“ダッシュボード”の検索結果
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CRM Analyticsのダッシュボードを作成するには、機能を理解し、実践あるのみ!ダッシュボードの各種機能をマスターできるドリルをご用意しました。CRM Analyticsの機能を知って、ぜひダッシュボードを構築してみてください。
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この記事で学べることダッシュボードで指標管理をするために必要な設定Service Cloudで問合せ対応するために最低限必要な設定ダッシュボードでの指標管理に必要な設定を理解前章では、コールセンター業務における重要指標をご紹介しました。本章では、その重要指標をダッシュボードで可視化する際に必要な設定と、Service Cloudで問合せ対応を開始するのに最低限押さえていただきたい設定をご紹介します。これからご自身で初期設定をされる場合はこちらを参考に設定を進めてください。あるいは初期設定を導入支援パートナーにご依頼される場合は、自社の設定と照らし合わせその設定が必要な理由をご確認ください。またService Cloudを既にご利用されている場合は自社の設定に抜け漏れがないかを改めてご確認ください。ご紹介する中で、まだ利用していない機能があれば、追加で設定するかについてもご検討ください。下記リンクにある「[Service Cloud]初期設定チェックリスト」では、ダッシュボードでの指標管理や問合せ対応の開始に必要な設定と、それぞれがなぜ必要なのか、どう設定するのかをまとめています。まずは、チェックリストに沿って必要な設定ができているかを確認していきましょう。[Service Cloud]初期設定チェックリスト▼イメージ画像(一部抜粋)まとめダッシュボードでの指標管理と、問合せ対応を開始するのに必要な設定は理解できましたか?[Service Cloud]初期設定チェックリストを参考に設定を進めましょう。
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この記事で学べることレポート・ダッシュボードの作り方この記事のゴールこの記事のゴールは「データの可視化機能と可視化手順を理解する」ことです。そのために、以下3ステップで進めていきます。データを可視化する機能各種機能(リストビュー・レポート・レポート)の作り方今日から使えるリソースSales Cloudのデータを可視化する機能データを可視化する主な方法は主に3つあります。機能の違いについて詳しく学びたい場合は「データ分析の機能を理解しましょう」もご確認ください。次からはそれぞれの作成方法を解説していきます。各種機能(リストビュー・レポート・ダッシュボード)の作り方リストビューの作り方リストビューは表示したい内容に応じてデータを絞り込むことができます。レポートの作り方○レポート作成イメージレポートでの表示方法には3つの形式があります。1行1レコードで表示する「表形式」や、特定の項目でグルーピングを行う「サマリー形式」や「マトリックス形式」があります。レポート作成を行うときに検討すべき内容と手順は次の通りです。○レポート作成ステップどのレコードを抽出するのか?どういった条件のレコードを抽出するのか?どの項目をレポートに表示するのか?どの項目を元にグルーピングするのか?どの数値を集計するのか?○レポートの作り方作成手順は次の通りです。1.どのレコードを抽出するのか?2.どういった条件のレコードを抽出するのか?3.どの項目をレポートに表示するのか?4.どの項目を元にグルーピングするのか?5.どの数値を集計するのか?ダッシュボード作成方法○ダッシュボード作成イメージダッシュボードとは複数のレポートを一つにまとめ、各種状況を1画面で確認ができる可視化ツールです。1つの画面上に複数のデータをさまざまなグラフで可視化ができます。ビジネスに関連する指標を並べれば、全体を俯瞰でき意思決定や進捗管理に便利です。ダッシュボードを作成するためには元となるレポートを用意する必要があります。このとき元となるレポートはサマリー形式もしくはマトリックス形式で作成しておきます。○ダッシュボードの作り方作成手順は次の通りです。1.[ダッシュボード] タブで、[新規ダッシュボード] をクリックします2.「+コンポーネント」をクリックして、表示するデータを含むソースレポートを選択します3.必要に応じて、表示させるグラフの種類や各種設定を行います 【補足】グラフのX軸・Y軸・グループ・積み上げ基準4.必要に応じて、ダッシュボードコンポーネントの位置やサイズをカスタマイズしますダッシュボードで表示すべき推奨内容作成したいダッシュボードがまだ決まっていない場合、まずは次の情報がわかるダッシュボードの作成をおすすめします。○ダッシュボード作成例ダッシュボード作成において重要なポイントは、データを見たときにどのような気づき・判断を得ることができると良いかになります。下記の作成例を参考に、可視化したいダッシュボードから逆算して必要な項目を整理していきましょう。今日から使えるリソース○無料パッケージ「今日から使えるサクセスダッシュボード」自社の活用に合わせてカスタマイズ可能な無料のパッケージをご用意しています。定着から活用フェーズのお客様まで役立つダッシュボードです。○ダッシュボードに含まれる内容(一部)サクセスダッシュボードは、社内ユーザーのログインおよびデータ蓄積状況や、管理職・個人向けの営業管理、および異常値管理に関するダッシュボードがまとまっています。パッケージをインストール後にこれらのダッシュボードを自社向けに少し変更するだけですぐに活用が可能です。利用方法は下記URLをご参照ください。