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この記事で学べること同期の仕組み初回の顧客データの取り込み方法この記事のゴール初期設定が終わったら、見込み客の情報の取り込みを行っていきます。当記事のゴールは「SalesforceおよびAccount Engagementへ顧客データの取り込みの完了」です。そのためには、下記の2つの工程が必要です。Salesforce×Account Engagementの同期の仕組みを理解する初回のプロスペクト(顧客あるいは見込み客のデータ)の取り込みを行うメール配信対象リストを作成したいのに「顧客データが適切に出てこない」といったトラブルが起きないよう、“必要な顧客データをいつでも取り出せる状態” にしておきましょう。同期の仕組みの理解データを取り込む前に、まずは “Salesforce×Account Engagementの同期の仕組み” を理解しましょう。SalesforceとAccount Engagementは、それぞれの環境の中で独自のデータを保持しています。マーケティング担当者は主にAccount Engagement・Salesforceを用いてマーケティング活動を行います営業担当者は主にSalesforceを用いて日々の営業活動を行います顧客あるいは見込み客に対して「マーケティングから営業活動までを一気通貫で行う」ためには、それぞれの環境内に存在するデータ(人・取引先・商談など)を互いに同期しておく必要があります。そして同期を行うためには、それぞれAccount EngagementとSalesforceが “どのような法則で同期されるのか” をしっかりと理解する必要があります。同期対象のデータと同期方向は下記の通りです。それぞれのデータは “片方に取り込みを行えば、自動でもう片方に同期される” というわけではなく、同期に必要な条件が存在します。<同期動作の例>Account Engagementでプロスペクトを作成した場合“「プロスペクトの割り当て」”を行うことによって、自動でSalesforce内に「リードが作成または同期」または「取引先責任者に同期」される (動画内の説明箇所:13分04秒)Salesforceでリード/取引先責任者を作成した場合“「見込み客が Salesforce で作成された場合に見込み客を Pardot で自動的に更新する」”に設定しておくことによって、自動でAccount Engagement内に「プロスペクトが作成」される (動画内の説明箇所:19分30秒)詳しくは下記の動画でデモンストレーション付きで解説を行っていますので、動画をご確認ください。https://play.vidyard.com/n8Xj9Ls99LTqicc7Zs4GCY顧客データの初回の取り込み同期の仕組みが理解できたら、いよいよ顧客データをSalesforceおよびAccount Engagementに取り込みます。SalesforceとAccount Engagementの両方の環境に正しくデータが入っていることで、マーケティング担当者も営業担当者も、スムーズに顧客のフォローを行うことができます。ここでは代表的な2つの初回の取り込みのパターンを解説します。自社のご契約のタイミングに応じて方法をご選択ください。① SalesforceとAccount Engagementを同時に新規でご契約いただいた場合状況:いずれの組織にも顧客データがまだ入っていない状況方法:Salesforceに顧客データを取り込み、Account Engagementに自動でプロスペクトが作成されるようにする詳しい手順は下記のドキュメントをご参考ください。ドリル:初回のデータ取り込み①同時のご契約の場合② Salesforceは利用開始済みで、Account Engagementをあとから追加でご契約いただいた場合状況:Salesforceにのみ顧客データが入っている状況 方法:Account Engagement組織を取得する以前から存在するSalesforceの顧客データをエクスポートし、Account Engagementに取り込みを行い、以降は自動でプロスペクトが作成されるようにする詳しい手順は下記のドキュメントをご参考ください。ドリル:初回のデータ取り込み②Account Engagementを追加でご契約の場合上記②のドリル内に含まれる「リード取り込み用レポート」ならびに「取引先責任者取り込み用レポート」につきましては、「Account Engagement はじめてガイド基本パッケージ」に内包されています。※なお、本パッケージは弊社サポートの対象外となります。誠に恐れ入りますが、弊社テクニカルサポートにお問合せいただいても対応いたしかねますのでご了承ください。ご契約の内容に応じて保持できるプロスペクトの上限数が異なります。(上限数の確認方法はこちら) 取り込み予定のプロスペクト数が上限数に抵触する場合には、(1) 有償オプションにてプロスペクト上限数の増加を行う (2)取り込むプロスペクト数を絞る のいずれかの方法にてご実施ください。学習ツールPremier Success Planをご契約のお客様は、弊社スペシャリストとの1対1の個別の支援を受講できます。エキスパートコーチング「Account EngagementとSalesforce の同期」まとめ無事に「顧客データの取り込みを完了」できましたか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせさて、開始における技術的な準備が整いました。次はいよいよ「Account Engagementで行う施策を決定」します。「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べること脅威検知機能の概要脅威検知アプリケーションの設定方法トランザクションセキュリティによる管理者への通知設定イベントモニタリングに含まれる2種類のログの違いイベントモニタリングライセンスには、以下2種類のログが含まれます。リアルタイムイベントモニタリング:セキュリティインシデントの発生ログとレコードへのアクセスログイベントモニタリング:イベント発生 / エラー / パフォーマンス分析用のイベントログこの2種類のログの違いの詳細については、以下の記事をご参照ください。イベントモニタリングとは脅威検知は、リアルタイムイベントモニタリングに含まれるログとなります。脅威検知機能の概要脅威検知機能はイベントモニタリングに含まれる機能の一つであり、統計および機械学習の手法を駆使してSalesforce組織に対する脅威を検知します。この機能により、組織内で発生しているアクティビティに対して、不審なもの・普段とは傾向が異なるものがないかどうかが自動で分析され、万が一異常な傾向があった場合には「脅威検知イベント」としてその内容をログに記録します。また、同じイベントモニタリングに含まれるトランザクションセキュリティ機能と組み合わせることで、脅威検知イベントが作成された際に管理者に対してメールやアプリ内通知で知らせることもできます。このように、AIの力を借りることでシステム管理者が蓄積されたログを逐一分析することなく、組織に対する脅威を確認する手助けを行ってくれます。設定は簡単ですので、ログを分析できる要員がいない組織でも有効な機能です。脅威検知機能にて検知できる機能は以下の4種類です。クレデンシャルスタッフィングクレデンシャルスタッフィングは、盗取したログイン情報を使用する一種のサイバー攻撃です。「パスワードスプレー」「クレデンシャル漏洩」ともいいます。攻撃者は、脆弱なウェブサービスに対するサイバー攻撃や、過去に流出した情報などから大量のユーザ名とパスワードを取得します。そして、取得したログイン情報を使用して、Salesforce などの Web アプリケーションに大規模な自動ログイン要求を仕掛け、ログイン出来るアカウントがないかどうか調査します。もし万が一ユーザ名とパスワードを使いまわしているユーザがいた場合、ユーザアカウントに不正にアクセスされてしまいます。セッションハイジャックセッションハイジャックは、ログイン中のユーザのセッションを乗っ取り、そのユーザに成りすましてアクセスを行う攻撃です。通常ウェブページにおいてログイン処理が正常に行われると、ユーザのクライアントはセッショントークンを受け取り、次回以降ログイン後の状態でアクセスが出来ます。攻撃者はそのセッショントークンを窃取して、クライアントのセッションを乗っ取ろうとします。万が一セッションが乗っ取られた場合、攻撃者はトークンを窃取されたユーザに成りすましてウェブページへアクセス出来るため、ログイン後にしかアクセスできないような機密情報にアクセス出来てしまう可能性があります。(注意) イベントモニタリングライセンスの有無にかかわらず、Salesforceのすべてのお客様はクレデンシャルスタッフィングおよびセッションハイジャックが発生した場合に、影響を受けたユーザに対してセッションの切断やID 検証、強制パスワード変更といった軽減措置が実施されます。ただし、これらの軽減措置はシステムによって自動で実行されるものであり、対象組織の管理者はその措置が発動されたかどうかを確認することは通常出来ません。イベントモニタリングの脅威検知機能により、これらの不正なアクティビティがイベントログとして記録されるため、お客様の組織に対して不正なアクセスがあったことを表面化させる(認知する)ことができ、システム管理者がその内容を確認することが出来るようになります。レポートの異常過去90日分のユーザのレポート生成とその周辺アクティビティの傾向を元に、ユーザーが普段とは異なる傾向でレポートを実行またはエクスポートしたかどうかを調査します。もしユーザのレポートアクティビティが普段とは異なる傾向であった場合、脅威検知イベントとしてその内容がログとして記録されます。システム管理者は生成されたログにより組織内の異常な行動について感知することができ、ログ内容を確認することで検知された行動が本当に悪意のあるものであったかどうかを確認していくことができます。API 異常レポートの異常と同じく、過去90日分のユーザのAPI生成とその周辺アクティビティの傾向を元に、ユーザーが普段とは異なる傾向でAPIを利用していないかどうかを調査します。脅威検知アプリケーションの設定方法脅威検知機能には、アプリケーションランチャーからアクセスができる専用のアプリケーションが用意されています。この脅威検知アプリケーションにアクセスし、組織内で発生した脅威検知イベントを確認するためには、以下の手順を実施して管理ユーザに表示できるようにしておく必要があります。イベントマネージャを使用して、4種類の脅威検知イベント (CredentialStuffingEvent, SessionHijackingEvent, ReportAnomalyEvent, ApiAnomalyEvent) のストリーミングとストレージを有効にします。詳細な手順はこちらの記事をご確認ください。Salesforce ライセンスに関連付けられた権限セットを作成します。権限セットについてはこちらの記事をご確認ください。権限セットの [システム権限] ページを編集し、[脅威検知イベントを表示] 権限を有効にします脅威検知アプリケーションを管理するユーザにこの権限セットを割り当てます。脅威検知アプリケーションを使用する各ユーザプロファイルの [タブの設定] を編集し、5 つのタブの表示を指定します。5 つのタブは、[セッションハイジャックイベントストア]、[クレデンシャルスタッフィングイベントストア]、[レポート異常イベントストア]、[API 異常イベントストア]、[脅威検知フィードバック] です。たとえば、システム管理者は通常 UI を使ってあらゆる機能にアクセスするため、システム管理者プロファイルでは 5 つのすべてのタブの表示を [デフォルトで表示] に設定します。脅威検知管理者プロファイルを作成した場合も、同じ表示を設定します。標準ユーザがフィードバックを表示できないようにする場合は、標準ユーザプロファイルの [脅威検知フィードバック] の表示を [タブを隠す] に設定します。[設定] で、[クイック検索] ボックスに「アプリケーションマネージャ」と入力し、Lightning Experience アプリケーションマネージャに移動します。脅威検知アプリケーションの右側にあるドロップダウンボックスで [編集] を選択し、このアプリケーションを編集します。もし [タブの選択] セクションに手順.5で設定した 5 つのタブが含まれていない場合は、適宜 [選択されたタブ] へ移動させます。[プロファイルへの割り当て] セクションで、脅威検知アプリケーションを表示可能にするプロファイルを選択し、設定を保存します。トランザクションセキュリティによる管理者への通知設定イベントモニタリングに含まれる「トランザクションセキュリティ」機能を利用し、脅威検知イベントを対象としたトランザクションセキュリティポリシーを作成することによって、新たに脅威検知イベントが生成された際に管理者に対してメールやアプリ内通知によってアラートをあげることができます。これにより、管理者は脅威検知アプリケーションの内容を確認し、新たな脅威が発生していないか定期的に確認する必要がなくなります。以下の例では、セッションハイジャックイベントが生成された際に、管理者に対してメール通知およびアプリケーション内通知を行うポリシーを条件ビルダーを用いて作成します。[設定] で、[クイック検索] ボックスに「トランザクション」と入力し、トランザクションセキュリティポリシーに移動します。(初回のみ) トランザクションセキュリティ画面の [有効化] ボタンをクリックします。新しくトランザクションセキュリティポリシーを作成するため、[新規] ボタンをクリックします。GUI操作でポリシーを作成していく場合は [条件ビルダー] を、予めトランザクションセキュリティ用に作成したApexクラスを指定する場合は [Apex] を選択します。(今回は条件ビルダーでの作成方法で解説します)ポリシー作成画面より、以下の条件を設定し、[次へ] をクリックします。[行動]:セッションハイジャックイベントストア[条件ロジック]:すべての条件に一致 (AND)※今回、設定する条件は1つのみなのでロジックどれでもOKです[条件]: “スコア” >= “0”アクション設定画面にて、以下の条件を設定し、[完了] をクリックします。[アクション]:なし[通知]:メール内通知・アプリケーション内通知のチェックをON[受信者]: 脅威検知イベントの通知を受け取る管理者を指定[名前]:Session Hijacking Trigger Alert※作成したポリシーの内容が分かる名前を任意につけてください[状況]: 有効ポリシーが有効な状態で、脅威検知機能により新たにセッションハイジャックイベントが生成された際には、以下のようなメール通知・アプリケーション内通知が指定された管理者に対して送信されます。各々のイベントが発生した場合、前述の通りクレデンシャルスタッフィングおよびセッションハイジャックについては既にシステムによって自動で対処は完了していますが、再度同様の攻撃を受け続けないためにも、該当ユーザに対して使いまわしているパスワードがないかどうかのヒアリングや、利用端末に対するウイルスチェックの実施などを行うことで、根治対処を行うことも重要となります。同様に、レポートの異常やAPI 異常についても該当ユーザへのオペレーション内容の確認やイベントモニタリングで生成されたログの確認を行うことで本当に脅威となるアクティビティであったかどうか確認を実施します。これらの調査については、以下のヘルプページが用意されておりますので合わせてご参照ください。セッションハイジャックの調査クレデンシャルスタッフィングの調査レポートの異常の調査API 要求の異常の調査機械学習アルゴリズムへのフィードバック脅威検出イベントが生成された後は、その検知内容が適切であったかどうか管理者によって機械学習アルゴリズムに対してフィードバックを送信することができます。不正なアクセスを正しく検知できていた(正検知)という場合と、通常の業務内容などによって発生した検知であり、不正なアクセスではなかった(誤検知)という場合の両方のケース対して送信が可能になっており、こまめにフィードバックを行うことで脅威検出機能の検知精度を高めることができます。詳細はこちらのヘルプをご確認ください。フィードバックを送信したい、誤検知となった脅威検出イベントへアクセスし、右上の [Provide Feedback] をクリックします。指定した脅威検出イベントの内容について Malicious(悪意あり)、Suspicious(疑わしい)、Not a Threat(脅威ではない)、Unknown(不明)の4つから選択し、保存ボタンを押してください。学習ツールHelp - 脅威検知Help - 脅威検知イベントの表示とフィードバックの提供Help - 拡張トランザクションセキュリティTrailhead - 拡張トランザクションセキュリティまとめ脅威検知機能により、Salesforce組織に発生した脅威を顕在化させることができ、組織の管理者はこれらに気付くことで追加の対応や対策を検討するきっかけを得ることが出来るようになります。ただし、本機能の活用に当たってはログの有効化やトランザクションセキュリティポリシーの活用など、いくつか事前に準備を行っておくことが重要となりますので、本記事をきっかけに対応を進めていただけると幸いです。
