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この記事で学べることイベントモニタリングの目的と全体像イベントモニタリングでできることログの取得 - リアルタイムイベントモニタリングとEventLogFileによるイベントモニタリングについてログの活用 - イベントモニタリング各活用機能の概要イベントモニタリングの目的と全体像イベントモニタリングとは、データの安全性を確保するためにSalesforceに搭載されている有償のセキュリティアドオンツールの1つです。Salesforceでは組織のユーザアクティビティを「イベント」と称しますが、このツールを使用すると、システム管理者は、いつ、誰が、どのレコードにアクセスしたかといった個別のイベントに関する情報を細部まで確認することができるようになります。また、イベントモニタリングに含まれる様々なログの活用機能により、イベントのトレンドを追跡し異常な行動をすばやく特定したり、あらかじめ定義した条件に抵触するアクセスをブロックしたりすることができ、組織のデータを保護することができます。ログ記録監視の重要性と必要性Salesforceで標準機能として提供されるログ機能ではユーザのログイン履歴は記録されるものの、ページアクセスやレポートの実行、データエクスポートなどのアクセスログは記録されません。万が一、情報漏えいなどセキュリティインシデントを疑う事象が起きた際に、ログを用いて十分な調査を行い、企業として説明責任を果たすためにはイベントモニタリングが必須です。また、厳格なログ管理や証跡管理は多くの業界ガイドラインでも提言されているため、イベントモニタリングを導入しアクセスログを監視、管理することでこれらの要求事項を実現し、企業のコンプライアンスを強化することができます。ログの記録イベントモニタリングで取得できるログには、次の二種類があります。リアルタイムイベントモニタリングイベントモニタリング(EventLogFile)リアルタイムイベントモニタリングはセキュリティインシデントの発生ログとレコードへのアクセスログの記録と分析を目的としています。アクセスログでは、監視対象は主にアクセスしたレコードを特定するためのレコードID、さらにレポートやビューでは、出力された項目が特定できます。ログはリアルタイムで保存され、ログのタイプにより6ヶ月から10年保存されます。また一部のログタイプはストリーミング配信可能です。リアルタイムイベントモニタリングは、ログのタイプごとに有効化の設定を行う必要があります。一方、イベントモニタリングは、イベント発生 / エラー / パフォーマンス分析用のイベントログを保存することを目的としています。ログの保存はリアルタイムではなく、1時間ごと及び24時間ごとの2種類のログを30日間保存します。監視対象は主にイベントの発生を識別する情報で、URIや実行されたレポートや実行されたSQLなどで、イベントの発生頻度、パフォーマンスなどを分析するのに役立ちます。ライセンスをご購入いただくと自動的にログの記録を開始します。ログの記録開始、ログの取得方法(保存方法)は次の関連記事をご参照ください。ログの記録開始ログの取得方法アクセスログログの参照ガイドログの活用イベントモニタリングにはログの取得のほかに、ログを活用する機能として、次の3つの機能が含まれています。AIによる脅威検知 - Threat Detectionログの可視化・分析 - Event Monitoring Analyticsリアルタイム制御 - Transaction SecurityAIによる脅威検知機械学習アルゴリズムによって「パスワードリスト攻撃」「セッションハイジャック」「異常レポート出力」「API異常」に対応するリアルタイム監視イベントを生成し、組織への不正アクセスの兆候やユーザの行動の異常を検知する機能です。システム管理者は脅威検知用のイベント管理アプリケーションで検知された脅威を確認することができます。また、後でご紹介するトランザクションセキュリティを使用して、検知された驚異を管理者に通知することができます。また、検知された脅威イベントの詳細を確認し、「悪意あり」「脅威ではない」といった重大度に関するフィードバックをSalesforceに送信してAIに学習させることで、検知精度向上に役立てることができます。脅威検知の利用開始ログの可視化・分析イベントモニタリングのライセンスには、Event Monitoring Analyticsという名称で、ログおよび組織の情報の可視化、分析に特化した Tableau CRM(旧:Einstein Analytics)のライセンスが10ライセンス付属しています。Event Monitoring Analyticsに予め用意された16種類のダッシュボードで簡単にログの分析ができ、Salesforce組織の利用状況やセキュリティに関する脅威・傾向を素早く発見することができます。Event Monitoring Analyticsの利用開始Event Monitoring Analyticsの主要なダッシュボードリアルタイム制御分析によって得られた考察などをもとに、任意の標準オブジェクトまたはカスタムオブジェクトに対して標準機能で提供されているセキュリティ機能よりもさらに細かいアクセス条件(ポリシー)を設定し、ユーザのセキュリティコントロールができる機能です。ポリシーに抵触するアクセスを検知すると操作の実行を制御したり、管理者へ通知したりすることが可能です。この機能を活用することにより、システム管理者やセキュリティ担当者はアクセスログの確認や分析によりセキュリティインシデントの痕跡を事後に確認するだけでなく、疑わしい行為を検知し未然に防ぐことが可能になります。拡張トランザクションセキュリティの設定(準備中)動画を見るhttps://play.vidyard.com/3SjYC4K4K73yXfyTvB51sA学習ツールTrailhead - リアルタイムイベントモニタリングTrailhead - イベントモニタリング動画 - イベントモニタリング設定動画_基礎編(ログの有効化と取得)動画 - イベントモニタリング設定動画_応用編①(Event Monitoring Analytics)動画 - イベントモニタリング設定動画_応用編②(トランザクションセキュリティ)まとめイベントモニタリングを導入しログを収集・管理することにより、システム管理者はSalesforceの日々の利用状況を時系列で把握することができ、万が一、データ漏えいなどが起こった際には、速やかに原因や影響範囲の特定が可能になります。また、ログの記録だけでなく、専門家が不在でもAIによるログの分析により脅威を検知したり、ログを簡単に可視化・分析して利用状況やセキュリティに関する脅威を発見したり、さらには分析によって得られた考察からよりきめ細かいセキュリティコントロールを実装したりすることが可能になります。イベントモニタリングの活用にご興味をお持ちのお客様はぜひ以下のウェビナーもご視聴ください。「今注目!リモートワークのセキュリティ対策 〜Salesforce Shieldでリスクを未然に防ぐ〜」(オンデマンド視聴)
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Chatter(チャター)とは、社内向けのSNSツール。Facebookや Twitterのような使い勝手で社内での情報共有が簡単・安全に行えます。この記事で学べることChatterの投稿の仕方グループの使い方Chatterのインターフェースどこに投稿すると誰のフィードに表示される?そのほかに、投稿は誰がみられる?「Chatter」タブや自分のプロファイルページで自分の状況を投稿した場合、その情報はすべてのユーザが参照できます。 ほかのユーザのプロファイルページへの投稿も、すべてのユーザが参照できます。 グループやレコード(取引先、取引先責任者、商談など)に対して行った投稿は、該当のグループやレコードへのアクセス権を持つユーザのみが参照できます。 @(メンション)機能を活用する @ の後にユーザ名またはグループ名を入力すると、そのユーザまたはグループのフィードに表示されるなど、より確実に伝えたい相手にメッセージを届けられます。 ファイルを共有するテキストボックスをクリックすると現れる「クリップアイコン」をクリックしたら「ファイルをアップロード」を選択。 パソコン上にあるファイルを選んで「開く」を押せば、Chatter でファイルを共有できます。 グループとは部門内で情報共有を行なったり、部門をまたいで複数の特定ユーザでプロジェクトを進めたりするには、専用のグル ープを作成するのがオススメです。特定のメンバー間で情報を簡単にやりとりできます。 グループを作成するナビゲーションメニューで「グループ」をクリックしてページを開いたら、「新規」をクリックします。 グループの「名前」を入力し、必要に応じて説明を追加したら、アクセス種別で「公開」または「非公開」「リストに記載しない」を選んで、「保存」をクリックします。 公開: 社内のユーザが誰でもグループに投稿したり、ファイルをアップ ロードしたりできます。 非公開: 社内のユーザの指定したメンバーだけがグループに投稿したり、ファイルをアップロードしたりできます。なお、非公開グループはシステム管理者以外のユーザも作成可能です。 リストに記載しない: 非公開グループで、メンバーとシステム管理者以外にはグループ名自体も表示されません。 グループにメンバーを追加する作成したグループのページで「新規グループメンバー」もしくは「メンバーの管理」をクリック。メンバーの最初の数文字を入力するとリストが表示されるので選択し、「保存」をクリックします。 Tips:イラストをクリックしてユーザーの顔写真と同様の順でグループにも写真を登録できますグループに参加する参加したいグループがある場合は、グループのページで「有効なグループ」を選びリストを表示。参加したいグループの名前をクリックしてページを開いたら、「グループに参加」をクリックします。 ※ 非公開グループに参加したい場合は、グループ管理者による承認が必要となります。承認後、フィードの閲覧や投稿が可能になりますTips:グループのページをポータルとして活用するグループのページで「グループを編集」をクリック。「情報」にさまざまな情報を入力しておくことで、グループ のページをポータルとして活用できます。たとえば「リンクを挿入」を活用して URL を登録しておけば、クリックするだけで関連するWeb サイトやダッシュボードなどが開けて便利です。 レコードのフィードに投稿する取引先や取引先責任者、商談などのレコードにもフィードがあり、「CHATTER」をクリックして投稿や閲覧ができます。 関連する情報を一カ所にまとめておけるので、社内の情報共有に役立ちます。 投稿はメールで通知できるChatter には、新しい投稿やコメントなどをメールで通知してくれる機能があります。この機能を上手に利用すれば、大事な投稿を見逃す心配がありません。 メール通知の設定を行う 画面右上の顔のアイコンをクリックし、続けて「設定」を選んだら、左側のメニューで 「Chatter」→「メール通知」をクリックします。 ※ もし個人の「設定」→ 「Chatter」で「メール通知」という項目がない場合は、組織の「設定」→ 「メール設定」から「メールを許可」にチェックを入れてくださいメール通知の条件を設定メール通知を行う条件(他のユーザの動作)を 選択します。さらに、ダイジェストメールの頻度も「毎日」「毎週」「受信しない」から選べます。 グループのフィードに対する設定下に表示される「グループ」で、メール通知の頻度を「各投稿のメール」「毎日のダイジェスト」「毎週のダイジェスト」「制 限された」から選択し、最後に保存をクリックします。なお、すでに参加しているグループについては、下の表でメー ル通知の頻度を設定できます。 各投稿のメール:グループにメンバーが投稿する度にメールが配信さ れます。 毎日のダイジェスト:その日の投稿(最新50個まで)と各投稿に付いたコメント(最新3個まで)がメールで配信されます。 毎週のダイジェスト:その週の投稿(最新50個まで)と各投稿に付いたコメント(最新3個まで)がメールで配信されます。 グループのフィードに対する設定は、グループのページにある「通知の管理」からも変更できますTips:ブックマークを活用するTips:投稿のURLを取得するTips:アンケートも取れるまとめChatterを活用することで、社内のコミュニケーションを円滑にできます。またグループ機能などを活用することでポータルとして使うこともできます。
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(2023年3月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/bdA9HHCxkQnHAw4E2XHuRg全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の3月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2023年3月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初にSpring '23のリリースノートの更新情報をご紹介します。こちらでは2月7日以降の更新内容の中から、現状の動作や設定に影響を与える可能性があるものをピックアップしてご紹介します。Block Access to Public Apex Constructor in Managed Package from @AuraEnabled Method (Release Update)「@AuraEnabled メソッドからの管理パッケージの公開 Apex コンストラクタへのアクセスのブロック」というリリース更新についてですが、当初はSummer'23での適用が予定されていましたが、現在は適用予定がキャンセルとなっており、現時点ではこのリリース更新の適用の予定はありません。動的活動コンポーザでアクションをすばやく実行Spring'23で導入された動的活動コンポーザの機能ですが、ケースオブジェクトのマクロでは動作しないということがリリースノートに記載されました。Experience Cloud ゲストユーザには詳細なフロー権限が必要 (リリース更新)Experience Cloud サイトのゲストユーザがフロー機能を実行するためには、明示的な権限の付与が必要になるというリリース更新ですが、このリリース更新の適用の予定がSpring'23のリリースタイミング以降に延期されました。また、リリースノートの内容に、ゲストユーザにフロー権限を付与する方法が追記されましたので、詳細はリリースノートをご覧ください。ここでのご紹介は上記の3点となりますが、リリースノートの更新情報をすべてご確認頂く場合は、こちらのリンクから内容をご確認いただければと思います。また内容についてご不明点等がある場合は、弊社のサポートにお問い合わせください。続いて、多要素認証(MFA)に関する更新情報です。MFAの自動有効化と強制適用に関する予定に更新がありますのでご紹介致します。Core Platform製品の自動有効化についてですが、2023年2月のメジャーリリースを第1フェーズとして、今後の各メジャーリリースで段階的に自動有効化が実施される予定です。そして強制適用ですが、2024年5月を第1フェーズとして、段階的にMFAの強制適用を実施していく予定となっています。続いてMuleSoftですが、2023年8月1日にMFAの強制適用が実施されます。Tableau Cloudについては、特権ユーザに対する強制適用が2023年3月13日から4月24日の間で実施され、それ以外のユーザに対する強制適用は、2023年5月22日から7月10日の間で実施される予定となっています。まだMFAが未適用であるというお客様は、セキュリティレベル向上のためにもMFA適用の計画を進めていただければ幸いです。関連リンク多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ続きましてはインフラ強化に関する情報です。2023年4月2日と4月16日に、主に海外のお客様が利用しているインスタンスにおいてインスタンスリフレッシュのメンテナンスが予定されています。インスタンスリフレッシュは、組織の継続的な成長に備え、お客様が期待されるレベルのシステムパフォーマンスを維持するために、データセンターのインフラストラクチャをアップグレードするメンテナンスです。インスタンスリフレッシュの事前通知は、約60日前に、システム管理者様宛にメールで送信されます。事前通知を受け取られたら、インスタンスリフレッシュの準備方法が纏められたナレッジがございますので、必ず確認の上ご準備をお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」というナレッジに更新があります。Salesforceでは、IPアドレス許可リストの代わりにTLS、SPF、DKIM、DMRACなどの標準メールセキュリティプロトコルの使用を推奨しています。しかしながら何らかのご事情でIPアドレス許可リストを使用する必要がある場合には、更新後のナレッジに合わせてお客様のIPアドレス許可リストを更新いただく必要があります。今回のナレッジ更新で、SalesforceのARINのメールサーバーのIPアドレス(ここにはメールリレーで使用するIPアドレスも含む)が追加されていますので、ご確認をお願いします。IPアドレスの詳細は、英語版のナレッジをご参照ください。関連リンク許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、次期バージョンであるSummer'23において適用予定のリリース更新をご紹介します。Summer '23で適用予定のリリース更新は複数ありますが、2023年1月13日に該当の組織の管理者様へメール通知もされている「Google Analytics 4」についてお知らせします。2023 年7月1日に Google がユニバーサルアナリティクスを廃止し、Google アナリティクス 4 (GA4) に置き換えることを発表しています。引き続きExperience CloudサイトへのアクセスデータをGoogle Analytics で収集・分析するためには、ユニバーサルアナリティクスのプロパティを GA4 のプロパティに変更する必要があります。また、Summer '23までに[リリース更新]の適用も必要です。対応方法については、こちらのナレッジに纏まっておりますので、ご確認の上でご対応をお願いします。関連リンクAura サイトから Google アナリティクス 4 への移行 (リリース更新)イベントログファイル生成のオプトイン (リリース更新)コンテンツ盗聴保護を有効化 (リリース更新)ゲストユーザによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止 (リリース更新)Lightning アプリケーションの CSRF トークンのセキュリティの機能強化 (リリース更新)続いて、その他の更新です。こちらでは拡張ドメインに関する留意点をご紹介します。次期バージョンのSummer '23では、拡張ドメインが無効な全ての組織に対してSalesforce側が拡張ドメインを自動有効化します。Spring ’23 リリースの時のような、システム管理者様による事前除外はできませんので、こちらのチェックリストやよくある質問を参考に、早めに準備を進めていただけます様お願いします。どうしても間に合わないという場合には、一度有効化された後に、システム管理者様による無効化が可能ですが、Winter '24には強制適用される予定のため、可能な限り早めの対応をお願いいたします。関連リンク拡張ドメインのスケジュール最後に今後予定されている機能の廃止に関する情報です。まず最初にSalesforceモバイルアプリケーションコミュニティライセンスアクセスの廃止です。こちらはSummer '23で廃止することを予定していましたが延期になり、現時点で廃止時期は未定となっております。続いて、Consumer Goods Cloudをご利用のお客様向けの情報です。2023 年7月をもって、Einstein Vision によるプラノグラム確認タスクの自動化が終了します。終了後は、営業担当者が確認タスクを手動で実行いただく形になります。また、廃止される日時は7月中にお知らせする予定です。3つ目は、Object Detection API と Image Classification API が 2023 年 7 月 31 日をもって廃止されるという情報です。 それ以降は、関連づけられている全てのデータが利用できなくなりますので、遅くとも、4月末までにはデータを取得しておくことを推奨します。続いて、毎月お伝えしていますが「Salesforce Platform APIバージョン 21.0~30.0 の廃止について」です。こちらは、とても影響度の大きい更新の一つですので、毎月ご紹介しています。2023年6月をもちまして、APIバージョン21.0~30.0 は利用不可になる予定です。日本時間で3/16に機能廃止に関するメールがシステム管理者様に送信されていますので、そちら受け取られた場合は、ナレッジや確認方法のリンクをご参照の上、早めのご対応をお願いします。最後に、「Salesforce Mobile アプリケーションv.228の廃止」です。2023年6月以降、Salesforce モバイル アプリケーションのバージョンが228以下の場合、Salesforceにログインすることができなくなります。