップに進みましょう。補足:スコア値がいまいちの場合スコアの確認・評価した結果、スコアが期待ほどうまく出ていない場合、スコアの精度をより良くする必要があります。商談スコアの元になるのは、過去の商談関連データです。スコアをよくるすために重要となる、項目整備・入力促進・定着化については以下を参照ください。スコアの値を精度の良いものにするには活用ステップ全体に戻る場合は、こちら参考情報Einstein 商談スコアリングの設定に関する考慮事項(ヘルプドキュメント)Einstein によって商談にスコアが付けられる方法(ヘルプドキュメント)
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この記事で学べること スコア活用を始める時に重要な点全体の進め方サンプル試験導入の実施商談スコアの活用方法が決まったら、試験的に運用導入し運用や活用方法をブラッシュアップしましょう。その後、実運用に移行します。まずは、試験的に一定期間スコアを活用した運用を試してみましょう。試験導入時に利用ユーザの声や、課題を収集し、運用をブラッシュアップし実運用を始めましょう。運用時のポイントユーザへ、スコア活用のねらいと活用方法十分な周知・徹底商談スコアに間違った期待や使い方をしないようしっかり周知します。間違った期待や使い方をしてしまうと、想定外の不満が出てきてしまう場合や、ねらう効果を出しにくくなります。継続的な入力促進運用期間中も入力データが蓄積され、スコア精度が日々変化していきます。スコアの値を精度の良いものにするにはを参考に、スコア精度を良くするまたは保つために、継続的に入力環境の整備や定着化の活動も行なっていきましょう。スコア活用効果の計測と運用更新定期的にステップ3で決めたスコア利用における効果測定を行いましょう。また、ステップ2で設定したレポートやダッシュボードを利用して、スコア自体の再評価も実施しましょう。効果やスコアの再評価の結果から、活用方法を再検討することが重要です。再検討の例としては以下です・ねらった効果が出ているので、現状の活用方法を続ける・ねらった効果が出ていないので、活用方法を見直す・スコア再評価の結果、75以上はA評価としていたが、80以上をA評価とするこれまでの商談スコアの4つの活用ステップを考慮した活用計画例が以下です。適宜皆様の環境にあった方法でスコアの活用方法を検討して見てください。参考:商談スコア活用計画例いかがでしたか?以上が活用ステップです。皆様の環境ごとにスコアの活用方法は多種多様です。ぜひこの活用ステップを参考に商談スコアをご活用ください。活用ステップ全体に戻る場合は、こちら
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Salesforce活用ウェブセミナー:システム管理者のためのSalesforce基礎シリーズ
Salesforceの利用開始にあたっては、基本設定やカスタマイズ、データの一括取り込み(インポート)といった初期設定が必要です。また、蓄積したデータ分析は活用促進に欠かすことが出来ません。本ウェブセミナーシリーズでは、システム管理者がおさえておきたい利用開始の際の設定ポイントや分析を行うための基本機能を、デモンストレーションやハンズオン形式でわかりやすくお伝えします。Vol.1 使い始めるための準備をしよう〜基本設定・カスタマイズ〜ユーザ作成方法やデータの構成(オブジェクト)、項目の作成やレイアウト編集などのSalesforceの基本設定や簡単なカスタマイズ方法を、デモンストレーション形式でご紹介します。https://play.vidyard.com/GbfnXXBakCdmPtGUuj7vqi※2023年4月よりオンデマンド動画として配信しております( 資料 )※Salesforce活用のご相談は「質問広場(オンラインコミュニティ)」へVol.2 データを一括で登録しよう〜データインポートウィザード〜Salesforceにデータを一括取り込み(インポート)するための機能について、ハンズオン形式を交えながらお伝えします。機能の使い方だけではなく、インポート後のデータのメンテナンス方法や削除の方法までを学んでいただけます。https://play.vidyard.com/uBdv2fbV3RGGbuvVxR1oC1※2023年4月よりオンデマンド動画として配信しております( 資料 / サンプルデータファイル )※Salesforce活用のご相談は「質問広場(オンラインコミュニティ)」へVol.3 データの見える化をしよう〜レポート・ダッシュボード〜Salesforceに蓄積したデータを表やグラフで表示する機能(「レポート」と「ダッシュボード」)についてハンズオン形式を交えながらお伝えします。