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(2023年3月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/bdA9HHCxkQnHAw4E2XHuRg全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の3月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2023年3月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初にSpring '23のリリースノートの更新情報をご紹介します。こちらでは2月7日以降の更新内容の中から、現状の動作や設定に影響を与える可能性があるものをピックアップしてご紹介します。Block Access to Public Apex Constructor in Managed Package from @AuraEnabled Method (Release Update)「@AuraEnabled メソッドからの管理パッケージの公開 Apex コンストラクタへのアクセスのブロック」というリリース更新についてですが、当初はSummer'23での適用が予定されていましたが、現在は適用予定がキャンセルとなっており、現時点ではこのリリース更新の適用の予定はありません。動的活動コンポーザでアクションをすばやく実行Spring'23で導入された動的活動コンポーザの機能ですが、ケースオブジェクトのマクロでは動作しないということがリリースノートに記載されました。Experience Cloud ゲストユーザには詳細なフロー権限が必要 (リリース更新)Experience Cloud サイトのゲストユーザがフロー機能を実行するためには、明示的な権限の付与が必要になるというリリース更新ですが、このリリース更新の適用の予定がSpring'23のリリースタイミング以降に延期されました。また、リリースノートの内容に、ゲストユーザにフロー権限を付与する方法が追記されましたので、詳細はリリースノートをご覧ください。ここでのご紹介は上記の3点となりますが、リリースノートの更新情報をすべてご確認頂く場合は、こちらのリンクから内容をご確認いただければと思います。また内容についてご不明点等がある場合は、弊社のサポートにお問い合わせください。続いて、多要素認証(MFA)に関する更新情報です。MFAの自動有効化と強制適用に関する予定に更新がありますのでご紹介致します。Core Platform製品の自動有効化についてですが、2023年2月のメジャーリリースを第1フェーズとして、今後の各メジャーリリースで段階的に自動有効化が実施される予定です。そして強制適用ですが、2024年5月を第1フェーズとして、段階的にMFAの強制適用を実施していく予定となっています。続いてMuleSoftですが、2023年8月1日にMFAの強制適用が実施されます。Tableau Cloudについては、特権ユーザに対する強制適用が2023年3月13日から4月24日の間で実施され、それ以外のユーザに対する強制適用は、2023年5月22日から7月10日の間で実施される予定となっています。まだMFAが未適用であるというお客様は、セキュリティレベル向上のためにもMFA適用の計画を進めていただければ幸いです。関連リンク多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ続きましてはインフラ強化に関する情報です。2023年4月2日と4月16日に、主に海外のお客様が利用しているインスタンスにおいてインスタンスリフレッシュのメンテナンスが予定されています。インスタンスリフレッシュは、組織の継続的な成長に備え、お客様が期待されるレベルのシステムパフォーマンスを維持するために、データセンターのインフラストラクチャをアップグレードするメンテナンスです。インスタンスリフレッシュの事前通知は、約60日前に、システム管理者様宛にメールで送信されます。事前通知を受け取られたら、インスタンスリフレッシュの準備方法が纏められたナレッジがございますので、必ず確認の上ご準備をお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」というナレッジに更新があります。Salesforceでは、IPアドレス許可リストの代わりにTLS、SPF、DKIM、DMRACなどの標準メールセキュリティプロトコルの使用を推奨しています。しかしながら何らかのご事情でIPアドレス許可リストを使用する必要がある場合には、更新後のナレッジに合わせてお客様のIPアドレス許可リストを更新いただく必要があります。今回のナレッジ更新で、SalesforceのARINのメールサーバーのIPアドレス(ここにはメールリレーで使用するIPアドレスも含む)が追加されていますので、ご確認をお願いします。IPアドレスの詳細は、英語版のナレッジをご参照ください。関連リンク許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメインHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、次期バージョンであるSummer'23において適用予定のリリース更新をご紹介します。Summer '23で適用予定のリリース更新は複数ありますが、2023年1月13日に該当の組織の管理者様へメール通知もされている「Google Analytics 4」についてお知らせします。2023 年7月1日に Google がユニバーサルアナリティクスを廃止し、Google アナリティクス 4 (GA4) に置き換えることを発表しています。引き続きExperience CloudサイトへのアクセスデータをGoogle Analytics で収集・分析するためには、ユニバーサルアナリティクスのプロパティを GA4 のプロパティに変更する必要があります。また、Summer '23までに[リリース更新]の適用も必要です。対応方法については、こちらのナレッジに纏まっておりますので、ご確認の上でご対応をお願いします。関連リンクAura サイトから Google アナリティクス 4 への移行 (リリース更新)イベントログファイル生成のオプトイン (リリース更新)コンテンツ盗聴保護を有効化 (リリース更新)ゲストユーザによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止 (リリース更新)Lightning アプリケーションの CSRF トークンのセキュリティの機能強化 (リリース更新)続いて、その他の更新です。こちらでは拡張ドメインに関する留意点をご紹介します。次期バージョンのSummer '23では、拡張ドメインが無効な全ての組織に対してSalesforce側が拡張ドメインを自動有効化します。Spring ’23 リリースの時のような、システム管理者様による事前除外はできませんので、こちらのチェックリストやよくある質問を参考に、早めに準備を進めていただけます様お願いします。どうしても間に合わないという場合には、一度有効化された後に、システム管理者様による無効化が可能ですが、Winter '24には強制適用される予定のため、可能な限り早めの対応をお願いいたします。関連リンク拡張ドメインのスケジュール最後に今後予定されている機能の廃止に関する情報です。まず最初にSalesforceモバイルアプリケーションコミュニティライセンスアクセスの廃止です。こちらはSummer '23で廃止することを予定していましたが延期になり、現時点で廃止時期は未定となっております。続いて、Consumer Goods Cloudをご利用のお客様向けの情報です。2023 年7月をもって、Einstein Vision によるプラノグラム確認タスクの自動化が終了します。終了後は、営業担当者が確認タスクを手動で実行いただく形になります。また、廃止される日時は7月中にお知らせする予定です。3つ目は、Object Detection API と Image Classification API が 2023 年 7 月 31 日をもって廃止されるという情報です。 それ以降は、関連づけられている全てのデータが利用できなくなりますので、遅くとも、4月末までにはデータを取得しておくことを推奨します。続いて、毎月お伝えしていますが「Salesforce Platform APIバージョン 21.0~30.0 の廃止について」です。こちらは、とても影響度の大きい更新の一つですので、毎月ご紹介しています。2023年6月をもちまして、APIバージョン21.0~30.0 は利用不可になる予定です。日本時間で3/16に機能廃止に関するメールがシステム管理者様に送信されていますので、そちら受け取られた場合は、ナレッジや確認方法のリンクをご参照の上、早めのご対応をお願いします。最後に、「Salesforce Mobile アプリケーションv.228の廃止」です。2023年6月以降、Salesforce モバイル アプリケーションのバージョンが228以下の場合、Salesforceにログインすることができなくなります。社内でモバイルアプリケーションをご利用のユーザ様に、早めにモバイルアプリケーションのバージョンの更新をする様に周知をお願い致します。3月度分の更新情報は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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この記事で学べることなぜAccount Engagementフォームを活用するのかAccount Engagementフォーム関連機能の設定方法この記事のゴールこの記事のゴールは「見込み客獲得・フォローのためのフォーム設定の完了」です。そのために、以下3ステップで進めていきます。Account Engagementのフォームを活用する目的を理解するフォーム関連機能の概要と自社で利用する機能を理解する設定を実施するなぜフォームを活用するのかフォームを活用する目的は大きく2つです。1.新規見込み客情報を取得するため問い合わせ・資料ダウンロード・イベント申し込みなどのフォームを設置し見込み客の会社名、役職、メールアドレスなどの情報を取得します。それによりアプローチ可能な見込み客の総数を増やすことができ、最終的な受注件数の増加に繋がります。2.Web行動が追跡できる見込み客を増やすためAccount Engagementのフォームを通過しCookieと紐付くことで、どの見込み客が自社のどのWebページを見たのかなど、Web上の行動を追跡できるようになります。それにより見込み客の興味関心に合わせたアプローチが可能となります。※プロスペクトとCookieの紐づけについての詳細はこちらの記事をご覧ください。サクセスナビ記事:プロスペクトとCookieの紐づけを理解しましょうこれらの目的のため、以下の視点でフォームを設置できる箇所がないかを検討してみましょう。・すでに自社Webサイトに公開済みの問い合わせフォームなどをAccount Engagementに切り替える問い合わせフォームなど、すでにあるフォームをAccount Engagementに切り替えることも重要です。これにより、ただ見込み客情報を入手するだけなく、見込み客がアクティブプロスペクトとなり、Web上の行動を追跡できるようになります。・新たな入り口(ゲート)を増やすたとえば、自社Webサイトで公開されているお役立ちコンテンツや資料はありませんか?これらをゲート付きコンテンツ※にすることで、新規見込み客を獲得する入り口(ゲート)を増やすことができます。※ゲート付きコンテンツ:閲覧する際にフォーム入力が必要なコンテンツ。新規見込み客獲得の手法として、ホワイトペーパーダウンロードなどで用いられる。具体的な利用シーンとしては以下が挙げられます。問い合わせや資料請求フォームの設置ホワイトペーパーダウンロードの設置イベントの申込みページの設置フォームを活用する目的や活用のイメージがついたら、次はそれを実現する機能を見ていきましょう。フォーム・ランディングページ・フォームハンドラー見込み客獲得のため、Account Engagementではフォーム・ランディングページ・フォームハンドラーの機能を活用します。それぞれの機能の概要を理解し、自社でどのように活用できるか検討していきましょう。○各機能の特徴フォーム問い合わせや申込みなどのシーンで見込み客の情報を取得するための入力フォームです。取得したい項目を任意で設定し、既存のWebページやAccount Engagementで作成したランディングページに設置して使用します。ランディングページAccount Engagement上でコーディング不要で作成できるWebページです。イベント申し込みや資料ダウンロードページなど、マーケティング担当者が一時的に公開したり、随時更新を行うWebページで活用されます。ランディングページ内でイベントや資料などに関する情報を掲載し、ページ内に設置したフォームの入力を促すといった使い方が一般的です。フォームハンドラー外部のフォームをAccount Engagementと連携させるための機能です。すでに自社サイトに設置済みのHTMLフォームをそのまま流用し、見込み客の情報をAccount Engagementに転送できます。既存Webページのデザインやレイアウトを維持したまま利用できます。○利用機能の選び方フォームの実装方法と利用機能の組み合せは3種類です。自社の要件にあった方法を選択しましょう。簡易的なWebページを作成し、フォームを設置する→フォーム+ランディングページ既存Webページに新たにフォームを追加、もしくは既存フォームをAccount Engagementフォームに置き換える→フォームのみ既存のWebページおよびフォームのデザインを変えずにAccount Engagementに情報を送信する→フォームハンドラーフォーム活用のポイントや自社で利用すべき機能は理解できたでしょうか?Account Engagementの機能を用いて見込み客獲得のための入り口を設けることも重要ですが、加えて見込み客のフォーム登録を検知し、リアルタイムに通知や営業フォローを行なう仕組みを作ることも重要です。獲得した見込み客をフォローする仕組みフォームを通じて問い合わせやイベント申込みをした見込み客は、今その瞬間自社への興味関心が高い見込み客であり、タイムリーにフォローを行うことで商談化の可能性がより高くなります。そのために、Account Engagementは誰に、どのように割り当てや通知を行うかを設定することができます。これを活用してタイミングを逃さずにフォローを行うための仕組みを作りましょう。○誰に割り当てるか割り当て先の設定方法は4つあります。見込み客がフォームを通過したらまず社内の誰に割り当てるのが最適か、自社の運用に最も合う割り当て先を選択しましょう。おすすめは「ユーザへの割り当て」です。マーケティングチームや営業マネージャーなど特定の個人に一度割り当てをしてから手動で再振り分けをするケースが一般的です。またその見込み客がすでにSalesforceにリード/取引先責任者としてレコードがある場合、そのレコードの所有者に直接通知を出すことも可能です。○どのように通知を行うか指定された割り当て先に対して通知する方法は2つあります。おすすめは「SalesforceのToDo発行」です。SalesforceレポートでToDoの対応状況を一覧で確認でき、営業担当が漏れなくフォローしているかがわかります。フォーム通過した見込み客をフォローするための仕組みや方法について理解できましたでしょうか?次はいよいよ設定を行っていきましょう!設定方法フォームhttps://play.vidyard.com/Ro3TdP13h5LrnPxLyadouQ詳細かつ最新の情報は以下のサイトをご確認くださいヘルプ記事:フォームの作成ヘルプ記事:フォームのトラブルシューティングとFAQランディングページhttps://play.vidyard.com/W8tnT3s5cKxwAae6PEjXnL最新の情報は以下のサイトをご確認くださいヘルプ記事:ランディングページ用レイアウトテンプレートの作成フォームハンドラーhttps://play.vidyard.com/1RJh4g7AtsPbK4uNfNJ152詳細かつ最新の情報は以下のサイトをご確認くださいヘルプ記事:フォームハンドラーヘルプ記事:フォームハンドラのトラブルシューティングフォームを通過した見込み客のフォロードリル:フォーム通過したプロスペクトを自動で特定の担当者に割り当てる学習ツールより詳しく知りたい方は、エキスパートコーチングのオンデマンド動画をご視聴ください。Premier Success Planをご契約のお客様は、動画視聴後1対1のフォローアップセッションにお申し込みいただけます。エキスパートコーチング:フォームとランディングページの活用まとめ無事にフォームの設置と見込み客フォローのための設定は完了できましたでしょうか?ご不明点やエラーの解消が必要な場合は、弊社テクニカルサポートにお問合せください。弊社サポートエンジニアが貴社のSalesforce/Account Engagement環境を確認の上、具体的な手順をご案内いたします。ナレッジ記事:Salesforce カスタマーサポートへの問い合わせフォームを設置したら、次はさらに効果を高めるためのノウハウを学びましょう!「活用7ステップ」全体に戻りたい場合はこちら
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(2024年1月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/QhFEEZndAsmqyqqsnZHse2全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の1月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024年1月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションに関する情報です。まずは次期バーションである Spring’24 のリリースに関する情報です。1月7日より Spring’24 の Sandbox プレビューが開始しております。本番組織に Spring’24 がリリースされる前に、プレビュー Sandbox にて動作確認や新機能の検証等を実施することを推奨しています。また Spring’24 に関する関連リソースとして、Release Site や Release Overview Deck 等が公開されています。これらの情報もご確認いただき、Spring’24 のリリースに向けたご準備をお願いします。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’24 Pre-Release SiteWinter ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Spring'24 Release SiteSpring '24 Release HighlightsRelease Overview DeckRelease in a BoxRelease Feature Matrix続いて、リリースノートの更新情報です。リリースノートの更新情報のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。現行バージョンであるWinter ’24 のリリースノートの中から、12月18日以降の更新を抜粋してご紹介します。項番59 : Sandbox へのアクセス権を持つユーザーの選択Sandboxにアクセス可能なユーザを制限する機能が Winter’24 から利用可能となる予定でしたが、機能のリリースが延期されたことがリリースノートに記載されました。続いて次期バージョンであるSpring ’24のリリースノートの更新情報です。項番1 : Experience Improved Performance on More Record Home Pages多くのオブジェクトがLightning Web コンポーネントに対応していますが、Spring’24 では Field Service で使用される作業指示等のオブジェクトについては Lightning Web コンポーネントに対応しなくなり、それは Field Service Mobile アプリケーションには適用されないことが明記されました。項番2 : Einstein Conversation InsightsEinstein会話インサイトに関する情報で、言語サポートに関するリリースノートが追加されたことをお知らせしております。Call Summariesは日本語をサポートしており、Einstein会話インサイトは現時点では日本語をサポートしていません。またEinstein会話インサイトのダッシュボードのフィルタ機能が強化された旨のリリースノートも追加されました。項番3 : Auto-End Enhanced Messaging Sessions After No Response"拡張メッセージングチャネル" または "アプリ内および Web のメッセージング"でメッセージングセッションを開始したあと、顧客からの応答がないまま24時間が経過すると、セッションが"終了"に切り替わる動作になる旨がリリースノートに記載されています。以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、Spring '24リリースでのMFAに関する情報です。MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (Release Update)MFAの自動有効化に関する概要とリソースの情報が纏まっています。MFA Is Turned On by Default Starting April 20242024 年 4 月 8 日以降に作成される新規組織については MFA が自動で有効化された状態となります。また、既存の本番環境で、過去の自動有効化に含まれなかったすべての組織に対して、Spring ‘24で自動有効化が実施される予定です。(Sandbox 組織は対象外です)この自動有効化には 約 30 日間の猶予期間があり、準備ができていない場合は管理者にて MFA 機能の無効化をすることができますが、MFA の使用は利用規約上必須のため、可能な限り早めに MFA の利用を開始いただくようお願いします。MFA Enforcement for Salesforce Orgs Is Shifting to In-App Notifications Starting in Summer ’24当初予定されていた強制適用に代わり、新しく導入される通知モデルに関する情報です。新しい通知モデルでは Summer'24 以降、組織で MFA 機能が有効となっていない場合、組織の管理者に対して MFA を有効にするよう通知を表示する予定です。詳細は Summer'24 のリリースノートをお待ちください。UI Text Improvements for the MFA Registration ExperienceMFAの認証方法を登録する際の画面内の内容が一部更新される予定です。Salesforce Authenticator Is Disabled for External Users in Newly Created OrgsSpring '24 以降に作成された新しい組織では、外部ユーザーはデフォルトでは Salesforce Authenticator を使用できなくなる予定です。有効化にするには、Salesforce カスタマ サポートにご依頼をお願いします。なお、既存の組織(Spring'24 以前に作成された組織)は影響を受けません。以下は、すべてSalesforce Authenticatorに関する内容です。