社内でモバイルアプリケーションをご利用のユーザ様に、早めにモバイルアプリケーションのバージョンの更新をする様に周知をお願い致します。3月度分の更新情報は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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この記事で学べることなぜAccount Engagementフォームを活用するのかAccount Engagementフォーム関連機能の設定方法この記事のゴールこの記事のゴールは「見込み客獲得・フォローのためのフォーム設定の完了」です。そのために、以下3ステップで進めていきます。Account Engagementのフォームを活用する目的を理解するフォーム関連機能の概要と自社で利用する機能を理解する設定を実施するなぜフォームを活用するのかフォームを活用する目的は大きく2つです。1.新規見込み客情報を取得するため問い合わせ・資料ダウンロード・イベント申し込みなどのフォームを設置し見込み客の会社名、役職、メールアドレスなどの情報を取得します。それによりアプローチ可能な見込み客の総数を増やすことができ、最終的な受注件数の増加に繋がります。2.Web行動が追跡できる見込み客を増やすためAccount Engagementのフォームを通過しCookieと紐付くことで、どの見込み客が自社のどのWebページを見たのかなど、Web上の行動を追跡できるようになります。それにより見込み客の興味関心に合わせたアプローチが可能となります。※プロスペクトとCookieの紐づけについての詳細はこちらの記事をご覧ください。サクセスナビ記事:プロスペクトとCookieの紐づけを理解しましょうこれらの目的のため、以下の視点でフォームを設置できる箇所がないかを検討してみましょう。・すでに自社Webサイトに公開済みの問い合わせフォームなどをAccount Engagementに切り替える問い合わせフォームなど、すでにあるフォームをAccount Engagementに切り替えることも重要です。これにより、ただ見込み客情報を入手するだけなく、見込み客がアクティブプロスペクトとなり、Web上の行動を追跡できるようになります。・新たな入り口(ゲート)を増やすたとえば、自社Webサイトで公開されているお役立ちコンテンツや資料はありませんか?これらをゲート付きコンテンツ※にすることで、新規見込み客を獲得する入り口(ゲート)を増やすことができます。※ゲート付きコンテンツ:閲覧する際にフォーム入力が必要なコンテンツ。新規見込み客獲得の手法として、ホワイトペーパーダウンロードなどで用いられる。具体的な利用シーンとしては以下が挙げられます。問い合わせや資料請求フォームの設置ホワイトペーパーダウンロードの設置イベントの申込みページの設置フォームを活用する目的や活用のイメージがついたら、次はそれを実現する機能を見ていきましょう。フォーム・ランディングページ・フォームハンドラー見込み客獲得のため、Account Engagementではフォーム・ランディングページ・フォームハンドラーの機能を活用します。それぞれの機能の概要を理解し、自社でどのように活用できるか検討していきましょう。○各機能の特徴フォーム問い合わせや申込みなどのシーンで見込み客の情報を取得するための入力フォームです。取得したい項目を任意で設定し、既存のWebページやAccount Engagementで作成したランディングページに設置して使用します。ランディングページAccount Engagement上でコーディング不要で作成できるWebページです。イベント申し込みや資料ダウンロードページなど、マーケティング担当者が一時的に公開したり、随時更新を行うWebページで活用されます。ランディングページ内でイベントや資料などに関する情報を掲載し、ページ内に設置したフォームの入力を促すといった使い方が一般的です。フォームハンドラー外部のフォームをAccount Engagementと連携させるための機能です。すでに自社サイトに設置済みのHTMLフォームをそのまま流用し、見込み客の情報をAccount Engagementに転送できます。既存Webページのデザインやレイアウトを維持したまま利用できます。○利用機能の選び方フォームの実装方法と利用機能の組み合せは3種類です。自社の要件にあった方法を選択しましょう。簡易的なWebページを作成し、フォームを設置する→フォーム+ランディングページ既存Webページに新たにフォームを追加、もしくは既存フォームをAccount Engagementフォームに置き換える→フォームのみ既存のWebページおよびフォームのデザインを変えずにAccount Engagementに情報を送信する→フォームハンドラーフォーム活用のポイントや自社で利用すべき機能は理解できたでしょうか?Account Engagementの機能を用いて見込み客獲得のための入り口を設けることも重要ですが、加えて見込み客のフォーム登録を検知し、リアルタイムに通知や営業フォローを行なう仕組みを作ることも重要です。獲得した見込み客をフォローする仕組みフォームを通じて問い合わせやイベント申込みをした見込み客は、今その瞬間自社への興味関心が高い見込み客であり、タイムリーにフォローを行うことで商談化の可能性がより高くなります。そのために、Account Engagementは誰に、どのように割り当てや通知を行うかを設定することができます。これを活用してタイミングを逃さずにフォローを行うための仕組みを作りましょう。○誰に割り当てるか割り当て先の設定方法は4つあります。見込み客がフォームを通過したらまず社内の誰に割り当てるのが最適か、自社の運用に最も合う割り当て先を選択しましょう。おすすめは「ユーザへの割り当て」です。マーケティングチームや営業マネージャーなど特定の個人に一度割り当てをしてから手動で再振り分けをするケースが一般的です。またその見込み客がすでにSalesforceにリード/取引先責任者としてレコードがある場合、そのレコードの所有者に直接通知を出すことも可能です。○どのように通知を行うか指定された割り当て先に対して通知する方法は2つあります。おすすめは「SalesforceのToDo発行」です。SalesforceレポートでToDoの対応状況を一覧で確認でき、営業担当が漏れなくフォローしているかがわかります。フォーム通過した見込み客をフォローするための仕組みや方法について理解できましたでしょうか?次はいよいよ設定を行っていきましょう!設定方法フォームhttps://play.vidyard.com/Ro3TdP13h5LrnPxLyadouQ詳細かつ最新の情報は以下のサイトをご確認くださいヘルプ記事:フォームの作成ヘルプ記事:フォームのトラブルシューティングとFAQランディングページhttps://play.vidyard.com/W8tnT3s5cKxwAae6PEjXnL最新の情報は以下のサイトをご確認くださいヘルプ記事:ランディングページ用レイアウトテンプレートの作成フォームハンドラーhttps://play.vidyard.com/1RJh4g7AtsPbK4uNfNJ152詳細かつ最新の情報は以下のサイトをご確認くださいヘルプ記事:フォームハンドラーヘルプ記事:フォームハンドラのトラブルシューティングフォームを通過した見込み客のフォロードリル:フォーム通過したプロスペクトを自動で特定の担当者に割り当てる学習ツールPremier Success Planをご契約のお客様は、1対1のセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:フォームとランディングページまとめ無事にフォームの設置と見込み客フォローのための設定は完了できましたでしょうか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせフォームを設置したら、次はさらに効果を高めるためのノウハウを学びましょう!「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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(2024年1月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/QhFEEZndAsmqyqqsnZHse2全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の1月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024年1月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションに関する情報です。まずは次期バーションである Spring’24 のリリースに関する情報です。1月7日より Spring’24 の Sandbox プレビューが開始しております。本番組織に Spring’24 がリリースされる前に、プレビュー Sandbox にて動作確認や新機能の検証等を実施することを推奨しています。また Spring’24 に関する関連リソースとして、Release Site や Release Overview Deck 等が公開されています。これらの情報もご確認いただき、Spring’24 のリリースに向けたご準備をお願いします。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Spring'24 Release SiteSpring '24 Release HighlightsRelease Overview DeckRelease in a BoxRelease Feature Matrix続いて、リリースノートの更新情報です。リリースノートの更新情報のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。現行バージョンであるWinter ’24 のリリースノートの中から、12月18日以降の更新を抜粋してご紹介します。項番59 : Sandbox へのアクセス権を持つユーザーの選択Sandboxにアクセス可能なユーザを制限する機能が Winter’24 から利用可能となる予定でしたが、機能のリリースが延期されたことがリリースノートに記載されました。続いて次期バージョンであるSpring ’24のリリースノートの更新情報です。項番1 : Experience Improved Performance on More Record Home Pages多くのオブジェクトがLightning Web コンポーネントに対応していますが、Spring’24 では Field Service で使用される作業指示等のオブジェクトについては Lightning Web コンポーネントに対応しなくなり、それは Field Service Mobile アプリケーションには適用されないことが明記されました。項番2 : Einstein Conversation InsightsEinstein会話インサイトに関する情報で、言語サポートに関するリリースノートが追加されたことをお知らせしております。Call Summariesは日本語をサポートしており、Einstein会話インサイトは現時点では日本語をサポートしていません。またEinstein会話インサイトのダッシュボードのフィルタ機能が強化された旨のリリースノートも追加されました。項番3 : Auto-End Enhanced Messaging Sessions After No Response"拡張メッセージングチャネル" または "アプリ内および Web のメッセージング"でメッセージングセッションを開始したあと、顧客からの応答がないまま24時間が経過すると、セッションが"終了"に切り替わる動作になる旨がリリースノートに記載されています。以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、Spring '24リリースでのMFAに関する情報です。MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (Release Update)MFAの自動有効化に関する概要とリソースの情報が纏まっています。MFA Is Turned On by Default Starting April 20242024 年 4 月 8 日以降に作成される新規組織については MFA が自動で有効化された状態となります。また、既存の本番環境で、過去の自動有効化に含まれなかったすべての組織に対して、Spring ‘24で自動有効化が実施される予定です。(Sandbox 組織は対象外です)この自動有効化には 約 30 日間の猶予期間があり、準備ができていない場合は管理者にて MFA 機能の無効化をすることができますが、MFA の使用は利用規約上必須のため、可能な限り早めに MFA の利用を開始いただくようお願いします。MFA Enforcement for Salesforce Orgs Is Shifting to In-App Notifications Starting in Summer ’24当初予定されていた強制適用に代わり、新しく導入される通知モデルに関する情報です。新しい通知モデルでは Summer'24 以降、組織で MFA 機能が有効となっていない場合、組織の管理者に対して MFA を有効にするよう通知を表示する予定です。詳細は Summer'24 のリリースノートをお待ちください。UI Text Improvements for the MFA Registration ExperienceMFAの認証方法を登録する際の画面内の内容が一部更新される予定です。Salesforce Authenticator Is Disabled for External Users in Newly Created OrgsSpring '24 以降に作成された新しい組織では、外部ユーザーはデフォルトでは Salesforce Authenticator を使用できなくなる予定です。有効化にするには、Salesforce カスタマ サポートにご依頼をお願いします。なお、既存の組織(Spring'24 以前に作成された組織)は影響を受けません。以下は、すべてSalesforce Authenticatorに関する内容です。Revert Seamlessly to One-Time Passcodes for Identity Verification in Salesforce AuthenticatorSalesforce Authenticator では通常プッシュ通知を利用できますが、サービスの問題でプッシュ通知が利用できないことを検知した場合は、自動的にTOTP認証画面にリダイレクトされるようになる予定です。また、「問題が発生しました」リンクをクリックすると、追加のステップなしにTOTP認証画面に遷移するようになる予定です。Update the Salesforce Authenticator App to Version 4.1 in Summer ’24Summer'24 リリースからサポート対象の Salesforce Authenticator の version は 4.1 以上となる予定です。Salesforce Authenticator version 4.1 のリリースは、2024 年 3 月を予定しています。ユーザー様には、Summer ‘24リリースの前(今年6月)までにApple App Store (iOS) または Google Play (Android) で Salesforce Authenticator アプリを最新版に更新するよう周知をお願いします。Use Email Verifications to Back Up and Restore Connected Accounts in Salesforce AuthenticatorSalesforce Authenticator version 4.0 では、従来 SMS のみだったバックアップについて電子メールアドレスでのバックアップも可能となる予定です続いて、インフラ強化です。主に海外のお客様にご利用いただいているインスタンスになりますが、NA100, EU16, UM8のインスタンスで、2月18日(日本時間)にインスタンスリフレッシュが実施される予定です。また、同じ日程で、CS4等のスライドに記載されているSandboxのインスタンスリフレッシュも実施予定です。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、次期バージョンであるSpring ‘24で適用予定のリリース更新のご紹介です。今月からSpring '24のリリースノートをベースにご紹介しています。まず、MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (Release Update) について更新名が変更となっております。リリース更新自体の内容に変更はございません。その他、それぞれのリリース更新の詳細については割愛させていただきますが、2月のリリースで適用されるリリース更新なので、公開情報をご確認の上で、適用のご準備をお願いします。関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (リリース更新)こちらについては変更が二点あります。ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)、ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化、いずれも強制適用時期がSpring ‘24からWinter ’25へ変更となっております。関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)続いて、その他の更新です。こちらは、以前からご紹介している「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてです。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン(SSO)をご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。SSOを利用している、メール送信を行う必要がある、メールアドレスが検証されていない、この3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に対する対応をご検討ください。本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。続いて「Google Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性」についてです。こちらも以前からご紹介している内容となりますが、重要な内容なので再掲載しております。Google Chromeが サードパーティー Cookie の廃止を予定しており、その廃止が Open CTI の実装に影響を与える可能性がございます。そのため Open CTI を実装しているお客様は開発元にお問い合わせいただき、影響範囲をご確認ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性こちらも以前からご紹介している「Google Chrome のサードパーティー Cookieの廃止がService Cloud Voiceに影響を与える可能性」についてです。Google Chromeのサードパーティー Cookie の廃止が、「Service Cloud Voice with Amazon Connect」 と 「Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect」に影響を与える可能性がございます。本機能をご利用のお客様は、上記にございますとおり、Googleへオプトアウトを依頼するか、ユーザがサードパーティCookie利用に同意する方法を社内に展開するか、どちらかをご検討ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティークッキーの廃止が、Service Cloud Voice with Amazon Connect および Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect に影響を及ぼす可能性続いて、フローへの移行に関する情報です。こちらは前回までは、Summer '23までのタイムラインを載せていましたが、今回、最新情報に更新しタイトルも変更となっております。現在ワークフロールールとプロセスビルダーは新規作成することができません。それに伴いワークフロールールとプロセスビルダーからフローへの移行ツールが提供されています。Spring ‘24では、フローへの移行ツールがアップデートされ、呼び出し可能なアクション以外のほとんどのアクションで部分的なフロー移行がサポートされるようになりました。詳細は、本スライドのリンクをご覧下さい。関連リンクMigrate Even More Processes with the Updated Migrate to Flow Toolフローへの移行最後にその他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。