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この記事で学べること標準機能と比較して、拡張トランザクションセキュリティで何ができるのか学べます。拡張トランザクションセキュリティとはリアルタイムイベントを活用して特定条件にマッチする操作をブロックする、管理者へ通知をする、あるいは高保証セッションではないユーザに多要素認証を要求することを可能にする機能です。条件が記載される設定をトランザクションセキュリティポリシー(以下、ポリシー)と呼びます。誰に何をさせて良いかといった権限周りの設定は標準機能のプロファイルや権限セットで実施することが基本ですが、拡張トランザクションセキュリティを利用することでより細やかにユーザに禁止させたい操作、管理者へ通知をさせたい操作等について条件設定ができる様になります。トランザクションセキュリティポリシーの実装に当たっては、ローコードで実装できる条件ビルダーとプロコードでのApex実装と2種類の方法が用意されています。どちらをご利用いただく場合でもトレイルヘッドの拡張トランザクションセキュリティを確認いただくことで作成方法を学ぶことができます。ここからは拡張トランザクションセキュリティで設定できる各ポリシーについて、そもそもプロファイルでどの様な制御ができるのか、そしてどの様な場合に本機能の実装を検討するべきなのかを記載していきます。条件ビルダーで設定できる条件については各ポリシーのリンク先をご確認ください。Apexを利用する際にはApex を使用する拡張トランザクションセキュリティポリシーの作成をご参照ください。ApiEventポリシーユーザは外部のアプリケーションと連携する等の目的でAPIを利用することができます。標準機能ではプロファイルで[システム管理者権限]配下の[APIの有効化]をオフにすることですべてのAPIの使用をブロックすることができます。本ポリシーは[APIの有効化]権限を持つユーザに対して更に細やかに参照系APIの使用条件を定めて利用させたい場合、あるいは条件にマッチする利用があった時に通知を受けたい場合に実装を検討します。BulkApiResultEventStoreポリシーBulk APIの実行結果は[設定]画面で[一括データ読み込みジョブ]を開く事で確認することができます。標準機能ではプロファイルで[システム管理者権限]配下の[データインテグレーションの管理]、[APIの有効化]、[設定・定義を参照する]のいずれかをオフにすることで[一括データ読み込みジョブ]へのアクセスをブロックすることができます。本ポリシーは上記3つの権限を持つユーザに対してさらに細やかにBulk APIのダウンロード実行結果へのアクセス条件を定めたい場合、あるいは条件にマッチする利用があった時に通知を受けたい場合に実装を検討します。Bulk APIの実行を制御をするポリシーではない点にご注意ください。ListViewEventポリシーユーザはリストビューからデータを一覧で表示することができます。標準機能では参照権限を持つオブジェクトに対するリストビューの閲覧を制限する機能はありません。本ポリシーは特定の条件にマッチするリストビューを表示をさせたくない、あるいは条件にマッチする利用があった時に通知を受けたい場合に実装を検討します。LoginEventポリシーユーザはアプリケーションを利用するためにログインをする必要があります。標準機能ではユーザの無効化及び凍結の機能を用いてログインをブロックすることができます。またプロファイルで[ログインIPアドレスの制限]や[ログイン時間帯の制限]の制限をかけることもできます。更にはログインフロー用いてログインの制限をかけることも可能です。本ポリシーはログインフローで使用するフローに馴染みがなく、レポートやリストビューの条件設定のように簡単に設定管理できる条件ビルダーを使用したい場合や、逆に複雑なポリシーや処理をApexでコーディングしたい場合に実装を検討します。ReportEventポリシーユーザはレポート機能を利用してデータを表示、またはデータをエクスポートすることができます。標準機能ではプロファイルで[一般ユーザ権限]配下の[レポートの実行]をオフにすることでレポートの使用を制限することができます。また[レポートのエクスポート]をオフにすることでエクスポートのブロックも可能です。本ポリシーはレポートの機能自体をブロックするのではなく、特定の条件にマッチするレポートの使用やエクスポートをブロックしたい場合や通知を受けたい場合に実装を検討します。PermissionSetEventStoreポリシーユーザに権限を割り当てる機能に権限セットがあります。標準機能ではプロファイルで[システム管理者権限]配下の[権限セットの割り当て]をオフにすることで権限セットの割り当てをブロックすることができます。また[プロファイルと権限セットの管理]をオフにすることで権限セットの作成をブロックすることもできます。本ポリシーはヘルプサイトに記載のある特定の権限を制御(有効化や無効化またはユーザへの割り当てや割り当て解除)したい場合、特定の条件にマッチする権限セットの操作をブロックしたい場合、あるいは条件にマッチする利用があった時に通知を受けたい場合に実装を検討します。脅威検知に関するポリシー類標準機能で脅威検知に関するイベントの通知を受ける機能はありません。脅威検知のイベントが発生した通知を受けたい場合に本機能の実装を検討します。併せて脅威検知の利用開始の記事もご確認ください。ApiAnomalyEventStore ポリシーCredentialStuffingEventStore ポリシーReportAnomalyEventStore ポリシーSessionHijackingEventStore ポリシー学習ツールヘルプ:拡張トランザクションセキュリティヘルプ:Apex を使用する拡張トランザクションセキュリティポリシーの作成トレイルヘッド:拡張トランザクションセキュリティまとめトランザクションセキュリティでは、標準機能の権限コントロールでは実現できない細かい条件設定によってブロックだけではなく、通知を要求するなどのアクションをローコートの条件ビルダーや複雑な条件設定をプロコードのApexで実装できます。
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この記事で学べること効果測定の方法効果測定の結果から、次に取り組む施策や、必要な機能の検討方法新たに取り入れる機能の設定時に役立つリソース効果測定をいつ、どのように行うか理解するステップ2で決めた指標をもとに、3ヶ月から6ヶ月単位で結果を振り返りましょう。例えば、ステップ2でご紹介した指標「生産性」は、改善しているのかを確認します。改善していない場合には、クローズ時間(「コールセンター指標ダッシュボード」の「今年度のクローズ時間」)とクローズ件数(「コールセンター指標ダッシュボード」の「今年度のクローズ件数」)のどちらに起因しているのかを振り返ります。効果測定の結果をもとに、次に取り組む施策や、必要な機能を検討する続いて、振り返りの結果を元に、今後の進め方を決めましょう。①生産性が伸び悩んでいる、もっと改善していきたい場合ステップ2でご紹介した「コールセンター業務における重要な指標を理解する」を参照し、結果が出ていない原因を探り、根本原因を特定して、改善アクションにつなげていきましょう。あわせて下記の「生産性向上のための機能リスト」を確認して、新たに取り入れるService Cloudの機能を決めましょう。②結果が出ている、または出始めている場合引き続き、現在の運用を続けましょう。さらに効果を出すために、生産性向上以外の観点で、効果を高める施策を検討しましょう。ここでは、2つの観点から例をご紹介します。観点① 顧客体験の向上顧客体験向上のための、Service Cloudを利用した取り組みを2つご紹介します。1つ目はチャネルの選択肢を広げる取り組みです。お客様の好みやタイミングによって、好きなチャネルを選んでお問い合わせできると嬉しいですよね。Service Cloudには、電話・メール・Webフォームといったチャネルはもちろん、チャットやEinsteinボットもあります。チャット(有人)をご利用いただくことで、お客様はリアルタイムでの問合せや問題解決ができるようになります。また、Einsteinボットをご利用いただくことで、簡単な質問やよくある質問は、AIが24時間リアルタイムに対応できますので、よりスピーディな問題解決を実現します。さらに、Einsteinボットからチャット(有人)へはシームレスにつなげることも可能です。ボットが対応できなかった問題をオペレータにそのまま引き継ぐことで、オペレータは、より複雑な問題に注力することができるといったメリットもあります。2つ目は、お客様のスピーディな自己解決を実現する取り組みです。一般的に、81%の顧客がサポート窓口へ連絡するために自己解決を試みるといわれています。問合せをすることなく、自己解決できるようになりますので、顧客満足度の向上につながります。Service Cloudでは、顧客向けのFAQサイトをポイント&クリックで作成することが可能です。すでにナレッジを社内で利用している場合には、問題解決に役立つであろうナレッジにチェックをいれるだけで、お客様向けに外部公開することが可能です。(事前にExperiene Cloudでサイトを作成する必要があります)観点② 売り上げへの貢献最近のコールセンターでは「コストセンターからプロフィットセンターへ」をテーマに、多くの企業が「売り上げへの貢献」に取り組まれています。売り上げへの貢献においては、他の部門と情報を密に共有し、スムーズな連携をすることが重要です。Service Cloudを利用して、顧客の興味や関心事、お困りごとを迅速に連携し、ビジネスに活かすにはどうすべきでしょうか。例えば、Chatter 機能を利用して、問合せ内容を営業部門に共有することで、訪問のネタとして活かしたり、クロスセルやアップセルなどにつなげることが可能です。また、レポート機能を利用して、問合せ傾向を把握することで、お客様のニーズに応じた商品開発や販売活動に活かすことも可能です。新たに取り入れる機能・設定に役立つリソースを知る新たに取り入れるService Cloudの機能が決まったら設定しましょう。設定時のお困り事は、ぜひ下記リソースから自己学習・お問い合わせをお願いします。ヘルプドキュメントService Cloud 活用コンテンツマップ(Service Cloud・ナレッジ)Service Cloud パートナー活用相談室Trailblazers Communityエキスパートコーチングの動画(Premierのご契約者様限定) エキスパートコーチングの個別のフォローアップセッションテクニカルサポート まとめ効果測定の方法や、結果を元にした、次に取り組むべき施策の検討方法は理解できましたか?効果創出のために、ぜひ定期的に効果測定を行い、改善や新たな取り組みの検討をお願いします。新たに取り組みを実施する際には、ステップ4の運用ルールの再策定と、ステップ5のトレーニングの実施もお願いします。