資料ダウンロード:今日から使えるサクセスダッシュボード【Lightning Experience版】インストールページ:今日から使えるサクセスダッシュボード Lightning Experience版注意点インストールにはシステム管理者権限が必要ですサポート対象外です学習ツールレポートとダッシュボードの実際の作成と活用の方法についてはエキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:Sales Cloud : レポート&ダッシュボードクイックスタート○レポートドリルドリル形式でいろいろなレポートの作り方を習得いただけます。見たいデータをレポートで表示するための練習問題と設定手順を含む解説をご用意しています。サクセスナビ記事:レポートドリルその他、ご参考動画や記事などをご用意しています。 システム管理者のためのSalesforce基礎 Vol.3 データの見える化をしよう〜レポート・ダッシュボード〜(オンデマンド動画) いまからはじめるデータ分析(レポート入門編)(サクセスナビ記事) リストビューの作成、レポート、ダッシュボード(ヘルプ記事) まずはやるべき Trailhead:レポート&ダッシュボード基礎編(Trailhead)まとめデータの可視化機能と可視化手順を理解できましたでしょうか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせレポートやダッシュボードを使ったデータの可視化ができたら、次は運用の検討を行っていきましょう!次の記事:運用のルールを策定しましょう「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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この記事で学べることレポートやダッシュボードは、実行したときの値をリアルタイムに表示する、非常に便利な機能です。一方、最新のデータは確認できますが、「過去のある時点の登録状況」を表現することはできません。営業活動の際、「先週からフェーズが更新された商談を一覧化したい」や「半年前と比べて営業活動は順調なのか知りたい」と思ったことはありませんか?Salesforceには、履歴データに関するレポートを作成できる機能が2つあります。本日は、「レポート作成スナップショット」と「履歴トレンド」についてご紹介します。レポート作成スナップショットとはある時点のデータを定期的に取得、蓄積することにより、履歴を把握できる機能のことです。例えば、毎週月曜日午前9時に「商談金額レポート」のデータを取得し、スナップショットしたデータを利用して、「商談の週次進捗履歴」のようなレポートを時系列で一覧化することができます。レポート作成スナップショットは、次の3つの手順で設定します。ソースレポートの作成レポートデータを格納するカスタムオブジェクトの作成実行日時のスケジュール登録、項目の対応付け今回は、「商談のフェーズ変化と金額推移を取得する」設定をしていきましょう。レポート作成スナップショットの操作手順定期的に履歴データを取得したいソースレポートを作成するまずは、レポートで取得するデータを決定します。ソースレポートは、表形式かサマリー形式のレポートのみ使用できます。表形式の場合は詳細行の値を取得し、サマリー形式の場合はグルーピングされた集計行の値を取得します。今回は、各商談の推移を確認したいので、表形式のレポートを作成します。指定した日時に実行されたレポートを保存する専用のカスタムオブジェクトを作成するレポートデータを格納するカスタムオブジェクトを作成します。スナップショットを実行すると、レポートの1行が1レコードとしてカスタムオブジェクトに格納されます。そのため、格納するレポートの項目をカスタムオブジェクトに作成する必要があります。商談ごとにレコードを作成するので、[レコード名]は「商談名」にし、データ型は[テキスト]に設定します。また、最後にカスタムオブジェクトのレポートを作成し、データを一覧化するので、[レポートを許可]にチェックを入れます。続いて、取得したい項目と互換性のあるデータ型のカスタム項目を作成します。同じデータ型でない通貨項目と数値項目でも対応付けることができますが、参照関係、主従関係のルックアップ項目をテキスト型にする必要があります。追跡する項目が増えるほど、格納先のカスタム項目作成数、メンテナンス工数の増加につながりますので、必要な項目を精査しましょう。実行日時のスケジュール登録、項目の対応付けをするスナップショットを実行する日時と、取得する項目を指定します。[設定]|[クイック検索]より「レポート作成スナップショット」を検索し、選択します。画面中央の[新規レポート作成スナップショット]をクリックし、作成画面を開きます。実行ユーザ(①)は、ソースレポートをどのユーザーで実行するかを決定します。取得したい項目への参照権限のないユーザーを指定した場合、その項目のレコードをカスタムオブジェクトに格納することはできませんので注意してください。ソースレポート(②)は、スナップショットを取得したいレポートを選択します。今回は、先ほど作成した「商談_スナップショット_ソースレポート」にします。対象オブジェクト(③)は、どのオブジェクトに格納するかを選択します。選択できるように事前にカスタムオブジェクトを作成しておく必要があります。今回は「商談スナップショット」を選びます。すべての入力が完了したら、[保存&項目の対応付けの編集]をクリックし、ソースレポートの項目をどのカスタム項目に紐づけるかを指定します。最後に、スナップショットを取得する頻度、開始時期、開始時刻を選択し、保存します。スナップショットが実行されると、作成したカスタムオブジェクトにレコードが作成されます。取得したデータを基にレポートを作成し、データの推移を一覧化することができました。