1月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2025年1月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/DHTaze81DvGRbhDnXjDsPM全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforce の運用に関するお知らせ」の 1 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2025 年 1月のトピックはこちらです。本動画では、先月との差分である赤字の部分について、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションです。Spring ’25 のリリースに関する情報です。日本のお客様向けのインスタンスについては、日本時間で 2 月 16 日に本番組織へ Spring ’25 がリリースされます。プレリリースサイトは公開済み、英語のリリースノートも公開され、Sndboxプレビューは1月4日より開始されています。その他、Trailhead モジュール、Release Overview Deck なども公開されておりますので関連リンクご確認ください。関連リンクSalesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’25サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSpring ’25 Pre-Release siteSalesforce Sandbox プレビュー手順Spring ’25 Release NotesRelease Overview DeckFeature MatrixSpring '25 Release Highlightsまずは、Winter ’25 のリリースノート更新情報です。今月は昨年 12 月 16 日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.68 Enforce Rollbacks for Apex Action Exceptions in REST API (Release Update)リリース更新に関する情報です。「REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用」というリリース更新の強制適用時期がSpring ’25 を予定しておりましたが、この更新は強制適用されなくなりました。ただし、有効にすることを推奨しております。No.69 Enforce Permission Requirements Defined on Built-In Apex Classes Used as Inputs (Release Update)リリース更新に関する情報です。「入力として使用される組み込みの Apex クラスで定義された権限要件の適用 」というリリース更新の内容で、こちらSpring ’25 で適用される予定でしたが、Winter ’26 に延期されました。No.70 Flow and Process Run-Time Changes フローに関する情報です。「フローおよびプロセスの実行時の変更」のリリースノートに、フローが null テキスト値を返す呼び出し可能なアクションを実行すると、null テキスト値が null と評価されるという内容が反映されました。No.71 Update All Dispatcher Permissions in One Permission Setフィールドサービスに関する情報です。こちら、ディスパッチャーの権限を更新するプロセスを簡素化したことがリリースノートに追加されました。この更新によって、ディスパッチャー向けフィールド サービス バンドル権限セットは、フィールド サービス ディスパッチャー権限セットの一部になり、予約バンドルを含むすべてのディスパッチャー権限を 1 か所で更新でるようになります。No.72 Disable Apple Intelligence Writing Tools in Salesforce Appsモバイルに関する情報です。Salesforce アプリケーションで Apple Intelligence Writing Tools を無効にできる内容についてリリースノートに追加されました。(1 月 20 日に、まだ準備が整っていないためリリースノートから削除されました)No.73 Find the Tab Bar on iPad Mobile Apps at the Top of the Screenモバイルに関する情報です。iOS 18.1 のiPad 上の Salesforce モバイル アプリケーションでは、タブ バーが画面の下部ではなく上部に表示されるようになった旨がリリースノートに追加されました。(1 月 20 日に、まだ準備が整っていないためリリースノートから削除されました)No.74 Delivered Idea: Optimize Your Strategic Planning with Account PlansSales Cloud に関する情報です。「アカウントプランを使用した戦略的計画の最適化」のリリースノートについて、サポートされるエディションが反映されました。No.75 Removed: Help Agents Prioritize Cases Effectively by Tracking Milestone TimeSerice Cloud に関する情報です。「マイルストーンの時間を追跡してエージェントがケースの優先順位を効果的に設定できるように支援」するリリースノートについて、この機能はデフォルトでは利用できないため、リリースノートから削除しました。No.76 Removed: Improve Generative AI Outcomes by Ingesting Large File Content into Data CloudSerice Cloudに関する情報です。「大容量ファイルコンテンツをデータクラウドに取り込むことで生成 AI の結果を改善」するリリースノートについて、こちらはまだ改善が必要な状況のため、リリースノートから削除しました。No.77 Test and Improve your Service Agents with an Improved Preview ExperienceSerice Cloud で Agentforce に関する情報です。サービス エージェントをテストする際、プレビュー 画面でエージェントがデプロイされたときと同様に、エージェント ユーザー コンテキストで動作するようになった旨がリリースノートに反映されました。以上が、昨年 12 月 16 日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、Spring ’25 のリリースノート更新情報です。今月は昨年12月31日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.1 Lightning Adoption Apps Are Being RetiredLightning Adoption アプリケーションに関する情報です。Lightning Experience 移行アシスタント、Lightning Experience 設定コンバーター、Lightning Experience 準備状況チェックといったLightning Adoptionアプリケーションが 2025 年 1 月 10 日に提供終了となりました。提供終了日である 2025 年 1 月 10 日以降、 Spring ’25 以後の組織では Lightning Adoption アプリケーションが使用出来なくなる旨がリリースノートに記載されました。No.2 Say Hello to Agent for Setup, Your Sidekick for Admin TasksAgentforce に関する情報です。管理者向けの機能である Agent for Setup について、Spring ’25 リリース後に追加される可能性がある旨がリリースノートに追記されました。No.3 Add AI-Powered Quick Actions to Record PagesAI によるクイックアクションについての情報です。AI に対応したクイックアクションがレコードページへ追加できるようになる件について、Spring ’25 リリース後になる可能性がある旨がリリースノートに追記されました。No.4 Removed: Let Sales Reps Research Accounts More EasilySales Reps Research Accounts に関する情報です。顧客の情報を効率的に調査・分析するための機能である Sales Reps Research Accounts ですが、現在準備ができていない為、リリースノートから削除されています。リリース目処が立ちましたら、再度お知らせします。No.5 Delivered Idea: Sort List Views by Multiple Columns (Generally Available)標準機能でよくご利用頂くリストビューに関する情報です。リストビューで複数列によるソート機能について、正式提供開始されるまでベータ版を有効化して利用できる旨がリリースノートに追加されました。No.6 Allowlist the Required Domain for Salesforce InboxSalesforce Inbox に関する情報です。Salesforce Inbox を利用する際に必要なメールインテグレーションのドメインの許可リストの追加について、リリースノートに追加されました。Salesforce Inbox に必要なメールインテグレーションをサポートするには「*.svc.sfdcfc.net」をネットワーク、ファイアウォール、およびプロキシの許可リストに追加する必要がありますのでご注意ください。No.7 Update Your Trusted URLs for the Latest CSP Directives (Release Update)No.8 Diagnose Failed Redirections Faster最新の Content Security Policy Directives に対応した信頼済み URL と、リダイレクションに失敗した場合の判定の迅速化についてのリリースノートについてになります。既存の上記両者のリリースノートに記載があった「信頼済み URL およびブラウザポリシー違反のリストは Lightning Experience でのみ利用可能である」という箇所が、どちらのリリースノートからも削除されました。こちらについては、Summer ’25 までに影響を受けるリダイレクト箇所を特定し、「信頼済み URL」を更新することを推奨しておりますので、早めの対応をご検討ください。No.9 Updated: Get Case Resolution Assistance at the Click of a Button (Generally Available)Agentforce Service Planner に関する情報です。ケースの解決を効率化出来る Agentforce Service Planner について、リリースノートの「対象」セクションにサポート対象のエディションが明記されました。以上が、2024 年 12 月 31 日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報です。上記スライドは 2025 年 1 月 17 日時点の情報のため反映されていませんが、2025 年 1 月 19 日に予定されていたインスタンスリフレッシュは完了しています。また、主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスとなりますが、来月以降も本スライドに記載されている日程で本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクFind My Instanceサイトインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべきIPアドレスとドメインに関する更新情報です。「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」のナレッジが更新されました。日本およびインドの Hyperforce インスタンスのメールリレーに使用される IP アドレスが追加されました。Hyperforce インスタンスで組織が稼働していて、メールリレーを使っており、さらに MTA の IP アドレスを許可リストに登録されているお客様は、新しい IP アドレスを追加してください。関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する次は、リリース更新です。Spring ’25 のリリースノートが公開されたため、Spring ’25 のリリースノートの情報を反映させました。関連リンクSales Engagement 基本ユーザーの Einstein 活動キャプチャ権限の変更 LWC スタックモーダルの有効化ICU ロケール形式の有効化 公開リストビューの表示を編集するときに「ロールおよびロール階層を表示」権限を適用 Enhance Flexibility and Reusability in Prompt Flows 変更点は3箇所です。Update API Requests to Use Your MyDomain Login URL 外部からAPIを使用してSalesforceに接続しており、エンドポイントのURLにインスタンス名(例:ap46)を利用している場合は、私のドメインを使用した URLに変更する必要があります。Sandboxの強制適用時期は 4 月 1 日、本番環境は 6 月 14 日の予定です。間に合わない場合は API インテグレーションが停止しますので、早めの確認および対応をお願いします。入力として使用される組み込みの Apex クラスで定義された権限要件の適用 こちらは Spring ’25 で適用される予定でしたが、Winter ’26 に延期されました。リリース更新の内容としては、現在は Apex アクションから呼び出される Apex クラスの処理は以前のコンポーネントコンテキストで実行されますが、リリース更新適用後は、Apex クラス実行時にユーザーの権限がチェックされ、よりセキュリティが強化されます。REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用本リリース更新の強制適用はなくなったため、 Spring ’25 のリリース更新ページには載っていません。関連リンク要求順序での Apex 一括処理アクションの結果の並び替え すべてのインテリジェンスシグナル種別での Apex で定義された変数の使用 送信者検証のための返信先メールアドレスの検証 続いて、その他の更新です。まずは「新しい設定ドメインの許可」についてです。こちらは以前からご案内している内容ですが、Salesforce の「設定」ページの URL のドメインが更新されるというものです。お客様組織への変更適用は段階的に行われていますが、Spring ’25 でも継続して適用が進められます。ご準備がお済みでないお客様は参考リソースにて変更内容をご確認いただき、対応をご検討ください。関連リンクAdd the New Setup Domain必要なドメインを許可Understand How Google's Privacy Sandbox Initiative Impacts Salesforce続きまして、「Classic Knowledge データモデルの廃止」です。今年の 6 月にリリースされる Summer ’25 で Classic Knowledge データモデルは廃止となり、「記事タイプ」を使用したナレッジの管理ができなくなります。現在も「記事タイプ」をご利用のお客様は Summer ’25 までに Lightning Knowledge 移行ツールをご利用いただき、Lightning Knowledge データモデルへの移行をご計画ください。Spring ’25 のリリースノートにも本件に関する情報が掲載されておりますので是非ご覧ください。また、サクセスナビには必要な作業がまとまっていますので、計画を立てる際に参考にしてください。関連リンクRun the Lightning Knowledge Migration Tool移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト続いて、拡張ドメインに関する情報です。現在は拡張ドメイン適用前の URL にアクセスしたとき、新しい URL にリダイレクトされる動作になっていますが、そのリダイレクトが停止する予定が Winter ’26 から Spring ’26 へ延期となりましたので、こちらでリダイレクト停止までのロードマップをご紹介します。来月リリースされる Spring ’25 では、リダイレクトが停止しないようにするためのオプトアウトの設定が組織に追加されます。その設定を使用してオプトアウトしてない場合は、Summer ’25 と Winter ’26 のリリースにて、リダイレクトが停止します。ただ、それによって業務影響がありそうな場合には管理者様はリダイレクトを有効化することができます。そして、Spring ’26 のリリースではリダイレクトが完全に停止して、リダイレクトは有効化することはできなくなります。そのため管理者様におかれましては、本件に関する参考情報をご確認いただき、リダイレクト停止に向けたご準備をお願いいたします。関連リンクEnhanced Domains TimelineUpdate References to Legacy Host Names (Release Update)次は、機能の廃止です。Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止が、Summer ’25 のリリースにて予定されています。API の更新作業は、Salesforce以外のシステムでの作業が必要となり、対応に時間がかかることが想定されます。対象のお客様にはSalesforceからメール通知も行われており、Spring ’25 のリリースノートでも関連情報を公開していますので、内容をご確認のうえ早めのご対応をお願い致します。関連リンクSalesforce Platform API Versions 21.0 Through 30.0 Retirement (Release Update)イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラスApex トリガVisualforce ページフロープロセスビルダーカスタムボタンS コントロール Salesforce B2B Commerce for VisualforceApex RESTSOAP Web Services 続いて、従来のチャットと Live Agent の廃止です。従来のチャット、Live Agent は 2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。それに伴い標準ボットもご利用いただけなくなります。そのため、早めに後継機能であるアプリ内および Web のメッセージングや拡張ボットへの移行計画を立てていただくことを推奨致します。関連リンクリリースノート : Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ : チャットおよび Live Agent の廃止サクセスナビ : チャットおよび Live Agent の廃止最後に、その他の情報です。まずは Hyperforce への移行についてです。Hyperforce は AWS 上に構築された新しい インフラです。お客様の組織は Salesforce のデータセンターで稼働している場合と、Hyperforce で稼働している場合があります。Salesforce では数年前からお客様の組織を順次新しいインフラである Hyperforce へ移行をしています。Hyperforce への移行に関するメールを受け取られた場合には、事前準備が必要になる場合があります。お客様がスムーズに移行いただけるように、Hyperforce アシスタントが提供されておりますので、ぜひご確認をお願いします。関連リンクハードコード化された参照の更新Hyperforce の IP 許可リスト登録の望ましい代替案Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するHyperforceアシスタント続いて、サクセスナビに追加された Agentforce 特設ページのご紹介です。今注目されている Agentforce のコンテンツやリソースをまとめたページになります。Agentforce に関する更新情報を随時掲載してまいりますので、是非こちらのページをブックマークしておいていただければと思います。