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この記事で学べることイベントモニタリングに含まれるトランザクションセキュリティ機能により、お客様はご自身で定義されたルールに沿って、組織内の特定のアクセスを検知・遮断することができるようになります。本記事では、このトランザクションセキュリティ機能を使い始めるにあたってどのような用途で活用できるのか、実際の条件例を交えながら具体的なポリシー例をご紹介します。(おさらい) イベントモニタリングに含まれる2種類のログの違いイベントモニタリングライセンスには、以下2種類のログが含まれます。リアルタイムイベントモニタリング:セキュリティインシデントの発生ログとレコードへのアクセスログイベントモニタリング:イベント発生 / エラー / パフォーマンス分析用のイベントログこの2種類のログの違いの詳細については、以下の記事をご参照ください。イベントモニタリングとはこのうち、今回ご説明するトランザクションセキュリティポリシーはリアルタイムイベントモニタリングログを利用します。トランザクションセキュリティ機能の概要については、以下の記事をご参照ください。トランザクションセキュリティとは条件ビルダーによるポリシー作成例ApiEvent ポリシー例[特定のオブジェクトにて照会に○○ミリ秒以上かかったAPIクエリを検出]ポリシー設定 (“リード”オブジェクトの例)イベント: ApiEvent条件ロジック: すべての条件に一致 (AND)条件: 条件 / 演算子 / 値照会されるエンティティ / [次の文字列と一致する] / “Lead” (任意のオブジェクト名)Elapsed Time / [>=] / “1,000” (任意の経過ミリ秒)[2つ以上の特定のオブジェクトのデータローダによるエクスポートの検出]ポリシー設定 (“取引先責任者”もしくは“リード”オブジェクトの例)イベント: ApiEvent条件ロジック: カスタム条件ロジックに一致 → (1 OR 2) AND 3 AND 4条件: 条件 / 演算子 / 値1. 照会されるエンティティ / [次の文字列と一致する] / “Contact” (任意のオブジェクト名)2. 照会されるエンティティ / [次の文字列と一致する] / “Lead” (任意のオブジェクト名)3. クエリ / [次の文字列と一致する] / “Select”4. Client / [次の文字列で始まる] / “DataLoader”ListViewEvent ポリシー例[APIを使用して照会されたリストビューの検出]ポリシー設定イベント: ListViewEvent条件ロジック: すべての条件に一致 (AND)条件: 条件 / 演算子 / 値イベントソース / [次の文字列と一致する] / “API”メモ: API の代わりに Classic または Lightning を指定することで、UIを利用したリストビューの照会についても追跡することができます。[2つ以上の特定のオブジェクトのリストビュー実行の検出]ポリシー設定 (“取引先責任者”もしくは“リード”オブジェクトの例)イベント: ListViewEvent条件ロジック: いずれかの条件に一致 (OR)条件: 条件 / 演算子 / 値照会されるエンティティ / [次の文字列と一致する] / “Contact” (任意のオブジェクト名)照会されるエンティティ / [次の文字列と一致する] / “Lead” (任意のオブジェクト名)[特定ドメインのユーザによるすべてのレコードもしくは特定のリストビュー実行の検出]ポリシー設定イベント: ListViewEvent条件ロジック: カスタム条件ロジックに一致 → (1 OR 2) AND 3条件: 条件 / 演算子 / 値1. 範囲 / [次の文字列と一致する] / “Everything”2. 名前 / [次の文字列と一致する] / “SuperSecureListView” (任意のリストビュー名)3. ユーザ名 / [次の文字列で終わる] / “@spy.mycompany.com” (任意のドメイン名)LoginEvent ポリシー例[特定のIPアドレスからのログインを検出]ポリシー設定イベント: LoginEvent条件ロジック: すべての条件に一致 (AND)条件: 条件 / 演算子 / 値アクセス元 IP / [次の文字列と一致する] / “12.34.56.78” (任意のIPアドレス)メモ: [次の文字列で始まる] や [次の文字列を含む] 演算子を使用することで、特定のIPアドレス以外にも、社内ネットワークなど特定のサブネットに所属するIPアドレスからのログインを追跡することができます。[特定のブラウザからのログインを検出]ポリシー設定イベント: LoginEvent条件ロジック: すべての条件に一致 (AND)条件: 条件 / 演算子 / 値ブラウザ / [次の文字列を含む] / “Chrome” (任意のブラウザ名)メモ: 文字列を変えることで、Safari や Firefox ブラウザからのログインについても追跡することもできます。ReportEvent ポリシー例[特定のオブジェクトで○○件以上のレコードを表示したレポート実行の検出]ポリシー設定 (“リード”オブジェクトの例)イベント: ReportEvent条件ロジック: すべての条件に一致 (AND)条件: 条件 / 演算子 / 値処理行 / [>=] / “2,000”照会されるエンティティ / [次の文字列と一致する] / “Lead” (任意のオブジェクト名)[出力にメールアドレスが含まれる列を持つレポート実行の検出]ポリシー設定イベント: ReportEvent条件ロジック: すべての条件に一致 (AND)条件: 条件 / 演算子 / 値列名 / [次の文字列を含む] / “Email” (任意の列名)メモ: [次の文字列を含む] 演算子を使用することで、Email、Customer Email、 Email of Customer など、列名に“Email”を含む項目を全て当てはめることができます。[2つ以上の特定のオブジェクトを元にしたレポートのエクスポートの検出]ポリシー設定 (“取引先責任者”もしくは“リード”オブジェクトの例)イベント: ReportEvent条件ロジック: カスタム条件ロジックに一致 → (1 OR 2) AND 3条件: 条件 / 演算子 / 値1. 照会されるエンティティ / [次の文字列と一致する] / “Contact” (任意のオブジェクト名)2. 照会されるエンティティ / [次の文字列と一致する] / “Lead” (任意のオブジェクト名)3. 演算子 / [次の文字列と一致する] / “ReportExported”[高保証セッションレベルセキュリティがないセッションからの機密レポート参照を検出]ポリシー設定イベント: ReportEvent条件ロジック: カスタム条件ロジックに一致 → (1 OR 2) AND 3条件: 条件 / 演算子 / 値セッションレベル / [次の文字列と一致する] / “LOW”セッションレベル / [次の文字列と一致する] / “STANDARD”名前 / [次の文字列を含む] / “AccountList” (任意のレポート名)PermissionSetEvent ポリシー例[“パスワード無期限”権限のユーザへの割り当てを検出]ポリシー設定イベント: PermissionSetEvent条件ロジック: すべての条件に一致 (AND)条件: 条件 / 演算子 / 値権限リスト / [次の文字列を含む] / “PasswordNeverExpires”演算子 / [次の文字列と一致する] / “AssignedToUsers”Apexによるポリシー作成例ReportEvent ポリシー例[特定のプロファイルに属するユーザによるレポートのエクスポートを検出]ポリシー設定イベント: ReportExportApexコード例global class BlockSpecificProfileReportExport implements TxnSecurity.EventCondition { public boolean evaluate(SObject event) { switch on event{ when ReportEvent reportEvent { return evaluate(reportEvent); } when null { return false; } when else{ return false; } } } private boolean evaluate(ReportEvent reportEvent) { // Retrieve User's profile id. User results = [SELECT Id, ProfileId FROM User WHERE Id = :reportEvent.UserId]; // Check ProfileId and report export operation. if (results.ProfileId.equals('00eXXXXXXXXXXXXXX') && reportEvent.Operation.contains('ReportExport')) { return true; } return false; }}学習ツール拡張トランザクションセキュリティポリシーの種別条件ビルダーの例Apex トランザクションセキュリティの高度な実装例まとめトランザクションセキュリティを活用することにより、プロファイルや権限セットでは表現できないような細かなユーザアクセスの検出や制御を実現し、リアルタイムで検知・遮断することが可能となります。条件ビルダーでは画面操作により誰でも簡単にポリシーを作成することができる一方で、より複雑な要件に対してはApexコードによるコーディングを用いたポリシーの作成にも対応しており、用途やシステム管理者の習熟度に応じて使い分けることが出来るようになっています。
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AppExchangeのアプリでSalesforceをもっと便利に使う
AppExchangeとは、Salesforce上もしくはSalesforceと連携して動くビジネスアプリを提供するマーケットプレイスです。 What is the APPEXCHANGE?(日本語)AppExchangeで提供されているアプリはあらゆる業種、あらゆる業務で Salesforceの拡張を実現することができます。他の部門・業務と連携したい標準機能で解決できない問題がある自社にあったパートナーを見つけたい上記のような時、自社でアプリを開発やカスタマイズすることもできますが、AppExchangeを利用することで手軽にSalesforceに機能を追加・拡張することができます。アプリ導入までのステップ1. 現状を分析し、達成したい目標を決める解決したい問題、対象となる期間を明確化し、予算を決めます。アプリには有料と無料のものがあるので、 予算内で解決したい問題にアプローチできるもの、Salesforce環境に適しているもの、このような点を判断基準にどれが組織に適しているか検討します。2. レビューやトライアル機能の活用各アプリには概要やレビュー、特長などが記載されているので、インストールする前に確認しましょう。アプリによって、機能制限・無料のトライアルなども体験できるので、こちらも活用してみてください。※AppExchange には、機能制限トライアルと無料トライアルの2つのオプションがあります。機能制限トライアルプロバイダが設定した参照のみの Developer Edition 組織でソリューションを体験できます。無料トライアル制限期間内に書き込み可能な Developer Edition 組織でソリューションを体験できます。機能制限トライアルとは異なり、組織をカスタマイズでき、購入を決定した場合はそのまま使用を継続できます。3. テスト環境にインストールするアプリが決まったら、まずはテスト環境 (無償のDeveloper EditionやSandboxなど) にインストールします。インストールすることで、他のインストール済みのアプリケーションや実行済みのカスタマイズに支障が出ないことを確認します。4. 導入効果や活用事例を調査導入後にコスト以上の成果を出せるか組織の「売上」の向上につながるのか導入することで効率化・コスト削減になるのかこのような点を具体的な数値で算出し、どのような使い方をしたら効果を最大限に発揮できるのか、活用事例も参考にしてみましょう。今回はDeveloper Editionに「今日から使えるサクセスダッシュボード Lightning Experience版」をインストールしてみたいと思います。インストール手順1. AppExchangeにログイン検索バーで対象のアプリを検索します。Salesforce環境にログイン後、画面の左上にある [アプリケーションランチャー]|[AppExchangeにアクセス]をクリックしてもAppExchangeにアクセスすることが可能です。2. [今すぐ入手]をクリックしてインストール「このパッケージをどこにインストールしますか?」と表示が出るので、本番環境またはSandboxを選択します。今回はDeveloper Editionにインストールするので、本番環境を選択します。ここで注意です。※インストール先のSalesforce環境を確認しましょう。別の環境にログインしている状態でインストールをしてしまうと、その環境にインストールされてしまうので、別の環境にログインしている場合は必ずログアウトしてからインストールしてください。3. インストールの詳細選択インストールする際にコンポーネント名が競合している場合はどうするか、利用する権限を誰に割り当てるかを、ここで選択します。インストールするユーザが明確でない場合は、[管理者のみのインストール]にしましょう。他のユーザに対してのアクセス権はいつでも付与することができます。インストール結果はシステム管理者にメールでも通知されます。※インストールが完了するまで数分時間がかかります。4. インストール済みパッケージを確認インストールが完了し、環境にログインすると「インストール済みパッケージ」の画面になります。ここでインストールが完了しているかを確認します。パッケージ名から[コンポーネントを表示]をクリックすると、インストールされた内容を確認することができます。5. レポート・ダッシュボードを確認ダッシュボードには新しく「SFDC_Success_Dashboard_LEX」というフォルダが追加されています。「06.商談マネジメント(マネージャ向け)【LEX】」をクリックすると、レポートとダッシュボードがすでに作成されています。これをテンプレートとして活用することで、1から作成する手間が省けますし、初心者ユーザの方でも簡単にレポートとダッシュボードを作成することができそうですね。オススメアプリAppExchangeのサイト上では、Trailblazerのオススメアプリなど、実際の業務でよく使われているアプリが紹介されています。またセールスフォース社員の無償オススメアプリでは、システム管理者の力強いサポートとなる“Sガイダンス”や、検索をより簡単に便利にする“Record Hunter”(通称レコハン)など、カスタマーサクセス部全体で現在ホットなAppExchange無償アプリをご紹介させて頂いています。考慮事項アプリは有料と無料のものがある開発環境など複数の環境を保持している場合、インストール先のSalesforce環境を確認する必要がある学習ツールAppExchange の基礎(Trailhead)AppExchange アプリケーションのインストールができない(ヘルプページ)まとめAppExchange のアプリはすべて、安全基準を満たしベストプラクティスと確認されたうえで公開されているので安心してご利用いただけます。特定業界向けのアプリや拡張アプリなど多数用意されているので、上記オススメアプリなども参考にしながら、組織にあったAppExchangeアプリをぜひ探しみてください。
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Account Engagement Lightning アプリケーション有効化ガイド