顧客や商談の動向を可視化し、営業成績の向上を目指しましょう。履歴トレンドとは実行スケジュールを設定せずに、自動でデータを保存し、レポートに表示することができる機能で、最大4か月(今月+過去3か月)のデータを使用することが可能です。たとえば、「過去3か月の1週間ごとのフェーズの変遷」や「1か月前と比較した完了予定日の変更状況」を把握することができます。なお、履歴の保存は、1オブジェクトで最大8項目まで可能です。商談はデフォルトで5項目が設定されています。履歴トレンドの操作手順今回は、商談オブジェクトの「次の商談予定日」の前倒し・延期があるかを確認してみましょう。[設定]|[クイック検索]より「履歴トレンド」を検索し、選択します。履歴を取得したい項目にチェックを付け、保存します。レポートを作成する際、レポートタイプは「履歴トレンドを使用する 商談」を選択します。[アウトライン]にて「次の商談予定日」と「次の商談予定日(履歴)」を追加します。スナップショットを取得する日付を決定します。最大5つの日付を指定することができます。レポートを保存すると、変更履歴を確認することができました。変更された値は色付けされ、分かりやすくなっています。考慮事項一度のレポート作成スナップショットで、最大2000件のレコードまで対象オブジェクトに追加でき、それを超えるレコードが作成された場合は、[行作成の失敗] 関連リストにレコードが追加されたことを知らせるエラーメッセージが表示される履歴トレンドがサポートされている項目種別は、数値、通貨、日付、選択リストのみである学習ツールレポート作成スナップショットのスケジュールと実行(ヘルプドキュメント)レポート作成スナップショットを使用した履歴データのレポート(ヘルプドキュメント)履歴トレンドレポートに関する制限(ヘルプドキュメント)まとめ履歴データを追跡し、現在と比較することで、営業プロセスを可視化し、生産性の向上につなげることができます。停滞しているフェーズの確認や、商談金額推移の把握に活用しましょう。
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この記事で学べること作成したダッシュボードを改善する際に必要な点この記事のゴールダッシュボードの改善に必要なポイントを理解するダッシュボードの改善に必要なポイントとはこれまでのステップでデータセットの作成方法やダッシュボードの作成方法を学んでいただきました。ダッシュボードは「現在の状況を把握し、次のアクションにつなげる」ためのものです。“データの可視化“をするだけでなく、次のアクションに繋げられる「気付き」を得ることが大切です。ダッシュボードを作成したら…作成したダッシュボードを利用者へ展開しましょう利用者からの声や課題を収集し、新たな気付きを得られるようなダッシュボードにブラッシュアップしましょうブラッシュアップ時のポイントダッシュボードではゴール(目標)とそのゴールを達成する指標は明確化されていますか?以下のポイントを押さえたダッシュボードになっているかぜひ確認をしてみてください。推奨グラフダッシュボードでは様々なグラフや表を配置することができますが、どういった用途にどのグラフを利用すれば良いか迷うこともあるかもしれません。推奨グラフとして以下をご紹介していますので、是非参考にしてみてください。ダッシュボード改善の例ここではダッシュボード改善に取り組んでみましょう。以下のダッシュボードを確認し、ぜひ改善点を挙げてみてください。どういったブラッシュアップをすることで、新たな気付きを得られるダッシュボードになるでしょうか。なお、「営業所別の予実管理ダッシュボード」を作成しようとしています。改善点としてどんな点が挙げられましたか?一例になりますが、以下の点が改善として上がるのではないでしょうか。どういったグラフを意味しているのかがひと目でわかりにくいので、グラフタイトルの設定やテキストウィジェットの配置を行う切り替えボタンや検索フィルターが用意されていないため、営業所別の切り替えボタンを用意する概要を把握できるグラフがないので、数値ウィジェットや営業部別の予実グラフを作成する詳細情報を表示しているテーブルウィジェットが画面上部に表示されていて概要を掴みにくいので、最下部に配置を変えるそれでは改善点を踏まえブラッシュアップしたダッシュボードを確認してみましょう。先程のダッシュボードからブラッシュアップされ、次のアクションに繋げられる新たな気付きを得ることができるダッシュボードになっていますね。達成状況や営業所別情報が左上に配置され、ひと目で現在の状況を把握ができるように切り替えボタンや検索フィルターが準備され、多角的な探索ができるように左から右へ、上から下へと読み進めるシナリオが見えるような構成にグラフにタイトルが付与され、グラフの意味合いを把握できるようにぜひ皆さんもダッシュボードを作成したら終わりではなく、利用者が使いやすいダッシュボードになるようブラッシュアップを重ねていってください。学習ツールヘルプサイトやTrailheadでも学習を進めていただくとができます。ぜひ併せてご活用ください。 Salesforce Trailhead:CRM Analytics ダッシュボードの作成の基本 なお、PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様はSalesforceエキスパートとの1 対 1 のセッションにお申し込みいただくことも可能です。以下のリンクをご確認の上、ぜひお申し込みください。エキスパートコーチング▶CRM Analytics 高度なカスタマイズまとめこちらの記事ではダッシュボードの改善に必要なポイントを学んでいただきました。最初にも述べた通り、ダッシュボードは「現在の状況を把握し、次のアクションにつなげる」ためのものです。ぜひ作成いただいたダッシュボードをもとに利用者の方々と次のアクションへ繋げていってください。活用ステップ全体に戻る場合は、こちら