併せてサクセスナビでは、Salesforce の AI に関する情報を纏めたページや、AI を導入するためのステップを纏めたページも公開しています(リンクはこちら)。AI 導入のためのはじめの一歩を纏めておりますので、こちらも是非チェックしてみてください。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。1 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年12月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/CxoEt9i4zDahky6Gv8EuFp?全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforce の運用に関するお知らせ」の 12 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 12月のトピックはこちらです。本動画では、先月との差分である赤字の部分について、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションです。Spring '25のリリースに関する情報です。Salesforce Admin ブログにおいて、GetReady for Spring ’25 の記事が公開されています。Spring’25 リリース関連スケジュールは以下の通りです。(いずれも日本時間)2024 年 12 月 19 日 : プレリリースサイト公開2024 年 12 月 31 日 : リリースノート公開2025 年 1 月 3 日 11 時 : Sandbox プレビュー参加期限プレビュー参加期限までに余裕をもって Sandbox のリフレッシュをお願いします。 2025 年 1 月 4 日 : Sandboxプレビュー開始 2025 年 2 月 16 日 : Spring ‘25リリース予定(主に日本のお客様にご利用頂いているインスタンス)Salesforce Admin ブログに、スケジュールやそれぞれの詳細が公開されていますので、Spring ’25 リリースに向けて是非ご確認ください。関連リンクSalesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’25サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness Trailblazersナレッジ:Salesforce Sandbox プレビュー手順Summer ’25 のリリース時期に関する情報です。Trust サイトに来年2025 年 6 月に予定されております Summer ’25 リリース情報が掲載されております。Trust サイトには、約一年先までのリリースとメンテナンスの情報が公開されています。お客様の組織のリリースやメンテナンス時期を確認頂き、計画的な運用にお役立てください。関連リンクTrustサイト続いて、Winter ’25 のリリースノート更新情報です。今月は 12月 5 日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.62 Enable Secure Redirection for Flows (Release Update)フローに関する情報です。フローのセキュアなリダイレクトを有効にするリリース更新が、強制適用から推奨事項に変更となりました。No.63 Run Schedule-Triggered Flows on Limited Records to Improve Performanceこちらもフローに関する情報です。スケジュールトリガーフローについて、以前は制限がなくパフォーマンスに影響を及ぼす可能性がありましたが、フロー1 つにつき最大 25 万レコードまで、とアクセスが制限されるようになりました。No.64 Cadence Builder Classic (1.0) is Being RetiredCadence Builder Classicに関する情報です。Cadence Builder Classicの廃止が一時的に保留となり、現時点では廃止のスケジュールが未定であるため該当リリースノートが削除されました。No.65 Scale Your Sales Funnel with Agentforce SDRAgentforce for Salesに関する情報です。Agentforce SDR は、インサイドセールス等の営業チームが、より多くのリードに対して効率的にアプローチすることを支援します。今回、リードからの特定の質問に営業チームが正確に回答できる検索拡張型生成(RAG)に関する情報がリリースノートに追加されました。No.66 Update References to Your Previous Salesforce Domains拡張ドメイン適用前の URL にアクセスした際のリダイレクト終了に関しての情報です。Winter '26 で、拡張ドメイン適用前のURLに関するリダイレクトがすべての本番環境で終了することに関連し、リリースノートが更新されました。No.67 Identify and Update Instanced Legacy Hostnamesこちらはインスタンス名を含む URL のリダイレクトが停止に関しての情報です。Winter ’26 ですべての本番環境におけるインスタンス名を含む URL のリダイレクトが終了することをが、リリースノートに反映されました。以上が、12 月 5 日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報です。現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定をスライドに記載しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、本スライドに記載されている日程で、本番組織・Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。今回は、Sandbox のインスタンスリフレッシュの計画が追加となっておりますのでご確認ください。また、現在のインスタンスのデータセンターを確認できる Find My Instance サイトのリンクを追加しました。こちらのサイトで、インスタンス名を入力することで、インスタンスがあるデータセンターのロケーションなどを確認することが可能です。必要に応じてご利用ください。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備Find My Instanceサイト続いて、許可すべきIPアドレスとドメインに関する更新情報です。更新内容は以下2点です。「SalesforceのIPアドレスとドメインで許可する」「BYO Models and Open Connector IP Addresses」セクションが追加されました。こちらのIPアドレスは、生成 AI を使用する際、お客様独自の LLM を使う場合や、LLM Open Connector を使用して任意の言語モデルを使う場合の送信元 IP アドレスになります。許可リストを使ってネットワークのアクセス制御をしている場合は、これらの IP アドレスを許可リストに追加してください。「SalesforceのIPアドレスとドメインで許可する」および「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」Hyperforce の IP アドレスについての説明が変更されました。Salesforce から外部へ接続する際の送信元のIP アドレスは今まで Compliance サイトに公開されていましたが、今後はこちらから Json 形式でダウンロードができるようになりました。また、IP アドレスが変わる場合には 30 日前に Trust 通知を受け取ることができるようになりました。関連リンクSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする次は、リリース更新です。一箇所更新が入っています。「フローのセキュアなリダイレクトの有効化」のリリース更新は Spring ’25 で強制適用される予定でしたが、強制適用されなくなりました。リリース更新の内容としては、ユーザーとネットワークを保護するために、ユーザーが画面フローを完了した時点のリダイレクト先を決定するフロー URL パラメーターに厳格な検証を適用する、というものです。セキュリティに関する内容のため、強制適用はされませんが適用を推奨していますので、Sandbox で動作確認をして問題がない場合にはお客様にて有効化をお願いします。関連リンクSales Engagement 基本ユーザーの Einstein 活動キャプチャ権限の変更ICU ロケール形式の有効化LWC スタックモーダルの有効化フローのセキュアなリダイレクトの有効化入力として使用される組み込みの Apex クラスで定義された権限要件の適用REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用続いて、その他の更新です。Classic ナレッジ データモデルの廃止です。Summer ’25( 2025 年 6 月)のリリースで、Classic Knowledge データモデルは廃止となります。Classic Knowledge データモデルとは「記事タイプ」を使用したナレッジの管理方法です。現在も記事タイプをご利用のお客様は Summer ’25 までに Lightning Knowledge 移行ツールをご利用いただき、Lightning Knowledge データモデルへの移行をご計画ください。サクセスナビに必要な作業がまとまっていますので、計画を立てる際に参考にしてください。関連リンクLightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、拡張ドメインに関するロードマップです。本番組織のリダイレクトが停止になる時期が変更され、全ての組織が Winter ’26 で停止予定です。サクセスナビに、リダイレクト停止までの推奨アクションがまとめられておりますので、停止に向けた準備にお役立てください。関連リンクUpdate References to Your Previous Salesforce Domains拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止続いて、フローへの移行に関する情報です。2025 年 12 月 31 日で、ワークフロールールとプロセスビルダーのサポートは終了します。それ以降も既存設定は動作しますが、カスタマーサポートや不具合の修正は提供されません。既存設定に問題が発生した場合の業務影響を避けるためにも、早めにフローへの移行計画をたてていただくことを推奨します。フローへの移行に必要な準備や対応方法についてまとめたサクセスナビやヘルプがございますので、参考にしてください。関連リンクワークフロールール & プロセスビルダーのサポートの廃止Flow Builder 学習マップへの切り替えフローへの移行開発・実装ガイドライン(レコードトリガ自動化)次は、機能の廃止です。Salesforce Platform APIバージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止が、Summer '25( 2025 年 6 月)に予定されています。API の更新作業は、Salesforce 以外のシステムでの作業が必要となります。対応に時間がかかることが想定されますので、対象のお客様には Salesforce からメール通知も行われております。内容をご確認のうえ早めの対応をお願い致します。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラスApex トリガVisualforce ページフロープロセスビルダーカスタムボタンS コントロール Salesforce B2B Commerce for VisualforceApex RESTSOAP Web Services 最後に、その他の情報です。みなさま、Hyperforce をご存知でしょうか。Hyperforce は、Amazon Web Services (AWS) 上に構築された、新しい インフラ(皆様の組織が稼働する場所)です。皆様の組織は、Salesforce が管理・運営しているインフラで稼働している場合と Hyperforce で稼働している場合があります。数年前から、Salesforce では、お客様の組織を順次新しいインフラである Hyperoforce へ移行をしています。Hyperforce への移行に関するメールを受け取られた場合には、事前準備が必要になる場合があります。お客様がスムーズに移行いただけるように、Hyperforce アシスタントが提供されておりますので、ぜひご確認をお願いします。関連リンクハードコード化された参照の更新Hyperforce の IP 許可リスト登録の望ましい代替案Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するHyperforceアシスタント最後に、サクセスナビに追加された Agentforce 特設ページのご紹介です。今注目されている Agentforce のコンテンツやリソースをまとめたページになります。Agentforce の第一弾である Service Agent でできることを解説した動画や Agentforce の概要資料、また、これからSalesforce の AI を活用していきたいとお考えのお客様にぜひ受講いただきたいエキスパートコーチングがまとめられております。随時更新されておりますので、ぜひブックマークしてご覧ください。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。12 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年11月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/MGWxVq9EGMw21gZFtYibGb全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 11 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 11 月のトピックはこちらです。本動画では、先月との差分である赤字の部分について、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションです。Winter ’25 のリリースに関する情報です。サクセスナビの「Winter ’25 注目の新機能」ページに日本語版 Release Overview Deck が追加されました。「リリースノートではイメージが湧かない・・・」というお客様は、視覚的にわかりやすくなっていますので、ぜひご確認ください。関連リンクSalesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Winter ’25サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’25 Release NotesRelease Overview DeckFeature MatrixWinter '25 Release HighlightsRelease Site続いて、Winter ‘25のリリースノート更新情報です。今月は 10 月 14 日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.35 Enhance Flexibility and Reusability in Prompt Flows (Release Update)まずは、新しく追加されたリリース更新に関する情報です。「プロンプトフローの柔軟性と再利用性を強化」というリリース更新が追加されました。強制適用時期はSpring '25です。この更新を適用すると、テンプレートトリガープロンプトフローから Flexの種別の プロンプトテンプレートを指定することはできなくなります。フローは 1 つのプロンプトテンプレート種別に制限されなくなるため、代わりに、手動入力を使用するテンプレートトリガープロンプトフローを作成する必要があります。この更新を有効にする前に、Flex プロンプトテンプレート種別を参照する既存のフローがある場合には、手動入力を使用するように更新する必要があります。No. 36 Close Deals Faster with a Seller-Focused Mobile App (Generally Available)Salesforceモバイルアプリケーションに関する情報です。Salesforceモバイルアプリケーションの設定画面に[販売業者向けセールスモバイル環境]のオプションが追加されました。販売業者向けセールスモバイル環境は、重要な情報を今まで以上に簡単に参照および更新したり、スワイプでお客様へ連絡を行うなどして商談を円滑に進めることができます。また、Agentforce(旧 Copilot )も利用可能です。No.37 Identify and Update Instanced Legacy Hostnamesリダイレクトに関する情報です。以前のSalesforceドメインへのアクセスを確認できるようにするため、Salesforce では、インスタンス名を含む拡張ドメインではないホスト名に対するリダイレクトとリダイレクトログを有効にしました。 Spring '25 で旧 URL から新しい URL へのリダイレクトが停止されますので、それまでに、影響を受けるホスト名への参照を見つけて更新してください。No.38 Disable Redirections for Legacy Hostnames私のドメインの設定に関する情報です。[私のドメイン]の[リダイレクト]セクションが変更され、拡張ドメインがリリースされる前に[私のドメイン]を設定していなかった本番組織で、[Redirect legacy (non-enhanced) My Domain hostnames] の設定を使用できるようになりました。No.39 Enable LWC Stacked Modals (Release Update)リリース更新に関する情報です。「LWC スタックモーダルの有効化」のリリース更新によって、レコード作成または編集モーダルで多数の項目を操作する場合のパフォーマンスが向上しますが、一部のモーダル動作に小さな変更が加えられます。今回のリリースノートの更新では、参照項目経由でレコードを作成した場合、[保存して新規作成] ボタンが表示されなくなるとの記述が削除されました。No.40 Maintain Access to the Outlook IntegrationOutlook インテグレーションに関する情報です。Microsoft 社 は、Outlook インテグレーションに影響を与えるレガシー機能を廃止する予定です。 Outlook インテグレーションへのアクセスを維持するには、Microsoft 365 の管理者と協力して、これらの変更がリリースされる前にMicrosoft 社による Salesforce Outlook インテグレーション 2024 の更新というナレッジを参考に対応をお願いします。No.41 Scale Your Sales Funnel with Agentforce SDRSales Cloud 用の新しい AI エージェントに関するリリースノートが追加されました。Agentforce SDR は、確度の高いリードを営業担当者に引き渡したり、ミーティングの予約の提案などをすることができます。日本語提供時期は未定です。No.42 Coach Sales Reps at Scale with Agentforce Sales Coach営業担当者をコーチングする AI エージェントに関するリリースノートが追加されました。 Sales Coach Agent は、セールスピッチやロールプレイセッションを分析して、営業担当者がより効果的に案件を進められるよう、オーダーメイドのフィードバックを提供します。日本語提供時期は未定です。No.43 Verify SAML Integrations (Release Update)リリース更新に関する情報です。「SAML インテグレーションを検証」のリリース更新の強制適用時期が Summer ’25 に延期されました。このリリース更新を適用すると、複数設定 SAML フレームワークのみがサポートされるようになります。No.44 Update the Salesforce Authenticator App to Version 4.3Salesforce Authenticator に関する情報です。サポートされる Salesforce Authenticator のバージョンが 4.3 であることを記載したリリースノートが追加されました。No.45 Use Einstein Work Summaries for Voice in More Languages (Generally Available)Einstein 作業概要に関する情報です。Voice で作業概要を使用できる言語(日本語含む)追加された旨のリリースノートが追加されました。