この記事で学べることAccount Engagement Lightning アプリケーションの有効化の手順はじめに現在Account Engagementにアクセスする方法は以下の 2 つがあります。Account Engagement Lightning アプリケーション(以降は AELA と表記)(アプリケーションランチャーには「Account Engagement (B2B Marketing オートメーション)」と表示)Account Engagement スタンドアローンアプリケーション(Account Engagementを単体で利用する場合)*注意:AELA は、Salesforceライセンス(Sales Cloud、Service Cloud、CRM)または Identity ライセンスユーザの利用が前提となります。Communityライセンスユーザでは利用できません。割り当てるSalesforceライセンスが不足する場合は、弊社担当営業までご連絡ください。このドキュメントは、AELA の有効化について、画面付きで解説します。手順*各画像はクリックで拡大表示できます*既にAccount EngagementとSalesforceをコネクターで接続済み、ユーザ同士も接続済みであることが前提です1. Salesforce組織 で AELA を有効化する・ヘルプ記事:ユーザーへの Account Engagement Lightning アプリケーションへのアクセス権の付与 (ステップ2の内容)Salesforce管理者ユーザにて、右上の歯車アイコンより [設定] に入り、[ホーム] タブ> [Account Engagement] メニュー> [設定アシスタント] メニューを開き、[Account Engagement Lightning アプリケーションの有効化] のスイッチを [オン] にします2. ユーザプロファイルに b2bma_canvas 接続アプリケーションを割り当てる・ヘルプ記事:ユーザーへの Account Engagement Lightning アプリケーションへのアクセス権の付与 (ステップ3の内容)Salesforce設定の [ユーザ] > [アプリケーション] メニュー> [接続アプリケーション]メニュー> [接続アプリケーションを管理する] メニューに入り、[b2bma_canvas] 接続アプリケーションの名前のリンクをクリックしますまずは、[許可されているユーザ] 設定項目が「管理者が承認したユーザは事前承認済み」となっていることを確認します(これ以外の場合は、画面上部の [ポリシーを編集] ボタンより編集モードに入り変更します)[許可されているユーザ] 設定項目が「管理者が承認したユーザは事前承認済み」になっている状態で、下部の [プロファイル] 関連リストに、対象とするユーザに割り当てられたプロファイルを [プロファイルを管理する] ボタンより追加します(既に登録されている場合は対応不要)3. ユーザに 「Account Engagement ユーザー」、「Sales Cloud ユーザー」、「Service Cloud ユーザー」、または「CRM ユーザー」 のいずれかの権限セットを割り当てる・ヘルプ記事:ユーザーへの Account Engagement Lightning アプリケーションへのアクセス権の付与 (ステップ4の内容)続けて、Salesforce設定の [ユーザ] > [権限セット] メニューに入り、[Sales Cloud ユーザ]、[Service Cloud ユーザ]、または [CRM ユーザ] 権限セットの名前のリンクをクリックします(以下は [Sales Cloud ユーザ] を例にしています)[割り当ての管理] ボタンをクリックします[割り当てを追加] ボタンをクリックしますAELA を使用したいユーザを選択して、[割り当て] ボタンをクリックします4. ユーザプロファイルに対するAELA と Account Engagement 関連タブへのアクセス権の割り当てを確認・付与する・ヘルプ記事:アプリケーションランチャーに Account Engagement Lightning アプリケーションタイルが表示されない・ヘルプ記事:Account Engagement Lightning アプリケーションの使用時に上部のナビゲーションバーに一部のタブが表示されない*[拡張プロファイルユーザインターフェース] オプションがオンの場合の設定方法です*[拡張プロファイルユーザインターフェース] オプションは、以下で有効化できますまずは [ユーザ] メニュー> [プロファイル] メニューに入り、対象ユーザに割り当てられたプロファイルの名前リンクをクリックし、設定ページに入ります[割り当てられたアプリケーション] リンクをクリックします[Account Engagement (standard__PardotAppV1)] に [参照可能] チェックが入っていることを確認しますチェックが入っていない場合は、[編集] ボタンで編集モードに入り、チェックを入れて保存しますその際、ログイン時にデフォルトで表示されるアプリケーション指定されたい場合は、[デフォルト] にもチェックを入れます上部の [割り当てられたアプリケーション] プルダウンから、[オブジェクト設定] 画面に切り替えますオブジェクト一覧にて、以下の AELA 関連タブの [タブの設定] が「デフォルトで表示」となっていることを確認しますタブ名表示メニュー1見込み客プロスペクト、リード、取引先責任者、ビジターなど2ダッシュボードSalesforceの標準「ダッシュボード」タブとは異なる3Account Engagementキャンペーン4Account Engagementメールドラフト、スケジュール済み、送信済みなど5オートメーションEngagement Studio、オートメーションルールなど6コンテンツフォーム・フォームハンドラー、ランディングページなど7Account Engagement レポートキャンペーン、接続アプリケーションなど8Account Engagement 設定アカウント設定、オブジェクトと項目の設定など9ランディングページAccount Engagement Lightning 拡張ランディングページビルダー(詳細はこちら)10メールテンプレートAccount Engagement Lightning 拡張メールテンプレートビルダー(詳細はこちら)11メールコンテンツAccount Engagement Lightning 拡張メールビルダー・送信機能(詳細はこちら)12各種 "Engage〜" タブSalesforce Engageライセンスで利用可能な各種Engage機能上記画面にて、「タブを隠す」「デフォルトで非表示」となっている場合は、各タブ名リンクをクリックし、[編集] ボタンより編集モードに切り替え変更します5. AELA にデフォルトで表示させたいタブを定義する・ヘルプ記事:アプリのナビゲーションメニューにタブの追加最後に、ユーザが AELA にアクセスした際、デフォルト固定で表示されるタブを管理者にて定義します*ここで定義したタブは、全ユーザに取捨選択不可の状態で、共通でデフォルト表示されます*ユーザごとにタブの取捨選択をさせたい場合は、こちらでは設定せず、各ユーザにてこちらのヘルプを参考に追加・削除します[アプリケーション] メニュー> [アプリケーションマネージャ] メニューに入り、Account Engagement (PardotAppV1) にて [編集] モードに入ります[ナビゲーション項目] メニューに入り、[選択可能な項目] から、各種 AELA 関連タブを選択し、右三角アイコンで [選択済みの項目] に移動させ、上下三角アイコンにて並び替え(上から下の並びで、Salesforce画面上、左から右への順で表示される)を行い、[保存] します以上で、ユーザに対する AELA の有効化は完了です。お困りの場合上記手順通りに設定しても、AELA へアクセスできない場合は、Account Engagement サポートへお問い合わせください。・ヘルプ記事:Account Engagement サポートへのお問い合わせ方法
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この記事で学べることSalesforce活用リソースの全体像各活用リソースの特徴とおすすめコンテンツこの記事のゴールこの記事のゴールは「活用リソースの種類と使い方を理解する」ことです。そのために、以下4ステップで進めていきます。おすすめの活用リソースの全体像各活用リソースの特徴申し込みの前に!指定連絡先の登録方法についてまずはこの2つを押さえておこう!特におすすめの活用リソースおすすめの活用リソース全体像Salesforceはお客様の状況やニーズに応じて、さまざまな学習リソースをご用意しております。現時点ですべてのリソースを理解する必要はありませんが、どのようなリソースがあり、どのようなシーンで活用ができるのか、困ったときにこのページに立ち返ることができるよう、まずは全体感を把握しましょう。次に、各リソースの特徴をご紹介します。各活用リソースの特徴①自分のペースで学びたい場合Trailhead無料のオンライン学習サービス『Trailhead』は、ゲーム感覚で楽しみながらスキルアップができる学習コンテンツです。学びたいコースや難易度を選択可能で、クイズに答えるだけでなく、実際にSales Cloudを触って学習することもできます。コースを修了するとポイントやバッジを取得できて、ソーシャル上で公開することも可能です。ユーザーの学習ニーズに合わせて、ピンポイントでトピックを学べる「モジュール」、アプリやシステム開発を実践的にガイドする「プロジェクト」、体系的かつ効率的に学べる「トレイル」という 3 つの学習方法があります。▼ まずはSales Cloudのいろは(基本)を学びたい、という方におすすめのモジュールはこちら!・Trailhead 『Sales Cloudの基本』モジュール・Trailhead『Sales Cloudのロールアウト戦略』モジュールサクセスナビ今ご覧いただいている『サクセスナビ』はSalesforce初心者の方から上級者の方まで日本の皆さまに使っていただける情報をギュッと詰め込んだ、Salesforceの百科事典です。製品別の機能を学べるコンテンツや、各製品の利用開始の段階で役立つはじめてガイド、ユーザー事例、コミュニティ、動画を使った活用リソースやウェブセミナーなど、さまざまなリソースにアクセスが可能です。また、見出しの注目の記事から、最新情報を取得できます。製品別に記事が整理されており、キーワード検索もできるため、関連したコンテンツにすぐにアクセスが可能です。ぜひURLをブックマークし、いつでもページにアクセスできるようにしておきましょう。▼ おすすめの記事はこちら!・サクセスナビ『はじめてガイド』・サクセスナビ『ユーザー事例』②Salesforceをお使いのユーザー同士で情報交換や他社事例を参考に学びたい場合オンラインコミュニティ『オンラインコミュニティ』は、Salesforceユーザー、開発者、パートナーが集まってSalesforceに関する知識を共有し、相互支援をする場所です。Salesforceの製品やサービスに関する情報を提供するだけでなく、Salesforceユーザーグループやローカルイベントの情報、Salesforceコミュニティでのボランティア活動なども提供しています。まずはコミュニティに参加して、他社事例を検索したり、活用に関する疑問などを投稿してみましょう。▼ Salesforce初心者〜上級者まで、全ての方におすすめのコミュニティはこちら!・オンラインコミュニティグループ『カスタマーサクセス日本』・オンラインコミュニティグループ『質問広場』③Salesforceの担当者にお困りごとを相談したい場合エキスパートコーチングエキスパートコーチングとは、Salesforce製品別のビジネス課題の解決ノウハウ・ベストプラクティスをご紹介しているもので、現在60種類以上のメニューが用意されています。各製品の対応メニューは、エキスパートコーチングメニューリストよりご確認いただけます。自社のビジネス課題を解決するために、この機能を使いたいが、実現可能か?よりよい活用方法はないか?など弊社エキスパートへ直接ご相談をされたい場合は、弊社エキスパートとの1:1のフォローアップセッションや個別セッションをお申し込みください。(※1:1のセッションはPremier Success Plan限定でご提供しているサービスとなります。)▼ Sales Cloud初心者向けのおすすめ学習メニューはこちら!・エキスパートコーチングメニュー『Sales Cloudアドミン基礎』・エキスパートコーチングメニュー『レポート&ダッシュボード クイックスタート』※個別セッションはPremier Success Plan限定Premier活用相談室(Premier Success Plan限定)『こんな機能を活用したいが、適切な相談窓口や、学習リソースはないか?定着化で課題を抱えているが、何からはじめたらよいか?など、『どこから手をつけたらいいかわからない』『問い合わせ先がわからない』という時にご利用いただけます。お申し込みはこちらのイベントカレンダーから※すでに満席の場合、イベントカレンダーに表示されない仕組みとなっております。その場合は数日後に改めてイベントカレンダーをご確認ください。サポートへのお問い合わせご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアがお客様のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせ申し込みの前に!指定連絡先の登録方法についてエキスパートコーチングやテクニカルサポートをご利用いただくためには、「指定連絡先(DC)」の設定が必要です。指定連絡先(DC)の概要や設定方法については、以下のヘルプ記事をご参照ください。ナレッジ記事:Salesforce ヘルプの指定連絡先の作成と管理まずはこの2つを押さえておこう!特におすすめの活用リソースここまで、さまざまなリソースをご紹介しましたが、特に弊社のエキスパートがご支援させていただく以下2つのリソースは、Sales Cloudの導入において成功をされたお客様の中でも利用頻度が高いリソースです。特に運用開始に向けて様々な場面でご活用いただけるリソースとなっておりますので、まずはこの2つのリソースについての概要及び利用方法を理解しておきましょう。機能の概要や、活用方法を学習したい場合エキスパートコーチングの受講がおすすめです。まずは、エキスパートコーチングメニューリストをご確認の上、ご購入製品の対応メニューをご確認ください。オンデマンド動画メニューについて、動画をご視聴後、エキスパートによる1:1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。個別セッションメニューについても、同様の手順でお申し込み可能です。(Premier Success Planをご契約のお客様限定となります) こちらの手順 に沿って、お申し込みください。※:1:1の個別セッション、およびオンデマンド動画視聴後のフォローアップセッションはPremier Success Planをご契約のお客様限定となりますので、予めご了承ください。具体的な設定方法や技術的な問題が生じた場合ご不明点やエラーの解消に関するお問い合わせ、具体的な設定方法や機能に関するご質問がある場合は、テクニカルサポートにお問合せいただくことで、弊社サポートエンジニアがお客様のSalesforce環境や状況を確認の上、具体的な手順のご案内など解決に向けたご案内を行います。Salesforceをご利用いただく多くのお客様の中で最も利用頻度の高いサポートリソースとなりますので、必ず問い合わせ方法を確認/把握しておきましょう。