Revert Seamlessly to One-Time Passcodes for Identity Verification in Salesforce AuthenticatorSalesforce Authenticator では通常プッシュ通知を利用できますが、サービスの問題でプッシュ通知が利用できないことを検知した場合は、自動的にTOTP認証画面にリダイレクトされるようになる予定です。また、「問題が発生しました」リンクをクリックすると、追加のステップなしにTOTP認証画面に遷移するようになる予定です。Update the Salesforce Authenticator App to Version 4.1 in Summer ’24Summer'24 リリースからサポート対象の Salesforce Authenticator の version は 4.1 以上となる予定です。Salesforce Authenticator version 4.1 のリリースは、2024 年 3 月を予定しています。ユーザー様には、Summer ‘24リリースの前(今年6月)までにApple App Store (iOS) または Google Play (Android) で Salesforce Authenticator アプリを最新版に更新するよう周知をお願いします。Use Email Verifications to Back Up and Restore Connected Accounts in Salesforce AuthenticatorSalesforce Authenticator version 4.0 では、従来 SMS のみだったバックアップについて電子メールアドレスでのバックアップも可能となる予定です続いて、インフラ強化です。主に海外のお客様にご利用いただいているインスタンスになりますが、NA100, EU16, UM8のインスタンスで、2月18日(日本時間)にインスタンスリフレッシュが実施される予定です。また、同じ日程で、CS4等のスライドに記載されているSandboxのインスタンスリフレッシュも実施予定です。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、次期バージョンであるSpring ‘24で適用予定のリリース更新のご紹介です。今月からSpring '24のリリースノートをベースにご紹介しています。まず、MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (Release Update) について更新名が変更となっております。リリース更新自体の内容に変更はございません。その他、それぞれのリリース更新の詳細については割愛させていただきますが、2月のリリースで適用されるリリース更新なので、公開情報をご確認の上で、適用のご準備をお願いします。関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)MFA Auto-Enablement Concludes for All Remaining Orgs (リリース更新)こちらについては変更が二点あります。ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)、ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化、いずれも強制適用時期がSpring ‘24からWinter ’25へ変更となっております。関連リンクSpring '24 リリースノートの更新情報ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)続いて、その他の更新です。こちらは、以前からご紹介している「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてです。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン(SSO)をご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。SSOを利用している、メール送信を行う必要がある、メールアドレスが検証されていない、この3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に対する対応をご検討ください。本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。続いて「Google Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性」についてです。こちらも以前からご紹介している内容となりますが、重要な内容なので再掲載しております。Google Chromeが サードパーティー Cookie の廃止を予定しており、その廃止が Open CTI の実装に影響を与える可能性がございます。そのため Open CTI を実装しているお客様は開発元にお問い合わせいただき、影響範囲をご確認ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性こちらも以前からご紹介している「Google Chrome のサードパーティー Cookieの廃止がService Cloud Voiceに影響を与える可能性」についてです。Google Chromeのサードパーティー Cookie の廃止が、「Service Cloud Voice with Amazon Connect」 と 「Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect」に影響を与える可能性がございます。本機能をご利用のお客様は、上記にございますとおり、Googleへオプトアウトを依頼するか、ユーザがサードパーティCookie利用に同意する方法を社内に展開するか、どちらかをご検討ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティークッキーの廃止が、Service Cloud Voice with Amazon Connect および Service Cloud Voice with パートナーテレフォニー from Amazon Connect に影響を及ぼす可能性続いて、フローへの移行に関する情報です。こちらは前回までは、Summer '23までのタイムラインを載せていましたが、今回、最新情報に更新しタイトルも変更となっております。現在ワークフロールールとプロセスビルダーは新規作成することができません。それに伴いワークフロールールとプロセスビルダーからフローへの移行ツールが提供されています。Spring ‘24では、フローへの移行ツールがアップデートされ、呼び出し可能なアクション以外のほとんどのアクションで部分的なフロー移行がサポートされるようになりました。詳細は、本スライドのリンクをご覧下さい。関連リンクMigrate Even More Processes with the Updated Migrate to Flow Toolフローへの移行最後にその他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。1月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年11月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/MGWxVq9EGMw21gZFtYibGb全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 11 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 11 月のトピックはこちらです。本動画では、先月との差分である赤字の部分について、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションです。Winter ’25 のリリースに関する情報です。サクセスナビの「Winter ’25 注目の新機能」ページに日本語版 Release Overview Deck が追加されました。「リリースノートではイメージが湧かない・・・」というお客様は、視覚的にわかりやすくなっていますので、ぜひご確認ください。関連リンクSalesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Winter ’25サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’25 Release NotesRelease Overview DeckFeature MatrixWinter '25 Release HighlightsRelease Site続いて、Winter ‘25のリリースノート更新情報です。今月は 10 月 14 日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.35 Enhance Flexibility and Reusability in Prompt Flows (Release Update)まずは、新しく追加されたリリース更新に関する情報です。「プロンプトフローの柔軟性と再利用性を強化」というリリース更新が追加されました。強制適用時期はSpring '25です。この更新を適用すると、テンプレートトリガープロンプトフローから Flexの種別の プロンプトテンプレートを指定することはできなくなります。フローは 1 つのプロンプトテンプレート種別に制限されなくなるため、代わりに、手動入力を使用するテンプレートトリガープロンプトフローを作成する必要があります。この更新を有効にする前に、Flex プロンプトテンプレート種別を参照する既存のフローがある場合には、手動入力を使用するように更新する必要があります。No. 36 Close Deals Faster with a Seller-Focused Mobile App (Generally Available)Salesforceモバイルアプリケーションに関する情報です。Salesforceモバイルアプリケーションの設定画面に[販売業者向けセールスモバイル環境]のオプションが追加されました。販売業者向けセールスモバイル環境は、重要な情報を今まで以上に簡単に参照および更新したり、スワイプでお客様へ連絡を行うなどして商談を円滑に進めることができます。また、Agentforce(旧 Copilot )も利用可能です。No.37 Identify and Update Instanced Legacy Hostnamesリダイレクトに関する情報です。以前のSalesforceドメインへのアクセスを確認できるようにするため、Salesforce では、インスタンス名を含む拡張ドメインではないホスト名に対するリダイレクトとリダイレクトログを有効にしました。 Spring '25 で旧 URL から新しい URL へのリダイレクトが停止されますので、それまでに、影響を受けるホスト名への参照を見つけて更新してください。No.38 Disable Redirections for Legacy Hostnames私のドメインの設定に関する情報です。[私のドメイン]の[リダイレクト]セクションが変更され、拡張ドメインがリリースされる前に[私のドメイン]を設定していなかった本番組織で、[Redirect legacy (non-enhanced) My Domain hostnames] の設定を使用できるようになりました。No.39 Enable LWC Stacked Modals (Release Update)リリース更新に関する情報です。「LWC スタックモーダルの有効化」のリリース更新によって、レコード作成または編集モーダルで多数の項目を操作する場合のパフォーマンスが向上しますが、一部のモーダル動作に小さな変更が加えられます。今回のリリースノートの更新では、参照項目経由でレコードを作成した場合、[保存して新規作成] ボタンが表示されなくなるとの記述が削除されました。No.40 Maintain Access to the Outlook IntegrationOutlook インテグレーションに関する情報です。Microsoft 社 は、Outlook インテグレーションに影響を与えるレガシー機能を廃止する予定です。 Outlook インテグレーションへのアクセスを維持するには、Microsoft 365 の管理者と協力して、これらの変更がリリースされる前にMicrosoft 社による Salesforce Outlook インテグレーション 2024 の更新というナレッジを参考に対応をお願いします。No.41 Scale Your Sales Funnel with Agentforce SDRSales Cloud 用の新しい AI エージェントに関するリリースノートが追加されました。Agentforce SDR は、確度の高いリードを営業担当者に引き渡したり、ミーティングの予約の提案などをすることができます。日本語提供時期は未定です。No.42 Coach Sales Reps at Scale with Agentforce Sales Coach営業担当者をコーチングする AI エージェントに関するリリースノートが追加されました。 Sales Coach Agent は、セールスピッチやロールプレイセッションを分析して、営業担当者がより効果的に案件を進められるよう、オーダーメイドのフィードバックを提供します。日本語提供時期は未定です。No.43 Verify SAML Integrations (Release Update)リリース更新に関する情報です。「SAML インテグレーションを検証」のリリース更新の強制適用時期が Summer ’25 に延期されました。このリリース更新を適用すると、複数設定 SAML フレームワークのみがサポートされるようになります。No.44 Update the Salesforce Authenticator App to Version 4.3Salesforce Authenticator に関する情報です。サポートされる Salesforce Authenticator のバージョンが 4.3 であることを記載したリリースノートが追加されました。No.45 Use Einstein Work Summaries for Voice in More Languages (Generally Available)Einstein 作業概要に関する情報です。Voice で作業概要を使用できる言語(日本語含む)追加された旨のリリースノートが追加されました。No.46 Scale Communication with Expanded Session Limitsメッセージングセッションの制限に関する情報です。同時に実行できるアウトバウンドメッセージングセッションの上限が 3,000 から 4,000 に増加しました。同時アクティブセッション数(インバウンドとアウトバウンド含む)の上限は 11,000 のままです。No.47 Turn On Lightning Article Editor and Article Personalization for Knowledge (Release Update)リリース更新に関する情報です。「ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化」のリリース更新の強制適用日は 2025 年 6 月 1 日に延期されました。本リリース更新を有効にすると、新しい Lightning 記事エディターを使用したり、記事のパーソナライズを利用できます。No.48 : Upgrade Data Storage in Developer and Developer Pro SandboxesSandbox のデータストレージに関する情報です。Developer と Developer Pro の Sandbox について、データストレージを追加するためのライセンスが提供されるようになったことがリリースノートに追記されました。No.49 : The Campaign Member Status Chart is Being Retiredキャンペーンに関する情報です。キャンペーンレコードの詳細画面に表示される「キャンペーンメンバー」の関連リストにはキャンペーンに追加された顧客の状況を確認するためのグラフが表示されていましたが、Winter’ 25 からグラフは表示されなくなりました。今後はグラフで確認する際にはレポート機能をご活用ください。No.50 : Exclude Organizer-Only Events When Syncing Internal EventsEinstein 活動キャプチャに関する情報です。Einstein 活動キャプチャの「内部行動を同期」という設定が、内部の主催者のみが出席者である行動にも適用されるようになりました。以前は参加者がいない主催者のみの行動は内部の行動とみなされず、「内部行動を同期」の設定状況に関係なく同期されていました。No.51 : Close Deals Faster with a Seller-Focused Mobile App (Generally Available)販売業者向けセールスモバイル環境に関する情報です。Winter ’25 で追加された[販売業者向けセールスモバイル環境] では、モバイルから簡単に取引先、リード、商談などを表示および更新できますが、本機能を利用するための権限がリリースノートに追記されました。No.52 : Monitor Agentforce Service Agent Conversation Consumption with Digital WalletAgentforce Service Agent に関する情報です。Salesforce の自立型 AI エージェントである Agentforce Service Agent は使用量ベースの課金モデルですが、デジタルウォレットを使うことで使用状況を確認できるようになりました。No.53 : Social Customer Service Starter Pack Is Being Retiredソーシャルカスタマーサービス スターターパックに関する情報です。本機能は廃止が予定されており、契約終了日または11 月 18 日のどちらか早い日付にて機能が廃止されることがリリースノートに記載されました。No.54 : Automate Common Contact Center Interactions with Agentforce Service AgentsAgentforce Service Agents に関する情報です。コンタクトセンターにおける顧客からの問合せ業務を自動化できる自立型AI エージェントである Agentforce Service Agents の一般提供が開始されたことがリリースノートに追加されました。No.55 : Upsell Your Business from the Field (Generally Available)Field Service に関する情報です。Field Service モバイル アプリケーションを使って、顧客向けの見積もりを作成できる機能の一般提供が開始されました。No.56 : Mobile Home Tab Setting Is Now on by Defaultモバイルアプリケーションに関する情報です。すべてのプロファイルでタブ設定にある「モバイルホーム」は「デフォルトで表示」に設定されるようになりました。以前はカスタムプロファイルでは「モバイルホーム」は「デフォルトで非表示」となっていました。No.57 : Unlock a 360-Degree Customer View with New Foundational FeaturesSalesforce Foundations に関する情報です。Salesforce Foundations とは、Sales Cloud / Service Cloud / Marketing Cloud / Commerce Cloud / Data Cloud の機能を提供する統合アプリケーションです。本機能が、Sales Cloud / Service Coud / Industries Cloud の組織で提供される旨がリリースノートに記載されました。No.58 : Configure Mobile Publisher Android Push Notifications with Only Two Firebase Filesモバイルパブリッシャーに関する情報です。モバイルパブリッシャーが Android でプッシュ通知できるようにするための構成方法について、リリースノートに情報が追加されています。No.59 : Review and Update Settings to Capture Leads from LinkedIn (Release Update)LinkedIn リードフォームに関するリリース更新に関する情報です。LinkedIn リードフォームから Salesforce にリードを同期している場合は新しい設定を有効にして再設定する必要がありますが、この更新が Sales Cloud のすべてのエディションにて適用される旨がリリースノートに追記されました。No.60 : Connect Unified Knowledge to More SystemsNo.61 : Organize your Knowledge Articles by Mapping Labels to Fields and Data Categories上記の 2 つは統合ナレッジに関する情報です。統合ナレッジは 3rd Party システムのナレッジを Salesforce に取り込むことができます。この機能について大きく3つの更新があります。1つ目は無償トライアルの延長に関する情報、2つ目はサポートするコネクタが追加されたという情報、3つ目は取り込んだナレッジにラベルを付与する機能が追加されたことで、これらの情報が追加されました。以上が、10 月 14 日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定をご紹介しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、上記の日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて Spring ‘25に適用されるリリース更新についてです。Spring ’25 に適用されるリリース更新の中から、影響度が高いと思われるものをピックアップしてご紹介します。影響度が高いと思われるものとして1行目、Sales Engagementの権限セットに関する情報です。Spring '25 からは「Sales Engagement 基本ユーザー」権限セットに Einstein 活動キャプチャへのアクセス権が含まれなくなります。Spring '25以降は、別途「標準 Einstein 活動キャプチャ」権限セットを割り当てる必要がありますのでご注意ください。次に4行目、画面フローに関する情報です。ユーザーが画面フローを完了した時点のリダイレクト先を決定するフロー URL パラメーターの検証が厳格になります。引き続きリダイレクトをさせたい場合は、 [設定] の[信頼できる URL] のリストに対象URLを追加する必要がございますのでご注意ください。関連リンクSales Engagement 基本ユーザーの Einstein 活動キャプチャ権限の変更ICU ロケール形式の有効化LWC スタックモーダルの有効化フローのセキュアなリダイレクトの有効化入力として使用される組み込みの Apex クラスで定義された権限要件の適用 REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用こちらでは一点、更新がございます。上から2行目、複数設定 SAML フレームワークへの移行について、強制適用時期が Spring ’25 から Summer ’25 へ変更となっております。その他、影響度が高いと思われるものとして、上から5行目、送信者検証のための返信先メールアドレスの検証についてご紹介します。