No.46 Scale Communication with Expanded Session Limitsメッセージングセッションの制限に関する情報です。同時に実行できるアウトバウンドメッセージングセッションの上限が 3,000 から 4,000 に増加しました。同時アクティブセッション数(インバウンドとアウトバウンド含む)の上限は 11,000 のままです。No.47 Turn On Lightning Article Editor and Article Personalization for Knowledge (Release Update)リリース更新に関する情報です。「ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化」のリリース更新の強制適用日は 2025 年 6 月 1 日に延期されました。本リリース更新を有効にすると、新しい Lightning 記事エディターを使用したり、記事のパーソナライズを利用できます。No.48 : Upgrade Data Storage in Developer and Developer Pro SandboxesSandbox のデータストレージに関する情報です。Developer と Developer Pro の Sandbox について、データストレージを追加するためのライセンスが提供されるようになったことがリリースノートに追記されました。No.49 : The Campaign Member Status Chart is Being Retiredキャンペーンに関する情報です。キャンペーンレコードの詳細画面に表示される「キャンペーンメンバー」の関連リストにはキャンペーンに追加された顧客の状況を確認するためのグラフが表示されていましたが、Winter’ 25 からグラフは表示されなくなりました。今後はグラフで確認する際にはレポート機能をご活用ください。No.50 : Exclude Organizer-Only Events When Syncing Internal EventsEinstein 活動キャプチャに関する情報です。Einstein 活動キャプチャの「内部行動を同期」という設定が、内部の主催者のみが出席者である行動にも適用されるようになりました。以前は参加者がいない主催者のみの行動は内部の行動とみなされず、「内部行動を同期」の設定状況に関係なく同期されていました。No.51 : Close Deals Faster with a Seller-Focused Mobile App (Generally Available)販売業者向けセールスモバイル環境に関する情報です。Winter ’25 で追加された[販売業者向けセールスモバイル環境] では、モバイルから簡単に取引先、リード、商談などを表示および更新できますが、本機能を利用するための権限がリリースノートに追記されました。No.52 : Monitor Agentforce Service Agent Conversation Consumption with Digital WalletAgentforce Service Agent に関する情報です。Salesforce の自立型 AI エージェントである Agentforce Service Agent は使用量ベースの課金モデルですが、デジタルウォレットを使うことで使用状況を確認できるようになりました。No.53 : Social Customer Service Starter Pack Is Being Retiredソーシャルカスタマーサービス スターターパックに関する情報です。本機能は廃止が予定されており、契約終了日または11 月 18 日のどちらか早い日付にて機能が廃止されることがリリースノートに記載されました。No.54 : Automate Common Contact Center Interactions with Agentforce Service AgentsAgentforce Service Agents に関する情報です。コンタクトセンターにおける顧客からの問合せ業務を自動化できる自立型AI エージェントである Agentforce Service Agents の一般提供が開始されたことがリリースノートに追加されました。No.55 : Upsell Your Business from the Field (Generally Available)Field Service に関する情報です。Field Service モバイル アプリケーションを使って、顧客向けの見積もりを作成できる機能の一般提供が開始されました。No.56 : Mobile Home Tab Setting Is Now on by Defaultモバイルアプリケーションに関する情報です。すべてのプロファイルでタブ設定にある「モバイルホーム」は「デフォルトで表示」に設定されるようになりました。以前はカスタムプロファイルでは「モバイルホーム」は「デフォルトで非表示」となっていました。No.57 : Unlock a 360-Degree Customer View with New Foundational FeaturesSalesforce Foundations に関する情報です。Salesforce Foundations とは、Sales Cloud / Service Cloud / Marketing Cloud / Commerce Cloud / Data Cloud の機能を提供する統合アプリケーションです。本機能が、Sales Cloud / Service Coud / Industries Cloud の組織で提供される旨がリリースノートに記載されました。No.58 : Configure Mobile Publisher Android Push Notifications with Only Two Firebase Filesモバイルパブリッシャーに関する情報です。モバイルパブリッシャーが Android でプッシュ通知できるようにするための構成方法について、リリースノートに情報が追加されています。No.59 : Review and Update Settings to Capture Leads from LinkedIn (Release Update)LinkedIn リードフォームに関するリリース更新に関する情報です。LinkedIn リードフォームから Salesforce にリードを同期している場合は新しい設定を有効にして再設定する必要がありますが、この更新が Sales Cloud のすべてのエディションにて適用される旨がリリースノートに追記されました。No.60 : Connect Unified Knowledge to More SystemsNo.61 : Organize your Knowledge Articles by Mapping Labels to Fields and Data Categories上記の 2 つは統合ナレッジに関する情報です。統合ナレッジは 3rd Party システムのナレッジを Salesforce に取り込むことができます。この機能について大きく3つの更新があります。1つ目は無償トライアルの延長に関する情報、2つ目はサポートするコネクタが追加されたという情報、3つ目は取り込んだナレッジにラベルを付与する機能が追加されたことで、これらの情報が追加されました。以上が、10 月 14 日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定をご紹介しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、上記の日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて Spring ‘25に適用されるリリース更新についてです。Spring ’25 に適用されるリリース更新の中から、影響度が高いと思われるものをピックアップしてご紹介します。影響度が高いと思われるものとして1行目、Sales Engagementの権限セットに関する情報です。Spring '25 からは「Sales Engagement 基本ユーザー」権限セットに Einstein 活動キャプチャへのアクセス権が含まれなくなります。Spring '25以降は、別途「標準 Einstein 活動キャプチャ」権限セットを割り当てる必要がありますのでご注意ください。次に4行目、画面フローに関する情報です。ユーザーが画面フローを完了した時点のリダイレクト先を決定するフロー URL パラメーターの検証が厳格になります。引き続きリダイレクトをさせたい場合は、 [設定] の[信頼できる URL] のリストに対象URLを追加する必要がございますのでご注意ください。関連リンクSales Engagement 基本ユーザーの Einstein 活動キャプチャ権限の変更ICU ロケール形式の有効化LWC スタックモーダルの有効化フローのセキュアなリダイレクトの有効化入力として使用される組み込みの Apex クラスで定義された権限要件の適用 REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用こちらでは一点、更新がございます。上から2行目、複数設定 SAML フレームワークへの移行について、強制適用時期が Spring ’25 から Summer ’25 へ変更となっております。その他、影響度が高いと思われるものとして、上から5行目、送信者検証のための返信先メールアドレスの検証についてご紹介します。メールセキュリティ標準の厳格化に伴い、Spring '25 以降は、[私のメール設定] でメールアドレスを検証する必要があります。Spring '25以降、アドレスが検証されるまで [私のメール設定] の返信先メールアドレスからのメール送信は失敗しますので、すべてのユーザーに [私のメール設定] にアクセスするようご案内ください。リリース更新に関する情報は以上となります。今回取り上げたリリース更新以外にも、既存のカスタマイズに影響を与える可能性があるリリース更新がございますので、リリース更新の内容をご確認ください。関連リンク公開リストビューの表示を編集するときに「ロールおよびロール階層を表示」権限を適用複数設定 SAML フレームワークへの移行要求順序での Apex 一括処理アクションの結果の並び替えすべてのインテリジェンスシグナル種別での Apex で定義された変数の使用送信者検証のための返信先メールアドレスの検証Enhance Flexibility and Reusability in Prompt Flows続いて、その他の更新です。まずは、Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。現在 Classic ナレッジ(記事タイプ)をご利用中のお客様は、Summer ’25 までに、Lightning Knowledge へ移行をお願いします。移行を支援する移行ツールも提供されております。移行ツールご利用に際しては、事前に Full Sandbox で実行して頂くことが必須となっております。移行ツールに関してはリリースノートをご確認ください。その他、Classic ナレッジをご利用にあたって、開発されている場合は移行に際して別途、改修が必要になりますのでご注意ください。Lightning Knowledge では、Agentforce 等の Salesforce が提供している最新機能をご利用頂けますので、是非、前向きに移行の準備をお願いします。関連リンク Lightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、拡張ドメインに関するロードマップです。Winter ’25 で予定通り本番以外の組織で、拡張ドメイン有効化前の旧 URL にアクセスした際の新しい URL へのリダイレクトが停止されました。本番組織のリダイレクトは Spring ’25 で停止予定です。サクセスナビにリダイレクト停止までの推奨アクションがまとめられておりますので、停止に向けた準備にお役立てください。関連リンク Update References to Your Previous Salesforce Domains拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止(サクセスナビ)続いて、機能の廃止です。こちらでは一点、更新がございます。ケイデンスビルダーバージョン 1.0 の廃止ですが、終了時期が 2025 年 6 月となっておりましたが、保留になりました。関連リンク JDK ロケール形式の廃止ケイデンスビルダーバージョン 1.0 の廃止Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止メンテナンス計画の頻度種別項目の廃止ワークフロールール & プロセスビルダーのサポートの廃止チャットおよび Live Agent の廃止Salesforce for Outlook の廃止アドミンアシスト機能の廃止こちらは再掲となります。Salesforce Platform APIバージョン21.0~30.0の廃止が、Summer '25(2025年6月)に予定されています。APIの更新作業は、Salesforce以外のシステムでの作業が必要となります。対応に時間がかかることが想定されますので、対象のお客様にはSalesforceからメール通知も行われております。内容をご確認のうえ早めの対応をお願い致します。関連リンク Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラスApex トリガVisualforce ページフロープロセスビルダーカスタムボタンS コントロール Salesforce B2B Commerce for VisualforceApex RESTSOAP Web Services 最後に、その他の情報です。みなさま、Hyperforce をご存知でしょうか。Hyperforce はAmazon Web Services (AWS) 上に構築された新しい インフラです。皆様の組織は、Salesforce が管理・運営しているインフラで稼働している場合と Hyperforce で稼働している場合があります。数年前からSalesforce では、お客様の組織を順次新しいインフラである Hyperofrce へ移行をしています。Hyperforce への移行に関するメールを受け取られた場合には事前準備が必要になる場合があります。お客様がスムーズに移行いただけるように[Hyperforce アシスタト]という機能が提供されておりますので、ぜひご確認をお願いします。関連リンク ハードコード化された参照の更新Hyperforce の IP 許可リスト登録の望ましい代替案Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するHyperforceアシスタント本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。11 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年10月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/wmeiY6EMrtEGrjP4F9CrZS全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 10 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024年10月のトピックはこちらです。本動画では、先月との差分である赤字の部分について、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションです。Winter'25のリリースに関する情報です。日本のお客様向けのインスタンス、APxとJPNxのインスタンスについて日本時間10月13日にWinter'25のリリースが完了しています。関連リンクSalesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Winter ’25サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’25 Pre-Release siteSalesforce Sandbox プレビュー手順Winter ’25 Release NotesRelease Overview DeckFeature MatrixWinter '25 Release HighlightsRelease Site続いて、Winter'25のリリースノート更新情報です。今月は9月23日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.24 Update API Calls to Use Your My Domain Login URLAPIコールにおけるログインURLをMy Domain ログインURLとする変更についてです。この変更の適用が、2024年10月12日から2025年6月14日に変更になった旨がリリースノートに記載されています。No.25 Flow and Process Run-Time Changesフローに関する情報です。APIバージョンが61.0以降のフローにおけるNULLテキスト値の扱いが変更になった旨がリリースノートに追加されております。この変更により、API バージョン 61.0 以降のフローが実行される場合、空の選択肢の値は NULL テキスト値として評価されるようになります。No.26 Enforce Sharing Rules When Apex Launches a Flow (Release Update)Apexクラスからフロー起動に関する情報です。Apexクラスからフローを起動する際に、共有ルールを適用するリリース更新がWinter'25で適用予定でしたが、こちらの強制適用がキャンセルとなりました。現状、適用も中止もされていない状態ですが、Salesforceではこのリリース更新の適用を推奨しておりますので、是非内容をご確認のうえリリース更新を有効化してください。No.27 Restrict User Access to Run Flows (Release Updateフローの実行権限に関する情報です。Winter '25以降は、明示的にフロー実行権限を付与されたユーザーのみフローを実行することができます。このリリース更新はWinter '25からWinter '26へ延期となった旨と、良くある質問のナレッジへのリンクがリリースノートに追加されています。No.28 Make Record Fields Stand Out with Conditional FormattingLightningアプリケーションビルダーでの動的フォーム対応ページの機能のリリーススケジュールに関してです。動的フォーム対応ページでのカスタムアイコンやカスタムカラーを設定できる機能について、リリーススケジュールが2024年9月から10月に変更となっております。No.29 Changes to Selective Sandbox Access for Developer and Developer Pro SandboxesこちらはSandboxに関する情報です。Winter '25より、Developer または Developer Pro Sandboxを作成または更新する場合、公開グループの設定が必要となるリリース更新について、一部適用内容が変更となりました。Sandbox設定画面からSandboxを作成する場合、Winter '25から公開グループの設定が必要となりますが、Tooling APIを使用する場合は、Spring '25から公開グループの設定が必要となる旨がリリースノートに明記されました。No.30 Increase Your Odds of Success with Warm IntroductionsNo.31 Manage Your Day Better with EinsteinEinstein Copilotに関する情報です。特定のお客様との過去の社内共同作業者情報の提供重要なタスク、会議、商談スナップショットを含む日次概要の作成こちらの二つのCopilot アクションが追加された旨が、リリースノートに追加されました。No.32 Forced Login Is Permanently Disabled強制ログインのログイン履歴に関する情報です。ユーザーがログインURLにて、ユーザー名とパスワードでログインする強制ログインは、Spring '22において無効となりましたが、一部の組織ではこの機能が引き続き使用されていました。しかし、Winter '25のリリースにて完全に無効となりました。今回の更新で、ユーザーが強制ログインを利用しているとみなされるログイン履歴の内容がリリースノートに追加されました。 Winter25以降は、強制ログインを利用しているユーザーがいないかログイン履歴で確認のうえ、ご対応をお願いいたします。No.33 Enable LWC Stacked Modals (Release Update)Lightning ExperienceのQuickActionで起動するモーダルについて、リリース更新の有効化前後での動作の比較表がリリースノートに追加されました。No.34 See the Topics That Matter Most to Your Customers with Sales SignalsEinstein会話インサイトについての情報です。Winter ’25でGAとなるSales Signalsについての情報がリリースノートに追加されました。Sales Signalsは、あらかじめ設定したカテゴリとキーワードでトピックをフィルタリングして、関連するシグナルと会話のダッシュボードを表示する機能です。気になるお客様は、ぜひリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定をご紹介しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、上記の日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いてWinter'25に適用されたリリース更新についてです。Winter’25に適用されたリリース更新の中から、影響度が高いと思われるものをピックアップしてご紹介します。まずは一番上の行に記載されているNo-Reply メールアドレスに関するリリース更新です。こちらのリリース更新の適用により 「デフォルトの No-Reply アドレス」にメールアドレスの設定がない、もしくは設定されていても未検証の状態の場合、一部のメールが送信されなくなります。リリース更新の適用前に設定や検証をされていないお客様は、現在の「デフォルトの No-Reply アドレス」に設定されているメールアドレスの状況のご確認をお願いいたします。続いて、上から3行目のEmailSimple 呼び出し可能なアクションについてです。「組織のアドレス」を使用してメール送信をする場合、そのメールアドレスを使用することができるプロファイルを「組織のアドレス」で設定しておく必要があります。そして、今回のリリース更新の適用により、 EmailSimpleでメールを送信する際も「組織のアドレス」で許可されているプロファイル設定に準拠するかたちとなり、システムコンテキストではなくユーザコンテキストで実行されるようになっておりますので、今回のリリース更新前に確認をされていないお客様は「組織のアドレス」に設定されているプロファイルに不足がないかご確認ください。関連リンクメールを送信するための組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスの作成および検証フローでのセッション ID へのアクセスを無効化組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化呼び出し可能なアクションの部分的な保存の有効化フローでの従来の Apex アクションのアクセス修飾子の考慮フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡し次にピックアップしたいのは、上から4行目に記載されているフローに関するリリース更新です。こちらのリリース更新が適用されると、REST API経由で実行されるフローがシステムコンテキストではなくユーザコンテキストで動作するようになっております。そのため、ユーザのプロファイルや権限セットで許可されていないオブジェクトや項目はアクセスできなくなっております。セキュリティ強化のための更新ですので、今回のリリース更新前に確認をされていないお客様は、状況のご確認をお願いいたします。関連リンク ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止LinkedIn からリードを取り込む設定の確認および更新ボットユーザーコンテキストでフローの実行REST API を介してフローをユーザーコンテキストで実行ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化REST API を使用した外部クライアントアプリケーション OAuth コンシューマーログイン情報へのアクセスリリース更新に関する情報は以上となります。今回取り上げたリリース更新以外にも、既存のカスタマイズに影響を与える可能性があるリリース更新がございますので、リリース更新の内容をご確認ください。続いて、その他の更新です。まずは、Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。現在 Classic ナレッジ(記事タイプ)をご利用中のお客様は、Summer ’25 までに、Lightning Knowledge へ移行をお願いします。移行を支援するツールも提供されておりますので、リリースノートをご確認ください。関連リンク Lightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、拡張ドメインに関するロードマップです。Winter ’25 で予定通り本番以外の組織で、拡張ドメイン有効化前の旧 URL にアクセスした際の新しい URL へのリダイレクトが停止されました。本番組織のリダイレクトはSpring '25で停止予定です。サクセスナビにリダイレクト停止までの推奨アクションがまとめられておりますので、停止に向けた準備にお役立てください。関連リンク Update References to Your Previous Salesforce Domains拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止(サクセスナビ)続いて、フローへの移行に関する情報です。2025 年 12 月 31 日でワークフロールールとプロセスビルダーのサポートは終了します。それ以降も既存設定は動作しますが、カスタマーサポートや不具合の修正は提供されません。既存設定に問題が発生した場合の業務影響を避けるためにも、早めにフローへの移行計画をたてていただくことを推奨します。フローへの移行に必要な準備や対応方法についてまとめたサクセスナビやヘルプがございますので、参考にしてください。関連リンク ワークフロールール & プロセスビルダーのサポートの廃止Flow Builder 学習マップへの切り替えフローへの移行開発・実装ガイドライン(レコードトリガ自動化)続いて、機能の廃止です。こちらは、Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止についてです。ナレッジが更新され、API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止のリリース更新でテスト実行ができるようになった旨が追加されました。リリース更新には、強制適用時期の前に動作確認をするための[テスト実行]機能がサポートされているものとされていないものがございます。今まで、API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止については、[テスト実行]がサポートされていませんでした。そのため、廃止になるまでお客様にて動作確認をする術がありませんでした。また、[テスト実行]は一度有効化をしても、強制適用予定の Summer ’25 までの間はお客様にて無効化することができます。そのためAPI 更新作業後に必要に応じてテストを実施いただけますようお願いします。関連リンク Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラスApex トリガVisualforce ページフロープロセスビルダーカスタムボタンS コントロール Salesforce B2B Commerce for VisualforceApex RESTSOAP Web Services 続いて、従来のチャットと Live Agent の廃止です。従来のチャット(Live Agent)は2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。それに伴い標準ボットもご利用いただけなくなります。そのため、早めに後継機能であるアプリ内および Web のメッセージングや拡張ボットへの移行計画を立てていただくことを推奨致します。関連リンク リリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:チャットおよび Live Agent の廃止サクセスナビ:チャットおよび Live Agent の廃止最後に、その他の情報です。みなさま、Hyperforce をご存知でしょうか。Hyperforce はAmazon Web Services (AWS) 上に構築された新しい インフラです。皆様の組織は、Salesforce が管理・運営しているインフラで稼働している場合と Hyperforce で稼働している場合があります。数年前からSalesforce では、お客様の組織を順次新しいインフラである Hyperofrce へ移行をしています。Hyperforce への移行に関するメールを受け取られた場合には事前準備が必要になる場合があります。お客様がスムーズに移行いただけるように[Hyperforce アシスタト]という機能が提供されておりますので、ぜひご確認をお願いします。関連リンク ハードコード化された参照の更新Hyperforce の IP 許可リスト登録の望ましい代替案Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するHyperforceアシスタント本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。10 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年8月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/jt1WgwAU32rHvjZABb9hie全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 8 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 8 月のトピックはこちらです。本記事では、先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションに関する情報です。まずは現行バージョンである Summer ’24 に関する情報です。Summer ’24 に関する情報を纏めた特設ページがサクセスナビで公開されています。そのページに新機能紹介のための動画が公開され、またその動画に関する資料がダウンロードできるようになりましたので、是非ご覧になってみてください。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Summer ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Summer '24リリース注目の新機能オンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSummer ’24 Release noteTrustサイト(リリーススケジュール)Summer ’24 Release SiteSummer '24 Release HighlightsRelease Overview DeckFeature Matrix続いて、次期バージョンである Winter ’25 のリリースに関する情報です。日本のお客様向けのインスタンスについては、10 月 13 日に本番組織へ Winter ’25 がリリースされます。またその準備としてSandboxプレビューが 8 月 30 日から開始します。プレビューに参加する場合は、期日に間に合うように余裕を持ってSandboxのリフレッシュを実施してください。また、Winter '25のリリースノートも英語版ではございますが既に公開されております。リリースノートや Sandbox プレビューをご活用いただき、10 月に予定されているWinter '25のリリースに向けたご準備をお願いします。関連リンクSalesforce Sandbox プレビュー手順Winter ’25 Pre-Release siteWinter ’25 Release NotesSalesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Winter ’25サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness Trailblazers続いて現行バージョンである Summer '24のリリースノート更新情報です。今月は 7 月 22 日以降に発生した更新のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものや、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.52 : Get Started with Einstein for Field ServiceField Service 向けの Einstein 機能に関する更新です。Einstein for Field Service Mobile ライセンスが Einstein for Field Service に名称変更されました。これにより、すべての Field Service ユーザーが Field Service 向けに提供されている Einstein 機能にアクセスできるようになりました。No.53 : Test Data Cloud Features in a Sandbox (Beta)Sandbox に関する情報です。Sandbox をリフレッシュすると、Data Cloud の設定も複製できる機能がベータ版として提供され、2024 年 7 月から利用可能になります。ただし現時点では、Data Cloud に関するカスタマイズを Sandbox から本番組織へ展開することはできないのでご注意ください。No.54 : Confirm Access to External Systems When Named Credentials Use the OAuth 2.0 Browser Flowブラウザフローでの OAuth2.0 認証に関する情報です。セキュリティ強化を目的として、ブラウザフローで OAuth 2.0 認証を使用する場合の手順が追加されました。以前は外部システムでの認証を以って完了となっていましたが、Salesforce 組織の設定画面に戻り、ユーザに代わって外部システムとやり取りすることを確認するという手順が必要になりました。No.55 : Users Must Approve Access Every Time They Trigger the Device FlowOAuth 2.0 デバイスフローに関する情報です。OAuth 2.0 デバイスフローのセキュリティ強化を目的として、フローを開始するためのアクションが完了するたびにユーザにSalesforce へのアクセス許可を求めるようになりました。以前はデータへのアクセス許可の承認が求めれないことがありました。No.56 : Adopt Updated Content Security Policy (CSP) Directives (Release Update)コンテンツセキュリティポリシーに関する情報です。クロスサイトスクリプティングやコードインジェクションなどの攻撃から Salesforce 組織を保護するために、Salesforceではコンテンツセキュリティディレクティブの適用を予定していましたが、適用時期が Winter ‘25 から Spring ’25 へ延期となりました。なお、Salesforceではコンテンツセキュリティポリシー違反を特定するためのプロセスを再調整中です。これにより新たにコンテンツセキュリティポリシー違反が検出される可能性があるため、既にこのリリース更新を適用しているお客様は設定メニューから「信頼済み URL とブラウザーポリシー違反」というページをご覧いただき、最新のポリシー違反状況を確認することを推奨しています。No.57 : Better Error Handling for Outdated Pages in Lightning ExperienceLightning ページのエラー処理に関する情報です。Lightning ページで実行される Java Script のバージョンがサーバのバージョンと異なる場合、以前まではエラーが発生して強制的にページが更新されていました。しかし、この変更により警告メッセージを画面に表示させて、ユーザの都合の良いタイミングでページの更新を促すようになります。この変更は Summer ’24 で段階的に適用されます。No.58 : Confirm Your Components Use Supported Design System CustomizationsUI コンポーネントに関する情報です。Salesforce ではユーザインターフェースのアーキテクチャを継続的に改善していく計画を立てています。そして Summer ’24 リリース以降、一部のコンポーネントの内部動作が変更され、レンダリングされる DOM が変更される可能性があります。そのため Salesforce コンポーネントの DOM 要素を CSS や JavaScript で変更したり、Salesforce コンポーネントや CSS を対象とした Lightning ページや Experience Cloud サイトのカスタマイズは控えてください。本件に関する参考情報がリリースノートに記載されているのでご確認ください。No.59 : Temporarily Opt Out of Google Chrome Storage PartitioningGoogle Chrome のストレージ・パーティショニングに関する情報です。2024 年 9 月まで Google Chrome のストレージ・パーティショニングを無効にする設定があります。この設定は 9 月 3 日まで Chrome のバージョンが 111 から 126 のユーザにのみ有効となります。本設定をご利用いただく場合は、Chrome のバージョンを 127 へアップグレードすることは避けてください。No.60 : Externally Built Models in Einstein Discovery Are Being RetiredEinstein Discovery に関する情報です。Einstein Discovery でデータを分析するために使用する機械学習モデルについて、外部で構築されたモデルは使用できなくなります。そのため機械学習モデルについては Einstein Discovery の機能を使ってモデルを作成するようにしてください。No.61 : Limit Who Receives Notifications About Certificate Expiration証明書の有効期限切れを通知する際に送信されるメールについてです。「証明書の有効期限通知の受信」の権限を付与することで、ユーザは証明書の有効期限が切れるメールを受信できるようになります。この権限が付与されているユーザが存在しない場合は、システム管理者プロファイルのユーザ、または「すべてのデータの編集」権限を持つユーザにメールが送信されるようになります。以上が、7 月 22 日以降のリリースノート更新情報から抜粋した情報となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化に関する更新情報です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定をスライドに記載しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、こちらに記載されている日程にて本番組織、Sandbox組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元にTrustサイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備次にシステムメンテナンスについてです。関連リンクシステムメンテナンス時間Hyperforce 以外の優先システムメンテナンススケジュールについてです。こちらは英語版のナレッジをベースに、スライドを最新に更新しております。日本のお客様がご利用の古いインスタンスの一部が削除されていますので、ご確認をお願い致します。関連リンク優先システムメンテナンスのスケジュールSalesforce のメンテナンス中、組織にどのような影響がありますか?Trustサイトこちらは Hyperforce のシステムメンテナンススケジュールになります。一部、Hyperforce Region が変更になっておりますので、ご確認ください。関連リンク優先システムメンテナンススケジュールメンテナンス中、組織にどのような影響があるか Trust Site 続いて、リリース更新に関する情報です。Winter ’25 で強制適用されるリリース更新についてです。実際に強制適用されるリリース更新については、本番環境の設定画面にある [リリース更新] の画面をご確認ください。今回は Winter ’25 のリリースノートで更新があった箇所についてご紹介いたします。