■テクニカルサポートへのお問い合わせ方法ナレッジ記事:Salesforce ヘルプでのお問い合わせの作成方法また、お客様に対してサポート品質向上のためのアンケートを実施させていただいております。1分程度で完了するアンケートになりますので、ぜひご協力をお願いいたします。※製品に関するご意見などは別途担当営業へご連絡いただくか、アンケートのコメント欄に記載をお願いいたします。学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:はじめようSales CloudまとめSalesforce活用リソースの種類と使い方を理解できましたか?まずは自分にあったリソースからはじめて、より効果的に活用していきましょう!スキル習得に役立つオンライン学習サイト『Trailhead』Salesforceの定着化・活用ノウハウの百科事典『サクセスナビ』他社ユーザーと情報交換ができる『オンラインコミュニティ』製品の機能活用方法を学べる『エキスパートコーチング』製品の活用方法や定着化の課題など幅広く相談できる『Premier活用相談室』技術的な質問を解消する『テクニカルサポート』次の記事:基本構造と基本的な用語を理解しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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※フォローアップセッションと個別セッションはAccount Engagement PremierもしくはSignature Success Planをご契約のお客様がお申込みいただけます。※オンデマンド動画視聴後に1:1 のフォローアップセッションの実施が可能です。ご希望の際は、オンデマンド動画の最後に表示されるご案内からお申し込みください。活用のステップに沿って基本を学ぶプログラムはじめにはじめようSales Cloud[オンデマンド] Sales Cloudのご利用をこれから始める、または新たにSales Cloud推進のご担当になったお客様向けに、必ず最初に押さえておきたい活用リソースやセキュリティに関する情報、Sales Cloud運用開始までの活用ステップについてご説明します。基本理解Sales Cloud アドミン基礎[1対1] 「リード」や「商談」といったSales Cloudの主要オブジェクトについてや、項目の作成・権限設定などの基本的なカスタマイズの手法について学びます。全体を通して、新任のシステム管理者の方が先ず理解するべきポイントを絞ってご説明します。計画策定~要件定義Sales Cloud オンボーディング(KPI・フェーズ設計)[オンデマンド] Sales Cloud実装に必要である以下の内容を主にご紹介します。・実現したいゴール・ゴール実現に必要な取り組みと、取り組みを可視化するための指標・今後のリリース計画・商談フェーズ・取り組みを可視化するために必要な機能実装簡単設定支援プログラム[オンライン集合型セッション] Sales Cloudの初期設定をされるシステム管理者向けに、週に1回の頻度で行う3週間の簡単設定支援プログラムです。Salesforce のエキスパートが、Salesforceの基本的な設定方法、実装における検討ポイント、データの入力更新方法(インポート含む)を紹介します。Sales Cloudの導入に必要な実践的なスキルと、導入後に活用できるリソースを学びます。 1週間に1回、全3週間の Webを通じた集合型研修となります。運用検討~運用開始Strategy & Planning:レビュー:活用度向上支援(SFA 運用ルール、トレーニング、定着化プラン)[オンデマンド] SFAの活用・定着において重要な8つのポイントのうち、以下5つのポイントについて詳細をご案内します。・運用ルール・トレーニング・機能改善・定着化プラン・効果測定Strategy & Planning:レビュー:活用診断(SFA)[1対1] ヒアリングセッションを通して、自社のSalesforce活用度と課題、活用促進のためにとるべきアクションを確認する事ができます。活用を後押しするプログラム標準機能・オブジェクトの活用取引先データの管理[オンデマンド] 取引先のデータを効果的に管理する方法を詳しく説明いたします。取引先の区別の設定方法や、取引先の階層などを標準機能を使いつつ、ユースケースについて説明いたします。商談の管理[オンデマンド] 商談の標準機能や設定方法、および商談を効率的に管理する方法を説明致します。セールスプロセスを商談フェーズにマッピングする設定や、どのダッシュボードが商談の分析を始めるかにあたって役立つかについて学習します。また、商談のワークスペース、パス、Kanbanなどの機能を使用して商談追跡のために最適化を自社でどう行うかについてご相談いただけます。活動の管理[オンデマンド] 営業活動を管理するためのオブジェクト「活動(ToDo、行動)」について詳しく説明致します。目標達成に向けたアクションを実施しているかを評価する、取引先との関係性を活動の有無で判断するなど、活動管理のベストプラクティスについてもご紹介致します。リードの管理[オンデマンド] リードを活用のベストプラクティスと、各種リード固有の概念をご説明致します。(リードワークスペース、リードの変換、リードの割り当てなど)また、リード管理業務を最適化する方法や、現場ユーザのリード管理を節約する方法等についてご説明致します。パスの設定[1対1] 商談成約までのサイクルを短縮するためにパス機能を活用しましょう。このプログラムでは、御社のセールスプロセスを文書化し、パス機能を設定するためのご支援をします。また営業チームがより効果的に商談を管理するためにパスをどのように役立てられるのかをご説明します。キャンペーン管理[オンデマンド] キャンペーンを有効に使い、販促施策の効果測定を可能にするための方法についてご説明致します。キャンペーン階層、キャンペーンメンバー、レポートとダッシュボードの作成方法や、リード管理プロセスでキャンペーンを使用すべき理由を学習します。リードまたは商談ワークスペースの設定[1対1] 営業ユーザ向けワークスペースの設定を御社の営業プロセスに合わせて最適化するための戦略とベストプラクティス、および設定方法をご説明します。なお商談ワークスペースとリードワークスペースの設定ステップは共通ですので、お客様のご要望に応じていずれかのワークスペース設定についてガイドさせていただきます。商談管理での商品と価格表[1対1] Sales Cloudの商品と価格表の宣言型機能を使用すると、営業担当者による見積作成を効率化できます。このエキスパートによるコーチングセッションでは、商品、価格表、収益スケジュール、見積がどのように役立つかを学習します。ライブデモでは、商品と価格表を商談管理でどのように使用できるかを説明します。また、ベストプラクティスを提供し、役立つ既成のリソースを確認します。売上予測とパイプラインインスペクションの活用[オンデマンド] Sales Cloudの売上予測の機能やパイプラインインスペクションをこれから利用を始める、また活用方法を知りたいお客様に向けて、機能の概要と活用方法、初期設定の方法をご説明します。チームの売上着地予想や商談のパイプラインの管理で便利にご利用いただける売上予測とパイプラインインスペクションの理解を深めていただけます。Einstein活動キャプチャの設定[オンデマンド] Einstein活動キャプチャを使用して、GmailまたはOutlookにおけるメール及び行動を自動的にSalesforceに関連付けることで、営業担当のデータ入力時間を削減し、生産性を向上する方法について説明します。当プログラムでは概要・設定方法・活用方法について、デモンストレーションを用いて解説を行います。分析機能の活用レポート&ダッシュボードクイックスタート[オンデマンド] レポートやダッシュボード作成の基礎を学びます。組織内のデータをレポート、ダッシュボード化する際の設定方法や、ユースケース等について詳しくご説明致します。※応用レベルの知識を習得されたい方は、「レポート&ダッシュボード レベルアップ」をご利用ください。レポート&ダッシュボード レベルアップ[オンデマンド] こちらのプログラムでは、レポートやダッシュボード作成の基礎を習得済みの方に、さらなるレベルアップを目指していただくための高度な機能とユースケースを詳しくご説明します。※このエキスパートコーチングは中上級者向けの、応用レベルの内容となっています。基礎レベルの知識を習得されたい方は、「レポート&ダッシュボード クイックスタート」をご利用ください。メールとの連携Outlookインテグレーションの設定[オンデマンド] Outlookインテグレーションの概要と利用におけるメリット、設定方法について解説します。Outlookインテグレーションを利用することで、メール(Outlook)の情報をSalesforceのレコードに迅速に紐付け/書き換えを行うことができます。営業担当の生産性向上とデータ精度の向上を実現します。Salesforce InboxとOutlookインテグレーションの設定[オンデマンド] OutlookインテグレーションならびにSalesforce Inboxの概要と利用におけるメリット、設定方法について解説します。OutlookインテグレーションとSalesforce Inboxを利用することで、メール(Outlook)の情報をSalesforceのレコードに迅速に紐付け/書き換えを行うことができます。営業担当の生産性向上とデータ精度の向上を実現しますGmailインテグレーションの設定[オンデマンド] Gmailインテグレーションの概要と利用におけるメリット、設定方法について解説します。Gmailインテグレーションを利用することで、メール(Gmail)の情報をSalesforceのレコードに迅速に紐付け/書き換えを行うことができます。営業担当の生産性向上とデータ精度の向上を実現します。Salesforce InboxとGmailインテグレーションの設定[オンデマンド] GmailインテグレーションならびにSalesforce Inboxの概要と利用におけるメリット、設定方法について解説します。GmailインテグレーションとSalesforce Inboxを利用することで、メール(Gmail)の情報をSalesforceのレコードに迅速に紐付け/書き換えを行うことができます。営業担当の生産性向上とデータ精度の向上を実現します。データ品質の担保重複レコードの防止[1対1] 高いデータ品質を継続的に維持していくことは、お客様の業務効率やサービスの品質向上に大きく貢献します。本コースの学習を通じ、お客様は、Salesforceにおいて、顧客データの重複を除去してデータベースの質を保つ方法や、重複データの存在に起因する業務上の様々な問題を防止する方法を理解できます。Salesforceデータ品質管理[オンデマンド] データ品質を担保するための5つの取り組み(プロファイリング、クレンジング、正規化/標準化、重複排除・マージ、モニタリング)や、データガバナンスの体制づくりについて学びます。本コースを通し、顧客データの品質を維持・向上させる考え方や手法の習得ができ、信頼性の高いデータをもとにした、品質の高い顧客サービスの検討・実施に役立ちます。Einsteinの設定Sales Cloud Einstein[オンデマンド] SalesforceのAI機能群「Einstein」の中で、Sales Cloud Einsteinが提供する機能の概要を紹介します。Sales Cloud Einsteinは、リード獲得、パイプライン創出、商談成約に至るまでの各営業プロセスをカバーする様々な機能を有しています。また、Einsteinを営業組織全体に展開する方法についても説明します。活用度や設定の診断Sales Cloud ヘルスチェック(リード/商談/取引先)[1対1] Sales Cloudの機能活用状況をヒアリングし、現状の診断と、更なる効果創出のための推奨事項の提示を行います。【本セッションで扱うテーマ】・リード管理・商談/パイプライン管理・取引先/取引先責任者の管理「はじめようPremier」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べることSalesforceモバイルアプリケーションについてスキマ時間にスマートフォン、またはタブレットから情報を更新、外出先からでも社内の最新情報を把握する方法モバイルの活用で期待できることSalesforceモバイルアプリケーションを活用することで期待できるメリットを3つ挙げてみます。1. 情報共有や意思決定の迅速化訪問先で発生した対応依頼や、質問をChatterに投稿することで、社内有識者に協力を得ながら迅速な解決へ導くことができる。2. データ品質の向上訪問直後に商談や取引先責任者を最新の情報に更新することで、指示やアクションの遅れ、入力漏れといったリスクが軽減され、タイムリーで正確な情報連携が可能。3. 営業担当の業務軽減移動などのスキマ時間でのスケジュール確認、営業活動管理をすることができるため業務の効率化につながる。日報を書くためだけに帰社する必要がなくなり、外出先から日報を作成、そのまま共有できる。あくまでモバイルは移動中やスキマ時間を有効活用して、いつでも・どこでも・簡単に操作することが目的です。そのため、パソコン上で行えるすべての業務をモバイル化するのではなく、モバイル化してメリットがある業務のみに絞ることがポイントです。モバイルの画面設定次に、モバイルアプリを使用する際の画面設定についていくつかご紹介します。※今回はデスクトップとスマートフォン両方の画面キャプチャを用いて説明します。ナビゲーションメニュースマートフォンでSalesforceモバイルを開き、下部のナビゲーションバーから[メニュー]をクリックします。モバイルアプリのナビゲーション項目は、アプリケーションランチャーでユーザがMobile Onlyを開いているか、Lightning アプリケーションを開いているのかによって異なります。Mobile Onlyナビゲーション項目は、モバイルアプリだけの並び・表示に設定することができます。デスクトップの[設定]|[Salesforceナビゲーション]よりカスタマイズ可能です。Lightning アプリケーション:セールスユーザがLightningアプリケーションに切り替えると、パソコンのデスクトップナビゲーションタブは、モバイルのナビゲーションメニューと同期されます。モバイルアプリ独自のナビゲーション項目や表示順番にしたい場合は「Mobile Only」、デスクトップと同じ、見慣れた画面にしたい場合は「Lightning アプリケーション」のいずれかを選択することをおすすめします。また、どちらもナビゲーションメニューの上から4つの項目は画面下部のナビゲーションバーにも表示されるため、頻繁に使用する項目を上から4つめまでに配置することがモバイルアプリを操作する際に重要となります。クイックアクションよく使う操作を「ボタン」として配置することで、ページ間の移動をしなくても効率的に情報の入力を行えるようになります。クイックアクションはオブジェクト固有のクイックアクションと、グローバルクイックアクションの2種類あります。使い分けるポイントとして、他のレコードとリレーションのあるレコードを作成するか、アクションをどこに表示するか、があります。