メールセキュリティ標準の厳格化に伴い、Spring '25 以降は、[私のメール設定] でメールアドレスを検証する必要があります。Spring '25以降、アドレスが検証されるまで [私のメール設定] の返信先メールアドレスからのメール送信は失敗しますので、すべてのユーザーに [私のメール設定] にアクセスするようご案内ください。リリース更新に関する情報は以上となります。今回取り上げたリリース更新以外にも、既存のカスタマイズに影響を与える可能性があるリリース更新がございますので、リリース更新の内容をご確認ください。関連リンク公開リストビューの表示を編集するときに「ロールおよびロール階層を表示」権限を適用複数設定 SAML フレームワークへの移行要求順序での Apex 一括処理アクションの結果の並び替えすべてのインテリジェンスシグナル種別での Apex で定義された変数の使用送信者検証のための返信先メールアドレスの検証Enhance Flexibility and Reusability in Prompt Flows続いて、その他の更新です。まずは、Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。現在 Classic ナレッジ(記事タイプ)をご利用中のお客様は、Summer ’25 までに、Lightning Knowledge へ移行をお願いします。移行を支援する移行ツールも提供されております。移行ツールご利用に際しては、事前に Full Sandbox で実行して頂くことが必須となっております。移行ツールに関してはリリースノートをご確認ください。その他、Classic ナレッジをご利用にあたって、開発されている場合は移行に際して別途、改修が必要になりますのでご注意ください。Lightning Knowledge では、Agentforce 等の Salesforce が提供している最新機能をご利用頂けますので、是非、前向きに移行の準備をお願いします。関連リンク Lightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、拡張ドメインに関するロードマップです。Winter ’25 で予定通り本番以外の組織で、拡張ドメイン有効化前の旧 URL にアクセスした際の新しい URL へのリダイレクトが停止されました。本番組織のリダイレクトは Spring ’25 で停止予定です。サクセスナビにリダイレクト停止までの推奨アクションがまとめられておりますので、停止に向けた準備にお役立てください。関連リンク Update References to Your Previous Salesforce Domains拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止(サクセスナビ)続いて、機能の廃止です。こちらでは一点、更新がございます。ケイデンスビルダーバージョン 1.0 の廃止ですが、終了時期が 2025 年 6 月となっておりましたが、保留になりました。関連リンク JDK ロケール形式の廃止ケイデンスビルダーバージョン 1.0 の廃止Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止メンテナンス計画の頻度種別項目の廃止ワークフロールール & プロセスビルダーのサポートの廃止チャットおよび Live Agent の廃止Salesforce for Outlook の廃止アドミンアシスト機能の廃止こちらは再掲となります。Salesforce Platform APIバージョン21.0~30.0の廃止が、Summer '25(2025年6月)に予定されています。APIの更新作業は、Salesforce以外のシステムでの作業が必要となります。対応に時間がかかることが想定されますので、対象のお客様にはSalesforceからメール通知も行われております。内容をご確認のうえ早めの対応をお願い致します。関連リンク Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラスApex トリガVisualforce ページフロープロセスビルダーカスタムボタンS コントロール Salesforce B2B Commerce for VisualforceApex RESTSOAP Web Services 最後に、その他の情報です。みなさま、Hyperforce をご存知でしょうか。Hyperforce はAmazon Web Services (AWS) 上に構築された新しい インフラです。皆様の組織は、Salesforce が管理・運営しているインフラで稼働している場合と Hyperforce で稼働している場合があります。数年前からSalesforce では、お客様の組織を順次新しいインフラである Hyperofrce へ移行をしています。Hyperforce への移行に関するメールを受け取られた場合には事前準備が必要になる場合があります。お客様がスムーズに移行いただけるように[Hyperforce アシスタト]という機能が提供されておりますので、ぜひご確認をお願いします。関連リンク ハードコード化された参照の更新Hyperforce の IP 許可リスト登録の望ましい代替案Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するHyperforceアシスタント本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。11 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年10月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/wmeiY6EMrtEGrjP4F9CrZS全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 10 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024年10月のトピックはこちらです。本動画では、先月との差分である赤字の部分について、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションです。Winter'25のリリースに関する情報です。日本のお客様向けのインスタンス、APxとJPNxのインスタンスについて日本時間10月13日にWinter'25のリリースが完了しています。関連リンクSalesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Winter ’25サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersWinter ’25 Pre-Release siteSalesforce Sandbox プレビュー手順Winter ’25 Release NotesRelease Overview DeckFeature MatrixWinter '25 Release HighlightsRelease Site続いて、Winter'25のリリースノート更新情報です。今月は9月23日以降に発生した更新のなかから、現行動作に影響を与える可能性がある内容や、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.24 Update API Calls to Use Your My Domain Login URLAPIコールにおけるログインURLをMy Domain ログインURLとする変更についてです。この変更の適用が、2024年10月12日から2025年6月14日に変更になった旨がリリースノートに記載されています。No.25 Flow and Process Run-Time Changesフローに関する情報です。APIバージョンが61.0以降のフローにおけるNULLテキスト値の扱いが変更になった旨がリリースノートに追加されております。この変更により、API バージョン 61.0 以降のフローが実行される場合、空の選択肢の値は NULL テキスト値として評価されるようになります。No.26 Enforce Sharing Rules When Apex Launches a Flow (Release Update)Apexクラスからフロー起動に関する情報です。Apexクラスからフローを起動する際に、共有ルールを適用するリリース更新がWinter'25で適用予定でしたが、こちらの強制適用がキャンセルとなりました。現状、適用も中止もされていない状態ですが、Salesforceではこのリリース更新の適用を推奨しておりますので、是非内容をご確認のうえリリース更新を有効化してください。No.27 Restrict User Access to Run Flows (Release Updateフローの実行権限に関する情報です。Winter '25以降は、明示的にフロー実行権限を付与されたユーザーのみフローを実行することができます。このリリース更新はWinter '25からWinter '26へ延期となった旨と、良くある質問のナレッジへのリンクがリリースノートに追加されています。No.28 Make Record Fields Stand Out with Conditional FormattingLightningアプリケーションビルダーでの動的フォーム対応ページの機能のリリーススケジュールに関してです。動的フォーム対応ページでのカスタムアイコンやカスタムカラーを設定できる機能について、リリーススケジュールが2024年9月から10月に変更となっております。No.29 Changes to Selective Sandbox Access for Developer and Developer Pro SandboxesこちらはSandboxに関する情報です。Winter '25より、Developer または Developer Pro Sandboxを作成または更新する場合、公開グループの設定が必要となるリリース更新について、一部適用内容が変更となりました。Sandbox設定画面からSandboxを作成する場合、Winter '25から公開グループの設定が必要となりますが、Tooling APIを使用する場合は、Spring '25から公開グループの設定が必要となる旨がリリースノートに明記されました。No.30 Increase Your Odds of Success with Warm IntroductionsNo.31 Manage Your Day Better with EinsteinEinstein Copilotに関する情報です。特定のお客様との過去の社内共同作業者情報の提供重要なタスク、会議、商談スナップショットを含む日次概要の作成こちらの二つのCopilot アクションが追加された旨が、リリースノートに追加されました。No.32 Forced Login Is Permanently Disabled強制ログインのログイン履歴に関する情報です。ユーザーがログインURLにて、ユーザー名とパスワードでログインする強制ログインは、Spring '22において無効となりましたが、一部の組織ではこの機能が引き続き使用されていました。しかし、Winter '25のリリースにて完全に無効となりました。今回の更新で、ユーザーが強制ログインを利用しているとみなされるログイン履歴の内容がリリースノートに追加されました。 Winter25以降は、強制ログインを利用しているユーザーがいないかログイン履歴で確認のうえ、ご対応をお願いいたします。No.33 Enable LWC Stacked Modals (Release Update)Lightning ExperienceのQuickActionで起動するモーダルについて、リリース更新の有効化前後での動作の比較表がリリースノートに追加されました。No.34 See the Topics That Matter Most to Your Customers with Sales SignalsEinstein会話インサイトについての情報です。Winter ’25でGAとなるSales Signalsについての情報がリリースノートに追加されました。Sales Signalsは、あらかじめ設定したカテゴリとキーワードでトピックをフィルタリングして、関連するシグナルと会話のダッシュボードを表示する機能です。気になるお客様は、ぜひリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定をご紹介しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、上記の日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いてWinter'25に適用されたリリース更新についてです。Winter’25に適用されたリリース更新の中から、影響度が高いと思われるものをピックアップしてご紹介します。まずは一番上の行に記載されているNo-Reply メールアドレスに関するリリース更新です。こちらのリリース更新の適用により 「デフォルトの No-Reply アドレス」にメールアドレスの設定がない、もしくは設定されていても未検証の状態の場合、一部のメールが送信されなくなります。リリース更新の適用前に設定や検証をされていないお客様は、現在の「デフォルトの No-Reply アドレス」に設定されているメールアドレスの状況のご確認をお願いいたします。続いて、上から3行目のEmailSimple 呼び出し可能なアクションについてです。「組織のアドレス」を使用してメール送信をする場合、そのメールアドレスを使用することができるプロファイルを「組織のアドレス」で設定しておく必要があります。そして、今回のリリース更新の適用により、 EmailSimpleでメールを送信する際も「組織のアドレス」で許可されているプロファイル設定に準拠するかたちとなり、システムコンテキストではなくユーザコンテキストで実行されるようになっておりますので、今回のリリース更新前に確認をされていないお客様は「組織のアドレス」に設定されているプロファイルに不足がないかご確認ください。関連リンクメールを送信するための組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスの作成および検証フローでのセッション ID へのアクセスを無効化組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化呼び出し可能なアクションの部分的な保存の有効化フローでの従来の Apex アクションのアクセス修飾子の考慮フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡し次にピックアップしたいのは、上から4行目に記載されているフローに関するリリース更新です。こちらのリリース更新が適用されると、REST API経由で実行されるフローがシステムコンテキストではなくユーザコンテキストで動作するようになっております。そのため、ユーザのプロファイルや権限セットで許可されていないオブジェクトや項目はアクセスできなくなっております。セキュリティ強化のための更新ですので、今回のリリース更新前に確認をされていないお客様は、状況のご確認をお願いいたします。関連リンク ゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止LinkedIn からリードを取り込む設定の確認および更新ボットユーザーコンテキストでフローの実行REST API を介してフローをユーザーコンテキストで実行ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化REST API を使用した外部クライアントアプリケーション OAuth コンシューマーログイン情報へのアクセスリリース更新に関する情報は以上となります。今回取り上げたリリース更新以外にも、既存のカスタマイズに影響を与える可能性があるリリース更新がございますので、リリース更新の内容をご確認ください。続いて、その他の更新です。まずは、Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。現在 Classic ナレッジ(記事タイプ)をご利用中のお客様は、Summer ’25 までに、Lightning Knowledge へ移行をお願いします。移行を支援するツールも提供されておりますので、リリースノートをご確認ください。関連リンク Lightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、拡張ドメインに関するロードマップです。Winter ’25 で予定通り本番以外の組織で、拡張ドメイン有効化前の旧 URL にアクセスした際の新しい URL へのリダイレクトが停止されました。本番組織のリダイレクトはSpring '25で停止予定です。サクセスナビにリダイレクト停止までの推奨アクションがまとめられておりますので、停止に向けた準備にお役立てください。関連リンク Update References to Your Previous Salesforce Domains拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止(サクセスナビ)続いて、フローへの移行に関する情報です。2025 年 12 月 31 日でワークフロールールとプロセスビルダーのサポートは終了します。それ以降も既存設定は動作しますが、カスタマーサポートや不具合の修正は提供されません。既存設定に問題が発生した場合の業務影響を避けるためにも、早めにフローへの移行計画をたてていただくことを推奨します。フローへの移行に必要な準備や対応方法についてまとめたサクセスナビやヘルプがございますので、参考にしてください。関連リンク ワークフロールール & プロセスビルダーのサポートの廃止Flow Builder 学習マップへの切り替えフローへの移行開発・実装ガイドライン(レコードトリガ自動化)続いて、機能の廃止です。こちらは、Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止についてです。ナレッジが更新され、API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止のリリース更新でテスト実行ができるようになった旨が追加されました。リリース更新には、強制適用時期の前に動作確認をするための[テスト実行]機能がサポートされているものとされていないものがございます。今まで、API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止については、[テスト実行]がサポートされていませんでした。そのため、廃止になるまでお客様にて動作確認をする術がありませんでした。また、[テスト実行]は一度有効化をしても、強制適用予定の Summer ’25 までの間はお客様にて無効化することができます。そのためAPI 更新作業後に必要に応じてテストを実施いただけますようお願いします。関連リンク Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラスApex トリガVisualforce ページフロープロセスビルダーカスタムボタンS コントロール Salesforce B2B Commerce for VisualforceApex RESTSOAP Web Services 続いて、従来のチャットと Live Agent の廃止です。従来のチャット(Live Agent)は2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。それに伴い標準ボットもご利用いただけなくなります。そのため、早めに後継機能であるアプリ内および Web のメッセージングや拡張ボットへの移行計画を立てていただくことを推奨致します。関連リンク リリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:チャットおよび Live Agent の廃止サクセスナビ:チャットおよび Live Agent の廃止最後に、その他の情報です。みなさま、Hyperforce をご存知でしょうか。Hyperforce はAmazon Web Services (AWS) 上に構築された新しい インフラです。皆様の組織は、Salesforce が管理・運営しているインフラで稼働している場合と Hyperforce で稼働している場合があります。数年前からSalesforce では、お客様の組織を順次新しいインフラである Hyperofrce へ移行をしています。Hyperforce への移行に関するメールを受け取られた場合には事前準備が必要になる場合があります。お客様がスムーズに移行いただけるように[Hyperforce アシスタト]という機能が提供されておりますので、ぜひご確認をお願いします。関連リンク ハードコード化された参照の更新Hyperforce の IP 許可リスト登録の望ましい代替案Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するHyperforceアシスタント本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。10 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年8月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/jt1WgwAU32rHvjZABb9hie全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 8 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報について、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 8 月のトピックはこちらです。本記事では、先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は製品イノベーションに関する情報です。まずは現行バージョンである Summer ’24 に関する情報です。Summer ’24 に関する情報を纏めた特設ページがサクセスナビで公開されています。そのページに新機能紹介のための動画が公開され、またその動画に関する資料がダウンロードできるようになりましたので、是非ご覧になってみてください。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Summer ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Summer '24リリース注目の新機能オンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSummer ’24 Release noteTrustサイト(リリーススケジュール)Summer ’24 Release SiteSummer '24 Release HighlightsRelease Overview DeckFeature Matrix続いて、次期バージョンである Winter ’25 のリリースに関する情報です。日本のお客様向けのインスタンスについては、10 月 13 日に本番組織へ Winter ’25 がリリースされます。またその準備としてSandboxプレビューが 8 月 30 日から開始します。プレビューに参加する場合は、期日に間に合うように余裕を持ってSandboxのリフレッシュを実施してください。また、Winter '25のリリースノートも英語版ではございますが既に公開されております。リリースノートや Sandbox プレビューをご活用いただき、10 月に予定されているWinter '25のリリースに向けたご準備をお願いします。