まず「Einstein Activity Capture」と 「EmailSimple 呼び出し可能なアクションについてのリリース更新」が追加されています。「更新されたコンテンツセキュリティポリシー (CSP) ディレクティブの採用」についてですが、強制適用時期がWinter’25からSpring25へ延期、リリース更新のヘルプが更新されておりますのでご確認ください。関連リンクChange Einstein Activity Capture Permissions for Sales Engagement Basic Users更新されたコンテンツセキュリティポリシー (CSP) ディレクティブの採用メールを送信するための組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスの作成および検証フローでのセッション ID へのアクセスを無効化組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化こちらでは二点、更新があります。「Apex によるフローの起動時の共有ルールの適用についてのリリース更新」がキャンセルとなりました。「メンテナンス計画の頻度の項目からメンテナンス作業ルールへの移行についてのリリース更新」の強制適用時期がWinter ‘25から Winter ’26に延期となっております。関連リンク呼び出し可能なアクションの部分的な保存の有効化Apex によるフローの起動時の共有ルールの適用 フローでの従来の Apex アクションのアクセス修飾子の考慮メンテナンス計画の頻度の項目からメンテナンス作業ルールへの移行フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡しゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止こちらも更新が二点です。「Review and Update Settings to Capture Leads from LinkedIn」について、LinkedIn Leadform から Salesforce にリードを同期している場合に、接続している LinkedIn アカウントの再設定についてのリリース更新が追加されています。「フローを実行するためのユーザーアクセスの制限 」について、強制適用時期がWinter ‘25からWinter ’26に延期となりました。関連リンクReview and Update Settings to Capture Leads from LinkedInフローを実行するためのユーザーアクセスの制限 ボットユーザーコンテキストでフローの実行REST API を介してフローをユーザーコンテキストで実行ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化こちらのスライドでは更新が1点あります。「Capture Prompt and Accurate Order Details with New Order Save Behavior」が更新されています。注文商品を更新した際に、[新規注文の保存時の動作] がカスタムアプリケーションロジックを使用して親注文を更新する処理に関するリリース更新となります。こちらについては、Winter ’25 以降の新規顧客組織ではデフォルトで有効となります。既存の組織に対しての強制適用時期は現時点で未定です。その他、それぞれのリリース更新の詳細については割愛させていただきますが、10 月のリリースで適用されるリリース更新なので、公開情報をご確認の上で適用のご準備をお願いします。関連リンクREST API を使用した外部クライアントアプリケーション OAuth コンシューマーログイン情報へのアクセスCapture Prompt and Accurate Order Details with New Order Save Behavior続いて、その他の更新です。こちらは以前からお知らせしております、Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。引き続き、Winter ’25 のリリースノートにも記載されていますので、Lightning Knowledge への移行をご計画の際に、是非ご確認ください。関連リンクLightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、拡張ドメインに関する今後のロードマップについてです。今回、ロードマップの更新がございます。旧URLから新URLへのリダイレクトについてWinter’25で停止予定でしたが、スケジュールが変更となり Winter ‘25ではSandbox等の非本番組織でのリダイレクトが停止となります。そして、Spring ‘25で本番組織での旧URLから新URLへのリダイレクトが停止と、スケジュールが変更となりましたので、対応時期などを検討中のお客様はご確認ください。本件に関する参考情報も更新されております。拡張ドメインに関するリリースノートが追加され、加えて拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止についての記事がサクセスナビで新たに公開されております。こちらも是非、ごらん頂きリダイレクト停止に向けた準備にお役立てください。関連リンク:Update References to Your Previous Salesforce Domains拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止(サクセスナビ)続いて、「機能の廃止」です。こちらでは、Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止についてのサクセスナビが公開されております。API バージョン廃止の対応について、冒頭の動画で説明させて頂いて降りますので、是非ご覧ください。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラスApex トリガ Visualforce ページ フロープロセスビルダーカスタムボタン S コントロール Salesforce B2B Commerce for Visualforce Apex RESTSOAP Web Services 続いて、従来のチャットとLive Agentの廃止です。こちらは再掲となりますが、重要なお知らせになりますので再度お知らせ致します。従来のチャットや Live Agent をご利用中のお客様は、既に製品コミュニケーションメールを受けとられていると思います。これらの機能は、2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。そのため、早めにアプリ内および Web のメッセージングへの移行計画を立てていただくことを推奨致します。アプリ内および Web のメッセージングは、私たちの生活でよく利用している非同期チャットを利用できます。それ以外にも、双方向でファイルのやりとりができたり、顔文字が使えたりと Live Agent ではできなかった多くの機能をご利用いただけます。対象のお客様におかれましては、早めのご対応をお願い致します。関連リンクリリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:Chat & Live Agent Retirement(チャットおよび Live Agent の廃止)最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。8 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年7月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/kY7erA3iQscqZPmf6qvWKE全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 7 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。こちらは、2024 年 7 月のトピックです。本記事では、先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は、Summer ’24 リリースノートの更新情報です。今回は 6 月 17 日以降の更新情報です。更新情報の中から現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。No.28 Review Updated URLs for List Viewsリストビューページの URL の書式変更に関する情報です。リストビューページの URL の書式変更に関して、ID ではなく API 名が使用される旨、リリースノートに追記されました。リストビュー URL の詳細に依存しているビジネスプロセスを確認し、更新してください。No.29 Give Feedback on Copilot ResponsesEinstein Copilot に関する情報です。Einstein Copilot の回答に対して、Salesforce へフィードバック出来る機能についてのリリースノートが追加されました。No.30 See Records from Different Objects in Einstein Copilot’s Responsesこちらも Einstein Copilot に関する情報です。複数の異なるオブジェクトを参照した Einstein Copilot からの回答を、ひとまとめにした状態で表示されるようになった旨のリリースノートが追加されました。No.31 Hide Global Search for Specific Lightning AppsSalesforce Mobile アプリに関する情報です。Salesforce Mobile アプリケーションの Lightning アプリケーションにおいて、グローバル検索を非表示にできるようになった旨のリリースノートが追加されました。No.32 Run Flows in Bot User Context (Release Update)Einstein Bot に関する情報です。ボットで開始されたフローについて、ボットに紐付けられたユーザーのプロファイルや権限セット・共有ルールに基づいて、フローのオブジェクトや項目に対するアクセス権が決定されるリリース更新の強制適用時期が Winter ’25 に延期された旨がリリースノートに追加されました。No.33,34 Organize and Find Records Easily with Personal Labelsレコードに付与できる独自のラベルについての情報です。Summer ’24 で、ユーザーは独自のラベルをレコードに適用して、必要なレコードをすばやく簡単に整理、追跡、検索できるようになりましたが、本機能はカスタムオブジェクトでも使用できること、ページレイアウトの編集はできないことがリリースノートに明記されました。また、表示ラベルオブジェクトに関する制限についてもリリースノートに追記されました。各ユーザーは、1 レコードにつき最大 20 個、合計最大 200 個のラベルを作成できます。 ユーザーは各ラベルを最大 500 件のレコードに割り当てることができます。No.35 Keep Routing Work During Service DegradationService Cloud でのオムニチャンネルルーティングに関する情報です。拡張オムニチャネルのフォールバック・モードを有効にすると、オムニチャンネルルーティングサービスが停止中でも、ルーティング作業を継続する機能のリリースノートが追加されました。No.36,37 Focus More Easily with the Latest Visual Refresh in Sales CloudLightningExperience の UI に関する情報です。Sales Cloud の Professional Edition と Enterprise Edition において、Summer ’24 以降の新規組織では最新の UI がデフォルトで提供される旨のリリースノートが追加されました。こちらは、設定で元の UI に戻すことも可能です。また、こちらのユーザーインターフェースの利用可能日付が追記されました。No.38 Enable LWC Stacked Modals (Release Update)Lightning Web Component に関する情報です。参照項目からレコードを作成する際、動的フォームを使用することができるのは標準アクションのみ、という注意事項がリリースノートに追加されました。No.39,40 Work with Data Cloud in a Sandbox Org (Beta)DataCloud に関する情報です。Data Cloud の機能を Sandbox でテストおよび調査できるようになる旨のリリースノートが追加されました。また、Sandbox の利用可能日が変更されました。No.41 Org Size Limit for Activity 360 ReportingEinstein for Sales に関する情報です。Activity 360 レポートを利用できるのは、取引先、取引先責任者、契約、リード、商談レコードの合計が 150 万件までの組織であるというリリースノートが追加されました。No.42 Disable Ref ID and Transition to New Email Threading Behavior (Release Update)メール to ケースの Lightning スレッドに関する情報です。メール to ケースにおいて、Lightningスレッドに移行する際のベストプラクティスが追記されました。No.43 Unify Knowledge from Various Sources in Salesforce (Generally Available)ナレッジに関する情報です。SharePoint 等のサードパーティシステムのナレッジ記事を Salesforce に取り込む機能である統合ナレッジの多言語サポートに関するリリースノートが追加されました。No.44 Geo-Aware LLM Request Routing Is Available in the Einstein Generative AI PlatformEinstein に関する情報です。Einstein 生成 AI プラットフォームは、大規模言語モデル(LLM)API リクエストを、Einstein 生成 AI プラットフォームのインスタンスがある場所に最も近い LLM プロバイダーのエンドポイントにルーティングするようになったことが、リリースノートに追加されました。No.45 Increase Sandbox Security with Inactive User FreezingSandbox に関する情報です。Summer ’25 で順次リリースされる、Sandbox のユーザー自動凍結機能について、影響を受けるユーザーとなぜこのプロセスを実行するのかについての詳細がリリースノートに追加されました。Sandbox 作成や更新、コピーののち、60 日以内にログインしていないユーザーは凍結されます。No.46 Select Who Has Sandbox Access for Production Orgs with 60 or More Public Groupsこちらも Sandobox に関する情報です。本番組織で 60 以上の公開グループがある場合でも、公開グループを通じて Sandbox へのアクセスを提供する機能を利用可能である旨のリリースノートが追加されました。No.47 Standard-Volume Platform Events Are Being Retired標準プラットフォームイベントに関する情報です。Summer ’25 に廃止予定である標準プラットフォームイベントについて、近日中に拡張プラットフォームイベントへの移行が必要ですが、今回のリリースノートに移行に関するナレッジのリンクが追加されました。No.48 Answer Questions Easily with Knowledge and Generative AIEinstein Bot に関する情報です。Einstein Bot において、ナレッジと生成 AI で質問に簡単に答える機能の名称が「Generative Knowledge Answers」に変更になりました。No.49 Monitor Product Consumption in Near Real-Time with Digital WalletYour Account に関する情報です。Your Account アプリから Digital Wallet へアクセスできる機能についてリリースノートに追加されました。No.50 Power Your Generative AI Using Anthropic Models with Prompt BuilderData Cloud に関する情報です。Einstein Studio で Anthropic Large Language Models (LLM) が利用可能になった旨がリリースノートに追加されました。No.51 Power Your Generative AI with Google Gemini and Prompt Builderこちら Data Cloud に関する情報です。Einstein Studio で Google Gemini Pro Large Language Model (LLM) が使用可能になったこ旨がリリースノートに追加されました。以上が、6 月 17 日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化に関する更新情報です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定を記載しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、こちらに記載されている日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが予定されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべき IP アドレスとドメインに関する更新情報です。7 月 5 日に「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」のナレッジに更新がございました。新たにイスラエルの IP アドレスが追加されています。IP アドレス許可リストを使われているお客様は、新しい IP アドレスの追加作業をお願いします。関連リンクSalesforce の IP アドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、リリース更新に関する情報です。Winter ’25 で、さまざまなリリース更新の強制適用が予定されています。実際に強制適用されるリリース更新については、本番環境の設定画面にございます[リリース更新]の画面をご確認ください。ここでは、影響度が高いと考えられるものをピックアップしてご紹介します。更新されたコンテンツセキュリティポリシー (CSP) ディレクティブの採用クロスサイトスクリプティングや他のコードインジェクション攻撃を防止するために、Salesforce は Lightning ページに配信済みの CSP ディレクティブを更新します。この変更に備えて影響を確認し、信頼済み URL を更新してください。この更新により、外部でホストされているフォントや画像が読み込まれなくなったり、Lightning ページ上の iframe で外部 Web サイトが読み込まれなくなる可能性があります。早めに Sandbox で確認をお願いします。メールを送信するための組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスの作成および検証強化されたメールセキュリティ標準に準拠するため、 [組織のメールアドレス] 設定で [デフォルトの No-Reply アドレス] を作成して検証する必要があります。お客様が定義した、組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスがない場合はメールの送信が失敗することがありますので、ご注意ください。関連リンクフローでのセッション ID へのアクセスを無効化呼び出し可能なアクションの部分的な保存の有効化Apex によるフローの起動時の共有ルールの適用 メンテナンス計画の頻度の項目からメンテナンス作業ルールへの移行Field Service をご利用のお客様へ向けた内容です。Winter ’25 で、メンテナンス計画の [頻度] 項目と [頻度種別] 項目は廃止される予定です。そのため、Winter ’25 までにメンテナンス作業ルールへ移行をしていただけますよう、お願いします。関連リンクフローでの従来の Apex アクションのアクセス修飾子の考慮フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡しゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止フローを実行するためのユーザーアクセスの制限 ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化新しい Lightning 記事エディターを使用すると、エディターのサイズを調整したり、文字数をカウントするツールを利用可能になるなど、生産性の向上が見込めます。