https://play.vidyard.com/7NqvdnvU9epd1c6i4tw8wB※2023年4月よりオンデマンド動画として配信しております( 資料 )※Salesforce活用のご相談は「質問広場(オンラインコミュニティ)」へさらにステップアップ〜エキスパートコーチング〜ここから先は業務別のアプリケーション機能とカスタマイズについて学びましょう。活用支援プログラム 「エキスパートコーチング」では業務で成果を上げるためのベストプラクティスや最適化のノウハウをコンパクトにまとめてご提供します。»「はじめてのエキスパートコーチング」を参照するhttps://successjp.salesforce.com/article/NAI-000111その他おすすめ活用イベント営業改革シリーズ営業マネージャーがSalesforceを活用して成果を出すためにおさえるべき4つのポイントをご紹介します» 詳細を見る“成功”の秘訣シリーズSalesforceでビジネスを成長させるために長年の支援から導いた成功の秘訣を伝授します» 詳細を見る
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https://play.vidyard.com/WT8ueoZFPauNGFCJr4dPm6この記事で学べること項目履歴管理を設定し、「誰が」「いつ」「何を」どのように変更したのかを確認する方法項目履歴の設定手順 コピー1. [設定]|[オブジェクトマネージャ]|[商談]|[項目とリレーション]をクリック2. 画面右上の[項目履歴管理の設定]をクリック3. [商談履歴を有効化] にチェックをつける4. 履歴を管理したい項目を選択オブジェクトごとに、標準項目とカスタム項目を合わせて最大 20 項目まで選択できます。※次の項目は追跡することができません。数式項目、積み上げ集計項目、または自動採番項目[作成者] および [最終更新者]商談の [期待収益] 項目項目の [マスタソリューション名] または [マスタソリューション詳細] 項目5. ページレイアウトの関連リストに[商談項目履歴]を追加[商談項目履歴]を追加した後に、[保存]をクリックすると、「ユーザの関連リストのカスタマイズを上書きしますか?」と表示されるので、[はい]をクリックして保存をしましょう。設定は以上です。では株式会社Bの商談レコードで、「商談所有者」「金額」「完了予定日」を変更してみましょう。履歴は変更の日付、時刻、変更内容、変更者で構成されます。元の値と、新しい値の2つが表示されるので、どのように変更されたかがわかりますね。変更履歴をレポートで確認変更履歴の内容は各データの詳細画面のほかに、レポートでも確認することができます。操作方法[レポート]|[新規レポート] | [商談項目履歴]|[続行] をクリック※[商談履歴]レポートではなく、[商談項目履歴]レポートを使用します。表示させたい項目を選択、条件を絞るレポートに表すことで、変更した項目/行動と、元の値、新しい値が一覧で表示されるため、各商談の変更内容が一目瞭然ですね。カスタムオブジェクトでの項目履歴管理カスタムオブジェクトで項目履歴管理を行う際に注意点が2つあります。追加の機能対象のカスタムオブジェクトの詳細ページで、「項目履歴管理」にチェックがついているか確認してください。チェックがついていないと、変更履歴の追跡が開始されず、レイアウトにも表示されません。また、変更履歴をレポートで確認したい場合は「レポートを許可」にもチェックをつける必要があります。オブジェクトが主従関係の従オブジェクトである場合、カスタムオブジェクトの項目履歴管理のレポートは利用不可理由としては、既存のレポートは他のテーブルからの共有を制御することができないためです。カスタムオブジェクトで項目履歴管理を行う際には以上2点に気をつけてください。考慮事項255 文字を超える項目に対する変更は、編集済みとして追跡され、元の値と新しい値は記録されないオブジェクトごとに、標準項目とカスタム項目を選択は最大 20 項目追跡できるデータの種類には制限がある項目履歴管理の設定をした後から追跡が行われるため、設定前の変更は履歴に含まれない学習ツール項目履歴管理(Helpページ)項目履歴管理(Salesforce Developers Site)項目監査履歴とは(拡張機能:サクセスナビ記事)関連まとめ項目履歴管理を行うことで、データが変更された際に変更内容を記録として残すことができますし、項目履歴レポートを作成すれば、営業部長などは部下の変更内容を一目で確認することができます。また、誤って内容を編集してしまった場合でも、元の値が表示されるため、すぐに元に戻すこともできます。是非まだの方は活用してみてください。