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この記事で学べることTableauの埋め込み分析の実現方法の概要ダッシュボードを埋め込むWebアプリとTableauの認証の連携(シングルサインオン)エンドユーザーのデータをセキュアに管理するはじめにTableauをご利用いただき(もしくはご検討いただき)ありがとうございます!この記事では、Tableauの埋め込み分析 (Embedded Analytics) に関して、実現方法の概要を紹介させていただきます。記事の執筆時点から内容に変更がある可能性もございますので、詳細な最新情報はこちらから営業担当までお問い合わせいただき、この記事はあくまでも参考情報としてご確認いただけますと幸いです。また、全体を通してTableau Cloudのご利用を前提とした内容になっております。Tableau Serverの場合も基本的な概要は同じですが、一部異なる部分もありますので、詳細は営業担当までお問い合わせください。Tableauで作成したダッシュボードは、Webアプリに埋め込むことができ、エンドユーザーにTableauのパワフルなビジュアルアナリティクスの機能を提供することができます。Tableauの公式サイトでも埋め込み分析についての紹介がありますので、まずはこちらをご覧ください。Tableau 埋め込み分析 顧客にデータで価値を提供する埋め込み分析なお、埋め込み分析は登場人物が多いため、Tableauをご契約いただく「Tableauにとってのお客様」をX社とし、X社が提供するWebアプリを使用する「X社にとってのお客様」をA社、B社、C社...(またはエンドユーザー)とさせていただきます。TableauのダッシュボードをX社のWebアプリに埋め込むためには、主に以下の3つを考慮しながら、X社側で開発する必要があります。ダッシュボードを埋め込むWebアプリとTableauの認証の連携(シングルサインオン)エンドユーザーのデータをセキュアに管理する1. ダッシュボードを埋め込むTableauのダッシュボードをTableau Cloudにパブリッシュすると、URLを取得することができます。このURLを以下のAPIで呼び出すことで、Webアプリにダッシュボードを埋め込みます。Tableau Embedding API v3埋め込むだけでなく、“Tableau”と記載されたツールバーを非表示にしたり、Webアプリのボタンからダッシュボードにフィルターをかけるような連携をさせたりすることもできます。また、REST APIも利用することで、Webアプリにログインしているユーザーが利用できるTableauのダッシュボードの一覧を、サムネイル化して並べて表示するようなことも可能です。※無料のTableau Publicを埋め込む場合、“Tableau”の記載があるツールバーを非表示にすることはできません。以下のアニメーションでは、エンドユーザーがWebアプリにサインイン後、ダッシュボードのサムネイル一覧から見たいダッシュボードをクリックして表示し、Webアプリ側のフィルターボタンでダッシュボードに表示される地域をUSに絞っています。ダッシュボード自体はTableauで作成したものをAPIで呼び出しており、ダッシュボード以外の部分はWebアプリ側で実装しています。どのようなコードを書けばいいのかについては、Tableau Embedding Playgroundも参考にしてみてください。※2023年5月時点で上記のPlaygroundは正式リリース前のDeveloper Previewとなっております(参考X (旧Twitter) )2. WebアプリとTableauの認証の連携(シングルサインオン)認証を連携せずにTableauのダッシュボードをWebアプリに埋め込んだ場合、ユーザーがWebアプリにサインインしてTableauのダッシュボードが埋め込まれた画面を開くと、Tableauのサインイン画面が表示されてしまいます。これでは二度手間となり、ユーザーフレンドリーではない体験になってしまうため、基本的にはシングルサインオン(SSO)できるように開発する必要があると言えます。SSOを実現する方法は主に以下の二つが挙げられます。外部のIDプロバイダー (IdP) を利用する(詳細はこちら)Connected Apps(接続済みアプリ)Connected Appsの場合は外部のIdPが不要で、WebアプリとTableauをJSON Web Token (JWT)の連携によって認証します。いずれの場合も、Tableauのダッシュボードを閲覧する人は、Tableau側にユーザーとして登録されている必要があります。Tableau側のユーザー登録は、Tableau Cloudの管理画面から以下のようなGUIで登録できます。また、CSVファイルのインポートや、REST APIでも登録できます。REST APIで自動化する場合はX社側での開発が必要になります。※REST APIのライブラリはこちら(Python)なお、Tableau Cloudの場合、多要素認証(MFA)が必須となっていますが、2023年5月時点では、埋め込み分析の場合はMFAを免除可能となっております。詳細はこちらのFAQの「MFA 要件が免除されているユースケースを自動有効化や適用からどのように除外できますか?」をご確認いただき、営業担当までお問い合わせください。3. エンドユーザーのデータをセキュアに管理するX社がWebアプリに埋め込んだTableauのダッシュボードをA社、B社、C社に展開する際、誤ってA社が他社のデータを閲覧できてしまうと、大問題になってしまいます。そのような事態を防ぐために、Tableau上で各社のデータを適切に出し分ける方法は主に以下の二つが挙げられます。