一方で、エディターの見た目や搭載機能が異なりますので、現場のユーザー様が混乱しないよう、事前周知をしておくことをお勧めします。REST API を使用した外部クライアントアプリケーション OAuth コンシューマーログイン情報へのアクセスこのリリース更新は、メタデータ API を使用してコンシューマーログイン情報にアクセスしている既存の外部クライアントアプリケーションのユーザーに適用されます。このリリース更新を有効にすると、Connect REST API の credentials エンドポイントからコンシューマーシークレットにアクセスすることが可能になり、推奨されるセキュリティ標準に準拠することができます。Winter '25 以降はメタデータ API を介してコンシューマーシークレットにアクセスできなくなるので、早めの確認をお願いします。関連リンクREST API を介してフローをユーザーコンテキストで実行ボットユーザーコンテキストでフローの実行続いて、その他の更新です。拡張ドメイン提供後のリダイレクトについてです。現在、拡張ドメイン適用前の URL へアクセスすると新しい URL へリダイレクトされますが、Winter '25( 2024 年 10 月)にリダイレクトは停止される予定です。まだ対応されていないお客様は関連リンクの参考リソースをご確認のうえ、早めの対応をお願い致します。関連リンク:拡張ドメインのスケジュールSalesforce の拡張ドメインに関するよくある質問拡張ドメインの有効化とその準備(サクセスナビ)次は、機能の廃止に関する情報です。一点、更新がございます。Einstein Vision and Language APIs Retirement についての更新です。こちらは明示的な廃止時期はなく、既存契約の終了日までは 「Einstein Vision および Language」 をご利用いただけます。これらの機能を引き続きご利用いただく場合は、既存契約の有効期限が切れる前に サードパーティのソリューションに移行する必要があります。こちらは再掲となります。Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止が、Summer '25( 2025 年 6 月)に予定されています。Salesforce Platform API の更新作業は、Salesforce 以外のシステムでの作業が必要となります。対応に時間がかかることが想定されますので、対象のお客様には Salesforce からメール通知も行われております。内容をご確認のうえ早めの対応をお願い致します。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラス Apex トリガ Visualforce ページ フロープロセスビルダーカスタムボタン S コントロール Salesforce B2B Commerce for Visualforce Apex RESTSOAP Web Services 続いて、従来のチャットと Live Agent の廃止です。こちらも再掲となりますが、重要なお知らせになりますので再度お知らせ致します。従来のチャットや Live Agent をご利用中のお客様は、既に製品コミュニケーションメールを受けとられていると思います。これらの機能は、2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。そのため、早めにアプリ内および Web のメッセージングへの移行計画を立てていただくことを推奨致します。アプリ内および Web のメッセージングは、私たちの生活でよく利用している非同期チャットを利用できます。それ以外にも、双方向でファイルのやりとりができたり、顔文字が使えたりと Live Agent ではできなかった多くの機能をご利用いただけます。対象のお客様におかれましては、早めのご対応をお願い致します。また、今回、参考リソースとして、サクセスナビの「チャットおよび Live Agent の廃止」が追加されておりますので、ぜひご確認ください。関連リンクリリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:Chat & Live Agent Retirement(チャットおよび Live Agent の廃止)サクセスナビ:チャットおよび Live Agent の廃止最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。7 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年6月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/wieNC8DsSCCCtyNgiGZAyE全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 6 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。こちらは、2024年6月のトピックです。本記事では、先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は、製品イノベーションに関する情報です。日本時間の 6 月 16 日に、本番環境のインスタンスが Summer ’24 にバージョンアップされました。それに伴い、サクセスナビに Summer '24リリース注目の新機能 ページが公開されており、リリースノートのななめ読み(膨大なリリースノートから注目度の高いものをピックアップしたもの)などを確認いただけます。また、7 月には各製品のエキスパートが注目の新機能を解説する動画も追加される予定です。ぜひ、Summer '24リリース注目の新機能 ページにアクセスしていただき、まだの方はブックマークをお願いします。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Summer ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Summer '24リリース注目の新機能オンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSummer ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Summer ’24 Release SiteSummer '24 Release HighlightsRelease Overview DeckFeature Matrix続きまして、Summer '24リリースノートの更新情報です。今回は5 月 20 日以降の更新情報です。更新情報の中から現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。No. 12、13 Let Einstein Build a Draft Flow for You (Beta)どちらもEinstein for Flow に関する情報です。Einstein for Flow を有効にする方法が追加され、リリース時期が Summer ’24 以降に延期されました。No. 14 Answer Questions Easily with Knowledge and Generative AICopilot アクションの使用可能範囲についてです。Summer ’24 より、[ナレッジを使用して質問に回答] Copilot アクションをボットに接続して、顧客の質問に対して会話風の回答を生成することができますが、本機能を有効にする方法の詳細が記載されました。なお、現時点では本機能のサポート言語は英語のみです。No. 15 Einstein for Service Catalog (Beta)こちらも Copilot アクションに関する情報です。Einstein for Service Catalog では、Copilot はアクションを使用して顧客にカタログ項目のリクエストを開いたり、カタログ内の項目への URL リンクを提供できますが、本機能はベータサービスであることがリリースノートに記載されました。No. 16 Create a Custom UI Solution for Messaging for In-App and Web (Beta)Live Agent の後継機能である、アプリ内および Web のメッセージングに関する情報です。アプリ内および Web のメッセージングの新しいデプロイメントタイプに関するリリースノートが追加されました。アプリ内および Web のメッセージングの API を使用すると、サードパーティのボットやパートナーがサポートするメッセージングソリューションと統合することなどができます。No. 17 Access the Recent Activity Timeline on the Salesforce Mobile App with Copilot EnabledSalesforce モバイルアプリケーションに関する情報です。以前は、Einstein Copilot が有効な場合、Salesforce モバイルアプリケーションで最近の活動タイムラインを表示できませんでしたが、Summer ’24 ではEinstein Copilot が有効な場合でも、リード、商談、取引先、および取引先責任者の最近の活動タイムラインが表示されるようになります。日本語で Copilot を使えるようになる日が待ち遠しいですね!No. 18 Catch Up On Emails Quickly with Einstein Work Summaries for Email (Generally Available)機能の名称変更に関する情報です。Summer ’24 で Einstein 作業概要をメールでも利用可能になりますが、機能名が作業概要 → 作業サマリーに変わります。これに伴い設定メニューの表示も変わりますので、特にシステム管理者様はご承知おきください。No. 19 Help Partners Send Personalized Sales Emails FastEinstein Sales Emails に関する情報です。パートナーユーザーが Einstein Sales Emails を利用するために必要なアドオンライセンスが修正されました。Sales Cloud Einstein ではなく Einstein for Sales が必要です。No. 20 Ensure Security in Search with Search Manager検索マネージャーに関する情報です。検索マネージャーの機密情報を含むカスタム項目に項目レベルセキュリティを適用する機能のリリース時期が延期になる旨がリリースノートの記載されました。No. 21 Migrate to a Multiple-Configuration SAML Framework (Release Update)リリース更新に関する情報です。「複数設定 SAML フレームワークへの移行」というリリース更新の本番インスタンスへの適用時期が Spring ’25 に延期されました。Sandbox は延期せず、Summer ’24 で適用されました。No. 22 Download Up to 1 Year of Event Log Filesイベントログファイルに関する情報です。Summer ’24 で最大過去 1 年分のイベントログファイルをダウンロードできるようになりますが、この機能を利用できるエディションは、Enterprise、Performance、Unlimited Edition のみであることがリリースノートに記載されました。No. 23 Unify Knowledge from Various Sources in Salesforce (Generally Available)ナレッジに関する情報です。統合ナレッジを使うとサードパーティシステムのナレッジを Salesforce に取り込むことができます。今回のリリースノートの変更では、統合ナレッジに関する Trailhead モジュール(Unified Knowledge: Quick Look)へのリンクが追加されました。ナレッジを使用中、もしくは導入を検討されている場合は、ぜひチェックしてみてください。No. 24 Grant Access to the Label Object In Custom Profiles To Continue Using To Do List Labels (Release Update)新しい [リリース更新] に関する情報です。新しく [カスタムプロファイルで表示ラベルオブジェクトへのアクセス権を付与して引き続き ToDo リストの表示ラベルを使用]というリリース更新が追加されました。詳細は設定画面の[リリース更新]に表示されておりますので、ご確認ください。No. 25 deaExchange Delivered: Limit Who Receives Notifications About Certificate Expiration期限切れの証明書に関する通知メールに関する情報です。Summer ’24 で「証明書の有効期限に関する通知を受け取る」という新しいユーザー権限が追加されます。この権限により証明書の有効期限切れメール通知を受け取るユーザーをコントロールできるようになります。今回のリリースノートの更新で、この権限を誰にも割り当てない場合の動作が追加されました。誰にも割り当てない場合、すべての管理者が証明書期限切れメールを受信し続けることが記載されました。No. 26 See the Topics That Matter Most to Your Customers with Sales SignalsEinstein 会話インサイトに関する情報です。Einstein 会話インサイトの Sales Signal の機能は、2024 年 8 月から利用可能となる旨が記載されました。No. 27 Capture a Scratch Org’s Configuration with Scratch Org Snapshots (Generally Available)開発者様向けの情報です。Summer ’24 で、スクラッチ組織のスナップショット機能が正式リリースされますが、この機能は 2024 年 6 月下旬から順次利用可能になる旨がリリースノートに追加されました。続いて多要素認証(MFA)に関する更新情報です。MFA に関する FAQ と ロードマップ の英語版に同様の更新が行われています。Salesforce の全てのクラウド製品において MFA がデフォルトで有効化されていることから、FAQ やロードマップのナレッジが再構成され、これまでの更新履歴が削除されています。Sales Cloud などの Salesforce Platform 上に構築された製品に対する MFA の自動有効化が Summer ’24 のリリースで実施され、これを以って Salesforce による MFA の適用プログラムは終了します。関連リンクオンラインコミュニティSalesforce 多要素認証に関する FAQ 多要素認証 (MFA) 適用ロードマップサクセスナビ:MFA(多要素認証)設定マニュアルサクセスナビ:MFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)続いて、インフラ強化に関する更新情報です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定を記載しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、こちらに記載されている日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが予定されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべき IP アドレスとドメインに関する更新情報です。こちらでは3つの公開ナレッジを取り上げていますが、2つめにご紹介しているHyperforce に関する公開ナレッジで 5 月 23 日と 24 日に更新が行われています。このナレッジには Hyperforce における既知の問題をお知らせしている表がございましたが、すべての事象が解消したため、ナレッジから該当の表を削除するという更新が 23 日に行われております。また、現在は Tableau 製品は Hyperforce 上でのサービス提供を開始しているため、Hyperforce の IP アドレスを使用していない 製品のリストから Tableau を削除するという更新が 24 日に行われています。関連リンクSalesforce の IP アドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、Summer ’24 で適用されたリリース更新に関する情報です。Summer ’24 のリリースで強制適用されたリリース更新についてとなります。「カスタムプロファイルで表示ラベルオブジェクトへのアクセス権を付与して引き続き ToDo リストの表示ラベルを使用」というリリース更新が追加されております。また、「複数設定 SAML フレームワークへの移行」についてのリリース更新適用時期について、本番組織への適用時期が Spring ’25 と更新されておりますので、こちらもご確認をお願い致します。その他、既存の動作に影響を与える可能性があるものも含まれておりますのでご確認をお願い致します。関連リンク信頼済みの組織間リダイレクトのみを許可 (リリース更新)組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)複数設定 SAML フレームワークへの移行 (リリース更新)ボットユーザーコンテキストでフローの実行 (リリース更新)カスタムプロファイルで表示ラベルオブジェクトへのアクセス権を付与して引き続きToDoリストの表示ラベルを使用続いて、その他の更新です。こちらは以前からお知らせしております、Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。引き続き、Summer ’24 のリリースノートにも記載されていますので、Lightning Knowledge への移行をご計画の際に、是非ご確認ください。関連リンクLightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、機能の廃止に関する情報です。機能廃止についての更新情報はないのですが、廃止時期が近づいている機能がございますのでご紹介します。Google アナリティクス 360 再販の廃止 が、2024 年 7 月と予定されています。該当機能をご利用のお客様は、ご確認いただけますようお願い致します。Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止が、Summer '25(2025 年 6 月)に予定されています。API の更新作業は、Salesforce 以外のシステムでの作業が必要となり、対応に時間がかかることが想定されます。対象のお客様には. Salesforce からメール通知も行われております。内容をご確認のうえ、早めの対応を是非お願い致します。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラス Apex トリガ Visualforce ページ フロープロセスビルダーカスタムボタン S コントロール Salesforce B2B Commerce for Visualforce Apex RESTSOAP Web Services こちらは再掲となりますが、重要なお知らせになりますので再度お知らせさせて頂きます。従来のチャットと Live Agent をご利用中のお客様は、既に製品コミュニケーションメールを受けとられていると思います。これらの機能は 2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。そのため、早めにアプリ内および Web のメッセージングへの移行計画を立てていただくことを推奨します。アプリ内および Web のメッセージングは、私たちの生活でよく利用している非同期チャットを利用可能です。それ以外にも、双方向でファイルのやりとりができたり、顔文字が使えたりと Live Agent ではできなかった多くの機能をご利用可能です。このようにより便利な機能をご利用いただけますので、対象のお客様におかれましては、早めの対応をお願い致します。関連リンクリリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:Chat & Live Agent Retirement(チャットおよび Live Agent の廃止)最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。6 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。