クイックアクションの操作手順や詳細についてはこちらの記事をご覧ください。オブジェクト固有のクイックアクションページを移動することなく対象のレコードページ上で関連情報を入力することができます。行動、ToDo、または親子・参照関係にあるオブジェクトを対象オブジェクトとしてレコードの作成、特定のレコードの更新、定義した方法によるレコードの操作を行うことが可能です。今回は商談レコードから直接、「新規工数管理(正社員)」レコードを作成できるように設定しています。グローバルクイックアクショングローバルクイックアクションは、アクションをサポートするほぼすべてのページに追加できます。オブジェクトレコードを作成することはできますが、主従関係の従オブジェクトであるオブジェクトのレコードは作成できない点が、オブジェクト固有のクイックアクションとは異なります。 モバイル画面では画面上部のアクションバーまたはアクションメニューに表示されるため、頻繁に使用するアクションをグローバルクイックアクションとして設定することで、どの画面からでもモバイルユーザは1タップでクイックアクションを実行することができます。今回は訪問するたびに入力を行う「お客様アンケート」というグローバルクイックアクションを作成しています。Lightning アプリケーションビルダーSalesforceモバイルアプリケーションまたは Lightning Experienceで使用するカスタムページを作成できるツールのことです。今回は営業担当に毎朝確認してほしい情報を集めた、「毎朝チェック」というLightningアプリケーションを作成します。デスクトップの[設定]|[Lightning アプリケーションビルダー]よりカスタマイズ可能です。コンポーネントとしてChatterフィード・レポートグラフ・最近使用したレコードの3つを追加しています。Lightningアプリケーションビルダー画面の、赤枠で囲んだところをクリックすると、電話やタブレットといった端末の画面に切り替えて表示することができます。コンポーネントの配置が完了したら、[保存]と[有効化]をクリックします。有効化画面で「ページの設定」が完了したら、[モバイルナビゲーション]タブ|[ページをメニューに追加]をクリックしましょう。ここではSalesforceモバイルで作成した「毎朝チェック」というLightningアプリケーションをどこに配置するのかを決めます。毎朝必ず、営業担当に確認してもらいたい情報なので、「毎朝チェック」を一番上に配置します。では、Salesforceモバイルでどのように表示されているか確認してみましょう。※スクロールした画面を2つのキャプチャに分けています。画面下部のナビゲーションバーに「毎朝チェック」が表示され、このように必ず確認してもらいたい情報をピックアップし、1つの画面に集約することで忙しい営業担当は移動時間やスキマ時間を使って必要な情報をひと目で確認することができますね。考慮事項Salesforce モバイルアプリケーションのインストールが必要学習ツールSalesforce モバイルアプリケーションの基礎(Trailhead)Salesforce モバイルアプリケーション(ヘルプドキュメント)まとめこれまでは、訪問先からオフィスに戻って、訪問記録や日報などを提出したりしていましたが、モバイルアプリを活用することで、訪問の合間や移動時間を使って、Salesforceに情報を入力することができます。また、不明点やお客様からの問い合わせに対しても、帰社せずにその場で対応ができるので、レスポンスよく対応することができます。生産性や業務効率が向上することに加え、お客様対応のクオリティも上げることができますので、ぜひSalesforceモバイルアプリケーションを活用してみてください。
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(2024年7月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/kY7erA3iQscqZPmf6qvWKE全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 7 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。こちらは、2024 年 7 月のトピックです。本記事では、先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は、Summer ’24 リリースノートの更新情報です。今回は 6 月 17 日以降の更新情報です。更新情報の中から現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。No.28 Review Updated URLs for List Viewsリストビューページの URL の書式変更に関する情報です。リストビューページの URL の書式変更に関して、ID ではなく API 名が使用される旨、リリースノートに追記されました。リストビュー URL の詳細に依存しているビジネスプロセスを確認し、更新してください。No.29 Give Feedback on Copilot ResponsesEinstein Copilot に関する情報です。Einstein Copilot の回答に対して、Salesforce へフィードバック出来る機能についてのリリースノートが追加されました。No.30 See Records from Different Objects in Einstein Copilot’s Responsesこちらも Einstein Copilot に関する情報です。複数の異なるオブジェクトを参照した Einstein Copilot からの回答を、ひとまとめにした状態で表示されるようになった旨のリリースノートが追加されました。No.31 Hide Global Search for Specific Lightning AppsSalesforce Mobile アプリに関する情報です。Salesforce Mobile アプリケーションの Lightning アプリケーションにおいて、グローバル検索を非表示にできるようになった旨のリリースノートが追加されました。No.32 Run Flows in Bot User Context (Release Update)Einstein Bot に関する情報です。ボットで開始されたフローについて、ボットに紐付けられたユーザーのプロファイルや権限セット・共有ルールに基づいて、フローのオブジェクトや項目に対するアクセス権が決定されるリリース更新の強制適用時期が Winter ’25 に延期された旨がリリースノートに追加されました。No.33,34 Organize and Find Records Easily with Personal Labelsレコードに付与できる独自のラベルについての情報です。Summer ’24 で、ユーザーは独自のラベルをレコードに適用して、必要なレコードをすばやく簡単に整理、追跡、検索できるようになりましたが、本機能はカスタムオブジェクトでも使用できること、ページレイアウトの編集はできないことがリリースノートに明記されました。また、表示ラベルオブジェクトに関する制限についてもリリースノートに追記されました。各ユーザーは、1 レコードにつき最大 20 個、合計最大 200 個のラベルを作成できます。 ユーザーは各ラベルを最大 500 件のレコードに割り当てることができます。No.35 Keep Routing Work During Service DegradationService Cloud でのオムニチャンネルルーティングに関する情報です。拡張オムニチャネルのフォールバック・モードを有効にすると、オムニチャンネルルーティングサービスが停止中でも、ルーティング作業を継続する機能のリリースノートが追加されました。No.36,37 Focus More Easily with the Latest Visual Refresh in Sales CloudLightningExperience の UI に関する情報です。Sales Cloud の Professional Edition と Enterprise Edition において、Summer ’24 以降の新規組織では最新の UI がデフォルトで提供される旨のリリースノートが追加されました。こちらは、設定で元の UI に戻すことも可能です。また、こちらのユーザーインターフェースの利用可能日付が追記されました。No.38 Enable LWC Stacked Modals (Release Update)Lightning Web Component に関する情報です。参照項目からレコードを作成する際、動的フォームを使用することができるのは標準アクションのみ、という注意事項がリリースノートに追加されました。No.39,40 Work with Data Cloud in a Sandbox Org (Beta)DataCloud に関する情報です。Data Cloud の機能を Sandbox でテストおよび調査できるようになる旨のリリースノートが追加されました。また、Sandbox の利用可能日が変更されました。No.41 Org Size Limit for Activity 360 ReportingEinstein for Sales に関する情報です。Activity 360 レポートを利用できるのは、取引先、取引先責任者、契約、リード、商談レコードの合計が 150 万件までの組織であるというリリースノートが追加されました。No.42 Disable Ref ID and Transition to New Email Threading Behavior (Release Update)メール to ケースの Lightning スレッドに関する情報です。メール to ケースにおいて、Lightningスレッドに移行する際のベストプラクティスが追記されました。No.43 Unify Knowledge from Various Sources in Salesforce (Generally Available)ナレッジに関する情報です。SharePoint 等のサードパーティシステムのナレッジ記事を Salesforce に取り込む機能である統合ナレッジの多言語サポートに関するリリースノートが追加されました。No.44 Geo-Aware LLM Request Routing Is Available in the Einstein Generative AI PlatformEinstein に関する情報です。Einstein 生成 AI プラットフォームは、大規模言語モデル(LLM)API リクエストを、Einstein 生成 AI プラットフォームのインスタンスがある場所に最も近い LLM プロバイダーのエンドポイントにルーティングするようになったことが、リリースノートに追加されました。No.45 Increase Sandbox Security with Inactive User FreezingSandbox に関する情報です。Summer ’25 で順次リリースされる、Sandbox のユーザー自動凍結機能について、影響を受けるユーザーとなぜこのプロセスを実行するのかについての詳細がリリースノートに追加されました。Sandbox 作成や更新、コピーののち、60 日以内にログインしていないユーザーは凍結されます。No.46 Select Who Has Sandbox Access for Production Orgs with 60 or More Public Groupsこちらも Sandobox に関する情報です。本番組織で 60 以上の公開グループがある場合でも、公開グループを通じて Sandbox へのアクセスを提供する機能を利用可能である旨のリリースノートが追加されました。No.47 Standard-Volume Platform Events Are Being Retired標準プラットフォームイベントに関する情報です。Summer ’25 に廃止予定である標準プラットフォームイベントについて、近日中に拡張プラットフォームイベントへの移行が必要ですが、今回のリリースノートに移行に関するナレッジのリンクが追加されました。No.48 Answer Questions Easily with Knowledge and Generative AIEinstein Bot に関する情報です。Einstein Bot において、ナレッジと生成 AI で質問に簡単に答える機能の名称が「Generative Knowledge Answers」に変更になりました。No.49 Monitor Product Consumption in Near Real-Time with Digital WalletYour Account に関する情報です。Your Account アプリから Digital Wallet へアクセスできる機能についてリリースノートに追加されました。No.50 Power Your Generative AI Using Anthropic Models with Prompt BuilderData Cloud に関する情報です。Einstein Studio で Anthropic Large Language Models (LLM) が利用可能になった旨がリリースノートに追加されました。No.51 Power Your Generative AI with Google Gemini and Prompt Builderこちら Data Cloud に関する情報です。Einstein Studio で Google Gemini Pro Large Language Model (LLM) が使用可能になったこ旨がリリースノートに追加されました。以上が、6 月 17 日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化に関する更新情報です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定を記載しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、こちらに記載されている日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが予定されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべき IP アドレスとドメインに関する更新情報です。7 月 5 日に「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」のナレッジに更新がございました。新たにイスラエルの IP アドレスが追加されています。IP アドレス許可リストを使われているお客様は、新しい IP アドレスの追加作業をお願いします。関連リンクSalesforce の IP アドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、リリース更新に関する情報です。Winter ’25 で、さまざまなリリース更新の強制適用が予定されています。実際に強制適用されるリリース更新については、本番環境の設定画面にございます[リリース更新]の画面をご確認ください。ここでは、影響度が高いと考えられるものをピックアップしてご紹介します。更新されたコンテンツセキュリティポリシー (CSP) ディレクティブの採用クロスサイトスクリプティングや他のコードインジェクション攻撃を防止するために、Salesforce は Lightning ページに配信済みの CSP ディレクティブを更新します。この変更に備えて影響を確認し、信頼済み URL を更新してください。この更新により、外部でホストされているフォントや画像が読み込まれなくなったり、Lightning ページ上の iframe で外部 Web サイトが読み込まれなくなる可能性があります。早めに Sandbox で確認をお願いします。メールを送信するための組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスの作成および検証強化されたメールセキュリティ標準に準拠するため、 [組織のメールアドレス] 設定で [デフォルトの No-Reply アドレス] を作成して検証する必要があります。お客様が定義した、組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスがない場合はメールの送信が失敗することがありますので、ご注意ください。関連リンクフローでのセッション ID へのアクセスを無効化呼び出し可能なアクションの部分的な保存の有効化Apex によるフローの起動時の共有ルールの適用 メンテナンス計画の頻度の項目からメンテナンス作業ルールへの移行Field Service をご利用のお客様へ向けた内容です。Winter ’25 で、メンテナンス計画の [頻度] 項目と [頻度種別] 項目は廃止される予定です。そのため、Winter ’25 までにメンテナンス作業ルールへ移行をしていただけますよう、お願いします。関連リンクフローでの従来の Apex アクションのアクセス修飾子の考慮フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡しゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止フローを実行するためのユーザーアクセスの制限 ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化新しい Lightning 記事エディターを使用すると、エディターのサイズを調整したり、文字数をカウントするツールを利用可能になるなど、生産性の向上が見込めます。一方で、エディターの見た目や搭載機能が異なりますので、現場のユーザー様が混乱しないよう、事前周知をしておくことをお勧めします。REST API を使用した外部クライアントアプリケーション OAuth コンシューマーログイン情報へのアクセスこのリリース更新は、メタデータ API を使用してコンシューマーログイン情報にアクセスしている既存の外部クライアントアプリケーションのユーザーに適用されます。このリリース更新を有効にすると、Connect REST API の credentials エンドポイントからコンシューマーシークレットにアクセスすることが可能になり、推奨されるセキュリティ標準に準拠することができます。Winter '25 以降はメタデータ API を介してコンシューマーシークレットにアクセスできなくなるので、早めの確認をお願いします。関連リンクREST API を介してフローをユーザーコンテキストで実行ボットユーザーコンテキストでフローの実行続いて、その他の更新です。拡張ドメイン提供後のリダイレクトについてです。現在、拡張ドメイン適用前の URL へアクセスすると新しい URL へリダイレクトされますが、Winter '25( 2024 年 10 月)にリダイレクトは停止される予定です。まだ対応されていないお客様は関連リンクの参考リソースをご確認のうえ、早めの対応をお願い致します。関連リンク:拡張ドメインのスケジュールSalesforce の拡張ドメインに関するよくある質問拡張ドメインの有効化とその準備(サクセスナビ)次は、機能の廃止に関する情報です。一点、更新がございます。Einstein Vision and Language APIs Retirement についての更新です。こちらは明示的な廃止時期はなく、既存契約の終了日までは 「Einstein Vision および Language」 をご利用いただけます。これらの機能を引き続きご利用いただく場合は、既存契約の有効期限が切れる前に サードパーティのソリューションに移行する必要があります。こちらは再掲となります。Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止が、Summer '25( 2025 年 6 月)に予定されています。Salesforce Platform API の更新作業は、Salesforce 以外のシステムでの作業が必要となります。対応に時間がかかることが想定されますので、対象のお客様には Salesforce からメール通知も行われております。内容をご確認のうえ早めの対応をお願い致します。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラス Apex トリガ Visualforce ページ フロープロセスビルダーカスタムボタン S コントロール Salesforce B2B Commerce for Visualforce Apex RESTSOAP Web Services 続いて、従来のチャットと Live Agent の廃止です。こちらも再掲となりますが、重要なお知らせになりますので再度お知らせ致します。従来のチャットや Live Agent をご利用中のお客様は、既に製品コミュニケーションメールを受けとられていると思います。これらの機能は、2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。そのため、早めにアプリ内および Web のメッセージングへの移行計画を立てていただくことを推奨致します。アプリ内および Web のメッセージングは、私たちの生活でよく利用している非同期チャットを利用できます。それ以外にも、双方向でファイルのやりとりができたり、顔文字が使えたりと Live Agent ではできなかった多くの機能をご利用いただけます。対象のお客様におかれましては、早めのご対応をお願い致します。また、今回、参考リソースとして、サクセスナビの「チャットおよび Live Agent の廃止」が追加されておりますので、ぜひご確認ください。関連リンクリリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:Chat & Live Agent Retirement(チャットおよび Live Agent の廃止)サクセスナビ:チャットおよび Live Agent の廃止最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。7 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年11月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/MGWxVq9EGMw21gZFtYibGb全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 11 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 11 月のトピックはこちらです。本動画では、先月との差分である赤字の部分について、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションです。Winter ’25 のリリースに関する情報です。サクセスナビの「Winter ’25 注目の新機能」ページに日本語版 Release Overview Deck が追加されました。「リリースノートではイメージが湧かない・・・」というお客様は、視覚的にわかりやすくなっていますので、ぜひご確認ください。関連リンクSalesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Winter ’25サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’25 Release NotesRelease Overview DeckFeature MatrixWinter '25 Release HighlightsRelease Site続いて、Winter ‘25のリリースノート更新情報です。今月は 10 月 14 日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.35 Enhance Flexibility and Reusability in Prompt Flows (Release Update)まずは、新しく追加されたリリース更新に関する情報です。「プロンプトフローの柔軟性と再利用性を強化」というリリース更新が追加されました。強制適用時期はSpring '25です。この更新を適用すると、テンプレートトリガープロンプトフローから Flexの種別の プロンプトテンプレートを指定することはできなくなります。フローは 1 つのプロンプトテンプレート種別に制限されなくなるため、代わりに、手動入力を使用するテンプレートトリガープロンプトフローを作成する必要があります。この更新を有効にする前に、Flex プロンプトテンプレート種別を参照する既存のフローがある場合には、手動入力を使用するように更新する必要があります。No. 36 Close Deals Faster with a Seller-Focused Mobile App (Generally Available)Salesforceモバイルアプリケーションに関する情報です。Salesforceモバイルアプリケーションの設定画面に[販売業者向けセールスモバイル環境]のオプションが追加されました。販売業者向けセールスモバイル環境は、重要な情報を今まで以上に簡単に参照および更新したり、スワイプでお客様へ連絡を行うなどして商談を円滑に進めることができます。また、Agentforce(旧 Copilot )も利用可能です。No.37 Identify and Update Instanced Legacy Hostnamesリダイレクトに関する情報です。以前のSalesforceドメインへのアクセスを確認できるようにするため、Salesforce では、インスタンス名を含む拡張ドメインではないホスト名に対するリダイレクトとリダイレクトログを有効にしました。 Spring '25 で旧 URL から新しい URL へのリダイレクトが停止されますので、それまでに、影響を受けるホスト名への参照を見つけて更新してください。No.38 Disable Redirections for Legacy Hostnames私のドメインの設定に関する情報です。[私のドメイン]の[リダイレクト]セクションが変更され、拡張ドメインがリリースされる前に[私のドメイン]を設定していなかった本番組織で、[Redirect legacy (non-enhanced) My Domain hostnames] の設定を使用できるようになりました。No.39 Enable LWC Stacked Modals (Release Update)リリース更新に関する情報です。「LWC スタックモーダルの有効化」のリリース更新によって、レコード作成または編集モーダルで多数の項目を操作する場合のパフォーマンスが向上しますが、一部のモーダル動作に小さな変更が加えられます。今回のリリースノートの更新では、参照項目経由でレコードを作成した場合、[保存して新規作成] ボタンが表示されなくなるとの記述が削除されました。No.40 Maintain Access to the Outlook IntegrationOutlook インテグレーションに関する情報です。Microsoft 社 は、Outlook インテグレーションに影響を与えるレガシー機能を廃止する予定です。 Outlook インテグレーションへのアクセスを維持するには、Microsoft 365 の管理者と協力して、これらの変更がリリースされる前にMicrosoft 社による Salesforce Outlook インテグレーション 2024 の更新というナレッジを参考に対応をお願いします。No.41 Scale Your Sales Funnel with Agentforce SDRSales Cloud 用の新しい AI エージェントに関するリリースノートが追加されました。Agentforce SDR は、確度の高いリードを営業担当者に引き渡したり、ミーティングの予約の提案などをすることができます。日本語提供時期は未定です。No.42 Coach Sales Reps at Scale with Agentforce Sales Coach営業担当者をコーチングする AI エージェントに関するリリースノートが追加されました。 Sales Coach Agent は、セールスピッチやロールプレイセッションを分析して、営業担当者がより効果的に案件を進められるよう、オーダーメイドのフィードバックを提供します。日本語提供時期は未定です。No.43 Verify SAML Integrations (Release Update)リリース更新に関する情報です。「SAML インテグレーションを検証」のリリース更新の強制適用時期が Summer ’25 に延期されました。このリリース更新を適用すると、複数設定 SAML フレームワークのみがサポートされるようになります。No.44 Update the Salesforce Authenticator App to Version 4.3Salesforce Authenticator に関する情報です。サポートされる Salesforce Authenticator のバージョンが 4.3 であることを記載したリリースノートが追加されました。No.45 Use Einstein Work Summaries for Voice in More Languages (Generally Available)Einstein 作業概要に関する情報です。Voice で作業概要を使用できる言語(日本語含む)追加された旨のリリースノートが追加されました。No.46 Scale Communication with Expanded Session Limitsメッセージングセッションの制限に関する情報です。