各社のデータやダッシュボードをプロジェクト単位で分割して個別管理各社のデータやダッシュボードを分割せずに行レベルセキュリティで動的に表示を切り替える各社のデータやダッシュボードをプロジェクト単位で分割して個別管理Tableau Cloudでは、プロジェクトと呼ばれるフォルダのようなものを自由に構成でき、その中にワークブックやデータソースを格納することができます。このプロジェクトを各社ごとに作成し、その中に各社のワークブックやデータソースを格納することで、ワークブックやデータソースを各社ごとに分けて管理することができます。また、各プロジェクトごとに誰がアクセスできるようにするかパーミッションを設定することも可能です。参考:プロジェクト管理画面のUIこの場合、ダッシュボードのデザインが同じであってもURLは各社ごとに異なるため、A社のユーザーならA社のURL、B社のユーザーならB社のURL、C社のユーザーならC社のURL、という形でURLを出し分けるようにWebアプリ側で実装いただく必要があります。また、例えばエンドユーザーの企業数が100社を超えるような規模になってくると、ワークブックやデータソースを100社分用意したり、ダッシュボードの更新時に100社分のワークブックを更新したりすることになり、手作業では限界があります。REST APIのPublish WorkbookやUpdate Workbook Connectionなどを利用して開発すれば、ワークブックやデータソースの複製および接続先の変更を自動化できる可能性もありますが、X社がご利用中のDBやその構成によっては実現が難しい場合もありますので、事前の検証をお願いします。特に接続先の変更については、APIで実現できない場合、ワークブックやデータソースのファイル自体のXMLを直接修正するという方法もありますが、サポート対象外になりますので、自己責任で実施いただく必要があります。※REST APIのライブラリはこちら(Python)各社のデータやダッシュボードを分割せずに行レベルセキュリティで動的に表示を切り替える行レベルセキュリティでは、同じダッシュボードをA社のユーザーが見るとA社のデータのみが表示され、B社のユーザーが見るとB社のデータのみが表示され...ということが実現できます。設定方法はヘルプや解説動画をご参照ください。おわりに以上がTableauの埋め込み分析 (Embedded Analytics) に関する実現方法の概要紹介となります。より詳細な内容や最新情報については、こちらから営業担当までお問い合わせください。最後までお読みいただきありがとうございました。引き続きTableauのご利用もしくはご検討のほど、よろしくお願い致します。
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この章では、CRM Analyticsの活用を開始するにあたり、最初に知っておいていただきたい内容を記載しています。CRM Analyticsとは?CRM Analyticsとは、AIを搭載したSalesforceの分析プラットフォームです。 Salesforceと直接連携し、現状や過去の経緯をもとにした分析だけでなく、将来の結果を予測し、ビジネスにおいて次の行動を考える手助けをします。
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要件定義の整理方法誰が、どの状況で、何の示唆を得るためのダッシュボードかを定義するまずはじめに、これから作成しようとしているダッシュボードの目的を決めましょう。具体的には、以下の3点について考えます。
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この記事で学べること スコアの活用方法の決め方スコア活用のためのダッシュボード確認結果から具体的な活用方法に落とし込むステップ2でスコアを確認・評価できましたでしょうか?ステップ3では、ステップ2の結果から、具体的なスコアの活用方法に落とし込みます。活用方法を考える流れは以下です。スコアの利用することによってねらう効果を明確にします代表的なものは「売上目標の精度向上」「受注確度向上」「業務効率化」この3つですスコアをどのように活用するかを明確に決めますねらう効果に紐づけて、どのようにスコアを活用するかを具体的に規定しますスコアを利用した効果測定方法を決めますスコア利用前・後で何を比較するかや、ねらう効果の達成率の測定方法を明確にします以下に例を出します。ここがポイント :ステップ2の結果を閾値や条件に組み込んで、具体的な活用方法に落とし込んでいきます。たとえば、ステップ2で、以下の評価が出ていた場合スコアは商談確度をしっかり反映しているスコアが70以上の商談は成立する可能性が高いスコアが30未満の商談は失注可能性が高い評価結果を閾値などに利用し、以下のような活用方法に落とし込みます。スコアから商談をランクつけして売上予測に利用ランクA:70以上、B:50以上、C:30以上 D:29以下スコアが70以上(ランクA)から下がったお客様にはコンタクトを3日以内にとるスコアが50−69(ランクB)のお客様を重点顧客とし、受注に繋げる施策キャンペーンを行う活用のためのダッシュボード整備スコアの活用方法が定まったら、状況確認のためのレポートやダッシュボードを作成します。レポートダッシュボードの一例を紹介します。スコアをランク化して活用する場合スコアをA~Dなどのランク化して活用する場合は、商談スコアから商談のランクを表示する数式項目を作ることをお勧めします。レポートでスコアをレンジ毎にバケット作成する手間がなくなります。数式例:IF (OpportunityScore.Score<1 , "none", IF(OpportunityScore.Score<30, "D",IF(OpportunityScore.Score<50 , "C",IF(OpportunityScore.Score<70 , "B","A"))))スコアの中央値を利用する場合の例補足:完了時のスコアをダッシュボードで表示するためには、商談完了時のスコアを保存して確認しようの設定が必要です。スコアの変化量を活用する場合の例補足:スコアの変化量をダッシュボードで表示するためには、商談スコアの変更履歴を保存しようの設定が必要です。どのような内容をダッシュボードで配置するかイメージがつきましたでしょうか。ダッシュボードを作成したら、次のステップに進みましょう。活用ステップ全体に戻る場合は、こちら