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営業活動の精度向上や効率化に役立つアプリをご紹介します。※各アプリの機能の概要や特徴はサービス名リンクをクリックしてご確認いただけます。bellFace for SalesforceSalesforceと連携することで、オンライン商談の活動記録の入力工数削減、商談内容の自動保存、データ分析が可能です。また、ブラックボックスだったリアルな商談データをナレッジシェアする事で、新入社員の早期育成や組織全体の案件化率・クロージング率向上を可能にします。RECAIUSコネクト | 音声一括登録でSalesforceの活用と定着化を促進します商談内容などの報告業務を音声でSalesforceへ簡単に登録ができるスマホアプリです。報告内容をまとめて話せば項目を分割して一括登録し、必須項目には入力漏れを促します。移動中、会議の合間、待ち時間にとスキマ時間の有効活用で営業の負担を減らし、タイムリーな報告を実現します。情報の「質・量・鮮度」を向上させる営業スタイルの変革ツールです。SalesScouter 予実管理・目標実績可視化 - リアルタイムダッシュボード(セールススカウター)営業目標を入力すると商談の受注情報を自動集計して、実績・差分・達成率などをダッシュボードに表示することが可能です。営業、部門、取引先の目標予算の設定が可能で、数値管理に費やす時間や経費の削減、営業負担を軽減に役立ちます。すぐに使える20種類以上のレポート、営業・マネージャ用ダッシュボードをご用意しておりSalesforceの定着化にも最適です。Shared Budget(シェアード・バジェット) - Salesforce と連動して営業の売上予実を管理! -Salesforce 標準機能と連動した営業売上予実を管理するためのアプリケーションです。Salesforce 標準機能に加えて各個人・部署・会社の予算を設定し商談上で管理しながら、見込み及び実績と対比することで予算進捗の見える化を行うことができます。より精緻な売上の予測、予算達成状況をリアルタイムに把握することが可能です。UPWARD AGENT|営業活動データを資産に変える、パーソナルセールスアシスタントUPWARD AGENTは、スマホやタブレットで誰でも直感的に使えるアプリを提供することで、現場のセールスパーソンに寄り添い、営業のDXを実現します。データの入力率や質を高め、CRMの有効活用を促進します。主な機能:滞在の自動記録、電話の活動記録、活動内容のかんたんエントリー、付近の顧客検索、付近の顧客レコメンド
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この記事で学べること“アプリケーション内ガイダンス”を利用して作成された「Sガイダンス😁」の概要と利用方法※ アプリケーション内ガイダンスに関するブログはこちらSガイダンスとはWinter ‘20からの新機能「アプリケーション内ガイダンス」を使用して、リストビューの使い方や画面のカスタマイズ方法など、Salesforceを利用するユーザや管理者の皆様に役立つ情報を、画面上のプロンプトとしてお知らせするアプリケーションです。こちらのページから無料でインストールして頂けます。まずは利用イメージを以下の1分動画よりご覧くださいhttps://play.vidyard.com/UrmjXyAsrGGhnAU45vDkBw.htmlSガイダンスで表示される情報と用途は?Sガイダンスをインストールすると全部で6つのプロンプトが自社の組織にインストールされます。システム管理者が自社でSalesforceをカスタマイズする方法だけでなく、ビジネスユーザ/利用者がSalesforceを活用する方法が、動画やマニュアルで公開されています。(システム管理者向け)画面カスタマイズのヒント場所:取引先レコード種別:ドッキングプロンプト(動画とマニュアルへのリンク)用途:Salesforceの画面カスタマイズのやり方をマニュアルと動画で学ぶことができる(システム管理者向け)データ一括インポート場所:取引先リストビュー種別:フロートプロンプト(マニュアルへのリンク)用途:データインポートのやり方をデモ動画で学ぶことができるビューの活用場所:取引先リストビュー種別:ドッキングプロンプト(動画)用途:リスビューの作成、編集方法をデモ動画で学ぶことができる(システム管理者向け)レポートドリルへのガイド場所:レポート種別:ドッキングプロンプト(動画とレポートドリルへのリンク)用途:レポートの作り方をドリル式に学ぶことができる(システム管理者向け)サクセスダッシュボードの紹介場所:ダッシュボード種別:フロートプロンプト(AppExchangeへのリンク)用途:今日から使えるサクセスダッシュボードをすぐインストールし、利用することができるユーザ向け活用促進のヒント場所:取引先リストビュー種別:フロートプロンプト(マニュアルへのリンク)用途:Salesforceをもっと便利に使うためのノウハウを学ぶことができるまとめいかがでしたでしたか?「Sガイダンス😁」のメリット、感じていただけたでしょうか?我々も日々お客様の定着化を進めていく上で蓄積されたナレッジが詰まっているパッケージです。是非まだの方はこちらのページからインストールして使ってみてくださいね。
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この記事で学べることデータを可視化する目的データを可視化する機能の種類と違いこの記事のゴールこの記事のゴールは「データを可視化する目的と機能を理解する」ことです。そのために、以下2ステップで進めていきます。データを可視化する目的を理解するデータを可視化する機能の種類と違いを理解するデータを可視化をする目的を理解するまずはデータを可視化する目的について考えてみましょう。Sales Cloudで効果を出すには、ただ情報を集約・可視化をするだけでは不十分です。重要なことは蓄積されたデータをもとに「次に何をすべきか」が判断できるように可視化を行い、現状を改善する行動を現場に促すことです。例えば「訪問すべき所に訪問できているか」や「下期の商談が作れているか」など、現状やるべきことができているかを確認することで次に何をするべきかの判断がしやすくなります。このようにSales Cloudでは単に蓄積されたデータを可視化するのではなく、次のアクションにつながる情報を可視化することを意識しましょう。次にデータを可視化する機能についてご紹介します。データを可視化する機能の種類と違いを理解するSales Cloudでデータを可視化する機能は主にリストビュー、レポート、ダッシュボードの3種類です。リストビューリストビューは単一オブジェクトの複数レコードを特定の条件で絞り込み一覧表示する機能です。画面イメージは下図をご参照ください。またリストビューでは一括のデータ更新やカード形式での一覧表示も可能となっております。レポートレポートは関連する複数オブジェクト(最大4つ)の複数レコードを条件を付けて抽出し、レコード件数や金額などの数値を集計する機能です。画面イメージは下図をご参照ください。レポートで表示するデータはグループ化し、Excelのように表示形式を変更し集計することも可能です。ダッシュボードダッシュボードは複数のレポートを元に複数のグラフを1画面に表示し、全体を俯瞰的に把握することを可能とする機能です。画面イメージは下図をご参照ください。ダッシュボードは複数のレポートの集合体と説明しましたが、ダッシュボードの構造を図に表したのが下図です。設定方法レポート・ダッシュボードの設定については「データの可視化を行いましょう」にて解説をしております。まとめデータを可視化する機能はご理解いただけましたでしょうか?データを可視化する際には目的に応じてリストビュー、レポート、ダッシュボードのどれを使用するかを選択しましょう。また、「次に何をすべきか」がわかるように行動の変化を促す情報を可視化することを意識しましょう。ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ基本機能を理解したら、次は実装をする前の計画を立てましょう!次の記事:運用開始に向けて必要な役割を明確にしましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べることユーザーの役割や業務フローに合わせて画面を柔軟にカスタマイズすることで、ユーザーにとって操作性の高い画面に変更することができます。カスタマイズをするには、まず業務を理解し、どのような画面で操作ができれば効率的かを把握する必要があります。今回は良く使用する4つの画面カスタマイズについてご紹介します。会社のイメージに合わせたテーマや背景の設定会社のブランドイメージにあわせて、ロゴや背景を変更することができます。Salesforceのデフォルトで用意されているテーマのいずれかを選択または、独自のカスタムテーマを作成することが可能です。会社のブランドカラーやロゴを設定することで、オリジナリティを出すことができます。自社のSalesforce組織であることがひと目でわかり、ユーザーにとって、より親しみが持てますね。操作手順については、参考リソースの“Lightning Experience での組織のブランド設定”よりご確認ください。ホーム画面のカスタマイズLightning Experienceのホーム画面には、各ユーザーが1日のスケジュールを管理するために必要とする情報を表示することをお勧めします。デフォルトでは、四半期のパフォーマンスサマリーや、今日のToDoおよび商談に関する重要な最新情報を参照することができます。画面右上の[歯車マーク]|[編集ページ]をクリック、または[設定]|[Lightning アプリケーションビルダー]からホーム画面に表示するコンポーネントのカスタマイズが可能です。今回は営業マネージャー用にホームページに未承認申請と営業担当の成績を確認するためのレポートグラフのコンポーネントを追加しています。・四半期パフォーマンス当販売四半期の商談のうち、完了した商談と、完了する確度が70%を超えている進行中の商談のみが表示されます。また[鉛筆]マークをクリックして目標を設定します。・未承認申請ホーム画面に未承認申請を配置することで、承認者は一覧で未承認リストを確認、返答することができます。最大で46件までの未承認申請が表示されます。・レポートグラフ毎日確認する必要がある指標をホーム画面に表示することで、レポートタブをクリックしなくても、ログイン後すぐに確認することができます。確認したい指標や重要となる項目を配置することで、ホーム画面を最大限に活用することができます。アプリケーションのカスタマイズアプリケーションとは、ビジネスの業態や業務内容に合わせて、必要となる機能を1つのツールとしてまとめたものです。使用できるアプリケーションはアプリケーションランチャーから確認することができます。今回は標準で用意されているアプリケーションのうち、セールスとサービスについてご紹介します。「セールス」は営業支援を目的としたアプリケーションで、新規顧客の獲得や営業の生産性向上、正確な分析・意思決定を実現するための機能が用意されています。「サービス」では顧客からの問い合わせ管理、サービスコストの効率化をサポートする機能が用意されています。各アプリケーションを選択すると画面が切り替わり、そのアプリケーションで用意されている機能が使用可能となります。上図のように、「セールス」ではケースが表示されませんが、「サービス」に切り替えることで、ケースが表示されます。選択したアプリケーションで、表示されていないタブもアプリケーションランチャーから検索をすることで、タブを表示させることができます。また、部門や役職に応じてLightningアプリケーションを作成し、ユーザーが一般的な業務を完了するために必要となる、項目 (タブ) を組み込むことが可能です。たとえばインサイドセールス部門に関連付けられたユーザプロファイルに、新規アプリケーションを割り当てます。インサイドセールス担当にとってキャンペーン、リード、ToDoなどが特に重要となりますので、今回はこの3つを含めたアプリケーションをカスタマイズします。操作手順1.[設定]|[クイック検索]ボックスに「アプリケーションマネージャ」と検索し、 [新規Lightningアプリケーション]をクリックします。2.アプリケーション名に「インサイドセールス」と入力し、必要に応じて画像を設定します。3.アプリケーションに含める項目を[▶]で追加し、表示される順番を[▲][▼]を使って調整します。4.インサイドセールスアプリケーションにアクセスできるユーザプロファイルとして、インサイドセールス部門に関連付けられたユーザプロファイルを選択します。設定は以上です。「インサイドセールス」のアプリケーションを選択し、確認してみましょう。先ほど選択した項目のみが表示されていますね。組織のユーザーはアプリケーションの切り替えや、タブの並び替えを簡単に行うことができ、必要な項目や使用する順番に並び替えて表示されていることで、業務の効率化につながります。表示ラベルの変更オブジェクト、項目、またはタブの名称を自由に変更することができます。組織に合わせて分かりやすい表示ラベルを設定することで、ユーザーは迷うことなくSalesforceを操作することができます。