同時に実行できるアウトバウンドメッセージングセッションの上限が 3,000 から 4,000 に増加しました。同時アクティブセッション数(インバウンドとアウトバウンド含む)の上限は 11,000 のままです。No.47 Turn On Lightning Article Editor and Article Personalization for Knowledge (Release Update)リリース更新に関する情報です。「ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化」のリリース更新の強制適用日は 2025 年 6 月 1 日に延期されました。本リリース更新を有効にすると、新しい Lightning 記事エディターを使用したり、記事のパーソナライズを利用できます。No.48 : Upgrade Data Storage in Developer and Developer Pro SandboxesSandbox のデータストレージに関する情報です。Developer と Developer Pro の Sandbox について、データストレージを追加するためのライセンスが提供されるようになったことがリリースノートに追記されました。No.49 : The Campaign Member Status Chart is Being Retiredキャンペーンに関する情報です。キャンペーンレコードの詳細画面に表示される「キャンペーンメンバー」の関連リストにはキャンペーンに追加された顧客の状況を確認するためのグラフが表示されていましたが、Winter’ 25 からグラフは表示されなくなりました。今後はグラフで確認する際にはレポート機能をご活用ください。No.50 : Exclude Organizer-Only Events When Syncing Internal EventsEinstein 活動キャプチャに関する情報です。Einstein 活動キャプチャの「内部行動を同期」という設定が、内部の主催者のみが出席者である行動にも適用されるようになりました。以前は参加者がいない主催者のみの行動は内部の行動とみなされず、「内部行動を同期」の設定状況に関係なく同期されていました。No.51 : Close Deals Faster with a Seller-Focused Mobile App (Generally Available)販売業者向けセールスモバイル環境に関する情報です。Winter ’25 で追加された[販売業者向けセールスモバイル環境] では、モバイルから簡単に取引先、リード、商談などを表示および更新できますが、本機能を利用するための権限がリリースノートに追記されました。No.52 : Monitor Agentforce Service Agent Conversation Consumption with Digital WalletAgentforce Service Agent に関する情報です。Salesforce の自立型 AI エージェントである Agentforce Service Agent は使用量ベースの課金モデルですが、デジタルウォレットを使うことで使用状況を確認できるようになりました。No.53 : Social Customer Service Starter Pack Is Being Retiredソーシャルカスタマーサービス スターターパックに関する情報です。本機能は廃止が予定されており、契約終了日または11 月 18 日のどちらか早い日付にて機能が廃止されることがリリースノートに記載されました。No.54 : Automate Common Contact Center Interactions with Agentforce Service AgentsAgentforce Service Agents に関する情報です。コンタクトセンターにおける顧客からの問合せ業務を自動化できる自立型AI エージェントである Agentforce Service Agents の一般提供が開始されたことがリリースノートに追加されました。No.55 : Upsell Your Business from the Field (Generally Available)Field Service に関する情報です。Field Service モバイル アプリケーションを使って、顧客向けの見積もりを作成できる機能の一般提供が開始されました。No.56 : Mobile Home Tab Setting Is Now on by Defaultモバイルアプリケーションに関する情報です。すべてのプロファイルでタブ設定にある「モバイルホーム」は「デフォルトで表示」に設定されるようになりました。以前はカスタムプロファイルでは「モバイルホーム」は「デフォルトで非表示」となっていました。No.57 : Unlock a 360-Degree Customer View with New Foundational FeaturesSalesforce Foundations に関する情報です。Salesforce Foundations とは、Sales Cloud / Service Cloud / Marketing Cloud / Commerce Cloud / Data Cloud の機能を提供する統合アプリケーションです。本機能が、Sales Cloud / Service Coud / Industries Cloud の組織で提供される旨がリリースノートに記載されました。No.58 : Configure Mobile Publisher Android Push Notifications with Only Two Firebase Filesモバイルパブリッシャーに関する情報です。モバイルパブリッシャーが Android でプッシュ通知できるようにするための構成方法について、リリースノートに情報が追加されています。No.59 : Review and Update Settings to Capture Leads from LinkedIn (Release Update)LinkedIn リードフォームに関するリリース更新に関する情報です。LinkedIn リードフォームから Salesforce にリードを同期している場合は新しい設定を有効にして再設定する必要がありますが、この更新が Sales Cloud のすべてのエディションにて適用される旨がリリースノートに追記されました。No.60 : Connect Unified Knowledge to More SystemsNo.61 : Organize your Knowledge Articles by Mapping Labels to Fields and Data Categories上記の 2 つは統合ナレッジに関する情報です。統合ナレッジは 3rd Party システムのナレッジを Salesforce に取り込むことができます。この機能について大きく3つの更新があります。1つ目は無償トライアルの延長に関する情報、2つ目はサポートするコネクタが追加されたという情報、3つ目は取り込んだナレッジにラベルを付与する機能が追加されたことで、これらの情報が追加されました。以上が、10 月 14 日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定をご紹介しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、上記の日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて Spring ‘25に適用されるリリース更新についてです。Spring ’25 に適用されるリリース更新の中から、影響度が高いと思われるものをピックアップしてご紹介します。影響度が高いと思われるものとして1行目、Sales Engagementの権限セットに関する情報です。Spring '25 からは「Sales Engagement 基本ユーザー」権限セットに Einstein 活動キャプチャへのアクセス権が含まれなくなります。Spring '25以降は、別途「標準 Einstein 活動キャプチャ」権限セットを割り当てる必要がありますのでご注意ください。次に4行目、画面フローに関する情報です。ユーザーが画面フローを完了した時点のリダイレクト先を決定するフロー URL パラメーターの検証が厳格になります。引き続きリダイレクトをさせたい場合は、 [設定] の[信頼できる URL] のリストに対象URLを追加する必要がございますのでご注意ください。関連リンクSales Engagement 基本ユーザーの Einstein 活動キャプチャ権限の変更ICU ロケール形式の有効化LWC スタックモーダルの有効化フローのセキュアなリダイレクトの有効化入力として使用される組み込みの Apex クラスで定義された権限要件の適用 REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用こちらでは一点、更新がございます。上から2行目、複数設定 SAML フレームワークへの移行について、強制適用時期が Spring ’25 から Summer ’25 へ変更となっております。その他、影響度が高いと思われるものとして、上から5行目、送信者検証のための返信先メールアドレスの検証についてご紹介します。メールセキュリティ標準の厳格化に伴い、Spring '25 以降は、[私のメール設定] でメールアドレスを検証する必要があります。Spring '25以降、アドレスが検証されるまで [私のメール設定] の返信先メールアドレスからのメール送信は失敗しますので、すべてのユーザーに [私のメール設定] にアクセスするようご案内ください。リリース更新に関する情報は以上となります。今回取り上げたリリース更新以外にも、既存のカスタマイズに影響を与える可能性があるリリース更新がございますので、リリース更新の内容をご確認ください。関連リンク公開リストビューの表示を編集するときに「ロールおよびロール階層を表示」権限を適用複数設定 SAML フレームワークへの移行要求順序での Apex 一括処理アクションの結果の並び替えすべてのインテリジェンスシグナル種別での Apex で定義された変数の使用送信者検証のための返信先メールアドレスの検証Enhance Flexibility and Reusability in Prompt Flows続いて、その他の更新です。まずは、Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。現在 Classic ナレッジ(記事タイプ)をご利用中のお客様は、Summer ’25 までに、Lightning Knowledge へ移行をお願いします。移行を支援する移行ツールも提供されております。移行ツールご利用に際しては、事前に Full Sandbox で実行して頂くことが必須となっております。移行ツールに関してはリリースノートをご確認ください。その他、Classic ナレッジをご利用にあたって、開発されている場合は移行に際して別途、改修が必要になりますのでご注意ください。Lightning Knowledge では、Agentforce 等の Salesforce が提供している最新機能をご利用頂けますので、是非、前向きに移行の準備をお願いします。関連リンク Lightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、拡張ドメインに関するロードマップです。Winter ’25 で予定通り本番以外の組織で、拡張ドメイン有効化前の旧 URL にアクセスした際の新しい URL へのリダイレクトが停止されました。本番組織のリダイレクトは Spring ’25 で停止予定です。サクセスナビにリダイレクト停止までの推奨アクションがまとめられておりますので、停止に向けた準備にお役立てください。関連リンク Update References to Your Previous Salesforce Domains拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止(サクセスナビ)続いて、機能の廃止です。こちらでは一点、更新がございます。ケイデンスビルダーバージョン 1.0 の廃止ですが、終了時期が 2025 年 6 月となっておりましたが、保留になりました。関連リンク JDK ロケール形式の廃止ケイデンスビルダーバージョン 1.0 の廃止Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止メンテナンス計画の頻度種別項目の廃止ワークフロールール & プロセスビルダーのサポートの廃止チャットおよび Live Agent の廃止Salesforce for Outlook の廃止アドミンアシスト機能の廃止こちらは再掲となります。Salesforce Platform APIバージョン21.0~30.0の廃止が、Summer '25(2025年6月)に予定されています。APIの更新作業は、Salesforce以外のシステムでの作業が必要となります。対応に時間がかかることが想定されますので、対象のお客様にはSalesforceからメール通知も行われております。内容をご確認のうえ早めの対応をお願い致します。関連リンク Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラスApex トリガVisualforce ページフロープロセスビルダーカスタムボタンS コントロール Salesforce B2B Commerce for VisualforceApex RESTSOAP Web Services 最後に、その他の情報です。みなさま、Hyperforce をご存知でしょうか。Hyperforce はAmazon Web Services (AWS) 上に構築された新しい インフラです。皆様の組織は、Salesforce が管理・運営しているインフラで稼働している場合と Hyperforce で稼働している場合があります。数年前からSalesforce では、お客様の組織を順次新しいインフラである Hyperofrce へ移行をしています。Hyperforce への移行に関するメールを受け取られた場合には事前準備が必要になる場合があります。お客様がスムーズに移行いただけるように[Hyperforce アシスタト]という機能が提供されておりますので、ぜひご確認をお願いします。関連リンク ハードコード化された参照の更新Hyperforce の IP 許可リスト登録の望ましい代替案Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するHyperforceアシスタント本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。11 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。