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ドラッグ・アンド・ドロップで実現する、ユーザーの利便性向上テクニック
概要「操作が複雑で覚えられない」「必要な情報にたどり着けない」といった現場の声や、「せっかく作成したダッシュボードが見られていない」などの悩みを感じたことはありませんか?Lightning アプリケーションビルダーを活用すると、ドラッグ・アンド・ドロップするだけでビジネスニーズに合わせて簡単に画面をカスタマイズすることができます。ニーズに合わせて画面を構築することで、ユーザーは必要な情報にすばやくアクセスでき、効率的に業務を進めることができます。簡単に使えて改善効果を実感しやすいお勧めの3つのコンポーネントを、デモンストレーションを交えてわかりやすく解説します。動画を見る(約22分)https://play.vidyard.com/WLvKXp8SQfGaSSFoksphs8※画面右下の歯車マークより再生スピードを変更可能です2:48~ 本編スタート5:37~ おすすめコンポーネント①リッチテキスト8:52~ おすすめコンポーネント②関連レコード13:30~ おすすめコンポーネント③タブ20:06~ まとめ関連リソース画面カスタマイズに関する業務効率化の記事一覧はこちら
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この記事で学べることデータセット作成の手順この記事のゴールデータセットの作成完了データセットとはCRM Analyticsではダッシュボードを作成する場合に、まずはダッシュボードに表示するデータが必要です。この元となるデータの塊を 「データセット」と呼びます。データセットは行と列を持つデータで、ダッシュボードで見たいデータに応じて、必要なレコードと項目を選別してデータセットを作成します。データセットは以下2つの方法で作成が可能です。・レシピを利用してデータセットを作成する・csvデータをアップロードして作成する今回はレシピを利用して、Salesforceのデータを使ったデータセットの作成方法をご紹介します。csvをアップロードしてデータセットを作成する方法はCRM Analytics ドリル:CSVファイルの取り込み方法を参照ください。データセットの作成手順では、Salesforceのデータを使ってデータセットを作ってみましょう。手順は以下の2つのステップです。データを接続するレシピを利用して、データセットを作成する手順を追って設定しましょうデータを接続するまず、Salesforceの環境のデータをAnalytics環境へ持ってくる接続の設定です。Analytics Studioを開き、左のタブにある [ データマネージャ ] を開きます。 [ 接続 ] を選択し、 [ SFDC_LOCAL ] の▼をクリックし、 [ オブジェクトを編集 ] をクリックします。ダッシュボードで利用したいオブジェクトと項目をチェックし、 [ 保存 ] します。必要なオブジェクトの保存が完了したら、 [ SFDC_LOCAL ] の▼をクリックし、 [ 今すぐ実行 ] をクリックします。これにより接続したオブジェクトのデータをAnalyticsの環境に同期します。このままでは、 [ 今すぐ実行 ] を押した時点のデータを同期し、その後データ更新されません。今後も定期的にデータをSalesforce環境からAnalytics環境に同期される様にするため、データ接続の同期スケジュールを設定します。 [ SFDC_LOCAL ] の▼をクリックし、 [ スケジュール ] をクリックします。以下の画面が表示されるため、データを同期する感覚をスケジュール指定します。例)画像は月〜金のAM7:00にデータ同期を行う設定です。これでSalesforceの環境からデータをAnalytics環境へ持ってくることができました。レシピを利用して、データセットを作成する続いてAnalytics環境に接続したデータから、ダッシュボードで使うためのデータセットを作成します。今回は取引先情報を付与した商談データセットを作成してみましょう。補足:レシピとはレシピは、データに対して様々な加工を指定し、最終的にデータを出力できる機能です。レシピ上で、入力データを指定し、そのデータに対して、どの順番でどの様に加工を行うという一連の流れを指定できます。レシピにデータを追加Analytics Studioを開き、左に表示される [ データマネージャ ] ボタンをクリックします。 [ レシピ ] をクリックし、 [ 新規レシピ ] をクリックします。画面中央の [ 入力データを追加 ] から、 [ Opportunity(商談) ] をチェックし、必要な項目を指定します。ポイント:今回は取引先情報を含む商談のデータを作成します。そのため、商談1行がデータセットの1行にあたりるため、 [ Account(取引先) ] ではなく、 [ Opportunity(商談) ] をチェックします。 [ 関連オブジェクト ] のタブを選択し、 [ Account(取引先) ] の右の [ +結合 ] を選択して [ 次へ ] を選択します。