関連リンクSalesforce Sandbox プレビュー手順Winter ’25 Pre-Release siteWinter ’25 Release NotesSalesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Winter ’25サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness Trailblazers続いて現行バージョンである Summer '24のリリースノート更新情報です。今月は 7 月 22 日以降に発生した更新のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものや、注目の機能を抜粋してご紹介します。No.52 : Get Started with Einstein for Field ServiceField Service 向けの Einstein 機能に関する更新です。Einstein for Field Service Mobile ライセンスが Einstein for Field Service に名称変更されました。これにより、すべての Field Service ユーザーが Field Service 向けに提供されている Einstein 機能にアクセスできるようになりました。No.53 : Test Data Cloud Features in a Sandbox (Beta)Sandbox に関する情報です。Sandbox をリフレッシュすると、Data Cloud の設定も複製できる機能がベータ版として提供され、2024 年 7 月から利用可能になります。ただし現時点では、Data Cloud に関するカスタマイズを Sandbox から本番組織へ展開することはできないのでご注意ください。No.54 : Confirm Access to External Systems When Named Credentials Use the OAuth 2.0 Browser Flowブラウザフローでの OAuth2.0 認証に関する情報です。セキュリティ強化を目的として、ブラウザフローで OAuth 2.0 認証を使用する場合の手順が追加されました。以前は外部システムでの認証を以って完了となっていましたが、Salesforce 組織の設定画面に戻り、ユーザに代わって外部システムとやり取りすることを確認するという手順が必要になりました。No.55 : Users Must Approve Access Every Time They Trigger the Device FlowOAuth 2.0 デバイスフローに関する情報です。OAuth 2.0 デバイスフローのセキュリティ強化を目的として、フローを開始するためのアクションが完了するたびにユーザにSalesforce へのアクセス許可を求めるようになりました。以前はデータへのアクセス許可の承認が求めれないことがありました。No.56 : Adopt Updated Content Security Policy (CSP) Directives (Release Update)コンテンツセキュリティポリシーに関する情報です。クロスサイトスクリプティングやコードインジェクションなどの攻撃から Salesforce 組織を保護するために、Salesforceではコンテンツセキュリティディレクティブの適用を予定していましたが、適用時期が Winter ‘25 から Spring ’25 へ延期となりました。なお、Salesforceではコンテンツセキュリティポリシー違反を特定するためのプロセスを再調整中です。これにより新たにコンテンツセキュリティポリシー違反が検出される可能性があるため、既にこのリリース更新を適用しているお客様は設定メニューから「信頼済み URL とブラウザーポリシー違反」というページをご覧いただき、最新のポリシー違反状況を確認することを推奨しています。No.57 : Better Error Handling for Outdated Pages in Lightning ExperienceLightning ページのエラー処理に関する情報です。Lightning ページで実行される Java Script のバージョンがサーバのバージョンと異なる場合、以前まではエラーが発生して強制的にページが更新されていました。しかし、この変更により警告メッセージを画面に表示させて、ユーザの都合の良いタイミングでページの更新を促すようになります。この変更は Summer ’24 で段階的に適用されます。No.58 : Confirm Your Components Use Supported Design System CustomizationsUI コンポーネントに関する情報です。Salesforce ではユーザインターフェースのアーキテクチャを継続的に改善していく計画を立てています。そして Summer ’24 リリース以降、一部のコンポーネントの内部動作が変更され、レンダリングされる DOM が変更される可能性があります。そのため Salesforce コンポーネントの DOM 要素を CSS や JavaScript で変更したり、Salesforce コンポーネントや CSS を対象とした Lightning ページや Experience Cloud サイトのカスタマイズは控えてください。本件に関する参考情報がリリースノートに記載されているのでご確認ください。No.59 : Temporarily Opt Out of Google Chrome Storage PartitioningGoogle Chrome のストレージ・パーティショニングに関する情報です。2024 年 9 月まで Google Chrome のストレージ・パーティショニングを無効にする設定があります。この設定は 9 月 3 日まで Chrome のバージョンが 111 から 126 のユーザにのみ有効となります。本設定をご利用いただく場合は、Chrome のバージョンを 127 へアップグレードすることは避けてください。No.60 : Externally Built Models in Einstein Discovery Are Being RetiredEinstein Discovery に関する情報です。Einstein Discovery でデータを分析するために使用する機械学習モデルについて、外部で構築されたモデルは使用できなくなります。そのため機械学習モデルについては Einstein Discovery の機能を使ってモデルを作成するようにしてください。No.61 : Limit Who Receives Notifications About Certificate Expiration証明書の有効期限切れを通知する際に送信されるメールについてです。「証明書の有効期限通知の受信」の権限を付与することで、ユーザは証明書の有効期限が切れるメールを受信できるようになります。この権限が付与されているユーザが存在しない場合は、システム管理者プロファイルのユーザ、または「すべてのデータの編集」権限を持つユーザにメールが送信されるようになります。以上が、7 月 22 日以降のリリースノート更新情報から抜粋した情報となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化に関する更新情報です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定をスライドに記載しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、こちらに記載されている日程にて本番組織、Sandbox組織ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元にTrustサイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備次にシステムメンテナンスについてです。関連リンクシステムメンテナンス時間Hyperforce 以外の優先システムメンテナンススケジュールについてです。こちらは英語版のナレッジをベースに、スライドを最新に更新しております。日本のお客様がご利用の古いインスタンスの一部が削除されていますので、ご確認をお願い致します。関連リンク優先システムメンテナンスのスケジュールSalesforce のメンテナンス中、組織にどのような影響がありますか?Trustサイトこちらは Hyperforce のシステムメンテナンススケジュールになります。一部、Hyperforce Region が変更になっておりますので、ご確認ください。関連リンク優先システムメンテナンススケジュールメンテナンス中、組織にどのような影響があるか Trust Site 続いて、リリース更新に関する情報です。Winter ’25 で強制適用されるリリース更新についてです。実際に強制適用されるリリース更新については、本番環境の設定画面にある [リリース更新] の画面をご確認ください。今回は Winter ’25 のリリースノートで更新があった箇所についてご紹介いたします。まず「Einstein Activity Capture」と 「EmailSimple 呼び出し可能なアクションについてのリリース更新」が追加されています。「更新されたコンテンツセキュリティポリシー (CSP) ディレクティブの採用」についてですが、強制適用時期がWinter’25からSpring25へ延期、リリース更新のヘルプが更新されておりますのでご確認ください。関連リンクChange Einstein Activity Capture Permissions for Sales Engagement Basic Users更新されたコンテンツセキュリティポリシー (CSP) ディレクティブの採用メールを送信するための組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスの作成および検証フローでのセッション ID へのアクセスを無効化組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化こちらでは二点、更新があります。「Apex によるフローの起動時の共有ルールの適用についてのリリース更新」がキャンセルとなりました。「メンテナンス計画の頻度の項目からメンテナンス作業ルールへの移行についてのリリース更新」の強制適用時期がWinter ‘25から Winter ’26に延期となっております。関連リンク呼び出し可能なアクションの部分的な保存の有効化Apex によるフローの起動時の共有ルールの適用 フローでの従来の Apex アクションのアクセス修飾子の考慮メンテナンス計画の頻度の項目からメンテナンス作業ルールへの移行フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡しゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止こちらも更新が二点です。「Review and Update Settings to Capture Leads from LinkedIn」について、LinkedIn Leadform から Salesforce にリードを同期している場合に、接続している LinkedIn アカウントの再設定についてのリリース更新が追加されています。「フローを実行するためのユーザーアクセスの制限 」について、強制適用時期がWinter ‘25からWinter ’26に延期となりました。関連リンクReview and Update Settings to Capture Leads from LinkedInフローを実行するためのユーザーアクセスの制限 ボットユーザーコンテキストでフローの実行REST API を介してフローをユーザーコンテキストで実行ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化こちらのスライドでは更新が1点あります。「Capture Prompt and Accurate Order Details with New Order Save Behavior」が更新されています。注文商品を更新した際に、[新規注文の保存時の動作] がカスタムアプリケーションロジックを使用して親注文を更新する処理に関するリリース更新となります。こちらについては、Winter ’25 以降の新規顧客組織ではデフォルトで有効となります。既存の組織に対しての強制適用時期は現時点で未定です。その他、それぞれのリリース更新の詳細については割愛させていただきますが、10 月のリリースで適用されるリリース更新なので、公開情報をご確認の上で適用のご準備をお願いします。関連リンクREST API を使用した外部クライアントアプリケーション OAuth コンシューマーログイン情報へのアクセスCapture Prompt and Accurate Order Details with New Order Save Behavior続いて、その他の更新です。こちらは以前からお知らせしております、Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。引き続き、Winter ’25 のリリースノートにも記載されていますので、Lightning Knowledge への移行をご計画の際に、是非ご確認ください。関連リンクLightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、拡張ドメインに関する今後のロードマップについてです。今回、ロードマップの更新がございます。旧URLから新URLへのリダイレクトについてWinter’25で停止予定でしたが、スケジュールが変更となり Winter ‘25ではSandbox等の非本番組織でのリダイレクトが停止となります。そして、Spring ‘25で本番組織での旧URLから新URLへのリダイレクトが停止と、スケジュールが変更となりましたので、対応時期などを検討中のお客様はご確認ください。本件に関する参考情報も更新されております。拡張ドメインに関するリリースノートが追加され、加えて拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止についての記事がサクセスナビで新たに公開されております。こちらも是非、ごらん頂きリダイレクト停止に向けた準備にお役立てください。関連リンク:Update References to Your Previous Salesforce Domains拡張ドメイン適用前のURLにアクセスしたときのリダイレクト停止(サクセスナビ)続いて、「機能の廃止」です。こちらでは、Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止についてのサクセスナビが公開されております。API バージョン廃止の対応について、冒頭の動画で説明させて頂いて降りますので、是非ご覧ください。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラスApex トリガ Visualforce ページ フロープロセスビルダーカスタムボタン S コントロール Salesforce B2B Commerce for Visualforce Apex RESTSOAP Web Services 続いて、従来のチャットとLive Agentの廃止です。こちらは再掲となりますが、重要なお知らせになりますので再度お知らせ致します。従来のチャットや Live Agent をご利用中のお客様は、既に製品コミュニケーションメールを受けとられていると思います。これらの機能は、2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。そのため、早めにアプリ内および Web のメッセージングへの移行計画を立てていただくことを推奨致します。アプリ内および Web のメッセージングは、私たちの生活でよく利用している非同期チャットを利用できます。それ以外にも、双方向でファイルのやりとりができたり、顔文字が使えたりと Live Agent ではできなかった多くの機能をご利用いただけます。対象のお客様におかれましては、早めのご対応をお願い致します。関連リンクリリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:Chat & Live Agent Retirement(チャットおよび Live Agent の廃止)最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。8 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年7月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/kY7erA3iQscqZPmf6qvWKE全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 7 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。こちらは、2024 年 7 月のトピックです。本記事では、先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は、Summer ’24 リリースノートの更新情報です。今回は 6 月 17 日以降の更新情報です。更新情報の中から現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。No.28 Review Updated URLs for List Viewsリストビューページの URL の書式変更に関する情報です。リストビューページの URL の書式変更に関して、ID ではなく API 名が使用される旨、リリースノートに追記されました。リストビュー URL の詳細に依存しているビジネスプロセスを確認し、更新してください。No.29 Give Feedback on Copilot ResponsesEinstein Copilot に関する情報です。Einstein Copilot の回答に対して、Salesforce へフィードバック出来る機能についてのリリースノートが追加されました。No.30 See Records from Different Objects in Einstein Copilot’s Responsesこちらも Einstein Copilot に関する情報です。複数の異なるオブジェクトを参照した Einstein Copilot からの回答を、ひとまとめにした状態で表示されるようになった旨のリリースノートが追加されました。No.31 Hide Global Search for Specific Lightning AppsSalesforce Mobile アプリに関する情報です。Salesforce Mobile アプリケーションの Lightning アプリケーションにおいて、グローバル検索を非表示にできるようになった旨のリリースノートが追加されました。No.32 Run Flows in Bot User Context (Release Update)Einstein Bot に関する情報です。ボットで開始されたフローについて、ボットに紐付けられたユーザーのプロファイルや権限セット・共有ルールに基づいて、フローのオブジェクトや項目に対するアクセス権が決定されるリリース更新の強制適用時期が Winter ’25 に延期された旨がリリースノートに追加されました。No.33,34 Organize and Find Records Easily with Personal Labelsレコードに付与できる独自のラベルについての情報です。Summer ’24 で、ユーザーは独自のラベルをレコードに適用して、必要なレコードをすばやく簡単に整理、追跡、検索できるようになりましたが、本機能はカスタムオブジェクトでも使用できること、ページレイアウトの編集はできないことがリリースノートに明記されました。また、表示ラベルオブジェクトに関する制限についてもリリースノートに追記されました。各ユーザーは、1 レコードにつき最大 20 個、合計最大 200 個のラベルを作成できます。 ユーザーは各ラベルを最大 500 件のレコードに割り当てることができます。No.35 Keep Routing Work During Service DegradationService Cloud でのオムニチャンネルルーティングに関する情報です。拡張オムニチャネルのフォールバック・モードを有効にすると、オムニチャンネルルーティングサービスが停止中でも、ルーティング作業を継続する機能のリリースノートが追加されました。No.36,37 Focus More Easily with the Latest Visual Refresh in Sales CloudLightningExperience の UI に関する情報です。Sales Cloud の Professional Edition と Enterprise Edition において、Summer ’24 以降の新規組織では最新の UI がデフォルトで提供される旨のリリースノートが追加されました。こちらは、設定で元の UI に戻すことも可能です。また、こちらのユーザーインターフェースの利用可能日付が追記されました。No.38 Enable LWC Stacked Modals (Release Update)Lightning Web Component に関する情報です。参照項目からレコードを作成する際、動的フォームを使用することができるのは標準アクションのみ、という注意事項がリリースノートに追加されました。No.39,40 Work with Data Cloud in a Sandbox Org (Beta)DataCloud に関する情報です。Data Cloud の機能を Sandbox でテストおよび調査できるようになる旨のリリースノートが追加されました。また、Sandbox の利用可能日が変更されました。No.41 Org Size Limit for Activity 360 ReportingEinstein for Sales に関する情報です。Activity 360 レポートを利用できるのは、取引先、取引先責任者、契約、リード、商談レコードの合計が 150 万件までの組織であるというリリースノートが追加されました。No.42 Disable Ref ID and Transition to New Email Threading Behavior (Release Update)メール to ケースの Lightning スレッドに関する情報です。メール to ケースにおいて、Lightningスレッドに移行する際のベストプラクティスが追記されました。No.43 Unify Knowledge from Various Sources in Salesforce (Generally Available)ナレッジに関する情報です。SharePoint 等のサードパーティシステムのナレッジ記事を Salesforce に取り込む機能である統合ナレッジの多言語サポートに関するリリースノートが追加されました。No.44 Geo-Aware LLM Request Routing Is Available in the Einstein Generative AI PlatformEinstein に関する情報です。Einstein 生成 AI プラットフォームは、大規模言語モデル(LLM)API リクエストを、Einstein 生成 AI プラットフォームのインスタンスがある場所に最も近い LLM プロバイダーのエンドポイントにルーティングするようになったことが、リリースノートに追加されました。No.45 Increase Sandbox Security with Inactive User FreezingSandbox に関する情報です。Summer ’25 で順次リリースされる、Sandbox のユーザー自動凍結機能について、影響を受けるユーザーとなぜこのプロセスを実行するのかについての詳細がリリースノートに追加されました。Sandbox 作成や更新、コピーののち、60 日以内にログインしていないユーザーは凍結されます。No.46 Select Who Has Sandbox Access for Production Orgs with 60 or More Public Groupsこちらも Sandobox に関する情報です。本番組織で 60 以上の公開グループがある場合でも、公開グループを通じて Sandbox へのアクセスを提供する機能を利用可能である旨のリリースノートが追加されました。No.47 Standard-Volume Platform Events Are Being Retired標準プラットフォームイベントに関する情報です。Summer ’25 に廃止予定である標準プラットフォームイベントについて、近日中に拡張プラットフォームイベントへの移行が必要ですが、今回のリリースノートに移行に関するナレッジのリンクが追加されました。No.48 Answer Questions Easily with Knowledge and Generative AIEinstein Bot に関する情報です。Einstein Bot において、ナレッジと生成 AI で質問に簡単に答える機能の名称が「Generative Knowledge Answers」に変更になりました。No.49 Monitor Product Consumption in Near Real-Time with Digital WalletYour Account に関する情報です。Your Account アプリから Digital Wallet へアクセスできる機能についてリリースノートに追加されました。No.50 Power Your Generative AI Using Anthropic Models with Prompt BuilderData Cloud に関する情報です。Einstein Studio で Anthropic Large Language Models (LLM) が利用可能になった旨がリリースノートに追加されました。No.51 Power Your Generative AI with Google Gemini and Prompt Builderこちら Data Cloud に関する情報です。Einstein Studio で Google Gemini Pro Large Language Model (LLM) が使用可能になったこ旨がリリースノートに追加されました。以上が、6 月 17 日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋となります。すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いて、インフラ強化に関する更新情報です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定を記載しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、こちらに記載されている日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが予定されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべき IP アドレスとドメインに関する更新情報です。7 月 5 日に「Salesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする」のナレッジに更新がございました。新たにイスラエルの IP アドレスが追加されています。IP アドレス許可リストを使われているお客様は、新しい IP アドレスの追加作業をお願いします。関連リンクSalesforce の IP アドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、リリース更新に関する情報です。Winter ’25 で、さまざまなリリース更新の強制適用が予定されています。実際に強制適用されるリリース更新については、本番環境の設定画面にございます[リリース更新]の画面をご確認ください。ここでは、影響度が高いと考えられるものをピックアップしてご紹介します。更新されたコンテンツセキュリティポリシー (CSP) ディレクティブの採用クロスサイトスクリプティングや他のコードインジェクション攻撃を防止するために、Salesforce は Lightning ページに配信済みの CSP ディレクティブを更新します。この変更に備えて影響を確認し、信頼済み URL を更新してください。この更新により、外部でホストされているフォントや画像が読み込まれなくなったり、Lightning ページ上の iframe で外部 Web サイトが読み込まれなくなる可能性があります。早めに Sandbox で確認をお願いします。メールを送信するための組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスの作成および検証強化されたメールセキュリティ標準に準拠するため、 [組織のメールアドレス] 設定で [デフォルトの No-Reply アドレス] を作成して検証する必要があります。お客様が定義した、組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスがない場合はメールの送信が失敗することがありますので、ご注意ください。関連リンクフローでのセッション ID へのアクセスを無効化呼び出し可能なアクションの部分的な保存の有効化Apex によるフローの起動時の共有ルールの適用 メンテナンス計画の頻度の項目からメンテナンス作業ルールへの移行Field Service をご利用のお客様へ向けた内容です。Winter ’25 で、メンテナンス計画の [頻度] 項目と [頻度種別] 項目は廃止される予定です。そのため、Winter ’25 までにメンテナンス作業ルールへ移行をしていただけますよう、お願いします。関連リンクフローでの従来の Apex アクションのアクセス修飾子の考慮フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡しゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止フローを実行するためのユーザーアクセスの制限 ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化新しい Lightning 記事エディターを使用すると、エディターのサイズを調整したり、文字数をカウントするツールを利用可能になるなど、生産性の向上が見込めます。一方で、エディターの見た目や搭載機能が異なりますので、現場のユーザー様が混乱しないよう、事前周知をしておくことをお勧めします。REST API を使用した外部クライアントアプリケーション OAuth コンシューマーログイン情報へのアクセスこのリリース更新は、メタデータ API を使用してコンシューマーログイン情報にアクセスしている既存の外部クライアントアプリケーションのユーザーに適用されます。このリリース更新を有効にすると、Connect REST API の credentials エンドポイントからコンシューマーシークレットにアクセスすることが可能になり、推奨されるセキュリティ標準に準拠することができます。Winter '25 以降はメタデータ API を介してコンシューマーシークレットにアクセスできなくなるので、早めの確認をお願いします。関連リンクREST API を介してフローをユーザーコンテキストで実行ボットユーザーコンテキストでフローの実行続いて、その他の更新です。拡張ドメイン提供後のリダイレクトについてです。現在、拡張ドメイン適用前の URL へアクセスすると新しい URL へリダイレクトされますが、Winter '25( 2024 年 10 月)にリダイレクトは停止される予定です。まだ対応されていないお客様は関連リンクの参考リソースをご確認のうえ、早めの対応をお願い致します。関連リンク:拡張ドメインのスケジュールSalesforce の拡張ドメインに関するよくある質問拡張ドメインの有効化とその準備(サクセスナビ)次は、機能の廃止に関する情報です。一点、更新がございます。Einstein Vision and Language APIs Retirement についての更新です。こちらは明示的な廃止時期はなく、既存契約の終了日までは 「Einstein Vision および Language」 をご利用いただけます。これらの機能を引き続きご利用いただく場合は、既存契約の有効期限が切れる前に サードパーティのソリューションに移行する必要があります。こちらは再掲となります。Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止が、Summer '25( 2025 年 6 月)に予定されています。Salesforce Platform API の更新作業は、Salesforce 以外のシステムでの作業が必要となります。対応に時間がかかることが想定されますので、対象のお客様には Salesforce からメール通知も行われております。内容をご確認のうえ早めの対応をお願い致します。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラス Apex トリガ Visualforce ページ フロープロセスビルダーカスタムボタン S コントロール Salesforce B2B Commerce for Visualforce Apex RESTSOAP Web Services 続いて、従来のチャットと Live Agent の廃止です。こちらも再掲となりますが、重要なお知らせになりますので再度お知らせ致します。従来のチャットや Live Agent をご利用中のお客様は、既に製品コミュニケーションメールを受けとられていると思います。これらの機能は、2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。そのため、早めにアプリ内および Web のメッセージングへの移行計画を立てていただくことを推奨致します。アプリ内および Web のメッセージングは、私たちの生活でよく利用している非同期チャットを利用できます。それ以外にも、双方向でファイルのやりとりができたり、顔文字が使えたりと Live Agent ではできなかった多くの機能をご利用いただけます。対象のお客様におかれましては、早めのご対応をお願い致します。また、今回、参考リソースとして、サクセスナビの「チャットおよび Live Agent の廃止」が追加されておりますので、ぜひご確認ください。関連リンクリリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:Chat & Live Agent Retirement(チャットおよび Live Agent の廃止)サクセスナビ:チャットおよび Live Agent の廃止最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。7 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年6月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/wieNC8DsSCCCtyNgiGZAyE全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 6 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。こちらは、2024年6月のトピックです。本記事では、先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。最初は、製品イノベーションに関する情報です。日本時間の 6 月 16 日に、本番環境のインスタンスが Summer ’24 にバージョンアップされました。それに伴い、サクセスナビに Summer '24リリース注目の新機能 ページが公開されており、リリースノートのななめ読み(膨大なリリースノートから注目度の高いものをピックアップしたもの)などを確認いただけます。また、7 月には各製品のエキスパートが注目の新機能を解説する動画も追加される予定です。ぜひ、Summer '24リリース注目の新機能 ページにアクセスしていただき、まだの方はブックマークをお願いします。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Summer ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Summer '24リリース注目の新機能オンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSummer ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Summer ’24 Release SiteSummer '24 Release HighlightsRelease Overview DeckFeature Matrix続きまして、Summer '24リリースノートの更新情報です。今回は5 月 20 日以降の更新情報です。更新情報の中から現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。No. 12、13 Let Einstein Build a Draft Flow for You (Beta)どちらもEinstein for Flow に関する情報です。Einstein for Flow を有効にする方法が追加され、リリース時期が Summer ’24 以降に延期されました。No. 14 Answer Questions Easily with Knowledge and Generative AICopilot アクションの使用可能範囲についてです。Summer ’24 より、[ナレッジを使用して質問に回答] Copilot アクションをボットに接続して、顧客の質問に対して会話風の回答を生成することができますが、本機能を有効にする方法の詳細が記載されました。なお、現時点では本機能のサポート言語は英語のみです。No. 15 Einstein for Service Catalog (Beta)こちらも Copilot アクションに関する情報です。Einstein for Service Catalog では、Copilot はアクションを使用して顧客にカタログ項目のリクエストを開いたり、カタログ内の項目への URL リンクを提供できますが、本機能はベータサービスであることがリリースノートに記載されました。No. 16 Create a Custom UI Solution for Messaging for In-App and Web (Beta)Live Agent の後継機能である、アプリ内および Web のメッセージングに関する情報です。アプリ内および Web のメッセージングの新しいデプロイメントタイプに関するリリースノートが追加されました。アプリ内および Web のメッセージングの API を使用すると、サードパーティのボットやパートナーがサポートするメッセージングソリューションと統合することなどができます。No. 17 Access the Recent Activity Timeline on the Salesforce Mobile App with Copilot EnabledSalesforce モバイルアプリケーションに関する情報です。以前は、Einstein Copilot が有効な場合、Salesforce モバイルアプリケーションで最近の活動タイムラインを表示できませんでしたが、Summer ’24 ではEinstein Copilot が有効な場合でも、リード、商談、取引先、および取引先責任者の最近の活動タイムラインが表示されるようになります。日本語で Copilot を使えるようになる日が待ち遠しいですね!No. 18 Catch Up On Emails Quickly with Einstein Work Summaries for Email (Generally Available)機能の名称変更に関する情報です。Summer ’24 で Einstein 作業概要をメールでも利用可能になりますが、機能名が作業概要 → 作業サマリーに変わります。これに伴い設定メニューの表示も変わりますので、特にシステム管理者様はご承知おきください。No. 19 Help Partners Send Personalized Sales Emails FastEinstein Sales Emails に関する情報です。パートナーユーザーが Einstein Sales Emails を利用するために必要なアドオンライセンスが修正されました。Sales Cloud Einstein ではなく Einstein for Sales が必要です。No. 20 Ensure Security in Search with Search Manager検索マネージャーに関する情報です。検索マネージャーの機密情報を含むカスタム項目に項目レベルセキュリティを適用する機能のリリース時期が延期になる旨がリリースノートの記載されました。No. 21 Migrate to a Multiple-Configuration SAML Framework (Release Update)リリース更新に関する情報です。「複数設定 SAML フレームワークへの移行」というリリース更新の本番インスタンスへの適用時期が Spring ’25 に延期されました。Sandbox は延期せず、Summer ’24 で適用されました。No. 22 Download Up to 1 Year of Event Log Filesイベントログファイルに関する情報です。Summer ’24 で最大過去 1 年分のイベントログファイルをダウンロードできるようになりますが、この機能を利用できるエディションは、Enterprise、Performance、Unlimited Edition のみであることがリリースノートに記載されました。No. 23 Unify Knowledge from Various Sources in Salesforce (Generally Available)ナレッジに関する情報です。統合ナレッジを使うとサードパーティシステムのナレッジを Salesforce に取り込むことができます。今回のリリースノートの変更では、統合ナレッジに関する Trailhead モジュール(Unified Knowledge: Quick Look)へのリンクが追加されました。ナレッジを使用中、もしくは導入を検討されている場合は、ぜひチェックしてみてください。No. 24 Grant Access to the Label Object In Custom Profiles To Continue Using To Do List Labels (Release Update)新しい [リリース更新] に関する情報です。新しく [カスタムプロファイルで表示ラベルオブジェクトへのアクセス権を付与して引き続き ToDo リストの表示ラベルを使用]というリリース更新が追加されました。詳細は設定画面の[リリース更新]に表示されておりますので、ご確認ください。No. 25 deaExchange Delivered: Limit Who Receives Notifications About Certificate Expiration期限切れの証明書に関する通知メールに関する情報です。Summer ’24 で「証明書の有効期限に関する通知を受け取る」という新しいユーザー権限が追加されます。この権限により証明書の有効期限切れメール通知を受け取るユーザーをコントロールできるようになります。今回のリリースノートの更新で、この権限を誰にも割り当てない場合の動作が追加されました。誰にも割り当てない場合、すべての管理者が証明書期限切れメールを受信し続けることが記載されました。No. 26 See the Topics That Matter Most to Your Customers with Sales SignalsEinstein 会話インサイトに関する情報です。Einstein 会話インサイトの Sales Signal の機能は、2024 年 8 月から利用可能となる旨が記載されました。No. 27 Capture a Scratch Org’s Configuration with Scratch Org Snapshots (Generally Available)開発者様向けの情報です。Summer ’24 で、スクラッチ組織のスナップショット機能が正式リリースされますが、この機能は 2024 年 6 月下旬から順次利用可能になる旨がリリースノートに追加されました。続いて多要素認証(MFA)に関する更新情報です。MFA に関する FAQ と ロードマップ の英語版に同様の更新が行われています。Salesforce の全てのクラウド製品において MFA がデフォルトで有効化されていることから、FAQ やロードマップのナレッジが再構成され、これまでの更新履歴が削除されています。Sales Cloud などの Salesforce Platform 上に構築された製品に対する MFA の自動有効化が Summer ’24 のリリースで実施され、これを以って Salesforce による MFA の適用プログラムは終了します。関連リンクオンラインコミュニティSalesforce 多要素認証に関する FAQ 多要素認証 (MFA) 適用ロードマップサクセスナビ:MFA(多要素認証)設定マニュアルサクセスナビ:MFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)続いて、インフラ強化に関する更新情報です。こちらはインスタンスリフレッシュに関する情報で、現在計画されているインスタンスリフレッシュの予定を記載しています。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、こちらに記載されている日程にて本番組織、Sandbox 組織ともにインスタンスリフレッシュが予定されています。お手元に Trust サイトからメンテナンスの通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべき IP アドレスとドメインに関する更新情報です。こちらでは3つの公開ナレッジを取り上げていますが、2つめにご紹介しているHyperforce に関する公開ナレッジで 5 月 23 日と 24 日に更新が行われています。このナレッジには Hyperforce における既知の問題をお知らせしている表がございましたが、すべての事象が解消したため、ナレッジから該当の表を削除するという更新が 23 日に行われております。また、現在は Tableau 製品は Hyperforce 上でのサービス提供を開始しているため、Hyperforce の IP アドレスを使用していない 製品のリストから Tableau を削除するという更新が 24 日に行われています。関連リンクSalesforce の IP アドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、Summer ’24 で適用されたリリース更新に関する情報です。Summer ’24 のリリースで強制適用されたリリース更新についてとなります。「カスタムプロファイルで表示ラベルオブジェクトへのアクセス権を付与して引き続き ToDo リストの表示ラベルを使用」というリリース更新が追加されております。また、「複数設定 SAML フレームワークへの移行」についてのリリース更新適用時期について、本番組織への適用時期が Spring ’25 と更新されておりますので、こちらもご確認をお願い致します。その他、既存の動作に影響を与える可能性があるものも含まれておりますのでご確認をお願い致します。関連リンク信頼済みの組織間リダイレクトのみを許可 (リリース更新)組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)複数設定 SAML フレームワークへの移行 (リリース更新)ボットユーザーコンテキストでフローの実行 (リリース更新)カスタムプロファイルで表示ラベルオブジェクトへのアクセス権を付与して引き続きToDoリストの表示ラベルを使用続いて、その他の更新です。こちらは以前からお知らせしております、Classic ナレッジデータモデル廃止についてです。引き続き、Summer ’24 のリリースノートにも記載されていますので、Lightning Knowledge への移行をご計画の際に、是非ご確認ください。関連リンクLightning Knowledge 移行ツールの実行移行の計画と Sandbox テストLightning Knowledge 移行ツールの FAQLightning Knowledge 移行ツールを有効にするための要件Lightning Knowledge 移行後のチェックリスト次は、機能の廃止に関する情報です。機能廃止についての更新情報はないのですが、廃止時期が近づいている機能がございますのでご紹介します。Google アナリティクス 360 再販の廃止 が、2024 年 7 月と予定されています。該当機能をご利用のお客様は、ご確認いただけますようお願い致します。Salesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止が、Summer '25(2025 年 6 月)に予定されています。API の更新作業は、Salesforce 以外のシステムでの作業が必要となり、対応に時間がかかることが想定されます。対象のお客様には. Salesforce からメール通知も行われております。内容をご確認のうえ、早めの対応を是非お願い致します。関連リンクSalesforce Platform API バージョン 21.0 ~ 30.0 の廃止イベントログファイルブラウザーEventLogFile オブジェクトの API Total Usageイベント種別Apex クラス Apex トリガ Visualforce ページ フロープロセスビルダーカスタムボタン S コントロール Salesforce B2B Commerce for Visualforce Apex RESTSOAP Web Services こちらは再掲となりますが、重要なお知らせになりますので再度お知らせさせて頂きます。従来のチャットと Live Agent をご利用中のお客様は、既に製品コミュニケーションメールを受けとられていると思います。これらの機能は 2026 年 2 月 14 日に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。そのため、早めにアプリ内および Web のメッセージングへの移行計画を立てていただくことを推奨します。アプリ内および Web のメッセージングは、私たちの生活でよく利用している非同期チャットを利用可能です。それ以外にも、双方向でファイルのやりとりができたり、顔文字が使えたりと Live Agent ではできなかった多くの機能をご利用可能です。このようにより便利な機能をご利用いただけますので、対象のお客様におかれましては、早めの対応をお願い致します。関連リンクリリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:Chat & Live Agent Retirement(チャットおよび Live Agent の廃止)最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。6 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年5月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/kuaBgWctb333RWk9bzGYK3全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 5 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 5 月のトピックはこちらになります。本記事では先月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは、製品イノベーションに関する情報です。Summer ‘24 リリーススケジュールについてです。プレリリースサイトは公開済、プレビューも 5 月 12 日(日本時間)に開始されています。その他、Trailhead モジュールや Release Overview Deck 等も公開されておりますのでご確認ください。なお、サクセスナビではバージョンアップに備えるための情報もご用意しておりますので、是非ご参照いただき、6 月 16日(日本時間) の Summer ‘24 に向けてご準備を進めていただければと思います。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Summer ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSummer ’24 Pre-Release SiiteSummer ’24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Summer ’24 Release SiteSummer '24 Release HighlightsRelease Overview DeckFeature Matrix続いて、Spring ’24 のリリースノートの更新情報です。Spring ‘24のリリースノートの更新情報のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋して毎月ご紹介しています今月は 4 月 22 日以降の更新情報を抜粋しています。No.53 Get 10 Einstein Conversation Insights Licenses with Enterprise EditionEinstein 会話インサイトのライセンスに関する情報です。Sales Cloud Enterprise Editionをお使いの場合、Einstein 会話インサイトを 10 ライセンスご利用可能です。すでに殆どの組織には 3 月にライセンスが付与されていますが、5月にライセンスが付与された組織もあることが記載されました。No.54 Service Account OAuth 2.0 Authentication to Microsoft Office 365 Is Being RetiredEinstein 活動キャプチャと Microsoft Office 365 の接続に関する情報です。Einstein 活動キャプチャを Microsoft Office 365 に接続する場合、組織レベルの OAuth 2.0 認証をお勧めする記載が追加されました。No.55 Update Organization-Wide Defaults Faster組織全体のデフォルトの共有設定についての情報です。組織全体のデフォルトの共有設定をより早く更新できる機能がSpring ’24 から提供されていますが、Summer ’24 にロールアウトが完了予定との旨が追記されました。No.56 Temporarily Opt Out of Google Chrome Storage PartitioningGoogle Chrome の Storage Partitioning についての情報です。2024 年 9 月まで Google Chrome の Storage Partitioning を無効にする新しい設定を使用して、Salesforce のロールアウトを当面 Opt Out し、Google の非推奨トライアルが2024 年 9 月 3 日に終了するまで Partition 分割されていないストレージを維持することができるようになる旨が追記されました。No.57 Streamline Everyday Activities with Einstein Copilot on the Field Service Mobile AppField Service モバイルアプリケーションに関する情報です。Field Service モバイルアプリケーションで、レコードの検索や要約、情報の収集が可能となる Einstein Copilot のリリースが 2024 年 5 月 6 日から利用可能であるとの更新がありました。続いて Summer ’24 リリースノートにおける更新情報です。Spring ’24 と同様に Summer ’24 のリリースノートの更新情報のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。今月は 4 月 29 日以降の更新情報を抜粋しています。No.1,2,3 Let Einstein Build a Draft Flow for You (Beta)Einstein for Flow についての情報です。Einstein for Flow の利用はベータ版での提供と変更された旨、及び Einstein for Flow についての詳細が追加されました。No4,5,6 Answer Questions Easily with Knowledge and Generative AIナレッジと生成 AI で質問に簡単に答える機能についての情報です。現時点では英語のみの提供であり、また一般提供となった旨が記載されました。No.7 Transition to the Lightning Editor for Email Composers in Email-to-Case (Generally Available) (Release Update)Mail-to-Case の Email Composer 用の Lightning Editor への移行についての情報です。この移行について強制適用の時期がWinter ’25 から Spring ’25 に変更となった旨、記載されました。No.8 Benefit from Simplified Org Migration with Automatically Migrated Change Sets組織移行における変更セットについての情報です。変更セットは 組織移行 で移行されることをアナウンスするリリースノートが追加されました。No.9 Lightning Web Security Enablement Rollout PostponedLightning Web Security (LWS) についての情報です。LWS の有効化状況に関するリリースノートが追加され、Salesforce による自動有効化は追ってお知らせするまで延期することになりました。No.10 Enforce View Roles and Role Hierarchy Permission When Editing Public List View Visibility (Release Update)公開リストビューの編集に関する情報です。公開リストビューを編集する際に「ロールおよびロール階層を表示」権限が強制適用されるリリースが、Winter ’25 から Spring ’25 に変更されました。No.11 Help Partners Send Personalized Sales Emails FastEinstein Sales Emails についての情報です。パートナー・ユーザーは、Experience Cloud Aura サイトから取引先責任者やリードにメッセージを作成するために、Einstein Sales Emails で Einstein の生成 AI のサポートを受けることができる旨のリリースノートが追加されました。続いて多要素認証(MFA)に関する更新情報です。Summer ’24 のリリースノートが公開され、そちらに MFA に関する記事が 3 つございますのでご紹介します。Salesforce では 2022 年 2 月から MFA の使用を利用規約上必須とさせていただいております。そして 2024 年 4 月 8 日以降は本番組織への直接のログインについては MFA がデフォルトで有効になっており、4 月 8 日以降に新規作成された組織についても MFA がデフォルトで有効になっています。組織で MFA が有効化されても管理者様にて無効化することは可能ですが、Summer ’24 以降では MFA が有効化された状態になるまで管理者様には MFA の有効化を促す通知がアプリケーション内に表示されるかたちとなります。ぜひ MFA を有効化していただき、安全な状態で Salesforce をご利用いただけますようお願いします。関連リンクStay on Top of MFA ComplianceSalesforce Admins Get In-App Reminders If MFA Is Turned OffMFA Is On by Default for Direct Logins to Production Orgs続いてインフラ強化です。新たにインスタンスリフレッシュの計画が追加されているのでご紹介致します。主に海外のお客様にてご利用いただいているインスタンスがメインですが、上記に記載されている日程にて本番組織、Sandbox ともにインスタンスリフレッシュが計画されています。お手元に Trust サイトから通知が届いているお客様は事前のご準備をお願いいたします。またインスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビにて解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容を是非ご確認ください。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続きまして、許可すべきIPアドレスとドメインに関するナレッジの更新情報で、今月は 3 つのナレッジそれぞれで更新が行われておりますのでご紹介します。まず一番最初に記載されている IP アドレスとドメインに関するナレッジの更新情報です。こちらのナレッジは 5 月 9 日に更新が行われており、RIPE と APNIC のリージョンにおいて IP アドレス範囲が追加されています。また Canada と Australia のレガシー環境が廃止されたため、Canada と Australia に関する IP アドレス範囲やガイダンスが削除されました。次に上から2つめの Hyperforce に関するナレッジの更新情報です。こちらのナレッジは 5 月 7 日に更新が行われており、Salesforce Express Connect のセクションに AWS Direct Connect に関する記述が追加されました。また Hyperforce でカスタムドメインを利用する際の留意点も追加されておりますのでご確認ください。そして一番下に記載されているメール受信に関するナレッジの更新情報です。こちらのナレッジは 5 月 5 日に更新が行われており、 APNIC の IP アドレス範囲が追加されております。関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて Summer ’24 で適用されるリリース更新に関する情報です。Summer ’24 のリリースにて強制適用されるリリース更新のご紹介です。Summer ’24 のリリース更新には、組織間のリダイレクトを制限するものや、メール送信のアクションに関するもの、Summer ’24 でも順次適用される ICU ロケールの有効化など、既存の動作に影響を与える可能性があるものも含まれております。そのため事前に内容をご確認いただき Summer ’24 のリリースに向けたご準備をお願いいたします。また、上記の一番下に記載されているフローに関するリリース更新の適用時期は、Summer ’24 ではなく Winter ’25 へ延期となっておりますのでご確認ください。関連リンク信頼済みの組織間リダイレクトのみを許可 (リリース更新)組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)複数設定 SAML フレームワークへの移行 (リリース更新)ボットユーザーコンテキストでフローの実行 (リリース更新)フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡し (リリース更新)続いて、その他の更新です。こちらは先月からの引き続きの内容となりますが、「新しい設定ドメインの許可」についてです。Summer ’24 より、Sandbox から先行して、段階的に Lightning の設定ページの URL を変更していく予定です。本番環境の URL の変更は、Sandbox や無償組織の変更後となります。お客様のネットワーク環境においてアクセスできるサイトをドメインで制御している場合、引き続き Lightning の「設定」ページにアクセスできるようにするためには、該当ドメインを事前に許可しておく必要がございます。作業漏れの無いよう、お気をつけください。関連リンクリリースノート:Add the New Setup Domain続いて、機能の廃止です。新しく 1 点追加がありました。チャットおよび Live Agent は 2026 年 2 月に廃止される予定です。対応方法についてはナレッジをご確認いただきたいのですが、次のスライドで少し補足をさせていただきます。関連リンクナレッジ:チャットおよび Live Agent の廃止従来のチャットと Live Agent をご利用中のお客様は、既に製品コミュニケーションメールを受けとらていると思います。これらの機能は、2026 年 2 月 14 に廃止され、それ以降は機能をご利用いただくことはできません。そのため、早めにアプリ内および Web のメッセージングへの移行計画を立てていただくことを推奨します。アプリ内および Web のメッセージングは、私たちの生活でよく利用している非同期チャット( Line をイメージいただくとわかりやすいと思います)を利用可能です。それ以外にも、双方向でファイルのやりとりができたり、顔文字が使えたりとLive Agent ではできなかった多くの機能をご利用可能です。関連リンクリリースノート:Legacy Chat Is Being Retiredナレッジ:Chat & Live Agent Retirement(チャットおよび Live Agent の廃止)最後に、その他の情報です。1 月に開設したサクセスナビの AI 特設ページを更新しました。2 月以降にリリースされた注目の AI 機能の情報や、日本のお客様の活用事例を追加していますので、ぜひ確認してみてください!もし、まだ 「AI 特設ページを見たことがない」、「ブックマークし忘れていた・・・」というお客様は、ぜひこのタイミングで記事を参照し、ブックマークをお願いします。今後も定期的に更新をしていく予定です。4 月のシステム管理者通信でもご紹介をさせていただきました Sales Cloud 担当者育成シートについての共有です。こちらは、Sales Cloud の管理者や推進者の皆様にとって、必要な作業や検討事項の全体像をまとめたシートです。これから、Sales Cloud を利用開始予定の組織の管理者 / 推進者様、部署異動や配置換え等で新たに管理者 / 推進者として着任された方にお役立ていただきたいリソースとなっております。ぜひ、サクセスナビよりダウンロードしてみてください。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。5月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年4月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べること Salesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/FsuCyGuh3ieVWutpG1V7mE全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 4 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 4 月のトピックはこちらになります。本記事では前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは、製品イノベーションに関する情報です。Summer ’24 のリリーススケジュールが公開されましたのでご紹介します。日本のお客様向けのインスタンスにおける Summer ’24 のリリースは 6月 16 日に予定されています。また、Sandbox プレビューに参加予定のお客様でプレビュー対象のインスタンスに既存の Sandbox がない場合は、日本時間の 5 月 10 日午前 10 時までに Sandbox のリフレッシュが完了するよう、余裕を持って Sandbox のリフレッシュをお願いします。なお、サクセスナビではバージョンアップに備えるための情報もご用意しておりますのでぜひご参照いただき、6 月の Summer ’24 リリースに向けてご準備を進めていただければと思います。関連情報Salesforce Admins : Admin Release Countdown: Get Ready for Summer ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうオンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSalesforce Sandbox プレビュー手順続いて Hyperforce に関する情報です。Summer '24より、Hyperforce 上の組織(JPNで始まるインスタンス)をご利用の場合は、メジャーリリースにおけるアップグレード中のサービスダウンタイムは無くなります。アップグレード中にログインしたユーザーがいる場合は再ログインを促され、再ログインが必要となります。もし、現在ご利用中のインスタンスが不明である場合には、Salesforceの設定画面にある組織情報ページで確認することができますのでご参照ください。続いて、Spring ’24 のリリースノートの更新情報です。今回は 3 月 25 日以降の更新情報の中から、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。#48 : Wrap Up Call and Enhanced Messaging Sessions Faster with Einstein Work Summaries生成 AI の機能である作業概要が拡張メッセージングと Voice でもご利用いただけますが、それぞれの機能においてサポートされる言語(日本語含む)が追加されました。#49 : Say Goodbye to Standard WhatsApp Channels標準の WhatsApp チャネルに関する更新で、2024 年 7 月 1 日以降は標準の WhatsApp チャネルの追加はできなくなります。また、2025 年 7 月 30 日までに標準の WhatsApp チャネルは拡張チャンネルに更新しないとメッセージを送受信できなくなりますので、ご利用中のお客様はご注意ください。#50 : Save a Transcript of Your Messaging for Web ConversationWeb のメッセージングに関する更新で、ユーザーは Web のメッセージングでの会話終了後、PDF にて会話のトランスクリプトがダウンロードできるようになったことがリリースノートに追加されました。#51 : Salesforce for Outlook (Retiring)Salesforce for Outlook の機能廃止時期が 2027 年 12 月に延期されたことがリリースノートに追加されています。Salesforce for Outlook をご利用中のお客様は、この期間に次世代製品である Outlook インテグレーションや Einstein 活動キャプチャへの移行をご検討ください。#52 : See Password Resets in the Login History and New and Changed Objectsログイン履歴に関する更新で、ユーザーがパスワードリセットしたことをログイン履歴から追跡できるようになったことが、リリースノートに追加されました。以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いてMFA(多要素認証)に関する更新情報です。MFA の参考リソースに関する情報ですが、FAQ の公開ナレッジの英語版が 3 月 28 日に更新されています。詳細は後述いたします。関連情報オンラインコミュニティSalesforce 多要素認証に関する FAQ 多要素認証 (MFA) 適用ロードマップサクセスナビ:MFA(多要素認証)設定マニュアルサクセスナビ:MFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)続いて、MFA のロードマップです。一部のお客様では 4 月 8 日から MFA の自動有効化が開始されています。また自動有効化の対象となっているお客様には Salesforce からメール通知も行われております。まだ MFA の適用準備がお済みでないお客様は、MFA の自動有効化後であっても管理者様にて MFA を無効化することができますが、Salesforce では MFA 適用は利用規約上必須となっており、またセキュリティレベルが低下することにも繋がってしまうため、できるだけ早めに有効化することを推奨しています。関連情報Spring '24 リリースノート : 2024 年 4 月から MFA がデフォルトでオンにSpring '24 リリースノート : Summer ’24 より Salesforce 製品への MFA の適用がアプリケーション内通知に移行多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ続いて MFA の FAQ に関する更新情報で、3つの更新がありますのでご紹介します。まず 1 つ目の更新は、Summer’24 にて導入される通知モデルに関する情報です。MFA が有効化されていない組織に管理者様がログインして設定メニューを開くと、警告プロンプトが表示され、MFA が有効化されるまで、定期的に警告プロンプトが表示されることが FAQ に記載されています。続いて 2 つ目の更新は、Experience Cloud ユーザーに関する情報です。Experience Cloud ユーザーについて SMS テキストメッセージを利用した ID 検証を実現することができますが、これには「外部ユーザーはテキスト (SMS) で ID を検証する」という権限を付与する必要があります。この権限は権限セットではなく、プロファイルで設定する必要がある旨が記載されています。3 つの目の更新情報ですが、こちらも Experience Cloud ユーザーに関する情報です。[ユーザーインターフェースログインの多要素認証]の権限をユーザーに付与することで、MFA を有効にすることができますが、Experience Cloud ユーザーについてはこの権限を権限セットではなく、プロファイルで割り当てる旨が FAQ に追記されました。更新情報の 2 つ目と 3 つ目は、ともに Experience Cloud ユーザーに関する更新情報であり、Experience Cloud ユーザーは MFA 必須化の対象外ではございますが、これらのユーザーに対して ID 検証や MFA の利用をご検討いただく場合にはご留意ください。続いてインフラ強化についてです。まずは、インスタンスリフレッシュです。日本のお客様がご利用中のインスタンスであるAP系のインスタンスリフレッシュの新しいスケジュール(日本時間で 5 月 19 日)が追加されました。また、6 月 16 日(日本時間)には、日本のお客様がご利用中のSandboxのインスタンスについてもインスタンスリフレッシュが実施される予定です。そして、既存のスケジュールに新たなインスタンス(UM系、EU系、NA系)が追加されています。こちらは主に海外のお客様がご利用中のインスタンスになります。「インスタンスリフレッシュの情報は 1 ヶ月前にしか知ることはできないのか?(直前すぎる・・・)」と不安を感じたお客様もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。リフレッシュ対象のインスタンスをご利用中の組織のシステム管理者様には、既に Salesforce からメールが送信されております。また、事前に登録済みの場合、Trust 通知メールもお手元に届いていると思いますので、速報はそちらにてご確認いただけるようになっています。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、サクセスナビで解説動画をご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべきドメインと IP アドレスについてです。一番上の「SalesforceのIPアドレスとドメインで許可する」のナレッジに 3 月 21 日付で更新がありました。更新内容としては、RIPE の既存の IP アドレス範囲に IP アドレスが追加されています。IP アドレス許可リストを使われているお客様は、新しい IP アドレスの追加作業をお願いします。関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、その他の更新です。こちらは先月に引き続いて再度のお知らせとなります。Salesforce モバイルアプリケーションを使用するための OS(オペレーティングシステム)の要件が変更されました。新しい要件はAndroid のスマートフォンをご利用の場合は 10.0 以降、iOS のスマートフォンをご利用の場合は16.0 以降となりました。こちらの要件より古いバージョンの OS をご利用の場合には、早めにアップグレードをしていただけますようお願いします。関連リンク:リリースノート:Salesforce Mobile App Requirements Have Changed ヘルプ:Requirements for the Salesforce Mobile App続いてこちらも再掲となりますが、先月もご紹介しました「新しい設定ドメインの許可」についてです。内容としては、Lightning Experience 利用時における設定ページの URL が変更されるため、お客様のネットワーク環境においてアクセスできるサイトをドメインで制御している場合、引き続き Lightning Experience の「設定」ページにアクセスできるようにするため、該当ドメインを許可する必要があるというものです。こちらの更新は段階的に適用される予定ですが、先行して Sandbox と無償組織(トライアル組織や Developer Edition )が適用されます。その後、本番組織が適用される予定となっています。日程は現時点で未定となっておりますが、決まりましたらリリースノートが更新される予定です。関連リンク:リリースノート:新しい設定ドメインの許可ヘルプ:必要なドメインを許可ナレッジ:Understand How Google's Privacy Sandbox Initiative Impacts Salesforce続いて拡張ドメイン適用までの今後のロードマップです。こちらのロードマップについて変更はございませんが、旧 URL にアクセスしたときのリダイレクトが Winter ’25 で停止となることをお知らせする製品コミュニケーションが 4 月 1 日に管理者様に送信されておりますので、詳細はメールの内容をご確認ください。続いて、機能の廃止に関する情報です。こちらでは 1 点、更新がございます。Salesforce for Outlook の廃止について、終了時期が 2024 年 6 月から 2027 年 12 月へ変更となっております。現在も Salesforce for Outlook をご利用の場合は、ご利用用途に応じて Einstein 活動キャプチャや Outlook インテグレーションへの移行計画を立てていただけますよう、お願いします。最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。4 月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2024年3月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/BQVRWwNJ7Vz2sq8v3Qj55u全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「 Salesforce の運用に関するお知らせ」の 3 月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2024 年 3 月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは、製品イノベーションに関する情報です。サクセスナビに「Spring '24リリース 注目の新機能」ページが公開されています。お役立ち情報から、リリースの概要をまとめた資料である「Release Overview Deck」をダウンロードできるようになっていますので、是非ご確認ください。関連リンクSalesforce Admins:Admin Release Countdown: Get Ready for Spring ’24サクセスナビ : バージョンアップに備えましょうサクセスナビ:Spring '24リリース注目の新機能オンラインコミュニティ:Release Readiness TrailblazersSpring '24 Release noteSalesforce Sandbox プレビュー手順Trustサイト(リリーススケジュール)Spring'24 Release SiteSpring '24 Release HighlightsRelease Overview DeckRelease in a BoxRelease Feature Matrix続いて、Spring ’24 のリリースノートの更新情報です。今回は2月19日以降の更新のうち、現行動作に影響を与える可能性があるものと注目の機能を抜粋してご紹介します。No. 25 Update Your Content Security Policy (CSP) for Upcoming Changes コンテンツセキュリティポリシー(CSP)に準拠するための信頼済み URL の適用時期が、Winter ’24 から Winter ’25 へ延期されました。No. 26 Create From Lookup ChangesNo. 27 Return to the Record Page with Record Create on Custom Quick Actions Spring ’24 から参照関係項目からレコードを作成する際に「保存 & 新規」ボタンが表示されたり、クイックアクションにおける保存後のナビゲーションが変更されておりますが、この変更のロールアウトは 2024 年 6 月に終了する予定である旨がリリースノートに追記されました。No. 28 Make Callouts After Rolling Back DML and Releasing Savepoints Apex で DML をロールバックするセーブポイントの設定の制限に関する情報が追加されました。Database.rollback(Savepoint) および Database.setSavepoint() について、Spring ’24 から DML 行数の制限にはカウントされませんが、DML 文数の制限にはカウントされます。以前のバージョンでは、どちらの呼び出しも DML 行の使用制限としてカウントされていましたので Apex でこちらのメソッドをご利用の場合はご確認ください。No. 29 Einstein for Feedback Management Feedback Management を契約している組織では、フィードバックを得るためのアンケートを自動生成したり、作成したアンケートを多言語に自動で翻訳できる生成 AI が利用できます。それらの生成 AI の機能の情報が、リリースノートに追加されました。No. 30 View and Set Forecasts with Forecast Groups Spring '24から、売上予測種別のグループ化単位としてカスタム選択リスト項目を設定できるようになりましたが、今回のリリースノートの更新で、売上予測に含める選択リスト値は最大 50 である事が追加されました。No. 31 Wait for Engagement Events in Segment-Triggered Flows with the Wait Until Event Element Flow Builder の新しい要素 Wait Until Event(イベントまで待機)についての情報です。Wait Until Event(イベントまで待機)要素を使用すると、メールや SMS のエンゲージメントに基づいてフローを再開できます。例えば、ユーザーがメールや SMS を開いたり、特定のリンクをクリックしたときにフローを再開できます。No. 32 Supercharge Your Visualizations with Images, Rich Text, and Dashboard Widgets in All Salesforce Editions ダッシュボードの機能が強化され、ダッシュボードウィジェットに追加できる画像ウィジェットが 2 個から 3 個に変更されました。No. 33 Upgrade to Identity Connect 7.1.6 セキュリティ機能が強化された Identity Connect 7.1.6 の使用を推奨するリリースノートが追加されました。No. 34 Identify Speakers on Mono CallsEinstein 会話インサイトのモノラル通話における話者識別の機能向上に関するリリースノートが追加されました。No. 35 Use Einstein Conversation Insights with Microsoft Teams and Google MeetEinstein 会話インサイトのビデオプロバイダーについてのリリースノートについて、Google Meet が利用可能になるのは2024 年 3 月以降と更新されました。No. 36 Get 10 Einstein Conversation Insights Licenses with Enterprise Edition Sales Cloud の Enterprise Edition を使用している場合に Einstein 会話インサイト を 10 ライセンス分利用できるようになる予定ですが、Einstein 会話インサイトのライセンスへアクセスできるようになるのは 2024 年 3 月以降とリリースノートが更新されました。No. 37 Simplify Daily Tasks with Prompt Builder (Generally Available)プロンプトビルダーの正式リリースに関するリリースノートが追加されました。No. 38 Editions Support for Einstein Generative AI Einstein 生成 AI の使用において、追加でサポートされるエディションに関するリリースノートが追加されましたNo. 39 Provide Data to Einstein with Template-Triggered Prompt Flowsフロービルダーにプロンプトビルダーから呼び出せる新しい種別である「テンプレートトリガープロンプトフロー」が追加されました。No. 40 Provide Data to Einstein with Invocable ActionsPrompt Builder のプロンプトテンプレートと統合する呼び出し可能なアクションが Apex で作成できる InvocableMethod アノテーションについてのリリースノートが追加されました。No41, 42 Allow the New Setup Domain to Ensure Access to Salesforce Setup PagesSalesforce 設定ページへのアクセスを確実にするための新しい設定ドメインの許可について、Lightning Experience にのみ適用されるため、Salesforce Classic への参照が削除されました。また、この変更を適用するタイムラインが更新され日付についての記載が削除されました。No. 43 Get Fewer User Connection Notifications Einstein 活動キャプチャの接続状況通知を利用している場合、以前は 24 時間ごとに通知が送信されていましたが、7 日ごとに通知を受け取るようになる事がアナウンスされました。No. 44 Deploy and Retrieve More Metadata via REST and SOAP Metadata API SOAP retrieve および REST デプロイメントにおける、以前の最大非圧縮フォルダサイズは 400 MBでした。この制限が 600 MB に引き上げられた旨のリリースノートが追加されました。No. 45 Salesforce Relaunches Four Previously Enforced Release Updates 以前のリリースで 4 つのリリース更新を実施しましたが、一部の組織では、関連する環境設定が意図せずに元に戻されたため、リリース更新を再適用する必要があります。こちらについては、影響を受ける組織に対してメール送信される予定です。また、[設定] - [リリース更新]画面で、リリース更新の状況を確認できます。No. 46 Get Your Mobile Workers Up to Speed with Pre-Work BriefField Service モバイルアプリで利用可能な、 作業員の効率アップにつながる AI 機能の設定方法が更新されました。No. 47 Get Started with Einstein Features for the Field Service Mobile AppField Service モバイルアプリで Einstein 機能を利用するための、Einstein for Field Service Mobile 権限セットについてリリースノートに追加されました。以上が、リリースノート更新情報からの一部抜粋ですが、関連機能をご利用のお客様はスライドにございますリンクより詳細をご確認ください。またすべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧よりリリースノートをご覧ください。続いてMFA(多要素認証)に関する更新情報です。MFA の FAQに関する公開ナレッジが 2 月22 日 に更新されました。以降の 2 枚のスライドを使用して更新内容を解説いたします。関連情報オンラインコミュニティSalesforce 多要素認証に関する FAQ 多要素認証 (MFA) 適用ロードマップサクセスナビ:MFA(多要素認証)設定設定マニュアルサクセスナビ:MFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)Sales Cloud や Service Cloud などの Salesforce Platform 上に構築された製品について、2024 年 4 月 8 日以降に組織が新規作成された場合、その組織は MFA がデフォルトで有効化された状態となります。また、Summer ’24 では MFA が無効化されている組織については、アプリケーション内で MFA 適用を促すための通知メッセージを表示する方式が適用されますので、ご承知おきください。関連情報Spring '24 リリースノート : 2024 年 4 月から MFA がデフォルトでオンにSpring '24 リリースノート : Summer ’24 より Salesforce 製品への MFA の適用がアプリケーション内通知に移行多要素認証 (MFA) 適用ロードマップまた、Salesforce Platform 上に構築された製品について、2024 年 4 月 8 日以降に作成された組織は、MFA がデフォルトで有効化された状態となりますが、MFA の準備が整っていない場合、組織の管理者様は MFA を無効化することができます。ただし、Salesforce では MFA は利用規約上必須となっており、またセキュリティレベルが低下することにも繋がってしまうため、できるだけ早めに有効化することを推奨しています。続いてインフラ強化についてです。まずは、インスタンスリフレッシュです。2024 年 3 月 17 日に本番組織と Sandbox でインスタンスリフレッシュが行われました。また今後の予定として本スライドに記載されているように、本番組織と Sandbox の両方のインスタンスにおいて多数のインスタンスリフレッシュが予定されています。日本のお客様にご利用いただいているインスタンスについてもメンテナンスが予定されていますので、お手元に Trust から通知メールが届いている管理者様もいらっしゃると思います。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて、許可すべきドメインと IP アドレスについてです。本スライドでは3つの公開ナレッジをご紹介しておりますが、今月は一番下にございますSalesforceからのメール受信に関するナレッジに更新情報がありますのでご紹介します。こちらのナレッジは 2024 年 3 月 5 日に更新が行われており、APNIC のリージョンで使用している IP アドレスについて、以下の2つの IP アドレス範囲が追加されております。104.161.170.224 - 104.161.170.239104.161.174.224 - 104.161.174.239Salesforce プラットフォームからのメール受信において、IP アドレスで許可リストを構成されているお客様は内容のご確認をお願いします。関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続きまして、リリース更新です。次期バージョンであるSummer ’24 で適用予定だった「メール-to-ケースのメールコンポーザー向けの Lightning エディターへの移行」について、Winter ’25 に適用予定が延期されました。内容としては、メールアクションをクリックして表示されるエディターが最新版に切り替わるという更新です。関連リンク:Spring '24 リリースノートの「Release Updates」続いて、その他の更新です。Salesforce モバイルアプリケーションを使用するための OS(オペレーティングシステム)の要件が変更されました。新しい要件は、Android のスマートフォンをご利用の場合は10.0以降、iOS のスマートフォンをご利用の場合は16.0以降となりました。新しい要件より古いバージョンの OS をご利用の場合には、早めにアップグレードをしていただけますよう、お願いします。