[設定]|[クイック検索]ボックスに「タブと表示ラベルの名称変更」と検索し、変更したいタブの[編集]をクリックします。たとえば、[リード]タブを[見込み顧客]に変更し、[次へ]をクリックすると、表示ラベルの名称を変更することができます。※上図のようにタブ名を[リード]から[見込み顧客]に変更すると、一部項目の表示ラベルが連動して変更されますので、意図に沿った表示ラベルになっているか確認してください。変更を保存すると、タブ名が[リード]から[見込み顧客]に変更されています。使い慣れている名称に変更することで、ユーザーは迷うことなく対象のタブを見つけることができますね。考慮事項タブ名を変更することで、一部項目の表示ラベルが連動して変更されるテーマは一度に1つのみ有効化でき、1つのテーマが組織全体に適用される学習ツールLightning アプリケーションの作成およびカスタマイズ(Trailhead)タブと項目の表示ラベルの名称変更に関する考慮事項(ヘルプドキュメント)Lightning Experience のカスタムホームページの作成(Trailhead)Lightning Experience での組織のブランド設定(ヘルプドキュメント)まとめ画面のカスタマイズをすることで、ユーザーの利便性が高まります。一方で、急に今までとは異なる画面に切り替えてしまうとユーザーの混乱を招く恐れがあります。Salesforce運用中は、切り替え前にユーザーへの周知を行いましょう。どのような画面で操作ができれば効率的か業務フローを理解し、ぜひ組織にあった“使いやすい”画面をカスタマイズしてみてください。
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この記事で学べること スコアの活用方法の決め方スコア活用のためのダッシュボード確認結果から具体的な活用方法に落とし込むステップ2でスコアを確認・評価できましたでしょうか?ステップ3では、ステップ2の結果から、具体的なスコアの活用方法に落とし込みます。活用方法を考える流れは以下です。スコアの利用することによってねらう効果を明確にします代表的なものは「売上目標の精度向上」「受注確度向上」「業務効率化」この3つですスコアをどのように活用するかを明確に決めますねらう効果に紐づけて、どのようにスコアを活用するかを具体的に規定しますスコアを利用した効果測定方法を決めますスコア利用前・後で何を比較するかや、ねらう効果の達成率の測定方法を明確にします以下に例を出します。ここがポイント :ステップ2の結果を閾値や条件に組み込んで、具体的な活用方法に落とし込んでいきます。たとえば、ステップ2で、以下の評価が出ていた場合スコアは商談確度をしっかり反映しているスコアが70以上の商談は成立する可能性が高いスコアが30未満の商談は失注可能性が高い評価結果を閾値などに利用し、以下のような活用方法に落とし込みます。スコアから商談をランクつけして売上予測に利用ランクA:70以上、B:50以上、C:30以上 D:29以下スコアが70以上(ランクA)から下がったお客様にはコンタクトを3日以内にとるスコアが50−69(ランクB)のお客様を重点顧客とし、受注に繋げる施策キャンペーンを行う活用のためのダッシュボード整備スコアの活用方法が定まったら、状況確認のためのレポートやダッシュボードを作成します。レポートダッシュボードの一例を紹介します。スコアをランク化して活用する場合スコアをA~Dなどのランク化して活用する場合は、商談スコアから商談のランクを表示する数式項目を作ることをお勧めします。レポートでスコアをレンジ毎にバケット作成する手間がなくなります。数式例:IF (OpportunityScore.Score<1 , "none", IF(OpportunityScore.Score<30, "D",IF(OpportunityScore.Score<50 , "C",IF(OpportunityScore.Score<70 , "B","A"))))スコアの中央値を利用する場合の例補足:完了時のスコアをダッシュボードで表示するためには、商談完了時のスコアを保存して確認しようの設定が必要です。スコアの変化量を活用する場合の例補足:スコアの変化量をダッシュボードで表示するためには、商談スコアの変更履歴を保存しようの設定が必要です。どのような内容をダッシュボードで配置するかイメージがつきましたでしょうか。ダッシュボードを作成したら、次のステップに進みましょう。活用ステップ全体に戻る場合は、こちら