取引先データを付与した商談データの設定がレシピ上に出力されました。レシピの [ 結合 ] の機能を使い、商談データのAccountIDに対して、取引先データのIDでマッチングをかけ、商談に対して取引先名などの取引先情報を項目として追加している設定が自動で設定されました。データに取引先のデータが含まれているかはプレビューで確認できます。レシピからデータセットを出力ではデータの加工が終わったので、データをデータセットで出力する設定を追加します。 [ 結合0 ] の [ + ] をクリックし、 [ 出力 ] をクリックします。出力の設定画面が出力されるため、以下を指定し、 [ 適用 ] をクリックします。 [ データセットの表示ラベル ] :データセットの表示名称を指定します。データセットAPI参照名 :データセットの一意の名前です。既存のデータセットの名称と重複すると既存のデータが上書きされるので注意ください。アプリケーションの場所 :データセットをどのアプリケーションに出力するかを指定ください。 [ 保存して実行 ] をクリックし、レシピの名称を指定して [ 保存 ] をクリックします。レシピのデータ加工内容が保存され、データセット作成処理が実行されます。データマネージャ画面にもどり、 [ ジョブ監視 ] をクリックして、データセット作成の進捗を確認します。作成時にエラーがある発生した場合、エラー等が出力されます。レシピをスケジューリングレシピを使って作ったデータセットはレシピを実行した時点のデータでデータが作られています。データ接続と同じ様にレシピもスケジュール設定をすることで、データが自動的に更新されるよう設定します。 [ データマネージャ ] の [ レシピ ] をクリックし、スケジューリングするレシピの▼をクリックします。 [ スケジュール ] をクリックします。スケジュールを曜日と時間ベースに設定することもできますが、今回は [ イベントベース ] のタブをクリックします。 [ Salesforce ローカル接続が同期されます。 ] を選択します。イベントベースは指定のイベントが実施されたら連動して実行するという設定が可能です。表記の設定にすることで、Salesforceローカル接続とデータが同期されたら、指定のレシピも再実行されるという設定となります。これが、基本的なデータセット作成の手順となります。同様に所有者のユーザ情報を紐づける方法は、CRM Analytics ドリル:ユーザ情報を紐付けるを参照ください。より詳しい設定の内容は以下の参考情報から学習を進めていきましょう。学習ツールレシピの操作やより詳しい設定方法を知りたい方には、以下のコンテンツがおすすめです。レシピの「基本」から、実践的なユースケースに沿った設定方法が詰まっております。ぜひ参照いただきレシピをマスターしましょう。CRM Analytics ドリル作るとわかる!CRM Analytics レシピ エキスパートコーチング「レシピを使ったデータ準備」(個別セッション)PremierまたはSignature Success Planをご契約のお客様はSalesforceエキスパートとの1 対 1 のセッションにてレシピでのデータ作成方法の基礎を学ぶ事ができます。セッションの詳細はリンク先の概要をご確認ください。まとめこちらの記事ではデータセット作成の以下の基本的な操作方法をご理解いただきました。データを接続するレシピを利用して、データセットを作成するデータセットを作成することで、データセットは何かというイメージがついたのではないでしょうか。では続いてデータセット作成時のポイントをご紹介します。活用ステップ全体に戻る場合は、こちら
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この記事で学べることなぜ施策効果を可視化する必要があるのか効果の可視化のために必要な運用レポートダッシュボードによる可視化の方法この記事のゴール当記事のゴールは「施策効果を可視化するためのダッシュボードを完成させる」ことです。そのために、以下のステップで進めていきます。施策効果を可視化する目的や考え方の理解設定と運用のポイントの理解と実施レポート・ダッシュボードの作成まずは動画をチェックこの記事は、エキスパートコーチング「施策効果の可視化(Salesforceキャンペーンの使用)」の動画の要点をまとめたものです。動画では詳しい設定方法などをデモンストレーションで解説していますので、まずは動画ご視聴ください。https://play.vidyard.com/m5JToKYW6UayEEmzk2GGNeなお、Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。前提事項この記事の内容は以下の設定が完了していることが前提となります。「初期設定を完了しましょう」の記事で詳しい手順を解説しているので、まだお済みでない場合はまずこちらの設定を完了させましょう。 Account EngagementとSalesforceのキャンペーン接続なぜ効果の可視化を行うべきなのか?まずはじめに、Account Engagementを利用する目的を一言でいうと「会社の売上に貢献すること」であると言えます。そのためにマーケティングから営業活動を一気通貫で行い質の高い商談を創出していきます。そしてこの目的を果たすため、なぜ効果の可視化をする必要があるのかについて考えてみましょう。それは、以下の2点になります。会社の売上に貢献していることを示すためAccount Engagementを利用した施策が「売上に貢献していること」を証明する。施策ごとの成果を比較して適切な投資判断を行うため成果が出ている施策と出ていない施策を可視化することで投資対効果を最大化する。施策効果を可視化する目的や意義は理解頂けましたでしょうか?以下で、この2つの目的を果たすために必要なことを解説していきます。