関連リンク:リリースノート:Salesforce Mobile App Requirements Have Changed ヘルプ:Requirements for the Salesforce Mobile App続いて、[リリースノートの更新]の再掲となりますが、先月もご紹介しました「新しい設定ドメインの許可」についてです。内容としては、Lightning Experience 利用時における設定ページの URL が変更されるため、お客様のネットワーク環境においてアクセスできるサイトをドメインで制御している場合、引き続き Lightning Experience の「設定」ページにアクセスできるようにするため、該当ドメインを許可する必要があるというものです。今回は、その適用順序の情報が更新されています。本更新は段階的に適用される予定ですが、先行して Sandbox と無償組織(トライアル組織や Developer Edition )が適用されます。その後、本番組織が適用される予定となっています。日程は現時点で未定となっておりますが、決まりましたらリリースノートが更新される予定です。関連リンク:リリースノート:新しい設定ドメインの許可ヘルプ:必要なドメインを許可ナレッジ:Understand How Google's Privacy Sandbox Initiative Impacts Salesforce続きまして、フローへの移行に関する情報です。ワークフロールールとプロセスビルダーのサポートは、2025 年 12 月 31 日で終了します。既存の設定は動作しますが、ワークフロールールやプロセスビルダーに関するお問い合わせの対応や不具合の修正は行われません。ワークフロールールやプロセスビルダーをご利用の場合は、「フローへの移行学習マップ」やサクセスナビを参考に、早めにフローへの移行の準備を進めていただけますよう、お願いします。関連リンク:リリースノート:Migrate Even More Processes with the Updated Migrate to Flow Tool続いて、機能の廃止に関する情報です。新しく4件情報が追加されています。ケイデンスビルダーバージョン 1.0 の廃止ケイデンスビルダーは、 Sales Engagement の機能です。営業担当チームはケイデンスビルダーを使用して、販売担当者をガイドするセールスプレイブックを作成して有効化できるというものです。こちらのケイデンスビルダーバージョン 1.0(クラシック)は、Summer '25 リリースで廃止予定です。Salesforce では、よりすばやく効率的に、そして簡単にケイデンスを構築できる新しいケイデンスビルダー 2.0 を提供しています。既存のケイデンスを新しいビルダーで再構築することをご検討お願いします。ワークフロールール & プロセスビルダーのサポートの廃止[その他の更新]の再掲となりますが、ワークフロールールとプロセスビルダーのサポートは 2025 年 12 月 31 日で終了する予定です。ワークフロールールやプロセスビルダーをご利用の場合は、早めにフローへの移行の準備をお願いします。Chatter アンサーの廃止明示的な廃止時期はなく、既存契約の終了日までは Chatter アンサーをご利用いただけますChatter アンサーに置き換わる機能として、「 Chatter の質問」が提供されてますので、Chatter アンサーをご利用の場合は、ナレッジを参考に移行の準備をお願いします。参考情報となりますが、今回の廃止は、Summer '16 リリース( 2016 年 6 月)以降に作成された組織をご利用の場合は対応不要です。Elastic サービスの廃止Salesforce は、お客様の Java および JavaScript コードを実行するための主要なプラットフォームを Heroku とすることを決定しました。そのため、Salesforce Elastic サービス(Salesforce Functions)は既存契約終了日以降はご利用いただけません。ナレッジに Functions を Heroku に移行する方法の記載がございますので、ご確認をお願いします。最後に、その他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。3月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(2023年11月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
この記事で学べることSalesforce コア製品に関する重要な技術情報バージョンアップ情報やメンテナンス情報(バージョンアップ以外)、IP アドレスフィルタリングをしている場合に必要なIPアドレス範囲に関する情報、製品廃止情報、リリース更新などの重要情報セキュリティに関する重要なアップデート動画で更新内容を学ぶhttps://play.vidyard.com/376fAEBj9VvX8Qxs6i5EXd全ての資料をダウンロードして学ぶダウンロードはこちら記事で更新内容を学ぶ本記事は「Salesforceの運用に関するお知らせ」の11月号となります。こちらの記事では、メンテナンス情報や技術情報、セキュリティ関連情報の構成で、特に重要な更新情報をピックアップしてご紹介いたします。必要なアクションをお客様にいち早く気づいていただくことを目的としていますので、毎月必ずご確認いただけますと幸いです。2023年11月のトピックはこちらになります。本記事では、前月との差分である赤字の部分についてと、特に重要な情報をピックアップしてご紹介します。まずは、Winter '24リリースノートの更新情報です。今月は10月16日以降の更新情報の抜粋です。先月まで、現行動作に影響を与える可能性がある更新をピックアップしていましたが、今月から資料に「注目」欄を追加しました。こちらに「⚪︎」がついている情報は、Data Cloud や AI と言った 今 Salesforce が注力して開発を進めている機能です。ぜひご注目ください。プロンプトビルダーでパーソナライズされたセールスメールの生成 (パイロット)プロンプトビルダーで、パーソナライズされた営業メールを生成する機能のパイロット版に関するリリースノートが追加されました。プロンプトビルダーで生成 AI を使用して項目値を入力 (パイロット)プロンプトビルダーで、生成AIを使用して項目値を入力する機能のパイロット版に関するリリースノートが追加されました。REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用 (リリース更新)本リリース更新の強制適用時期が、Spring '24からSpring '25に延期されました。メールのサービス返信を使用した顧客ケースの迅速な解決 (正式リリース)Service Cloud Einsteinに含まれる機能で、今まではチャットのみ対応していた「サービス返信」の機能を、メールで利用可能になった旨のリリースノートが追加されました。Develop from Anywhere using Code Builder (Generally Available)コードビルダーの正式リリースに関するリリースノートが追加されました。コードビルダーは、Webブラウザーからアクセスできる 統合開発環境(IDE)です。APIのオプションをお持ちのProfessional Edition、もしくはEnterprise Edition 以上のご契約であれば、管理パッケージをインストールしてご利用いただけますので、ぜひお試しください。会話マイニングレポートの作成時にメールの会話を含める (正式リリース)日本では未提供ですが、サービスインテリジェンスのアドオンを持つService Cloudのお客様がご利用可能な機能である「Einstein 会話マイニング」で、Winter '24から、メールのやり取りを元にしたレポートの作成が正式リリースされました。今回のリリースノートの変更では、そのレポートの対象となるのはメール to ケースで作成されたケースのみであることが明記されました。Migrate to New Data Cloud Permission SetsData Cloud をご利用中のお客様向けの情報です。2023年11月6日から、既存の Data Cloud 標準権限セットの名称が変更され、接頭辞 "Legacy"が追加されました。また、それに伴い、2023年11月8日から、新しい標準権限セットが作成されています。両者の違いは、 新しい標準権限セットは、データ スペースを認識する機能のオブジェクトから"すべて表示"と"すべて変更"権限が削除されています。これにより、データ スペース内のデータ セキュリティの強化をサポートすることができます。Refine Access with Data Spaces Feature PermissionsData Cloud のセキュリティ・データ・スペースの強化に関するリリースノートを追加しました。Data Cloud のデータ スペース内のデータ セキュリティが強化されることで、CRMの アクセス コントロールとの整合性が向上し、すべてのアクセス方法にわたってデータ スペースのセキュリティが実施されます。Prepare for Google Chrome’s Phasing Out of Third-Party Cookies and Its Potential Impact to Open CTI入電対応をしているコールセンターで影響が出る可能性がある、Google社側の変更についてです。Google社 では、 Privacy Sandbox イニシアチブが進行中です。その影響で、 ご利用中のOpen CTI の実装に3rd Party Cookie が利用されている場合に、2024年1月以降影響が出る可能性がございます。11月16日に、本件に関するメールをシステム管理者様に送信しております。メールがお手元に届いている場合には、CTIベンダーへ影響有無の確認をお願いします。Use a Session Token Instead of a Cookie for Lightning Apps on Third-Party Sites開発者様向けの情報です。Lightning OutやSalesforceとOutlookのインテグレーションなど、Lightningアプリがサードパーティのコンテキストにある場合に、認証Cookieをセッショントークンに置き換えるための新しいセッション設定に関するリリースノートが追加されました。Create From Lookup ChangesWinter '24以降、クイックアクションが有効なコンポーネント等からURL遷移するためのファンクションを使用した際、デフォルトではモーダルが閉じられなくなりましたが、本動作は、Sandbox にのみ適用されることを明記しました。Find Answers to Business Questions with Data Cloud Reports今まで、Data Cloud のオブジェクトのレポートを作成することはできませんでしたが、Winter '24で正式リリースされた旨のリリースノートが追加されました。Highlight and Share Key Data Cloud Metrics in Dashboards今まで、Data Cloud のオブジェクトのダッシュボードを作成できませんでしたが、Winter '24で正式リリースされた旨のリリース ノートが追加されました。Connect to Your Data Cloud Instance Automatically During SetupData Cloudの設定に関する変更点です。Salesforce と Data Cloud インスタンス間の接続を手動で作成する必要がなくなったことに関するリリース ノートが追加追加されました。Find Solutions and Consultants Faster on AppExchange JapanAppExchange(日本版)のサイトで、ビジネスニーズや業種などの新しいフィルターオプションを利用可能になった旨のリリースノートが追加されました。Einstein を使用して AI が生成した簡潔な販売概要を取得 (ベータ)Einstein for Sales アドオンを持つ Unlimited Edition 以上の Sales Cloud をご契約のお客様で使うことができる「Einstein セールス概要」の機能を利用可能になる新しいタイムラインを記載しました。具体的には、取引先と商談の Einstein セールス概要は現在ベータ版を提供中、取引先責任者とリードのセールス概要は、Winter ’24 の後半で利用可能になる予定です。Hyperforce インスタンスでの拡張された利用状況総計値の使用プラットフォームイベントと変更イベントの公開や配信に関する拡張された利用状況総計値を、Hyperforce で利用可能であることを示すリリースノートが追加されました。Discover Hidden Insights on Reports with CRM Analytics2023年9月以前にCRM Analytics を有効にしていた場合、標準の Sales Cloud Einstein 権限セットのいずれかに割り当てられているユーザーは Einstein Discovery for Reports にアクセスできるようになりました。Enable ICU Locale Formats (Release Update)ICUロケール形式を有効化というリリース更新についてです。本リリース更新は、Spring '24で全ての組織に対してICUロケール形式が有効化される予定でしたが、Spring '24からSpring ’25 にかけて段階的に進められることになりました。(Spring ’25 のリリースを以て、全組織でのICUロケールの有効化は完了となります)ICUロケール形式の自動有効化の30日から60日前に、お客様へメールでアナウンスが送付される予定となっていますので、お手元に届きましたらご確認ください。また、[設定]画面にある[ユーザーインターフェース]から [Enable ICU locale formats as part of the scheduled rollout]の チェックボックスをオフにすることで、Spring ‘25まではICUロケールの適用を延期することが可能です。以上が、10月16日以降のリリースノート更新情報からの一部抜粋です。関連機能をご利用のお客様は上記リンクより詳細をご確認ください。また、すべての更新情報をご覧頂く場合は、更新情報一覧のリリースノート(英語版)をご覧ください。続いて多要素認証(MFA)に関する更新情報です。MFAに関する公開情報に「Salesforce 多要素認証に関する FAQ」と「多要素認証 (MFA) 適用ロードマップ」がございますが、この2つの公開情報について10月20日に更新が行われていますのでご紹介します。関連情報オンラインコミュニティSalesforce 多要素認証に関する FAQ 多要素認証 (MFA) 適用ロードマップサクセスナビ:MFA(多要素認証)設定設定マニュアルサクセスナビ:MFA特設ページ多要素認証が Salesforce によって自動有効化された後のアカウントのアクセス再取得 (Salesforce Platform 上に構築された製品)まずはMFAの自動有効化と強制適用のロードマップに関する更新情報です。Core Platform 製品につきましては、Spring '24のリリースまで自動有効化を実施して、Summer '24のリリースからは強制適用を段階的に実施する予定となっていましたが、非常に多くのお客様に MFA を導入いただいている現状を鑑みて、Core Platform 製品については 強制適用は実施しないこととなりました。今後は MFA を使用していないお客様組織については、組織内に表示されるメッセージ等でお知らせさせて頂く「通知モデル」へと移行する予定です。通知モデルの詳細については Spring'24 のリリースノートにて確認頂ける予定になっていますのでお待ち下さい。続いて、MFAのFAQに関する更新情報を4つご紹介致します。上記ページの1行目の更新ですが、こちらは Core Platform 製品における MFA 強制適用の予定がなくなった件です。続いて、2行目の更新ですが、MFAの適用免除に関するユースケースが説明されているセクションの名前が変更になったというものです。セクション内の記載自体には更新はございません。次に3行目の更新ですが、MFAの適用準備に関する情報がFAQに記載されていましたが、その情報が「MFA ロールアウトに成功するための変更管理」という別のページに纏められたことをお知らせしております。そして4行目の更新ですが、多要素認証と2要素認証の違いに関する情報が記載されていましたが、該当セクションが削除されたことをお知らせしております。続いて、インフラ強化に関する更新情報です。まずはインスタンスリフレッシュに関する更新情報です。11月5日と19日にインスタンスリフレッシュが計画されていましたが、実施済みとなっています。また、主に海外のお客様にご利用いただいているインスタンスですが、上記スライドに記載されている「NA」で始まるインスタンスにおいて、12月3日にインスタンスリフレッシュが予定されています。インスタンスリフレッシュに関する準備につきましては、解説動画をサクセスナビよりご視聴いただけますので、該当するお客様は内容をご確認いただけますようお願いします。関連リンクインスタンスリフレッシュメンテナンスインスタンスリフレッシュ、組織移行、継続的サイト切り替えって?インスタンスリフレッシュの概要と準備続いて許可すべきIPアドレスとドメインに関する更新情報です。このスライドでは3つの公開情報をご紹介していますが、2つ目にございますHyperforceに関する公開情報に更新がございますのでご紹介致します。こちらの公開ナレッジは10月20日に2つの更新が行われています。1つ目は、Hyperforce上でStreaming APIを利用する場合は、APIバージョンが37以降でなければならないという要件が追加されたというものになります。2つ目の更新なのですが、「一時的な既知の問題」というセクションにHyperforceでまだ利用できない機能/製品に関する情報が記載されており、いくつかの機能/製品についてHyperforceで利用可能となる時期が最新情報で更新されました。関連リンクSalesforceのIPアドレスとドメインで許可するHyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持するSalesforce アプリケーションからのメールを受信できるようにする続いて、次期バージョンであるSpring ‘24で適用予定のリリース更新のご紹介です。リリース更新の変更箇所は2点です。ICUロケール形式の有効化について適用時期が変更となり、Spring '24からSpring '25の間に段階的に自動有効化されることとなりました。詳細は、機能の廃止セクションにてご紹介いたします。関連リンクWinter '24 リリースノートの更新情報組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化 (リリース更新)商談の暗黙的な子共有を保存しないことによる取引先共有の再適用の迅速化の実現 (リリース更新)ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)サクセスナビ : ICUロケール形式の有効化Visualforce JavaScript Remoting API の JsonAccess アノテーション検証の有効化 (リリース更新)Apex RestResponse ヘッダーの RFC 7230 に基づく検証の適用 (リリース更新)REST API で Apex アクションの例外が発生した場合のロールバックの適用 (リリース更新)こちらのリリース更新は特に変更ございません。それぞれのリリース更新の詳細説明については割愛させていただきますが、Spring'24でも複数のリリース更新が適用されるため、公開情報をご確認の上、適用に向けたご準備をお願い致します。関連リンクゲストユーザーによる承認申請の編集または削除の防止 (リリース更新)ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化MFA の自動有効化の続行: お客様の組織に適用されるタイミングと方法の確認 (リリース更新)拡張ドメイン適用までの今後のロードマップについては、変更はございません。旧URLにアクセスした際のリダイレクトがWinter'25で停止となる旨を通知する製品コミュニケーションメールが12月4日に管理者様に送信されます。詳細は製品コミュニケーションメールの内容をご確認ください。関連リンク拡張ドメインの有効化とその準備拡張ドメインのスケジュールチェックリスト続いて、その他の更新です。こちらでは、「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレスの検証」についてご紹介します。現在のSalesforce ではメールアドレスが未検証であるユーザは、Salesforce からメールが送信できない動作となっています。この動作はシングルサインオン、SSOをご利用中の組織には適用されていませんでしたが、Spring’24のリリースを以って、SSOをご利用中の組織にも本動作が適用される予定となっています。SSOを利用している、メール送信を行う必要がある、メールアドレスが検証されていない、この3つの条件を満たす場合には、メールアドレスの検証が必要になりますので、本件に関する対応をご計画ください。本件に関する詳細はサクセスナビ「Salesforce からメールを送信するためのメールアドレス検証」に情報を纏めておりますので、ご確認ください。リリースノートの更新でもご紹介しましたGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性についての詳細です。お客様の Open CTI ソリューションが AppExchange パートナーによって提供または実装されている場合は、影響範囲について開発元へご相談ください。その他詳細については、リリースノートを併せてご確認ください。関連リンクGoogle Chrome のサードパーティー Cookie の廃止が Open CTI に影響を与える可能性続いて機能の廃止に関する情報です。JDKロケール形式はSpring '24で全ての組織に対してICUロケール形式が有効化される予定でしたが、Spring'25のリリースまでに段階的に廃止を進める予定に変更となりました。Spring '24からICUロケール形式の有効化が段階的に進められ、Spring ’25 のリリースを以て、全組織でのICUロケールの有効化は完了となります。ICUロケール形式の自動有効化の30日から60日前にお客様へメールでアナウンスが送付されますのでご確認ください。また、[設定]にある[ユーザーインターフェース]から [Enable ICU locale formats as part of the scheduled rollout] チェックボックスをオフにすることで、Spring ‘25まではICUロケールの適用を延期することが可能です。詳細はサクセスナビ「ICUロケール形式の有効化」をご覧ください。続いてIndustry Cloudの有償オプションであったインテリジェントフォームリーダーの廃止です。現在のご契約が終了すると本機能が利用できなくなりますため、新しい機能であるインテリジェントドキュメントリーダーへの切り替えをご検討ください。次にオンライン寄付のプラットフォームであるElevateの機能廃止についてです。本機能をご利用のお客様向けに、代替ソリューションへの切り替え方法が公開ナレッジに記載されていますのでご確認ください。最後にその他の情報です。本動画や資料に関するアンケートがございます。ぜひみなさまの率直なご意見をお聞かせください。いただいたご意見をできるだけ反映し、より良いものにしていきたいと考えておりますので、ご協力いただけますと幸いです。11月度のアップデートは以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。