施策効果の可視化のステップ施策単位でデータを管理し効果を可視化施策横断での全体の効果の可視化まずは施策単位のデータを管理し、施策単体の効果を可視化できるようになることで、それらを束ねた施策全体の効果の可視化が行えるようになります。このために必要な機能がSalesforceキャンペーンとレポート・ダッシュボードです。Salesforceキャンペーンについて、もう少し詳しく解説します。Salesforceキャンペーンとは?Salesforceにおけるキャンペーンの役割とは、マーケティング活動を施策単位で管理することです。例えば以下のようなことを管理することができます。施策対象の見込み客数や各見込み客がどの状況(例: 申込、出席)にいるのか施策からどのくらいの商談数・商談金額が生まれたのかキャンペーンで管理する施策例としては、メールマガジン、セミナー、展示会、広告など様々です。どのような単位で成果を振り返りたいかという観点で決めていくと良いでしょう。ではどのように施策を管理していくのか、その具体的な方法を見ていきましょう。施策単位でデータを管理し効果を可視化Salesforceキャンペーンを活用して施策管理を行い、効果を可視化するには以下のステップで運用していきます。1.施策管理の準備施策を管理するためのキャンペーンレコードを作成します。あとで全体の管理がしやすいように命名規則と階層構造を意識します。2.見込み客の管理キャンペーンに見込み客を追加して施策の状況を管理します。ここでは、キャンペーンメンバーとキャンペーンメンバーの状況の機能を利用します。キャンペーンメンバーとは?施策(キャンペーン)と人(リード/取引先責任者)の繋がりを持たせるSalesforceのレコード。施策の対象となる見込み客や、それぞれの見込み客がその施策においてどのような状況にあるのかを管理します。例えばセミナーのターゲットとなった見込み客が全体で何名いるのか、そしてそのうち何名が申込みしたのか、出席したのかなどが一覧で確認できるようになります。ヘルプ記事:キャンペーンメンバーの状況ヘルプ記事:キャンペーンメンバーの管理3.見込み客からの商談化キャンペーンメンバーから商談を作成します。これによって、主キャンペーンソースが商談に記録され、その商談がどのキャンペーンによって生み出されたかがわかるようになります。主キャンペーンソースとは?施策(キャンペーン)と商談の繋がりを持たせるSalesforceの商談項目。商談創出のきっかけとなったキャンペーンを記録します。例えば、見込み客があるセミナー参加をきっかけに商談化した場合、その商談の主キャンペーンソースはセミナーとなり、そのセミナーによって生み出された商談としてカウントされます。この主キャンペーンソースによって、それぞれのキャンペーンが創出した商談・受注の件数や金額の集計値が見えるようになります。ヘルプ記事:キャンペーンから発生した商談はどのようにして把握できますか?(主キャンペーンソース)4.施策結果の確認キャンペーンレコードで施策結果の総計値を確認します。施策の対象となった見込み客や、どれだけの見込み客が施策のゴールに辿り着いたか、またどれだけの商談・受注が生まれたかが、キャンペーンレコード上で確認できます。以上が、Salesforceキャンペーン運用のポイントです。これにより、施策単体での効果を可視化することができるようになります。次は、施策横断で効果の可視化をするためのステップです。施策ごとの結果をまとめて全体の効果を可視化マーケティング部門の最終的な目的は、より多くの商談機会を創出して全社の売上に貢献することです。その目的のため、見込み客の獲得から受注に至るまでの結果を様々な切り口で可視化することでマーケティング部門が売上にどれだけ貢献しているかを示していきましょう。そのために3つの視点で効果を可視化するとよいでしょう。この視点で効果を分析すると、①最終的な商談・受注金額、②見込み客獲得や商談化の各プロセスの進捗、③各プロセスにおける個々の施策の成果、という流れで全体から各施策に掘り下げることで、どのプロセスに課題があり、そのプロセスにおけるどの施策で成果が出ているのかが見えるようになります。その結果として、より投資すべき施策ややめるべき施策が明確になります。これをダッシュボードで可視化すると以下のようなイメージです。このダッシュボードでは、リード獲得、創出商談、受注商談の指標を上記3つの視点で可視化しています。マーケティング部門が見るべき代表的な指標を盛り込んでいるため、以下のドリルを見ながら作成してみましょう。ドリル:マーケティング効果測定ダッシュボードを作成するまた、ここで紹介したレポートとダッシュボードは「Account Engagement はじめてガイド基本パッケージ」に内包されています。※なお、本パッケージは弊社サポートの対象外となります。誠に恐れ入りますが、弊社テクニカルサポートにお問合せいただいても対応いたしかねますのでご了承ください。学習ツールこの記事で紹介した運用のポイントや設定方法は、エキスパートコーチングで詳しく解説しています。ぜひ以下のリンクからオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:施策効果の可視化(Salesforceキャンペーンの使用)まとめ施策効果分析の指標と可視化イメージの決定はできましたでしょうか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせこれでAccount Engagement活用のステップの完了です。施策実施、効果測定、改善を継続的に行っていくことが重要です。今後も活用ステップに立ち返りながら、自社のマーケティング活動を前進させていってください。「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら